JPH0727961U - 荷重超過警報装置 - Google Patents

荷重超過警報装置

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JPH0727961U
JPH0727961U JP5912393U JP5912393U JPH0727961U JP H0727961 U JPH0727961 U JP H0727961U JP 5912393 U JP5912393 U JP 5912393U JP 5912393 U JP5912393 U JP 5912393U JP H0727961 U JPH0727961 U JP H0727961U
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JP
Japan
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floor
alarm device
elastic
center
load
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Pending
Application number
JP5912393U
Other languages
English (en)
Inventor
康司 山中
昌之 草野
Original Assignee
株式会社嘉穂製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社嘉穂製作所 filed Critical 株式会社嘉穂製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 荷重超過警報装置を安価にする。 【構成】 床とフレームとの間に複数の弾性支持体を介
設し、床の中心に1個の床沈下量検出手段を配設し、同
手段を警報装置に接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は荷重超過警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両等において、安全上の見地から、積載する人員や貨物等の荷重が制 限されており、積載荷重を検出して制限値を超えると警報を発する装置が望まれ ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、現在実用化されているものは、荷重超過警報装置の構造が複雑であ り高価であるため、広く一般には普及していない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案では、人員や貨物を積載する床とフレームとの間に介設した複数の弾性 支持体と、床沈下量検出手段と、警報手段とを具備して、床沈下量検出手段が予 め設定した値以上の変位を検出したときは警報を発することを特徴とする荷重超 過警報装置を提供せんとするものである。
【0005】 また、上記弾性支持体が同一弾性係数を有し、かつ床の四隅部に配設され、床 沈下量検出手段が床の中心に配設されていることにも特徴を有する。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を図面を参照して説明する。
【0007】 図1及び図2は、本考案に係る荷重超過警報装置Aを具備したモノレールカー Cを示しており、1はモノレール軌道、2はシャシであり、シャシ2はモノレー ル軌道1を跨ぐように構成された正面視下向き開口略コ字形状のフレーム3の上 面にキャビン4を載設している。
【0008】 図中、5は走行用車輪、7は左右安定を保持するためのガイド車輪、8は椅子 である。
【0009】 図3で示すように、キャビン4の床9は略平面矩形状であり、同床9下面とフ レーム3上面との間に、床9の四隅部にそれぞれゴム等を素材とし同一弾性係数 を有する弾性支持体e1,e2,e3,e4 を介設して床9への荷重を支承するようにして おり、床9が矩形状であるので、各弾性支持体e1,e2,e3,e4 は床9の中心Oを中 心とした前後及び左右対称位置に配設されていることになる。
【0010】 図4は、弾性支持体e1を示しており、ゴム等の弾性素材で略円柱形状に形成し た弾性支持体本体e7の上下端面にそれぞれ床9下面とフレーム3上面とに取付け るための金属製の上下取付板e5,e6 を接着している。e8は取付孔、e9は取り付け ボルトである。
【0011】 そして、上記中心Oに床沈下量検出手段Sを配設して、床9上に載せた人員や 貨物の荷重による各弾性支持体e1,e2,e3,e4 の撓みによる床9の沈下量を検出す るようにしている。
【0012】 特に、全ての弾性支持体e1,e2,e3,e4 が、リニアでかつ同一の弾性係数を有し 、しかも、床9中心Oを中心として前後及び左右対称的に配設されているので、 床9にかかる荷重がどのように分布しても、床9の中心Oの沈下量は床9にかか る全荷重に比例する。したがって、床9の中心Oに配設した床沈下量検出手段S の検出出力から、床9にかかる全体の荷重を検出することができる。
【0013】 図5は、荷重と沈下量との関係を示しており、図示するように、両者がリニア に関係していることがわかる。
【0014】 上記床沈下量検出手段Sには、渦電流変位センサS1を使用しており、図6で示 すように、上記中心Oの床9下面に取付けた板状の導電体S3と、導電体S3と対向 しかつ所定間隔を設けてフレーム3に取付けたセンサ本体S2とで構成されており 、センサ本体S2に内蔵した誘導コイルに交流を流し、位相やインピーダンスの変 化によって導電体S3とセンサ本体S2間の距離の変化を検出し、センサ本体S2に接 続したセンサアンプS4によって、増幅かつリニアライズして出力するするもので あり、導電体S3とセンサ本体S2間の距離と出力電圧との関係を図7で示す。
【0015】 センサアンプS4には、A/D コンバータS5を介してプロセッサS6に接続しており 、同プロセッサS6にはCRT画面を有する表示部S7と警報手段Dとしてのブザー S8とが接続している。
【0016】 プロセッサS6は、予め制限荷重に相当するデータを記憶しており、この数値と A/D コンバータS5から入力したデータとを比較して、A/D コンバータS5からの数 値が大きい場合は、ブザーS8に出力してこれを作動させるようにしている。
【0017】 また、プロセッサS6は、表示部S7の画面を見ながら上記制限データの設定、風 袋重量(ゼロ)設定、荷重/センサ距離の確認等ができる。
【0018】 本考案の実施例は上記のように構成されており、モノレールカーCの床9に人 員や貨物等を載せると、各弾性支持体e1,e2,e3,e4 が撓んで床9が沈下するが、 この場合、床9の中心Oは、荷重分布に関係なく全ての荷重の和すなわち全荷重 に比例した量だけ沈下する。
【0019】 この沈下量を渦電流変位センサS1が検出し、センサアンプS4を介して沈下量に 比例した電圧をA/D コンバータS5に出力し、A/D コンバータS5でディジタル化し プロセッサS6で前記設定データと比較して、A/D コンバータS5からのデータが大 きい場合はブザーS8に出力し、これを作動させて荷重超過の警報を発する。また 、表示部S7のCRT画面にこの旨を表示することもできる。
【0020】 このように、床9にかかる荷重が制限加重を越えたときには警報が発せられる ので、定員超過や過積載を防止して安全をはかることができる。
【0021】 上記のように、床9の4隅に同一特性を有する複数の弾性支持体e1,e2,e3,e4 を配設し、上記中心Oに床沈下量検出手段Sを設けたことで、高価な渦電流変位 センサS1などの使用が1個ですみ、荷重超過警報装置Aを安価にすることができ る。
【0022】 また、床9が四隅に配設した弾性支持体e1,e2,e3,e4 で支持されているので、 シャシ2から床9に伝達される衝撃が緩衝され乗り心地がよくなる。
【0023】 また、渦電流変位センサS1は、床9下面に取付けた板状の導電体S3と、フレー ム3に取付けたセンサ本体S2との間に機械的連結を要しないので構造が簡単にな り、導電体S3とセンサ本体S2との間の水平方向の変位に対する出力変化が非常に 少なくすることができるので、弾性支持による床9の水平方向変位による誤動作 が防止されている。
【0024】 なお、弾性支持体の数は前述した4個に限定されず、また、配設位置も床9の 中心Oを中心とした前後左右対称位置に限定されず、また、各弾性支持体が同一 でなくても、各弾性支持体の垂直方向の弾性係数がリニアであり、かつ床9の剛 性が充分であれば、任意に配設した各弾性支持体の弾性係数分布の1次モーメン トの中心、換言すれば、上記弾性支持体配設位置に、当該位置の弾性支持体の弾 性係数に比例した質量があると見做したときの重心位置が、床9の荷重分布にか かわりなく全荷重に比例して沈下するので、ここに床沈下量検出手段Sを配設す れば全荷重を検出できることになる。
【0025】 したがって、床9の安定性や振動吸収性等の諸条件に対して最適になるように 各種弾性支持体を配設しても、1個の床沈下量検出手段Sで床9にかかる全荷重 を検出することができることになる。
【0026】
【考案の効果】
上記構成によって、人員や貨物等の積載量が制限値を超えると、床沈下量検出 手段がこれを検出し、警報を発するので、積み過ぎによる危険を防止することが できる。
【0027】 また、床が弾性支持されているので、路面等からの衝撃が緩和され乗心地がよ くなる。
【0028】 特に、高価な床沈下量検出手段が1個ですむことから、安価に荷重超過警報装 置を車体等に装備することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る荷重超過警報装置を具備するモノ
レールカーの側面図。
【図2】同モノレールカーの正面図。
【図3】弾性支持体の配設状態を示す平面図。
【図4】弾性支持体の側面図。
【図5】床にかかる荷重と沈下量との関係を示すグラ
フ。
【図6】荷重超過警報装置の構成を示す説明図。
【符号の説明】
3 フレーム 9 床 B 警報手段 e1 弾性支持体 e2 弾性支持体 e3 弾性支持体 e4 弾性支持体 S 床沈下量検出手段 O 床の中心

