JPH07282284A - 電子的構造化画像ジェネレータ - Google Patents

電子的構造化画像ジェネレータ

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JPH07282284A
JPH07282284A JP6235297A JP23529794A JPH07282284A JP H07282284 A JPH07282284 A JP H07282284A JP 6235297 A JP6235297 A JP 6235297A JP 23529794 A JP23529794 A JP 23529794A JP H07282284 A JPH07282284 A JP H07282284A
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アール.カンパネーリ マイケル
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イー.ボルマン ジェイムズ
Takashi Nagao
隆 長尾
Toshiya Yamada
敏哉 山田
Kazuya Yamada
和也 山田
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  • Image Processing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 最小メモリ要求によってディスプレイ解像度
の画像で動作し且つ高解像度、高品質のプリント画像を
生成し得るSIフォーマットを提供すること。 【構成】 構造化画像(SI)がネットワークシステム
だけでなく組み込まれたシステムで実行可能であり、ラ
スタ画像へレンダリングできるデータの表現である「オ
ブジェクト」とレンダリングされるオブジェクトのため
の「フレーム」を示す「ペーストボード」によって定義
され、SIオブジェクトをラスタ画像へ変換するために
ReadObject()がユーザ入力デバイス120を用いてコマ
ンドを介して呼び出され、SIオブジェクトと子オブジ
ェクトは適切な出力サイズへ自動的にレンダリングさ
れ、SIは構造化画像定義(SID)ファイルにより記
述される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この特許書類の開示の一部は著作
権保護を受ける資料を含む。この著作権所有者は、米国
の特許及び商標事務局の特許出願又は記録に現れるの
で、特許書類又は特許開示のいづれによってもファクシ
ミリの複写(再生)に対して意義を申し立てないが、い
ずれにしろ全てのあらゆる所有権の権利を保留してい
る。
【0002】本発明は階層的及びデバイス独立フォーマ
ット内のオブジェクトの集合として複雑なカラーラスタ
画像を表現するための画像処理装置及び/又はジェネレ
ータに係り、特に、ソースデータだけでなく、それらを
レンダリングするために必要とれる画像処理動作を含み
且つ適切なユーザインターフェースを用いて、再編集の
可能性、カスタマイゼーション(個別化)及びエンハン
スメント、自動的画像アセンブリ、及び高性能の画像形
成を支援するSI(構造化画像)フォーマットに関す
る。
【0003】
【従来の技術】
【0004】現在使用されている業務用で入手可能なパ
ッケージは相当な量のメモリを操作する必要がある。例
えば、Adobe Photoshop (アドーベ・フォトショップ)
(登録商標)はインタラクティブな(対話型)編集中
に、フルサイズ(全寸法)の三つの複写を記憶する。従
って、一般的な24−ビットのカラー画像(300dp
iで8.5×11インチ(約238cm))が画像コピ
ー毎に24メガバイトのメモリを必要とし得る。
【0005】さらに、業務用ソフトウェアは、大型画像
を編集する時は(特に)反応が遅く貧弱な性能(パフォ
ーマンス)を呈することが多い。また、上記に説明され
ているように、Photoshop (登録商標)は(その大きさ
にかかわらず)画像の三つの複写を記憶しなければなら
ない。全てのインタラクティブ動作が完全画像を処理す
るので、性能は極めてゆっくりである。
【0006】さらに、一般的な業務用ソフトウェアは完
全なラスタとして出力画像を記憶する。従って、画像の
新しいバージョンごとに、完全なラスタが書き出されな
ければならず且つこれらのバージョン内に含まれた動作
をアンドゥ(取り消す)することはできない。上記のよ
うに1画像あたり24バイトでは、ディスクの要求条件
が広範囲にわたる。さらに、このような画像をアーカイ
ブ(保存)することによって拡張記憶空間も必要とされ
る。
【0007】また、複数のカスタマイズされた画像を構
築するためにジョブ・テンプレートを作成する能力を有
する業務用印刷アリーナ(環境)における画像プロセッ
サの対する要求が決定的に存在している。このようなジ
ョブ・アプリケーション(適用業務)・テンプレートの
作成を可能とする業務用画像処理パッケージは殆ど存在
していない。さらに、Photoshop (登録商標)のような
業務用画像処理ソフトウェアパッケージは出力デバイス
用に最適化された出力画像を形成する能力が限られてい
る。一般には、カラー補正及び簡単な解像度の変換が、
適用できる全ての能力といえる。
【0008】さらに、一般的な業務用画像処理ソフトウ
ェアにおいて、オペレータによって実行される画像処理
動作のリストを編集する能力も非常に限られる。例え
ば、Photoshop (登録商標)は一度だけのアンドゥ(取
り消し)動作を可能にするにすぎない。また、一般的な
業務用のソフトウェアは、画像処理の最適化を許容しな
い。要するに、画像を一旦形成すると、動作を結合し且
つ高解像度画像でのパフォーマンスを高める能力を失
う。
【0009】最後に、構造化ドキュメント理論とそのテ
クノロジが製品やサービスにどのように影響し得るかに
ついて業界の関心が高まっている。現在の構造化ドキュ
メント理論は、ラスタ画像を、階層的性質又はそれに対
応する画像処理動作を有さない単純な内容ブロックとみ
なす。ページ指向記述に関しては、1991年3月発行
のアイトリプリイー(IEEE)の「コンピュータ・グラフ
ィックス&アプリケーション・ジャーナル」の71〜7
8頁のJ. Schonhut (ションハット)、H. Wiedling
(ウィールドリング)、及びV. Samara (サマラ)著
の"Constructive Page Description" を参照されたい。
構造化文書の一般的な説明に関しては、1989年のエ
レクトロニック出版のケンブリッジシリーズにおいて、
J. Andre(アンドレ)、R. Furuta (古田)、及びV. Q
uint(クイント)らによって発表された"Structured Do
cuments"を参照せよ。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、最小のメモリ要求によってディスプレイ解像度画像
上で動作し、且つ高解像度、高品質のプリント画像形成
が可能なSIフォーマットを提供することによって、上
記の欠点を取り除くことである。SI(構造化画像)
は、レンダリング(描画)を出力するためにオブジェク
ト、記憶、編集及び/又は準備並びに分散及び/又は移
動の獲得の全域にアドレス可能なベーステクノロジであ
る。
【0011】本発明の他の目的は、ディスプレイ解像度
画像上でインタラクティブに動作し、これにより、良好
なインタラクティブ・パフォーマンスを有することが可
能なSIフォーマットを提供することである。さらに、
高解像度出力は、単に、SIが高解像度でレンダリング
されるか又はラスタ化されることを要求するだけで発生
し得る。レンダリング処理は、特定のデバイスに対して
レンダリングするのに適したソース画像及びデバイス依
存情報を自動的に使用する。他の画像エディタはディス
プレイ解像度画像を使用することができるが、SIはタ
スクによって画像の解像度を選ぶ。
【0012】本発明の他の目的はまた、構成要素オブジ
ェクトへのポインタを含むテキストファイルとして画像
を記憶することである。出力ラスタはディスプレイ又は
