JPH0728378A - 画像形成装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents

画像形成装置及びプロセスカートリッジ

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JPH0728378A
JPH0728378A JP5193093A JP19309393A JPH0728378A JP H0728378 A JPH0728378 A JP H0728378A JP 5193093 A JP5193093 A JP 5193093A JP 19309393 A JP19309393 A JP 19309393A JP H0728378 A JPH0728378 A JP H0728378A
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JP
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image
charging
image carrier
longitudinal
image forming
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JP5193093A
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English (en)
Inventor
Koichi Suwa
貢一 諏訪
Satoshi Inami
聡 居波
Junichi Kato
淳一 加藤
Hiroshi Sato
博 佐藤
Tetsuya Sano
哲也 佐野
Kazue Sakurai
和重 櫻井
Hiroaki Ogata
寛明 緒方
Erika Asano
えりか 浅野
Hiroki Kisu
浩樹 木須
Michihito Yamazaki
道仁 山崎
Masaki Oshima
磨佐基 尾島
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 振動電圧を帯電部材2に印加し像担持体1に
当接又は近接させて像担持体面を帯電する帯電行程、作
像後の像担持体表面の残留物のクリーニング部材による
除去行程を含む作像プロセスの画像形成装置について、
帯電音や画像干渉縞の発生を抑える、耐久性に優れたも
のとすること。 【構成】 帯電部材2の帯電面2dの少なくとも一部
は、像担持体1に対する帯電面の最近接位置から引いた
接線より像担持体側に存在して像担持体感光層1aに対
し長手方向に渡り所定の間隔を保つよう帯電部材の両端
部で感光層上に当接し、その長手方向当接位置は感光層
長手方向長さ範囲Zより内側であり、かつ帯電部材の両
端部での長手方向当接位置はクリーニング部材9aの像
担持体に対する長手方向当接長さ範囲Yより内側であ
り、クリーニング部材の像担持体に対する長手方向当接
長さ範囲Yは感光層1aの長手方向長さ範囲Zより内側
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置及びプロ
セスカートリッジに関する。
【0002】より詳しくは、振動電圧(時間と共に電圧
値が周期的に変化する電圧)を帯電部材に印加し、該帯
電部材を像担持体に当接又は近接させて像担持体面を帯
電する帯電行程、作像後の像担持体表面の残留物のクリ
ーニング部材による除去行程を含む一連の作像プロセス
を適用して画像形成を実行する方式の画像形成装置に関
する。
【0003】また、少なくとも像担持体を包含して画像
形成装置本体に対して着脱され、振動電圧を印加した帯
電部材を像担持体に当接又は近接させて像担持体面を帯
電する帯電行程、作像後の像担持体表面の残留物のクリ
ーニング部材による除去行程を含む一連の作像プロセス
を適用して画像形成を実行するプロセスカートリッジに
関する。
【0004】
【従来の技術】従来、例えば、電子写真装置(複写機・
レーザービームプリンターなど)、静電記録装置等の画
像形成装置において、感光体・誘電体等の像担持体、そ
の他の被帯電体を帯電処理(除電処理も含む)する手段
としては、コロナ放電装置を用い該装置から発生するコ
ロナに被帯電体面をさらす非接触式の帯電手段が広く利
用されていた。
【0005】近時は接触式の帯電手段(接触帯電)の採
用が進められている。接触帯電は、ローラ型・ブレード
型などの帯電部材(接触帯電部材、導電性部材)に電圧
を印加しこの帯電部材を被帯電体に当接させて被帯電体
面を帯電するものである。
【0006】ここで、帯電部材は被帯電体面に必ずしも
接触している必要はなく、帯電部材と被帯電体面との間
に、ギャップ間電圧と補正パッシェンカーブで決まる放
電可能領域さえ確実に保証されれば、非接触(近接)で
も構わないもので、この場合も接触帯電の範濤とする。
【0007】接触帯電は、非接触帯電のコロナ放電装置
に比べて、被帯電体面に所望の電位を得るのに必要とさ
れる印加電圧の低電圧化がはかれること、帯電過程で発
生するオゾン量がごく微量でありオゾン除去フィルター
の必要性がなくなること、そのため装置の排気系の構成
が簡略化されること、メンテナンスフリーであること、
構成が簡単であること、等の長所を有している。
【0008】接触帯電に関し、本出願人が先に提案(特
開昭63ー149669号公報等)したように、振動電
圧、特には、直流電圧を印加したときの被帯電体の帯電
開始電圧の2倍以上のピーク間電圧を有する振動電圧を
帯電部材に印加して帯電を実行させる方式(振動電圧印
加方式、以下、AC印加方式と記す)は、均一な帯電
(除電)処理をすることが可能であり、例えば、画像形
成装置において、感光体等の像担持体、その他の被帯電
部材を帯電処理する手段として、コロナ放電装置に替わ
るものとして注目され、実用化もされている。
【0009】振動電圧は振動電圧成分(以下、AC成分
と記す)、もしくは該AC成分と直流電圧成分(目標帯
電電位に相当する電圧、以下DC成分と記す)との重畳
電圧であり、AC成分の波形としては正弦波・矩形波・
三角波など適宜である。直流電源を周期的にオン・オフ
することによって形成された矩形波電圧であってもよ
い。
【0010】図16に像担持体の帯電手段として上述の
AC印加方式の接触帯電装置を採用した画像形成装置の
一例の概略構成を示した。本例の画像形成装置は電子写
真プロセス利用のレーザービームプリンターである。
【0011】1は被帯電体としてのドラム型の電子写真
感光体(以下、感光ドラムと記す)であり、矢印Aの時
計方向に所定の周速度(プロセススピード)にて回転駆
動される。
【0012】20は帯電部材としての帯電ローラ(導電
性ローラ)であり、芯金棒21と、その外周に形成した
導電性ゴム製等の導電性ローラ体22とよりなる。この
帯電ローラ20は芯金棒21の両端部にそれぞれ作用さ
せた押し圧ばね23の押し圧力で感光ドラム1面に対し
