JPH07282399A - 車間距離測定方法 - Google Patents

車間距離測定方法

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Publication number
JPH07282399A
JPH07282399A JP6069643A JP6964394A JPH07282399A JP H07282399 A JPH07282399 A JP H07282399A JP 6069643 A JP6069643 A JP 6069643A JP 6964394 A JP6964394 A JP 6964394A JP H07282399 A JPH07282399 A JP H07282399A
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JP
Japan
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measured
distance
light
radio wave
vehicle
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Pending
Application number
JP6069643A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Iwasaki
充 岩崎
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Calsonic Corp filed Critical Calsonic Corp
Priority to JP6069643A priority Critical patent/JPH07282399A/ja
Publication of JPH07282399A publication Critical patent/JPH07282399A/ja
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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 前方を走行中の自動車からの反射光などを予
想し車間距離を測定すると共にガードレールの反射板か
らの反射光などの外乱による誤測定を低減する。 【構成】 本装置は、照射板用モータ23により光照射
部1から被測定物に照射するレーザー光の照射角度を可
変する。このレーザー光の照射から反射までの時間から
被測定物までの距離を演算処理部11で演算する。自動
車の後部の反射板により反射した場合には、演算した距
離が自動車の幅に相当する照射角度の範囲で同じ距離を
測定するので自動車と予想する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車を予想し、ガー
ドレールなどによる誤測定を低減する車間距離測定方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車間距離測定装置は、図8のよう
にレーザーダイオードなどを光源とする光照射手段であ
る光照射部1がパルス信号を発生させるためのパルス駆
動部3からのパルス信号にしたがって目標とする自動車
にパルス状のレーザー光を照射する。この光照射部1か
らのパルス状のレーザー光は、目標の自動車などに照射
され、これらから反射するレーザー光の一部はフォトダ
イオードなどからなる光受光手段である光受光部5で受
光される。一方、パルス駆動部3はパルス信号出力時に
レーザー光照射信号を積分回路などからなる時間/電圧
変換部7に出力し、光受光部5はレーザー光受光時にレ
ーザー光受光信号を時間/電圧変換部7に出力する。ゆ
えに、時間/電圧変換部7には、レーザー光が照射され
自動車などの被測定物で反射し、光受光部5で受光され
るまでの時間が入力されることになる。そして、この時
間は、時間/電圧変換部7により電圧に変換され、さら
にA/DコンバータなどであるA/D変換部9によって
ディジタル値に変換される。このディジタル値は、マイ
クロプロセッサおよびディジタルシグナルプロセッサな
どの演算処理手段である演算処理部11により光の速度
との積によって本装置と自動車などの被測定物までの距
離に演算される。
【0003】また、このような装置を車に取付け道路の
カーブを走行する場合には、ガードレールなどに付属す
る反射板からの反射光と自動車の後部の反射板からの反
射光を区別できないために誤測定が多く、そのために道