印刷が要求されるまで発生しない。従って、SIの何百
ものバージョンが一般に一つのラスタ画像によって要求
されるディスク空間の容量の中に存在し得る。SIはS
Iファイル内に構成要素オブジェクトのラスタを記憶し
ないので、例えば、クリップ(クリッピング)技術のよ
うなアーカイブな(保存的)画像の使用は、ソース(資
源)の一つの複写だけが要求された時に一層効率的とな
る。
【0013】本発明の目的はさらに、構成要素オブジェ
クトと画像処理パラメータの両方に対して定義されない
参照を有するように作成され得るSIを提供することで
ある。このようなSIは、例えば、コマンドラインアー
ギュメント(引数)として定義されない情報を提供する
ことによってレンダリングされ得る。SIは種々の入力
データによって何度もレンダリングされ、カスタム出力
ラスタを発生する。定義されない参照を含む有効SIを
有する能力は、カスタマイゼーションと自動画像アセン
ブリを動作可能にする。
【0014】また、本発明の目的は、SIに「ネイティ
ブ(自然)」形式で全ての構成要素データを記憶させる
ことである(例:テキストはASCII (アスキー)として
記憶され、グラフィックスはCGM(コンピュータ・グ
ラフィックス・メタファイル)フォーマット又はいくつ
かの他の適切なフォーマットその他において記憶され
る)。適切なレンダリング手順は、レンダリングを最適
化するためにデバイス依存特性を用いてネイティブ形式
をラスタへ変換する。構成要素データの適切な基準化
(スケーリング)はSIのレンダリングに特有である。
【0015】最後に、さらに、本発明の目的は、オリジ
ナルの構成要素データへのポインタ、及び画像に用いら
れる全ての画像処理動作の記述を含むSIを提供するこ
とである。動作に先立つ編集は、テキストファイルを編
集するのと同じくらい単純であり得る。SIをベースと
したインタラクティブ・エディタは、動作の編集をテキ
スト編集又は構造化画像エディタのいずれかを介してイ
ンタラクティブに可能にすることができる。画像処理動
作は適切なユーザコマンドによって追加され、削除さ
れ、且つ変更され得る。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記及び他の目的を達成
し、且つ上記の欠点を克服するため、一組の表現及びペ
ースト(貼付け)ボードによって記述されるSIをその
最も単純な形式において定義する。表現はSIの内容を
指定し、ペーストボードはSIの「フレーム」を指定す
る。複数のラスタ表現の概念は技術上理解されており、
現在いくつかの使用可能なアプリケーションに使用され
ている。しかしながら、SIの場合、複数の表現のアイ
デアは、テキスト、グラフィックスのような非ラスタデ
ータ並びに画像処理及び複数の構成要素オブジェクトの
マージング(併合)を指定する画像複合(コンポジッ
ト)を含むために拡大される。テキスト及びグラフィッ
クスのような構成要素オブジェクトは、編集可能性のた
めにネイティブ形式で記憶される。有効な表示の要求条
件は、ラスタ形式へレンダリングすることができ且つ単
一SIの全ての表現がレンダリングされた時に同じ「外
見」を有すること、即ち全ての表現は本質的に類似した
外見を有するべきであることである。それらは異なる次
元又はエンコーディング(符号化)を有するが、明確に
同じ画像のレンダリングでなければならない。
【0017】本発明の態様は、電子的構造化画像ジェネ
レータであって、ディスプレイされ且つプリントされる
ことが可能な少なくとも一つの出力構造化画像ラスタフ
ォーマットを発生するための手段を備え、前記出力構造
化画像がゼロ又はそれより多くの構造化画像オブジェク
ト上でゼロ又はそれより多くの画像処理動作を実行した
結果として発生し、少なくとも一つの構造化画像を構築
し且つディスプレイするための手段を備え、前記構造化
画像が、前記ゼロ又はそれより多くの構造化画像オブジ
ェクト、及び前記少なくとも一つの構造化画像を発生す
るために使用される構造化画像形成処理を記述する構造
化画像定義を有し、前記構造化画像定義が、前記ゼロ又
はそれより多くの構造化画像オブジェクト上で実行され
且つ前記少なくとも一つの出力構造化画像を形成するた
めに併合されるゼロ又はそれより多くの相互接続された
画像処理動作を含み、前記構造化画像定義を形成し且つ
変更するため、前記発生手段、前記構築手段、及び前記
ディスプレイ手段を制御するための手段を備え、前記構
造化画像構築手段によって発生される前記構造化画像定
義に応答して、前記少なくとも一つの出力構造化画像を
発生する手段が前記制御手段によって制御され、これに
より前記少なくとも一つの出力構造化画像を発生し、コ
ンピュータプログラム命令及びオペレータ入力コマンド
に応答して、前記少なくとも一つの出力構造化画像を自
動的にディスプレイするための手段と、プリントするた
めの手段を備える、電子的構造化画像ジェネレータであ
る。
【0018】
【実施例】構造化画像形成(SI)は構成要素画像(即
ち子オブジェクト)と出力ラスタ画像をレンダリングす
るために必要な画像処理動作(IPO)からなる複合ラ
スタ画像の階層的的記述である。ラスタとしてレンダリ
ングすることができるあらゆるデータタイプはSIの潜
在的な構成要素である。SIは、プリントされたドキュ
メント(文書)に組み込むための複雑な画像の簡単且つ
迅速な形成と操作のためのイネーブラ(enabler )であ
る。
【0019】SIは従来のハードウェアシステム100
に実行され(図1参照)、この従来のハードウェアシス
テム100は、マイクロプロセッサ110でラン(実
行)する一つ又はそれより多くのソフトウェアプログラ
ムによってシステム100の種々の他の構成要素から信
号を受け取ったり種々の他の構成要素へ信号を出力した
りするためのマイクロプロセッサ110を含む。ユーザ
入力デバイス120、例えば、マウス、キーボード、タ
ッチスクリーン、及び/又はそれらの組み合わせは、
(SIに)例えば、制御信号を供給することによって、
オペレータがSIとインターフェースするのを可能にす
るために提供される。ビデオディスプレイモニタ又はプ
リンタのような画像出力デバイス130がSIデータを
出力するために提供され得る。スキャナのようなSI入
力デバイス140が次いで画像ソースとしてメモリに記
憶される画像を走査するために提供される。画像ソース
はまた、例えば、ディスクから供給され得る。
【0020】マイクロプロセッサ110は、画像を組み
立て且つ編集するためにSIによって使用されるオペレ
ーティングプログラム及び画像データを記憶するための
リードオンリーメモリ(ROM)150を含む。ランダ
ムアクセスメモリ(RAM)160は種々のオペレーテ
ィングプログラムをランするために提供され且つ追加の
ファイル170はRAMオーバーフローのために提供さ
れ得る。
【0021】しかしながら、重要なことは、SIが、種
々のハードウェアの構成要素がネットワーク化され且つ
それらが同じ位置に留まったり留まらなかったりするネ
ットワーク・システムだけでなく、組み込みのシステム
(図示せず)で実行することが可能なことである。ハー
ドウェアシステムが配線される必要はない。上記の従来
のハードウェアシステムは例としてあげているにすぎ
ず、組み込み又はネットワーク・システムほど好ましく
はない。
【0022】SIはラスタ画像へレンダリングできるデ
ータの表現である「オブジェクト」と、レンダリングさ
れるべきオブジェクトに対する「フレーム」を表す「ペ
ースト(貼付け)ボード」によって定義される。SIは
SI記述内で指定される絶対サイズ(寸法)を有さな
い。各サブオブジェクトのサイズはサブオブジェクトの
親に相対するサイズとしてペーストボード内に記憶され
る。
【0023】SIオブジェクトをラスタ画像へ変換する
ため、以下に示すReadObject()(オブジェクトを読み取
れ)レンダリング手順が、例えば、パラメータとしてオ
ブジェクト、ペーストボード、及び親オブジェクトの絶
対寸法を有するユーザ入力デバイス120を用いて適切
なコマンド命令を介して呼び出される。SIオブジェク
トとあらゆる子オブジェクトは適切な出力サイズへ自動