て所定の押し圧力をもって圧接しており、本例の場合は
感光ドラム1の回転にともない従動回転する。
【0013】4は帯電ローラ20に対する電圧印加電源
であり、この電源4により帯電ローラ2の芯金棒21に
接触させた接点板ばね3を介して感光ドラム1の帯電開
始電圧の2倍以上のピーク間電圧Vppを有するAC成
分VacとDC成分Vdcとの重畳電圧(Vac+Vd
c)が帯電ローラ20に印加されて、回転駆動されてい
る感光ドラム1の外周面がAC印加方式で均一に接触帯
電処理される。
【0014】一方、コンピューター・ワードプロセッサ
ー・画像読み取り装置等のホスト装置(不図示)から目
的の画像(印字)情報の時系列電気デジタル画素信号が
レーザースキャナ(不図示)に入力され、コントローラ
ーにより制御された該レーザースキャナから該入力画素
信号に対応して一定の印字密度Ddpiで画像変調され
たレーザー光5が出力され、前記回転感光ドラム1の帯
電処理面に対して該出力レーザー光5によるライン走査
(ドラム母線方向の主走査露光)がなされることで、目
的の画像情報の書き込みがなされて回転感光ドラム1面
に該画像情報の静電潜像が形成される。
【0015】その潜像が現像装置6の現像スリーブ6a
により反転現像トナーTでトナー像として可視化され、
そのトナー像が、不図示の給紙部から感光ドラム1と転
写ローラ8との圧接ニップ部(転写部位)に所定のタイ
ミングで給送された転写材(記録材)14に順次に転写
されていく。
【0016】トナー像転写を受けた転写材14は感光ド
ラム1面から分離されて不図示の定着手段へ搬送され、
トナー像定着を受けて画像形成物として出力される。ま
た転写材分離後の回転感光ドラム1面はクリーニング装
置9(クリーナ)の、ウレタンゴムより成型されている
クリーニングブレード9aで転写残りトナー等の残留付
着物の除去を受けて清掃され、繰り返して作像に供され
る。
【0017】
【本発明が解決しようとしている課題】ところで、上記
のようなAC印加方式の帯電装置を像担持体の帯電手段
として利用した前記のような画像形成装置についての問
題点として次のような事項が挙げられる。
【0018】即ち、図17のように、実線示の横線パタ
ーン画像14a(14は記録紙)を出力させたとき、横
線パターン間隔が、帯電部材20に電圧を印加する電源
4のAC成分周波数で決まる感光ドラム表面電位の破線
示の所謂「サイクルムラ」14bに近くなると、画像面
に「干渉縞」(モアレ)14cが発生してしまうことで
ある。
【0019】電源4のAC成分周波数fは、部品精度等
の関係上、決められた値からプラス・マイナス10%は
バラツキをもっており、電源によっては横線パターン1
4aの空間周波数に近接してしまい、レベルのひどい干
渉縞14cが発生することもあった。
【0020】また、本出願人はこの干渉縞の対策のため
プロセススピードに応じて帯電部材20に印加する電源
のAC成分周波数を大きくする方式を先に提案した。し
かしながら、画像形成装置の高速化にともない、近年の
ようにプロセススピードが速くなってくると、一次の電
源周波数に起因して発生する所謂「帯電音」も一次周波
数の増大にともない大きくなり問題となった。
【0021】このサイクルムラはプロセススピードが速
いときや、一次電源の周波数が相対的に小さいときに
は、帯電部材20による感光ドラム上表面電位の充放電
のピッチが大きくなるので結果的にサイクルムラのピー
クツーピーク(PEAK TO PEAK)も大きくなり、サイクル
ムラが目立つように成るのである。
【0022】A.「干渉縞」の発生原因 干渉縞14cの発生原因について前述図16のレーザー
ビームプリンターを例にして今少し説明する。
【0023】a.振動電圧成分周波数をf、 b.装置のプロセススピードとしての、感光ドラム(像
担持体)20の面移動速度(回転周速度)をVp、 c.帯電の空間周波数をλsp(=Vp/ f)、 d.ライン走査の印字密度をD dpi(ドット/ イン
チ)、 e.ライン走査のライン幅をn dots、 f.ラインとラインの間の空隙をm spaces、 g.1dot径をd(=25. 4/ D)、 h.ラインピッチをLp(=(n+m)d) とする。
【0024】図18において、間隔の細かい破線グラフ
線イは、レーザーのon,offを示しており、山の部
分がレーザーがオフ、谷の部分がレーザーがオンの場合
を示している。実線グラフ線ロは、感光ドラム上のサイ
クルムラを表しており、ピッチの荒い破線グラフ線ハ
は、明部電位(VL )を示している。矢印は感光ドラム
の面移動方向Aである。ここでレーザーがonの間に感
光ドラム1面は主走査方向にライン走査される。
【0025】レーザーのoffからoffまでの長さL
p、即ちラインピッチは次式で求められる。条件は1d
ot,1spaceの横線14aを印字密度400dp
iで出力するものとする。
【0026】まず1ドット径dは400dpiでは d=25. 4×1000/ 400=63. 5μm (1インチ=25. 4mm)となる。
【0027】次にn dots,m spacesの横
線では(n=m=1)、 Lp=(n+m)d=127. 0μm ・・・(1) となる。
【0028】このn dots,m spacesは、
感光ドラム1に対してライン走査によりレーザーのon
で副走査方向にn個のdots(ライン幅n dot
s)で露光した後、レーザーoffにより副走査方向に
m個のdots分のspacesをあけることにより繰
り返すものである。
【0029】接触帯電では、コロナ帯電と異なり、感光
ドラム1と帯電ローラ20による帯電距離が非常に狭い
ため、電源4の変動影響を受け安い。つまり図18の実
線グラフ線ロに示すように、感光ドラム1上の暗部電位
D は印加電源4の振動電圧成分周波数fとプロセスス
ピードVpで決まる空間波長λsp(=Vp/ f)の
「サイクルムラ」と呼ばれる帯電ムラを有している。
【0030】このサイクルムラはプロセススピードが速
いときや、一次電源の周波数が相対的に小さいときに
は、帯電部材20による感光ドラム上表面電位の充放電
のピッチが大きくなるので結果的にサイクルムラのピー
クツーピーク(PEAK TO PEAK)も大きくなり、サイクル
ムラが目立つように成るのである。
【0031】このサイクルムラの空間波長λspは前に
も述べたように周波数のばらつきやプロセススピードの
ばらつきにより多少変動するものだが、次のようにして
測定することが出来る。
【0032】まず帯電ローラ20で感光ドラム1を一様
に帯電した後、均一に前面露光を行う。露光量は感光ド
ラム1上のサイクルムラがはっきりと現像されるレベル
になるように調節する。この行程の後、現像されたサイ
クルムラを転写紙に転写、ついで定着する。そして転写
紙上のサイクルムラをルーペで計測することによって空
間波長λspの変動範囲を測定することが出来る。
【0033】プロセススピードVp=12πmm/s,