路状況もしくは走行状況を予想し被測定物以外の反射光
など外乱の影響を低減するためにハンドルの操舵角を検
出するための操舵角検出部13および車の加速度を検出
するための加速度検出部15などを設けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな車間距離測定装置にあっては、例えば滑らかなカー
ブを走行し車間距離を測定する場合には、ハンドルを余
り大きく操舵しないために操舵角検出部で検出される操
舵角が直線道路を走行しているときと変わらない値とな
り、結果としてガードレールなどの反射板からの反射光
により誤測定することもあった。
【0005】そこで、本発明の目的は、前方を走行中の
自動車からの反射光などを予想し車間距離を測定すると
共にガードレールの反射板からの反射光などの外乱によ
る誤測定を低減する車間距離測定方法を提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明は、被測定物との距離を測定するために光を
照射するための光照射手段と、当該光照射手段により照
射する光の照射角度を可変するための照射角度可変手段
と、被測定物からの反射光を受光するための光受光手段
と、前記光照射手段により被測定物に光を照射し被測定
物からの反射光を前記光受光手段によって受光すること
で前記光照射手段から被測定物までの距離を演算する演
算処理手段と、からなる車間距離測定装置を用いた車間
距離測定方法であって、前記照射角度可変手段により光
の照射角度を可変すると共に前記光照射手段からの光を
被測定物に照射し、被測定物からの反射光を前記光受光
手段により受光し、前記演算処理手段により前記光照射
手段から被測定物までの距離を演算し、あらかじめ設定
した照射角度の範囲内で前記距離の値が一定範囲内のと
きには、被測定物を自動車と判断することを特徴とす
る。
【0007】被測定物との距離を測定するために音波を
発信するための音波発信手段と、当該音波発信手段によ
り発信する音波の発信角度を可変するための発信角度可
変手段と、被測定物からの反射音波を受信するための音
波受信手段と、前記音波発信手段により被測定物に音波
を発信し被測定物からの反射音波を前記音波受信手段に
よって受信することで前記音波発信手段から被測定物ま
での距離を演算する演算処理手段と、からなる車間距離
測定装置を用いた車間距離測定方法であって、前記発信
角度可変手段により音波の発信角度を可変すると共に前
記音波発信手段からの音波を被測定物に発信し、被測定
物からの反射音波を前記音波受信手段により受信し、前
記演算処理手段により前記音波発信手段から被測定物ま
での距離を演算し、あらかじめ設定した発信角度の範囲
内で前記距離の値が一定範囲内のときには、被測定物を
自動車と判断することを特徴とする。
【0008】被測定物との距離を測定するために電波を
発信するための電波発信手段と、当該電波発信手段によ
り発信する電波の発信角度を可変するための発信角度可
変手段と、被測定物からの反射電波を受信するための電
波受信手段と、前記電波発信手段により被測定物に電波
を発信し被測定物からの反射電波を前記電波受信手段に
よって受信することで前記電波発信手段から被測定物ま
での距離を演算する演算処理手段と、からなる車間距離
測定装置を用いた車間距離測定方法であって、前記発信
角度可変手段により電波の発信角度を可変すると共に前
記電波発信手段からの電波を被測定物に発信し、被測定
物からの反射電波を前記電波受信手段により受信し、前
記演算処理手段により前記電波発信手段から被測定物ま
での距離を演算し、あらかじめ設定した発信角度の範囲
内で前記距離の値が一定範囲内のときには、被測定物を
自動車と判断することを特徴とする。
【0009】
【作用】上述のように構成された本発明の車間距離測定
方法は、以下のように作用する。
【0010】本方法は、レーザー光を光照射手段により
前方を走行中の被測定物に照射し、照射角度可変手段に
よって道路と水平方向に照射角度を可変する。この照射
角度が可変されるレーザー光は、自動車の後部の反射板
により反射し光受光手段で受光され、演算処理手段によ
り照射から受光までの時間によって本装置から自動車ま
での距離として演算される。また、自動車の後部の反射
板は、形状は様々であるが車の車幅とほぼ同じ間隔で2
個程度が配置されているものが多い。したがって、演算
処理手段によって演算された前述の距離の内、車の車幅
とほぼ同じ間隔で本装置との距離が一定の被測定物は自
動車と予想することができる。
【0011】そして、本方法は、音波を音波発信手段に
