JPH07280097A - 液体流路用耐圧容器 - Google Patents
液体流路用耐圧容器Info
- Publication number
- JPH07280097A JPH07280097A JP6068644A JP6864494A JPH07280097A JP H07280097 A JPH07280097 A JP H07280097A JP 6068644 A JP6068644 A JP 6068644A JP 6864494 A JP6864494 A JP 6864494A JP H07280097 A JPH07280097 A JP H07280097A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing ring
- pressure
- container
- lid member
- flange part
- Prior art date
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- Pending
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- Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高い水圧にも耐えて水漏れや破断事故のない
液体流路用耐圧容器を提供することにある。 【構成】 外鍔部２が上端に設けられ内部には膨張可能
な内容器８を収納した外容器１の上部開口に内容器８へ
の導入口と導出口を備えた流路接続用の蓋部材６を装着
した液体流路用耐圧容器であって、蓋部材６はその脚筒
部６ｄの内側に外鍔部２を嵌合させる凹段部６ｃが形成
されるとともに所要箇所に複数の係止部７が配設された
ものとして外容器１の上端外周には、短筒状主体３ａの
下端に内鍔部４を張設するとともに前記係止部７に対応
する係合部５を配設した固定リング３を内鍔部４と外鍔
部２とを接触させてバヨネット方式により密装して内鍔
部４と凹段部６ｃとの間に外鍔部２を強圧抱持させたも
の。
液体流路用耐圧容器を提供することにある。 【構成】 外鍔部２が上端に設けられ内部には膨張可能
な内容器８を収納した外容器１の上部開口に内容器８へ
の導入口と導出口を備えた流路接続用の蓋部材６を装着
した液体流路用耐圧容器であって、蓋部材６はその脚筒
部６ｄの内側に外鍔部２を嵌合させる凹段部６ｃが形成
されるとともに所要箇所に複数の係止部７が配設された
ものとして外容器１の上端外周には、短筒状主体３ａの
下端に内鍔部４を張設するとともに前記係止部７に対応
する係合部５を配設した固定リング３を内鍔部４と外鍔
部２とを接触させてバヨネット方式により密装して内鍔
部４と凹段部６ｃとの間に外鍔部２を強圧抱持させたも
の。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、液体流路中に飲料自動
販売機の中間チャンバや浄水器として配設される液体流
路用耐圧容器に関するものである。
販売機の中間チャンバや浄水器として配設される液体流
路用耐圧容器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】飲料自動販売機の中間チャンバや浄水器
のような液体流路の中間に介在させて使用する液体流路
用耐圧容器において、耐圧性を損なうことなく軽量化す
るため、膨張可能な内容器を収納した筒状の外容器の上
部開口に該内容器への導入口と導出口を備えた流路接続
用の蓋部材を装着するようにしたものは、本出願人が先
に開発し実公平４ー２６７５９号公報により公告されて
いる考案などによりすでに公知のものであるが、従来の
この種の液体流路用耐圧容器では、外容器の開口周縁に
流路接続用の蓋部材をバヨネット係合させるための係合
隆起を一定間隔下に配設してある。このような係合隆起
を備えた外容器は、この係合隆起を加工する必要から外
容器の開口縁に鍔部などを形成して補強することは極め
て難しいので充分な強度を得難く、このため、ビルの超
高層化により液体流路としての配水管にかかる水圧が
