JPH07282584A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH07282584A
JPH07282584A JP3210171A JP21017191A JPH07282584A JP H07282584 A JPH07282584 A JP H07282584A JP 3210171 A JP3210171 A JP 3210171A JP 21017191 A JP21017191 A JP 21017191A JP H07282584 A JPH07282584 A JP H07282584A
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JP
Japan
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transistor
tfts
type
inverter circuit
drain
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Application number
JP3210171A
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English (en)
Inventor
Sachitada Kuriyama
祐忠 栗山
Motoi Ashida
基 芦田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH07282584A publication Critical patent/JPH07282584A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スタティックRAMのメモリセルを構成する
負荷トランジスタと他の構成素子間にできるPNジャン
クションによる記憶ノードの電位の低下を防止する。 【構成】 メモリセルを構成する負荷トランジスタにN
型のデプレッション形のTFT1,2を用い、メモリセ
ルを構成する全てのトランジスタの導電型を同一とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体記憶装置に関
し、特にスタティックRAM(以下SRAMと記す)の
メモリセルの改良を図ったものに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の半導体記憶装置(SRA
M)のメモリセル1つ分の等価回路図である。図に示さ
れるようにメモリセルは6つの素子で構成されている。
すなわち101,102はドライバトランジスタでNM
OSで構成されている。103,104はアクセストラ
ンジスタでNMOSで構成されている。105,106
は負荷トランジスタでPMOSで構成されている。また
107,108はビット線、109はワード線であり上
記アクセストランジスタ103,104と接続してい
る。110,111は電源Vccであり、112,11
3は接地GNDである。
【0003】次に読み出し動作について説明する。通
常、ワード線109はGND状態となっており、アクセ
ストランジスタ103,104がOFFしているため記
憶ノード114,115のデータはビット線107,1
08へは伝わらない。そして読み出し状態になるとワー
ド線109がVccレベルとなり、アクセストランジス
タ103,104がON状態となり、記憶ノード11
4,115のデータがビット線107,108へ伝えら
れる。
【0004】次にデータ保持状態(スタンバイ状態)に
ついて説明する。この場合もワード線109はGND状
態になっている。今、仮に記憶ノード114がHigh
状態、記憶ノード115がLow状態とする。このとき
負荷トランジスタ105はゲート電圧がLowレベルで
P型のためON状態であり電源110から記憶ノード1
14へ電流を供給している状態である。またドライバト
ランジスタ101はゲート電圧がLowレベルでN型の
ためoff状態で電流を流さない。しかし一般に記憶ノ
ードからはリーク電流が流れるため、例えば記憶ノード
114の電位をHighのノードレベルに保つためには
通常負荷トランジスタ105を流れる電流がリーク電流
の2ケタ以上必要とされるといわれている。
【0005】一方、負荷トランジスタ106のゲート電
圧はHighレベルでP型のためoff状態であり電源
111から電流は流れない。逆にドライバトランジスタ
102はON状態で電流を流すため、記憶ノード115
は接地113側にひかれてLowレベルとなる。またデ
ータ保持時の電流は現在の技術レベルでは記憶ノードが
Lowレベル側の電流、つまり負荷トランジスタ106
のoff状態(ゲート電圧がHighレベルの状態)の
電流で決まっている。
