JP2001216485A - 非接触情報媒体及び通信システム - Google Patents

非接触情報媒体及び通信システム

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JP2001216485A
JP2001216485A JP2000025427A JP2000025427A JP2001216485A JP 2001216485 A JP2001216485 A JP 2001216485A JP 2000025427 A JP2000025427 A JP 2000025427A JP 2000025427 A JP2000025427 A JP 2000025427A JP 2001216485 A JP2001216485 A JP 2001216485A
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Application number
JP2000025427A
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English (en)
Inventor
Tomonori Kanai
友範 金井
Ryuzo Fukao
隆三 深尾
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Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、外部装置からの電磁エネルギーを
効率よく受信し、通信距離の増大が可能な非接触ICモ
ジュール及びそれを備えた非接触情報媒体を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 電磁エネルギーを効率よく受信するため
の磁性体を、基板上であって、回路パターン、又はコイ
ルパターンを有する回路パターンの外側に配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般には、情報及
び電力の伝達システムに係り、特に、ICチップを内蔵
した非接触情報媒体に関する。ここで、「ICチップを
内蔵した非接触情報媒体」とは、ICチップを情報記録
モジュールとして備え、リーダライタなどの外部装置と
非接触に交信する媒体である。従って、非接触であれ
ば、無線通信を利用して通信が可能であり、電波の波長
や通信距離の長さは問わない。
【0002】ICチップを内蔵した非接触情報媒体の典
型的なものは、例えば、マイクロ波を利用してリーダラ
イタと交信する非接触ICカードである。なお、本出願
においては、「ICカード」は、スマートカード、イン
テリジェントカード、チップインカード、マイクロサー
キット(マイコン)カード、メモリーカード、スーパー
カード、多機能カード、コンビネーションカードなどを
総括している。
【0003】また、ICチップを内蔵した非接触情報媒
体はその形状がカードに限定されるものではない。従っ
て、それはいわゆるICタグも含む。ここでは、「IC
タグ」は、ICカードと同様の機能を有するが、切手サ
イズやそれ以下の超小型やコイン等の形状を有する全て
の情報記録媒体を含むものである。
【0004】非接触ICカードやICタグは非接触IC
モジュールとして表現される場合もある。ここで「非接
触ICモジュール」とは、一般に、ICチップとICチ
ップと外部装置との非接触交信手段であるコイルやアン
テナ等が結合したものを意味し、モノリシックIC構造
のオンコイルICチップやICチップとコイルがIC表
面や同一基板に積載されて一体構造の形態を有する全て
のものを含む。なお、非接触ICモジュールは広義には
その通信手段を問わないが、本出願では電(磁)波を媒
介として交信するものとする。
【0005】
【従来の技術】ICカード又はICタグは、カードに内
蔵されているICチップとリーダライタとの通信方法に
従って、接触型と非接触型に分類することができる。こ
のうち、非接触型は、リーダライタとの接点がないので
接触不良がなく、リーダライタから数cm乃至数十cm
離れた移動使用が可能で、汚れ、雨、静電気に強いなど
の特徴があり、セキュリティ性も高いことから、今後ま
すますその需要及び普及は増大するものと予想されてい
る。
【0006】例えば、非接触ICタグは、リーダライタ
から受信したキャリア周波数の電磁波を利用して電磁誘
導によって動作電力を得ると共に、電波を利用してリー
ダライタとの間でデータを交換する。そして、非接触I
Cタグとリーダライタは、通常、かかる電波を送受信す
るためのアンテナをそれぞれ内蔵している。例えば、ス
キーリフトのゲートシステムには、リーダライタと非接
触ICタグとの間で電磁結合により無線で信号のやり取
りを行うデータキャリアシステムが使用されている。
