JPH07280876A - 多心ケーブル試験方法及び試験装置 - Google Patents
多心ケーブル試験方法及び試験装置Info
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- JPH07280876A JPH07280876A JP6093140A JP9314094A JPH07280876A JP H07280876 A JPH07280876 A JP H07280876A JP 6093140 A JP6093140 A JP 6093140A JP 9314094 A JP9314094 A JP 9314094A JP H07280876 A JPH07280876 A JP H07280876A
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- G01R31/1227—Testing dielectric strength or breakdown voltage ; Testing or monitoring effectiveness or level of insulation, e.g. of a cable or of an apparatus, for example using partial discharge measurements; Electrostatic testing of components, parts or materials
- G01R31/1263—Testing dielectric strength or breakdown voltage ; Testing or monitoring effectiveness or level of insulation, e.g. of a cable or of an apparatus, for example using partial discharge measurements; Electrostatic testing of components, parts or materials of solid or fluid materials, e.g. insulation films, bulk material; of semiconductors or LV electronic components or parts; of cable, line or wire insulation
- G01R31/1272—Testing dielectric strength or breakdown voltage ; Testing or monitoring effectiveness or level of insulation, e.g. of a cable or of an apparatus, for example using partial discharge measurements; Electrostatic testing of components, parts or materials of solid or fluid materials, e.g. insulation films, bulk material; of semiconductors or LV electronic components or parts; of cable, line or wire insulation of cable, line or wire insulation, e.g. using partial discharge measurements
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- G01R31/58—Testing of lines, cables or conductors
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Testing Relating To Insulation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 多心ケーブルの全心線について、混線してい
るか否かを判定でき、しかも、その判定も、心線と電極
との接触不良による未検査が防止されて誤判断とならな
い多心ケーブル試験方法及び試験装置の提供にある。 【構成】 多心ケーブル４の複数の心線３を、一端１側
において一括導通すると共に他端２において相互に絶縁
する。一端１側において心線３を１本抽出すると共にそ
の抽出心線３ａを１本づつ移送し、その移送されている
抽出心線３ａを切断して一括導通部から電気的に分離す
る。その後、抽出心線３ａを、電極22に接触させてその
接触状態のままで該抽出心線３ａの移送を停止する。そ
の停止中に、抽出心線３ａに電極22によって荷電した後
該抽出心線３ａに荷電されている電荷を放電する充放電
工程を行なう。
るか否かを判定でき、しかも、その判定も、心線と電極
との接触不良による未検査が防止されて誤判断とならな
い多心ケーブル試験方法及び試験装置の提供にある。 【構成】 多心ケーブル４の複数の心線３を、一端１側
において一括導通すると共に他端２において相互に絶縁
する。一端１側において心線３を１本抽出すると共にそ
の抽出心線３ａを１本づつ移送し、その移送されている
抽出心線３ａを切断して一括導通部から電気的に分離す
る。その後、抽出心線３ａを、電極22に接触させてその
接触状態のままで該抽出心線３ａの移送を停止する。そ
の停止中に、抽出心線３ａに電極22によって荷電した後
該抽出心線３ａに荷電されている電荷を放電する充放電
工程を行なう。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は多心ケーブル試験方法及