f=300Hzとすると、 λsp=125. 6μ となる。したがって ラインピッチLp=127. 0μと 空間波長λsp=125. 6μ はほぼ等しくなり、両者の位相が一致すると、図18の
(1)の明部電位VL を表す荒い破線グラフ線ハに示す
ように、現像バイアスVdevを切る明部の電位の落込
みは大きくなり、ラインは太く現像される。逆にライン
ピッチLpと空間波長λspの位相が図18の(2)の
ように半波長だけずれると、ラインは細く現像される。
【0034】また帯電ローラ20は耐久によりローラ表
面にトナー・シリカ・紙粉等が部分的に付着し、その部
分が余分な静電容量を持つようになる。従って同じ電源
4を帯電ローラ20の芯金棒21に印加しても感光ドラ
ム1上に誘起される表面電位は帯電ローラ20表面に余
分な静電容量がある部分は、それがない部分と比べて、
位相がずれてしまうのである。
【0035】このように、帯電ローラ20の軸方向にお
ける、静電容量が異なり、位相がずれると、図17に示
すような干渉縞14cが発生するのである。
【0036】以上説明したように、一枚のプリント画像
上に同じラインピッチの線が印字されているにもかかわ
らず、鮮明に現像される部分と、されない部分が混在す
るため干渉縞14cが目だつのである。
【0037】 B.各印字密度dpiに於ける適正周波数範囲 240dpiに於ける干渉縞発生点は次の様に求めるこ
とができる。ライン走査のライン幅nとラインとライン
の間隔mの和をN(最小ラインピッチのN倍(=n+
m)、言い替えれば複数ラインの一周期ドット数を示
す)とする。一次周波数をfとする。干渉縞が発生する
点は以下の式から求めることが出来る。
【0038】 f=Vp/(25. 4/D×N/M) ・・・(2) また電源4の振動電圧成分(AC成分)は正弦波だけで
なく、三角波、さらには直流電圧をスイッチングするこ
とにより得られる矩形波等でも同様なことがいえる。
【0039】C.「帯電音」の発生原因 帯電音発生のメカニズムを図19の模型図を用いて説明
する。
【0040】1は被帯電体としての感光ドラムであり、
40mm/sの周速で回転している。1bはアルミニウ
ム製の接地された導電性基層(基板)、1aはその基層
外面に形成された感光層である。20はこの感光ドラム
1の面に圧接させた接触帯電部材としての帯電ローラで
あり、21は芯金、22はカーボン分散のEPDM等の
導電性ゴム材製のソリッドの帯電層である。
【0041】1)帯電部材20には印加振動電圧(Va
c+Vdc)のAC成分により、ある瞬間には、(a)
の太い実線のように感光層1aを挟んで帯電層22側に
プラス、基層1b側にマイナスの電荷が誘起される。
【0042】2)これらのプラスとマイナスの電荷は互
いに引き合うので、帯電層22の表面は感光ドラム1側
に帯電層22の弾性に抗して引きつけられて太い実線の
位置から細い実線の位置((b)では太い実線の位置)
に移動する。
【0043】3)ついでAC電界が逆転を始めると、帯
電層22側のプラス電荷と、基層1b側のマイナス電荷
はそれぞれ誘起してきた逆極性の電荷によって打ち消さ
れ始める。
【0044】そして交流電界がちょうどプラスからマイ
ナスに変わるときには、帯電層22側のプラス電荷と、
基層1b側のマイナス電荷は消滅する。(b)はこの消
滅時の状態を示している。
【0045】4)その結果、帯電層22の表面は帯電層
22の弾性に抗しての引きつけ力が解除されることで弾
性戻り力で(b)の太い実線の位置から細い実線の位置
((a)の太い実線の位置)へ戻ることになる。
【0046】5)更にAC電界がマイナスのピークを向
かえるときには(c)に示されるように、帯電層22側
にはマイナス、基層1b側にはプラスの電荷が誘起され
る。このためそのマイナスとプラスの両電荷の引き合い
力で、帯電層22の表面は再び感光ドラム1側に帯電層
22の弾性に抗して引きつけられて太い実線の位置から
細い実線の位置に移動する。
【0047】このようにAC電界のプラスとマイナスの
繰り返し反転に対応して、帯電層22の表面が帯電層2
2の弾性に抗して感光ドラム1側へ引きつけられて位置
移動する運動と、引きつけ力の解除による戻り移動運動
との繰り返し現象が生じることで、帯電部材20が振動
電圧の印加に伴い振動を始め、その結果「帯電音」が発
生するものと考えられる。
【0048】AC成分の周波数をf、帯電部材20の振
動周波数をFとすると、上記の説明で明らかなように、
AC電圧の1周期の間に帯電部材20は2回振動するこ
とになるので、両者fとFの間には次の関係がある。
【0049】 2f(HZ )=F(c/s) ・・・(3) 帯電音は接触帯電部材が帯電ローラである場合に限ら
ず、帯電ブレードや帯電パッド等でも同様のメカニズム
で発生する。
【0050】従来装置に於いて、帯電部材20の印加A
C成分交流バイアスを 2. 0KVpp/600Hz とし、画像形成装置を無響室にセットし、帯電音を測定
したところ、55dBであった。これは、コロナ帯電の
場合の50dBより騒音が大きくなってしまった。そこ
で帯電音対策として従来以下の方法が検討された。
【0051】a)印加AC成分の周波数を落とす。この
場合、周波数を300Hz以下にすれば帯電音はかなり
改善されるが、プロセススピードの速い高速機の場合
は、サイクルムラが目だつようになり干渉縞も悪化す
る。
【0052】b)印加AC成分のピーク間電圧Vppを
帯電開始電圧の2倍の値より、更に小さくする。この場
合、帯電音をかなり改善することが出来る。しかしなが
ら、この場合、感光ドラム上に均一な帯電を与えること
が出来ず、斑点状の帯電むらが発生する。
【0053】c)帯電音を解消すべく、感光ドラムの内
部にゴム等で出来た防振部材を挿入する。しかし、この
方法は感光ドラムの変形、重量化、製造コストの点でい
ずれも問題がある。
【0054】そこで本発明は、AC印加方式の帯電手段
を用いた画像形成装置やプロセスカートリッジについ
て、サイクルムラを目立ちにくくし、印加周波数も小さ
くすることを可能にして、帯電音や画像干渉縞を問題の
ないレベルに抑えることを可能にしたものを提供するこ
とを目的とする。また、画像形成装置やプロセスカート
リッジにあっては、繰り返しの画出しによっても、画像
劣化の少ない、耐久性の優れたものを提供することを目
的とする。
【0055】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記の構成を
特徴とする画像形成装置及びプロセスカートリッジであ
る。
【0056】(1)振動電圧を帯電部材に印加し、該帯
電部材を像担持体に当接又は近接させて像担持体面を帯
電する帯電行程、作像後の像担持体表面の残留物のクリ
ーニング部材による除去行程を含む一連の作像プロセス
を適用して画像形成を実行する方式の画像形成装置にお
いて、帯電部材の帯電面の少なくとも一部は、像担持体