７．５ｋｇ／ｃｍ2 から１５ｋｇ／ｃｍ2 になると、外
容器と蓋部材の係合力が不足して水漏れが生じたり、外
容器が蓋部材と分断される破断事故が発生する恐れがあ
るという問題があった。
のような液体流路の中間に介在させて使用する液体流路
用耐圧容器において、耐圧性を損なうことなく軽量化す
るため、膨張可能な内容器を収納した筒状の外容器の上
部開口に該内容器への導入口と導出口を備えた流路接続
用の蓋部材を装着するようにしたものは、本出願人が先
に開発し実公平４ー２６７５９号公報により公告されて
いる考案などによりすでに公知のものであるが、従来の
この種の液体流路用耐圧容器では、外容器の開口周縁に
流路接続用の蓋部材をバヨネット係合させるための係合
隆起を一定間隔下に配設してある。このような係合隆起
を備えた外容器は、この係合隆起を加工する必要から外
容器の開口縁に鍔部などを形成して補強することは極め
て難しいので充分な強度を得難く、このため、ビルの超
高層化により液体流路としての配水管にかかる水圧が
７．５ｋｇ／ｃｍ2 から１５ｋｇ／ｃｍ2 になると、外
容器と蓋部材の係合力が不足して水漏れが生じたり、外
容器が蓋部材と分断される破断事故が発生する恐れがあ
るという問題があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
するところは、前記のような問題を解消して高い水圧に
も耐える耐圧性があって水漏れや破断事故のない液体流
路用耐圧容器を提供することにある。
するところは、前記のような問題を解消して高い水圧に
も耐える耐圧性があって水漏れや破断事故のない液体流
路用耐圧容器を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記のような課題を解決
した本発明の液体流路用耐圧容器は、外鍔部が上端に設
けられ内部には膨張可能な内容器を収納した筒状の外容
器の上部開口に前記内容器への導入口と導出口を備えた
流路接続用の蓋部材を装着した液体流路用耐圧容器であ
って、前記蓋部材はその脚筒部の内側に前記外鍔部を嵌
合させる凹段部が形成されるとともに所要箇所に複数の
係止部が配設されたものとして該外容器の上端外周に
は、短筒状主体の下端に内鍔部を張設するとともに所要
箇所に前記係止部に対応する係合部を配設した固定リン
グを該内鍔部と前記外鍔部とを接触させてバヨネット方
式により密装して該内鍔部と前記蓋部材の凹段部との間
に外鍔部を強圧抱持させてあることを特徴とするもので
ある。
した本発明の液体流路用耐圧容器は、外鍔部が上端に設
けられ内部には膨張可能な内容器を収納した筒状の外容
器の上部開口に前記内容器への導入口と導出口を備えた
流路接続用の蓋部材を装着した液体流路用耐圧容器であ
って、前記蓋部材はその脚筒部の内側に前記外鍔部を嵌
合させる凹段部が形成されるとともに所要箇所に複数の
係止部が配設されたものとして該外容器の上端外周に
は、短筒状主体の下端に内鍔部を張設するとともに所要
箇所に前記係止部に対応する係合部を配設した固定リン
グを該内鍔部と前記外鍔部とを接触させてバヨネット方
式により密装して該内鍔部と前記蓋部材の凹段部との間
に外鍔部を強圧抱持させてあることを特徴とするもので
ある。
【０００５】
【作用】このような液体流路用耐圧容器は、飲料用自動
販売機の中間チャンバや浄水器として高層ビルに配管さ
れる液体流路としての高圧の配水管に流路接続用の蓋部
材をもって接続すれば、配水管に接続された蓋部材から
流入した水道水等の液体は外容器内に設けられる膨張可
能な内容器に流入充満したうえ、再び蓋部材を介して液
体流路に排出されていくものであるが、液体が内容器に
充満されて一定圧を越えると膨張可能な内容器は液圧に
より膨張して外容器の内面に密着することとなるので内
容器の限度を越える液圧は外容器が担うこととなる。こ
の時、液圧がかかる外容器は蓋部材の係止部と係合され
る係合部を形成した固定リングの短筒状主体の下端に形
成される内鍔部と蓋部材の脚筒部の内側に形成される凹
段部により外鍔部を強圧抱持しているので、内圧によっ
て外容器が変形して水漏れを起こしたり、外容器が蓋部
材から分断されるという破断事故を起こすことがない。