【0007】非接触ICタグは、通常、基板上にICチ
ップの端子に電波を送受信するためのアンテナコイルを
接続してモジュールを形成し、かかるモジュールにプラ
スチックシート等によってケーシングを施して所定形状
に打ち抜くことによって作製される。ICチップ端子と
アンテナコイルとの接続方法としては、ICチップ端子
とアンテナコイルのバルクコイル端部とを溶接などで直
付けする方法や、基板上に予め印刷又はエッチングによ
ってコイルパターンを形成し、かかるコイルパターンと
ICチップ端子とをワイヤボンディングやフリップチッ
プ実装によって接続する方法がある。非接触ICタグの
アンテナコイルは、リーダライタのアンテナコイルから
の電磁エネルギーを効率よく受信するためにモジュール
内に作成可能な限りの大きな外径を有する場合が多い。
例えば、スキーゲートシステムはコイン形状の非接触I
Cタグを使用し、コインの径に近い径を有するアンテナ
コイルを用いるものがある。
【0008】また、ICチップの回路パターン上にアン
テナコイルが形成されたオンコイルICチップが特開平
1−157896号や米国特許第5,308,967号に
おいて提案されている。オンコイルICチップはこのよ
うにICチップとアンテナコイルとの接点がICチップ
内にあるために、断線しないなどの長所を有している。
オンコイルICチップにおいてはICチップ面積により
アンテナコイルの面積が決定される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】非接触情報媒体の通信
距離はアンテナコイルの大きさに依存するが、アンテナ
コイルの大きさはモジュールの大きさによる制約を受
け、オンコイルICチップであれば更にICチップの大
きさによる制約を受け、非接触情報媒体の通信距離を効
果的に延ばすことができなかった。換言すれば、従来の
非接触情報媒体の構成は同一の通信距離に対して電磁エ
ネルギーの省力化を効果的に図ることができなかった。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、上記の課題を解
決する新規かつ有用な非接触情報媒体及び通信システム
を提供することを本発明の概括的目的とする。
【0011】より特定的には、本発明は、外部装置から
の電磁エネルギーを効率化と通信距離の増大が可能な非
接触情報媒体及び通信システムを提供することを例示的
目的とする。
【0012】上記目的を達成するために、本発明の例示
的一態様としての非接触情報媒体は、基板と、当該基板
に形成された回路パターンと、前記回路パターンに接続
され、外部装置と電磁誘導を利用して無線通信をするこ
とが可能なコイルパターンと、 前記回路パターンの周
囲に形成される磁性体とを有する。かかる非接触情報媒
体は、磁性体をコイルパターンの外側に配置しており、
非接触情報媒体の厚みを増加させずに磁性体によりコイ
ルパターンの電磁誘導を補助することができる。
【0013】本発明の例示的一態様としての通信システ
ムは、前記非接触情報媒体と外部装置とを有する。かか
る通信システムも上述した非接触情報媒体と同様の作用
を奏することができる。
【0014】本発明の更なる目的又はその他の特徴は添
付図面を参照して説明される好ましい実施例において明
らかにされるであろう。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図6を参照して、
本発明の例示的一態様としての非接触ICタグ100を
説明する。なお、添付図面において、同一の参照番号を
付した部材は同一部材を表すものとし、また、同一の参
照番号にアルファベットを付した部材は対応する変形部
材を表すものとし、重複説明は省略する。また、特に断
らない限り、参照番号は大文字のアルファベットの付い
た同一の参照番号の全てを総括するものとする。
【0016】本実施例の非接触ICタグ100は、IC
チップの回路パターン上にアンテナコイルが形成された
オンコイルICチップ20を内蔵しているが、本発明の
非接触情報媒体はアンテナコイルがICチップに内蔵さ
れていない非接触情報媒体にも適用できることはいうま
でもない。図1は本発明の例示的一態様としての非接触
ICタグ100の平面図であり、図2はオンコイルIC
チップ20の概略ブロック図である。また、図3は、図
1に示す非接触ICタグ100をA−A線に沿った概略
断面図である。非接触ICタグ100は、図2乃至図3
を参照するに、基板10と、オンコイルICチップ20
と、共振用コンデンサ26、磁性体30と、接着層40
と、保護基板50を有する。基板10はSiやGaP等
の結晶基板から構成される。
【0017】オンコイルICチップ20は、各種の半導
体回路を画定する回路パターン22とアンテナコイルを
画定するコイルパターン(又はアンテナパターン)24