に対する帯電面の最近接位置から引いた接線より像担持
体側に存在して像担持体感光層に対し長手方向に渡り所
定の間隔を保つよう帯電部材の両端部で像担持体感光層
上に当接し、その長手方向当接位置は像担持体感光層長
手方向長さ範囲より内側であり、かつ帯電部材の両端部
での長手方向当接位置はクリーニング部材の像担持体に
対する長手方向当接長さ範囲より内側であり、クリーニ
ング部材の像担持体に対する長手方向当接長さ範囲は像
担持体感光層の長手方向長さ範囲より内側である、こと
を特徴とする画像形成装置。
【0057】(2)帯電部材に印加される振動電圧は直
流電圧を印加したときの像担持体の帯電開始電圧の2倍
以上のピーク間電圧を有することを特徴とする(1)に
記載の画像形成装置。
【0058】(3)作像プロセスが像担持体の帯電面に
画像情報を書き込む潜像形成行程を含み、その画像情報
の書き込みがライン走査書き込みであることを特徴とす
る(1)又は(2)に記載の画像形成装置。
【0059】(4)少なくとも像担持体を包含して画像
形成装置本体に対して着脱され、振動電圧を印加した帯
電部材を像担持体に当接又は近接させて像担持体面を帯
電する帯電行程、作像後の像担持体表面の残留物のクリ
ーニング部材による除去行程を含む一連の作像プロセス
を適用して画像形成を実行するプロセスカートリッジで
あり、帯電部材の帯電面の少なくとも一部は、像担持体
に対する帯電面の最近接位置から引いた接線より像担持
体側に存在して像担持体感光層に対し長手方向に渡り所
定の間隔を保つよう帯電部材の両端部で像担持体感光層
上に当接し、その長手方向当接位置は像担持体感光層長
手方向長さ範囲より内側であり、かつ帯電部材の両端部
での長手方向当接位置はクリーニング部材の像担持体に
対する長手方向当接長さ範囲より内側であり、クリーニ
ング部材の像担持体に対する長手方向当接長さ範囲は像
担持体感光層の長手方向長さ範囲より内側である、こと
を特徴とするプロセスカートリッジ。
【0060】(5)帯電部材に印加される振動電圧は直
流電圧を印加したときの像担持体の帯電開始電圧の2倍
以上のピーク間電圧を有することを特徴とする(4)に
記載のプロセスカートリッジ。
【0061】(6)作像プロセスが像担持体の帯電面に
画像情報を書き込む潜像形成行程を含み、その画像情報
の書き込みがライン走査書き込みであることを特徴とす
る(4)又は(5)に記載のプロセスカートリッジ。
【0062】
【作用】AC印加方式の帯電手段を用いた画像形成装置
やプロセスカートリッジについて、上記の構成にするこ
とにより、サイクルムラのピーク間電圧が小さくなりサ
イクルムラが目だちにくくなり、干渉縞を問題にならな
いレベルに抑えることが可能になった。
【0063】そして、サイクルムラのピーク間電圧を小
さくできると言うことは、同一のプロセススピードに於
て印加周波数を落とせる事と同等である。その結果、帯
電音も問題にならないレベルに抑えて小さくすることが
可能になった。
【0064】また、上記の長手方向に関する配置によ
り、帯電部材の帯電面と像担持体との所定の一定間隔を
長期にわたって保つことができ、耐久性に優れた装置を
提供することが可能となった。
【0065】
【実施例】
<実施例1>(図1〜図6) 図1は本発明の一実施例としての画像形成装置の概略構
成図である。本例の画像形成装置は像担持体の帯電手段
として接触帯電装置を用いた電子写真プロセスによるレ
ーザービームプリンターであり、前述図16のプリンタ
ーと共通の構成部材・部分には同一の符号を付して再度
の説明を省略する。
【0066】像担持体としての回転ドラム型の電子写真
感光体(感光ドラム)1は、本例のものはアルミニウム
製のドラム基体1bの外周面に感光体層として有機光導
電体(opc)層1aを形成してなる、外径30mmの
もので、矢印Aの時計方向に所定のプロセススピードV
ps(周速度)をもって回転駆動される。
【0067】2は帯電部材であり、金属板・導電プラス
チック・導電ゴム等からなる電極板2aと、該電極板2
aを感光ドラム1に対して所定の間隔を保たせるための
当接部材2b・2cからなる。
【0068】当接部材2b・2cは低摩擦で、耐摩耗性
のある樹脂が好ましい。具体的には、TEF,PFA,
FEP,ETFE,PVDF,CTFE等のフッ素化合
物、POM,PPS等の熱可塑性樹脂、又はN−メトキ
シメチル化ナイロン、ポリビニルブチラール樹脂、ポリ
ビニルアルコール樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリウレ
タン樹脂、エチレン酢酸ビニル樹脂、ポリイミド樹脂、
ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、アクリル系樹脂、等の
樹脂を使用することができる。
【0069】クリーニング部材としてのクリーニングブ
レード9aは本実施例では例えばウレタンゴム等により
成型されたものを使用した。
【0070】そして、帯電部材2、感光ドラム1、クリ
ーニングブレード9aの相互に関して図1・図2に示し
たような長手方向構成に設定してある。即ち、 .帯電部材2の帯電面2dは、像担持体としての感光
ドラム1に対する帯電面の最近接位置0・0から引いた
接線Sより感光ドラム1側に存在している。
【0071】.感光ドラム感光体層1aに対し長手方
向に渡り所定の間隔を保つよう帯電部材2の両端部で感
光ドラム感光体層1a上に当接2eし、その長手方向当
接位置は感光ドラム感光体層長手方向長さ範囲(感光体
層長手幅)Zより内側である。Xは帯電部材当接長手幅
である。
【0072】.帯電部材2の両端部での長手方向当接
位置2eはクリーニングブレード9aの感光ドラム1に
対する長手方向当接長さ範囲(クリーニング部材当接長
手幅)Yより内側である。
【0073】.クリーニングブレード9aの感光ドラ
ム1に対する長手方向当接長さ範囲Yは感光ドラム感光
体層1aの長手方向長さ範囲(感光体層長手幅)Zより
内側である。
【0074】サイクルムラのピーク間電圧 AC印加方式の接触帯電の場合、前述(図17)したよ
うに、干渉縞14cの原因になる一次電源周波数に起因
するサイクルムラ14bが発生する。ここではサイクル
ムラのピーク間電圧を以下の順序で求める。
【0075】(1)ギャップ間距離[z(x)]とドラ
ム上位置[x] 図3に示すように、感光ドラム1と帯電部材2の接点を
0・0とし、感光ドラム上、ドラム回転方向下流にxm
mの地点に一番近い帯電部材表面との距離をz[x]と
する。
【0076】但し、帯電部材2の軸方向断面形状は、中
心が、帯電部材2と感光ドラム1の接点0・0と感光ド
ラム1の中心点を結ぶ線の延長線上にある半径r2(本
実施例ではr2=19mm)の円の円弧とする。
【0077】するとz(x)とxの間には次の関係が成
り立ち、その結果を図4のグラフ(1)に示す。縦軸は
z[x]、横軸はxを示す。
