JPH07281500A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07281500A
JPH07281500A JP6095885A JP9588594A JPH07281500A JP H07281500 A JPH07281500 A JP H07281500A JP 6095885 A JP6095885 A JP 6095885A JP 9588594 A JP9588594 A JP 9588594A JP H07281500 A JPH07281500 A JP H07281500A
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JP
Japan
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flywheel
image forming
photosensitive drum
image
forming apparatus
Prior art date
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JP6095885A
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English (en)
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Yuji Hasegawa
裕二 長谷川
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Canon Inc
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Publication date
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光ドラムと一体的にフライホイールを備え
た画像形成装置ではフライホイールは重く組立の作業性
が悪い特に大径の感光ドラムの場合は低速度のためフラ
イホイールが大きく重くなるのを解決する。 【構成】 感光ドラム1の固定されたドラム軸5にフラ
イホイール支板14を止めネジ15で固定し、一枚目の
フライホイール18を止めネジ16,17でフライホイ
ール支板14に固定し、不図示の止めネジで二枚目のフ
ライホイール19を一枚目のフライホイール18に固定
し、三枚目のフライホイール20を止めネジ37,38
で二枚目のフライホイール19へ固定する。各フライホ
イールは同一で分割されているので組立時軽量のため作
業性が良好である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真法あるいは静電
記録法などによる画像形成装置に関し、特に円筒形の像
担持体を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フルカラー画像形成装置としては例えば
転写ドラムを用いるもの、像担持体の感光ドラムを4ド
ラム並列して備えたもの、感光ドラム上に各色のトナー
像を重ねて形成し、一括転写を行うもの等がある。
【0003】転写ドラムを備えるものについてのべる
と、4色の現像器を択一的に感光ドラムに対設するもの
と、4色の現像器を感光ドラムの周囲に固定的に配設し
たものとある。4色の現像器を択一的に感光ドラムに対
設するために一列に並列した現像器を直線移動する現像
装置、4つの現像器を円周上に配列した現像装置を備え
たものがある。次にこれらの内デジタル式フルカラー画
像形成装置について簡単に説明する。
【0004】図5は感光ドラムを4ドラム並列した多色
カラー画像形成装置を示す。画像情報にしたがって走査
光学装置43によって感光ドラム1M,1C,1Y,1
BKに画像が書き込まれ、各感光ドラム1M,1C,1
Y,1BKの矢印方向の回転にともなって書き込まれた
画像は各現像器44M,44C,44Y,44BKによ
って現像される。一方、転写材は給紙カセット41から
搬送ベルト46上に搬送され、各感光ドラム上に現像形
成された画像を右から順に転写帯電器47M,47C,
47Y,47BKによって順次転写材上に転写され、各
色の画像を重ね合わされた後に定着装置48によって画
像を定着し排出される。多重画像の形成が以上の過程に