び試験装置に関する。
び試験装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】通常、極めて多数の心線を有する通信ケ
ーブル等の多心ケーブルにおいては、品質保証のため
に、ケーブル製造の中間工程あるいは最終工程におい
て、各心線間に混線又は規定の電圧印加時における絶縁
破壊がないかどうかを試験しなければならなかった。
ーブル等の多心ケーブルにおいては、品質保証のため
に、ケーブル製造の中間工程あるいは最終工程におい
て、各心線間に混線又は規定の電圧印加時における絶縁
破壊がないかどうかを試験しなければならなかった。
【０００３】そこで、特公昭57−51067 号に示される多
心ケーブルの電気試験方法が提案された。即ち、多心ケ
ーブルの複数の心線群を近端側において一括導通すると
共に、遠端側において相互に絶縁し、近端側の心線群か
ら心線を１本づつ抽出、移送し、移送されてきた心線を
心線群の近端側の一括導通部から電気的に分離し、しか
る後該心線に電極を接触させて荷電し、当該心線と近端
側心線群との間の充電電気特性が、所定の充電電気特性
であるか否かによって、当該心線と他の心線群との間の
絶縁特性が正常であるか否かを判定した後、当該心線に
荷電された電荷を放電し、次いで当該心線に再荷電し、
当該心線と近端側心線群との間の充電電気特性が所定の
充電電気特性であるか否かによって、前記の判定が正常
になされたか否かを確認するものであった。
心ケーブルの電気試験方法が提案された。即ち、多心ケ
ーブルの複数の心線群を近端側において一括導通すると
共に、遠端側において相互に絶縁し、近端側の心線群か
ら心線を１本づつ抽出、移送し、移送されてきた心線を
心線群の近端側の一括導通部から電気的に分離し、しか
る後該心線に電極を接触させて荷電し、当該心線と近端
側心線群との間の充電電気特性が、所定の充電電気特性
であるか否かによって、当該心線と他の心線群との間の
絶縁特性が正常であるか否かを判定した後、当該心線に
荷電された電荷を放電し、次いで当該心線に再荷電し、
当該心線と近端側心線群との間の充電電気特性が所定の
充電電気特性であるか否かによって、前記の判定が正常
になされたか否かを確認するものであった。
【０００４】この場合、抽出心線は、移動部材（回転円
板）の外周面に設けられた溝に嵌合し、該移動部材の回
転により移送され、その回転中の心線が電極に接触して
いる間に、心線に対して充放電を行なって検査（試験）
するものである。
板）の外周面に設けられた溝に嵌合し、該移動部材の回
転により移送され、その回転中の心線が電極に接触して
いる間に、心線に対して充放電を行なって検査（試験）
するものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従って、上述の従来の
方法では、電極が摩耗していれば、心線が電極に接触し
ている時間が短くなったり、接触しなくなったりし、安
定した接触状態で検査（試験）を行なうことができなか
った。
方法では、電極が摩耗していれば、心線が電極に接触し
ている時間が短くなったり、接触しなくなったりし、安
定した接触状態で検査（試験）を行なうことができなか
った。
【０００６】そこで、摩耗した電極による不安定な検査
が有効に防止される多心ケーブル試験方法及び試験装置
を提供することを目的とする。
が有効に防止される多心ケーブル試験方法及び試験装置
を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る一の多心ケーブル試験方法は、多心
ケーブルの複数の心線を、一端側において一括導通する
と共に他端側において相互に絶縁した後、上記一端側に
おいて上記心線を１本抽出すると共にその抽出心線を１
本づつ移送し、その移送されている抽出心線を切断して
上記一括導通部から電気的に分離し、その後、該抽出心
線を、電極に接触させてその接触状態のままで該抽出心
線の移送を停止して、該抽出心線に該電極によって荷電
した後該抽出心線に荷電されている電荷を放電する充放
電工程を行なって、該抽出心線と他の心線との間に絶縁
特性が正常か否かの判定及び該判定が正常に行なわれた
か否かを確認し、再び該抽出心線を移送するものであ
る。
めに、本発明に係る一の多心ケーブル試験方法は、多心
ケーブルの複数の心線を、一端側において一括導通する
と共に他端側において相互に絶縁した後、上記一端側に
おいて上記心線を１本抽出すると共にその抽出心線を１
本づつ移送し、その移送されている抽出心線を切断して
上記一括導通部から電気的に分離し、その後、該抽出心
線を、電極に接触させてその接触状態のままで該抽出心
線の移送を停止して、該抽出心線に該電極によって荷電
した後該抽出心線に荷電されている電荷を放電する充放
電工程を行なって、該抽出心線と他の心線との間に絶縁
特性が正常か否かの判定及び該判定が正常に行なわれた
か否かを確認し、再び該抽出心線を移送するものであ
る。
【０００８】また、本発明に係る他の多心ケーブル試験
方法は、多心ケーブルの複数の心線を、一端側において
一括導通すると共に他端側において相互に絶縁した後、
上記一端側において回転体の溝に心線を嵌合させて抽出
すると共に該回転体を回転させてその抽出心線を１本づ
つ移送し、その移送されている抽出心線を切断して上記
一括導通部から電気的に分離し、その後、該抽出心線を
刃電極に接触させてさらにその接触状態のままで上記回
転体を僅かに回転させてその回転を停止して、該抽出心
線に該刃電極によって荷電した後該電荷を放電する充放
電工程を行なって、該抽出心線と他の心線との間の絶縁
特性が正常か否かの判定及び該判定が正常に行なわれた
か否かを確認し、再び上記回転体を回転させるものであ
