JPH07282215A - Icシールおよびそれを用いたicカード、真正認証シールならびにicシールの製造方法 - Google Patents

Icシールおよびそれを用いたicカード、真正認証シールならびにicシールの製造方法

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JPH07282215A
JPH07282215A JP6077389A JP7738994A JPH07282215A JP H07282215 A JPH07282215 A JP H07282215A JP 6077389 A JP6077389 A JP 6077389A JP 7738994 A JP7738994 A JP 7738994A JP H07282215 A JPH07282215 A JP H07282215A
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JP
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active layer
seal
electrode
card
layer
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JP6077389A
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Kaname Tamada
要 玉田
Satoshi Takahashi
聡 高橋
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Maxell Holdings Ltd
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Hitachi Maxell Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外力によってICチップが破損するようなこ
とがなく、曲げに対して強く、しかも薄型化ができるI
Cシールを提供することを目的とする。 【構成】 p層24ならびにn層25を含み表面の所定
位置に電極26を有するアクティブ層27と、そのアク
ティブ層27の前記電極26上に直接接合した接触端子
28または電磁コイル35と、それと反対側の面に設け
られた接着層30とを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、極薄のアクティブ層を
有するICシールに係り、例えばICカードや各種製品
あるいは部品などの真正認証シールとして各産業分野に
用いることができるICシールに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、キャッシュカードやクレジットカ
ードをはじめ病院の診察券に至るまで様々なカードが使
用されている。これらのカードは現在、磁気ストライプ
カードが主流である。しかし、このカードは記憶容量が
不足しているため機能拡張に限界があり、偽造、変造が
容易であるなどセキュリティ、信頼性の面でも限界があ
る。
【0003】このような問題を解消し、非常に大きな記
憶容量を持ち、高度なセキュリティ機能を有するカード
に、ICチップ内蔵のモジュールを埋め込んだICカー
ドがある。このICカードは多方面で開発されており、
既に一部では銀行の預金通帳機能を合わせ持つキャッシ
ュカードやIDカードなどに実用化されている。
【0004】図9に一般的なICカードの平面図を示
す。ICカードは例えば、塩化ビニルからなるカード基
体1の一部にICカードモジュール2が埋設されて構成
されている。
【0005】図10は、図9に示したICカードモジュ
ール2の断面図である。ICカードモジュール2は、モ
ジュール基板3にICチップ4が接着剤5で固定され、
ICチップ4上に形成されたボンディングパッド6とパ
ターン電極7がボンディングワイヤ8で接続され、封止
枠9内に充填された封止材10で気液密に封止されてい
る。
【0006】前記モジュール基板2の片面にはICカー
ド端末装置と電気的に接続される外部端子3が、また他
の片面には前記パターン電極4が、それぞれ形成され、
両者はスルーホール12で電気的に接続されている。
【0007】このICチップ4は、ICとして機能して
いる数10μmのアクテイブ層を担持、補強するために
300〜500μmのシリコンウェハが基体として必要
であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このICチッ
プ4のウェハ基体は非常に硬い物質であるため、曲げ、
衝撃などの機械的外力に対して脆く、外力が加わるとク
ラックや欠けなどを生じて、機能を喪失する虞れがあ
る。
【0009】ICカードなどのように外力が加わること
を前提としている製品では、モジュール基板3として機
械的強度の高いガラスエポキシ樹脂を使用したり、封止
材10の厚さを厚くしてICチップ4を保護したり、あ
るいはICチップ4の面積を小さくして外力の加わり方
を少なくするなどの方策がとられていた。
【0010】しかしこのような方策は、補強効果が十分
でなかったり、薄型化に支障をきたしたり、IC機能が
十分に発揮できないなどの欠点を有している。
【0011】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
ので、外力によってICチップが破損するようなことが
なく、曲げに対して強く、しかも薄型化ができるICシ
ールおよびそれを用いたICカード、真正認証シールな
らびにICシールの製造方法を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、第1の本発明は、表面の所定位置に電極を有するア
クティブ層と、そのアクティブ層の前記電極上に直接接
合した接触端子または平面コイルと、前記アクティブ層
の電極を形成した面と反対側の面に設けられた接着層と
を有することを特徴とする。
【0013】前記目的を達成するため、第2の本発明
は、カード基板の表面に凹部を形成し、表面の所定位置
に電極を有するアクティブ層と、そのアクティブ層の前
記電極上に直接接合した接触端子または平面コイルと、
前記アクティブ層の電極を形成した面と反対側の面に設
けられた接着層とを有するICシールを、前記凹部内に
前記接着層を介して接着固定して、前記接触端子または
平面コイルをカード基板から露呈したことを特徴とす
る。
【0014】前記目的を達成するため、第3の本発明
は、表面の所定位置に電極を有するアクティブ層と、そ
のアクティブ層の前記電極上に直接接合した接触端子ま
たは平面コイルと、前記アクティブ層の電極を形成した
面と反対側の面に設けられた接着層とを有するICシー
ルの前記接着層を介して部材に貼着するとともに、前記
アクティブ層にその部材が真正であることを示す認証情
報を記憶したことを特徴とする。
【0015】前記目的を達成するため、第4の本発明
は、ウェハ基板上に保護膜を形成する工程と、その保護
膜上にアクティブ層を形成する工程と、そのアクティブ
層の電極上に接触端子または平面コイルを形成する工程
と、前記ウェハ基板を実質的に研摩除去する工程と、前
記アクティブ層の接触端子または平面コイルが形成され
ている面と反対側の面に接着層を形成する工程とを含む
ことを特徴とする。
【0016】
【作用】前記第1の本発明では、従来のように肉厚で硬
質のウェハ基板を有しておらず、実質的にはIC機能を
備えたアクティブ層のみの極薄であるためと、このアク
ティブ層の担持、保護の機能も兼ねている接触端子また
は平面コイルならびに接着層は金属、合成樹脂などで構
成されていることから、曲げに強いフレキシブルなIC
シールが得られる。
【0017】またアクティブ層に直接接触端子または平
面コイルならびに接着層が形成されているから、全体と
しての厚さが非常に薄く、ICシールを貼着しても殆ど
出張らず、そのため製品などの外観を損ねることがな
く、またシールの剥がれがほとんどない。
【0018】前記第2の本発明では、カード基板の表面
に凹部を形成し、その凹部内にアクティブ層と接触端子
または平面コイルと接着層とを有するICシールを前記
接着層を介して接着固定して、接触端子または平面コイ
ルをカード基板から露呈した構造になっている。従って
前記第1の本発明と同様の理由により、曲げに強くかつ
薄型化が可能なICカードを提供することができる。
【0019】前記第3の本発明では、アクティブ層にそ
のICシールを貼着した部材が真正であることを示す認
証情報が記憶されているから、この認証情報を電気的に
読み取ることにより、当該部材が真正品であるか偽造品
であるかの区別が確実にでき、前記認証情報を符号化す
ることにより偽造防止に役立つ。
【0020】前記第4の本発明では、アクティブ層の電
極上に接触端子または平面コイルを形成する工程ではウ
ェハ基板があり、そのウェハ基板がアクティブ層の支持
体として機能し、またアクティブ層に接着層を形成する
工程では接触端子または平面コイルがありそれがアクテ
