JPH07282375A - 現在位置緊急通報装置 - Google Patents

現在位置緊急通報装置

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Publication number
JPH07282375A
JPH07282375A JP3302801A JP30280191A JPH07282375A JP H07282375 A JPH07282375 A JP H07282375A JP 3302801 A JP3302801 A JP 3302801A JP 30280191 A JP30280191 A JP 30280191A JP H07282375 A JPH07282375 A JP H07282375A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emergency
collision
current position
circuit
car
Prior art date
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Pending
Application number
JP3302801A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetoshi Fujiwara
英俊 藤原
Ikuo Nishitaka
郁夫 西高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON KEIEI KIKAKU KENKYUSHO
NIPPON KEIEI KIKAKU KENKYUSHO KK
Universal Technics Co Ltd
Original Assignee
NIPPON KEIEI KIKAKU KENKYUSHO
NIPPON KEIEI KIKAKU KENKYUSHO KK
Universal Technics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON KEIEI KIKAKU KENKYUSHO, NIPPON KEIEI KIKAKU KENKYUSHO KK, Universal Technics Co Ltd filed Critical NIPPON KEIEI KIKAKU KENKYUSHO
Priority to JP3302801A priority Critical patent/JPH07282375A/ja
Publication of JPH07282375A publication Critical patent/JPH07282375A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ドライバーが事故や突然意識を失
った場合、あるいは身動きができない状態にあっても警
察などの関係者にそのことを自動的に通報し、しかもそ
の際自動車の現在位置をも撮像装置で映像にして自動的
に通報し得るように構成された現在位置緊急通報装置を
提供するものである。 【構成】上記構成よりなる本発明によれば、自動車が衝
突事故を起こしドライバーが意識を無くしている場合や
重傷で身動きができなくなっている場合、衝突時の衝撃
力を衝突検出手段が検出し同時に位置検出手段が作動し
て、入出力制御手段の制御により自動車電話の送信系を
介して自動車の周囲の映像と一緒に自動的に警察などの
救急セクションに連絡が取られるように構成されている
ため、自動的に救急セクションに事故とその事故が発生
した位置が通報されることになり、速やかに救急措置を
受けることができることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車電話などが広
い地域内で故障したり事故に遭ったりした場合に使用さ
れる現在位置緊急通報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、アメリカなどの広大な土
地にあっては、自動車事故でドライバーが事故に遭って
意識を失ったり、重傷で身動きがとれなくなったりする
と車の位置を関係者(警察署等)に伝えるためには、自
動的に事故に遭った自動車の位置と緊急の事故にあって
いることを警察署等に知らせるための緊急通報装置が必
要になるが、従来の自動車にはドライバー自身が使用す
る現在位置を通知するGPS受信機(位置通報手段)を
備えた自動車はあってもドライバーそのものが意識を失
ったり、重傷で身動きできないような事故に遭ったりす
ると、誰か別の人がその現場を確認し警察署等に知らせ
るまでは手の施しようがなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の場
合には、ドライバーが事故で意識を失ったり、重傷で身
動きできないような事故に遭ったりすると、たとえ助か
るような場合でもそのことを自動的に警察などの関係者
に知らせるための自動通報手段がないため通報ができず
にドライバーが死に至るということがよくあった。この
発明は、上記課題を解決するためになされたもので、自
動車に搭載されるGPS受信機など位置情報装置を有効
に活用し、ドライバーが事故や突然意識を失った場合、
あるいは身動きができない状態にあっても警察などの関
係者にそのことを自動的に通報し、しかもその際自動車
の現在位置をも自動的に通報し得るように構成された現
在位置緊急通報装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、
【請求項1】記載の発明は、各救急セクションや通話を
所望する相手先に対し送信系を介して連絡することがで
きるように自動車に設けられている自動車電話と、自動
車の現在位置を検出するために自動車に搭載されたGP
S受信機などからなる現在位置検出手段と、自動車が衝
突した場合にその衝突によってもたらさせる衝撃力を検
出するように自動車に装着されている衝突センサ等から
なる衝突検出手段と、この衝突検出手段と上記現在位置
検出手段とに連繋され、上記自動車が衝突した場合に衝
突検出手段が作動すると同時に現在位置検出手段が作動
し、衝突時の情報と現在位置情報を自動車電話の送信系
に出力制御するように構成された入出力制御手段と、上
記衝突検出手段に連繋され、衝突検出手段が作動し始め
ると自動車の周囲を撮影する映像手段と、を備えている
ことを特徴とする。
【0005】
【作用】上記構成よりなる
【請求項1】記載の発明によれば、自動車が衝突事故を
起こしドライバーが意識を無くしている場合や重傷で身
動きができなくなっている場合、衝突時の衝撃力を衝突
検出手段が検出し同時に位置検出手段が作動して、入出
力制御手段の制御により自動車電話の送信系を介して自
動的に警察などの救急セクションに連絡が取られるよう
に構成されているため、例えばアメリカなどの広大な地
域で交通事故を起こした場合で、ドライバーが意識を失
ったり、重傷を負った場合でも自動的に救急セクション
に事故とその事故が発生した位置が通報されることにな
り、速やかに救急措置を受けることができることにな
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係る現在位置緊急通報装置の
