JPH07281937A - データ管理方法および装置 - Google Patents
データ管理方法および装置Info
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- JPH07281937A JPH07281937A JP6065892A JP6589294A JPH07281937A JP H07281937 A JPH07281937 A JP H07281937A JP 6065892 A JP6065892 A JP 6065892A JP 6589294 A JP6589294 A JP 6589294A JP H07281937 A JPH07281937 A JP H07281937A
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- JP
- Japan
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- data
- date
- recording
- time
- necessity
- Prior art date
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Storage Device Security (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 データの管理装置において、ユーザの手を煩
わすことなく、ユーザにとって不要な記録媒体上のデー
タを自動的に消去可能な状態にする。 【構成】 画像データSをオプチカルディスク2に記録
する際に、ライトプロテクト制御部11によりデータ保護
のライトプロテクトを自動的に設定し、この画像データ
Sに、必要度に関する情報としてクロック40によって発
生されるデータ記録時の日時データDを付加し、この日
時データDに基づいて算出される記録後の経過時間t
と、予め第1メモリ30に記憶された画像データSの必要
な保存期間Tとを照合部12により照合し、経過時間tが
この保存期間Tに達すると、ライトプロテクト制御部11
によりライトプロテクトを解除して自動的に保護状態を
解除する。
わすことなく、ユーザにとって不要な記録媒体上のデー
タを自動的に消去可能な状態にする。 【構成】 画像データSをオプチカルディスク2に記録
する際に、ライトプロテクト制御部11によりデータ保護
のライトプロテクトを自動的に設定し、この画像データ
Sに、必要度に関する情報としてクロック40によって発
生されるデータ記録時の日時データDを付加し、この日
時データDに基づいて算出される記録後の経過時間t
と、予め第1メモリ30に記憶された画像データSの必要
な保存期間Tとを照合部12により照合し、経過時間tが
この保存期間Tに達すると、ライトプロテクト制御部11
によりライトプロテクトを解除して自動的に保護状態を
解除する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータの管理方法および
装置に関し、詳細には記録媒体に記録されたデータの記
録状態の改良に関するものである。
装置に関し、詳細には記録媒体に記録されたデータの記
録状態の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像情報や数値・文字情報などの各種デ
ータを、光ディスクや磁気ディスク,磁気テープなどの
記録媒体に記録して保存することは日常的に行われてお
り、この記録媒体に記録しようとする情報量は近年非常
に増加している。特に画像情報は、画素単位でデータを
有するため情報量が非常に多く、それを記録する記録媒
体に対しては、記録容量の一層の大容量化が求められて
いる。
ータを、光ディスクや磁気ディスク,磁気テープなどの
記録媒体に記録して保存することは日常的に行われてお
り、この記録媒体に記録しようとする情報量は近年非常
に増加している。特に画像情報は、画素単位でデータを
有するため情報量が非常に多く、それを記録する記録媒
体に対しては、記録容量の一層の大容量化が求められて
いる。
【0003】しかしこの記録容量を増大させるには、記
録媒体自体を新たに開発するだけにとどまらず、記録方
式や再生方式についても改良する必要があるため、ある
程度長い開発期間がかかる。
録媒体自体を新たに開発するだけにとどまらず、記録方
式や再生方式についても改良する必要があるため、ある
程度長い開発期間がかかる。
【0004】一方、ユーザによる記録媒体の記録内容の
定期的なチェックにより不要な情報を消去して、記録媒
体の記録可能領域を有効に活用することができ、これに
より記録媒体の記録容量の不足を補うことができる。す
なわちユーザにとって不要となり保存の必要のないデー
タについては、記録媒体から消去し、この消去によって
新たに得られた記録可能領域に新しいデータを記録すれ
ば、記録媒体の記録可能領域を有効に活用することがで
きる。
定期的なチェックにより不要な情報を消去して、記録媒
体の記録可能領域を有効に活用することができ、これに
より記録媒体の記録容量の不足を補うことができる。す
なわちユーザにとって不要となり保存の必要のないデー
タについては、記録媒体から消去し、この消去によって
新たに得られた記録可能領域に新しいデータを記録すれ
ば、記録媒体の記録可能領域を有効に活用することがで
きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところでユーザによる
上述の記録データのチェックが、定期的に、例えば週に
1回の割合で常に行われていればよいが、実務において
は繁忙などの理由により定期的なチェックは難しく、記
録媒体上のデータのメンテナンスは頻繁には行われず、
記録媒体の記録可能領域がすでにデータで満たされてい
るにも拘らず新たにデータを記録しようとして、新たな
データの記録が容量不足で不可能になったときに初めて
このメンテナンスを行うことが多い。
上述の記録データのチェックが、定期的に、例えば週に
1回の割合で常に行われていればよいが、実務において
は繁忙などの理由により定期的なチェックは難しく、記
録媒体上のデータのメンテナンスは頻繁には行われず、
記録媒体の記録可能領域がすでにデータで満たされてい
るにも拘らず新たにデータを記録しようとして、新たな
データの記録が容量不足で不可能になったときに初めて
このメンテナンスを行うことが多い。
【0006】このようにデータのメンテナンスを行うと
きには、記録媒体に既に大量のデータが記録されている
状態であり、その記録されたデータの一つひとつをチェ
ックしてさらに保存の必要なデータと不要のデータとを
区別し、不要のデータを一つずつ消去するのは、大変に
手間が掛かる。
きには、記録媒体に既に大量のデータが記録されている
状態であり、その記録されたデータの一つひとつをチェ
ックしてさらに保存の必要なデータと不要のデータとを
区別し、不要のデータを一つずつ消去するのは、大変に
手間が掛かる。
【0007】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、ユーザを煩わすことなく、記録媒体に記録された
データのうち不要なデータを自動的に消去して記録媒体
を有効に活用するデータの管理方法および装置を提供す
るものである。
って、ユーザを煩わすことなく、記録媒体に記録された
データのうち不要なデータを自動的に消去して記録媒体
を有効に活用するデータの管理方法および装置を提供す
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ管理方法
および装置は、データを光ディスクや磁気ディスクなど
の記録媒体に記録する際にそのデータに対して、データ
の上書きおよび消去を防止するデータ保護(ライトプロ
テクト)が設定され、その後ユーザにとって必要度が低
下し保存の必要の無くなったデータについては自動的に
ライトプロテクトを解除して、データの上書きあるいは
消去が可能な状態とし、一旦記録されたデータについて
ユーザがその要/不要を判断する必要がなく、またその
消去動作をする必要がないようにしたことを特徴とする
ものである。
および装置は、データを光ディスクや磁気ディスクなど
の記録媒体に記録する際にそのデータに対して、データ
の上書きおよび消去を防止するデータ保護(ライトプロ
テクト)が設定され、その後ユーザにとって必要度が低
下し保存の必要の無くなったデータについては自動的に
ライトプロテクトを解除して、データの上書きあるいは
消去が可能な状態とし、一旦記録されたデータについて
ユーザがその要/不要を判断する必要がなく、またその
消去動作をする必要がないようにしたことを特徴とする
ものである。
【0009】すなわち本発明のデータ管理方法は、デー
タをこのデータの必要度に関する情報、例えば重要度や
古さを示す情報とともに記録媒体に記録し、記録媒体に
記録されたデータに対してライトプロテクトを設定し、
記録媒体に記録されたこのデータの必要度に関する情報
と、重要度のレベルや期間などの予め設定された保存の
必要度のレベルとを比較照合し、データとともに記録さ
れた必要度に関する情報が予め設定された必要度のレベ
ルに適合したデータについてはライトプロテクトを解除
することを特徴とするものである。
タをこのデータの必要度に関する情報、例えば重要度や
古さを示す情報とともに記録媒体に記録し、記録媒体に
記録されたデータに対してライトプロテクトを設定し、
記録媒体に記録されたこのデータの必要度に関する情報
と、重要度のレベルや期間などの予め設定された保存の
必要度のレベルとを比較照合し、データとともに記録さ
れた必要度に関する情報が予め設定された必要度のレベ
ルに適合したデータについてはライトプロテクトを解除
することを特徴とするものである。
【0010】ここでライトプロテクトを解除するとは、
単にライトプロテクトを解除してデータの上書きが可能
な状態とするのみならず、データ自体を消去することを
含むものとする。ただしデータを積極的に消去せず、単
にライトプロテクトを解除した状態にとどめておけば、
上述の必要度のレベルとの比較照合により不要とされた
データについても、このデータの記録されている記録領
域に新規のデータが上書きされていない限り記録媒体に
記録された状態で残っているため、万一そのデータを再
度読み出す必要が生じたときにもそのデータを読み出せ
る可能性があり、また、特に消去をする時間も要さない
のでこのように設定した方が実用上好ましい。
単にライトプロテクトを解除してデータの上書きが可能
な状態とするのみならず、データ自体を消去することを
含むものとする。ただしデータを積極的に消去せず、単
にライトプロテクトを解除した状態にとどめておけば、
上述の必要度のレベルとの比較照合により不要とされた
データについても、このデータの記録されている記録領