る。
方法は、多心ケーブルの複数の心線を、一端側において
一括導通すると共に他端側において相互に絶縁した後、
上記一端側において回転体の溝に心線を嵌合させて抽出
すると共に該回転体を回転させてその抽出心線を１本づ
つ移送し、その移送されている抽出心線を切断して上記
一括導通部から電気的に分離し、その後、該抽出心線を
刃電極に接触させてさらにその接触状態のままで上記回
転体を僅かに回転させてその回転を停止して、該抽出心
線に該刃電極によって荷電した後該電荷を放電する充放
電工程を行なって、該抽出心線と他の心線との間の絶縁
特性が正常か否かの判定及び該判定が正常に行なわれた
か否かを確認し、再び上記回転体を回転させるものであ
る。
【０００９】そして、上述の方法においては、充放電工
程を２回行なうのが好ましい。
程を２回行なうのが好ましい。
【００１０】次に、本発明に係る多心ケーブル試験装置
は、一端側において一括導通すると共に他端側において
相互に絶縁した複数の心線を有する多心ケーブルの混線
を調べる多心ケーブル試験装置であって、上記一端側に
て１本の上記心線が嵌合する溝を有する回転体と、該回
転体の溝に嵌合している抽出心線を切断するカッタと、
該回転体を回転させて該カッタにて切断された抽出心線
を電極に接触させてその接触状態のままで該回転体の回
転を所定時間停止させその後再び該回転体を回転させる
間欠作動モータと、上記電極を有し上記回転体が停止し
ている所定時間内に該電極によって上記抽出心線に荷電
した後該抽出心線に荷電された電荷を放電する充放電回
路部と、を備えたものである。
は、一端側において一括導通すると共に他端側において
相互に絶縁した複数の心線を有する多心ケーブルの混線
を調べる多心ケーブル試験装置であって、上記一端側に
て１本の上記心線が嵌合する溝を有する回転体と、該回
転体の溝に嵌合している抽出心線を切断するカッタと、
該回転体を回転させて該カッタにて切断された抽出心線
を電極に接触させてその接触状態のままで該回転体の回
転を所定時間停止させその後再び該回転体を回転させる
間欠作動モータと、上記電極を有し上記回転体が停止し
ている所定時間内に該電極によって上記抽出心線に荷電
した後該抽出心線に荷電された電荷を放電する充放電回
路部と、を備えたものである。
【００１１】そして、電極が、心線の絶縁被覆層の切断
が可能な刃電極であるのが好ましく、さらに、間欠作動
モータか、パルスモータであるのが好ましい。
が可能な刃電極であるのが好ましく、さらに、間欠作動
モータか、パルスモータであるのが好ましい。
【００１２】
【作用】電極に抽出心線が接触したときに、又は、その
僅か後に、抽出心線の移送が停止し、電極に抽出心線が
接触した状態が保持される。そして、この接触状態にお
いて、抽出心線にこの電極によって荷電する充電工程
と、荷電されている電荷を放電する放電工程と、を行な
うことができ、充放電工程を十分行なうことができる。
僅か後に、抽出心線の移送が停止し、電極に抽出心線が
接触した状態が保持される。そして、この接触状態にお
いて、抽出心線にこの電極によって荷電する充電工程
と、荷電されている電荷を放電する放電工程と、を行な
うことができ、充放電工程を十分行なうことができる。
【００１３】従って、抽出心線と他の心線との間の充電
電気特性が、所定の充電電気特性であるか否かによっ
て、抽出心線と他の心線との間の絶縁特性が正常である
か否かを確実に判定することができると共に、抽出心線
と他の心線との間の充電電気特性が所定の充電電気特性
であるか否かの確認を確実に行なうことができる。
電気特性が、所定の充電電気特性であるか否かによっ
て、抽出心線と他の心線との間の絶縁特性が正常である
か否かを確実に判定することができると共に、抽出心線
と他の心線との間の充電電気特性が所定の充電電気特性
であるか否かの確認を確実に行なうことができる。
【００１４】また、電極が、刃電極であれば、心線の絶
縁被覆層を確実に切断して、該電極を抽出心線に接触さ
せることができる。
縁被覆層を確実に切断して、該電極を抽出心線に接触さ
せることができる。
【００１５】間欠作動モータとして、パルスモータを使
用すれば、抽出心線に接触した状態で確実に停止させ、
その接触状態で試験（抽出心線と他の心線との間の絶縁
特性が正常であるか否かの判定、及び、その判定が正常
になされたか否かの認定）を行なった後、再び回転体を
回転させることがでる。
用すれば、抽出心線に接触した状態で確実に停止させ、
その接触状態で試験（抽出心線と他の心線との間の絶縁
特性が正常であるか否かの判定、及び、その判定が正常
になされたか否かの認定）を行なった後、再び回転体を
回転させることがでる。
【００１６】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を
詳説する。
詳説する。
【００１７】図１は本発明に係る多心ケーブル試験装置
の全体簡略図を示し、この装置は、一端１側において一
括導通すると共に他端２側において相互に絶縁した複数
の心線３…を有する多心ケーブル４の混線を調べるもの
である。
の全体簡略図を示し、この装置は、一端１側において一
括導通すると共に他端２側において相互に絶縁した複数
の心線３…を有する多心ケーブル４の混線を調べるもの
である。
【００１８】しかして、この試験装置は、図３〜図５に
示すように、一端１（図１参照）側において１本の心線
３が嵌合する溝５を有する回転体６と、該回転体６を回
転させるための間欠作動モータ７と、回転体６の溝５に
嵌合された抽出心線３ａ（図１参照）を切断するカッタ
８と、抽出心線３ａに荷電した後抽出心線３ａに荷電さ
れた電荷を放電する充放電回路部９（図１参照）と、を
備える。なお、ケーブル４の心線３…の一端１側は、各