とを有する。更に、図2を参照するに、オンコイルIC
チップ20は、上記構成要素以外に、基板21と、共振
用コンデンサ26とを有する。ここで、図2に示すコイ
ルパターン24は概念的であり、実際の非接触ICタグ
100においては、コイルパターン24は、図4及び図
5に示すように、基板21上に、回路パターン22の上
面に形成されて回路パターン22と接続される。ここ
で、図4はオンコイルICチップ10の構造を示す概略
斜視図であり、図5は図4を上方から見た場合の概略図
である。
【0018】回路パターン22は、コイルパターン24
を介して後述する外部装置200と交信することができ
る。以下図2及び6を参照して、回路パターン22につ
いて説明する。図6は、回路パターン22に含まれてい
る各コンポーネントのより詳細なブロック図である。回
路パターン22には、電源回路102と、リセット信号
発生回路103と、送受信回路104(即ち、104a
乃至104d)と、ロジック制御回路106と、タイミ
ング回路(TIM)107と、メモリ108とを有して
いる。
【0019】電源回路(PS)102にはリセット信号
発生回路103が接続されており、リセット信号発生回
路103はロジック制御回路106のリセット端子(R
ST)に接続されている。回路パターン22は、外部装
置200から受信した電波W(キャリア周波数fc)か
ら電磁誘導によって通信系の動作電圧Vcc(例えば、
5V)をロジック制御回路106に供給している。動作
電力Vccが生成されるとリセット信号発生回路103
はロジック制御回路106をリセットして新規な動作の
準備をする。
【0020】送受信回路104は、検波器(DET)1
04a、変調器(MOD)104b、復調器(DEM)
104c及び符号器(ENC)104dを含んでいる。
復調器104cと符号器104dは、それぞれロジック
制御回路106のデータ端子DI及びDOに接続されて
いる。必要があれば復調器104cの後段に独立の部材
としてD/A変換器等からなる復号器が配置されてもよ
い。かかる復号器は符号器104dと共に一のコーデッ
ク回路を形成してもよい。タイミング回路107は各種
タイミング信号を生成するのに使用され、ロジック制御
回路106のクロック端子(CLK)に接続されてい
る。
【0021】送受信回路104の受信部は、検波器10
4aと復調器104cとにより構成されている。受信し
た電波Wは検波器104aによって検波されて復調器1
04cが検波信号からデータを得るために基底帯域信号
を復元する。復元された基底帯域信号(必要があればそ
の後復号された信号)はデータ信号DIとしてロジック
制御回路106に送られる。
【0022】送受信回路104の送信部は、変調器10
4bと符号器104dとにより構成されている。変調器
104bや符号器104dには当業界で周知のいかなる
構成をも使用することができる。データを送信するため
に搬送波を送信データに応じて変化させてコイル14に
送信する。変調方式には、例えば、キャリア(搬送)周
波数の振幅を変えるASK、位相を変えるPSKなどを
使用することができるが、負荷変調を使用することもで
きる。負荷変調とは、媒体電力(負荷)をサブキャリア
(副搬送波)に従って変調する方式をいう。符号器10
4dは、送信されるべきデータDOを所定の符号(例え
ば、マンチェスター符号化やPSK符号化など)で符号
化(ビットエンコーディング)した後にアンテナコイル
24に送信する。
【0023】送受信回路104はロジック制御回路10
6によって制御されて、タイミング回路107によって
生成されるタイミング信号(クロック)に同期して動作
する。ロジック制御回路106はCPUにより実現する
ことができる。メモリ108はデータを保存するRO
M、RAM、EEPROM及び/又はFRAM等から構
成される。回路パターン22は外部装置200とかかる
データに基づいて交信したり、ロジック制御回路106
は所定の処理を行うことができる。例えば、メモリ10
8は、ID情報や所定額の電子マネーなどの価値や取引
記録その他を格納することができ、ロジック制御回路1
06は所定の取引(例えば、切符の購入や電子マネーの
入金など)によりかかる価値を増減等することができ
る。なお、これらの構成要素の構成や動作は当業者には
容易に理解できるため詳しい説明は省略する。
【0024】コイルパターン24は、図4及び図5に示
すように、回路パターン22の上面に、渦巻状に形成さ
れている。コイルパターン24は、例えば、スクリーン
プリントやエッチング、及びメッキによって形成され
る。コイルパターン24は、回路パターン22に電気的
に接続されると共に外部装置200と無線交信すること
ができる。
【0025】共振用コンデンサ26は静電容量Cを有
し、コイルパターン24のインダクタンスLと協同し