域に新規のデータが上書きされていない限り記録媒体に
記録された状態で残っているため、万一そのデータを再
度読み出す必要が生じたときにもそのデータを読み出せ
る可能性があり、また、特に消去をする時間も要さない
のでこのように設定した方が実用上好ましい。
【0011】また上記データの必要度に関する情報とし
ては、データの重要度や古さなどを示すものがあり、デ
ータの古さを示すものとしては例えば、データの作成日
時、データの記録媒体への記録の日時を示す記録日時、
データが観察読影等のために記録媒体より読み出された
履歴を示す読出し回数、互いに所定の関係を有して時系
列的に記録された一連のデータにおけるデータの作成順
序または記録順序を示す世代数などに関する情報を用い
ることができる。
ては、データの重要度や古さなどを示すものがあり、デ
ータの古さを示すものとしては例えば、データの作成日
時、データの記録媒体への記録の日時を示す記録日時、
データが観察読影等のために記録媒体より読み出された
履歴を示す読出し回数、互いに所定の関係を有して時系
列的に記録された一連のデータにおけるデータの作成順
序または記録順序を示す世代数などに関する情報を用い
ることができる。
【0012】データの必要度に関する情報としてデータ
の作成日時(または記録日時)を用いた場合は、必要度
のレベルを『データ作成日時(または記録日時)が最古
日付』と設定することにより、所定の頻度(例えば1回
/日)で記録媒体に記録されているデータと比較照合し
て、その記録されているデータのうち最も古い作成日時
(または記録日時)のデータのライトプロテクトが解除
される。また必要度のレベルを『作成日時(または記録
日時)が現在より所定期間(例えば1週間)以前』と設
定することにより、記録されているデータのうち所定期
間以前に作成された(または記録された)データのライ
トプロテクトが解除される。
の作成日時(または記録日時)を用いた場合は、必要度
のレベルを『データ作成日時(または記録日時)が最古
日付』と設定することにより、所定の頻度(例えば1回
/日)で記録媒体に記録されているデータと比較照合し
て、その記録されているデータのうち最も古い作成日時
(または記録日時)のデータのライトプロテクトが解除
される。また必要度のレベルを『作成日時(または記録
日時)が現在より所定期間(例えば1週間)以前』と設
定することにより、記録されているデータのうち所定期
間以前に作成された(または記録された)データのライ
トプロテクトが解除される。
【0013】またデータの必要度に関する情報としてデ
ータの読出し回数を用いれば、必要度のレベルを例えば
『1回』と設定することにより再生回数(読出し回数)
1回でライトプロテクトが解除され、『2回』と設定す
ることにより再生回数2回でライトプロテクトが解除さ
れる。つまり記録されたデータが1回の観察のために読
み出せば不要となるような場合は、必要度のレベルを
『1回』と設定し、1回観察した後にさらに再チェック
のために観察する必要があるものについては『2回』と
設定すればよい。
ータの読出し回数を用いれば、必要度のレベルを例えば
『1回』と設定することにより再生回数(読出し回数)
1回でライトプロテクトが解除され、『2回』と設定す
ることにより再生回数2回でライトプロテクトが解除さ
れる。つまり記録されたデータが1回の観察のために読
み出せば不要となるような場合は、必要度のレベルを
『1回』と設定し、1回観察した後にさらに再チェック
のために観察する必要があるものについては『2回』と
設定すればよい。
【0014】さらに、データの必要度に関する情報とし
てデータの世代数を用いれば、例えば定期検診などのよ
うに同一患者の同一部位の画像データが時系列的に記録
されており、これらのデータについては時系列的な記録
または作成の順序を示す世代があり、必要度のレベルを
『「最新世代および1世代前の世代」以外の世代』と設
定することにより、最新データと1つ前の世代のデータ
を残して他の世代のデータのライトプロテクトが解除さ
れる。これは最新データを直前のデータと比較するよう
なシステムにおいて有用性が高い。
てデータの世代数を用いれば、例えば定期検診などのよ
うに同一患者の同一部位の画像データが時系列的に記録
されており、これらのデータについては時系列的な記録
または作成の順序を示す世代があり、必要度のレベルを
『「最新世代および1世代前の世代」以外の世代』と設
定することにより、最新データと1つ前の世代のデータ
を残して他の世代のデータのライトプロテクトが解除さ
れる。これは最新データを直前のデータと比較するよう
なシステムにおいて有用性が高い。
【0015】また必要なレベルを『「最古の世代および
最新世代」以外の世代』と設定することにより、例えば
入院患者の入院初期のデータと常に最新のデータとを比
較することができ、患者の回復状態等を確認するうえで
有効である。
最新世代」以外の世代』と設定することにより、例えば
入院患者の入院初期のデータと常に最新のデータとを比
較することができ、患者の回復状態等を確認するうえで
有効である。
【0016】さらにまた、データの必要度に関する情報
として重要度に関する情報を用いた場合、例えばユーザ
の管理下より離脱したためにデータが不要となる場合、
より具体的には医療機関において患者の退院や転院によ
って、その患者の診断データや放射線画像データが不要
になる場合等、ユーザにとってデータの保存が不要とな
る条件などを設定することもできる。
として重要度に関する情報を用いた場合、例えばユーザ
の管理下より離脱したためにデータが不要となる場合、
より具体的には医療機関において患者の退院や転院によ
って、その患者の診断データや放射線画像データが不要
になる場合等、ユーザにとってデータの保存が不要とな
る条件などを設定することもできる。
【0017】さらに上述の必要度のレベルのうち互いに
異なる2種以上を組み合わせて設定し、新たに記録しよ
うとするデータの量の多少などの必要に応じてこれらの
組み合わされた必要度のレベルを切り換えるようにして
もよい。
異なる2種以上を組み合わせて設定し、新たに記録しよ
うとするデータの量の多少などの必要に応じてこれらの
組み合わされた必要度のレベルを切り換えるようにして
もよい。
【0018】すなわち、データを、データの作成日時お
よび/または記録媒体への記録日時に関する情報ととも
に記録媒体に記録し、記録媒体に記録されたデータに対
してライトプロテクトを設定し、一方、下記 (1) 〜
(3) の必要度のレベルのうち、少なくとも2つ以上の
必要度のレベルを予め選択し、選択された少なくとも2
つ以上の必要度のレベルについて優先順位を付与し、付
与された優先順位が最も高い必要度のレベルと、データ
の作成日時または記録媒体への記録日時に関する情報と
を比較照合し、データの作成日時または記録媒体への記
録日時に関する情報が該必要度のレベルに適合するデー
タについては前記ライトプロテクトを解除し、該ライト
プロテクトの解除の後、必要に応じて自動または手動に
よって順次前記優先順位の低い必要度のレベルに切替
え、該切り替えられた必要度のレベルと前記記録媒体に
残存する前記データとを比較照合して、該必要度のレベ
ルに適合するデータについては前記ライトプロテクトを
解除することもできる。
よび/または記録媒体への記録日時に関する情報ととも
に記録媒体に記録し、記録媒体に記録されたデータに対
してライトプロテクトを設定し、一方、下記 (1) 〜
(3) の必要度のレベルのうち、少なくとも2つ以上の
必要度のレベルを予め選択し、選択された少なくとも2
つ以上の必要度のレベルについて優先順位を付与し、付
与された優先順位が最も高い必要度のレベルと、データ
の作成日時または記録媒体への記録日時に関する情報と
を比較照合し、データの作成日時または記録媒体への記
録日時に関する情報が該必要度のレベルに適合するデー
タについては前記ライトプロテクトを解除し、該ライト
プロテクトの解除の後、必要に応じて自動または手動に
よって順次前記優先順位の低い必要度のレベルに切替
え、該切り替えられた必要度のレベルと前記記録媒体に
残存する前記データとを比較照合して、該必要度のレベ
ルに適合するデータについては前記ライトプロテクトを
解除することもできる。
【0019】(1) 作成日時または記録日時が最先 (2) 作成日時が所定日時以前 (3) 記録日時が所定日時以前 このように2以上の必要度のレベルを切替え可能に設定
することにより、1つの必要度のレベルによるライトプ
ロテクトの解除だけでは解除されるデータ数が必要量よ
り少ない場合であっても、切り換えられた他の必要度の
レベルによってさらにライトプロテクトの解除が行わ
れ、必要な記録可能領域を確保することができる。特に
上記必要度のレベル (2) と (1) 、 (3) と (1) 、
および (2) と (3) と (1) の組合わせにおいて
(1) の必要度のレベルの優先順位を最下位に設定する
ことにより、ライトプロテクトの解除されるデータ数を
任意に調整することができる。
することにより、1つの必要度のレベルによるライトプ
ロテクトの解除だけでは解除されるデータ数が必要量よ
り少ない場合であっても、切り換えられた他の必要度の
レベルによってさらにライトプロテクトの解除が行わ
れ、必要な記録可能領域を確保することができる。特に
上記必要度のレベル (2) と (1) 、 (3) と (1) 、
および (2) と (3) と (1) の組合わせにおいて
(1) の必要度のレベルの優先順位を最下位に設定する
ことにより、ライトプロテクトの解除されるデータ数を
任意に調整することができる。
【0020】また本発明のデータ管理装置は上記データ
管理方法を実施するための装置であって、記録媒体に記
録しようとするデータに対してデータの必要度に関する
情報を入力する入力手段と、データをこのデータの必要
度に関する情報とともに記録媒体に記録する記録部と、
記録部によるデータの記録の際に、記録媒体に記録され
たデータに対してライトプロテクトを設定するライトプ
ロテクト設定手段と、予め、データの必要度の所望のレ
ベルを設定する必要度レベル設定手段と、データの必要
度に関する情報と所望の必要度のレベルとを比較照合す
る比較照合手段と、比較照合手段による比較照合の結果
を受けて、データの必要度に関する情報が所望の必要度
のレベルに適合したデータについてはライトプロテクト
を解除するライトプロテクト解除手段とを備えてなるこ
とを特徴とするものである。
管理方法を実施するための装置であって、記録媒体に記
録しようとするデータに対してデータの必要度に関する
情報を入力する入力手段と、データをこのデータの必要
度に関する情報とともに記録媒体に記録する記録部と、
記録部によるデータの記録の際に、記録媒体に記録され
たデータに対してライトプロテクトを設定するライトプ