心線３…の絶縁被覆層を除き、図１に示すように共通電
極10によって一括導通されて接地される。
示すように、一端１（図１参照）側において１本の心線
３が嵌合する溝５を有する回転体６と、該回転体６を回
転させるための間欠作動モータ７と、回転体６の溝５に
嵌合された抽出心線３ａ（図１参照）を切断するカッタ
８と、抽出心線３ａに荷電した後抽出心線３ａに荷電さ
れた電荷を放電する充放電回路部９（図１参照）と、を
備える。なお、ケーブル４の心線３…の一端１側は、各
心線３…の絶縁被覆層を除き、図１に示すように共通電
極10によって一括導通されて接地される。
【００１９】間欠作動モータ７は、例えば、パルスモー
タからなり、支持板11に固着されたブロック12に保持さ
れる。
タからなり、支持板11に固着されたブロック12に保持さ
れる。
【００２０】また、ブロック12には、心線投入口13及び
心線排出口14を規定するためのブロック板15が固定され
る。そして、このブロック板15の先端に、回転子16が枢
着されている。なお、この回転子16は、円盤状の本体部
16ａと、この本体部16ａに外嵌されるゴム、合成樹脂等
からなる外リング部16ｂと、からなり、外リング部16ｂ
の外周面に多数の突部17…が設けられている。
心線排出口14を規定するためのブロック板15が固定され
る。そして、このブロック板15の先端に、回転子16が枢
着されている。なお、この回転子16は、円盤状の本体部
16ａと、この本体部16ａに外嵌されるゴム、合成樹脂等
からなる外リング部16ｂと、からなり、外リング部16ｂ
の外周面に多数の突部17…が設けられている。
【００２１】そして、この回転子16と、間欠作動モータ
７とが、連動連結機構Ｍ（プーリーとベルト等を備え
る。）にて連動連結され、モータ７の駆動によりこの回
転子16が回転する。
７とが、連動連結機構Ｍ（プーリーとベルト等を備え
る。）にて連動連結され、モータ７の駆動によりこの回
転子16が回転する。
【００２２】ところで、回転子16の下方には、上述の回
転体６が付設され、この回転体６は、回転子16の回転に
ともなって一体状に回転する。即ち、間欠作動モータ７
が駆動することにより、回転子16及び回転体６が回転す
る。
転体６が付設され、この回転体６は、回転子16の回転に
ともなって一体状に回転する。即ち、間欠作動モータ７
が駆動することにより、回転子16及び回転体６が回転す
る。
【００２３】回転体６の外周面には上述の如く溝５（例
えば、４個）が形成されるが、この溝５としては、心線
３を１本抽出し得る大きさであればよい。即ち、回転体
６の外周面には、心線３…が圧接し、回転体６が矢印Ａ
（図４参照）の如く回転することにより、１本の心線３
がこの溝５に嵌合し、抽出される。
えば、４個）が形成されるが、この溝５としては、心線
３を１本抽出し得る大きさであればよい。即ち、回転体
６の外周面には、心線３…が圧接し、回転体６が矢印Ａ
（図４参照）の如く回転することにより、１本の心線３
がこの溝５に嵌合し、抽出される。
【００２４】また、支持板11には、その先端が回転体６
の外周に小さな間隙を有して接近するブロック片18が設
けられ、このブロック片18に上述のカッタ８が取付けら
れる。このカッタ８は、回転体６によって抽出された抽
出心線３ａを、その位置において切断、分離して、心線
３の一括導通部から電気的に分離するものである。な
お、位置調節用ねじ19，19によって、その位置を調節し
て、カッタ８の刃先の突出量を調整することができる。
の外周に小さな間隙を有して接近するブロック片18が設
けられ、このブロック片18に上述のカッタ８が取付けら
れる。このカッタ８は、回転体６によって抽出された抽
出心線３ａを、その位置において切断、分離して、心線
３の一括導通部から電気的に分離するものである。な
お、位置調節用ねじ19，19によって、その位置を調節し
て、カッタ８の刃先の突出量を調整することができる。
【００２５】カッタ８の上方は、支持板11の上部に取付
けられる絶縁カバー20によって覆われる。このカバー20
の先端の近傍には、階段状の空隙が形成される。従っ
て、カッタ８によって切断された抽出心線３ａの切断部
先端がこの空隙に閉じ込められ絶縁された状態で移動可
能とされる。
けられる絶縁カバー20によって覆われる。このカバー20
の先端の近傍には、階段状の空隙が形成される。従っ
て、カッタ８によって切断された抽出心線３ａの切断部
先端がこの空隙に閉じ込められ絶縁された状態で移動可
能とされる。
【００２６】また、絶縁カバー20上にプレート21が設け
られ、このプレート21上に一対の電極22，23が付設され
る。一方の電極22は、抽出心線３ａに荷電してこの抽出
心線３ａから抽出されたか否かを確認する抽出検出電
極、混線か否かを検査する測定電極、及び荷電された電
荷を放電すると共に心線が検査されたか否かを確認する
機能を有する。なお、他方の電極23は、安全保証のため
に、さらに心線３ａに荷電された電荷を完全に放電させ
るためのものである。
られ、このプレート21上に一対の電極22，23が付設され
る。一方の電極22は、抽出心線３ａに荷電してこの抽出
心線３ａから抽出されたか否かを確認する抽出検出電
極、混線か否かを検査する測定電極、及び荷電された電
荷を放電すると共に心線が検査されたか否かを確認する
機能を有する。なお、他方の電極23は、安全保証のため
に、さらに心線３ａに荷電された電荷を完全に放電させ
るためのものである。
【００２７】ところで、各電極22，23は、心線３の絶縁
被覆層の切断が可能な刃電極からなり、その刃先は、回
転子16の外周面とごく僅かの間隙を有するように設けら
れる。また、各電極22，23には、軸部材24，24が連設さ
れ、この軸部材24，24に弾発部材25，25が外嵌され、各