より前方を走行中の被測定物に発信し、発信角度可変手
段によって道路と水平方向に発信角度を可変する。この
発信角度が可変される音波は、自動車の後部により反射
し音波受信手段で受信され、演算処理手段により発信か
ら受信までの時間によって本装置から自動車までの距離
として演算される。したがって、演算処理手段によって
演算された前述の距離の内、車の車幅とほぼ同じ間隔で
本装置との距離が一定の被測定物は自動車と予想するこ
とができる。
【0012】また、本方法は、電波を電波発信手段によ
り前方を走行中の被測定物に発信し、発信角度可変手段
によって道路と水平方向に発信角度を可変する。この発
信角度が可変される電波は、自動車の後部により反射し
電波受信手段で受信され、演算処理手段により発信から
受信までの時間によって本装置から自動車までの距離と
して演算される。したがって、演算処理手段によって演
算された前述の距離の内、車の車幅とほぼ同じ間隔で本
装置との距離が一定の被測定物は自動車と予想すること
ができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の車間距離測定方法を図面に基
づいて説明する。
【0014】第1実施例である本方法に用いる装置は、
図1のように従来例で説明した図8の装置からそれぞれ
不要な操舵角検出部13および加速度検出部15を取り
除き、光照射部1内部の図示しないレーザー光を外部に
照射する照射板の照射角度を可変するための照射角可変
手段である照射板用モータ23並びに、この照射板用モ
ータ23を駆動するためのパワー素子およびゲート回路
などからなる照射板用駆動部21を設けたものである。
【0015】本方法は、例えば本装置の前方100m付
近で約3.5mの道幅を測定できるように照射板用駆動
部21により駆動される照射板用モータ23によって光
照射部1内部の照射板を1度づつ6方向に可動し、光照
射部1からのレーザー光を図3のように被測定物に向か
って扇状に照射する。このように照射したレーザー光
は、前方を走行中の自動車の後部の反射板により反射
し、光受光部5で受光される。一方、時間/電圧変換部
7には、パルス駆動部3からのレーザー光照射信号およ
び光受光部5からのレーザー光受光信号がそれぞれ入力
される。ゆえに、レーザー光が被測定物に照射され反射
し反射光が受光されるまでの時間は、時間/電圧変換部
7により電圧に変換される。この電圧は、A/D変換部
9によりディジタル値に変換された後に演算処理部11
により本装置と被測定物までの距離として演算されるこ
とになる。この演算された距離をLとすると、照射角度
6方向の内2方向以上からL±500mmの範囲に入る距
離を測定した場合には、自動車の後部の反射板からの反
射光に基づく演算結果であると予想し、距離などを表示
するための表示部51によって本装置から自動車までの
距離を表示する。そして、前述のように照射角度6方向
の内2方向以上からL±500mmの範囲に入らない場合
には、自動車ではないと予想しガードレールなどの表示
およびその距離をディスプレイなどの表示部51で表示
する。
【0016】なお、光照射部1内の照射板の照射角度
は、1度づつ6方向としたが、必ずしも1度づつ6方向
とする必要はなく、前方何m先の自動車を被測定物とし
て測定するのかなどの条件により最適に設定することが
望ましい。そして、照射角度6方向の内、2方向以上か
らL±500mの距離を検出した場合には、被測定物を
自動車と予想するが、必ずしもL±500mではなく本
装置の測定時の誤差を考慮し最適に設定することが望ま
しい。また、照射板用モータ23は、DCモータおよび
ACモータのどちらでもよく、ソレノイドバルブなどの
ようなアクチュエータでもよい。
【0017】図2は、第1実施例である本方法による制
御を説明するためのフローチャートである。
【0018】本方法は、レーザー光を光照射部1から被
測定物に照射し(S1)、照射板用モータ23により光
照射部1内の照射板を可動し被測定物に照射するレーザ
ー光の照射角度を可変し(S2)、被測定物からの反射
光を光受光部5によって受光することでレーザー光の照
射から受光までの時間から被測定物との距離を演算する
(S3)。このことをレーザー光の照射角度を1度づつ
6方向を行うまで繰り返し(S4)、例えば本装置と自
動車までの距離がLとすると、2方向以上からの距離の
値がL±500mmの範囲内にある時は(S5)、被測定
物が自動車であると予想し(S6)、それ以外のときに
はガードレールなどの固定物または自動車以外の乗り物
と予想する(S7)。
【0019】第2実施例である本方法に用いる装置は、