て、送受信用電波のキャリア周波数fcに共振する共振
回路を形成するのに使用される。共振周波数frは後述
する数式4を満たすので、これをキャリア周波数fc
一致させればコイル24及びコンデンサ26に大きな共
振電流を流すことができ、かかる共振電流を回路パター
ン22に供給することができる。コンデンサ26の位置
は、以下に説明する回路パターン22の各コンポーネン
トと同一平面に(即ち、単層的に)形成されてもよい
し、その上に(即ち、多層的に)形成されてもよい。
【0026】磁性体30は、図1のように、中心に正方
形の貫通孔を有する正方形の板状の金属である。また、
図3のように、磁性体30はオンコイルICチップ20
の外側であって、基板10に並列に設けられている。か
かる磁性体30の材料としては、常磁性体と反磁性体が
ある。常磁性体としては、例えば、アルミニウム(A
l)、反磁性体としては金(Au)、銀(Ag)、銅
(Cu)等が使用される。加えて、磁性体30は、例え
ば、スクリーンプリント、エッチング及びメッキによっ
て形成される。
【0027】磁性体30は、オンコイルICチップ20
を使用することで、コイルパターン24が短くなり、外
部装置200との通信距離が短くなることを防止する。
換言すれば、磁性体30は、コイルパターン24が外部
装置200から受信する電磁エネルギー量を増加するた
めに設けられている。その結果、本発明の非接触ICタ
グ100は同一の通信距離ならば、従来よりも少ない電
磁エネルギー量で通信を可能にする。また、図3のよう
に、磁性体30は、薄膜形状であり、オンコイルICチ
ップ20の外側であって、基板10に対し並列に設けら
れているため、非接触ICタグ100の厚さが増加する
ことを防止する。
【0028】接着層40は、オンコイルICチップ20
と磁性体30とを封止し、外部からの負荷を低減するた
めに設けられている。保護基板50は、例えば誘電体に
より形成され、完成した非接触ICタグ100の最表面
(最上面)に形成され、物理的及び化学的に表面を保護
している。接着層40及び保護基板50は化学処理や熱
処理に対する所望の耐久性等を有している。
【0029】
【実施例】以下、本実施例の非接触ICタグ100を使
用し、電磁誘導による通信実験を行った。回路パターン
22は、厚さ550μm、外径2.7×2.7mmとし
た。また、コイルパターン24は、銅(Cu)を使用
し、最外径(Do)2.1mm、ピッチ(pich)1
9μm、コイル巻数40turn、高さ5μmとした。
更に、磁性体30として、反磁性体物質の金100μm
と、銅18μmとの積層構造とした。また、図1のよう
に、かかる磁性体30は外径12.2×12.2mm、
内径2.2×2.2mmとした。
【0030】オンコイルICチップ20のコイルパター
ン24に励起される電圧eiは、以下の数式1によって
表される。
【数1】
【0031】ここで、Bは後述する外部装置200の送
信アンテナコイル222から発生する磁束の内、コイル
パターン24に鎖交する磁束の磁束密度を示している。
この時、コイルパターン24に鎖交する磁束密度は、コ
イルパターン24の面上で一定であると仮定する。図7
を参照して、コイルパターン24の持つインダクタンス
Lと、抵抗値Rに共振用コンデンサ30を接続した場合
の等価回路を説明する。図7は本発明の非接触ICタグ
100による共振電圧測定回路である。この時、共振用
コンデンサ30の両端の電圧は、数式2及び数式3によ
って表される。
【数2】
【数3】
【0032】ここで、数式2は位相を含む電圧であり、
数式3は数式2の絶対値を示している。出力電圧Vの絶
対値|V|が最大となる時(共振時)の共振用コンデン
サ30の容量Cは、d|V|/dC=0の解くことで、
次に示す数式4として表される。
【数4】
【0033】コイルパターン24のインダクタンスL及
び抵抗値Rはそれぞれ、L=2.3μH、R=62ωで
ある。上記の数式1乃至数式4によれば、出力電圧|V
|は、磁束密度Bに比例していることが判明する。これ
により、外部装置200の送信アンテナコイル222か
ら発生する磁束の内、コイルパターン24に吸収した電
磁エネルギーを見積もることができる。
【0034】以下、図8を参照し、外部装置200の送
信アンテナコイル222と、オンコイルICチップ20
のコイルパターン24との関係を説明する。図8は、外
部装置200の送信アンテナコイル222とコイルパタ
ーン24との距離を説明するための概要図である。外部
装置200については、更に詳しく後述されるので、詳
細な説明は省略する。送信アンテナコイル222は、例
えば、4mmφのフェライトに5ターンの銅線コイルを
巻いたものを使用した。送信アンテナコイル222の最
先端面と、コイルパターン24の最先端面との距離を通
信距離として定義した。送信アンテナコイル222へ流
