JPH0728176U - 乗客コンベアのオイルパン清掃装置 - Google Patents
乗客コンベアのオイルパン清掃装置Info
- Publication number
- JPH0728176U JPH0728176U JP5909493U JP5909493U JPH0728176U JP H0728176 U JPH0728176 U JP H0728176U JP 5909493 U JP5909493 U JP 5909493U JP 5909493 U JP5909493 U JP 5909493U JP H0728176 U JPH0728176 U JP H0728176U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil pan
- cleaning device
- passenger conveyor
- cleaning
- cleaning step
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 オイルパン内に堆積した比較的軽いごみをも
効率よく除去する乗客コンベアのオイルパン清掃装置を
提供する。 【構成】 無端状に連結される複数の踏段1の一部を取
外した部分に清掃用踏段12を組み込むとともに、この
清掃用踏段12に上記踏段1の下方に取付けられたオイ
ルパン2と対向可能で、かつ、清掃用踏段12の進行に
より内側にごみを集める角度に取付けた吸い込み口16
A、16Bを有する電気掃除機13A、13Bを備えた
ことを特徴とする。
効率よく除去する乗客コンベアのオイルパン清掃装置を
提供する。 【構成】 無端状に連結される複数の踏段1の一部を取
外した部分に清掃用踏段12を組み込むとともに、この
清掃用踏段12に上記踏段1の下方に取付けられたオイ
ルパン2と対向可能で、かつ、清掃用踏段12の進行に
より内側にごみを集める角度に取付けた吸い込み口16
A、16Bを有する電気掃除機13A、13Bを備えた
ことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、エスカレータや移動道路等の乗客コンベアのオイルパン清掃装置に 関する。
【0002】
従来、例えば実開昭63−136681号公報に記載されているように、前輪 軸に清掃用ゴム部材を回転自在に取付けた乗客コンベアのオイルパン清掃装置が 提案されている。この従来のものにあっては、踏段が復路側を走行する際、上記 のゴム部材がオイルパン内を摺動することにより、このオイルパン内のごみをか き落とすようになっている。
【0003】
ところで上述した従来の乗客コンベアのオイルパン清掃装置では、オイルパン 内のごみをかき落とすだけであることから、オイルパン内に堆積した綿ぼこり等 の比較的軽いごみは、かき落とそうとしたときに浮き上がって飛散し、その後、 再び堆積するので、上記の綿ぼこり等を除去することが困難であった。
【0004】 本考案はこのような従来技術における実情に鑑みてなされたもので、この目的 は、オイルパン内に堆積した比較的軽いごみをも容易に除去することのできる乗 客コンベアのオイルパン清掃装置を提供することにある。
【0005】
この目的を達成するために本考案は、無端状に連結される複数の踏段の下方に 設けられたオイルパンを清掃するため、前記踏段の一部を取外した部分に清掃用 踏段を組み込むとともに、この清掃用踏段に上記オイルパンと対向可能な吸い込 み口を有する電気掃除機を備えた乗客コンベアのオイルパン清掃装置において、 上記電気掃除機を左右2台とし、各電気掃除機の吸い込み口を踏段の進行により ごみを内側に集める角度に保持した構成としたものである。
【0006】
本考案は上記のように構成したので、踏段の一部を取外した部分に清掃用踏段 を組み込み、この清掃用踏段を復路側で走行させる際に、この清掃用踏段に備え られた左右2台の電気掃除機を作動させると、これらの電気掃除機の吸い込み口 が、それぞれオイルパンに対向するとともにごみを内側に集める角度に保持され ていることから、オイルパン内に堆積したごみが前記の吸い込み口より効率よく 吸入される。これによって、オイルパン内に堆積した比較的軽いごみをも容易に 除去することができる。
【0007】
以下、本考案の乗客コンベアのオイルパン清掃装置の実施例を図に基づいて説 明する。
【0008】 図1は本考案の乗客コンベアのオイルパン清掃装置の一実施例を示す説明図、 図2は図1のオイルパン清掃装置の平面図である。
【0009】 図1に示す乗客コンベアは、無端状に連結され、図示しない乗降口間を走行す る複数の踏段1と、これらの踏段1の下方に設けられたオイルパン2とを有して いる。それぞれの踏段1は、前輪軸3と、この前輪軸3に支持される一対の前輪 4と、後輪軸5と、この後輪軸5に支持される一対の後輪6とを備えている。前 輪軸3が図示しない駆動チェーンを介して駆動され、前輪4、後輪6がそれぞれ ガイドレール7、8上を転動するようになっている。上記の駆動チェーンは、上 部機械室9内に設置される駆動モータ10により駆動され、踏段1の側方には欄 干11が立設されている。