ロテクト設定手段と、予め、データの必要度の所望のレ
ベルを設定する必要度レベル設定手段と、データの必要
度に関する情報と所望の必要度のレベルとを比較照合す
る比較照合手段と、比較照合手段による比較照合の結果
を受けて、データの必要度に関する情報が所望の必要度
のレベルに適合したデータについてはライトプロテクト
を解除するライトプロテクト解除手段とを備えてなるこ
とを特徴とするものである。
【0021】ここで上記データの必要度に関する情報と
しては、前記データの作成日時および/または前記デー
タの前記記録媒体への記録日時に関する情報、データの
前記記録媒体からの読出し回数に関する情報、または所
定の関係を有して時系列的に記録された一連のデータに
おける該データの世代数に関する情報などを用いること
ができ、これらの場合において、日時入力手段、読出し
回数入力手段、または世代数入力手段がそれぞれ入力手
段として用いられる。
しては、前記データの作成日時および/または前記デー
タの前記記録媒体への記録日時に関する情報、データの
前記記録媒体からの読出し回数に関する情報、または所
定の関係を有して時系列的に記録された一連のデータに
おける該データの世代数に関する情報などを用いること
ができ、これらの場合において、日時入力手段、読出し
回数入力手段、または世代数入力手段がそれぞれ入力手
段として用いられる。
【0022】さらに必要度のレベルを2以上組合わせ、
必要に応じてこれらの組み合わされた必要度のレベルを
切り換えるように構成することもできる。
必要に応じてこれらの組み合わされた必要度のレベルを
切り換えるように構成することもできる。
【0023】すなわち、記録媒体に記録しようとするデ
ータに対して該データの作成日時および/またはデータ
の記録媒体への記録日時に関する情報を入力する日時入
力手段と、データをこのデータの作成日時および/また
は記録日時に関する情報とともに記録媒体に記録する記
録部と、記録部による記録の際に、記録媒体に記録され
たデータに対してライトプロテクトを設定するライトプ
ロテクト設定手段と、上記 (1) 〜 (3) の必要度のレ
ベルのうち、少なくとも2つ以上の必要度のレベルを予
め選択するとともに、選択された少なくとも2つ以上の
必要度のレベルについて優先順位を付与する選択手段
と、必要度のレベルと、データの作成日時または記録媒
体への記録日時に関する情報とを比較照合する比較照合
手段と、データの作成日時または記録日時に関する情報
が該必要度のレベルに適合するデータについてはライト
プロテクトを解除するライトプロテクト解除手段と、デ
ータの作成日時または記録媒体への記録日時に関する情
報と比較照合する必要度のレベルとを、前記付与された
優先順位にしたがって自動または手動によって順次切り
換える切替え手段とを備えてなる構成を採ることができ
る。
ータに対して該データの作成日時および/またはデータ
の記録媒体への記録日時に関する情報を入力する日時入
力手段と、データをこのデータの作成日時および/また
は記録日時に関する情報とともに記録媒体に記録する記
録部と、記録部による記録の際に、記録媒体に記録され
たデータに対してライトプロテクトを設定するライトプ
ロテクト設定手段と、上記 (1) 〜 (3) の必要度のレ
ベルのうち、少なくとも2つ以上の必要度のレベルを予
め選択するとともに、選択された少なくとも2つ以上の
必要度のレベルについて優先順位を付与する選択手段
と、必要度のレベルと、データの作成日時または記録媒
体への記録日時に関する情報とを比較照合する比較照合
手段と、データの作成日時または記録日時に関する情報
が該必要度のレベルに適合するデータについてはライト
プロテクトを解除するライトプロテクト解除手段と、デ
ータの作成日時または記録媒体への記録日時に関する情
報と比較照合する必要度のレベルとを、前記付与された
優先順位にしたがって自動または手動によって順次切り
換える切替え手段とを備えてなる構成を採ることができ
る。
【0024】
【作用および発明の効果】本発明のデータ管理方法およ
び装置は、データを記録媒体に記録する際にそのデータ
に対してライトプロテクトが設定され、それによって記
録媒体に記録された時点では全てのデータはデータの上
書きおよび消去から保護される。
び装置は、データを記録媒体に記録する際にそのデータ
に対してライトプロテクトが設定され、それによって記
録媒体に記録された時点では全てのデータはデータの上
書きおよび消去から保護される。
【0025】このライトプロテクトの設定されたデータ
のうち、ユーザにとってデータの保存が不要となる条件
(必要度のレベル)、例えば所定の経過期間などが予め
設定され、記録媒体に記録されている全てのデータの必
要度に関する情報がこの設定された条件と随時比較照合
され、この条件に適合した必要度に関する情報を有する
データについては、ライトプロテクトが自動的に解除さ
れる。この作用によってライトプロテクトの解除された
データは、上書きおよび消去が可能な状態とされ、その
後に新たに記録されるデータはその上書きおよび消去が
可能な状態とされた記録領域に順次記録される。上述の
ライトプロテクトの解除作用においてはユーザに対して
その都度解除の可否を求めるようにしてもよいし、求め
ないようにしてもよい。これによりユーザは既に記録さ
れているデータの要、不要を1つひとつ確認して手動に
よる消去を行ってデータの管理を行う必要がなく、デー
タ管理の手間を大幅に省くことができる。
のうち、ユーザにとってデータの保存が不要となる条件
(必要度のレベル)、例えば所定の経過期間などが予め
設定され、記録媒体に記録されている全てのデータの必
要度に関する情報がこの設定された条件と随時比較照合
され、この条件に適合した必要度に関する情報を有する
データについては、ライトプロテクトが自動的に解除さ
れる。この作用によってライトプロテクトの解除された
データは、上書きおよび消去が可能な状態とされ、その
後に新たに記録されるデータはその上書きおよび消去が
可能な状態とされた記録領域に順次記録される。上述の
ライトプロテクトの解除作用においてはユーザに対して
その都度解除の可否を求めるようにしてもよいし、求め
ないようにしてもよい。これによりユーザは既に記録さ
れているデータの要、不要を1つひとつ確認して手動に
よる消去を行ってデータの管理を行う必要がなく、デー
タ管理の手間を大幅に省くことができる。
【0026】さらに必要度のレベルを優先順位を付して
2種以上準備し、必要に応じてこれらの準備された2種
以上の必要度のレベルを優先順位にしたがって切り換え
るようにすれば、1つの種類の必要度のレベルによるラ
イトプロテクトの解除だけでは解除されるデータ数が、
必要量(新たに記録しようとするデータ量)より少ない
場合であっても、切り換えられた他の種類の必要度のレ
ベルによってさらにライトプロテクトの解除が行われ、
必要な記録可能領域を確保することができる。
2種以上準備し、必要に応じてこれらの準備された2種
以上の必要度のレベルを優先順位にしたがって切り換え
るようにすれば、1つの種類の必要度のレベルによるラ
イトプロテクトの解除だけでは解除されるデータ数が、
必要量(新たに記録しようとするデータ量)より少ない
場合であっても、切り換えられた他の種類の必要度のレ
ベルによってさらにライトプロテクトの解除が行われ、
必要な記録可能領域を確保することができる。
【0027】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。
て説明する。
【0028】図1は本発明のデータ管理方法を実施する
ための実施例であるデータ管理装置の概略構成を示すブ
ロック図である。なお本実施例においては、放射線を被
写体に照射することによって得られた放射線画像の画像
データをデータとして用いるものについて説明するが、
データの種類としてはこの画像データに限るものではな
く、文字データや数値データなど種々のものを用いるこ
とができる。
ための実施例であるデータ管理装置の概略構成を示すブ
ロック図である。なお本実施例においては、放射線を被
写体に照射することによって得られた放射線画像の画像
データをデータとして用いるものについて説明するが、
データの種類としてはこの画像データに限るものではな
く、文字データや数値データなど種々のものを用いるこ
とができる。
【0029】図示のデータ管理装置1は、外部入力手段
として接続された画像読取手段より入力される画像デー
タSを、オプチカルディスク2に記録する記録部20と、
日時のデータを発生するクロック40と、画像データSの
必要な保存期間を記憶する第1メモリ30と、このメモリ
30に記憶される画像データSの必要な保存期間を設定入
力するなどに用いられるキーボード50と、画像データS
の観察などに使用されるCRT60と、画像読取手段より
入力された画像データSを一時的に記憶する第2メモリ
70、およびこれらの装置の制御を行うCPU10とを備え
た構成である。
として接続された画像読取手段より入力される画像デー
タSを、オプチカルディスク2に記録する記録部20と、
日時のデータを発生するクロック40と、画像データSの
必要な保存期間を記憶する第1メモリ30と、このメモリ
30に記憶される画像データSの必要な保存期間を設定入
力するなどに用いられるキーボード50と、画像データS
の観察などに使用されるCRT60と、画像読取手段より
入力された画像データSを一時的に記憶する第2メモリ
70、およびこれらの装置の制御を行うCPU10とを備え
た構成である。
【0030】ここでCPU10はさらに詳しくは、記録部
20による画像データSの記録の際に、オプチカルディス
ク2に記録される画像データSに対して、ライトプロテ
クトの設定を行い、かつ後述の照合部12による照合の結
果を受けて画像データSのライトプロテクトを解除する
ライトプロテクト制御部11と、第1メモリ30に記憶され
た必要な保存期間とオプチカルディスク2に記録される
際に画像データSに付加されたクロック40の発生する記
録日時データから算出される現在までの経過時間とを比
較照合する照合部12と、その他周辺器機の制御を行う周
知の入出力制御部13とを備えた構成である。
20による画像データSの記録の際に、オプチカルディス
ク2に記録される画像データSに対して、ライトプロテ
クトの設定を行い、かつ後述の照合部12による照合の結
果を受けて画像データSのライトプロテクトを解除する
ライトプロテクト制御部11と、第1メモリ30に記憶され
た必要な保存期間とオプチカルディスク2に記録される
際に画像データSに付加されたクロック40の発生する記
録日時データから算出される現在までの経過時間とを比
較照合する照合部12と、その他周辺器機の制御を行う周
知の入出力制御部13とを備えた構成である。
