JPH07278914A - 縫製雨衣 - Google Patents

縫製雨衣

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Publication number
JPH07278914A
JPH07278914A JP8806494A JP8806494A JPH07278914A JP H07278914 A JPH07278914 A JP H07278914A JP 8806494 A JP8806494 A JP 8806494A JP 8806494 A JP8806494 A JP 8806494A JP H07278914 A JPH07278914 A JP H07278914A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
collar
sewn
neck
front side
sewing
Prior art date
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Pending
Application number
JP8806494A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruzo Maekakiuchi
照三 前垣内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MAEGAKI KK
Original Assignee
MAEGAKI KK
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Filing date
Publication date
Application filed by MAEGAKI KK filed Critical MAEGAKI KK
Priority to JP8806494A priority Critical patent/JPH07278914A/ja
Publication of JPH07278914A publication Critical patent/JPH07278914A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 縫製雨衣の縫着による雨水の侵入を防止す
る。 【構成】 裏面に防水素材を引布した生地を用いた雨衣
であって、折り返して形成する表側衿部と裏側衿部のう
ち、表側衿部と挾挿する身ごろの衿取付部を縫着し、縫
着した両部裏面の衿取付部の縫着部分から表側衿部の部
分までにわたって防水テープを覆着し、縫着した両部裏
面の衿取付部の縫着部分を防水テープで覆着し、更に縫
着した表側衿部及び身ごろの衿取付部へ表側衿部を止着
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衿部を縫い付けた雨衣
に於いて、該縫着部から雨水が侵入するのを防止する縫
製雨衣に関するものである。
【0002】
【従来の技術】縫製雨衣は、表生地がナイロン、ポリエ
ステル、或いは綿等の生地で織られ、裏生地に雨水の侵
入を防ぐゴム地、ビニール地、その他の防水素材を引布
して防水面とした布地を型取りし、各部を縫着して形成
している。したがって、非縫着部は防水面であるから雨
水の侵入を防止できるが、各部を縫着したミシン縫い目
の糸や縫い針の微孔から雨水が内側へ侵入し、更には生
地に雨水が浸透する。
【0003】又、裏面に引布した防水素材の表面に、更
に例えば、トリコット等の粗目布を当てて三層とし、裏
生地を補強したり、着衣時の肌触りを良好としたもの
も、上記と同様の雨水侵入が発生する。そのため、裏地
の防水素材に現出した縫い目に接着剤を塗布等した防水
テープを接着し、雨水の内側への侵入を防ごうとしてい
るのである。
【0004】ところで、衿は折り返して二重に形成する
から、表側衿部表出面・裏側衿部表出面共に表生地が現
れ、その表裏側衿部間に身ごろの衿取付部を挿入して重
合し、共に縫着して衿元を構成している。しかし、防水
テープはゴム地、ビニール地、その他の防水素材の生地
には接着するが、ナイロン、ポリエステル或いは綿で織
られた表地の生地には接着しにくいのである。したがっ
て、該縫着によって縫い目が裏側衿部表出面にも現出す
るのであるが、裏側衿部は表生地が現出しているため防
水テープが接着せず、縫い目がそのままとなり、雨水の
侵入を甘受しているのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、衿と身
ごろを縫着する衿元の縫着は、縫い目が裏側衿部表出面
に現れたままであるため、表側衿部表出面の雨水が縫い
目を通じて侵入するのであり、又身ごろと裏側衿部の重
合境界部からも縫い目を通じて雨水が侵入するのであ
る。そこで、本発明は衿元部の縫い目を含む縫着部にも
防水手段を有する構成とし、雨水の侵入を防止せんとす
ると共に一層美麗な衿元とすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、裏面に防水素
材を引布した生地を用いた雨衣であって、折り返して形
成する表側衿部と裏側衿部のうち、表側衿部と挾挿する
身ごろの衿取付部を縫着し、縫着した両部裏面の衿取付
部の縫着部分を防水テープで覆着し、更に縫着した表側
衿部及び身ごろの衿取付部へ表側衿部を止着したことを
特徴とするものである。又、縫着した両部裏面の衿取付
部の縫着部分から表側衿部の部分までにわたって防水テ
ープを覆着したものとしてもよい。
【0008】
【作用】本発明は、衿部と身ごろの衿取付部との縫着を
表側衿部と身ごろの衿取付部とを縫着して取り付けてあ
るから、縫い目から侵入する雨水は縫い目が現れる衿取
付部の裏面まで侵入するが、更に内側にある防水素材を
引布した裏側衿部を浸透し内側へ直接滲出することはな
い。
【0009】そして、内側の縫い目の現れる衿取付部の
部分を防水テープで覆着しているから、雨水の侵入を防
止する作用を奏するのである。更に、防水テープを縫着
部から表側衿部まで覆着すれば、衿取付部と表側衿部の
重合面からの雨水の侵入をも防止する作用を奏し、両部
は共に防水素材面であるから、防水テープの接着も可能
となる作用を有する。
【0010】又、裏側衿部を縫着した表側衿部と身ごろ
の衿取付部へ止着することにより、一体化する作用を奏
し、裏側衿部で縫い目や防水テープを隠す作用を有する
のである。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明の縫製雨衣の要部断面図であり、身ご
ろ1に衿2を取り付ける状態を示している。身ごろ1及
び衿2は共に同一生地を用いて形成され、用いる生地は
従来通り、表地8Aはナイロン等として、裏地8Bは防
水素材であるビニール等を引布してある。