一実施例を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係
る現在位置緊急通報装置に用いられる自動車電話の正面
面図、図2は現在位置緊急通報装置の内部回路の概要を
示す回路ブロック図、図3は自動車電話の全体概要を示
す回路ブロック図である。図1で示すように、本発明に
使用される自動車電話の電話機を正面から見たもので、
電話機1が携帯して気軽に片手で操作できるようにコン
パクトに構成されている。この電話機1には、上方部の
一側端部にアンテナ2が植設されていて、このアンテナ
2により相手方との通話が可能になるように構成されて
いる。電話機1の前面側上方部には、受話器として使用
されるスピーカ3が配設され、その下方には通話を所望
した相手先の電話番号を表示するディスプレイ回路(L
CD)4が設けられている。このディスプレイ回路4の
下方には、相手先の電話番号を指定するためのテンキー
などが配設されたキーパットダイヤル部5aを構成する
キーパッド部5が設けられている。そのキーパッド部5
の下方に位置し上記スピーカ3と所定の間隔を置いて送
話器として使用されるマイクロホン6が配設されてい
る。ここで、スピーカ3とマイクロホン6との間隔は、
スピーカ3が耳側に位置し、一方マイクロホン6側が音
声を発する口側に位置するような間隔が保持されるよう
に形成されている。図2は、この電話機本体Aに内蔵さ
れている回路の回路ブロック図を示したもので、電話機
本体Aを制御する制御回路10が設けられている。この
制御回路10は、ビッド同期回路11とこのビッド同期
回路11に接続される符号復号回路12と符号復号回路
12からの信号を入力するための入出力ポートとなるI
/O回路14が設けられている。I/O回路14は、ト
ーン発生回路13に接続されている。I/O回路14に
はCPU15とRAM16とROM17とが接続されて
いる。また、上記制御回路10には送信系30の音声ゲ
ート回路40と受信系32の音声ゲート回路41が接続
されている。音声ゲート回路40のマイクロホン6は、
インターフェイス回路50,モデム51を介してローラ
マイト式の衝撃センサー52に接続されている。この衝
撃センサー52は、連動スイッチSW1とSW2に連繋
されていて、自動車が衝突した場合には自動的に連動ス
イッチSW1及びSW2をオンさせるようになってい
る。連動スイッチSW1は、緊急番号発生回路53を介
してダイヤル信号を制御する制御回路10に接続されて
いて、緊急番号発生回路53から緊急信号が入力される
と、制御回路10ではROM17に予め設定されている
プログラムに基づいて警察などの救急セクションに対し
て救急信号を通報するように構成されている。また、S
W2の方は、GPS受信機54側に連繋されており、G
PS受信機54にて衛星などを介して演算された緯度・
経度・高度・時間などの位置確認用信号を表示器55に
表示するとともに、モデム51,インターフェイス回路
50を介して送信系30に入力するように接続されてい
る。GPS受信機54は、衛星との交信をすることがで
きるアンテナプリアンプユニット60とレシーバプロセ
ッサユニット61とから概略構成されていている。アン
テナプリアンプユニット60は、アンテナ62とプリア
ンプ63とから構成されており、レシーバプロセッサユ
ニット61は、RF(レシーバユニット)回路64と衛
星からの信号を受けとり緯度・経度・高度・時間などを
演算し位置確認用信号としてデータ出力部66に出力さ
れるように構成さている。このGPS受信機54は、従
来使用されているものを活用すれば足りるので、回路の
詳細説明は省略する。なお、上記制御回路10には、例
えば緊急信号がCPU15に入力されるとCPU15が
RAM16のテーブルに緯度・経度・高度・時間などの
位置確認用信号を書込み、ROM17のプログラムされ
ている順序で事故信号と現在位置情報を送信系30を介
して警察署などの救急セクションに通報するように設定
されている。その際に、上記SW2に連繋されている撮
像装置70も作動して自動車の周囲の状況が撮影され、
一緒にレシーバプロセッサユニット61、アンテナ60
を介して警察署などの救急セクションに通報するように
設定されている。また、図3は、この自動車電話に使用
される回路の全体概要を示した回路ブロック図であり、
図中30が送信系、31が受信系、32が周波数シンセ
サイザ部、33が送受信分波器であり、この部分は、従
来使用されている自動車電話の回路と同等に構成されて
いるので詳細な説明は省略する。つぎに、この実施例に
おける現在位置通報装置の作用について説明する。先
ず、この自動車がなんらかの自動車事故に遭遇したよう
な場合には、衝突時の衝撃力で衝撃センサー52が作動
し、自動的に連動スイッチSW1及びSW2がオンす
る。そうすると、緊急番号発生回路53から緊急信号が
制御回路10に入力されると同時に、GPS受信機54
にて衛星などを介して演算された緯度・経度・高度・時
間などの位置確認用信号が送信系30を介して警察署な
どの救急セクションに通報されることになる。したがっ
て、例えば、アメリカなどの広大な地域にあって、交通
事故に遇った場合やドライバーが交通事故で意識不明に
なったり重傷を負って身動きができないような状態に陥
ったとしても、自動的に現在位置情報と緊急信号とが警
察署などの救急セクションに通報され、同時に自動車の
周囲の映像も一緒に送信されることになり、より迅速に
的確な救急活動がなされることになる。
【0007】
【本発明の効果】上述した構成より明らかなように、「
【請求項1】」記載の発明では、自動車が衝突事故を起
こしドライバーが意識を無くしている場合や重傷で身動
きができなくなっている場合、衝突時の衝撃力を衝突検
出手段が検出し同時に位置検出手段が作動して、入出力
制御手段の制御により自動車電話の送信系を介して自動
的に警察などの救急セクションに連絡が取られるように
構成されているため、例えばアメリカなどの広大な地域
で交通事故を起こした場合で、ドライバーが意識を失っ
たり、重傷を負った場合でも自動的に救急セクションに
事故とその事故が発生した位置が映像とともに通報され
ることになり、速やかに救急措置を受けることができる
ことになる等の効果を奏する。
【0008】
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明に係る発明装置に使用する自動車電
話の正面図である。
【図2】は、本発明現在位置緊急通報装置に用いられる
回路構成を示す回路ブロック図である。
【図3】は、本発明に用いられる自動車電話の回路の全
体概要を示す回路ブロックである。
【符号の説明】
1 … 自動車電話本体 2 … アンテナ部 3 … スピーカ 4 … ディスプレイ 5 … キーパッド部 6 … マイクロホン(送話器) 10… 制御回路 15… CPU 16… RAM 17… PROM 30… 送信系 32… 回転式ダイヤル 52… 衝撃センサー 53… 緊急番号発生回路 54… GPS受信機 60… アンテナプリアンプユニット 61… レシーバプロセッサユニット61 70… 撮像装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01S 5/14 G08B 25/10 D 9377−5G H04B 7/26 H04Q 7/34