【0031】次に本実施例のデータ管理装置1の作用に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0032】まずキーボード50より、ユーザが所望とす
るデータの保存期間Tが入力され、保存期間TはCPU
10の入手出力制御部13の制御により第1メモリ30に記憶
される。
るデータの保存期間Tが入力され、保存期間TはCPU
10の入手出力制御部13の制御により第1メモリ30に記憶
される。
【0033】図示しない放射線画像撮影装置によって被
写体の放射線画像が図示しない画像記録媒体に撮影さ
れ、その画像記録媒体から画像読取手段により被写体の
放射線画像データSが読み取られ、この読み取られた放
射線画像データSがデータ管理装置1の第2メモリ70に
一時記憶される。この画像データSは、CPU10の入手
出力制御部13の制御により駆動される記録部20によって
オプチカルディスク2にファイルFiとして記録される
が、この記録の際にクロック40の発生する日時のデータ
Dが入出力制御部13によって付加されるとともに、その
画像データSに対してライトプロテクト制御部11によっ
てライトプロテクトが設定される。これによってオプチ
カルディスク2に記録された画像データSはデータの上
書きおよび消去から保護される。
写体の放射線画像が図示しない画像記録媒体に撮影さ
れ、その画像記録媒体から画像読取手段により被写体の
放射線画像データSが読み取られ、この読み取られた放
射線画像データSがデータ管理装置1の第2メモリ70に
一時記憶される。この画像データSは、CPU10の入手
出力制御部13の制御により駆動される記録部20によって
オプチカルディスク2にファイルFiとして記録される
が、この記録の際にクロック40の発生する日時のデータ
Dが入出力制御部13によって付加されるとともに、その
画像データSに対してライトプロテクト制御部11によっ
てライトプロテクトが設定される。これによってオプチ
カルディスク2に記録された画像データSはデータの上
書きおよび消去から保護される。
【0034】図2はこのオプチカルディスク2上に記録
されたファイルFiの記録状態を概念的に示す概念図で
ある。ファイルFiは単に画像データSを他のデータと
区別するために設けられた名前であり、その内容は、デ
ータ領域2aに記録される画像データS,日時記録領域2b
に記録される画像データSのオプチカルディスク2への
記録日時を示す記録日時データD,および保護設定領域
2cに記録されるライトプロテクトの有無を示すフラグ
(フラグの「0」はライトプロテクトの設定が無く、
「1」はライトプロテクトの設定が有ることを意味す
る)からなり、データSが上述の作用によりオプチカル
ディスク2上に記録された際には、このフラグに「1」
が設定される。
されたファイルFiの記録状態を概念的に示す概念図で
ある。ファイルFiは単に画像データSを他のデータと
区別するために設けられた名前であり、その内容は、デ
ータ領域2aに記録される画像データS,日時記録領域2b
に記録される画像データSのオプチカルディスク2への
記録日時を示す記録日時データD,および保護設定領域
2cに記録されるライトプロテクトの有無を示すフラグ
(フラグの「0」はライトプロテクトの設定が無く、
「1」はライトプロテクトの設定が有ることを意味す
る)からなり、データSが上述の作用によりオプチカル
ディスク2上に記録された際には、このフラグに「1」
が設定される。
【0035】このようにオプチカルディスク2に記録さ
れた当初の画像データSは、保護設定領域2cにフラグに
「1」が設定されてデータの上書きおよび消去が不可能
な状態とされる。この画像データSは、例えば1回/日
の頻度で所定の時刻にオプチカルディスク2より読み出
され、第1メモリ30に記憶されたユーザが所望とする保
存期間Tと、この画像データSに付加された記録日時デ
ータDから算出されるオプチカルディスク2に記録され
てから現日時までの経過日時とが照合部12によって比較
照合される。具体的には照合部12が、クロック40が示す
照合時の日時データD′から各ファイルFiの記録日時
データDを減算して、画像データSのオプチカルディス
ク2に記録されてからの経過時間tが算出され、この算
出された経過時間tと保存期間Tとが比較照合される。
なおこの比較照合の頻度は、上述の1日に1回に限ら
ず、ユーザの必要とする頻度に自由に設定することがで
きる。
れた当初の画像データSは、保護設定領域2cにフラグに
「1」が設定されてデータの上書きおよび消去が不可能
な状態とされる。この画像データSは、例えば1回/日
の頻度で所定の時刻にオプチカルディスク2より読み出
され、第1メモリ30に記憶されたユーザが所望とする保
存期間Tと、この画像データSに付加された記録日時デ
ータDから算出されるオプチカルディスク2に記録され
てから現日時までの経過日時とが照合部12によって比較
照合される。具体的には照合部12が、クロック40が示す
照合時の日時データD′から各ファイルFiの記録日時
データDを減算して、画像データSのオプチカルディス
ク2に記録されてからの経過時間tが算出され、この算
出された経過時間tと保存期間Tとが比較照合される。
なおこの比較照合の頻度は、上述の1日に1回に限ら
ず、ユーザの必要とする頻度に自由に設定することがで
きる。
【0036】例えば24時間フル稼働しているシステム
においては毎日同時刻に、そうでないシステムにおいて
はシステムの立上げ時(電源ON時)になどの時期とす
ることができる。
においては毎日同時刻に、そうでないシステムにおいて
はシステムの立上げ時(電源ON時)になどの時期とす
ることができる。
【0037】照合部12による上述の比較照合の結果、画
像データSの記録されてからの経過時間tが保存期間T
に到達した場合、すなわちユーザが所望とした保存期間
Tを経過した場合は、ライトプロテクト制御部11がこの
ファイルFiに対してライトプロテクトのフラグを
「0」に書き替えて保護設定を解除し、画像データSは
上書きおよび消去可能な状態(保護解除状態)としたう
えでオプチカルディスク2に記録する。
像データSの記録されてからの経過時間tが保存期間T
に到達した場合、すなわちユーザが所望とした保存期間
Tを経過した場合は、ライトプロテクト制御部11がこの
ファイルFiに対してライトプロテクトのフラグを
「0」に書き替えて保護設定を解除し、画像データSは
上書きおよび消去可能な状態(保護解除状態)としたう
えでオプチカルディスク2に記録する。
【0038】一方、画像データSの記録されてからの経
過時間tが保存期間Tに到達していない場合、すなわち
ユーザが所望としている保存期間T未満である場合は、
このファイルFiに設定されているライトプロテクトの
フラグ「1」を維持して、引き続き画像データSは上書
きおよび消去が不可能な状態(保護状態)としたうえで
オプチカルディスク2に記録する。すなわち図3に示す
ように、保存期間Tに到達した画像データS1,S2,
S3の記録されたファイルF1,F2,F3については
ライトプロテクトのフラグが「0」とされて保護解除状
態となり、保存期間Tに到達していない画像データS
4,S5,…の記録されたファイルF4,F5,…につ
いてはライトプロテクトのフラグが「1」とされて保護
状態が維持される。
過時間tが保存期間Tに到達していない場合、すなわち
ユーザが所望としている保存期間T未満である場合は、
このファイルFiに設定されているライトプロテクトの
フラグ「1」を維持して、引き続き画像データSは上書
きおよび消去が不可能な状態(保護状態)としたうえで
オプチカルディスク2に記録する。すなわち図3に示す
ように、保存期間Tに到達した画像データS1,S2,
S3の記録されたファイルF1,F2,F3については
ライトプロテクトのフラグが「0」とされて保護解除状
態となり、保存期間Tに到達していない画像データS
4,S5,…の記録されたファイルF4,F5,…につ
いてはライトプロテクトのフラグが「1」とされて保護
状態が維持される。
【0039】このフラグが「0」に設定されたデータに
ついては、新規の画像データが画像読取手段から入力さ
れると、このフラグ「0」の画像データSの消失をユー
ザに報知することなくこのファイルに新規のデータが新
たな記録日時データとともに上書きされる。
ついては、新規の画像データが画像読取手段から入力さ
れると、このフラグ「0」の画像データSの消失をユー
ザに報知することなくこのファイルに新規のデータが新
たな記録日時データとともに上書きされる。
【0040】以上の作用により、ユーザが予め設定した
必要な保存期間Tを経過し、ユーザにとって保存の必要
が無くなった画像データSについては、ユーザが意識す
ることなく自動的に保護解除状態とされ、ユーザの手を
煩わせずにデータの管理を行うことができる。
必要な保存期間Tを経過し、ユーザにとって保存の必要
が無くなった画像データSについては、ユーザが意識す
ることなく自動的に保護解除状態とされ、ユーザの手を
煩わせずにデータの管理を行うことができる。
【0041】なお上記実施例において、画像データSが
オプチカルディスク2に記録された日時をクロック40の
発生する日時によって記録日時データDとしてファイル
Fiに書き込む代わりに、画像データSが作成された日
時、すなわちこの画像データSが表す放射線画像が撮影
された日時(作成日時)をキーボード50より入力するこ
とによってファイルFiに作成日時データD′を書き込
み、または放射線画像に付加されて記録され、画像読取
手段により読み取られた作成日時データD′を画像デー
タSに付加した状態でデータ管理装置1に入力すること
によって、画像が作成された日時に基づいた保存期間T
を設定することもでき、画像が撮影されてからの経過時
間は長いがオプチカルディスク2に記録されてからの経
過時間は短い画像データを、作成日時に基づいて自動的
に保護解除状態にすることもできる。
オプチカルディスク2に記録された日時をクロック40の
発生する日時によって記録日時データDとしてファイル
Fiに書き込む代わりに、画像データSが作成された日
時、すなわちこの画像データSが表す放射線画像が撮影
された日時(作成日時)をキーボード50より入力するこ
とによってファイルFiに作成日時データD′を書き込
み、または放射線画像に付加されて記録され、画像読取
手段により読み取られた作成日時データD′を画像デー
タSに付加した状態でデータ管理装置1に入力すること
によって、画像が作成された日時に基づいた保存期間T
を設定することもでき、画像が撮影されてからの経過時
間は長いがオプチカルディスク2に記録されてからの経
過時間は短い画像データを、作成日時に基づいて自動的
に保護解除状態にすることもできる。
【0042】また照合部12を、第1メモリ30に記憶され
た必要な保存期間TとファイルFiに書き込まれた日時
データD(またはD′)から算出される経過時間とを比
較照合する機能に代えて、オプチカルディスク2に記録