的にレンダリングされる。SIは構造化画像定義(SI
D)ファイルによって記述される。
【0024】SIオブジェクトが適切なSI走査ソフト
ウェアを用いてそのSIDへ自動的に走査されてもよい
ことが理解されよう。従って、インタラクティブな編集
だけが、印刷用にSIDを作成し又は準備するための決
して唯一の方法ではない。
【0025】SIオブジェクトはラスタ画像へレンダリ
ングされ得るデータの表現である(図2に参照)。この
データは、TiFF(タグ・イメージ・ファイル形式)ファ
イルのような単純なラスタ画像又はサブオブジェクトの
階層的集合のようなより複雑なデータ、及び関連するラ
スタ処理動作を表現することができる。使用可能なオブ
ジェクトデータタイプは、 1)ラスタ画像−TiFF、RFS 、又は他のディジタル・デ
ィスプレイ、 2)トイ・テキスト−単純なテキスト標記、 3)CGMグラフィックス−単純な図形表記、 4)IPD−SI画像処理記述、 5)MRファイル−複数の画像表現の記述を含むファイ
ル、 を有する。
【0026】SIテクノロジの重要な特徴は、SID内
に画像処理動作(IPO)を記憶する能力である。オブ
ジェクトデータタイプのIPD(画像処理記述)は以下
により詳細に説明するように、IPOを記憶するための
メカニズムを提供する。
【0027】単一のSIオブジェクトは一つより多くの
データタイプ及び/又はデータファイルを表現し得る。
例えば(図3を参照されたい)、単一SIオブジェクト
は様々な解像度で記憶されたいくつかのTiFFファイルを
含むディレクトリを参照してもよい。各々のTiFFファイ
ルは同じ画像を表現するが、種々の絶対画素寸法及び照
度を有する。このコンセプトは複数表現(MR)として
知られている。SIはダイナミックに決定される複数表
現を指定するが、MRファイルフォーマットは(以下に
記述されるように)複数表現の明示的仕様を必要とする
アプリケーションに対して定義される。
【0028】SI内の最上位のオブジェクト、つまり親
を全く持たないオブジェクトはルート(根)オブジェク
トと呼ばれる。これは以下のオブジェクト・レンダリン
グ処理の説明において、より詳細に記述される。
【0029】ペーストボードはSIオブジェクトがレン
ダリングされる「フレーム」である。いくつかの属性は
ペーストボード内で指定され得る(図3参照)。1)相
対サイズ(RelativeSize)、2)角度、3)あてはめモ
ード(FitMode )、4)位置調整、及び5)制御点(Co
ntrolPoint)。
【0030】ペーストボードは、親オブジェクトに相対
してレンダリングされたオブジェクトのサイズを指定す
る。例えば、サブオブジェクトに用いられたペーストボ
ードは親オブジェクトに相対して(1.0、0.5)の
ようなサイズを指定してもよい。ここで、(1.0、
0.5)=幅の比率と高さの比率である。レンダリング
の時、親が(1000×2000)画素でレンダリング
するように指定された場合、サブオブジェクトは、ペー
ストボードの寸法がそのサブオブジェクトに全幅である
がその半分の高さでレンダリングするように指定したの
で、(1000×1000)画素でレンダリングされ
る。デフォルト(省略時)相対サイズは(1.0、1.
0)である。
【0031】SIをレンダリングする時、ペーストボー
ドの相対サイズは、親オブジェクトの絶対サイズに基づ
いてペーストボードの絶対サイズを決定するために使用
される(図4参照)。しかしながら、最適な品質のレン
ダリングの理由のためには、ペーストボードと親サイズ
によって決定される寸法とは異なる絶対寸法へ子オブジ
ェクトをレンダリングさせるのが好ましいこともある。
例えば、子オブジェクトを、10対1(幅対高さ)のア
スペクト比を有する走査されたテキストのTiFFファイル
であるとみなす。対応するペーストボードが(0.6
7、0.33)の相対サイズを有するとみなす。親オブ
ジェクトを(450×300)画素の絶対サイズへレン
ダリングさせる。それゆえ、子ペーストボードは(30
0×100)の絶対サイズを有する。TiFFファイルをこ
のウィンドウへあてはめるようにスケーリングされた場
合、このファイルは、y方向に3倍、引き延ばされ、こ
れによりテキストが大きく歪むことになる。この場合、
オリジナルのアスペクト比でテキストをレンダリングし
て、所望のペーストボードへあてはめるのが好ましく、
従って、このTiFFファイルは寸法(300×30)にス
ケーリングされ、10対1のアスペクト比(幅対高さ)
を維持する。
【0032】このタイプのレンダリングを支援するた
め、SIは、ペーストボードによって定義される寸法に
おいて、ラスタがいかにしてレンダリングされるかを定
義するために6個のFitMode (あてはめモード)属性
(図5)を定義する。これらのFitMode は図5において
定義される。FitAll(フィットオール)を除く全てのモ
ードがオブジェクトのアスペクト比を保持する。しかし
ながら、実際にレンダリングされたラスタ画像はペース
トボードのサイズによって常に制限される。従って、レ
ンダリングされるラスタの実際の寸法は、ペーストボー
ドのサイズと、指定されたFitMode によりレンダリング
されたオブジェクトのサイズの交点によって定義され
る。図5において、FitOutside(フィットアウトサイ
ド)モードに対してレンダリングされたオブジェクト
は、ペーストモードよりかなり大きいが、実際のレンダ
リングされたラスタはペーストボードによって制限され
る。FitInside (フィットインサイド)モードに対し
て、オブジェクトはアスペクト比を維持しながら、ペー
ストボードにあてはまるようにレンダリングされる。従
って、オブジェクトのアスペクト比がペーストボードの
アスペクト比に一致しない場合、実際のレンダリングさ
れたラスタはペースト寸法より小さいこともある。デフ
ォルトFitMode (あてはめモード)はFitInside (フィ
ットインサイド)である。
【0033】SIオブジェクトは、いくつかのアプリケ
ーションに対して、上記に定義されたFitMode (あては
めモード)を用いてレンダリングされ得るが、しかしな
がら、ペーストボードのサイズに相対するレンダリング
されたラスタの位置に対して制御を提供することが望ま
しい。位置調整属性は、図7に示す例を用いて図6に示
すように、9個の使用可能な位置の内の一つにおいて、
レンダリングされたラスタがペーストボード内の何処に
位置するかを指定するのに使用される。デフォルト位置
調整は中心(center)である。位置調整属性は、FitMod
e (あてはめモード)がFitAll(フィットオール)の場
合は無視される。
【0034】各オブジェクトはレンダリングされたオブ
ジェクトを回転するために使用される角度(Angle )属
性を有してもよい。その効果は、オブジェクトを指定さ
れたペーストボードへレンダリングし、次いで指定され
た角度の分、ペーストボードを制御点(以下を参照され
たい)の回りに回転させることである(図8)。指定さ
れた角度でオブジェクトのレンダリングを適正に処理す
ることが、使用されているオブジェクト・レンダリング
・プログラムの役割である。あるレンダリングプログラ
ムは適切な角度でオブジェクトを最適にレンダリングす
ることが可能であるが、他のレンダラーは、最初のオブ
ジェクト・レンダリングの後でラスタ回転プログラムを
呼び出してもよい。この選択は処理系依存型である。レ
ンダリングされたラスタの実際の寸法は、図8の(b)
に示すように、回転され且つレンダリングされたオブジ
ェクトの境界ボックスとなる。デフォルト回転角度は
0.0度である。
【0035】一組の子オブジェクトから成る親オブジェ
クトの場合、各々の子はレンダリングされ且つMergePoi
nt(マージポイント)(併合点)として知られる位置で
親のペーストボードへ併合される。併合点は親オブジェ
クトのペーストボードに相対して指定される。ControlP
oint(コントロールポイント)(制御点)は子のペース
トボードに相対して対応する点である。子の制御点は親
の併合点と整合しようとする。例えば、(0.5、0.