販売機の中間チャンバや浄水器として高層ビルに配管さ
れる液体流路としての高圧の配水管に流路接続用の蓋部
材をもって接続すれば、配水管に接続された蓋部材から
流入した水道水等の液体は外容器内に設けられる膨張可
能な内容器に流入充満したうえ、再び蓋部材を介して液
体流路に排出されていくものであるが、液体が内容器に
充満されて一定圧を越えると膨張可能な内容器は液圧に
より膨張して外容器の内面に密着することとなるので内
容器の限度を越える液圧は外容器が担うこととなる。こ
の時、液圧がかかる外容器は蓋部材の係止部と係合され
る係合部を形成した固定リングの短筒状主体の下端に形
成される内鍔部と蓋部材の脚筒部の内側に形成される凹
段部により外鍔部を強圧抱持しているので、内圧によっ
て外容器が変形して水漏れを起こしたり、外容器が蓋部
材から分断されるという破断事故を起こすことがない。
【０００６】
【実施例】次に、本発明を図１、図２に示される第１の
実施例に基づいて詳細に説明する。１はステンレス鋼板
などよりなる比較的軽量の外容器であり、該外容器１の
上端は外側に巻き込んで環状の外鍔部２に形成されてい
る。３は外容器１に下方より嵌められて外容器１の上端
の外鍔部２に係止される合成樹脂あるいは軽金属などの
軽量材よりなる固定リングであり、該固定リング３は短
筒状主体３ａの下端に開口径が該外容器１の外径より若
干小径の内鍔部４を張設するとともに所要箇所に後記す
る係止部７に対応する係合部５を配設したものである。
なお、この第１の実施例における係合部５は短筒状主体
３ａの上端縁に内向きの係止内鍔３ｂを複数個所要間隔
をおいて張設して各係止内鍔３ｂ間に切欠部３ｃが配置
されるようにしたものである。
実施例に基づいて詳細に説明する。１はステンレス鋼板
などよりなる比較的軽量の外容器であり、該外容器１の
上端は外側に巻き込んで環状の外鍔部２に形成されてい
る。３は外容器１に下方より嵌められて外容器１の上端
の外鍔部２に係止される合成樹脂あるいは軽金属などの
軽量材よりなる固定リングであり、該固定リング３は短
筒状主体３ａの下端に開口径が該外容器１の外径より若
干小径の内鍔部４を張設するとともに所要箇所に後記す
る係止部７に対応する係合部５を配設したものである。
なお、この第１の実施例における係合部５は短筒状主体
３ａの上端縁に内向きの係止内鍔３ｂを複数個所要間隔
をおいて張設して各係止内鍔３ｂ間に切欠部３ｃが配置
されるようにしたものである。
【０００７】６は液体の導入口６ａと導出口６ｂを設け
た合成樹脂などの軽量材よりなる流路接続用の蓋部材で
あり、該蓋部材６は前記外鍔部２を嵌合させる凹段部６
ｃが内面に形成された脚筒部６ｄを有し且つ外周面には
前記固定リング３の係合部５と係合する複数の係止部７
を配設してある。なお、この第１の実施例における係止
部７は前記固定リング３の係止内鍔３ｂと切欠部３ｃに
対をなすよう脚筒部６ｄの外周に一定間隔で係止用隆起
７ａを配設して各係止用隆起７ａ、７ａ間に係止内鍔３
ｂが介入可能な凹部７ｂが配置されるようにしたもので
ある。
た合成樹脂などの軽量材よりなる流路接続用の蓋部材で
あり、該蓋部材６は前記外鍔部２を嵌合させる凹段部６
ｃが内面に形成された脚筒部６ｄを有し且つ外周面には
前記固定リング３の係合部５と係合する複数の係止部７
を配設してある。なお、この第１の実施例における係止
部７は前記固定リング３の係止内鍔３ｂと切欠部３ｃに
対をなすよう脚筒部６ｄの外周に一定間隔で係止用隆起
７ａを配設して各係止用隆起７ａ、７ａ間に係止内鍔３
ｂが介入可能な凹部７ｂが配置されるようにしたもので
ある。
【０００８】そして固定リング３の係合部５と蓋部材６
の係止部７とにより固定リング３と蓋部材６はバヨネッ
ト係合されるもので、固定リング３の係止内鍔３ｂと蓋
部材６の係止用隆起７ａとの位相をずらして固定リング
３の切欠部３ｃと蓋部材６の係止用隆起７ａおよび固定
リング３の係止内鍔３ｂと蓋部材６の凹部７ｂとを一致
させて蓋部材６の係止部７を固定リング３の係合部５に
嵌合させる。そして、固定リング３と蓋部材６を相対的
に回転させて固定リング３の係合部５と蓋部材６の係止