ィブ層の支持体として機能するから、アクティブ層が極
薄でも接触端子または平面コイルの形成ならびに接着層
の形成が支障なく行われ、作業性の改善が図れるなどの
利点を有している。
【0021】
【実施例】次に本発明の第1実施例について、図1ない
し図3を用いて説明する。図1は接触型ICカードの断
面図、図2はそのICカードに用いるICシールの一部
拡大断面図、図3はそのICシールの製造方法を説明す
るための一部拡大断面図である。
【0022】図1に示すようにカード基板21の所定位
置には上方を向いて開放した極浅い凹部22が形成さ
れ、その凹部22中には極薄のICシール23が嵌め込
まれて接着固定されている。なお、ICカードの平面形
状は図9に示した従来のものと同様であり、ICカード
の挿入方向に長い磁気ストライプが形成されている。
【0023】このICシール23は図2に示すように、
p層24ならびにn層25を含み表面の所定位置にそれ
ぞれ電極26とガラスなどからなる防湿膜32を有する
アクティブ層27と、そのアクティブ層27の前記電極
26上にそれぞれ直接接合された接触端子28と、前記
アクティブ層27の下面に設けられた二酸化珪素(Si
2 )からなる保護膜29と、その保護膜29の下面に
設けられた例えばエポキシ系樹脂などからなる接着層3
0とから構成されている。
【0024】このICシール23は図3に示すように、
厚さt1が300〜500μm程度の珪素(Si)のウ
ェハ基板31上に二酸化珪素(SiO2 )の保護膜28
を形成し、さらにその上にp層、n層を含むアクティブ
層27を形成する。この積層体の形成方法は従来から周
知の技術であり、ウェハ基板31を支持体としてその上
に保護膜28とアクティブ層27が順次形成される。こ
の保護膜28とアクティブ層27の合計厚みt2は10
〜50μm(本実施例では30μm)程度の極く薄いも
のである。
【0025】次にアクティブ層27の所定位置にそれぞ
れ電極26と防湿膜32(図2参照)を形成し、各電極
26上に厚さt3が50μm程度の接触端子28を形成
する。この電極26、防湿膜32ならびに接触端子28
を形成する工程では肉厚のウェハ基板31が支持体とし
て機能するので、前記アクティブ層27などが極く薄く
ても支障なく取扱いができる。
【0026】しかる後、これら前記ウェハ基板31の部
分を例えば、水酸化カリウムの40%水溶液(70℃)
に10〜20時間浸漬することにより、ウェハ基板31
のほとんどすべてを溶解除去する。
【0027】なお、必要に応じてこのケミカルエッチン
グの時間を前述の条件より短くして、保護膜28の下面
にウェハ基板31の一部を薄く残すことも可能である。
【0028】次いで保護膜28の下面側に例えばエポキ
シ系樹脂などからなる接着層30を形成するが、このと
きには表面に形成された接触端子28が支持体として機
能するから、接着剤の塗布には何ら支障をきたすことは
ない。
【0029】このようにして製造されたICシール23
を図1に示すようにカード基板21に貼着し、そのIC
カードをリーダライタに挿入することにより、リーダラ
イタ側のコンタクトピン34がICシール23の接触端
子28と電気的に接触して、電源の供給ならびにデータ
の授受などがなされる。
【0030】図4ないし図6は本発明の第2実施例を説
明するための図で、図4はICカードの断面図、図5は
電磁結合用コイルの拡大平面図、図6はICカードとリ
ーダライタとの間のデータの授受を説明するためのブロ
ック図である。
【0031】図4に示す実施例において前記図1に示し
た第1実施例と相違する点は、接触端子28の代わりに
電磁コイル35を使用し、リーダライタ側の電磁コイル
36と接近、対向させることにより、非接触の状態で電
源の供給ならびにデータの授受などがなされる。
【0032】図5はこれら電磁コイル35、36の一例
を示す図で、この例の場合は内側にデータ送受信用コイ
ル37が、その外側に給電用コイル38が、それぞれス
パイラル状にパターンニングされている。これはデータ
送受信用コイル37と給電用コイル38を1つにまとめ
た例であるが、両コイル37、38を個別に設けること
もできる。
【0033】図6はICカード41とリーダライタ42
との間のデータの授受を説明するための図で、リーダラ
イタ42のコントローラ43から周波数fのクロック信
号CLKがパワードライバ44に加えられ、その出力パ
ルスは給電用コイル38aに流れる。ICカード41側
の給電用コイル38bはリーダライタ42側の給電用コ