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人員や貨物を積載する床(9) とフレーム
    (3) との間に介設した複数の弾性支持体(e1)(e2)(e3)(e
    4)…と、1個の床沈下量検出手段(S) と、警報手段(B)
    とを具備して、床沈下量検出手段(S) が予め設定した値
    以上の変位を検出したときは警報を発することを特徴と
    する荷重超過警報装置。
  2. 【請求項2】 弾性支持体(e1)(e2)(e3)(e4)が同一特性
    を有し、かつ床(9)の四隅部に配設され、床沈下量検出
    手段(S) が床(9) の中心(O) に配設されていることを特
    徴とする請求項1記載の荷重超過警報装置。
JP5912393U 1993-11-02 1993-11-02 荷重超過警報装置 Pending JPH0727961U (ja)

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JP5912393U JPH0727961U (ja) 1993-11-02 1993-11-02 荷重超過警報装置

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JPH0727961U true JPH0727961U (ja) 1995-05-23

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ID=13104224

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010247735A (ja) * 2009-04-17 2010-11-04 Kaho Seisakusho:Kk 斜面昇降機の過荷重検出装置
CN102466530A (zh) * 2010-11-04 2012-05-23 兰州大学 摩擦力仪

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JP2010247735A (ja) * 2009-04-17 2010-11-04 Kaho Seisakusho:Kk 斜面昇降機の過荷重検出装置
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