【0078】 z(x)=r2−|rd×exp{xi/rd}−(rd−r2)| ・・・・ (4) rd:感光ドラムの半径(15mm) (2)補正パッシェンカーブ[vp(x)] 感光ドラム1上の点xに於ける補正パッシェンカーブを
図4のグラフ(2)に示す。縦軸は放電開始電圧vp
(x)、横軸はxを表す。
【0079】 vp(x)=312+6200z(x) ・・・(5) (3)印加電圧[vq(t,n)] 帯電部材に−1500vのパルス状のバイアスを印加し
たときの場合について考える。
【0080】図4のグラフ(3)において縦軸は印加電
圧vq(t,n)=−1500v、横軸はxを示す。
【0081】(4)ギャップ間電圧[vg(x,n)] 感光ドラム1上の点xに於ける、帯電部材2とのギャッ
プ間電圧[vg(x,n)]は以下の様に表すことが出
来る。
【0082】 vg(x,n)={vq(t,n)−vs(x−vps×t,n−1)} /{L/(ez(x))+1} ・・・(6) vps:プロセススピード L:感光層の厚み e:比誘電率 n:サンプリングの回数 vs(x−vps×t,n−1)に於て、n=1の場合
vs=0、つまり初期に於て感光ドラムの表面電位はゼ
ロとする。ギャップ間電圧を図4のグラフ(4)に示
す。
【0083】 (5)放電後ギャップ間電圧[vgp(x,n)] 図4のグラフ(5)に、ギャップ間電圧[vg(x,
n)]と補正パッシェンカーブ[vp(x)](破線)
を重ね合わせて示す。
【0084】縦軸はvg(x,n)/vp(x)、横軸
はxを示す。
【0085】グラフ(5)において、ギャップ間電圧
[vg(x,n)]の絶対値が補正パッシェンカーブ
[vp(x)]の絶対値よりも大きい場合には、その部
分で放電が行われる。そして、ギャップ間電圧[vg
(x,n)]は補正パッシェンカーブ[vp(x)]の
電圧にまで低下する。これを放電後ギャップ間電圧[v
gp(x,n)]と呼び、図4のグラフ(6)に示す。
【0086】 1) |vg(x,n)|≦vp(x) ---> vgp(x,n)=vg(x,n) ・・・(7) 2) vg(x,n)>0 vg(x,n)>vp(x) ---> vgp(x,n)=vp(x) ・・・(8) 3) vg(x,n)≦0 vg(x,n)<−vp(x) ---> vgp(x,n)=vp(x) ・・・(9) (6)感光ドラム上表面電位[vs(x,n)] 放電後ギャップ間電圧[vgp(x,n)]が求められ
ると、感光ドラム上表面電位[vs(x,n)]は、ギ
ャップ間電圧[vg(x,n)]の式を利用して求める
ことが出来る。
【0087】 vs(x,n)= vq(t,n)−vgp(x,n)/{1/(L/ez(x)+1)} ・・・(10) 感光ドラム上表面電位[vs(x,n)]を図4のグラ
フ(7)に示す。縦軸はvs(x,n)、横軸はxを示
す。
【0088】(7)t秒後の感光ドラム上表面電位[v
s(x−vps×t,n)] 感光ドラム上に出来た表面電位はt秒後には感光ドラム
の回転によりグラフの右側に移動する。その時の感光ド
ラム上表面電位 [vs(x−vps×t,n)] を図4のグラフ(8)に示す。縦軸はvs(x−vps
×t,n)) 、横軸はxを示す。x方向の移動距離はvp
s ×tとなる。
【0089】(8)印加電圧[vq(t,n)] が交流の場合 帯電部材に印加される交流バイアスは以下の様に表され
る。
【0090】 vq(t,n)=1/2×vppsin(2πft(n−1))+dc ・・・(11) vpp:印加バイアスのピーク間電圧 f:印加バイアスの周波数 t:1/4f--- 一周期の四分の一 n:サンプリングの回数 dc:直流成分 vppは2200v、fは350Hz、nは1、dcは
−600v、の場合を図5のグラフ(1)に示す。
【0091】印加バイアスを1/ 4f 毎のパルスバイア
スで代用したのは、プロセススピードに対し一次バイア
スの周波数が十分に速いため、感光ドラムの表面電位の
変化を十分に追随できるからである。縦軸は印加電圧を
示し、横軸はxを示す。
【0092】(9)n=7のシミュレーション結果 図5のグラフ(1)から同(7)はnを1から7まで変
化させたときの感光ドラム上表面電位[vs(x,
n)]のシミュレーション結果である。
【0093】グラフの縦軸は感光ドラム上表面電位[v
s(x,n)]、横軸はxを表している。
【0094】グラフ(1)--- n=1の場合、帯電部材
から感光ドラム表面に印加される電圧は−600v、従
って感光ドラム表面には、数十ボルトの表面電位しか帯
電されない。
【0095】グラフ(2)--- n=2の場合、t秒後、
印加電圧は−1700vになり、感光ドラム上広範な領
域にわたり帯電される。
【0096】グラフ(3)--- n=3の場合、さらにt
秒後、印加電圧は−600vに戻る。このとき、印加電
圧とドラム表面電位の作るギャップ間電圧は、放電開始
電圧を越えるところが無い。従って、感光ドラム上表面
電位は変化することはなく、ただプロセススピードに応
じて右側に移動するだけである。
【0097】グラフ(4)--- n=4の場合、さらにt
秒後、印加電圧は+500vになる。このとき、印加電
圧とドラム表面電位の作るギャップ間電圧は、一部で放
電開始電圧を越える。その結果、感光ドラム上表面電位
は変化し、更に、プロセススピードに応じて右側に移動
する。
【0098】グラフ(5)--- n=5の場合、さらにt
秒後、印加電圧は−600vに戻る。このとき、印加電
圧とドラム表面電位の作るギャップ間電圧は、放電開始
電圧を越えるところが無い。従って、感光ドラム上表面
電位は変化することはなく、ただプロセススピードに応
じて右側に移動するだけである。
【0099】グラフ(6)--- n=6の場合、さらにt
秒後、印加電圧は−1700vになる。このとき、印加
電圧とドラム表面電位の作るギャップ間電圧は、一部で
放電開始電圧を越える。その結果、感光ドラム上表面電
位は変化し、更に、プロセススピードに応じて右側に移
動する。
【0100】グラフ(7)--- n=7の場合、さらにt
秒後、印加電圧は−600vに戻る。このとき、印加電
圧とドラム表面電位の作るギャップ間電圧は、放電開始
電圧を越えるところが無い。従って、感光ドラム上表面
電位は変化することはなく、ただプロセススピードに応
じて右側に移動するだけである。
【0101】グラフ(7)のB・Cで示す部分がサイク
ルムラのピーク間電圧となる。Bの部分を拡大したのが
図6のグラフである。縦軸は感光ドラム表面電位、横軸
はxを示す。本実施例ではピーク間電圧(V-cycle-pp)
は19.3vであった。
【0102】また、グラフ(7)からも明らかなよう
に、サイクルムラのピーク間電圧は図中Cに示すように
帯電部材2と感光ドラム1の接点0・0に向かっていく
方が、図のBに示すように離れて行くよりも大きくなる
ことが分かる。従って、帯電部材2は接点0・0より下
流においての帯電面2aが接線Sの内側でかつ感光ドラ