されている全ての画像データSのうち記録(または作
成)されてからの期間が最も長いデータ、すなわち記録
(または作成)された日時が最も古いデータを選択する
機能をプログラム化(図4に示すフローチャート参照)
しておくことにより、所定の頻度でオプチカルディスク
2に記録されているすべての画像データを読み出して、
そのうち最も古い日時データを有する画像データを選択
し、この選択された画像データについて、ライトプロテ
クトを解除し保護解除状態とすることもできる。これに
より、保存期間Tを設定することなく、最も古いデータ
を自動的に消去することができる。
た必要な保存期間TとファイルFiに書き込まれた日時
データD(またはD′)から算出される経過時間とを比
較照合する機能に代えて、オプチカルディスク2に記録
されている全ての画像データSのうち記録(または作
成)されてからの期間が最も長いデータ、すなわち記録
(または作成)された日時が最も古いデータを選択する
機能をプログラム化(図4に示すフローチャート参照)
しておくことにより、所定の頻度でオプチカルディスク
2に記録されているすべての画像データを読み出して、
そのうち最も古い日時データを有する画像データを選択
し、この選択された画像データについて、ライトプロテ
クトを解除し保護解除状態とすることもできる。これに
より、保存期間Tを設定することなく、最も古いデータ
を自動的に消去することができる。
【0043】図5は図1に示した実施例において、画像
データSを、記録(または作成)されてからの経過時間
tによって保護設定の維持、解除を行う代わりに、観察
読影のためにオプチカルディスク2より読み出した回数
によってこの保護状態を変えるようにした第2の実施例
にかかるデータ管理装置1′の概略構成を示すブロック
図である。図示のデータ管理装置1′は、前述の画像読
取手段より入力される画像データSをオプチカルディス
ク2に記録する記録部20と、画像データSのオプチカル
ディスク2からの読出し(再生)回数をカウントするカ
ウンタ41と、画像データSの保存の必要な読出し回数を
記憶する第1メモリ31と、この第1メモリ31に記憶され
る画像データSの保存の必要な読出し回数を設定入力す
るなどに用いられるキーボード50と、読み出した画像デ
ータSの観察などに使用されるCRT60と、画像読取手
段より入力された画像データSを一時的に記憶する第2
メモリ71と、これらの制御を行うCPU10′とを備えた
構成である。
データSを、記録(または作成)されてからの経過時間
tによって保護設定の維持、解除を行う代わりに、観察
読影のためにオプチカルディスク2より読み出した回数
によってこの保護状態を変えるようにした第2の実施例
にかかるデータ管理装置1′の概略構成を示すブロック
図である。図示のデータ管理装置1′は、前述の画像読
取手段より入力される画像データSをオプチカルディス
ク2に記録する記録部20と、画像データSのオプチカル
ディスク2からの読出し(再生)回数をカウントするカ
ウンタ41と、画像データSの保存の必要な読出し回数を
記憶する第1メモリ31と、この第1メモリ31に記憶され
る画像データSの保存の必要な読出し回数を設定入力す
るなどに用いられるキーボード50と、読み出した画像デ
ータSの観察などに使用されるCRT60と、画像読取手
段より入力された画像データSを一時的に記憶する第2
メモリ71と、これらの制御を行うCPU10′とを備えた
構成である。
【0044】ここでCPU10′はさらに詳しくは、記録
部20による画像データSの記録の際に、オプチカルディ
スク2に記録された画像データSに対してライトプロテ
クトの設定を行い、かつ後述の照合部12′による照合の
結果を受けて画像データSのライトプロテクトを解除す
るライトプロテクト制御部11と、第1メモリ31に記憶さ
れた保存を要する読出し回数Nとオプチカルディスク2
から読み出される都度カウンタ41により加算され画像デ
ータSに付加される読出し回数C(読出し履歴の回数;
すなわち最初に記録された当初は『0』)とを比較照合
する照合部12′と、その他周知の入出力を制御する入出
力制御部13′とを備えた構成である。
部20による画像データSの記録の際に、オプチカルディ
スク2に記録された画像データSに対してライトプロテ
クトの設定を行い、かつ後述の照合部12′による照合の
結果を受けて画像データSのライトプロテクトを解除す
るライトプロテクト制御部11と、第1メモリ31に記憶さ
れた保存を要する読出し回数Nとオプチカルディスク2
から読み出される都度カウンタ41により加算され画像デ
ータSに付加される読出し回数C(読出し履歴の回数;
すなわち最初に記録された当初は『0』)とを比較照合
する照合部12′と、その他周知の入出力を制御する入出
力制御部13′とを備えた構成である。
【0045】次に本実施例のデータ管理装置1′の作用
について説明する。
について説明する。
【0046】まずキーボード50よりユーザが所望とする
データの保護を確保する読出し回数Nが入力され、この
読出し回数Nは、CPU10′の入出力制御部13′の制御
により第1メモリ31に記憶される。一方、画像読取手段
よりデータ管理装置1′の第2メモリ71に入力された放
射線画像データSは、CPU10′の入手出力制御部13′
による記録部20の制御によってオプチカルディスク2に
ファイルFiとして記録されるが、この記録の際に、カ
ウンタ41の発生する読出し回数C(『0』)が入出力制
御部13′によって付加されて記録されるとともに、その
画像データSに対してライトプロテクト制御部11による
ライトプロテクトが設定される。これによってオプチカ
ルディスク2に記録された画像データSは保護状態とな
る。
データの保護を確保する読出し回数Nが入力され、この
読出し回数Nは、CPU10′の入出力制御部13′の制御
により第1メモリ31に記憶される。一方、画像読取手段
よりデータ管理装置1′の第2メモリ71に入力された放
射線画像データSは、CPU10′の入手出力制御部13′
による記録部20の制御によってオプチカルディスク2に
ファイルFiとして記録されるが、この記録の際に、カ
ウンタ41の発生する読出し回数C(『0』)が入出力制
御部13′によって付加されて記録されるとともに、その
画像データSに対してライトプロテクト制御部11による
ライトプロテクトが設定される。これによってオプチカ
ルディスク2に記録された画像データSは保護状態とな
る。
【0047】図6はこのオプチカルディスク2上に記録
されたファイルFiの記録状態を概念的に示す概念図で
ある。ファイルFiの内容は、データ領域2aに記録され
る画像データS,読出し回数履歴領域2dに記録される読
出し回数C,および保護設定領域2cに記録されるライト
プロテクトの有無を示すフラグ(フラグの数値について
は前記実施例のものと同じ)からなり、データSがオプ
チカルディスク2に記録された際には、このフラグに
「1」が設定される。
されたファイルFiの記録状態を概念的に示す概念図で
ある。ファイルFiの内容は、データ領域2aに記録され
る画像データS,読出し回数履歴領域2dに記録される読
出し回数C,および保護設定領域2cに記録されるライト
プロテクトの有無を示すフラグ(フラグの数値について
は前記実施例のものと同じ)からなり、データSがオプ
チカルディスク2に記録された際には、このフラグに
「1」が設定される。
【0048】このように記録当初はフラグに「1」が設
定されて保護状態とされた画像データSに対して、第1
メモリ31に記憶された読出し回数Nと、この画像データ
Sがオプチカルディスク2に記録されてから読み出され
た回数Cとが照合部12′によって比較照合される。具体
的には照合部12′が、画像データSが観察読影のために
オプチカルディスク2より読み出される度に、カウンタ
41がそのデータSについての読出し回数を「1」ずつカ
ウントアップし、照合部12′が読出し回数Cを1ずつ加
算して書き替える。
定されて保護状態とされた画像データSに対して、第1
メモリ31に記憶された読出し回数Nと、この画像データ
Sがオプチカルディスク2に記録されてから読み出され
た回数Cとが照合部12′によって比較照合される。具体
的には照合部12′が、画像データSが観察読影のために
オプチカルディスク2より読み出される度に、カウンタ
41がそのデータSについての読出し回数を「1」ずつカ
ウントアップし、照合部12′が読出し回数Cを1ずつ加
算して書き替える。
【0049】照合部12′による比較照合の結果、画像デ
ータSの読出し回数Cが第1メモリ31に記憶されている
所定の読出し回数Nに達したファイルについては、ライ
トプロテクト制御部11がその画像データSのファイルF
iに設定されているライトプロテクトのフラグを「0」
として保護設定を解除し、画像データSは保護状態でオ
プチカルディスク2に記録される。
ータSの読出し回数Cが第1メモリ31に記憶されている
所定の読出し回数Nに達したファイルについては、ライ
トプロテクト制御部11がその画像データSのファイルF
iに設定されているライトプロテクトのフラグを「0」
として保護設定を解除し、画像データSは保護状態でオ
プチカルディスク2に記録される。
【0050】一方、画像データSの読出し回数Cがメモ
リ31に記憶されている所定の読出し回数Nに達していな
い場合については、その画像データSに設定されている
ライトプロテクトのフラグ「1」を維持して、引き続き
画像データSは保護状態でオプチカルディスク2に記録
される。
リ31に記憶されている所定の読出し回数Nに達していな
い場合については、その画像データSに設定されている
ライトプロテクトのフラグ「1」を維持して、引き続き
画像データSは保護状態でオプチカルディスク2に記録
される。
【0051】以上の作用により、ユーザが予め設定した
読出し回数Nに達し、ユーザにとって保存の必要が無く
なった画像データSについては、ユーザが意識すること
なく自動的に保護解除状態とされ、ユーザの手を煩わせ
ずにデータの管理を行うことができる。
読出し回数Nに達し、ユーザにとって保存の必要が無く
なった画像データSについては、ユーザが意識すること
なく自動的に保護解除状態とされ、ユーザの手を煩わせ
ずにデータの管理を行うことができる。
【0052】つまり具体的には、記録されたデータを1
回だけ観察すればその後不要となる場合は、第1メモリ
31に設定する読出し回数Nを『1回』とし、1回の読出
しでライトプロテクトは解除されて保存解除状態とさ
れ、1回観察した後にさらに再チェックのために観察す
る必要がある場合は、第1メモリ31に設定する読出し回
数Nを『2回』(あるいはそれ以上)に設定し、2回目
(以降の)の読出しでライトプロテクトが解除される。
回だけ観察すればその後不要となる場合は、第1メモリ
31に設定する読出し回数Nを『1回』とし、1回の読出