【0010】 上述したオイルパン2を清掃する本実施例のオイルパン清掃装置は、前記の踏 段1のうち1つを取外した部分に組み込まれる清掃用踏段12と、この清掃用踏 段12に設けられる電気掃除機13A、13Bと、この電気掃除機の電源となる バッテリ17A、17Bとからなっている。清掃用踏段12は、図2に示すよう に、前記の踏段1の場合と同様の形状に成形された枠体12aと、前記の前輪軸 3、前輪4、後輪軸5、後輪6などとからなっている。枠体12aには電気掃除 機13A、13Bの本体14A、14Bと、電気掃除機13A、13Bの電源バ ッテリ17A、17Bが収納され、この本体14A、14Bに吸入管15A、1 5Bの一端が接続されている。この吸入管15A、15Bは枠体12aより突出 するとともに、本体14A、14Bに対して可撓的に取付けられ、他端が吸い込 み口16A、16Bに接続されている。この吸い込み口16A、16Bは清掃用 踏段12の進行によりごみを内側に集める角度に保持され、又、図1に示すよう にオイルパン2と対向している。
【0011】 次にこの実施例にあっては、上方乗降口近傍で踏段1のうちの1つを取外した 部分に清掃用踏段12を組み込んだ後、駆動モータ10を作動させて、清掃用踏 段12を復路側で走行させる。そして、この清掃用踏段12に備えられた電気掃 除機13A、13Bを作動させると、この電気掃除機13A、13Bの吸い込み 口16A、16Bがオイルパン2に対向し、かつ清掃用踏段12の進行によりご みを内側に集める角度に取付けられているため、オイルパン2内に堆積したごみ が前記の吸い込み口16A、16Bより吸い込まれ、吸入管15A、15Bを介 して電気掃除機本体14A、14B内に吸い込まれる。次いで清掃用踏段12が 下方乗降口に到達したとき、駆動モータ10を停止させて、清掃用踏段12を取 除き、当初、取外しておいた踏段1を再び組み込みオイルパン2の清掃作業は完 了する。
【0012】 このように構成した実施例では、オイルパン2内に堆積した比較的軽いごみを も容易に除去することができる。
【0013】
本考案によれば、オイルパン内に堆積した比較的軽いごみをも容易に除去する ことができ、したがって、オイルパンを効率よく清掃することができる。
【図1】本考案の一実施例を示す説明図である。
【図2】図1のオイルパン清掃装置の平面図である。
1 踏段 2 オイルパン 12 清掃用踏段 13A、13B 電気掃除機 16A、16B 吸い込み口 17A、17B 電源バッテリ
Claims (1)
- 【請求項1】 無端状に連結される複数の踏段の下方に
設けられたオイルパンを清掃するため、前記踏段の一部
を取外した部分に清掃用踏段を組み込むとともに、この
清掃用踏段に上記オイルパンと対向可能な吸い込み口を
有する電気掃除機を備えた乗客コンベアのオイルパン清
掃装置において、上記電気掃除機を左右2台とし、各電
気掃除機の吸い込み口を踏段の進行によりごみを内側に
集める角度に保持してなることを特徴とする乗客コンベ
アのオイルパン清掃装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5909493U JPH0728176U (ja) | 1993-11-02 | 1993-11-02 | 乗客コンベアのオイルパン清掃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5909493U JPH0728176U (ja) | 1993-11-02 | 1993-11-02 | 乗客コンベアのオイルパン清掃装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0728176U true JPH0728176U (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=13103408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5909493U Pending JPH0728176U (ja) | 1993-11-02 | 1993-11-02 | 乗客コンベアのオイルパン清掃装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0728176U (ja) |
-
1993
- 1993-11-02 JP JP5909493U patent/JPH0728176U/ja active Pending
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