ム1から徐々に離れて行くように配置する必要がある。
【0103】ちなみに従来の帯電ローラ20で帯電した
場合は、図7のグラフに示すように、帯電ローラの半径
rrが7mmのときに、ピーク間電圧は77.2vにも
なることがこのシミュレーションから分かる。但しこの
場合のギャップ間距離[z(x)]は図8に示すように
ドラム1上の点xから帯電ローラ表面最近接点までの距
離である。
【0104】 z(x)=|rd×exp{xi/rd}−(rd+rr)|−rr ・・・(12) rr:帯電ローラの半径 図7のグラフにおいて、縦軸は帯電ローラ20の半径
(rr/r2)、横軸はピーク間電圧(V-cycle-pp)を
示す。このグラフからも明らかなように、帯電ローラ2
0の帯電面が感光ドラム1の接線より外側にある場合は
帯電ローラの半径をいくら大きくしても、ある一定の値
(本例では、約40v)以下にはならないことが解る。
しかし、帯電面が感光ドラムとの接線内側にある場合に
はr2を小さくしていけば、ピーク間電圧(V-cycle-p
p)は、どんどん小さくなり本実施例では約14vにま
で落とすことが出来た。
【0105】ところで、上記説明の帯電部材を使用する
にあたっては、長期間にわたり安定した帯電性能を得る
ためには、帯電部材2の帯電面2dと、像担持体として
の感光ドラム1の感光体層1aとの所定間隔を長期間に
わたって一定に保つ必要がある。
【0106】本発明ではその所定間隔を長期間にわたっ
て保つのに最適な長手方向の装置構成を提供するもので
ある。
【0107】即ち、前述(図1・図2)したように、帯
電部材2はその両端部に低摩擦材質よりなる当接部材2
b(2c)が設けられており、この当接部材を介して像
担持体としての感光ドラム1の表面に設けられた感光体
層(opc)1aに当接2eすることにより所定の間隔
が保たれるようになっている。
【0108】一方、感光体層1aの長手方向範囲Zより
内側に当接される、ウレタンゴムより成型されているク
リーニングブレード9aは、感光体層1aの長手方向長
さ範囲Zより内側で、かつ帯電部材当接長手幅Xよりは
外側に配置されている。
【0109】而して、この構成により下記の特長が得ら
れる。
【0110】1)帯電部材2の帯電面2dと、削れてい
く感光体層1aとの間隔が一定に保たれる。
【0111】即ち、感光体層(opc)1aはこれに当
接させたクリーニング部材9aによって印字枚数が増え
るにつれ削られていく。一般にはA4サイズ紙6000
枚通紙で10μm程度の削れ量がある。よって帯電面2
dと感光体層1aの間隔を長期に渡り一定に保つには帯
電面2dも削れていく感光体層1aに追従する必要があ
る。
【0112】本発明によれば、帯電部材当接位置2eが
クリーニング部材当接長手幅Yよりも内側に存在する事
により、削られる面に常に当接されていく為、追従する
ことができ、常に安定した間隔を得ることができる。
【0113】2)当接位置に異物をためない。
【0114】長期間の使用になると、当接部材2b(2
c)と感光体層1a(CT)が摺擦することにより生ま
れる感光体層の削れ粉や、紙粉、トナー、外部から侵入
してきた異物等が当接位置2eにたまっていき、当接の
安定さを欠く要因となり得る。
【0115】しかし、本発明によれば当接位置2eはク
リーニング部材9aの長手方向範囲Y内である為、当接
位置2eに侵入しようとする異物はクリーニング部材9
aによって回収される為、当接部材2b(2c)は長期
にわたり汚れることなく安定した位置が出せる。
【0116】性能比較実験 上記実施例1の装置(図1・図2)の有意性を確かめる
為に、帯電部材2、感光ドラム1、クリーニングブレー
ド9aの長手配置関係を、本実施例装置の図2の関係、
即ち、帯電部材当接長手幅をXと、クリーニング部材当
接長手幅をYと、感光体層長手幅をZとすると、X<Y
<Zの関係構成としたものと(本実施例)、図9のよう
に、Y<Z<Xの関係構成としたものと(比較例1)、
図10のように、Y<X<Zの関係構成としたものと
(比較例2)、図11のように、X<Z<Yの関係構成
にしたものと(比較例3)との合計4系統についての耐
久試験を行なった。
【0117】本実験で使用した画像形成装置の設定条件
は以下に示すとおりである。
【0118】プロセススピード;47mm/sec 耐久枚数 ;8000枚 帯電部材2 ;曲率R30,周方向長さ15mm,A
l製,帯電面2dにはピンホールリーク(異常放電)防
止のために表層として絶縁テープ(t50μm)を貼付 当接部材2b,2c;材質PTFE,接触面積4mm
2 ,部材高さ(厚み)2b=100μm,2c=400
μm 印加電圧 ;DC−670V+AC2KVPP 本耐久試験結果は以下のとおりである。
【0119】本実施例;8000枚通紙終了時点でも何
んら問題が発生しなかった。
【0120】比較例1(図9);約4000枚通紙時点
で当接部材2bがなくなり、感光ドラム面にぶつかった
後、帯電部材表面のテープも削れ、ドラムとリークを発
生した。これは当接部材がより堅いアルミ芯金1bに当
接されている為である。
【0121】比較例2(図10);約5000枚通紙時
点から画像全体にカブリが発生してきた。またこの時点
での当接部材にはトナー全体の汚れが多量に付着してい
るのも確認された。この時のドラム電位(帯電後の電
位)を測定したところ、初期の設定値よりも低下してい
た。
【0122】この現象はクリーニングブレード9aと摺
擦している感光体表面が帯電部材当接部材と当接してい
る場所よりも削れ量が大きく、その結果帯電面と感光体
表面の間隔が広がり、しかも当接部材には汚れの付着に
より更にその傾向が強まり、帯電能力が低下する事によ
り発生する現象である。
【0123】比較例3(図11);約300枚でクリー
ニングブレード9aのめくれ(ドラム回転方向に対して
カウンター方向に当たっていたクリーニングブレードが
反転すること)が発生した。
【0124】これはドラム1のアルミ芯金1b面とクリ
ーニングブレード9aが直接当接している部分の摩擦係
数が高いために発生した現象である。
【0125】以上説明したように、振動電圧を接触帯電
部材に印加し、該接触帯電部材を像担持体に当接させて
像担持体面を帯電し、その帯電面に画像情報の書き込み
をして画像形成を実行する方式の画像形成装置におい
て、前記帯電部材の帯電面が、当接位置より像担持体の
回転方向に対し下流側に有り、かつ当接位置から引いた
接線より像担持体側の配置することで、サイクルムラの
ピーク間電圧が小さくなり、その結果、干渉縞を問題に
ならないレベルに抑えることが可能になった。
【0126】また、サイクルムラのピーク間電圧を小さ
くできるということは、同一のプロセススピードにおい
て印加周波数を落とせるということである。その結果、
帯電音も小さくすることが可能になった。
【0127】本発明者らは図1の系を無教室にセット
し、上記の条件における騒音をISO7779の6項に