図4のように実施例1で説明した図1の装置の光照射部
1の代わりに発信用超音波振動子などからなり超音波を
発生し出力するための音波発信手段である音波発信部3
1および光受光部5の代わりに受信用超音波振動子など
からなり超音波を受信するための音波受信手段である音
波受信部33を設け、さらに音波発信部31から発信す
る超音波の発信角度を可変するための発信角可変手段で
ある発信部用モータ25並びにこの発信部用モータ25
を駆動するためのパワー素子およびゲート回路などから
なる発信部用駆動部24を設けたものである。
【0020】本方法は、例えば本装置の前方100m付
近で約3.5mの道幅を測定できるように発信部用駆動
部24により駆動される発信部用モータ25によって音
波発信部31内部の発信用超音波振動子および超音波に
指向性を持たせるための音響レンズなどを1度づつ6方
向に可動し、音波発信部31内の図示しない音響レンズ
などにより集束され指向性を持つ超音波を図3のように
被測定物に向かって扇状に照射する。このように発信し
た超音波は、前方を走行中の自動車の後部により反射
し、音波受信部33で受信される。一方、時間/電圧変
換部7には、パルス駆動部3からの超音波発信信号およ
び音波受信部33からの超音波受信信号がそれぞれ入力
される。ゆえに、超音波が被測定物に発信され反射し反
射音波が受信されるまでの時間は、時間/電圧変換部7
により電圧に変換される。この電圧は、A/D変換部9
によりディジタル値に変換された後に演算処理部11に
より本装置と被測定物までの距離として演算されること
になる。この演算された距離をLとすると、発信角度6
方向の内2方向以上からL±500mmの範囲に入る距離
を測定した場合には、自動車の後部からの反射音波に基
づく演算結果であると予想し、距離などを表示するため
の表示部51によって本装置から自動車までの距離を表
示する。そして、前述のように発信角度6方向の内2方
向以上からL±500mmの範囲に入らない場合には、自
動車ではないと予想しガードレールなどの表示およびそ
の距離をディスプレイなどの表示部51で表示する。
【0021】なお、超音波の発信角度は、2度づつ1方
向としたが、必ずしも1度づつ6方向とする必要はな
く、前方何m先の自動車を被測定物として測定するのか
などの条件により最適に設定することが望ましい。そし
て、照射角度6方向の内、2方向以上からL±500m
の距離を検出した場合には、被測定物を自動車と予想す
るが、必ずしもL±500mではなく本装置の測定時の
誤差を考慮し最適に設定することが望ましい。また、発
信部用モータ25は、DCモータおよびACモータのど
ちらでもよく、ソレノイドバルブなどのようなアクチュ
エータでもよい。
【0022】図5は、第2実施例である本方法による制
御を説明するためのフローチャートである。
【0023】本方法は、超音波を音波発信部31から被
測定物に発信し(S11)、発信部用モータ25により
音波発信部31内の図示しない音響レンズなどを可動し
被測定物に発信する超音波の発信角度を可変し(S1
2)、被測定物からの反射音波を音波受信部33によっ
て受信することで超音波の発信から受信までの時間から
被測定物との距離を演算する(S13)。このことを超
音波の音波角度を1度づつ6方向を行うまで繰り返し
(S14)、例えば本装置と自動車までの距離がLとす
ると、2方向以上からの距離の値がL±500mmの範囲
内にある時は(S15)、被測定物が自動車であると予
想し(S16)、それ以外のときにはガードレールなど
の固定物または自動車以外の乗り物と予想する(S1
7)。
【0024】第3実施例である本方法に用いる装置は、
図6のように実施例1で説明した図1の装置の光照射部
1の代わりに発信用アンテナなどからなりマイクロ波を
発生し出力するための電波発信手段である電波発信部4
1および光受光部5の代わりに受信用アンテナなどから
なりマイクロ波を受信するための電波受信手段である電
波受信部43を設け、さらに電波発信部41から発信す
るマイクロ波の発信角度を可変するための発信角可変手
段である発信部用モータ27並びにこの発信部用モータ
27を駆動するためのパワー素子およびゲート回路など
からなる発信部用駆動部26を設けたものである。
【0025】本方法は、例えば本装置の前方100m付
近で約3.5mの道幅を測定できるように発信部用駆動
部26により駆動される発信部用モータ27によって電
波発信部41内部の発信用アンテナおよび電波レンズな
どを1度づつ6方向に可動し、図示しない電波発信部4
1内の電波レンズなどにより集束され指向性を持つマイ