イル38aと磁気的に結合され、並列接続されたコンデ
ンサ45とによる共振回路で電力を取り込む。その出力
は電源回路46における整流、平滑、電圧レギュレータ
などの機能により安定な直流電圧となり、ICカード4
1の各部の動作電源となる。
【0034】一方、前記共振回路からの出力f*はタイ
ミング再生回路47に入力され、再生クロック信号CL
K*をコントローラ48、変調回路49、復調回路50
へ出力する。この再生クロック信号CLK*は、前記共
振回路の働きによりリーダライタ42側のクロック信号
CLKとはπ/2位相がずれている。
【0035】前記電源回路46の立ち上がり時点から所
定の時間経過後にパワーオン回路51よりパワーオン信
号が出力され、コントローラ48、変調回路49、復調
回路50へ加えられて、それらの内部状態を初期値に設
定する。
【0036】変調回路49ならびに復調回路50はコン
トローラ48に接続されているとともに、データ送信用
コイル37b−1ならびにデータ受信用コイル37b−
2に接続されている。
【0037】このカード側のデータ送信用コイル37b
−1に対してリーダライタ側のデータ受信用コイル37
a−1が、カード側のデータ受信用コイル37b−2に
対してリーダライタ側のデータ送信用コイル37a−2
が、それぞれ磁気的に結合されている。
【0038】リーダライタ側のデータ送受信用コイル3
7a−1,37a−2は復調回路52、変調回路53を
介してコントローラ43に接続されている。コントロー
ラ43は、信号線53を介して他の機器と接続されてい
る。
【0039】ICカード41をリーダライタ42に装着
して使用する際には、ドライバ回路44、給電用コイル
38a,38b、電源回路46などを介してICカード
41の各部に電源が供給される。
【0040】そしてリーダライタ42からICカード4
1へデータを送信する場合には、コントローラ43、変
調回路53、データ送信用コイル37a−2、データ受
信用コイル37b−2、復調回路50などを介してコン
トローラ48に入力されて、信号処理されたのちメモリ
54の所定のアドレスにデータが記憶される。
【0041】一方、ICカード41からリーダライタ4
2へデータを送信する場合には、メモリ54からデータ
が読み出され、コントローラ48、変調回路49、デー
タ送信用コイル37b−1、データ受信用コイル37a
−1、復調回路52などを介してコントローラ43に入
力される仕組みになっている。
【0042】図7は本発明の第3実施例を示す図で、本
発明のICシール23は極薄でフレキシブル性を有して
いるため、例えばデータ入力ペン、各種部品の如き円筒
部材60などの曲面上にICシール23を貼着すること
ができる。
【0043】図8は本発明の第4実施例を示す図で、本
発明のICシール23のアクティブ層27にその部材
(本実施例では有価証券61)が真正であることを示す
認証情報を予め記憶し、これを真正認証シールとして有
価証券61に貼着する。そして専用の情報読取装置でア
クティブ層27に記憶されている認証情報を読み取るこ
とにより、当該有価証券61が真正のものであるか偽造
品であるかを判別することができ、偽造防止に役立つ。
なおこの実施例では有価証券61の場合について説明し
たが、他の例えば株券などに本発明のICシール23を
真正認証シールとして使用することができる。
【0044】前記第3、4実施例において、図示してい
ないがICシール23の貼着は接着層30によってなさ
れ、また、情報の授受には接触端子28あるいは電磁コ
イル35のいずれかが使用されるか、または接触端子2
8と電磁コイル35を併用することができる。
【0045】
【発明の効果】前記第1の本発明では、従来のように肉
厚で硬質のウェハ基板を有しておらず、実質的にはIC
機能を備えたアクティブ層のみの極薄であるためと、こ
のアクティブ層の担持、保護の機能も兼ねている接触端
子または平面コイルならびに接着層は金属、合成樹脂な
どで構成されていることから、曲げに強いフレキシブル
なICシールが得られる。
【0046】またアクティブ層に直接接触端子または平
面コイルならびに接着層が形成されているから、全体と
しての厚さが非常に薄く、ICシールを貼着しても殆ど
出張らず、そのため製品などの外観を損ねることがな
く、またシールの剥がれがほとんどない。
【0047】前記第2の本発明では、カード基板の表面
に凹部を形成し、その凹部内にアクティブ層と接触端子
または平面コイルと接着層とを有するICシールを前記
接着層を介して接着固定して、接触端子または平面コイ