よって行われる一方、感光ドラム1M,1C,1Y,1
BKによって形成された画像を精度よく重ね合わせるた
めに走査光学装置43によって各感光ドラム1M.1
C,1Y,1BK上の奥と手前の2ケ所に位置検出用の
テストパターン(例えば#マーク)を書き込み現像し搬
送ベルト46上に転写し、搬送ベルト46が各感光ドラ
ム1M,1C,1Y,1BKに対応した#マークをテス
トパターン読み取り装置52の位置に移動させた時に、
この#マークを読み取ることによって各感光ドラム1
M,1C,1Y,1BKに対応する画像形成部での書き
込みの位置ずれ、傾き、倍率等を検知し走査光学装置4
3の書き込みのタイミング・ミラーの傾き等を補正する
ように構成されている。
【0005】図6は4つの現像器44M,44C,44
Y,44BKを回転割り出し可能な回転軸44eを中心
とする円周上に配設した現像装置44を有する多色画像
形成装置を示す。
【0006】現像器44M,44C,44Y,44BK
は回転軸44eで支持され、択一的に感光ドラム1と対
向する位置に割り出し回転されるようになっている。
【0007】給紙ローラ42を回転して給紙カセット4
1内の転写材を一枚分離し、ガイド板45へ送り出し、
感光ドラム1上の一色目の画像形成に対してレジストロ
ーラ53でタイミングをとって転写ドラム49へ給送す
る。転写ドラム49は矢印方向へ回転して給送された転
写材の先端をグリッパーで把持すると共に、静電吸着ロ
ーラでもってその周面に静電吸着する。
【0008】前記転写ドラム49の回転と同期して感光
ドラム1を図6の矢印方向へ回転し、この感光ドラム1
に対して一次帯電器51によって感光ドラム1の表面を
均一に帯電すると共に、スキャナー部50によりマゼン
タ画像の光照射を行い、感光ドラム1上にマゼンタ潜像
を形成する。この潜像形成と同時にマゼンタ現像器44
Mを駆動し、前記感光ドラム1上の潜像にマゼンタトナ
ーで現像し、転写帯電器47でもって前記トナーと逆極
性の電圧を印加して感光ドラム1上のトナー像を転写ド
ラム49上の転写材に転写する。
【0009】前記の如くしてマゼンタトナーの転写が終
了すると、次のシアン現像器44Cが回転移動し、感光
ドラム1に対向した位置に位置決めされ、マゼンタと同
様にしてシアンの潜像形成、現像及びトナー転写を順次
行い、転写材上のマゼンタ画像上にシアン画像を重ね
る。以下同様にイエロー、ブラック色の潜像形成、現
像、トナー転写を行い、カラー画像を形成する。
【0010】そして画像形成後は転写材を転写ドラム4
9から分離手段54で剥離して定着装置48へ搬送し、
該定着装置48でトナー定着を行った後に排出ローラー
対55によって排出されるものである。
【0011】図7は図6と同様転写ドラム49を備え
る。図7では図6と異なり現像器44M,44C,44
Y,44BKを備える現像装置44は直線の案内56に
案内されており、各現像器44M,44C,44Y,4
4BKを択一的に感光ドラム1に対設するようになって
いる。現像装置44を除く他の構成は回転式の現像装置
を備える図6とほぼ同様であり、上部にデジタルカラー
画像リーダ部を備える(図8の説明参照)。
【0012】図8は感光ドラム1の周囲に各色の現像器
を固定配置した画像形成装置を示す。
【0013】本例は、上部にデジタルカラー画像リーダ
部、下部にデジタルカラー画像プリンタ部を有する。
【0014】リーダ部において、原稿60を原稿台ガラ
ス61上に載せ、露光ランプ62により露光走査するこ
とにより、原稿60からの反射光像を、レンズ63によ
りフルカラーセンサ64に集光し、カラー色分解画像信
号を得る。カラー色分解画像信号は、(図示しない)増
幅回路を経て、(図示しない)ビデオ処理ユニットにて
処理を施され、プリンタ部に送出される。
【0015】プリンタ部において、像担持体である感光
ドラム1は画像形成装置の本体側に設けられたドラム軸
5から回転力を受けて矢印方向に回転するように支持さ
れ、感光ドラム1の周りに一次帯電器51、スキャナー
部50、色の異なる4個の現像器44Y,44C,44
Y,44BK、転写ドラム49、クリーニング器57を
配置する。
【0016】尚図5〜8を通じて像担持体としての前記
感光ドラム1は、例えば次のものが含まれる。先ず感光
体としては光導電体が用いられ、光導電体としては例え
ばアモルファスシリコン、アモルファスセレン、酸化亜
鉛、酸化チタンおよび有機光導電体(OPC)等が含ま