5)の制御点は、結果的に子を併合点の中心へ位置させ
る。このデフォルト制御点値は(0.5、0.5)であ
る。
【0036】(併合点と共に)制御点はレンダリングさ
れた子オブジェクトが親オブジェクトのペーストボード
の何処へ併合されるかを制御する。SID内では、制御
点が指定され且つペーストボードが子のペーストボード
に相対する座標内の子オブジェクトと対応する。しかし
ながら、レンダリングされた子オブジェクトは、必ずし
もFitMode (あてはめモード)とAngleMode (角度モー
ド)に依存して指定されたペーストボードを塗りつぶさ
ない。従って、各オブジェクトに対するレンダリングプ
ログラムはレンダリングされた子に対して同一の相対位
置を維持するために制御点を自動的に調整しなければな
らない。
【0037】図9に示した実施例を考察されたい。制御
点は最初は子の中心(0.5、0.5)にある。FitAsi
s モードで、子をTopRight(右上)モードへ調整してレ
ンダリングした後、制御点は絶対値(−15、30)へ
自動的に調整される。これによって、併合動作はレンダ
リングされたラスタを予想の位置へ位置させる。この実
施例を理解するため、子はサイズ(0.3、0.6)を
有するようにSID内で指定される。レンダリングは親
が(200×100)であることを示し、それゆえ、必
要とされる子のサイズは60×60である。しかしなが
ら、FitMode (あてはめモード)はFitAsis (そのまま
あてはめる)を示す。実際の子は15×45で記憶さ
れ、そこでレンダリングされたラスタは15×45とな
る。調整はTopRight(右上)を示し、そこで15×45
のラスタは要求されたサイズのTopRight(右上)60×
60に位置し、これによってレンダリングされたラスタ
の原点は要求されたラスタに相対して(45、0)とな
る。経路上をフローするラスタサイズがレンダリングさ
れた子のサイズであり且つ要求された子の60×60の
サイズではないので、制御点は実際のレンダリングされ
た子に相対する移動(シフト)を反映するために調整さ
れなければならない。制御点は要求された子のサイズに
相対して(30、30)へマッピングされる。レンダリ
ングされた子の原点が(45、0)であるので、制御点
値がレンダリングされた子に相対して(30−45、3
0−0)=(−15、30)であることが容易に理解で
きる(図9参照)。
【0038】制御点の情報はレンダリングされたラスタ
画像のヘッダの中へ記憶される。このように、制御点情
報はその知識を要求するあらゆるIPO(画像処理動
作)にとって使用可能である。特に、SpatialTransform
(空間的変換)IPOは下記の例において示すように、
指定された変換に従って制御点を適切に調整しなければ
ならない。
【0039】ReadObject()(読み取りオブジェクト)は
SIオブジェクトを他の処理に適するラスタ画像へ変換
する手順を表現する。ReadObject()は、パラメータとし
てペーストボード、SIオブジェクト(作成されたもの
又は走査されたもの)、及び親オブジェクトの絶対サイ
ズを用いる。RootObject()(ルートオブジェクト)の場
合、指定されたサイズは所望される出力画像の寸法であ
り且つペーストボードの相対サイズのフィールドは一般
的に空であり、且つデフォルト値(1.0、1.0)を
示唆する。他の情報がオブジェクト・レンダリングの品
質改良のために使用され得る場合、そのような情報がRe
adObject()(読み取りオブジェクト)へ渡されてもよ
い。
【0040】ReadObject()は適切なラスタ画像をレンダ
リングするために下記のいくつかの動作を実行する。
1)絶対ペーストボードサイズを決定し、2)オブジェ
クトによって参照される全ての表現を決定し、3)使用
可能な情報に基づいて、レンダリングのために適切な表
現を選択し、4)適切なレンダリング手順を呼び出すこ
とによってFitMode 、位置調整、及び(可能ならばAngl
e (角度))によってデータをラスタへレンダリング
し、5)(ステップ4)で実行されない場合、)レンダ
リングされたラスタをAngle 属性によって指定された角
度まで回転し、且つ6)制御点位置を調整する。ReadOb
ject()手順の出力はレンダリングされたオブジェクトの
ラスタ画像である。制御点はラスタ画像の座標系におけ
るラスタ画像のヘッダ内で指定される。
【0041】ReadObject()は、ペーストボード内で指定
された相対サイズと親寸法と乗算して絶対ペーストサイ
ズを決定する。ペーストボードが指定されない場合、
(1、1)の相対サイズが割り当てられる。例えば、指
定されたサイズが(1000×2000)、相対サイズ
が(1.0、0.5)だった場合、ペーストボードの絶
対サイズは(1000×1000)である。実際にレン
ダリングされたオブジェクトは、上記に説明されている
ように、FitMode (あてはめモード)とAngle (角度)
属性によりこのサイズと違うこともある。
【0042】SIオブジェクトはラスタ画像へレンダリ
ングすることができるデータファイル又は表示への基準
として動作する。この表現はラスタ、テキスト及び/又
はベクトル図形のようないくつかのタイプの内の一つで
あってもよい。さらに、あるオブジェクトはいくつかの
表現を参照してもよいが、これらの表現の各々は同一画
像を表現するが、記憶フォーマット、サイズ及び/又は
解像度の点で異なる。ReadObject()が呼び出された時、
このReadObject()は、Finder()手順を呼び出すことによ
ってレンダリングするためにどの表現が「最良(ベス
ト)」表現であるかを決定しなければならない。Finder
()はオブジェクトによって参照された全ての表現を位置
づけ且つどの表現がレンダリングに最適かを選択する。
【0043】一旦表現が選択されると、この表現はラス
タ画像へレンダリングされなければならない。各々の支
援されているデータタイプはこの表現をラスタ画像へ変
換するためにそれと対応するレンダリング手順を有さな
くてはならない。これらのレンダリング手順はFitMode
とAngle 属性を支援しなければならない。好ましくは以
下のデータタイプが支援される。データタイプ レンダラー ラスタ レンダ ラスタ() TiFF,RES,PCX (render raster()) シンプルテキスト レンダ テキスト() テキストの1行、 (render text()) 1フォント シンプルグラフィックス レンダ グラフィックス() CGM (render graphics()) パターン レンダ パターン() 一定のカラー (render pattern() ) IPD レンダ ipd() (render ipd() )
【0044】Render()(レンダリング)手順は回転角度
をオブジェクト・レンダリングへ直接組み込むか又はラ
スタ回転動作をラスタ化されたオブジェクトへ用いても
よい。例えば、使用可能なテキスト・レンダリング・プ
ログラムは指定された角度でテキストを直接レンダリン
グする能力を有し、これによりラスタ回転が続くレンダ
リングより良好な品質が得られる。
【0045】上記に説明したように、制御点は、FitMod
e (あてはめモード)や位置調整やAngle (角度)に依
存してレンダリングされたオブジェクトと併合点の同一
相対位置を保持するために調整されなければならない。
ReadObject()の主な役割は、この調整を行い、且つ調整
された制御点をラスタ画像ヘッダへ挿入し、それをさら
に(空間的変換などのように)調整することができる、
あらゆるIPOもまた、この調整された制御点を利用で
きるようにすることである。
【0046】ReadObject()手順はFinder()関数(機能)
を呼び出して出力ラスタ画像へレンダリングするために
オブジェクトデータを検出し且つリターンする。Finder
()手順は、SIのレンダリングに応じて6個の動作を実
行する:1)オブジェクトの全ての表現を検出し、2)
各表現(TiFF、テキスト、グラフィックス)のタイプを
識別し、3)最良の表現を選択するために必要な各表現
の属性を決定し、4)各々の利用可能な表現へメリット
となる機能を適用し、且つ最高のメリット値を有する表
現を選択し、5)ポインタを表現データへリターンし、
且つ6)表現のデータタイプをリターンする。Finder()
メカニズムは特定の処理系に必然的に依存する傾向があ
る。しかしながら、機能性についてのいくつかのステー