す電流は610mApp、周波数は13.56MHzと
した。
【0035】本通信実験では、コイルパターン24に図
7に示す共振用コンデンサ26aを接続し、共振状態を
作成し、出力電圧|V|を測定した。測定結果を図9に
示す。図9は、通信実験による出力電圧の測定結果であ
る。図9の横軸には通信距離、左の縦軸にはコイルパタ
ーン24に発生する共振電圧、右の縦軸は磁性体30の
有無による前記共振電圧の比(磁性体30有りの共振電
圧/磁性体30無しの共振電圧)を示している。これに
よれば、コイルパターン24に発生する共振電圧は、磁
性体30の有無に関わらず、通信距離が大きくなるにつ
れ減少していく。しかし、共振電圧の比について検討す
るに、磁性体30が無い場合と磁性体30が有る場合を
比較すると、磁性体30を有する非接触ICタグ100
の方がコイルパターン24の共振電圧の減少量が少なく
なった。その結果、コイルパターン24に発生する共振
電圧は、非接触ICタグ100に磁性体30を設置する
ことで、通信距離が1.6乃至5.0mmの範囲であれ
ば、30乃至60%上昇することが判明した。
【0036】以上の結果より、コイルパターン24に発
生する共振電圧が上昇するということは、磁性体30を
有することによって、コイルパターン24が外部装置2
00からの電磁エネルギーを効率よく吸収していること
を意味する。また、同一の通信距離で比較すれば、磁性
体30の設置により、消費電力をより少なくすることが
可能であり、増幅器等の部品が不要となることが考察で
きる。
【0037】以下、本発明の非接触ICタグ100を組
み込んだ通信システム300について図10及び図11
を参照して説明する。通信システム300は、例えば、
カード形状の基材310を有して、非接触ICタグ10
0の通信距離を延長するブースター部320を更に有し
て、外部装置であるリーダライタ200と電(磁)波を
使用して交信する。基材310は、例えば、プラスチッ
クから構成される。この場合、通信システム300は、
クレジットカードと同じ寸法を有するいわゆるISO
(国際標準化機構:International Or
ganization for Standardiz
ation)サイズ(縦54mm、横85.6mm、厚
さ0.76mm)を有してもよい。
【0038】選択的に、通信システム300は、基材3
10上に、図示しないディスプレイやキーボードなどを
更に有して更なる多機能化を達成してもよい。なお、通
信システム300はカード形状に限定されず、用途に合
わせた任意の形状(例えば、ペンダント形状、コイン形
状、キー形状、カード形状、タグ形状など)を有するこ
とができる。
【0039】このように、通信システム300は外部装
置200と非接触に無線交信することができるが、これ
は本発明が外部装置200と接触して交信する機能を排
除しているものではない。例えば、通信システム300
は、接触ICチップを内蔵することにより、接触ICカ
ード及び非接触ICカードの両機能を有するコンビネー
ションカードとして構成することができる。
【0040】本発明は、通信システム300が磁気スト
ライプを有するカード媒体に適用されることを妨げるも
のではない。この場合は、本発明の通信システム300
は、クレジットカード、キャッシュカードなどの磁気カ
ードとしての機能を有することになる。さらに、選択的
に、通信システム300には、エンボス、サインパネ
ル、ホログラム、刻印、ホットスタンプ、画像プリン
ト、写真などが形成されてもよい。
【0041】リーダライタ200は、図11に示すよう
に、制御インタフェース部210とアンテナ部220と
を有しており、両者はケーブル230により接続されて
いる。ここで、図6はリーダライタ200の構成を示す
ブロック図である。リーダライタ200は、キャリア周
波数fcを有する電波Wを非接触ICタグ100へ送信
及びから受信し、無線通信を利用して非接触ICタグ1
00と交信する。なお、電波Wは任意の周波数帯のキャ
リア周波数fc(例えば、13.56MHz)を使用す
ることができる。リーダライタ200は、制御インタフ
ェース部210を介して更なる図示しない外部ホスト装
置(処理装置、制御装置、パーソナルコンピュータ、デ
ィスプレイなど)に接続されている。
【0042】制御インタフェース部210は、送信回路
(変調回路)212と、受信回路(復調回路)214
と、コントローラ216とを内蔵している。送信回路2
12は、更なる外部ホスト装置からのデータを、キャリ
ア周波数fcを利用して変調することにより、伝送信号
に変換してアンテナ部220に送信する。リーダライタ
200から非接触ICタグ100へデータが送信される
ときには高い強度のキャリア周波数fcが変調に使用さ
れる。変調方式は、Modified Millerや
NRZなど当業界で利用可能な変調方式を利用すること