れる。また前記感光体を搭載する形状としては、中空ド
ラム状であって例えばアルミ合金等のドラムシリンダ上
に光導電体を蒸着または塗工等行ったものである。
【0017】スキャナー部50において、リーダ部から
の画像信号は、レーザ出力部(不図示)にて光信号に変
換され、変換されたレーザ光がポリゴンミラー50aで
反射され、レンズ50b及びミラー50cを通って、感
光ドラム1の面に投影される。
【0018】プリンタ部において画像形成時には、感光
ドラム1を矢印方向に回転させ、感光ドラム1を一次帯
電器51により一様に帯電させて、各色分解色ごとに光
像Eを照射し、潜像を形成する。
【0019】次に、所定の現像器44Y,44C,44
M,44BKの内の1つを動作させて、感光ドラム1上
の潜像を現像し、感光ドラム1上に樹脂を基体としたト
ナー画像を形成する。このため、現像器44Y,44
C,44M,44BKは、夫々偏心カム58Y,58
C,58M,58BKの動作により、各分解色に応じ択
一的に感光ドラム1に接近するようにしている。
【0020】さらに、感光ドラム1上のトナー画像を、
給紙カセット41より搬送系及び転写ドラム49を介し
て感光ドラム1と対向した位置に供給された転写材に転
写する。転写は、転写ドラム49を回転させるに従って
感光ドラム1上のトナー像は転写帯電器47により転写
ドラム49の外周に担持された転写材上に感光ドラム1
上のトナー画像を静電気力で吸引することにより行われ
る。
【0021】このように転写ドラム49に吸着搬送され
る転写材には所望数の色画像が転写され、フルカラー画
像を形成する。
【0022】フルカラー画像形成の場合、このようにし
て4色のトナー像の転写を終了すると転写材を転写ドラ
ム49から分離爪、分離押し上げコロ及び分離帯電器を
備えた分離手段54の作用によって分離し、定着装置4
8を介して機外に排紙する。1.上記において上述の図
5の感光ドラム1を4個並列するものは搬送ベルト46
とのタイミング合せに工夫が必要であるが高速度画像形
成に適当であり、感光ドラム1の直径も小さく、感光ド
ラム1の回転速度も速いので格別に感光ドラム1の慣性
モーメントを大きくする必要はなく、フライホイールの
必要がない。2.処が1つの感光ドラムを用いるもの
は、感光ドラムを4個並列するものに比して感光ドラム
の回転速度が遅いので駆動伝達装置のガタ、弾性変形及
び感光ドラムと摺擦するクリーニングブレードの摩擦抵
抗等のため、回転速度の変化が避けられないので、特に
各色のトナー画像の転写材への重ね合わせ転写の際各色
に位置ずれを生じさせる。そこでこのような各色の重ね
合わせの精度を向上するための一つの方法として感光ド
ラムの回転速度の均一化を計るため、感光ドラムと同軸
上にフライホールを設ける方法が知られている。上述の
電子写真式あるいは静電記録式の画像形成装置、特に図
6、図7に示すようなレーザ光により画像書き込みを行
うデジタル式の画像形成装置には、感光ドラムの回転速
度を安定させるために、感光ドラムと一体に構成される
フライホイールが設けられていた。
【0023】従来のフライホイールは、感光ドラムを回
転駆動し、感光ドラムと一体に構成される回転軸に対し
て1個のフライホイールが着脱可能に構成されていた。
3.図6、図7に示すデジタル式カラー画像形成装置の
場合、感光ドラム上に4回潜像を形成、現像する必要が
あるため、何らかの方法で4色の各現像器を感光ドラム
の周上に移動、または配置する必要がある。図7に示す
ものは4個の現像器を移動可能なテーブルに載せて必要
な現像器を感光ドラム近傍へ移動する方法を採っている
が、機構が複雑で、メンテナンスもやりにくいという欠
点があった。図6に示すものも同様であり、特に現像器
の姿勢を変えないように遊星回動するものは機構が複雑
である。
【0024】これを解決する手段として、図8に示すよ
うに4個の現像器を固定配置可能な、外径の大きい感光
ドラムを採用するデジタル式カラー複写装置が最近登場
してきた。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】上記のように図6から
図8に示す感光ドラムが1個のデジタル画像形成装置で
はフライホイールを備えるが、軽合金の基体を持つ感光
ドラムに対してフライホイールは重く取扱い容易とはい
えず、組立作業の作業性が良好でない。
【0026】然も図8に示すように1つの感光ドラムの