トメントが与えられ得る。
【0047】構造化画像定義言語(SIDL)の現在シ
ンタックスにおいて、SIオブジェクトは、三つの方法
の内の一つにおいて記述され得る(以下のソースコード
は、最初に述べたように、著作権保護を受けており且つ
前述のハードウェアシステムで実行され得る)。 (1)Object(オブジェクト)={ External(外部)={ System(システム)="UNIX (ユニックス)(登録商標) " Name(ネーム)="bird.TiF"; }; }; (2)Object(オブジェクト)={ internal(内部)={ Bytecount(バイト計数)=1024 Data (データ)={ ... }; }; }; (3)Object(オブジェクト)={ IPD ={ AspectRatio(アスペクト比)=1.5; DefaultWidth (省略値幅) =4インチ ... }; };
【0048】External(外部)として定義されたオブジ
ェクトは、オブジェクトによって参照されたデータが現
在SID内に記憶されていないオブジェクトである。一
般に、実際のデータは別個のファイル内に記憶される。
システムフィールドは、Finder()がデータをどのように
検出するかを理解するために使用する記述である。ネー
ムエントリはFinder()が所望されるデータを実際に検出
するために使用する一組のキーワードである。上記の例
においては、Finder()は、「UNIX(ユニックス)(登録
商標)」のシステムエントリが実際のデータが"bird.Ti
F"のネームエントリを有するファイル用の適切なユニッ
クス(登録商標)ファイルシステム経路を捜すことによ
って見つかることを示すことを理解するために実行され
る。システムエントリは"SYBASE (登録商標)" であっ
た場合、Finder()はデータ用の"SYBASE (登録商標)"
データベースを検索するためのキーワードとしてネーム
フィールド内のキーワードを取り扱う。
【0049】インターナル(内部)として定義されたオ
ブジェクトはSID内に直接記憶されたデータを含む。
これは、ラスタアイコン又はシンプルテキストファイル
のような小さなオブジェクトをSID内に直接記憶する
のに有用であり、それ故外部記憶装置を必要としない。
【0050】IPDは、構造化画像(SI)を他のSI
オブジェクトとIPOから構成されるのを可能にするS
Iオブジェクトデータタイプである。SIオブジェクト
内に記憶される情報に基づいて、Finder()は、全ての利
用可能な表現を検出し、且つデータタイプと、レンダリ
ングのために「最良」の表現を選択するために必要とさ
れるあらゆる属性を決定しなければならない。これらの
機能を実行するために使用されるメカニズム及び/又は
プロトコルはSI内では定義されないが、このようなメ
カニズムが存在し且つ本明細書中に使用可能であること
が理解される。
【0051】全ての表現が一旦決定されると、Finder()
は、出力ラスタ画像へレンダリングするために最適な表
現を選択しなければならない。このメカニズムはメリッ
ト(優先的)機能計算を各表現に適用することによって
実行される。正確なメリット機能は処理系依存であり且
つSI内で定義されない。しかしながら、これらの表現
の属性、所望される出力画像属性、目標の出力デバイス
(例:白黒のプリンタ、カラーディスプレイ)、及び処
理の複雑性に基づくべきである。ある表現が一旦選択さ
れると、Finder()は、処理を開始するために、ReadObje
ct()への実際データとデータタイプへポインタをリター
ンする。
【0052】上記のように、IPDは、構造化画像(S
I)を他のSIオブジェクトとIPOから構成されるの
を可能にするSIオブジェクトデータタイプである。I
PDは、構成要素オブジェクトとこれらの構成要素オブ
ジェクトに用いられるIPOに対する参照の構造化記述
を表現する。図10はIPDのグラフィックな表現であ
る。
【0053】IPDは下記の記述子のための基準を備え
る。1)デフォルトサイズ、2)ReadObject、3)経
路、4)IPO、5)Merge (併合)、6)ペーストボ
ード、7)イニシャライザ、及び8)構成要素ペースト
ボード。図10において、経路と呼ばれる各垂直なライ
ンがIPOの集合である。ReadObjectは、SIオブジェ
クトを、経路内のIPOによって処理するのに好適なラ
スタ画像へ変換する手順を表現する。レンダリングされ
たオブジェクトは経路を介してフローし且つ各IPOに
よってシーケンシャルに処理される。各経路は、SIオ
ブジェクトがレンダリングされる「フレーム」を定義す
るため、その経路の内部に、ReadObjectによって使用さ
れるペーストボードを記憶する。この経路ボードは構成
要素ペーストボードと呼ばれる。水平ラインはIPDオ
ブジェクトのペーストボードであり且つ「ブランク」の
ラスタ画像を表現し、その画像上に構成要素のペースト
ボードが併合される。黒の三角形は併合動作を表現し、
この併合動作において、構成要素のペーストボードがオ
ブジェクトのペーストボードに組み合わせられる。構成
要素の併合順序は明示的であり、従って「上部」及び
「下部」の画像のセンスが支援される。図11はSIの
レンダリングの間のラスタデータのフロー(即ちReadOb
jectからMerge までの制御フロー)を描写する。
【0054】各IPDはIPD用のデフォルトサイズを
指定する情報を含まなければならない。この情報は、画
像がレンダリングされるように意図されたサイズについ
てのレンダリング・プログラムに対するヒントとして使
用される。現在のSIDL(構造化画像定義言語)シン
タックスにおいて、この情報はアスペクト比及びデフォ
ルトの幅ストリングとして好ましくは記憶される。例え
ば、 IPD={ AspectRatio (アスペクト比)=1.5 DefaultWidth(デフォルト幅)=4インチ ... }; };
【0055】AspectRatio (アスペクト比)フィールド
は幅に対する高さの比率によって定義される。DefaultW
idth(デフォルト幅)は幅とユニット(単位)を定義す
るストリングである。使用可能な単位はin(イン
チ)、cm、mm、m、pt(点)、及びpix(画
素)である。
【0056】IPOは画像処理コマンドのデバイス独立
記述である。一つだけのIPOが現在SI内で指定され
ている。それは下記の例においてより詳細に説明される
空間的変換IPOである。しかしながら、追加のIPO
が処理系依存であることが理解されよう。これらの中
で、いくつかの基本的な機能が不可欠と考えられ且つ以
下のようなIPOが好ましいとされる。 1)トランスフォーマ(変換器):画像のサイズ又は形
状を空間的に変換する(例:アフィン変換、ワープ変
換)。 2)フォーマッタ:一つのフォーマットから他のフォー
マットへ画素を変換する(例:コンバート、インターリ
ーブ、文字のc間隔)。 3)フィルタ:種々のフィルタリング動作を適用する
(例:コンボルブ(重畳)、中央値、形態学)。 4)カラーライザ:画像のカラー値を調整する(例:相
対、絶対、コントラスト、白の点)。 5)マスク:マスキング動作を適用する(例:加算、減
算、変換、設定)。 6)その他:他の雑動作を適用する。
【0057】IPOはその動作の選択領域を指定でき
る。選択は画像内のどの画素が特定の動作において処理
されるべきかについての記述である。例えば、選択はビ
ットマップ又は領域の数学的記述を含んでいてもよい。
通常、選択はその性質はバイナリである。画素が処理さ
れたり又は処理されなかったりする。しかしながら、
「グレー(中間色)」の選択値によって、出力画素値は
オリジナルの画素値と処理される画素値の間でスケーリ
ングされる。
【0058】図12に示されているように、IPD内の
全ての子オブジェクトは(オブジェクトペーストボード
に相対する)併合点と(子ペーストボードに相対する)
制御点によって指定される位置で親ペーストボードへ併
合される。マージ(併合)順はIPDにおいて明示的で
ある。
【0059】通常、IPDオブジェクトのペーストボー
ドは、構成要素ペーストボードが併合される「ブランク
(空白)」ラスタを表現する。イニシャライザを用い
て、カラー、パターン、又はラスタ画像によってもペー
ストボードを初期化するとが可能である(図13参
照)。イニシャライザは実際にはReadObject()とIPO
を含む経路である。制限は相対サイズが(1.0、1.