しでライトプロテクトは解除されて保存解除状態とさ
れ、1回観察した後にさらに再チェックのために観察す
る必要がある場合は、第1メモリ31に設定する読出し回
数Nを『2回』(あるいはそれ以上)に設定し、2回目
(以降の)の読出しでライトプロテクトが解除される。
【0053】なお、例えば第1メモリ31に記憶させる読
出し回数Nを『1回』に設定すれば、画像データSを1
回観察(読出し)することによって、このデータSは消
去および上書き可能な状態となるが、この観察によって
この画像データSをさらに継続して保存しておく必要が
あるとユーザが判断した場合には、個別にキーボード50
より読出し回数Cを手動入力により『0』にリセットし
て、引き続きライトプロテクトを設定した状態にするこ
とも可能である。
出し回数Nを『1回』に設定すれば、画像データSを1
回観察(読出し)することによって、このデータSは消
去および上書き可能な状態となるが、この観察によって
この画像データSをさらに継続して保存しておく必要が
あるとユーザが判断した場合には、個別にキーボード50
より読出し回数Cを手動入力により『0』にリセットし
て、引き続きライトプロテクトを設定した状態にするこ
とも可能である。
【0054】図7は、互いに所定の関係を有して時系列
的に同一のファイル名で保存される画像データS、例え
ば毎年実施される健康診断や人間ドックにおける同一患
者の各年の放射線画像データのうち最新の2回(最新2
世代)分の画像データだけを記録し、それ以前のデータ
については自動的に消去するデータ管理装置1″の例を
示すブロック図である。図示のデータ管理装置1″は、
画像読取手段より入力される画像データSを、オプチカ
ルディスク2に記録するための記録部20と、オプチカル
ディスク2に記録されたファイルFiの中での画像デー
タSの保存順位(世代数)を出力する順位カウンタ42
と、画像データSの保存の必要なデータの世代数を記憶
する第1メモリ32と、この第1メモリ32に記憶される画
像データSの保存の必要な世代数を設定入力するなどに
用いられるキーボード50と、読み出した画像データSの
観察などに使用されるCRT60と、画像読取手段より入
力された画像データSを一時的に記憶する第2メモリ72
と、これらの制御を行うCPU10″とを備えた構成であ
る。
的に同一のファイル名で保存される画像データS、例え
ば毎年実施される健康診断や人間ドックにおける同一患
者の各年の放射線画像データのうち最新の2回(最新2
世代)分の画像データだけを記録し、それ以前のデータ
については自動的に消去するデータ管理装置1″の例を
示すブロック図である。図示のデータ管理装置1″は、
画像読取手段より入力される画像データSを、オプチカ
ルディスク2に記録するための記録部20と、オプチカル
ディスク2に記録されたファイルFiの中での画像デー
タSの保存順位(世代数)を出力する順位カウンタ42
と、画像データSの保存の必要なデータの世代数を記憶
する第1メモリ32と、この第1メモリ32に記憶される画
像データSの保存の必要な世代数を設定入力するなどに
用いられるキーボード50と、読み出した画像データSの
観察などに使用されるCRT60と、画像読取手段より入
力された画像データSを一時的に記憶する第2メモリ72
と、これらの制御を行うCPU10″とを備えた構成であ
る。
【0055】ここでCPU10″はさらに詳しくは、記録
部20による画像データSの記録の際に、オプチカルディ
スク2に記録された画像データSに対してライトプロテ
クトを設定を行い、かつ後述の照合部12″による照合の
結果を受けて画像データSのライトプロテクトを解除す
るライトプロテクト制御部11と、順位カウンタ42により
発生される、オプチカルディスク2の記録された画像デ
ータSの自系列的な保存優先順位(すなわち初めて記録
されるファイル名のものは「1」)を画像データSに付
加するとともに既にファイルに記録されているデータの
順位を繰り下げ、第1メモリ32に記憶された世代数と画
像データSの順位pとを比較照合する照合部12″と、そ
の他の入出力を制御する入出力制御部13″と、を備えた
構成である。
部20による画像データSの記録の際に、オプチカルディ
スク2に記録された画像データSに対してライトプロテ
クトを設定を行い、かつ後述の照合部12″による照合の
結果を受けて画像データSのライトプロテクトを解除す
るライトプロテクト制御部11と、順位カウンタ42により
発生される、オプチカルディスク2の記録された画像デ
ータSの自系列的な保存優先順位(すなわち初めて記録
されるファイル名のものは「1」)を画像データSに付
加するとともに既にファイルに記録されているデータの
順位を繰り下げ、第1メモリ32に記憶された世代数と画
像データSの順位pとを比較照合する照合部12″と、そ
の他の入出力を制御する入出力制御部13″と、を備えた
構成である。
【0056】次に本実施例のデータ管理装置1″の作用
について説明する。
について説明する。
【0057】まずキーボード50よりユーザが所望とする
同一ファイル名における保存の必要な世代までの順位
(本実施例においては最新のデータとその1世代前まで
を示す『1』および『2』)が入力され、この順位はC
PU10″の入手出力制御部13″の制御により第1メモリ
32に記憶される。画像読取手段より放射線画像データS
iが入力されると、CPU10″の入手出力制御部13″の
制御により、この画像データSiは第2メモリ72に一時
的に記憶され、この第2メモリ72に一時的に記憶されて
いる間に入手出力制御部13″はオプチカルディスク2に
記憶されている、画像データSiが保存されるべきファ
イルFiを検索する。
同一ファイル名における保存の必要な世代までの順位
(本実施例においては最新のデータとその1世代前まで
を示す『1』および『2』)が入力され、この順位はC
PU10″の入手出力制御部13″の制御により第1メモリ
32に記憶される。画像読取手段より放射線画像データS
iが入力されると、CPU10″の入手出力制御部13″の
制御により、この画像データSiは第2メモリ72に一時
的に記憶され、この第2メモリ72に一時的に記憶されて
いる間に入手出力制御部13″はオプチカルディスク2に
記憶されている、画像データSiが保存されるべきファ
イルFiを検索する。
【0058】検索の結果、画像データSiの保存される
べきファイルFiがオプチカルディスク2に記録されて
いない場合、すなわち画像データSiがファイルFiと
して初めてオプチカルディスク2上に記録される場合
は、順位カウンタ42により順位「1」が出力され、その
順位「1」が画像データSiに付加されてオプチカルデ
ィスク2上に記録されるとともに、その画像データSi
に対してライトプロテクト制御部11によるライトプロテ
クトが設定される。これによってオプチカルディスク2
に記録された画像データSiは保護状態となる。
べきファイルFiがオプチカルディスク2に記録されて
いない場合、すなわち画像データSiがファイルFiと
して初めてオプチカルディスク2上に記録される場合
は、順位カウンタ42により順位「1」が出力され、その
順位「1」が画像データSiに付加されてオプチカルデ
ィスク2上に記録されるとともに、その画像データSi
に対してライトプロテクト制御部11によるライトプロテ
クトが設定される。これによってオプチカルディスク2
に記録された画像データSiは保護状態となる。
【0059】図8はこのオプチカルディスク2上に記録
されたファイルFiの記録状態を概念的に示す概念図で
ある。第1メモリ32に記憶された世代順位が『1』およ
び『2』と設定された場合、同一ファイル名に保存可能
なデータSiの数は最大で2つ(データSi1およびSi2
とする)であり、各データSi1およびSi2はそれぞれデ
ータ領域a1,a2に記録され、各データに対して保存優先
順位領域b1,b2および保護設定領域c1,c2が設けられ、
保存優先順位領域b1,b2にはそれぞれのデータSi1,S
i2の記録された新しさの順位(すなわち保存優先順位)
「1」または「2」(「1」は保存優先順位が高く、
「2」は「1」の次に優先順位が高いことを示す)が設
定される。図7においては、データSi1の記録順位が古
く、その順位は「2」に設定され、データSi2の順位は
「1」に設定されている。また各データSi1,Si2の保
護設定領域c1,c2にはそれぞれライトプロテクト状態の
フラグ「1」が設定される。
されたファイルFiの記録状態を概念的に示す概念図で
ある。第1メモリ32に記憶された世代順位が『1』およ
び『2』と設定された場合、同一ファイル名に保存可能
なデータSiの数は最大で2つ(データSi1およびSi2
とする)であり、各データSi1およびSi2はそれぞれデ
ータ領域a1,a2に記録され、各データに対して保存優先
順位領域b1,b2および保護設定領域c1,c2が設けられ、
保存優先順位領域b1,b2にはそれぞれのデータSi1,S
i2の記録された新しさの順位(すなわち保存優先順位)
「1」または「2」(「1」は保存優先順位が高く、
「2」は「1」の次に優先順位が高いことを示す)が設
定される。図7においては、データSi1の記録順位が古
く、その順位は「2」に設定され、データSi2の順位は
「1」に設定されている。また各データSi1,Si2の保
護設定領域c1,c2にはそれぞれライトプロテクト状態の
フラグ「1」が設定される。
【0060】ここで画像読取手段より最新の画像データ
Si3が入力されると、画像データSi3は第2メモリ72に
一時的に記憶され、その間にCPU10″の入手出力制御
部13″の制御により記録部20が駆動されてオプチカルデ
ィスク2における画像データSi3の保存されるべきファ
イルFiが検索される。検索の結果、ファイルFiに保
存されている保存順位(世代)と第1メモリ32に記憶さ
れている世代順位とが照合部13″により照合され、この
ファイルFiに保存されているデータ数がメモリ32に記
憶されている世代順位に達した場合には、最も古い世代
のデータ(本例においてはデータSi1)のライトプロテ
クトのフラグが「0」に設定されて、その最も古い世代
のデータは保護解除状態となる。具体的には、図9
(a)に示すようにファイルFiが有するデータ数はデ
ータSi1,Si2の2つであるから、順位の古いデータS
i1のフラグがライトプロテクト制御部11により「0」に
されて消去および上書き可能な状態にされ(図9(b)
参照)、さらに順位の新しいデータSi2に対して照合部
12″によりファイルの順位は順位カウンタ42より発せら
れる順位「1」を加算されて順位「2」となり、データ
Si2に付加される(図9(c)参照)。
Si3が入力されると、画像データSi3は第2メモリ72に
一時的に記憶され、その間にCPU10″の入手出力制御
部13″の制御により記録部20が駆動されてオプチカルデ