【0006】以上のことから負荷トランジスタの特性と
しては、off状態(ゲート電圧がHighレベルの状
態)の電流が少なく、ON状態(ゲート電圧がLowレ
ベルの状態)で多くの電流を流すことが望まれる。
【0007】次に図6のメモリセルの平面レイアウトを
図7,図8,図11を用いて説明する。図7はその活性
領域,分離領域,第1ポリシリコン配線を示し、116
〜122はN型活性領域、123,124は基板を酸化
したLOCOS(Local oxidation of silicon)と呼ば
れる素子分離領域である。また109,125,126
は第1ポリシリコン配線で、トランジスタのゲートをな
している。上記構成においてN型活性領域116,11
7及び配線109でアクセストランジスタ103を構成
し、N型活性領域119,120及び配線109でアク
セストランジスタ104を構成し、N型活性領域11
7,118及び配線126でドライバトランジスタ10
1を構成し、N型活性領域121,122及び配線12
5でドライバトランジスタ102を構成している。
【0008】さらに上記構成においてN型活性領域11
8はGND112に、N型活性領域122はGND11
3にそれぞれ対応するものである。また127〜129
は各第1ポリシリコン配線とN型活性領域とをつなぐ第
1直接コンタクト(以下直コンと称す)と呼ぶものであ
る。
【0009】図8は図7よりも上層のレイアウトを示し
たものであり、第1〜第3ポリシリコン配線を示す。1
30,131は第2ポリシリコン配線でトランジスタの
ゲートをなしている。132〜137は第3ポリシリコ
ン配線である。第3ポリシリコン配線132〜134及
び第2ポリシリコン配線130で負荷トランジスタ10
5を構成し、第3ポリシリコン配線135〜137及び
第2ポリシリコン配線131で負荷トランジスタ106
を構成している。また第3ポリシリコン配線132は電
源Vcc110、135は電源Vcc111に対応す
る。
【0010】さらに138a,139aは各第1及び第
2のポリシリコン配線をつなぐ第2の直コン、138
b,139bは第2と第3ポリシリコン配線をつなぐ第
3直コンと呼ばれるものである。ここで示している負荷
トランジスタ105,106は通常の基板上に形成され
るPMOSトランジスタではなく、ポリシリコン配線に
より構成されるP型の薄膜トランジスタ(Thin Film Tr
ansistor: 以下、TFTと称す)と呼ばれているもので
ある。このP型TFTに関する詳細は電子情報通信学会
技術研究報告書Vol.89,No.67に示されている。
【0011】図9にはP型TFTの簡単な構造を示す。
図中、140はポリシリコンで構成されるTFTのゲー
ト、141〜143は同一のポリシリコンであり、14
1はTFTのドレイン領域、142はTFTのチャネル
領域、143はTFTのソース領域である。ゲート14
0と、ソース,チャネル領域,ドレイン141〜143
との間は酸化膜(図示せず)により絶縁されている。図
10にこのP型TFTの電気特性を示した。これは通常
の基板に作られるPMOSトランジスタと変わらない。
また流れる電流値Idはプロセス条件に大きく左右され
る。
【0012】図8の構成ではTFTのゲートが第2ポリ
シリコン配線130及び131に、ドレイン領域が第3
ポリシリコン配線134,137に、チャネル領域が第
3のポリシリコン配線133,136に、ソース領域が
第3ポリシリコン配線132,135にそれぞれ対応す
る。
【0013】さらに図11は活性領域,分離領域、第1
ポリシリコン配線,金属配線のレイアウトを示し、中間
の第2,第3のポリシリコン配線は除いて示してある。
図において144,145は金属配線、146,147
はN+ 活性領域と各金属配線とをつなぐコンタクトであ
る。そして金属配線144はビット線107に、金属配
線145はビット線108にそれぞれ対応する。
【0014】次に図7,図8,図11のX−Y線に沿っ
た断面図を図12に示す。図中148はシリコン基板、
149は絶縁酸化膜である。他は前述の符号に対応す
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体記憶装置
は以上のように構成されており、図6における記憶ノー
ド114または115をおおまかに示すと図13(a) の
ような構成となっており、図のA,B点間に電圧をかけ
ると図13(b) に示すようなダイオード特性を示す。メ
モリセルにおいては点Aの電圧は点Bの電圧より高いた
め図13(b) のVAB≧0の領域が対応する。この領域に
おいてVABが0.6V以上でないと電流Iは流れない。
これは負荷トランジスタのP型領域とアクセストランジ
スタ及びドライバトランジスタのN型領域とが接合して
できた、PNジャンクションにより順方向にバイアス電