【0012】衿2は折り返して表側衿部3と裏側衿部4
とし、両衿部3、4の間に身ごろ1の衿取付部5を挾着
するものであり、挾着はミシン縫い等の縫着手段とな
る。
【0013】本発明では、縫着6は表側衿部3と身ごろ
1の衿取付部5をミシン縫いすることで行われ、その縫
着6した部分を覆って防水テープ7が当着してある。防
水テープ7を覆着することにより、縫着用糸やミシン針
孔を通じて内側へ侵入してくる雨水を阻止することがで
きる。
【0014】そして、図2に示すように、縫着6した表
側衿部3と衿取付部5へ裏側衿部4をかしめ9で固定
し、衿2を身ごろ1へ取り付けている。かしめ9で裏側
衿部4を止着することにより、裏側衿部4は安定し、又
縫い目や防水テープ7を隠し、体裁の良好なものと成
る。
【0015】図3は他の実施例を示す要部断面図であ
り、防水テープ7を縫着6部から衿取付部5の先端を通
り、更に表側衿部3の裏面にまでわたって覆着したもの
である。衿取付部5及び表側衿部3は共に裏地であるか
ら、防水テープ7は良好に接着し、防水テープ7で衿取
付部5の先端部分と表側衿部3の重合部を覆うため、該
部分からの雨水の侵入をも完全に防ぐことができるので
ある。
【0016】雨衣の各部を形成する布地8は実施例の素
材に限定されるものでなく、従来使用されているものを
そのまま利用でき、例えば防水素材8へ更にトリコット
等の粗目布を当てたものでもよい。この場合、防水テー
プ7の粘着剤が粗目より浸透し、防水素材8と接着する
ため、防水作用及び接着作用に支障はない。又、表側衿
部3にフードを重合し、衿取付部5と共に縫着6、又は
裏側衿部4と共にかしめ9で一体としてもよい。更に止
着手段はかしめに限らず、ホック等他の手段でもよい。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明は表側衿部と衿取
付部とを縫着し、縫着部に防水テープを覆着したため、
縫着部から雨水の侵入を防止する効果を発揮し、縫着部
及び防水テープを裏側衿部でホック止めして隠すため、
裏側衿部の一体化と同時に美麗な衿に仕上がる効果をも
有するのである。
【0018】又、防水テープを表側衿部の部分にまでわ
たって覆着することで、衿取付部との重合端からの雨水
の侵入も防止し、内側への雨水の侵入を完全に防止する
効果を発揮し、更に両部共に防水素材を引布した裏面で
あるから、防水テープの接着力を充分に得られるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部断面図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す要部断面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 身ごろ 2 衿 3 表側衿部 4 裏側衿部 5 衿取付部 6 縫着 7 防水テープ 8 生地 9 かしめ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面に防水素材を引布した生地を用いた
    雨衣であって、折り返して形成する表側衿部と裏側衿部
    のうち、表側衿部と挾挿する身ごろの衿取付部を縫着
    し、縫着した両部裏面の衿取付部の縫着部分を防水テー
    プで覆着し、更に縫着した表側衿部及び身ごろの衿取付
    部へ表側衿部を止着したことを特徴とする縫製雨衣。
  2. 【請求項2】 縫着した両部裏面の衿取付部の縫着部分
    から表側衿部の部分までにわたって防水テープを覆着し
    た請求項1記載の縫製雨衣。
JP8806494A 1994-04-01 1994-04-01 縫製雨衣 Pending JPH07278914A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8806494A JPH07278914A (ja) 1994-04-01 1994-04-01 縫製雨衣

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8806494A JPH07278914A (ja) 1994-04-01 1994-04-01 縫製雨衣

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Publication Number Publication Date
JPH07278914A true JPH07278914A (ja) 1995-10-24

Family

ID=13932430

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8806494A Pending JPH07278914A (ja) 1994-04-01 1994-04-01 縫製雨衣

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JP (1) JPH07278914A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002542401A (ja) * 1999-04-16 2002-12-10 ダブリュ.エル.ゴア アンド アソシエーツ,ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 被服用パーツ
US7365119B2 (en) 2003-05-27 2008-04-29 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Rubber composition for tire tread comprising a piezoelectric material
JP2010281023A (ja) * 2009-05-08 2010-12-16 Watanabe Kk レインフード

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002542401A (ja) * 1999-04-16 2002-12-10 ダブリュ.エル.ゴア アンド アソシエーツ,ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 被服用パーツ
US7365119B2 (en) 2003-05-27 2008-04-29 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Rubber composition for tire tread comprising a piezoelectric material
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