周囲に4つの現像器を配設すると、感光ドラムの周方向
長さに関し、現像装置の全長を短くするには限度があ
り、どうしても現像器移動型のものに比して外径が大き
い感光ドラムを用いることになる。
【0027】然し乍ら、外径の大きい感光ドラムを採用
したとしてもプロセススピードを高速度とすることは出
来ないので小径の感光ドラムと同じ周速度を得るために
は、小径の感光ドラムの回転速度よりも、大径の感光ド
ラムの回転速度を落とす必要がある。しかし、回転速度
が小さいと、回転軸上における感光ドラムの運動エネル
ギー、すなわち感光ドラムに対する外乱(駆動モーター
の回転ムラ、感光体と摺擦するクリーニング器の負荷変
動、等)に対抗して感光ドラムの回転を安定させる強さ
を表す要素、は激減する。
【0028】上記の点は、回転運動のエネルギーを表す
以下の式から明らかである。感光ドラムの持つ運動エネ
ルギーは E=Iω2 /2g ただし E〜感光ドラムの持つ運動
エネルギー I〜感光ドラムの重量の慣性モーメント ω〜感光ドラムの角速度(=πN/30:Nは回転速度
〔v.p.m〕) g〜重力加速度 となり、感光ドラムの角速度(=回転速度)の減少は運
動エネルギーに対して二乗で効く。
【0029】従って、図8の現像器を固定した場合の感
光ドラムにおいて、従来の図6、図7の感光ドラムと同
一の運動エネルギーを得るためには、慣性モーメントを
増やす必要があり、結果としてフライホイールは外径、
重量の大きいものとなってしまい、組み立て、メンテナ
ンスともに繁雑、困難になる。駆動源であるモーターか
らの駆動伝達系にギア、プーリー等を使う限り、ガタ、
弾性変形のためモーターだけの改善は有効ではなく、ま
た、モーターで感光ドラムをダイレクトに駆動しても、
モーターそのもののワウフラッター改善には、性能とコ
ストのバランス上の限界がある。
【0030】従って、小径の感光ドラムに一体的にフラ
イホイールを設ける場合にも、重量が重く、組立、メン
テナンスが困難な処、大径の感光ドラムの場合は上記理
由から一層フライホイールの組立、メンテナンスが困難
となる。
【0031】本発明は像担持体と一体的にフライホイー
ルを備えた画像形成装置の上記課題を解消し、フライホ
イールとしての機能を維持しつつ、組立、メンテナンス
の容易なフライホイールを備えた画像形成装置を提供す
ることを目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明はド
ラム状の像担持体と、像担持体と一体的に着脱可能に設
けたフライホールと、像担持体を駆動する駆動手段を有
する画像形成装置において、2個以上のフライホール部
材と、フライホール部材を1個ずつ着脱可能に固定する
締結用部材を有する事を特徴とする画像形成装置であ
る。
【0033】本発明の第2の発明は第1の発明において
像担持体は駆動手段により駆動される回転軸と一体的に
構成され、フライホール部材は回転軸に対して1個ずつ
着脱可能である事を特徴とする画像形成装置である。
【0034】本発明の第3の発明は第2の発明において
フライホール部材のうち1個目は回転軸に対して固定さ
れ、2個目以後は回転軸に固定したフライホール部材自
身に固定される事を特徴とする画像形成装置である。
【0035】本発明の第4の発明は第1から第3の何れ
か1つの発明において2個以上のフライホール部材は同
形状である事を特徴とする画像形成装置である。
【0036】本発明の第5の発明は第1から第4の何れ
か1つの発明においてフライホール部材は、像担持体の
軸心に対して対称位置で、かつその外周部に2個以上の
切り欠きを有する事を特徴とする画像形成装置である。
【0037】本発明の第6の発明は第5の発明において
隣り合う上記フライホール部材間で切り欠き部が重なり
合わない事を特徴とする画像形成装置である。
【0038】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0039】「実施例1」図1は本発明の実施例1の複
写機の感光ドラムユニットの概略縦断面図である。
【0040】像担持体の感光ドラム1は感光ドラムシリ
ンダ2が前フランジ3、後フランジ4に圧入され、一体
に構成されている。前フランジ2、後フランジ3の中心
穴は、ドラム軸5に嵌合し、前フランジ3にはドラム軸
5に感光ドラム1を固定するための止めネジ6をねじ込