位を印加した場合にバイアス電圧がダイオードの閾値分
(0.6V)低下することによる。例えば点Aが5V
(Vcc)、点Bが0Vとするとドライバトランジスタ
がoffして点Bから電流が流出しない場合、点Bの電
位は4.4Vまでは上昇するが、その後は点Aから電流
が流れないため上昇しない。
【0016】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、記憶ノードのレベルをVccレ
ベルまで上げることができる半導体記憶装置を得ること
を目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる半導体
記憶装置(SRAM)は、メモリセルを構成する各イン
バータ回路を、同一導電型のノーマリオンタイプのトラ
ンジスタとノーマリオフタイプのトランジスタとを、電
源と接地間に直列接続して構成し、かつアクセストラン
ジスタを、インバータ回路を構成するトランジスタと同
一導電型のものとしたものである。
【0018】
【作用】この発明においては、メモリセルを構成する各
インバータ回路を、同一導電型のノーマリオンタイプの
トランジスタとノーマリオフタイプのトランジスタと
を、電源と接地間に直列接続して構成し、かつアクセス
トランジスタを、インバータ回路を構成するトランジス
タと同一導電型のものとしたから、メモリセルにおいて
PN接合部が形成されることがない。
【0019】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は本発明の一実施例による半導体記憶装置
(SRAM)の単位メモリセルの等価回路図である。図
1において、図6と同一符号は同一または相当部分を示
し、1,2は負荷トランジスタであり、これはN型のデ
プレッション形(Vth≦0V)のTFTである。これら
2つのN型TFTは図2(a) に示すようにそのゲート電
極とソース電極とがつながっており、図2(a) の点Bが
電源Vcc(110または111)、点Cが記憶ノード
(114または115)と接続されている。
【0020】ここで図2(b) に示すN型のエンハンスメ
ント型(Vth≦0V)TFTの特性と、図2(a) のデプ
レッション形(Vth≦0V)TFTの特性を比較する。
なお以降各電圧及び電流は2点名で示し、例えばドレイ
ンB′とソースC′の電圧はVB'C'と示し、電流はI
B'C'と示す。図2(c) はエンハンスメント型とデプレッ
ション型のN型TFTのドレイン電圧−ドレイン電流の
関係を示し、図2(b) のエンハンスメント型の場合、ゲ
ート電圧VA'C'=5Vのときは曲線αの特性、ゲート電
圧VA'C'=0Vのときは曲線βの特性を示す。つまりゲ
ート電圧VA'C'によってドレイン電流IB'C'が大きく変
わる。しかし図2(a) のディプレッション型の場合はV
B'C'=5or0Vにおいても曲線γのような特性とな
る。VBC=0Vというのはメモリセルにおいては記憶ノ
ードがHighレベル(記憶ノード≒Vcc)である。
このディプレッション型のN型TFTはVth≦0Vのた
め、VBC=0VでもON状態なのでHighレベルのリ
ーク電流に比べ2ケタ以上の電流供給能力がある。この
ためHighレベルは安定する。また隣接するトランジ
スタとのPNジャンクションの形成の問題がなくHig
hレベルはVccまで上昇する。
【0021】一方、VBC=5Vというのはメモリセルに
おいては記憶ノードがLowレベル(記憶ノード≒0
V)である。このとき図1において、例えば記憶ノード
115をLowレベルとすると、電源Vcc111から
N型TFT2,記憶ノード115,ドライバトランジス
タ102,GND113を介して、図2(c) のVBC=5
Vのときの曲線γの電流値IBCが流れる。これがスタン
バイ電流となる。そしてこの電流値はN型TFT2のゲ
ート及びチャネル長またはソースドレインの不純物注入
量の調節で減らすことができる。すなわちチャネル長を
長くする、もしくはソース・ドレインの不純物注入量を
低減することによりトランジスタのON電流を少なく
し、これにより目標のスタンバイ電流の設定を達成する
ことができる。
【0022】このように本実施例によれば、メモリセル
を構成する負荷トランジスタにN型でデプレッション形
のTFT1,2を用いたから、隣接するドライバトラン
ジスタ101.102やアクセストランジスタ103,
104との間においてPN接合が生じず電圧降下が起こ
ることがなく、従って記憶ノード114,155の電位
を電源110,11の電位Vccレベルまで上げること
ができる。また負荷トランジスタ1,2のゲート及びチ
ャネル長またはソースドレインの注入量の調節で減らす
ことで、スタンバイ電流を抑えることができる。
【0023】次に本発明の第2の実施例について説明す
る。図3は本発明の実施例2の実施例による半導体記憶