0)であり且つ空間的変換IPOがこの経路内に存在し
ていないことである。ペーストボードはレンダリングさ
れたイニシャライザのサイズとなる。一般的に、イニシ
ャライザは、ペーストボードを着色するか又は背景のラ
スタ画像によってペーストボードを初期化するために使
用される。
【0060】さらに、本発明は、定義されていないと識
別されたSID内でフィールドを有する構造化された画
像が定義されるのを可能にする。このようなフィールド
は、このSIに対してダイナミックに結合されるデータ
に対するプレイス(位置)ホルダであり且つランタイム
(レンダリングタイム)指定である。定義されないフィ
ールドに対して二つの分類がある。1)結合されないS
I、及び2)不完全SI。
【0061】概して、SIの構成要素オブジェクトは、
SID自体の内部には含まれないが、(External(外
部)オブジェクトのSystem(システム)及びName(ネー
ム)フィールドなどの)SIオブジェクトのフィールド
によって参照される。これはデータの構造化画像へのダ
イナミックな結合を可能にする。
【0062】例えば、ユーザが印刷用にSIを作成して
いるインタラクティブ編集セッションについて考察され
たい。このSIは一回だけ使用され、その後は廃棄され
るべきである。ユーザはインタラクティブSIエディタ
を用いてSIを作成する(これはSIを作成するための
例示的な方法にすぎず、適切な走査ソフトウェアを用い
たテンプレート又は自動作成による作成より必ずしも好
ましいというわけではない)。SIの全ての構成要素は
公知であり且つ定義されている。一旦完了すると、ユー
ザはSIをプリントし且つジョブが完了する。このSI
を記述するために生成されたSIDが完全に結合してい
るのは知られており、且つこれは全ての構成要素がレン
ダリングの前に定義付けられたことを意味する。要する
に、「完全結合」とは、出力SIラスタのレンダリング
の前に、IPD内の全てのオブジェクトが、定義された
エンティテイを指し示すことを意味する。
【0063】しかしながら、多くのアプリケーションに
おいて、完全に結合した画像はジョブに対しては適切で
はない。例えば、画像の内の一つの構成要素が地理的販
売立地条件と共に変わるようなブローシャを出す広告主
を考察されたい。この構成要素の全ての可能性のある画
像はデータベース内に記憶される。この広告主は例えば
SYBASE(登録商標)のようなデータベースシステムを識
別するためにExternal(外部)オブジェクトのSystem
(システム)エントリを定義することは可能だが、Name
(ネーム)フィールドは定義されていないとマークされ
る。ランタイムにおいて、正確なキーワードはそれぞれ
の要求された出力画像の生成のためにそのオブジェクト
とダイナミックに結合され得る。この方法を用いて、単
一SIは多くの種々の出力画像を生成するのに使用され
得る。結合されていない(非結合)画像は有効なSIで
あるが、これらの画像はレンダリングされるランタイム
において追加の情報を必要とする。
【0064】理解されるように、SIは結合又は非結合
画像に対して好みはないが、選択はアプリケーション依
存である(非結合構造化画像を用いた代表的なユーザデ
ィスプレイに関しては図14を参照されたい)。
【0065】非結合画像の概念と同様に、本発明はIP
O(画像処理動作)のパラメータが定義されないのを可
能にする。また、IPO自体は定義されなくてもよい。
例えば、車の色がプリント同士の間で変化するような自
動車の画像を含むブローシャを作成する広告主を考察さ
れたい。広告主は全ての可能性のあるカラーごとに車の
個々の画像を有し且つSIDのダイナミック結合を使用
することができる。広告主はまた、単一の自動車の画像
を使用し且つダイナミックに結合されるべきレンダリン
グ手順に対する引数として所望されるカラーをIPOへ
渡すことを選択してもよい。カラー値がランタイムに提
供されていない場合、出力ラスタのレンダリングが実行
されることは不可能となる。これは「不完全」SIとし
て知られる(図15参照)。不完全なSIは有効SIで
あるが、これらの画像は、追加の情報がなければレンダ
リングできない。
【0066】非結合SIをレンダリングする時に明確な
二つの重要な考察が得られる。1)結合メカニズム、及
び2)レンダリング・モデル。
【0067】非結合SIがダイナミックに結合されるメ
カニズムは処理系依存である。四つの可能なメカニズム
は本明細書中で識別されるが、しかしながら、以下の他
のメカニズムも可能であり得る。 1)SIが「完全画像」を常に表現することを要求す
る。SIが非結合及び/又は不完全である場合、SID
を変更するためにプリ(事前)フィルタリング動作を実
行する。 2)現在参照(基準)結合メカニズムを使用する。SI
Dファイルは、SIDL内の定義されない参照に対応す
る「タグ」定義として他のファイル内に記述されるよう
に、定義されない参照及び結合情報を含むことができ
る。結合は、例えば、SIDファイルと結合情報を連結
することによって実現し、これにより完全なSIDを作
成する。 3)結合情報をSIレンダラーへのパラメータとして指
定する。 4)SID内のあらゆる非結合及び/又は不完全なフィ
ールドを満たすため、自動的に呼び出されるFinder()手
順に対するダイナミック結合方法を含む。
【0068】本発明の目的のために上記の結合メカニズ
ムの全てが好ましいとされるが、しかしながら、種々の
メカニズムにおける選択が処理系依存であることが理解
される。
【0069】いくつかのアプリケーションに関しては、
SIはレンダリングタイムに完全結合し得ないフィール
ドを有することもある。例えば、各ページが、レンダリ
ングタイムに結合されようとする6個の同一子オブジェ
クトを有するSIである文書、例えば、各子オブジェク
トが売出し中の家に対応している不動産会社のリストな
どについて考察されたい。文書が合計9件の家をディス
プレイしようとする場合を考察されたい。これは二つの
文書ページを必要とするが、子オブジェクトの内の三つ
のオブジェクトだけが第2のページ上に必要とされる。
SIレンダラーは、他のモデルにおいても動作可能であ
るけれど、以下の三つのモデルにおいて動作することが
できる。1)非結合エラーによる故障、2)非結合オブ
ジェクトを無視して、不完全IPOを非動作として取り
扱う、及び3)非結合オブジェクトのペーストボードの
みをレンダリングして、不完全IPOを非動作として取
り扱う。
【0070】全ての三つのモデルが本発明に使用するの
に好ましいとされるが、しかしながら、この選択はアプ
リケーション依存であることが評価されよう。
【0071】レンダリングはSIDL(構造化画像定義
言語)において特定的に定義されないけれど、明確にす
るために簡単な説明が本明細書中において提供される。
実際のレンダリング処理において、いくつかのレンダリ
ング方法が目的、優先順位、資源、及びその他のような
条件によって選択され得る。レンダリングは実行の特定
的な問題であるが、しかしながら、SIの全ての実行が
所与のSI及び出力デバイスに等価な出力を生成しなけ
ればならないことが理解されよう。画像処理プログラム
における希少な差異が異なる結果を生じるので、これら
の結果は正確には一致しないと予想される。しかしなが
ら、出力はリーズナブルであるべきである。このステー
トメントは、種々のCコンパイラは同一マシンコードを
発生する必要はないが、すべてのコンパイラは作動マシ
ンコードを発生しなければならないことに例えられる。
【0072】SIのレンダリングに対して二つのアプロ
ーチが検査された。1)オブジェクト指向レンダリング
と2)処理ツリー・レンダリング。
【0073】オブジェクト指向レンダリング(図16参
照)はオブジェクトツリーを直接上下解析し且つユーザ
が進む各オブジェクト(SI)をレンダリングする方法
である。SIがメッセージ「レンダリングせよ」を受け
取る時、SIは所与のサイズ及び解像度特性又は寸法属
性によってレンダリングされる。SIの構築のために他
の構成要素が必要とされた場合、オブジェクトは構成要
素オブジェクトへメッセージ「レンダリングせよ」を送
り且つ出力画像を取る。オブジェクト指向レンダリング
は、オブジェクト・ツリーの「変換処理」として最高と
見なされ得るオブジェクト・ツリーの直接的実行であ
る。オブジェクト指向レンダリングはインタラクティブ
編集状況におけるレンダリングに特に適している。
【0074】処理ツリーは、デバイス依存であり且つ解
像度依存である画像処理コマンドのDAG(閉路を含ま