ィスク2における画像データSi3の保存されるべきファ
イルFiが検索される。検索の結果、ファイルFiに保
存されている保存順位(世代)と第1メモリ32に記憶さ
れている世代順位とが照合部13″により照合され、この
ファイルFiに保存されているデータ数がメモリ32に記
憶されている世代順位に達した場合には、最も古い世代
のデータ(本例においてはデータSi1)のライトプロテ
クトのフラグが「0」に設定されて、その最も古い世代
のデータは保護解除状態となる。具体的には、図9
(a)に示すようにファイルFiが有するデータ数はデ
ータSi1,Si2の2つであるから、順位の古いデータS
i1のフラグがライトプロテクト制御部11により「0」に
されて消去および上書き可能な状態にされ(図9(b)
参照)、さらに順位の新しいデータSi2に対して照合部
12″によりファイルの順位は順位カウンタ42より発せら
れる順位「1」を加算されて順位「2」となり、データ
Si2に付加される(図9(c)参照)。
【0061】次いで第2メモリ72に一時的に記憶されて
いた画像データSi3に対して順位カウンタ42により順位
「1」が出力され、画像データSi3にこの順位「1」が
付加されてオプチカルディスク2上のデータSi1に上書
きされる(図9(d)参照)とともに、画像データSi3
に対してライトプロテクト設定部11によるライトプロテ
クトが設定される。これによってオプチカルディスク2
に記録された画像データSi3は保護状態となる。
いた画像データSi3に対して順位カウンタ42により順位
「1」が出力され、画像データSi3にこの順位「1」が
付加されてオプチカルディスク2上のデータSi1に上書
きされる(図9(d)参照)とともに、画像データSi3
に対してライトプロテクト設定部11によるライトプロテ
クトが設定される。これによってオプチカルディスク2
に記録された画像データSi3は保護状態となる。
【0062】一方、上記照合部12″による照合の結果、
このファイルFiに保存されているデータ数が第1メモ
リ32に記憶されている世代に達していない場合には、既
にファイルFiが有しているデータの順位が上記順位カ
ウンタ42、照合部12″の作用により繰り下げられたうえ
で、入力された最新のデータ(本例においてはデータS
i3)は順位「1」を付加され、ライトプロテクトのフラ
グが「1」に設定されて、オプチカルディスク2に保護
状態で記録される。
このファイルFiに保存されているデータ数が第1メモ
リ32に記憶されている世代に達していない場合には、既
にファイルFiが有しているデータの順位が上記順位カ
ウンタ42、照合部12″の作用により繰り下げられたうえ
で、入力された最新のデータ(本例においてはデータS
i3)は順位「1」を付加され、ライトプロテクトのフラ
グが「1」に設定されて、オプチカルディスク2に保護
状態で記録される。
【0063】以上の作用により、オプチカルディスク2
に記録された各ファイルFi(i=1,2,3,…)
は、図10に示すように常に最新の画像データSijおよ
びその最新のデータの1世代前のデータSi(j-1)の2つ
だけが記録された状態に管理される。
に記録された各ファイルFi(i=1,2,3,…)
は、図10に示すように常に最新の画像データSijおよ
びその最新のデータの1世代前のデータSi(j-1)の2つ
だけが記録された状態に管理される。
【0064】このように本実施例のデータ管理装置1″
によれば、ユーザが予め設定した世代数のデータだけが
自動的にオプチカルディスク2に記録され、ユーザの手
を煩わせずにデータの管理を行うことができる。
によれば、ユーザが予め設定した世代数のデータだけが
自動的にオプチカルディスク2に記録され、ユーザの手
を煩わせずにデータの管理を行うことができる。
【0065】なお前述の実施例においてメモリ32に記憶
させる世代は、実施例『1』および『2』の2つに限定
されるものではなく、最古の世代および最新の世代のデ
ータを保存するようにしたり、またはその数も1つや3
つ、4つ、…とユーザが任意に設定することができ、こ
の保存される世代の数に応じてファイルFiに記録可能
なデータ数も変化させることができる。
させる世代は、実施例『1』および『2』の2つに限定
されるものではなく、最古の世代および最新の世代のデ
ータを保存するようにしたり、またはその数も1つや3
つ、4つ、…とユーザが任意に設定することができ、こ
の保存される世代の数に応じてファイルFiに記録可能
なデータ数も変化させることができる。
【0066】なお図1に示した実施例のデータ管理装置
1において、必要度のレベルを2以上組合わせ、必要に
応じてこれらの組み合わされた必要度のレベルを切り換
える構成をとることもできる。
1において、必要度のレベルを2以上組合わせ、必要に
応じてこれらの組み合わされた必要度のレベルを切り換
える構成をとることもできる。
【0067】この構成は例えば、図1に示したデータ管
理装置において、第1メモリ30の他にさらに第3メモリ
80を備え、第1メモリ30には画像データSがオプチカル
ディスク2に記録されてからの必要な保存期間Tを、第
3メモリ80には画像データSが作成されてからの必要な
保存期間T′を各別に設定して記憶せしめる。
理装置において、第1メモリ30の他にさらに第3メモリ
80を備え、第1メモリ30には画像データSがオプチカル
ディスク2に記録されてからの必要な保存期間Tを、第
3メモリ80には画像データSが作成されてからの必要な
保存期間T′を各別に設定して記憶せしめる。
【0068】さらに第4メモリ90をもうけ、この記録日
時に基づく保存期間Tと作成日時に基づく保存期間T′
とに優先順位を付し、この優先順位を第4メモリ90に記
憶せしめる。CPU10には、第4メモリ90に記憶された
これら優先順位にしたがって順次2つのメモリ80,90を
切り替える切替部14を設ける(図11参照)。
時に基づく保存期間Tと作成日時に基づく保存期間T′
とに優先順位を付し、この優先順位を第4メモリ90に記
憶せしめる。CPU10には、第4メモリ90に記憶された
これら優先順位にしたがって順次2つのメモリ80,90を
切り替える切替部14を設ける(図11参照)。
【0069】ここで例えば優先順位を、作成日時に基づ
く保存期間T′を最優先、記録日時に基づく保存期間T
を次順位、としてキーボード50より入力して設定した場
合の作用について説明する。
く保存期間T′を最優先、記録日時に基づく保存期間T
を次順位、としてキーボード50より入力して設定した場
合の作用について説明する。
【0070】画像読取手段からこのデータ管理装置1に
入力される画像データSには予め前述したような画像作
成日時データが付加されているものとし、この画像デー
タSは、第2メモリ70に一時記憶される。この一時的に
記憶された画像データSは前述と同様の作用により、記
録日時データが付与され、さらにライトプロテクトが設
定されてオプチカルディスク2に記録される。
入力される画像データSには予め前述したような画像作
成日時データが付加されているものとし、この画像デー
タSは、第2メモリ70に一時記憶される。この一時的に
記憶された画像データSは前述と同様の作用により、記
録日時データが付与され、さらにライトプロテクトが設
定されてオプチカルディスク2に記録される。
【0071】このようにオプチカルディスク2に記録さ
れた画像データには、作成日時データ、記録日時デー
タ、保存状態を示すフラグが設定されたファイルとな
る。ここでファイルは所定の頻度でオプチカルディスク
2より読み出される。ここで、まず切替部14は第4メモ
リ90に記憶された優先順位にしたがって、作成日時に基
づく保存期間T′が記憶されている第3メモリ80に照合
の対象を切り替え、作成日時に基づく保存期間T′と、
この画像データSに付加された作成日時データとの比較
照合がなされる。この比較照合の結果、すでに所望の保
存期間T′を経過した画像データSについてはライトプ
ロテクトが解除された状態で、経過していない画像デー
タについては保護状態で、オプチカルディスク2に再記
録される。
れた画像データには、作成日時データ、記録日時デー
タ、保存状態を示すフラグが設定されたファイルとな
る。ここでファイルは所定の頻度でオプチカルディスク
2より読み出される。ここで、まず切替部14は第4メモ
リ90に記憶された優先順位にしたがって、作成日時に基
づく保存期間T′が記憶されている第3メモリ80に照合
の対象を切り替え、作成日時に基づく保存期間T′と、
この画像データSに付加された作成日時データとの比較
照合がなされる。この比較照合の結果、すでに所望の保
存期間T′を経過した画像データSについてはライトプ
ロテクトが解除された状態で、経過していない画像デー
タについては保護状態で、オプチカルディスク2に再記
録される。
【0072】次いで、必要に応じて手動または自動で切
替部14が、記録日時に基づく保存期間Tが記憶されてい
る第1メモリ30に照合の対象を切り替え、記録日時に基
づく保存期間Tと、画像データSに付加された記録日時
データとの比較照合がなされる。この比較照合の結果、
所望の保存期間Tを経過した画像データSについてはラ
イトプロテクトが解除された状態でオプチカルディスク
2に再記録される。
替部14が、記録日時に基づく保存期間Tが記憶されてい
る第1メモリ30に照合の対象を切り替え、記録日時に基
づく保存期間Tと、画像データSに付加された記録日時
データとの比較照合がなされる。この比較照合の結果、
所望の保存期間Tを経過した画像データSについてはラ
イトプロテクトが解除された状態でオプチカルディスク
2に再記録される。
【0073】このように作成日時に基づく保存期間T′
および記録日時に基づく保存期間Tの双方によって、画
像データの消去(ライトプロテクトの解除)を行うこと
によって、より多くの画像データが保護解除状態とな
る。
および記録日時に基づく保存期間Tの双方によって、画
像データの消去(ライトプロテクトの解除)を行うこと
によって、より多くの画像データが保護解除状態とな
る。
【0074】これは、例えば定期的に所定の数のデータ
がオプチカルディスク2に記録されるシステムにおい
て、突発的に予期しない多数のデータを記録しなければ
ならないような状況において、より大きな記録可能領域
を確保するうえで非常に有用である。
がオプチカルディスク2に記録されるシステムにおい
て、突発的に予期しない多数のデータを記録しなければ
ならないような状況において、より大きな記録可能領域
を確保するうえで非常に有用である。
【0075】また準備する必要度のレベルは、上述のよ
うに作成日時に基づく保存期間T′および記録日時に基
づく保存期間Tだけに限らず、例えば作成日時または記
録日時が最先であるデータを消去するようなプログラム
を照合部に具備させて、ライトプロテクトの解除される
データ数をより調整し易くすることができる。