装置の単位メモリセルの等価回路図である。この実施例
では、負荷トランジスタをN型TFT3,4にしている
点が従来例と異なる。これらのN型TFTは図6におけ
るP型TFTの代わりに用いたもので、接続方法は全く
代わっていない。このN型TFTは図4(a) に示すよう
にDをドレイン,Gをゲート,Sをソースとし、図4
(b) はそのゲート電圧VGSとドレイン電流IDSの関係を
示している。なおドレイン電圧VDSは1,3,5Vと変
化させている。ゲート電圧VGS≧0の領域ではゲート電
圧VGSが増加するに従い、ドレイン電流IDSも増加して
いる。一方ゲート電圧VGS≦0の領域ではゲート電圧V
GSが減少するに従いドレイン電流IDSが増加している。
これは文献SSDMのダイジェスト(Extended Abstrac
ts of the 22nd(1990 International)Conference on So
lidState Devices and Materials,Sendai,1990,pp.365-
368) に示されているように、ドレイン−ゲート間の電
圧VDGが強くなると、Band-to-Bandトンネリング現象に
より電流が生ずるものである。
【0024】図4(c) には記憶ノードがLowレベルの
場合のN型TFTのドレイン,ゲート電圧値を示し、図
4(d) は記憶ノードかHighレベルの場合のN型TF
Tのドレイン電圧VDS,ゲート電圧VGS値を示す。記憶
ノードがLowレベルの場合は図4(b) の点δが、また
記憶ノードがHighレベルの場合は図4(b) の点ηが
対応する。記憶ノードLowレベルに対してはスタンバ
イ電流を小さくするために点δでのドレイン電流IDS
抑える必要がある。これはエンハンスメントのためのチ
ャネル注入の増加、もしくはソース,ドレイン注入量を
抑える、またはチャネル長を長くすることで実現でき
る。記憶ノードがHighレベルに対してはHighレ
ベルの安定性のため点ηでのドレイン電流IDSが多いほ
どよい。図5には理想とするN型TFT3,4のVGS
ds特性を示した。この実施例においてもN型の素子し
か用いていないため、PNジャンクションの問題がな
く、Highレベルは電源レベルVccまで上昇する。
【0025】なお上記両実施例では、すべてN型のトラ
ンジスタを用いたが、逆にすべてP型のトランジスタを
用いて構成してもよい。
【0026】また上記第2の実施例においては薄膜トラ
ンジスタを負荷として用いた例を示したが、基板上のN
型トランジスタもしくはSOIで構成してもよい。
【0027】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、メモリ
セルを構成する各インバータ回路を、同一導電型のノー
マリオンタイプのトランジスタとノーマリオフタイプの
トランジスタとを、電源と接地間に直列接続して構成
し、かつアクセストランジスタを、インバータ回路を構
成するトランジスタと同一導電型のものとしたから、メ
モリセルにおいてPN接合部が形成されず、記憶ノード
の電圧をVccもしくはGNDレベルにすることがきる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による半導体記憶装置の単位
メモリセルの等価回路図である。
【図2】本発明の一実施例による半導体記憶装置のメモ
リセルの構造並びにその電圧−電流特性を従来のものと
比較して説明するための図である。
【図3】本発明の第2の実施例による半導体記憶装置の
単位メモリセルの等価回路図である。
【図4】本発明の第2の実施例による半導体記憶装置の
メモリセルの構造並びにその電圧−電流特性を説明する
ための図である。
【図5】本発明の第2の実施例による半導体記憶装置の
メモリセルの負荷トランジスタの電圧−電流特性を示す
図である。
【図6】従来の半導体記憶装置の単位メモリセルの等価
回路図である。
【図7】従来の半導体記憶装置の単位メモリセルのパタ
ーンレイアウト図である。
【図8】従来の半導体記憶装置の単位メモリセルのパタ
ーンレイアウトを示す他の図である。
【図9】従来の半導体記憶装置のメモリセルを構成する
負荷トランジスタであるTFTの構成を示す図である。
【図10】一般的なP型TFTの電気特性を示す図であ
る。
【図11】従来の半導体記憶装置の単位メモリセルのパ
ターンレイアウトを示すさらに他の例を示す図である。
【図12】従来の半導体記憶装置のメモリセルの断面図
である。
【図13】従来の半導体記憶装置のメモリセルの記憶ノ
ード周辺の構成図である。
【符号の説明】