電極22，23はこの弾発部材25，25にて弾発付勢される。
被覆層の切断が可能な刃電極からなり、その刃先は、回
転子16の外周面とごく僅かの間隙を有するように設けら
れる。また、各電極22，23には、軸部材24，24が連設さ
れ、この軸部材24，24に弾発部材25，25が外嵌され、各
電極22，23はこの弾発部材25，25にて弾発付勢される。
【００２８】なお、プレート21上には、電極22，23を覆
うためのカバー26が取付けられる。
うためのカバー26が取付けられる。
【００２９】次に、充放電回路部９を説明する。
【００３０】充放電回路部９は、図１に示すように、上
述の電極22，23と、充放電切換スイッチ30と、を備え、
電源ＤＣの正側−抵抗33−充放電切換スイッチ30−電極
22−抽出心線３ａ−共通電極10−抵抗31−抵抗32−電源
ＤＣの負側の経路の充電回路を形成し、又は、抽出心
線３ａ−電極22−充放電切換スイッチ30−抵抗34−抵抗
35−共通電極10の経路の放電回路を形成する。
述の電極22，23と、充放電切換スイッチ30と、を備え、
電源ＤＣの正側−抵抗33−充放電切換スイッチ30−電極
22−抽出心線３ａ−共通電極10−抵抗31−抵抗32−電源
ＤＣの負側の経路の充電回路を形成し、又は、抽出心
線３ａ−電極22−充放電切換スイッチ30−抵抗34−抵抗
35−共通電極10の経路の放電回路を形成する。
【００３１】また、抽出心線３ａ−電極23−抵抗36−共
通電極10の経路の放電回路を形成する。
通電極10の経路の放電回路を形成する。
【００３２】次に、上述の如く構成された多心ケーブル
試験装置を使用して、多心ケーブルの試験方法を説明す
る。
試験装置を使用して、多心ケーブルの試験方法を説明す
る。
【００３３】まず、図１に示すように、多心ケーブル４
の複数の心線３…を、一端１側において一括導通すると
共に他端２側において相互に絶縁して、一端１側の一括
導通部を、回転体６の外周面に圧接状として、該回転体
６を間欠作動モータ７の駆動により間欠的に回転させ
る。
の複数の心線３…を、一端１側において一括導通すると
共に他端２側において相互に絶縁して、一端１側の一括
導通部を、回転体６の外周面に圧接状として、該回転体
６を間欠作動モータ７の駆動により間欠的に回転させ
る。
【００３４】この回転体６の回転により、１本の心線３
が回転体６の溝５に嵌合して抽出心線３ａとなって、心
線投入口13から、回転子16に案内されつつ回転子16と、
プレート21及びカバー26との間に侵入し、カッタ８の位
置まで達し、このカッタ８にて抽出心線３ａは切断され
る。
が回転体６の溝５に嵌合して抽出心線３ａとなって、心
線投入口13から、回転子16に案内されつつ回転子16と、
プレート21及びカバー26との間に侵入し、カッタ８の位
置まで達し、このカッタ８にて抽出心線３ａは切断され
る。
【００３５】切断された後も、回転体６は回転を続け、
電極22に達し、ここで、この電極22にて、絶縁層が切断
され、この電極22は心線３ａの導体に接触する。
電極22に達し、ここで、この電極22にて、絶縁層が切断
され、この電極22は心線３ａの導体に接触する。
【００３６】接触した後、さらに僅かに回転体６が回転
し、その接触を確実なものとして回転体６の回転を停止
する。
し、その接触を確実なものとして回転体６の回転を停止
する。
【００３７】この際、電極22には、直流電圧が与えられ
ており、この抽出心線３ａには高電圧が荷電される。こ
こで、抽出心線３ａと、他の心線３…との間には、心線
上の絶縁被覆を介してケーブル全長に亘って、心線間静
電容量が構成される。そのため、電極22による高圧荷電
によって、充電回路に図２に示すような充電電流Ｉｃ
が流れる。
ており、この抽出心線３ａには高電圧が荷電される。こ
こで、抽出心線３ａと、他の心線３…との間には、心線
上の絶縁被覆を介してケーブル全長に亘って、心線間静
電容量が構成される。そのため、電極22による高圧荷電
によって、充電回路に図２に示すような充電電流Ｉｃ
が流れる。
【００３８】この場合、抽出心線３ａが混線していなけ
れば、充電電流Ｉｃは、曲線ａで示すように、急激にピ
ーク値に達し、その後飽和して小さくなる。
れば、充電電流Ｉｃは、曲線ａで示すように、急激にピ
ーク値に達し、その後飽和して小さくなる。
【００３９】次に、充放電切換スイッチ30の可動片を放
電側接点に切換え保持される。そのため、放電回路
に、図２に示すような放電電流Ｉｄが流れる。この場
合、抽出心線３ａが混線していなければ、曲線ａ′で示
すように充電電流Ｉｃとほぼ同様の時定数で減少する。
電側接点に切換え保持される。そのため、放電回路
に、図２に示すような放電電流Ｉｄが流れる。この場
合、抽出心線３ａが混線していなければ、曲線ａ′で示
すように充電電流Ｉｃとほぼ同様の時定数で減少する。
【００４０】その後、再び、充放電切換スイッチ30の可
動片を充電側接点に切換え保持し、再び充電回路に充
電電流Ｉｃを流す。次に再び充放電切換スイッチ30の可
動片を放電側接点に切換え保持し、再び放電回路に放
電電流Ｉｄを流す。
動片を充電側接点に切換え保持し、再び充電回路に充
電電流Ｉｃを流す。次に再び充放電切換スイッチ30の可
動片を放電側接点に切換え保持し、再び放電回路に放
電電流Ｉｄを流す。
【００４１】ところで、このケーブル４では、各心線３
…の静電容量は、ケーブル長でほぼ一定に決まり線種あ
るいは線サイズ等には殆ど関係がない。従って、図２に
おいて、時間ｔ1 は、このようなケーブル長に依存する
静電容量がかなり大きく変動しても、一定の高電圧で充
分飽和し得る時間に選ばれている。即ち、電圧荷電が始
まって時間ｔ1 が経過すると、電極22から抽出心線３ａ
に流れ込む充電電流Ｉｃは飽和し、殆ど流れない。ま