クロ波を図3のように被測定物に向かって扇状に照射す
る。このように発信したマイクロ波は、前方を走行中の
自動車の後部により反射し、電波受信部43で受信され
る。一方、時間/電圧変換部7には、パルス駆動部3か
らのマイクロ波発信信号および電波受信部33からのマ
イクロ波受信信号がそれぞれ入力される。ゆえに、マイ
クロ波が被測定物に発信され反射し反射電波が受信され
るまでの時間は、時間/電圧変換部7により電圧に変換
される。この電圧は、A/D変換部9によりディジタル
値に変換された後に演算処理部11により本装置と被測
定物までの距離として演算されることになる。この演算
された距離をLとすると、発信角度6方向の内2方向以
上からL±500mmの範囲に入る距離を測定した場合に
は、自動車の後部からの反射電波に基づく演算結果であ
ると予想し、距離などを表示するための表示部51によ
って本装置から自動車までの距離を表示する。そして、
前述のように発信角度6方向の内2方向以上からL±5
00mmの範囲に入らない場合には、自動車ではないと予
想しガードレールなどの表示およびその距離をディスプ
レイなどの表示部51で表示する。
【0026】なお、マイクロ波の発信角度は、1度づつ
6方向としたが、必ずしも1度づつ6方向とする必要は
なく、前方何m先の自動車を被測定物として測定するの
かなどの条件により最適に設定することが望ましい。そ
して、照射角度6方向の内、2方向以上からL±500
mの距離を検出した場合には、被測定物を自動車と予想
するが、必ずしもL±500mではなく本装置の測定時
の誤差を考慮し最適に設定することが望ましい。また、
発信部用モータ27は、DCモータおよびACモータの
どちらでもよく、ソレノイドバルブなどのようなアクチ
ュエータでもよい。
【0027】図7は、第3実施例である本方法による制
御を説明するためのフローチャートである。
【0028】本方法は、マイクロ波を電波発信部41か
ら被測定物に発信し(S21)、発信部用モータ27に
より電波発信部41内の図示しない電波レンズなどを可
動し被測定物に発信するマイクロ波の発信角度を可変し
(S22)、被測定物からの反射電波を電波受信部43
によって受信することでマイクロ波の発信から受信まで
の時間から被測定物との距離を演算する(S23)。こ
のことをマイクロ波の電波角度を1度づつ6方向を行う
まで繰り返し(S24)、例えば本装置と自動車までの
距離がLとすると、2方向以上からの距離の値がL±5
00mmの範囲内にある時は(S25)、被測定物が自動
車であると予想し(S26)、それ以外のときにはガー
ドレールなどの固定物または自動車以外の乗り物と予想
する(S27)。
【0029】以上のように動作させることにより本方法
は、レーザー光または超音波もしくはマイクロ波を装置
の前方の被測定物に照射角度を可変しながら照射し、被
測定物からの反射光もしくは反射波を照射角度毎に比較
し、100m先の自動車の幅に相当する照射角度の範囲
で同じような距離を測定した場合には、自動車として予
想し測定するのでガードレールなどによる誤測定を低減
できる。
【0030】
【発明の効果】以上、述べたように本発明の車間距離測
定方法は、被測定物に照射するレーザー光の照射角度を
可変し被測定物からの反射光により被測定物までの距離
を演算し自動車の幅に相当する照射角度の範囲でほぼ同
じ距離を測定した場合に自動車からの反射光であると予
想し車間距離を測定するのでガードレールの反射板から
の反射光などの外乱による誤測定を低減することができ
る。
【0031】また、本発明の車間距離測定方法は、被測
定物に発信する超音波の発信角度を可変し被測定物から
の反射波により被測定物までの距離を演算し自動車の幅
に相当する発信角度の範囲でほぼ同じ距離を測定した場
合に自動車からの反射波であると予想し車間距離を測定
するのでガードレールからの反射波などの外乱による誤
測定を低減することができる。
【0032】さらに、本発明の車間距離測定方法は、被
測定物に発信するマイクロ波の発信角度を可変し被測定
物からの反射波により被測定物までの距離を演算し自動
車の幅に相当する発信角度の範囲でほぼ同じ距離を測定
した場合に自動車からの反射波であると予想し車間距離
を測定するのでガードレールからの反射波などの外乱に
よる誤測定を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の車間距離測定方法に用
いる装置の構成を説明するための図面である。
【図2】 本発明の第1実施例の車間距離測定方法の制
御を説明するためのフローチャートである。