1,2,3,4 N型TFT 101,102 ドライバトランジスタ 103,104 アクセストランジスタ 105,106 P型トランジスタ 107,108 ビット線 109 ワード線 110,111 Vcc 112,113 GND 114,115 記憶ノード 116〜122 N型活性領域 123,124 素子分離領域 125,126 第1ポリシリコン配線 127〜129 第1直コン 130,131 第2ポリシリコン配線 132〜137 第3ポリシリコン配線 138,139 第2直コン 140 TFTゲート 141 TFTのドレイン領域 142 TFTのチャネル領域 143 TFTのソース領域 144,145 金属配線 146,147 コンタクト 148 シリコン基板 149 絶縁酸化膜
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年4月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる半導体
記憶装置(SRAM)は、メモリセルを構成する各イン
バータ回路を、同一導電型で、その1つが薄膜トランジ
スタである2つのトランジスタを、電源と接地間に直列
接続して構成し、かつアクセストランジスタを、インバ
ータ回路を構成するトランジスタと同一導電型のものと
したものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】
【作用】この発明においては、メモリセルを構成する各
インバータ回路を、同一導電型で、その1つが薄膜トラ
ンジスタである2つのトランジスタを電源と接地間に直
列接続して構成し、かつアクセストランジスタを、イン
バータ回路を構成するトランジスタと同一導電型のもの
としたから、メモリセルにおいてPN接合部が形成され
ることがない。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、メモリ
セルを構成する各インバータ回路を、同一導電型で、そ
のうち1つが薄膜トランジスタである2つのトランジス
を、電源と接地間に直列接続して構成し、かつアクセ
ストランジスタを、インバータ回路を構成するトランジ
スタと同一導電型のものとしたから、メモリセルにおい
てPN接合部が形成されず、記憶ノードの電圧をVcc
もしくはGNDレベルにすることがきるという効果があ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/786 9056−4M H01L 29/78 613 B

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2の2つのインバータ回路か
    らなり、情報を保持するフリップフロップと、上記イン
    バータ回路の入力に接続され、上記フリップフロップの
    保持情報をアクセスする第1及び第2のアクセストラン
    ジスタとを備えた半導体記憶装置において、 上記各インバータ回路は、同一導電型のノーマリオンタ
    イプのトランジスタとノーマリオフタイプのトランジス
    タとを電源と接地間に直列接続してなり、かつ電源側ト
    ランジスタに薄膜トランジスタを用いたものであり、 上記アクセストランジスタは、上記インバータ回路を構
    成するトランジスタと同一導電型を有するものであるこ
    とを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 上記第1のインバータ回路の電源側トラ
    ンジスタはそのゲート及びドレインが、該インバータ回
    路をアクセスする第1のアクセストランジスタのドレイ
    ンもしくはソースに接続され、 上記第2のインバータ回路の電源側トランジスタはその
    ゲート及びドレインが該インバータ回路をアクセスする
    第2のアクセストランジスタのドレインもしくはソース
    に接続されたものであることを特徴とする請求項1記載
    の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 上記第1のインバータ回路の電源側トラ
    ンジスタのソースが該インバータ回路をアクセスする第
    1のスイッチングトランジスタのドレインもしくはソー
    スに接続されるとともに、そのゲートが上記第2のイン
    バータをアクセスする第2のスイッチングトランジスタ
    のドレインもしくはソースに接続され、 上記第2のインバータ回路の電源側トランジスタのソー
    スが該インバータ回路をアクセスする第2のスイッチン
    グトランジスタのドレインもしくはソースに接続される
    とともに、そのゲートが上記第1のインバータをアクセ
    スする第1のスイッチングトランジスタのドレインもし
    くはソースに接続されたものであることを特徴とする半
    導体記憶装置。
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