た、時間ｔ2 は、検査のための時間であり、その長さは
検査精度に依存している。
…の静電容量は、ケーブル長でほぼ一定に決まり線種あ
るいは線サイズ等には殆ど関係がない。従って、図２に
おいて、時間ｔ1 は、このようなケーブル長に依存する
静電容量がかなり大きく変動しても、一定の高電圧で充
分飽和し得る時間に選ばれている。即ち、電圧荷電が始
まって時間ｔ1 が経過すると、電極22から抽出心線３ａ
に流れ込む充電電流Ｉｃは飽和し、殆ど流れない。ま
た、時間ｔ2 は、検査のための時間であり、その長さは
検査精度に依存している。
【００４２】そして、図２において、Ｌ1 は混線判別レ
ベルであって、混線がなければ、充電電流Ｉｃより大き
い。混線状態では、充電電流Ｉｃは、曲線ｂに示すよう
に、その絶縁抵抗が小さく、徐々にしか飽和せず、その
一部が直接接地に流れ込むように、このレベルＬ1 を超
えたままとなって、混線状態を確認することができる。
ベルであって、混線がなければ、充電電流Ｉｃより大き
い。混線状態では、充電電流Ｉｃは、曲線ｂに示すよう
に、その絶縁抵抗が小さく、徐々にしか飽和せず、その
一部が直接接地に流れ込むように、このレベルＬ1 を超
えたままとなって、混線状態を確認することができる。
【００４３】時間ｔ2 が経過すると、電極22への高圧を
遮断して、放電経過に切換るが、時間ｔ3 はこの切換状
態を保持する時間である。
遮断して、放電経過に切換るが、時間ｔ3 はこの切換状
態を保持する時間である。
【００４４】ところで、抽出心線３ａに電極22が接触し
ていない場合、電圧を印加しないことになり、充電電流
が流れず、混線していないとの判断を行なうことになる
が、充放電切換スイッチ30が放電側に切換っても、放電
回路が形成されず、かつ、再び充放電切換スイッチ30
が充電側に切換っても、充電電流Ｉｃは全く流れず、こ
れ等により、電極22が抽出心線３ａに接触しないことに
よって、混線がないと判断したことが間違っていること
が判る。
ていない場合、電圧を印加しないことになり、充電電流
が流れず、混線していないとの判断を行なうことになる
が、充放電切換スイッチ30が放電側に切換っても、放電
回路が形成されず、かつ、再び充放電切換スイッチ30
が充電側に切換っても、充電電流Ｉｃは全く流れず、こ
れ等により、電極22が抽出心線３ａに接触しないことに
よって、混線がないと判断したことが間違っていること
が判る。
【００４５】従って、本発明では、充電電流Ｉｃを流し
た後放電電流Ｉｄを流す充放電工程を２回行なった後、
再び２回目の放電された電荷量だけ再び充電電流Ｉｅを
図２に示すように流すものである。つまり、２回目の充
放電工程において、混線していないかの判定及び、その
判定が正しいか否かの確認を確実に行なうことができ
る。
た後放電電流Ｉｄを流す充放電工程を２回行なった後、
再び２回目の放電された電荷量だけ再び充電電流Ｉｅを
図２に示すように流すものである。つまり、２回目の充
放電工程において、混線していないかの判定及び、その
判定が正しいか否かの確認を確実に行なうことができ
る。
【００４６】なお、図２において、Ｌ2 は抽出心線３ａ
が抽出されたか否かを判定するレベルである。
が抽出されたか否かを判定するレベルである。
【００４７】そして、時間ｔ0 は、２回の充放電工程及
び充電電流Ｉｅを流す充電工程を行なう時間であって、
この時間ｔ0 の間回転体６がその回転を停止している。
び充電電流Ｉｅを流す充電工程を行なう時間であって、
この時間ｔ0 の間回転体６がその回転を停止している。
【００４８】時間ｔ0 が経過した後、再び回転体６が回
転し、抽出心線３ａを電極23に接触させて放電回路を
形成し、心線３ａに荷電された電荷を完全に放電させ
る。これは、電極22で抽出心線３ａに荷電された電荷を
放電し得るが安全保証のためである。
転し、抽出心線３ａを電極23に接触させて放電回路を
形成し、心線３ａに荷電された電荷を完全に放電させ
る。これは、電極22で抽出心線３ａに荷電された電荷を
放電し得るが安全保証のためである。
【００４９】このように、１本の抽出心線３ａの検査が
終了すれば、回転体６の次の溝５に入って抽出された抽
出心線３ａは同様に、カッタ８にて切断され、電極22に
接触した状態で停止し、この抽出心線３ａの検査が行な
われる。従って、多心ケーブル４の各心線３…は順次検
査されることになる。
終了すれば、回転体６の次の溝５に入って抽出された抽
出心線３ａは同様に、カッタ８にて切断され、電極22に
接触した状態で停止し、この抽出心線３ａの検査が行な
われる。従って、多心ケーブル４の各心線３…は順次検
査されることになる。
【００５０】従って、上述の実施例によれば、心線３ａ
が電極22に接触している時間を計測することが可能とな
り電極22の摩耗状態を診断することができる。また、心
線３ａの電極22に接触している時間が正確に把握でき、
次の検査のための電極22への充電開始までの無検査時間
を短くすることができる。
が電極22に接触している時間を計測することが可能とな
り電極22の摩耗状態を診断することができる。また、心
線３ａの電極22に接触している時間が正確に把握でき、
次の検査のための電極22への充電開始までの無検査時間
を短くすることができる。
【００５１】なお、回転体６を回転させるための間欠作
動モータとして、実施例では、パルスモータを使用した
が、パルスモータ以外にも、電極22に心線３ａが接触し
てその接触状態のままこの回転体６の回転を所定時間、
つまり、時間ｔ0 だけ停止させ、その後再び回転体６を
回転させることができるモータであればよく、例えば、
サーボモータ超音波モータ等であってもよい。
動モータとして、実施例では、パルスモータを使用した
が、パルスモータ以外にも、電極22に心線３ａが接触し