従い測定した。その結果、従来法で55dB近くあった
騒音が、33dBにまで小さくなった。また干渉縞も全
く目立たなかった。
【0128】さらに、前記の長手方向配置構成により、
耐久画出しによっても画像劣化の少ない画像形成装置を
提供することが可能となった。
【0129】〈実施例2〉(図12) 本実施例はクリーニング装置10として、クリーニング
ローラ10aをクリーニング部材とするものを使用した
ものである。
【0130】クリーニングローラ10aとしては、例え
ばシリコンの発泡ゴムを弾性体としてその表層にウレタ
ンゴム層を用いた構成を有するクリーニング能力の高い
ローラを用い、これを像担持体としての感光ドラム1の
移動方向に対してカウンターに当たるように回転させる
事により、感光ドラム1の表面をクリーニングする。ロ
ーラ10aによって捕集されたトナーはクリーニング装
置内部に設けられたスクレーパ部材10bによってかき
とられ、ホッパー内に回収される。
【0131】本実施例においても前述本発明に従う長手
方向構成を採択する事により、耐久画出しによっても画
像劣化の少ない画像形成装置が得られる。
【0132】〈実施例3〉(図13) 本実施例はクリーニング装置11として、ファーブラシ
11aをクリーニング部材とするものとを使用したもの
である。
【0133】ファーブラシ11aは像担持体としての感
光ドラムの移動方向に対してカウンターに当たるように
回転させる事により感光ドラム表面をクリーニングす
る。ファーブラシ11aによって捕集されたトナーはク
リーニング装置内部に設けられたスクレーパ部材11b
によってかきとられ、ホッパー内に回収される。
【0134】本実施例においても前述本発明に従う長手
方向構成を採択する事により、耐久画出しによっても画
像劣化の少ない画像形成装置が得られる。
【0135】〈実施例4〉(図14) 本実施例は像担持体1としてフレキシブルなエンドレス
ベルト状の感光体を用いた画像形成装置である。
【0136】エンドレスベルト感光体1はフレキシブル
な導電性基体層1bとその外面に形成した有機感光体層
(opc)1aの2層構成よりなるもので、ガイド部材
12・13、ベルト駆動ローラ15の3部材間に適度の
張力をもたせて懸回張設してあり、ローラ15の回転力
によって矢示の時計方向Aに回転駆動される。
【0137】このベルト状感光体1の周囲に図1の装置
と同様に所要の作像プロセス機器2・6・8・9等が配
設されて画像形成装置が構成される。
【0138】本実施例においても前述本発明に従う長手
方向構成を採択する事により耐久画出しによっても画像
劣化の少ない画像形成装置を得ることができる。
【0139】〈実施例5〉(図15) 本実施例は本発明に従う接触帯電装置を像担持体の帯電
手段として用いている画像形成装置のプロセスカートリ
ッジである。
【0140】本実施例のプロセスカートリッジは、像担
持体としての回転ドラム型の電子写真感光体1、帯電部
材としての帯電板2、現像装置6、クリーニング装置9
の4つのプロセス機器を包含させてなるものである。
【0141】帯電部材としての帯電板2は前述実施例1
と同様の構成のものである。
【0142】現像装置6において、6bはトナー撹拌回
転部材であり、トナーTを撹拌すると共に現像スリーブ
6a方向へ送り出す役目をしている。6cは現像スリー
ブ6a上にトナーTを均一な厚みにコートするための現
像ブレードである。
【0143】クリーニング装置9において、9bはクリ
ーニングブレード9aで回収されたトナーを溜めるトナ
ー溜である。
【0144】16はプロセスカートリッジのドラムシャ
ッターであり、実線示の開き状態から2点鎖線示の閉じ
状態に開閉自在である。プロセスカートリッジが画像形
成装置本体(不図示)から取り出された状態においては
2点鎖線示の閉じ状態にあり、感光ドラム1の外部露出
部分面を隠散して感光ドラム面を保護している。
【0145】プロセスカートリッジを画像形成装置本体
に装着するときはシャッター16を実線示のように開き
状態にする、或いはプロセスカートリッジの装着過程で
シャッター16が自動的に開き動作して、プロセスカー
トリッジが正規に装着されると、感光ドラム1の外部露
出部分面が画像形成装置本体側の転写ローラ8に圧接し
た状態になる。
【0146】またプロセスカートリッジと画像形成装置
本体とが機械的・電気的にカップリングして、画像形成
装置本体側の駆動機構でプロセスカートリッジ側の感光
ドラム1・現像スリーブ6a・撹拌棒6b等の駆動が可
能となり、また画像形成装置本体側の電気回路によりプ
ロセスカートリッジ側の帯電板2への帯電バイアスの印
加、現像スリーブ6aへの現像バイアスの印加等が可能
となり、画像形成動作を実行できる状態になる。
【0147】17はプロセスカートリッジのクリーニン
グ装置9と現像装置6との間に設けた露光用通路であ
り、画像形成装置本体側のレーザースキャナ(不図示)
からの出力レーザー光5がこの露光用通路17を通して
プロセスカートリッジ内に入光して感光ドラム1面がラ
イン走査露光される。
【0148】このようなプロセスカートリッジにおいて
も、前述本発明に従う長手方向構成を採択する事によ
り、サイクルムラのピーク間電圧が非常に小さく、従っ
て干渉縞がほとんど目だたないプリントが取れる、耐久
画出しによっても画像劣化の少ない等の特長を有するプ
ロセスカートリッジを供給することが可能になった。
【0149】なお、画像形成装置において、ライン走査
露光は、レーザービームをポリゴンミラーの回転より像
担持体の長手方向(母線方向)に照射することに限ら
ず、LED素子を像担持体の長手方向に並べたLEDヘ
ッドを対向配置させてコントローラーの信号によりラン
プをオン・オフさせることでラインを記録することを含
むものとする。
【0150】像担持体としては感光体に限らず絶縁体の
ものを使用することもできる。この場合は帯電部材の像
担持体面移動方向下流側にピン状の電極を像担持体長手
方向に並べて対向配置したマルチスタイラスの記録ヘッ
ドを設けて帯電後に潜像を形成すればよい。また本発明
の画像形成装置は正規現像にも反転現像にも適用可能で
あることはもちろんである。
【0151】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、AC印加
方式の帯電手段を用いた画像形成装置やプロセスカート
リッジについて、サイクルムラのピーク間電圧を非常に
小さくし印加周波数も小さくすることを可能にして、帯
電音や画像形成装置における画像干渉縞を問題のないレ
ベルに抑えることが可能となる。
【0152】さらに、耐久画出しによっても画像劣化の
少ない画像形成装置及びプロセスカートリッジを提供す
ることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施例装置の概略図
【図2】 帯電部材と、感光ドラムと、クリーニングブ
レードとの長手方向の配置関係図