ができる。
【0043】受信回路214はアンテナ部220を通じ
て通信システム300から受信した信号を基底帯域信号
に変換してデータを得て、図示しない更なる外部ホスト
装置に送信する。送信回路212と受信回路214は、
実際の回路では、複数の駆動回路に接続されており、こ
れらの駆動回路によって駆動される。なお、当業者は、
送信回路212、受信回路214及び駆動回路208及
び210の動作や構成を容易に理解して実現することが
できるので、ここでは詳細な説明は省略する。アンテナ
部220は、例えば、図11に示すようなアンテナコイ
ル222と整合回路224とを有する。
【0044】以下、通信システム300に備えられるブ
ースター部320について図12を参照して説明する。
ブースター部320は、非接触ICタグ100に電磁結
合されると共にリーダライタ200にも電磁結合され
て、基材310に設けられる。ブースター部320は、
リーダライタ200から電波Wを受信してこれを非接触
ICタグ100へ送信し、また、非接触ICタグ100
から電波Wを受信してこれをリーダライタ200へ送信
することができる。従って、ブースター部320はリー
ダライタ200と非接触ICタグ100間の中継部とし
ての機能を有する。後述するように、ブースター部32
0は電磁誘導を利用している。かかる、機能が達成され
る限りブースター部320は任意の構成を採用すること
ができる。
【0045】図12は、ブースター部320の構成例に
ついて説明するための概略図である。同図に示すよう
に、ブースター部320は、少なくとも一のアンテナコ
イル322と、好ましくはコンデンサ324とを、例え
ば、薄箔製の基材326に有している。リーダライタ2
00が受信する電波Wは磁束の変化としてコイル322
に誘導電流を生成する。かかる誘導電流はコイル322
に電磁結合されている非接触ICタグ100のコイルパ
ターン24に誘導電流を生成する。また、コイル322
はコイルパターン24に流れる電流の変化により誘起さ
れた誘導電流から電波Wを生成して、リーダライタ20
0に送信することができる。
【0046】このように、コイル322はブースター部
320においてリーダライタ200及び非接触ICタグ
100と交信することができる通信部として機能する。
コイル322は、リーダライタ200と交信することが
できる所定の通信距離を有しており、その大きさは調節
可能であるため、かかる所定の通信距離も必要に応じて
調節することができる。このため、本発明の通信システ
ム300が従来のマイクロ波を利用する非接触ICカー
ドの代替物として適用されるならば、上記所定の通信距
離を従来の非接触ICカードに求められる通信距離と同
様の距離に設定することができる。例えば、通信距離を
10mm程度までにするのであればコイル322を小型
とし、数cm程度であれば中型とし、10cm以上であ
れば大型にするなどである。コイル322は、空心コイ
ルであるスパイラル平面コイルや複スパイラルコイルと
して構成することができる。また、コイル322はフェ
ライトコアの付いた平面コイル又はフェライトバーアン
テナとして構成することができる。
【0047】非接触ICタグ100は、コイルパターン
24と回路パターン22とを一つの基板10に搭載して
いるため、非接触ICタグ100は、機能的には、それ
自体で従来の非接触ICカード又はICタグと同様の機
能を有する。しかし、従来の非接触ICカードとは以下
の点で相違している。従来の非接触ICカードは、磁性
体30に相当する部分がコイルパターン24の内部にあ
ったため、オンコイルICチップ20の厚みが厚くな
り、結果的に非接触ICタグ100を厚くしていた。本
発明の非接触ICタグ100は、コイルパターン24は
従来と同様であっても、磁性体30をオンコイルICチ
ップ20の外側に設けたことで、非接触ICタグ100
を厚くすることなく、通信距離を長くすることができ
る。更に、オンコイルICチップ20と基板10との間
にフェリ磁性体を設けることによって、上記効果を更に
上昇させることが考えられる。
【0048】また、本発明は、従来の非接触ICカード
にはその短い通信距離のためで適用できなかった非接触
ICタグ100がブースター部320により通信距離が
所望の距離まで延長されることを可能にしている。従っ
て、本発明の非接触ICタグ100は経済的価値を有す
る独立した取引媒体たり得る。即ち、非接触ICタグ1
00は様々な形状を有することができ、また、所望の形
状を有するパッケージ(成形体)に収納されることがで
きる。従って、本発明の無線通信可能なICチップは、
ICカードやICタグに限定されず、外部装置と無線通
信を行う装置に広く適用することができる。
【0049】以下、図3を参照して、本発明の非接触I
Cタグ100の製造方法について簡略的に説明する。な