ない有向グラフ)である(図17参照)。プロセシング
・ツリーは全ての入れ子構造のSIに対応するSIDを
単一のSIへ拡大し、次いで全ての座標及び寸法を絶対
デバイス依存値へ変換するためにデバイス依存情報を用
いることによって発生する。表現エントリが指し示すデ
ータ内容はラスタへレンダリングされる。処理ツリーが
デバイス依存であり且つ解像度依存であるので、IPO
は当業者によって理解される様々な最適化技術によって
その処理速度が最適化され得る。例えば、ユーザは二つ
のスケーリングと一つの回転動作を結合して一つのアフ
ィン動作にしてもよく、これによって適合化連鎖動作を
アフィン動作に結合する。要するに、三つの分離した動
作を一つに結合するのは処理速度を改良するためであ
る。
【0075】出力画像は、得られる処理ツリーの単純横
断によってレンダリングされる。これはオブジェクトツ
リーの「コンパイレーション(編集)」であると考えら
れる。処理ツリー・レンダリングは文書印刷においては
一般的な非常に大きな出力画像のレンダリングに特に適
している。この画像処理最適化はレンダリングに必要と
される時間を相当減少することができる。
【0076】図18に示すSIについて以下に簡単に説
明する。この記述的な例は上記のようにSIDLを用い
て書き込まれる。この複合画像におけるトップレベルの
SIは四つの構成要素を備える。 1)マウンテン画像−ラスタ画像オブジェクト(マウン
ト1) 2)「サンプル...」−テキストオブジェクト(テキ
スト1) 3)木と家−IPD(ホーム1)、及び 4)バード(鳥)画像−ビットマップラスタオブジェク
ト(バード1)。第2レベルのSIは四つの構成要素を
備える。 1)ツリーグラフィックス−グラフィックスオブジェク
ト(ツリー2)、及び 2)ハウス画像−ラスタオブジェクト(ホーム2)
【0077】トップレベルSIに対応するSIDファイ
ルは、図19乃至図21に示されている。SIはSID
Lにおける一組の「タグ」として記述され(ここでま
た、以下のソースコードは著作権保護を受けており且つ
前述のハードウェアシステム上で実行され得る)、これ
らの「タグ」は、タグタイプのネームと、”{”及
び”}”によって囲まれたタグ本体によって指定され
る。タグは”:ネーム”シンタックスを用いてネーム付
けされる。タグネームは”$”を接頭辞として置いて他
のタグに対する参照として用いられ得る。オブジェクト
タグはSIのトップレベルタグである。この例におい
て、オブジェクトタグはIPDオブジェクトを表現し且
つその記述は参照されたタグ"ipd1"である。IPDタ
グ"ipd1"は、AspectRatio (アスペクト比)とDefaultW
idth(デフォルト幅)、ペーストボード属性FitMode
(あてはめモード)、位置調整と角度、及びシーケンス
がmerge1(マージ1)からmerge4(マージ4)までの併
合順序を指定する四つのmerge (併合)タグを定義す
る。各merge タグは、併合点タグによってペーストポイ
ントに相対すう併合点を指定し、且つ経路タグによって
画像処理シーケンスを指定する。経路タグは、他のオブ
ジェクトタグによって子オブジェクトを、サイズタグに
よって相対サイズを、制御点タグによって(子に相対す
る)制御点の位置を、且つIPOタグのリストによって
画像処理動作を、表記する。経路1、経路2、及び経路
4が全て、ラスタ、テキスト、又はグラフィックファイ
ルを指示することに注目されたい。経路3は、グラフィ
カル・ツリーと家のラスタ画像を結合してラスタ画像を
生成する他のSIDファイルを指示する。
【0078】いくつかのアプリケーションに対しては使
用可能な表現の明示的な記述が好まれる。このために、
MR(複数表現)ファイルフォーマットが定義される。
このファイルフォーマットはSIDLに類似したシンタ
ックスを現在使用している。図22及び図23は、MR
ファイルフォーマットの例である。各表現は、ファイル
タイプを識別するフォーマットフィールド、及びデータ
を明示的に定義するデータフィールドと共にリストされ
る。TiFFファイルのようなファイルベースのデータに対
しては、データフィールドはファイルへのUNIX(登録商
標)経路を有する。単純なテキストに関しては、データ
フィールドはテキストストリングを有する。MRフォー
マットは、各表現が、データを記述する明示的に定義さ
れた一組の属性を有するのを可能にする。ラスタデータ
に関して、属性は、寸法、測光、又は他の属性を含んで
いてもよい。テキストオブジェクトに関して、属性は、
フォント、スタイルその他を含んでいてもよい。しかし
ながら、MRファイルフォーマットの使用は本発明にお
いては好ましいとされない。
【0079】SIフォーマット内で指定された唯一のI
POは空間的変換IPOであり、このSpatialTransform
(空間的変換)IPOはラスタ画像コンテントで線形の
空間的変換を実行するために作用する。これらの例は回
転、スケーリング、及び傾斜を有する。概して、空間的
変換IPOは、(併合点と制御点属性を介して制御され
る)変換を除く全てのアフィン変換を実行する。
【0080】空間的変換のパラメータは以下の通りであ
る。パラメータ スケール XY−スケールに対して1値(保存、アスペクト比(a. r.)又は 任意のスケールに対して2値 (補間はアプリケーション依存、注意:多分引数) 回転 角度(度) 剪断 剪断角(度) 鏡像 ”X”又は”Y” 変換点 3つの対のコーナー点 アフィン アフィン係数 固定点 変換される子に相対する(x、y)− デフォルト値は制御点位置。
【0081】FixedPoint(固定点)パラメータは参照
(基準)点の回りで空間的変換の適用を可能にする。例
えば、固定点を指定することによって、ユーザが、オブ
ジェクトの中心の回りを回転する代わりに、固定点の回
りにオブジェクトを回転するのを可能にする。概して、
あらゆる支援された空間的変換が固定点の回りを動作す
るように定義され得る。固定点は空間的変換に対するパ
ラメータであり且つペーストボードの部分ではないの
で、IPOは制御点を自動的に調整して、子オブジェク
トが正確な位置で親ペーストボードへ併合されるのを確
実とする。制御点がどのように調整されるかの例が以下
に示されている。
【0082】例えば(図24を参照されたい)、オブジ
ェクトは(0.5、0.5)の制御点Cと子の上部左コ
ーナPに相対する(2.0、0.0)の固定点を有す
る。レンダリングが子がサイズ50×50であることを
示すと想定されたい。固定点Fは子に相対して(−10
0、0)である。制御点はPに相対して最初は(25、
25)であり且つ固定点に相対して(125、25)で
ある。子を固定点のまわりで45度回転させると、固定
点に相対する(71、107)において原点を有する7
1×71(境界ボックス)の新サイズを有する子を発生
する。オリジナルの制御点が固定点に相対して(12
5、25)だったことを思い出されたい。従って、制御
点は画素サイズにおいて(125、25)−(71、−
107)=(54、132)即ち回転した子の原点Qに
相対して(0.76、1.86)となるように調整され
る。従って、制御点は固定点のまわりでの回転によって
適切な位置で子がペーストボードへ併合されるのを確実
とするために調整される。
【0083】或いは、インタラクティブ・エディタは、
SIの形成の間、回転の中心その他を処理し且つSID
を書き込む時に併合点を適切に単純に調整することがで
きる。即ち、ユーザは、例えば、所望される位置で、回
転の中心を設定することができ、SIDはもはや関係が
なくなる。
【0084】重要なのは、SIが単なるインタラクディ
ブ・エディタではないことである。例えば、高校の卒業
アルバム用プリンタは仕上げられたアルバムとしてプリ
ント用に電子的に準備するために多数の個別の写真を有
する。特に、写真は、(驚異的に時間がかかる)一枚一
枚、又は一度に12枚までスキャンできる技術を用い
て、データベースへスキャン(走査)されなければなら
ない。しかしながら、残念ながら、走査用に個々の写真
を適切に並べるためにユーザがいかに懸命に努力して
も、走査の結果として僅かなずれが必ず生じるのであ
る。通常、各写真は(写真の)下へ印刷されるネームと
結び付けるバーコード又はいくつかの他の識別機能を有
している。
【0085】上記の走査状況下で、SIを自動的に発生
することが可能なソフトウェアが存在する。即ち、各個
別の子オブジェクト(即ち個々の写真)を識別し且つあ
らゆる位置合わせ誤りを補正するために画像処理動作を
含むSIが形成され、下方に適切なテキスト(バーコー