うに作成日時に基づく保存期間T′および記録日時に基
づく保存期間Tだけに限らず、例えば作成日時または記
録日時が最先であるデータを消去するようなプログラム
を照合部に具備させて、ライトプロテクトの解除される
データ数をより調整し易くすることができる。
【図1】本発明の実施例によるデータ管理方法を実施す
るためのデータ管理装置の概略構成を示すブロック図
るためのデータ管理装置の概略構成を示すブロック図
【図2】オプチカルディスク2上に記録されたファイル
Fiの記録状態を概念的に示す概念図
Fiの記録状態を概念的に示す概念図
【図3】オプチカルディスク2上に記録された多数のフ
ァイルFiの記録状態を概念的に示す概念図
ァイルFiの記録状態を概念的に示す概念図
【図4】照合部の他の機能を示すフローチャート
【図5】本発明の第2の実施例によるデータ管理方法を
実施するためのデータ管理装置の概略構成を示すブロッ
ク図
実施するためのデータ管理装置の概略構成を示すブロッ
ク図
【図6】 第2の実施例によるオプチカルディスク2上
に記録されたファイルFiの記録状態を概念的に示す概
念図
に記録されたファイルFiの記録状態を概念的に示す概
念図
【図7】本発明の第3の実施例によるデータ管理方法を
実施するためのデータ管理装置の概略構成を示すブロッ
ク図
実施するためのデータ管理装置の概略構成を示すブロッ
ク図
【図8】第3の実施例によるオプチカルディスク2上に
記録されたファイルFiの記録状態を概念的に示す概念
図
記録されたファイルFiの記録状態を概念的に示す概念
図
【図9】第3の実施例の作用を説明するためのファイル
Fiの変化を示す作用説明図
Fiの変化を示す作用説明図
【図10】第3の実施例によるオプチカルディスク2上
に記録された多数のファイルFiの記録状態を概念的に
示す概念図
に記録された多数のファイルFiの記録状態を概念的に
示す概念図
【図11】本発明の他の実施例によるデータ管理方法を
実施するためのデータ管理装置の概略構成を示すブロッ
ク図
実施するためのデータ管理装置の概略構成を示すブロッ
ク図
1,1′,1″ データ管理装置 2 オプチカルディスク 10,10′,10″ CPU 11 ライトプロテクト制御部 12,12′,12″ 照合部 13,13′,13″ 入出力制御部 20 記録部 30,31,32,70,71,72 メモリ 40 クロック 41 カウンタ 42 順位カウンタ 50 キーボード 60 CRT S 画像データ Fi ファイル
Claims (11)
- 【請求項1】 データを該データの必要度に関する情報
とともに記録媒体に記録し、 該記録媒体に記録された前記データに対してライトプロ
テクトを設定し、 該記録媒体に記録された該データの必要度に関する情報
と予め設定された必要度のレベルとを比較照合し、 該データの必要度に関する情報が前記予め設定された必
要度のレベルに適合したデータについては前記ライトプ
ロテクトを解除することを特徴とするデータ管理方法。 - 【請求項2】 前記データの必要度に関する情報が、該
データの古さに係る情報であることを特徴とする請求項
1記載のデータ管理方法。 - 【請求項3】 前記データの古さに係る情報が、前記デ
ータの作成日時および/または前記記録媒体への記録日
時に関する情報であることを特徴とする請求項2記載の
データ管理方法。 - 【請求項4】 前記データの古さに係る情報が、前記デ
ータの前記記録媒体からの読出し回数に関する情報であ
ることを特徴とする請求項2記載のデータ管理方法。 - 【請求項5】 前記データの古さに係る情報が、前記デ
ータと所定の関係を有して時系列的に記録された一連の
データにおける該データの世代数に関する情報であるこ
とを特徴とする請求項2記載のデータ管理方法。 - 【請求項6】 データを、該データの作成日時および/
または記録媒体への記録日時に関する情報とともに該記
録媒体に記録し、 該記録媒体に記録された前記データに対してライトプロ
テクトを設定し、 一方、下記 (1) 〜 (3) の必要度のレベルのうち、少
なくとも2つ以上の必要度のレベルを予め選択し、 該選択された少なくとも2つ以上の必要度のレベルにつ
いて優先順位を付与し、 該付与された優先順位が最も高い必要度のレベルと、前
記データの作成日時または記録媒体への記録日時に関す
る情報とを比較照合し、 該データの作成日時または記録媒体への記録日時に関す
る情報が該必要度のレベルに適合するデータについては
前記ライトプロテクトを解除し、 該ライトプロテクトの解除の後、必要に応じて自動また
は手動によって順次前記優先順位の低い必要度のレベル
に切替え、 該切り替えられた必要度のレベルと前記記録媒体に残存
する前記データとを比較照合して、該必要度のレベルに
適合するデータについては前記ライトプロテクトを解除
することを特徴とするデータ管理方法。 (1) 作成日時または記録日時が最先 (2) 作成日時が所定日時以前 (3) 記録日時が所定日時以前 - 【請求項7】 記録媒体に記録しようとするデータに対
して該データの必要度に関する情報を入力する入力手段
と、 該データを該データの必要度に関する情報とともに記録
媒体に記録する記録部と、 該記録部によるデータの記録の際に、該記録媒体に記録
された前記データに対してライトプロテクトを設定する
ライトプロテクト設定手段と、 予め、前記データの必要度の所望のレベルを設定する必
要度レベル設定手段と、 前記データの必要度に関する情報と前記所望の必要度の
レベルとを比較照合する比較照合手段と、 該比較照合手段による比較照合の結果を受けて、前記デ
ータの必要度に関する情報が前記所望の必要度のレベル
に適合したデータについては前記ライトプロテクトを解
除するライトプロテクト解除手段とを備えてなることを
特徴とするデータ管理装置。 - 【請求項8】 前記データの必要度に関する情報が、前
記データの作成日時および/または前記データの前記記
録媒体への記録日時に関する情報であり、前記入力手段
が、該作成日時および/または記録日時を入力する日時
入力手段であることを特徴とする請求項7記載のデータ
管理装置。 - 【請求項9】 前記データの必要度に関する情報が、前
記データの前記記録媒体からの読出し回数に関する情報
であり、前記入力手段が該読出し回数を入力する読出し
回数入力手段であることを特徴とする請求項7記載のデ
ータ管理装置。 - 【請求項10】 前記データの必要度に関する情報が、
前記データと所定の関係を有して時系列的に記録された
一連のデータにおける該データの世代数に関する情報で
あり、前記入力手段が該世代数を入力する世代数入力手
段であることを特徴とする請求項7記載のデータ管理装
置。 - 【請求項11】 記録媒体に記録しようとするデータに
対して該データの作成日時および/または前記データの
前記記録媒体への記録日時に関する情報を入力する日時
入力手段と、 該データを該データの作成日時および/または記録日時
に関する情報とともに前記記録媒体に記録する記録部
と、 該記録部による記録の際に、該記録媒体に記録された前
記データに対してライトプロテクトを設定するライトプ
ロテクト設定手段と、 下記 (1) 〜 (3) の必要度のレベルのうち、少なくと
も2つ以上の必要度のレベルを予め選択するとともに、
該選択された少なくとも2つ以上の必要度のレベルにつ
いて優先順位を付与する選択手段と、 前記必要度のレベルと、前記データの作成日時または記
録媒体への記録日時に関する情報とを比較照合する比較
照合手段と、 該データの作成日時または記録日時に関する情報が該必
要度のレベルに適合するデータについては前記ライトプ
ロテクトを解除するライトプロテクト解除手段と、 前記データの作成日時または記録媒体への記録日時に関
する情報と比較照合する必要度のレベルとを、前記付与
された優先順位にしたがって自動または手動によって順
次切り換える切替え手段とを備えてなることを特徴とす
るデータ管理装置。 (1) 作成日時または記録日時が最先 (2) 作成日時が所定日以前 (3) 記録日時が所定日以前
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6065892A JPH07281937A (ja) | 1994-04-04 | 1994-04-04 | データ管理方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6065892A JPH07281937A (ja) | 1994-04-04 | 1994-04-04 | データ管理方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07281937A true JPH07281937A (ja) | 1995-10-27 |
Family
ID=13300075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6065892A Withdrawn JPH07281937A (ja) | 1994-04-04 | 1994-04-04 | データ管理方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07281937A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1078618A (ja) * | 1996-09-04 | 1998-03-24 | Fuji Photo Film Co Ltd | デジタルプリントの発注納品方法及びシステム |
JPH11283295A (ja) * | 1998-03-31 | 1999-10-15 | Sanyo Electric Co Ltd | 磁気記録再生装置 |
JPH11338062A (ja) * | 1997-09-11 | 1999-12-10 | Fuji Photo Film Co Ltd | プリントシステム |
JP2005301971A (ja) * | 2004-03-15 | 2005-10-27 | Hitachi Ltd | デジタルアーカイブを保存するボリュームを管理するサーバ及び方法 |
JP2006352483A (ja) * | 2005-06-15 | 2006-12-28 | Sharp Corp | 画像送信システム、画像送信装置、及び画像処理装置 |
CN116305224A (zh) * | 2023-05-24 | 2023-06-23 | 青岛宜开美数字科技有限公司 | 基于平台数据的用户订单信息存储系统 |
-
1994
- 1994-04-04 JP JP6065892A patent/JPH07281937A/ja not_active Withdrawn
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