【図3】 本発明の車間距離測定方法によるレーザー光
および超音波,マイクロ波の照射角度の可変状態を説明
するための図面である。
【図4】 本発明の第2実施例の車間距離測定方法に用
いる装置の構成を説明するための図面である。
【図5】 本発明の第2実施例の車間距離測定方法の制
御を説明するためのフローチャートである。
【図6】 本発明の第3実施例の車間距離測定方法に用
いる装置の構成を説明するための図面である。
【図7】 本発明の第3実施例の車間距離測定方法の制
御を説明するためのフローチャートである。
【図8】 従来の車間距離測定装置を説明するための図
面である。
【符号の説明】
1…光照射部、3…パルス駆動部、5…光受光部、7…
時間/電圧変換部、9…A/D変換部、11…演算処理
部、21…照射板用駆動部、23…照射板用モータ、2
4…発信部用駆動部、25…発信部用モータ、26…発
信部用駆動部、27…発信部用モータ、31…音波発信
部、33…音波受信部、41…電波発信部、43…電波
受信部、51…表示部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01S 17/93

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物との距離を測定するために光を
    照射するための光照射手段と、当該光照射手段により照
    射する光の照射角度を可変するための照射角度可変手段
    と、被測定物からの反射光を受光するための光受光手段
    と、前記光照射手段により被測定物に光を照射し被測定
    物からの反射光を前記光受光手段によって受光すること
    で前記光照射手段から被測定物までの距離を演算する演
    算処理手段と、からなる車間距離測定装置を用いた車間
    距離測定方法であって、 前記照射角度可変手段により光の照射角度を可変すると
    共に前記光照射手段からの光を被測定物に照射し、 被測定物からの反射光を前記光受光手段により受光し、 前記演算処理手段により前記光照射手段から被測定物ま
    での距離を演算し、 あらかじめ設定した照射角度の範囲内で前記距離の値が
    一定範囲内のときには、被測定物を自動車と判断するこ
    とを特徴とする車間距離測定方法。
  2. 【請求項2】 被測定物との距離を測定するために音波
    を発信するための音波発信手段と、当該音波発信手段に
    より発信する音波の発信角度を可変するための発信角度
    可変手段と、被測定物からの反射音波を受信するための
    音波受信手段と、前記音波発信手段により被測定物に音
    波を発信し被測定物からの反射音波を前記音波受信手段
    によって受信することで前記音波発信手段から被測定物
    までの距離を演算する演算処理手段と、からなる車間距
    離測定装置を用いた車間距離測定方法であって、 前記発信角度可変手段により音波の発信角度を可変する
    と共に前記音波発信手段からの音波を被測定物に発信
    し、 被測定物からの反射音波を前記音波受信手段により受信
    し、 前記演算処理手段により前記音波発信手段から被測定物
    までの距離を演算し、 あらかじめ設定した発信角度の範囲内で前記距離の値が
    一定範囲内のときには、被測定物を自動車と判断するこ
    とを特徴とする車間距離測定方法。
  3. 【請求項3】 被測定物との距離を測定するために電波
    を発信するための電波発信手段と、当該電波発信手段に
    より発信する電波の発信角度を可変するための発信角度
    可変手段と、被測定物からの反射電波を受信するための
    電波受信手段と、前記電波発信手段により被測定物に電
    波を発信し被測定物からの反射電波を前記電波受信手段
    によって受信することで前記電波発信手段から被測定物
    までの距離を演算する演算処理手段と、からなる車間距
    離測定装置を用いた車間距離測定方法であって、 前記発信角度可変手段により電波の発信角度を可変する
    と共に前記電波発信手段からの電波を被測定物に発信
    し、 被測定物からの反射電波を前記電波受信手段により受信
    し、 前記演算処理手段により前記電波発信手段から被測定物
    までの距離を演算し、 あらかじめ設定した発信角度の範囲内で前記距離の値が
    一定範囲内のときには、被測定物を自動車と判断するこ
    とを特徴とする車間距離測定方法。
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