【図3】 xとz[x]の説明図
【図4】 グラフ(1)乃至同(8)はそれぞれ各種フ
ァクターの関係グラフ
【図5】 グラフ(1)乃至同(7)はそれぞれ各種フ
ァクターの関係グラフ
【図6】 図5のグラフ(7)中のB部分拡大グラフ
【図7】 帯電ローラ径とV-cycle-ppの関係グラフ
【図8】 帯電部材が帯電ローラである場合のxとz
[x]の説明図
【図9】 比較例1の、帯電部材と、感光ドラムと、ク
リーニングブレードとの長手方向の配置関係図
【図10】 比較例2の、帯電部材と、感光ドラムと、
クリーニングブレードとの長手方向の配置関係図
【図11】 比較例3の、帯電部材と、感光ドラムと、
クリーニングブレードとの長手方向の配置関係図
【図12】 第2の実施例装置の要部の概略図
【図13】 第3の実施例装置の要部の概略図
【図14】 第4の実施例装置の要部の概略図
【図15】 第5の実施例装置(プロセスカートリッ
ジ)の概略図
【図16】 従来装置の一例の概略図
【図17】 干渉縞のサンプル図
【図18】 (1)・(2)は干渉縞の発生原因の説明
グラフ
【図19】 (a)・(b)・(c)は帯電音発生のメ
カニズムの説明図
【符号の説明】
1 像担持体としての感光ドラム 2 帯電部材 2a 電極板 2b・2c 支持部材 2d 帯電面 4 バイアス電源 5 レーザー光、 6 現像装置 14 転写材 8 転写ローラ 9・10・11 クリーニング装置 9a クリーニングブレード 10a クリーニングローラ 11a ファーブラシ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 博 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 佐野 哲也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 櫻井 和重 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 緒方 寛明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 浅野 えりか 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 木須 浩樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 山崎 道仁 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 尾島 磨佐基 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動電圧を帯電部材に印加し、該帯電部
    材を像担持体に当接又は近接させて像担持体面を帯電す
    る帯電行程、作像後の像担持体表面の残留物のクリーニ
    ング部材による除去行程を含む一連の作像プロセスを適
    用して画像形成を実行する方式の画像形成装置におい
    て、 帯電部材の帯電面の少なくとも一部は、像担持体に対す
    る帯電面の最近接位置から引いた接線より像担持体側に
    存在して像担持体感光層に対し長手方向に渡り所定の間
    隔を保つよう帯電部材の両端部で像担持体感光層上に当
    接し、その長手方向当接位置は像担持体感光層長手方向
    長さ範囲より内側であり、かつ帯電部材の両端部での長
    手方向当接位置はクリーニング部材の像担持体に対する
    長手方向当接長さ範囲より内側であり、クリーニング部
    材の像担持体に対する長手方向当接長さ範囲は像担持体
    感光層の長手方向長さ範囲より内側である、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 帯電部材に印加される振動電圧は直流電
    圧を印加したときの像担持体の帯電開始電圧の2倍以上
    のピーク間電圧を有することを特徴とする請求項1に記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 作像プロセスが像担持体の帯電面に画像
    情報を書き込む潜像形成行程を含み、その画像情報の書
    き込みがライン走査書き込みであることを特徴とする請
    求項1又は同2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも像担持体を包含して画像形成
    装置本体に対して着脱され、振動電圧を印加した帯電部
    材を像担持体に当接又は近接させて像担持体面を帯電す
    る帯電行程、作像後の像担持体表面の残留物のクリーニ
    ング部材による除去行程を含む一連の作像プロセスを適
    用して画像形成を実行するプロセスカートリッジであ
    り、 帯電部材の帯電面の少なくとも一部は、像担持体に対す
    る帯電面の最近接位置から引いた接線より像担持体側に
    存在して像担持体感光層に対し長手方向に渡り所定の間
    隔を保つよう帯電部材の両端部で像担持体感光層上に当
    接し、その長手方向当接位置は像担持体感光層長手方向
    長さ範囲より内側であり、かつ帯電部材の両端部での長
    手方向当接位置はクリーニング部材の像担持体に対する
    長手方向当接長さ範囲より内側であり、クリーニング部
    材の像担持体に対する長手方向当接長さ範囲は像担持体
    感光層の長手方向長さ範囲より内側である、 ことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  5. 【請求項5】 帯電部材に印加される振動電圧は直流電
    圧を印加したときの像担持体の帯電開始電圧の2倍以上
    のピーク間電圧を有することを特徴とする請求項4に記
    載のプロセスカートリッジ。
  6. 【請求項6】 作像プロセスが像担持体の帯電面に画像
    情報を書き込む潜像形成行程を含み、その画像情報の書
    き込みがライン走査書き込みであることを特徴とする請
    求項4又は同5に記載のプロセスカートリッジ。
JP5193093A 1993-07-07 1993-07-07 画像形成装置及びプロセスカートリッジ Pending JPH0728378A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6137840A (en) * 1995-03-31 2000-10-24 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for performing fast power control in a mobile communication system

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