てその接触状態のままこの回転体６の回転を所定時間、
つまり、時間ｔ0 だけ停止させ、その後再び回転体６を
回転させることができるモータであればよく、例えば、
サーボモータ超音波モータ等であってもよい。
【００５２】また、回転体６に設けられる溝５として
も、４個に限らず、その増減は自由である。
も、４個に限らず、その増減は自由である。
【００５３】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
で、次に記載する効果を奏する。
【００５４】 多心ケーブルの全心線について、混線
しているか否かを判定でき、しかも、その判定も、心線
と電極との接触不良による未検査が防止されて誤判断と
ならない。即ち、摩耗した電極による不安定な検査（試
験）が防止される。
しているか否かを判定でき、しかも、その判定も、心線
と電極との接触不良による未検査が防止されて誤判断と
ならない。即ち、摩耗した電極による不安定な検査（試
験）が防止される。
【００５５】 電極が摩耗しても十分使用することが
でき、長期にわたって検査（試験）することができる。
でき、長期にわたって検査（試験）することができる。
【００５６】 電極の摩耗度（摩耗状態）を診断する
ことができ、電極の位置調整を正確に行なうことができ
ると共に、電極の取替時期等を確実に判断することがで
きる。
ことができ、電極の位置調整を正確に行なうことができ
ると共に、電極の取替時期等を確実に判断することがで
きる。
【００５７】 所定のタイミングごとに抽出心線が順
次電極に接触し、その接触した状態で検査されてゆくも
のであるので、正常でないタイミングで心線が来たとき
には、そのことを判断することができ、正常でないタイ
ミングで来た心線をそのまま通過させる未検査通過を防
止することができる。
次電極に接触し、その接触した状態で検査されてゆくも
のであるので、正常でないタイミングで心線が来たとき
には、そのことを判断することができ、正常でないタイ
ミングで来た心線をそのまま通過させる未検査通過を防
止することができる。
【００５８】 電極として刃電極を使用することによ
り、心線の絶縁被覆層がこの電極により確実に切断さ
れ、心線の導体を確実にこの電極に接触させることがで
きる。
り、心線の絶縁被覆層がこの電極により確実に切断さ
れ、心線の導体を確実にこの電極に接触させることがで
きる。
【００５９】 間欠作動モータとして、パルスモータ
を使用すれば、正常なタイミングにて回転体の回転を停
止させて、多心ケーブルの全心線を確実に検査してゆく
ことができる。
を使用すれば、正常なタイミングにて回転体の回転を停
止させて、多心ケーブルの全心線を確実に検査してゆく
ことができる。
【図１】本発明に係る多心ケーブル試験装置の一実施例
を示す簡略構成図である。
を示す簡略構成図である。
【図２】本発明の原理を示す電流波形図である。
【図３】多心ケーブル試験装置の要部斜視図である。
【図４】多心ケーブル試験装置の要部平面図である。
【図５】多心ケーブル試験装置の要部側面図である。
１ 一端 ２ 他端 ３ 心線 ３ａ 抽出心線 ４ 多心ケーブル ５ 溝 ６ 回転体 ７ 間欠作動モータ ８ カッタ ９ 充放電回路部 22 電極
Claims (6)
- 【請求項１】 多心ケーブルの複数の心線を、一端側に
おいて一括導通すると共に他端側において相互に絶縁し
た後、上記一端側において上記心線を１本抽出すると共
にその抽出心線を１本づつ移送し、その移送されている
抽出心線を切断して上記一括導通部から電気的に分離
し、その後、該抽出心線を、電極に接触させてその接触
状態のままで該抽出心線の移送を停止して、該抽出心線
に該電極によって荷電した後該抽出心線に荷電されてい
る電荷を放電する充放電工程を行なって、該抽出心線と
他の心線との間に絶縁特性が正常か否かの判定及び該判
定が正常に行なわれたか否かを確認し、再び該抽出心線
を移送することを特徴とする多心ケーブル試験方法。 - 【請求項２】 多心ケーブルの複数の心線を、一端側に
おいて一括導通すると共に他端側において相互に絶縁し
た後、上記一端側において回転体の溝に心線を嵌合させ
て抽出すると共に該回転体を回転させてその抽出心線を
１本づつ移送し、その移送されている抽出心線を切断し
て上記一括導通部から電気的に分離し、その後、該抽出
心線を刃電極に接触させてさらにその接触状態のままで
上記回転体を僅かに回転させてその回転を停止して、該
抽出心線に該刃電極によって荷電した後該電荷を放電す
る充放電工程を行なって、該抽出心線と他の心線との間
の絶縁特性が正常か否かの判定及び該判定が正常に行な
われたか否かを確認し、再び上記回転体を回転させるこ
とを特徴とする多心ケーブル試験方法。 - 【請求項３】 充放電工程を２回行なう請求項１又は２
記載の多心ケーブル試験方法。 - 【請求項４】 一端側において一括導通すると共に他端
側において相互に絶縁した複数の心線を有する多心ケー
ブルの混線を調べる多心ケーブル試験装置であって、上
記一端側にて１本の上記心線が嵌合する溝を有する回転
体と、該回転体の溝に嵌合している抽出心線を切断する
カッタと、該回転体を回転させて該カッタにて切断され
た抽出心線を電極に接触させてその接触状態のままで該
回転体の回転を所定時間停止させその後再び該回転体を
回転させる間欠作動モータと、上記電極を有し上記回転
体が停止している所定時間内に該電極によって上記抽出
心線に荷電した後該抽出心線に荷電された電荷を放電す
る充放電回路部と、を備えたことを特徴とする多心ケー
ブル試験装置。 - 【請求項５】 電極が、心線の絶縁被覆層の切断が可能
な刃電極である請求項４記載の多心ケーブル試験装置。 - 【請求項６】 間欠作動モータが、パルスモータである