ルをカード基板から露呈した構造になっている。従って
前記第1の本発明と同様の理由により、曲げに強くかつ
薄型化が可能なICカードを提供することができる。
【0048】前記第3の本発明では、アクティブ層にそ
のICシールを貼着した部材が真正であることを示す認
証情報が記憶されているから、この認証情報を電気的に
読み取ることにより、当該部材が真正品であるか偽造品
であるかの区別が確実にでき、前記認証情報を符号化す
ることにより偽造防止に役立つ。
【0049】前記第4の本発明では、アクティブ層の電
極上に接触端子または平面コイルを形成する工程ではウ
ェハ基板があり、そのウェハ基板がアクティブ層の支持
体として機能し、またアクティブ層に接着層を形成する
工程では接触端子または平面コイルがありそれがアクテ
ィブ層の支持体として機能するから、アクティブ層が極
薄でも接触端子または平面コイルの形成ならびに接着層
の形成が支障なく行われ、作業性の改善が図れるなどの
利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る接触型ICカードの
断面図である。
【図2】そのICカードに用いるICシールの一部拡大
断面図である。
【図3】そのICシールの製造方法を説明するための一
部拡大断面図である。
【図4】本発明の第2実施例に係る非接触型ICカード
の断面図である。
【図5】その非接触型ICカードに用いる電磁コイルの
拡大平面図である。
【図6】その非接触型ICカードとリーダライタの間の
データの授受を説明するためのブロック図である。
【図7】本発明のICシールを貼着した円筒部材の斜視
図である。
【図8】本発明のICシールを貼着した有価証券の平面
図である。
【図9】ICカードの平面図である。
【図10】従来のICカードの断面図である。
【符号の説明】
21 カード基板 22 凹部 23 ICシール 24 p層 25 n層 26 電極 27 アクティブ層 28 接触端子 30 接着層 31 フェハ層 35 電磁コイル 60 円筒部材 61 有価証券

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面の所定位置に電極を有するアクティ
    ブ層と、そのアクティブ層の前記電極上に直接接合した
    接触端子と、前記アクティブ層の電極を形成した面と反
    対側の面に設けられた接着層とを有することを特徴とす
    るICシール。
  2. 【請求項2】 表面の所定位置に電極を有するアクティ
    ブ層と、そのアクティブ層の前記電極上に直接接合した
    平面コイルと、前記アクティブ層の電極を形成した面と
    反対側の面に設けられた接着層とを有することを特徴と
    するICシール。
  3. 【請求項3】 カード基板の表面に凹部を形成し、 表面の所定位置に電極を有するアクティブ層と、そのア
    クティブ層の前記電極上に直接接合した接触端子または
    平面コイルと、前記アクティブ層の電極を形成した面と
    反対側の面に設けられた接着層とを有するICシール
    を、前記凹部内に前記接着層を介して接着固定して、前
    記接触端子または平面コイルをカード基板から露呈した
    ことを特徴とするICカード。
  4. 【請求項4】 表面の所定位置に電極を有するアクティ
    ブ層と、そのアクティブ層の前記電極上に直接接合した
    接触端子または平面コイルと、前記アクティブ層の電極
    を形成した面と反対側の面に設けられた接着層とを有す
    るICシールの前記接着層を介して部材に貼着するとと
    もに、前記アクティブ層にその部材が真正であることを
    示す認証情報を記憶したことを特徴とする真正認証シー
    ル。
  5. 【請求項5】 ウェハ基板上に保護膜を形成する工程
    と、 その保護膜上にアクティブ層を形成する工程と、 そのアクティブ層の電極上に接触端子または平面コイル
    を形成する工程と、 前記ウェハ基板を実質的に研摩除去する工程と、 前記アクティブ層の接触端子または平面コイルが形成さ
    れている面と反対側の面に接着層を形成する工程とを含
    むことを特徴とするICシールの製造方法。
JP6077389A 1994-04-15 1994-04-15 Icシールおよびそれを用いたicカード、真正認証シールならびにicシールの製造方法 Pending JPH07282215A (ja)

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