部７を係合させて固定リング３を前記内鍔部４の上面と
前記外鍔部２の下面とを接触させて密装し、外容器１の
外鍔部２を固定リング３の内鍔部４と蓋部材６の凹段部
６ｃとの間に強圧抱持させてある。
の係止部７とにより固定リング３と蓋部材６はバヨネッ
ト係合されるもので、固定リング３の係止内鍔３ｂと蓋
部材６の係止用隆起７ａとの位相をずらして固定リング
３の切欠部３ｃと蓋部材６の係止用隆起７ａおよび固定
リング３の係止内鍔３ｂと蓋部材６の凹部７ｂとを一致
させて蓋部材６の係止部７を固定リング３の係合部５に
嵌合させる。そして、固定リング３と蓋部材６を相対的
に回転させて固定リング３の係合部５と蓋部材６の係止
部７を係合させて固定リング３を前記内鍔部４の上面と
前記外鍔部２の下面とを接触させて密装し、外容器１の
外鍔部２を固定リング３の内鍔部４と蓋部材６の凹段部
６ｃとの間に強圧抱持させてある。
【０００９】８はポリエステル樹脂等のプラスチック材
よりなる肉厚が０．２ｍｍから２ｍｍ程度の筒状容体９
の上端開口に、肉厚が２ｍｍから５ｍｍ程度のプラスチ
ック材よりなる蓋１０を蓋部材６の内面に添うよう装着
した伸縮自在な内容器であり、該内容器８は液圧の一部
を担うもので一定以上の液圧が加わると膨張して前記外
容器１の内面に密着し、液圧を外容器１に担わせるよう
にして破裂が防止されるものとしてある。
よりなる肉厚が０．２ｍｍから２ｍｍ程度の筒状容体９
の上端開口に、肉厚が２ｍｍから５ｍｍ程度のプラスチ
ック材よりなる蓋１０を蓋部材６の内面に添うよう装着
した伸縮自在な内容器であり、該内容器８は液圧の一部
を担うもので一定以上の液圧が加わると膨張して前記外
容器１の内面に密着し、液圧を外容器１に担わせるよう
にして破裂が防止されるものとしてある。
【００１０】このように構成されたものは、飲料用自動
販売機の中間チャンバや浄水器として高層ビルに配管さ
れる液体流路としての高圧の配水管と、蓋部材６の導入
口６ａと導出口６ｂとを接続すれば、蓋部材６の導入口
６ａから流入する液体は外容器１内に収納される膨張可
能な内容器８に充満されたうえ、蓋部材６の導出口６ｂ
を通じて飲料用自動販売機側に流出されることとなる
が、液圧の一部を担う内容器８に加わる液圧が一定圧を
越えると内容器８は膨張して外容器１の内面に密着し、
液圧は外容器１により担われることとなる。
販売機の中間チャンバや浄水器として高層ビルに配管さ
れる液体流路としての高圧の配水管と、蓋部材６の導入
口６ａと導出口６ｂとを接続すれば、蓋部材６の導入口
６ａから流入する液体は外容器１内に収納される膨張可
能な内容器８に充満されたうえ、蓋部材６の導出口６ｂ
を通じて飲料用自動販売機側に流出されることとなる
が、液圧の一部を担う内容器８に加わる液圧が一定圧を
越えると内容器８は膨張して外容器１の内面に密着し、
液圧は外容器１により担われることとなる。
【００１１】このようにして液圧が加えられる外容器１
は蓋部材６の係止部７としての係止用隆起７ａと固定リ
ング３の係合部５としての係止内鍔３ｂとが係合されて
いることにより、固定リング３の内鍔部４と蓋部材６の
凹段部６ｃ間に外容器１の外鍔部２は強圧抱持されるの
で、大きな液圧が外容器１にかかっても該外容器１は変
形することがなく、従って、水漏れを起こしたり外容器
１と蓋部材６とが分断されることがない。
は蓋部材６の係止部７としての係止用隆起７ａと固定リ
ング３の係合部５としての係止内鍔３ｂとが係合されて
いることにより、固定リング３の内鍔部４と蓋部材６の
凹段部６ｃ間に外容器１の外鍔部２は強圧抱持されるの
で、大きな液圧が外容器１にかかっても該外容器１は変
形することがなく、従って、水漏れを起こしたり外容器
１と蓋部材６とが分断されることがない。
【００１２】なお、図３は固定リング３の係合部５と蓋
部材６の係止部７とによるバヨネット係合を前記第１の
実施例とは別構成とした本発明の第２の実施例の要部を
示すもので、固定リング３に形成される係合部５は短筒
状主体３ａの下端に形成された内鍔部４に一定間隔下に
配設した複数個の係止孔１１とするとともに、蓋部材６
の係止部７は外周面に前記係止孔１１と係合されるＬ字
状の係止爪１２を一定間隔下に配設した点以外は第１の