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各救急セクションや通話を所望する相手先
    に対し送信系を介して連絡することができるように自動
    車に設けられている自動車電話と、 自動車の現在位置を検出するために自動車に搭載された
    GPS受信機などからなる現在位置検出手段と、 自動車が衝突した場合にその衝突によってもたらさせる
    衝撃力を検出するように自動車に装着されている衝突セ
    ンサ等からなる衝突検出手段と、 この衝突検出手段と上記現在位置検出手段とに連繋さ
    れ、上記自動車が衝突した場合に衝突検出手段が作動す
    ると同時に現在位置検出手段が作動し、衝突時の情報と
    現在位置情報を自動車電話の送信系に出力制御するよう
    に構成された入出力制御手段と、 上記衝突検出手段に連繋され、衝突検出手段が作動し始
    めると自動車の周囲を撮影する映像手段と、 を備えていることを特徴とする現在位置緊急通報装置。
JP3302801A 1991-09-05 1991-09-05 現在位置緊急通報装置 Pending JPH07282375A (ja)

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JP3302801A JPH07282375A (ja) 1991-09-05 1991-09-05 現在位置緊急通報装置

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JPH07282375A true JPH07282375A (ja) 1995-10-27

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ID=17913280

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JP3302801A Pending JPH07282375A (ja) 1991-09-05 1991-09-05 現在位置緊急通報装置

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JP (1) JPH07282375A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11250377A (ja) * 1997-02-04 1999-09-17 Masanobu Kujirada 携帯型安全システム
JP4859273B2 (ja) * 1998-01-20 2012-01-25 スナップトラック・インコーポレーテッド 複合型gpsレシーバおよび通信システムにおける相互干渉を低減する方法と装置
CN102789679A (zh) * 2012-08-16 2012-11-21 徐州惠仁信息技术发展有限公司 汽车被撞手机报警系统
CN106781510A (zh) * 2017-03-14 2017-05-31 上海保橙网络科技有限公司 一种使用手机自动检测驾驶过程中发生碰撞事件的方法

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