むメネジが設けられ、該メネジに止めネジ6をねじ込ん
で感光ドラム1はドラム軸5に固定され、ドラム軸5と
一体回転する。即ちドラム軸5は回転軸となっている。
複写機本体に着脱可能なユニット側板7にはドラム軸5
の前端部を嵌入支持するベアリング8が嵌入固定されて
いる。複写機本体の後側板9にはユニット側板7と同様
にドラム軸5を嵌入支持するベアリング10が嵌入固定
されている。ドラム軸5に固定された駆動ギア11は図
示されない駆動源により回転駆動される。後側板9に取
り付けられた軸受ブラケット12には、ドラム軸5を嵌
入支持するベアリング13が嵌入固定されている。後側
板9に固定されたベアリング10と軸受ブラケット12
に固定されたベアリング13により駆動ギア11は軸方
向の移動を止められている。ドラム軸5に嵌合して止め
ネジ15で固定される丸フランジ状のフライホイール支
板14に止めネジ16,17を使ってフライホイール1
8が固定される。フライホイール19はフライホイール
18に、フライホイール20はフライホイール19にネ
ジ止め、固定される。フライホイール18,19,20
はその内径がドラム軸5の外径に嵌合し、順次フライホ
イール支板14に一枚目のフライホイール18、二枚目
のフライホイール19、三枚目のフライホイール20を
順次重ねる事で、ドラム軸5に対して位置決めされる。
【0041】図2は丸フランジ形状のフライホイール支
板14を図1の矢印方向Aから見た図で、垂直方向の直
径をわたって両側にメネジ21,22が形成されてお
り、これを使ってフライホイール18が固定される。
【0042】図3はフライホイール18を図1の矢印A
方向から見た図であり、フライホイール18は円板状の
平板である。フライホイール18にはフライホイール支
板14とフライホイール18を重ねて、フライホイール
18から前記フライホイール支板のメネジ21,22に
向かって止めネジ16,17を通すザクリ25,26付
の穴23,24を備えており、この穴23,24をとお
る直径に直交する直径上にはフライホイール19を固定
するためのメネジ27,28及びフライホイール19を
取り付け取り外しする際に手を入れるための切り欠き2
9,30が配置されている。上記フライホイール18の
ザグリ25,26は止めネジ16,17をフライホイー
ル18内へ完全に沈める深さとなっている。フライホイ
ール20を矢印A方向から見た図はフライホイール18
と同じである。
【0043】図4はフライホイール19を矢印方向から
見た図であってフライホイール19は円板状平板であ
り、図3で示されるフライホイール18を90度回転さ
せたのと同じ形状である。フライホイール19には自身
をフライホイール18に固定する不図示の止めネジを通
すザグリ付穴31,32と、フライホイール20を固定
するためのメネジ33,34、及び切り欠き39,40
が設けてある。
【0044】メネジ33,34を通る直径上におけるフ
ライホイール19の両側面の破線で示す領域35.36
は、取付状態においてフライホイール18の切り欠き2
9,30と一致している。従ってフライホイール19を
フライホイール18に対して付け外しする際に、フライ
ホイール19をつかむ位置となり、ここを両手で持て
ば、フライホイール19だけを簡単に取り外すことがで
きる。
【0045】この関係は、フライホイール19,20の
間でも同じである。
【0046】フライホイールの取り付け取り外し作業を
説明する。
【0047】図1において、フライホイール支板14、
3枚のフライホイール18,19,20がドラム軸5に
取り付けられていない状態では図の矢印A側は画像形成
装置の背部側であってドラム軸5の右端が取り外された
不図示の後部カバー内へ突出している。
【0048】先ず、フライホイール支板14をドラム軸
5に嵌入し止めネジ15で固定する。次に一枚目のフラ
イホイール18をドラム軸5に嵌入し、一枚目のフライ
ホイール18のネジを通す穴23,24を夫々フライホ
イール支板14のメネジ21,22に一致させるように
してフライホイール支板14と一枚目のフライホイール
18を重ね、一枚目のフライホイール18のネジを通す
穴23,24を挿通して止めネジ16,17をフライホ
イール支板14のメネジ21,22にねじ込み、フライ
ホイール支板14に対して一枚目のフライホイール18
を固定する。
【0049】その次に二枚目のフライホイール19をド
ラム軸5に嵌入し、二枚目のフライホイール19のネジ