実施例と同じであり、また、図４は固定リング３の係合
部５と蓋部材６の係止部７とによるバヨネット係合を前
記第１および第２の実施例とは別構成とした本発明の第
３の実施例の要部を示すもので、固定リング３に形成さ
れる係合部５は短筒状主体３ａに配設けしたＬ字状の係
止孔１３とするとともに、蓋部材６の係止部７は蓋部材
６の周面に係止孔１３と係合される複数本の係止ピン１
４を突設した点以外は第１および第２の実施例と同じで
あり、さらに、図５は本発明の第４の実施例の要部を示
すもので、固定リング３の内鍔部４に回り止めのばね１
５を取り付けて外容器１に固定リング３を嵌装した際、
外容器１の周面に回り止めのばね１５が巻き付けられた
状態として蓋部材６に外容器１を装着をする際、固定リ
ング３を作業者が保持しなくても固定リング３が外容器
１から抜け落ちることがないうえに、蓋部材６を固定リ
ング３にバヨネット係合させる際、固定リング３が共回
りしないように把持する必要をなくした点以外は第１の
実施例と同じであるため、各実施例とも第１の実施例と
同一符号を付して説明を省略する。
部材６の係止部７とによるバヨネット係合を前記第１の
実施例とは別構成とした本発明の第２の実施例の要部を
示すもので、固定リング３に形成される係合部５は短筒
状主体３ａの下端に形成された内鍔部４に一定間隔下に
配設した複数個の係止孔１１とするとともに、蓋部材６
の係止部７は外周面に前記係止孔１１と係合されるＬ字
状の係止爪１２を一定間隔下に配設した点以外は第１の
実施例と同じであり、また、図４は固定リング３の係合
部５と蓋部材６の係止部７とによるバヨネット係合を前
記第１および第２の実施例とは別構成とした本発明の第
３の実施例の要部を示すもので、固定リング３に形成さ
れる係合部５は短筒状主体３ａに配設けしたＬ字状の係
止孔１３とするとともに、蓋部材６の係止部７は蓋部材
６の周面に係止孔１３と係合される複数本の係止ピン１
４を突設した点以外は第１および第２の実施例と同じで
あり、さらに、図５は本発明の第４の実施例の要部を示
すもので、固定リング３の内鍔部４に回り止めのばね１
５を取り付けて外容器１に固定リング３を嵌装した際、
外容器１の周面に回り止めのばね１５が巻き付けられた
状態として蓋部材６に外容器１を装着をする際、固定リ
ング３を作業者が保持しなくても固定リング３が外容器
１から抜け落ちることがないうえに、蓋部材６を固定リ
ング３にバヨネット係合させる際、固定リング３が共回
りしないように把持する必要をなくした点以外は第１の
実施例と同じであるため、各実施例とも第１の実施例と
同一符号を付して説明を省略する。
【００１３】
【発明の効果】本発明は前記説明によって明らかなよう
に、固定リングを介して外容器と蓋部材とをバヨネット
係合するようにしたから、従来のように外容器の開口周
縁にバヨネット係合用の係合隆起を形成する必要がなく
なり、このため、外容器の上端開口に外鍔部を形成して
外容器の強度を高めることができる。また、固定リング
の係合部と蓋部材の係止部とをバヨネット係合させるこ
とによって外容器の外鍔部を固定リングと蓋部材とによ
り強圧抱持するようにしたから、液圧による大きな内圧
が外容器に加わっても外容器が変形して水漏れを起こし
たり、固定リングと蓋部材による外鍔部の抱持が解かれ
て外容器が蓋部材から離脱するいう破断事故を起こすこ
ともなくなる等の利点がある。従って、本発明は従来の
問題点を解消した液体流路用耐圧容器として極めて価値
あるものである。
に、固定リングを介して外容器と蓋部材とをバヨネット
係合するようにしたから、従来のように外容器の開口周
縁にバヨネット係合用の係合隆起を形成する必要がなく
なり、このため、外容器の上端開口に外鍔部を形成して
外容器の強度を高めることができる。また、固定リング
の係合部と蓋部材の係止部とをバヨネット係合させるこ
とによって外容器の外鍔部を固定リングと蓋部材とによ
り強圧抱持するようにしたから、液圧による大きな内圧
が外容器に加わっても外容器が変形して水漏れを起こし
たり、固定リングと蓋部材による外鍔部の抱持が解かれ
て外容器が蓋部材から離脱するいう破断事故を起こすこ