ド参照)を有するページ上に各写真を適切に構成するこ
とができる。このようなソフトウェアは一度に多くのオ
ブジェクトを走査することが可能であり且つ各子オブジ
ェクトは印刷時の適切なレンダリングのために回転した
り回転しなかったりする。これによって、ユーザの意の
まま、卒業アルバム用プリンタはその特定のページへの
配置が望まれる子オブジェクトのみを選び、所望通りに
それらを配列し、適切なテキストを付し、且つプリント
することができる。上記に説明したように、子オブジェ
クトは呼出し用バーコードによって参照される。
【0086】さらに、卒業アルバル用プリンタは、望ま
れれば、写真及びテキストのために「非結合」ホールを
有するテンプレートを作成することにより他のSIを形
成しようとする場合がある。つまり、卒業アルバル用プ
リンタは適当な数の子オブジェクトを印刷用のテンプレ
ートに結合する。しかしながら、重要なのは、テンプレ
ートもまたその中(背景など)に組み込まれた知的処理
を有することができ、この知的処理はカラー、クロッピ
ング、特殊効果、その他を自動的に変更する。
【0087】
【発明の効果】上記の発明の概念は、階層的及びデバイ
ス独立フォーマット内のオブジェクトの集合としての複
雑なカラーラスタ画像の表現を可能にする。出力ラスタ
へ貢献するオブジェクトは、テキスト、グラフィック
ス、他のラスタ、又は他のSIを源とし、且つ選択性及
び変更のためにそれらのヘリテージ(譲り受ける権利)
を維持する。SIは、ソースデータのみならず、それら
をレンダリングするために必要とされる画像処理動作も
含む。SI技術は、再編集可能性、カスタマイゼーショ
ン(個別化)及びエンハンスメント、自動画像アセンブ
リ、及び高性能画像形成(即ち平行、分散、キャッシン
グ、その他)を支援する。これは、以降の編集や再編集
のために画像を記述するために非常に強力なフレームワ
ークを提供する。従って、SIは、オブジェクト、記
憶、編集及び/又は準備、並びに分散及び/又は移動の
獲得の全域にアドレス可能なベーステクノロジである。
【0088】本発明は、最小のメモリ要求によってディ
スプレイ解像度画像上で動作することができ且つ高解像
度、高品質の印刷された画像形成が可能なSIフォーマ
ットを提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によって使用され得る汎用構成要素を示
すブロック図である。
【図2】SIオブジェクトを作成する種々のデータタイ
プを示すグラフィック表現である。
【図3】SIオブジェクトを作成する複数表現(MR)
の例を示すグラフィック表現である。
【図4】アスペクト比を維持するためのレンダリングを
示すグラフィック表現である。
【図5】本発明によるペーストボードによって定義され
る次元においてラスタがいかにしてレンダリングされる
かを定義する利用可能なFitMode モデルをグラフィカル
に示す図である。
【図6】本発明の位置調整属性をグラフィカルに示し、
位置調整属性が9個の使用可能な位置の内の一つにおけ
るペーストボード内に位置するようにレンダリングされ
たラスタを指定するのにいかにして使用されるかを示す
図である。
【図7】本発明の位置調整属性をグラフィカルに示し、
位置調整属性の三つの例を示す図である。
【図8】図8は本発明の角度属性をグラフィカルに示
し、(a)側は回転しないペーストボードを示し、
(b)側は回転するペーストボードを示す(オブジェク
トは制御点の回りを回転する。)
【図9】本発明による制御点のレンダリング調整を示す
グラフィック表現である。
【図10】構成要素オブジェクト及びこれらの構成要素
オブジェクトに適用される画像処理動作(IPO)に対
する参照の構造化記述を示す出力SIを記述するときの
画像処理定義(IPD)のグラフィック表現である。
【図11】SIのレンダリングの間のラスタデータの流
れを示す図である。
【図12】全ての子オブジェクトが(オブジェクトペー
ストボードに相対する)併合点と(子ペーストボードに
相対する)制御点によって指定された位置で親ペースト
ボードへ併合されるのを示すグラフィック表現である。
【図13】ペーストボードイニシャライザ機能を示すグ
ラフィック表現であり、この場合、走査されたテキスト
画像によってペーストボードを初期化する。
【図14】本発明による(入力オブジェクトに関する)
非結合SIを示すグラフィック表現である。
【図15】本発明による(画像処理動作及び/又は属性
に関する)不完全SIを示すグラフィック表現である。
【図16】本発明によるオブジェクト指向レンダリング
を示すグラフィック表現である。
【図17】本発明による処理ツリーレンダリングを示す
グラフィック表現である。
【図18】本発明によってグラフィカルにディスプレイ
された対応するSIDファイルを有するサンプルSIを
示す図である。
【図19】図18に示されているトップレベルSIと対
応するSIDファイルを示す図である。
【図20】図18に示されているトップレベルSIと対
応するSIDファイルを示す図である。
【図21】図18に示されているトップレベルSIと対
応するSIDファイルを示す図である。
【図22】適例の複数表現(MR)ファイルとそのグラ
フィック表示を示す図である。
【図23】適例の複数表現(MR)ファイルとそのグラ
フィック表示を示す図である。
【図24】本発明による固定点と制御点の相互作用をグ
ラフィカルに示す図である。
【符号の説明】
100 ハードウェアシステム 110 マイクロプロセッサ 120 ユーザ入力デバイス 130 画像出力デバイス 140 SI入力デバイス 150 ROM 160 RAM 170 ファイル
フロントページの続き (72)発明者 マイケル アール.カンパネーリ アメリカ合衆国 14580 ニューヨーク州 ウェブスター マリゴールド ドライヴ 1105 (72)発明者 ウィリアム エイ.ファス アメリカ合衆国 14612 ニューヨーク州 ロチェスター ラッタ ロード 777 (72)発明者 ジェイムズ イー.ボルマン アメリカ合衆国 14589 ニューヨーク州 ウィリアムソン イートン ロード 3323 (72)発明者 長尾 隆 神奈川県海老名市中新田798番地高宮ハイ ツB−206 (72)発明者 山田 敏哉 神奈川県海老名市柏ケ谷975−2かしわ台 ドミール21,203号室 (72)発明者 山田 和也 神奈川県海老名市河原口658−201

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子的構造化画像ジェネレータであっ
    て、 ディスプレイされ且つプリントされることが可能な少な
    くとも一つの出力構造化画像ラスタフォーマットを発生
    するための手段を備え、 前記出力構造化画像がゼロ又はそれより多くの構造化画
    像オブジェクト上でゼロ又はそれより多くの画像処理動
    作を実行した結果として発生し、 少なくとも一つの構造化画像を構築し且つディスプレイ
    するための手段を備え、 前記構造化画像が、前記ゼロ又はそれより多くの構造化
    画像オブジェクト、及び前記少なくとも一つの構造化画
    像を発生するために使用される構造化画像形成処理を記
    述する構造化画像定義を有し、前記構造化画像定義が、
    前記ゼロ又はそれより多くの構造化画像オブジェクト上
    で実行され且つ前記少なくとも一つの出力構造化画像を
    形成するために併合されるゼロ又はそれより多くの相互
    接続された画像処理動作を含み、 前記構造化画像定義を形成し且つ変更するため、前記発
    生手段、前記構築手段、及び前記ディスプレイ手段を制
    御するための手段を備え、 前記構造化画像構築手段によって発生される前記構造化
    画像定義に応答して、前記少なくとも一つの出力構造化
    画像を発生する手段が前記制御手段によって制御され、
    これにより前記少なくとも一つの出力構造化画像を発生
    し、 コンピュータプログラム命令及びオペレータ入力コマン
    ドに応答して、前記少なくとも一つの出力構造化画像を
    自動的にディスプレイするための手段と、プリントする
    ための手段を備える、 電子的構造化画像ジェネレータ。
JP23529794A 1993-10-08 1994-09-29 電子的構造化画像ジェネレータ Expired - Fee Related JP3630726B2 (ja)

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