を通す穴31,32を一枚目のフライホイール18のメ
ネジ27,28に一致させるようにして二枚目のフライ
ホイール19に一枚目のフライホイール18を重ね、二
枚目のフライホイール19のネジを通す穴31,32を
挿通して不図示の止めネジを一枚目のフライホイール1
8のメネジ27,28にねじ込み、一枚目のフライホイ
ール18に二枚目のフライホイール19を固定する。フ
ライホイール18,19は同一であり、1個ずつのフラ
イホイールは直交する直径の一方にネジを通す穴、他方
に他の後から取り付けるフライホイールのネジを通す穴
を挿通する小ネジをねじ込むメネジを設けてあるので、
フライホイール18の切り欠き29,30とフライホイ
ール19の切り欠き39,40はくい違った位置とな
る。
【0050】最後に三枚目のフライホイール20をドラ
ム軸5に嵌入し、三枚目のフライホイール20のネジを
通す穴23,24を二枚目のフライホイール19のメネ
ジ33,34に一致させるようにして二枚目のフライホ
イール19に三枚目のフライホイール20を重ね、三枚
目のフライホイール20のネジを通す穴23,24を挿
通して止めネジ37,38を二枚目のフライホイール1
9のメネジ33,34にねじ込み、二枚目のフライホイ
ール19に三枚目のフライホイール20を固定する。一
枚目のフライホイール18と三枚目のフライホイール2
0の切り欠き29,30は一致する。
【0051】フライホイールの分解は上記と逆に三枚目
のフライホイール20を二枚目のフライホイール19に
固定している止めネジ37,38を取り外して三枚目の
フライホイール20を分解する。この際二枚目のフライ
ホイール19の切り欠き39,40の部分に指が入るか
ら容易にフライホイール20を把持できる。二枚目のフ
ライホイール19を一枚目のフライホイール18に固定
している前記した不図示の止めネジを取り外して二枚目
のフライホイール19を分解し、一枚目のフライホイー
ル18をフライホール支板14に固定してある止めネジ
16,17を取り外して一枚目のフライホイール18を
分解する。この際、一枚目のフライホイール18の切り
欠き29,30の部分に指が入るから容易にフライホイ
ール19を握持できる。フライホイール支板14をドラ
ム軸5に固定してある止めネジ15を弛めてフライホイ
ール支板14をドラム軸5から抜く。
【0052】以上の構成から明らかなように、1.ドラ
ム軸に対して2個以上のフライホイール部材が1個ずつ
着脱可能で、さらに1個目のフライホイールはドラム軸
に対して固定され、2個目以後はフライホイール自身に
固定されるため、組み立て、メンテンス作業が容易にな
った。2.フライホイール外周部に切り欠きを設け、か
つ1個ごとに周方向で取り付け位置をずらしたため、同
形状でありながらフライホイールを1個ずつ取り外すの
が容易になった。
【0053】
【発明の効果】本発明の第1の発明はドラム状の像担持
体と、像担持体と一体的に着脱可能に設けたフライホイ
ールと、像担持体を駆動する駆動手段を有する画像形成
装置において、2個以上のフライホイール部材と、フラ
イホイール部材を1個ずつ着脱可能に固定する締結用部
材を有する事としたから、1つのフライホイール部材を
軽量とすることが出来、取り扱い易く、像担持体への着
脱が容易となる効果がある。特にデジタル式画像形成装
置に用いる像担持体に必要充分な運動エネルギーを与え
られる大径のフライホイールを装着することが容易にな
った。
【0054】本発明の第2の発明は第1の発明において
像担持体は駆動手段により駆動される回転軸と一体的に
構成され、フライホイール部材は回転軸に対して1個ず
つ着脱可能である事としたため、2つ以上のフライホイ
ール部材が着脱時回転軸に支持されるから着脱が容易で
ある。
【0055】本発明の第3の発明は第2の発明において
フライホイール部材のうち1個目は回転軸に対して固定
され、2個目以後は回転軸に固定したフライホイール部
材自身に固定される事としたから、フライホイール部材
を平板状にして重ねることが可能となり、フライホイー
ルの軸方向寸法が短く、各フライホイール部材の固定は
軸方向から順次行えるため取り付け取り外しが容易とな
る。
【0056】本発明の第4の発明は第1から第3の何れ
か1つの発明において2個以上のフライホイール部材は
同形状である事としたため、フライホイール部材は共通
化され、組合せ枚数のみの選択で所要の慣性モーメント