ともなくなる等の利点がある。従って、本発明は従来の
問題点を解消した液体流路用耐圧容器として極めて価値
あるものである。
【図１】本発明の第１の実施例を示す一部切欠側面図で
ある。
ある。
【図２】本発明の第１の実施例の要部を分解して示す一
部切欠斜視図である。
部切欠斜視図である。
【図３】本発明の第２の実施例の要部を分解して示す一
部切欠斜視図である。
部切欠斜視図である。
【図４】本発明の第３の実施例の要部を分解して示す一
部切欠斜視図である。
部切欠斜視図である。
【図５】本発明の第４の実施例を示す一部切欠側面図で
ある。
ある。
１ 外容器 ２ 外鍔部 ３ 固定リング 3a 短筒状主体 ４ 内鍔部 ５ 係合部 ６ 蓋部材 6c 凹段部 6d 脚筒部 ７ 係止部 ８ 内容器
Claims (1)
- 【請求項１】 外鍔部(2) が上端に設けられ内部には膨
張可能な内容器(8)を収納した筒状の外容器(1) の上部
開口に内容器(8) への導入口と導出口を備えた流路接続
用の蓋部材(6) を装着した液体流路用耐圧容器であっ
て、前記蓋部材(6) はその脚筒部(6d)の内側に前記外鍔
部(2) を嵌合させる凹段部(6c)が形成されるとともに所
要箇所に複数の係止部(7) が配設されたものとして該外
容器(1)の上端外周には、短筒状主体(3a)の下端に内鍔
部(4) を張設するとともに前記係止部(7) に対応する係
合部(5) を配設した固定リング(3) を該内鍔部(4) と前
記外鍔部(2) とを接触させてバヨネット方式により密装
して該内鍔部(4) と前記凹段部(6c)との間に外鍔部(2)
を強圧抱持させてあることを特徴とする液体流路用耐圧
容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6068644A JPH07280097A (ja) | 1994-04-06 | 1994-04-06 | 液体流路用耐圧容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6068644A JPH07280097A (ja) | 1994-04-06 | 1994-04-06 | 液体流路用耐圧容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07280097A true JPH07280097A (ja) | 1995-10-27 |
Family
ID=13379640
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6068644A Pending JPH07280097A (ja) | 1994-04-06 | 1994-04-06 | 液体流路用耐圧容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07280097A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018031514A (ja) * | 2016-08-24 | 2018-03-01 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 換気フード |
-
1994
- 1994-04-06 JP JP6068644A patent/JPH07280097A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018031514A (ja) * | 2016-08-24 | 2018-03-01 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 換気フード |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040210 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040303 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041001 |