お、ブースター部320の構成は単純にコイル(又はア
ンテナ)などからなる通信部とコンデンサから構成され
ているので、当業者は、非接触ICタグ100の製造方
法から通信システム300の製造方法も理解するであろ
う。まず、基板10上に磁性体30をエッチング等で形
成する。次に、コイルパターン24を有するオンコイル
ICチップ20を磁性体30の貫通孔に嵌め、樹脂等で
固定する。その後、接着層40を貼り付けた保護基板5
0によりケーシングを行い非接触ICタグ100が製造
される。
【0050】上記の製造方法によって製造された非接触
ICタグ100は、図4に示すように回路パターン22
上にコイルパターン24を有し、本実施例では、かかる
回路パターン22の外側に磁性体30が形成されてい
る。
【0051】以下、通信システム300の動作について
説明する。図5を参照するに、通信システム300は、
非接触ICカードやICタグと同様に様々な多目的用途
が見込まれている。これらの分野には、金融(キャッシ
ュカード、クレジットカード、電子マネー管理、ファー
ムバンキング、ホームバンキングなど)流通(ショッピ
ングカード、商品券など)、医療(診察券、健康保険
証、健康手帳など)、交通(ストアードフェア(SF)
カード、回数券、免許証、定期券、パスポートなど)、
保険(保険証券など)、証券(証券など)、教育(学生
証、成績証など)、企業(IDカードなど)、行政(印
鑑証明、住民票など)などが含まれる。例えば、非接触
ICタグ100がID情報をそのメモリに格納している
場合には、通信システム300は、会社、研究所、大学
などの入出力管理媒体として使用することができる。
【0052】この場合、まず、ユーザーはドア付近に設
けられたリーダライタ200に通信システム300を、
例えば、10乃至50cmの距離でかざす。これに応答
して、リーダライタ200は、キャリア周波数fcで電
波Wを送出して通信システム300にID番号を返答す
ることを促す。かかる電波Wは、好ましくはかかるキャ
リア周波数fcに共振するブースター部320のコイル
322により受信されて、同時に、コイル322に電磁
結合された非接触ICタグ100のコイル24及び磁性
体30に伝達される。その結果、コイル24及び磁性体
30には誘導電流が生じ、かかる誘導電流はIC16に
供給される。誘導電流は交流であるために、IC22は
電源回路102直流に変換し、各部の動作用定電圧を得
る。
【0053】一方、制御部106は、コイル24と図示
しない復調回路を経て受信された信号(誘導電流)に応
答して、図示しないメモリからID情報を読み出してコ
イル24から送出するように各部を動作させる。この結
果、ID情報がメモリ108から読み出され、送受信回
路104及びコイル24を経て外部に送出する。コイル
24からのこのID情報は、電磁誘導によりブースター
部320のコイル322に電磁結合されたリーダライタ
200のアンテナ部210に伝達される。アンテナ部2
10は受信したID情報を制御インタフェース部210
に送出して、制御インタフェース210はこれに接続さ
れたホストコンピュータなどにその正当性のチェックを
依頼する。
【0054】選択的に、リーダライタ200は、ユーザ
ーにパスワードの入力したり指紋、声紋、アイリス情報
を供給するように促してもよい。これにより、ユーザー
が通信システム300の正当の所有者であるかどうかを
同時にチェックすることができる。この場合は、リーダ
ライタ200は、図示しない指紋リーダなどを利用する
ことになる。その後、ID情報が正しいことが確認され
れば、ドアのロックが解除されてユーザーはドアを開け
て中に入ることができる。なお、ドアを金庫扉としても
同様である。ID情報が間違っていればドアのロックは
維持される。
【0055】以上、本発明の好ましい実施例について説
明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないこと
はいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び
変更が可能である。
【0056】例えば、非接触ICタグ100をブースタ
ー部320と分離可能なユニットとして構成することが
できる。かかるユニットはリーダライタ200と機械的
に係合可能であり、かかる機械的係合があることを条件
に非接触ICタグ100はアンテナ部210と直接的か
つ非接触に交信することもできる。
【0057】例えば、通信システム300は電波(例え
ば、マイクロ波)によってデータをリーダライタ200
と交換するので盗聴される可能性がある。また、ポケッ
トに入った通信システム300にリーダライタ200の
機能を果たす装置を近づけるとIC22と交信してしま
いIC22に格納された価値(例えば、電子マネー)が