が得られ、汎用性があり、量産に適する。
【0057】本発明の第5の発明は第1から第4の何れ
か1つの発明においてフライホイール部材は像担持体の
軸心に対して対称位置で、かつその外周部に2個以上の
切り欠きを有する事としたから、組立、分解、可搬性に
すぐれる。
【0058】本発明の第6の発明は第5の発明において
隣り合う上記のフライホイール部材間で切り欠き部が重
なり合わない事としたため、フライホイール部材が軸方
向で外形状が全く重なり合った場合には二枚目以降のフ
ライホイール部材は取り外し難いが二枚目以降に組立て
たフライホイール部材を指先で把持して容易に分解する
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の組立状態を示す縦断面図であ
る。
【図2】フライホイール支板の正面図である。
【図3】図1において一枚目及び三枚目に取り付けるフ
ライホイールの正面図である。
【図4】図1において二枚目に取り付けるフライホイー
ルの正面図である。
【図5】画像形成装置の縦断面図である。
【図6】画像形成装置の縦断面図である。
【図7】画像形成装置の縦断面図である。
【図8】画像形成装置の縦断面図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム 5 ドラム軸 6 止めネジ 14 フライホイール支板 15,16,17 止めネジ 18,19,20 フライホイール 21,22 メネジ 23,24 ネジを通す穴 25,26 ザグリ 27,28 メネジ 29,30 切り欠き 31,32 ネジを通す穴 33,34 メネジ 37,38 止めネジ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドラム状の像担持体と、像担持体と一体
    的に着脱可能に設けたフライホールと、像担持体を駆動
    する駆動手段を有する画像形成装置において、2個以上
    のフライホール部材と、フライホール部材を1個ずつ着
    脱可能に固定する締結用部材を有する事を特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 像担持体は駆動手段により駆動される回
    転軸と一体的に構成され、フライホール部材は回転軸に
    対して1個ずつ着脱可能である事を特徴とする請求項1
    に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 フライホール部材のうち1個目は回転軸
    に対して固定され、2個目以後は回転軸に固定したフラ
    イホール部材自身に固定される事を特徴とする請求項2
    に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 2個以上のフライホール部材は同形状で
    ある事を特徴とする請求項1から3の何れか1つに記載
    の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 フライホール部材は、像担持体の軸心に
    対して対称位置で、かつその外周部に2個以上の切り欠
    きを有する事を特徴とする請求項1から4の何れか1つ
    に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 隣り合う上記フライホール部材間で切り
    欠き部が重なり合わない事を特徴とする請求項5に記載
    の画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5881342A (en) * 1997-03-27 1999-03-09 Konica Corporation Rotational body driving apparatus and an image forming apparatus in use therewith
US5881334A (en) * 1996-11-29 1999-03-09 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and method for preventing wasted toner

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