請求項４記載の多心ケーブル試験装置。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6093140A JPH07280876A (ja) | 1994-04-05 | 1994-04-05 | 多心ケーブル試験方法及び試験装置 |
| TW084102404A TW280868B (ja) | 1994-04-05 | 1995-03-14 | |
| KR1019950005789A KR950033503A (ko) | 1994-04-05 | 1995-03-20 | 다심 케이블의 전기시험방법 및 장치 |
| DE69513429T DE69513429T2 (de) | 1994-04-05 | 1995-04-03 | Verfahren und Vorrichtung zum elektrischen Testen eines mehradrigen Kabels |
| US08/415,214 US5617033A (en) | 1994-04-05 | 1995-04-03 | Method and apparatus for electrically testing multi-core cable |
| EP95104958A EP0676645B1 (en) | 1994-04-05 | 1995-04-03 | Method and apparatus for electrically testing multi-core cable |
| CN95103778A CN1111754A (zh) | 1994-04-05 | 1995-04-05 | 对多芯电缆进行电气测试的方法和设备 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6093140A JPH07280876A (ja) | 1994-04-05 | 1994-04-05 | 多心ケーブル試験方法及び試験装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07280876A true JPH07280876A (ja) | 1995-10-27 |
Family
ID=14074228
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6093140A Pending JPH07280876A (ja) | 1994-04-05 | 1994-04-05 | 多心ケーブル試験方法及び試験装置 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5617033A (ja) |
| EP (1) | EP0676645B1 (ja) |
| JP (1) | JPH07280876A (ja) |
| KR (1) | KR950033503A (ja) |
| CN (1) | CN1111754A (ja) |
| DE (1) | DE69513429T2 (ja) |
| TW (1) | TW280868B (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN111458575A (zh) * | 2020-04-17 | 2020-07-28 | 中国兵器工业火炸药工程与安全技术研究院 | 一种含能材料螺旋输送饱和静电电荷量自动检测装置 |
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| DE10063596A1 (de) * | 2000-12-20 | 2002-06-27 | Andreas Eichenmueller | Kabelprüfgerät |
| US6907363B1 (en) | 2001-10-15 | 2005-06-14 | Sandia Corporation | Automatic insulation resistance testing apparatus |
| KR100699220B1 (ko) * | 2005-02-18 | 2007-03-27 | 엘에스전선 주식회사 | 지중 케이블 접속함의 부분방전 측정시스템 |
| TW201504637A (zh) * | 2013-07-23 | 2015-02-01 | Iner Aec Executive Yuan | 利用切片取樣評估電纜老劣化之方法 |
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1994
- 1994-04-05 JP JP6093140A patent/JPH07280876A/ja active Pending
-
1995
- 1995-03-14 TW TW084102404A patent/TW280868B/zh active
- 1995-03-20 KR KR1019950005789A patent/KR950033503A/ko active IP Right Grant
- 1995-04-03 US US08/415,214 patent/US5617033A/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-04-03 DE DE69513429T patent/DE69513429T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-04-03 EP EP95104958A patent/EP0676645B1/en not_active Expired - Lifetime
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