盗まれる可能性もある。そこで、決済用途に使用する場
合はリーダライタ200との通信距離を微小にして密着
型で行うことにすればシステムセキュリティを高めるこ
とができる。
【0058】
【発明の効果】本発明の例示的一態様としての非接触I
Cタグ及び非接触情報媒体によれば、磁性体30をオン
コイルICチップ20の外側であって、基板10に対し
並列に設けられていることから、オンコイルICチップ
20の厚みを厚くすることなく、通信距離を延長するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の例示的一態様としての非接触ICタ
グの概略平面図である。
【図2】 図1に示すオンコイルICチップの概略ブロ
ック図である。
【図3】 図1の非接触ICタグをA−A線に沿って切
断した場合の断面図である。
【図4】 オンコイルICチップの構造を示す概略斜視
図である。
【図5】 図4を上方から見た場合の概略図である。
【図6】 回路パターンに含まれている各コンポーネン
トのより詳細なブロック図である。
【図7】 本発明の非接触ICタグによる共振電圧測定
回路である。
【図8】 外部装置の送信アンテナコイルとコイルパタ
ーンとの距離を説明するための概要図である。
【図9】 通信実験による出力電圧の測定結果である。
【図10】 本発明の例示的一態様における非接触情報
媒体と外部装置であるリーダライタとの関係を説明する
ための概略ブロック図である。
【図11】 図10に示すリーダライタの概略ブロック
図である。
【図12】 図10に示す非接触情報媒体のブースター
部に適用可能な回路構成図である。
【符号の説明】
10 基板 20 オンコイルICチップ 22 回路パターン 24 コイルパターン 26 共振用コンデンサ 30 磁性体 40 接着層 50 保護基板 100 非接触ICタグ 200 外部装置(リーダライタ) 300 通信システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C005 MA15 MA29 MB01 MB03 MB04 NA08 NA09 PA40 5B035 BA05 BB09 CA01 CA23 5B058 CA17 5K012 AB03 AC06 AE02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、 当該基板に形成された回路パターンと、 前記回路パターンに接続され、外部装置と電磁誘導を利
    用して無線通信をすることが可能なコイルパターンと、 前記コイルパターンの外側に形成される磁性体とを有す
    る非接触情報媒体。
  2. 【請求項2】 前記磁性体は常磁性体又は反磁性体であ
    る請求項1記載の非接触情報媒体。
  3. 【請求項3】 前記磁性体はアルミニウム、金、銀及び
    銅を含むグループから選択される請求項1記載の非接触
    情報媒体。
  4. 【請求項4】 前記コイルパターンは前記回路パターン
    の上に形成され、コイル搭載型回路パターンを形成する
    請求項1記載の非接触情報媒体。
  5. 【請求項5】 前記アンテナコイルの裏側にフェリ磁性
    体を更に有する請求項1記載の非接触情報媒体。
  6. 【請求項6】 非接触情報媒体と、 当該非接触情報媒体と通信可能な外部装置とを有する通
    信システムであって、 前記非接触情報媒体は、 基板と、 当該基板に形成された回路パターンと、 前記回路パターンに接続され、外部装置と電磁誘導を利
    用して無線通信をすることが可能なコイルパターンと、 前記コイルパターンの外側に形成される磁性体とを有す
    る通信システム。
  7. 【請求項7】 前記通信システムは、前記非接触情報媒
    体と前記外部装置との通信を中継するブースターを更に
    有する請求項6記載の通信システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006167329A (ja) * 2004-12-20 2006-06-29 Aruze Corp ゲーム用チップ
JP2007167915A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Ohbayashi Corp 溶接管理方法、溶接管理システム、鉄骨構造物、icタグ
JP2013174948A (ja) * 2012-02-23 2013-09-05 Nec Tokin Corp 通信媒体
CN104246804A (zh) * 2013-08-13 2014-12-24 日本电气株式会社 结算系统、服务器设备、终端设备、记录介质、方法和程序

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