JPH07278503A - 農業用粘着テープ - Google Patents
農業用粘着テープInfo
- Publication number
- JPH07278503A JPH07278503A JP6708394A JP6708394A JPH07278503A JP H07278503 A JPH07278503 A JP H07278503A JP 6708394 A JP6708394 A JP 6708394A JP 6708394 A JP6708394 A JP 6708394A JP H07278503 A JPH07278503 A JP H07278503A
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- Japan
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- pressure
- sensitive adhesive
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ポリエチレンに対して強い粘着力を有するゴ
ム系粘着剤を用いながら、日光などによる粘着剤の劣化
を防ぎ、長期間使用することのできる農業用粘着テープ
を提供する。 【構成】 クラフト紙１の片面に、厚み５μｍのアルミ
ニウム箔４が接着剤７で貼り合わされ、該アルミニウム
箔４に保護層として厚み１５μｍのポリエチレンフイル
ム８がラミネートされてなる。上記ポリエチレンフイル
ム８面に剥離剤層１０が設けられ、クラフト紙１の他の
面には厚み２５μｍのゴム系粘着剤層９が設けられてい
る。
ム系粘着剤を用いながら、日光などによる粘着剤の劣化
を防ぎ、長期間使用することのできる農業用粘着テープ
を提供する。 【構成】 クラフト紙１の片面に、厚み５μｍのアルミ
ニウム箔４が接着剤７で貼り合わされ、該アルミニウム
箔４に保護層として厚み１５μｍのポリエチレンフイル
ム８がラミネートされてなる。上記ポリエチレンフイル
ム８面に剥離剤層１０が設けられ、クラフト紙１の他の
面には厚み２５μｍのゴム系粘着剤層９が設けられてい
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、農地の表面に被覆して
用いられる作物保護フイルムの接合や貼付け等に使用さ
れる農業用粘着テープに関する。
用いられる作物保護フイルムの接合や貼付け等に使用さ
れる農業用粘着テープに関する。
【０００２】
【従来の技術】田畑に散布した薬剤の風雨による流失を
防止し、有効に作用させるため、又、地温の調節、雑草
防除等の目的で農地の一部または全体を保護フイルムで
覆うことが行われている。このような保護フイルムとし
てはポリエチレン、塩化ビニル樹脂のフイルムが主とし
て用いられるが、安価であり、廃棄処理し易いポリエチ
レンが多く用いられている。
防止し、有効に作用させるため、又、地温の調節、雑草
防除等の目的で農地の一部または全体を保護フイルムで
覆うことが行われている。このような保護フイルムとし
てはポリエチレン、塩化ビニル樹脂のフイルムが主とし
て用いられるが、安価であり、廃棄処理し易いポリエチ
レンが多く用いられている。
【０００３】保護フイルムは使用する場所の長さや形状
に合わせ、接合して使われる。フイルムの接合には粘着
テープを用いるのが簡便であるので広く用いられてい
る。保護フイルム同士を粘着テープで接合したり、畝の
両側に被覆されたカバーフイルムと保護フイルムとを粘
着テープで接合し、作物が所定の大きさに生育するまで
地面を被覆し、その後除去する。従って、粘着テープに
より接合して被覆し、除去するまでは数日乃至数ケ月屋
外に暴露される。この期間中粘着テープは所定の粘着力
を維持する必要がある。
に合わせ、接合して使われる。フイルムの接合には粘着
テープを用いるのが簡便であるので広く用いられてい
る。保護フイルム同士を粘着テープで接合したり、畝の
両側に被覆されたカバーフイルムと保護フイルムとを粘
着テープで接合し、作物が所定の大きさに生育するまで
地面を被覆し、その後除去する。従って、粘着テープに
より接合して被覆し、除去するまでは数日乃至数ケ月屋
外に暴露される。この期間中粘着テープは所定の粘着力
を維持する必要がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、農業用粘着
テープに用いられる粘着剤は一般的にはゴム系またはア
クリル系のものである。ゴム系粘着剤はポリエチレン等
のポリオレフィンフイルムとの接着力が強い反面、ゴム
分子内に不飽和結合を有するため耐候性に劣り、直射日
光下で粘着剤が劣化し経時的に粘着力が失われる欠点が
ある。
テープに用いられる粘着剤は一般的にはゴム系またはア
クリル系のものである。ゴム系粘着剤はポリエチレン等
のポリオレフィンフイルムとの接着力が強い反面、ゴム
分子内に不飽和結合を有するため耐候性に劣り、直射日
光下で粘着剤が劣化し経時的に粘着力が失われる欠点が
ある。
【０００５】アクリル系粘着剤はゴム系粘着剤に比べて
耐候性にはすぐれるが、ポリエチレン等のポリオレフィ
ンフイルムへの接着力はゴム系のものに比べて弱く、風
が強く当たる状態になると剥がれてしまうという問題が
ある。
耐候性にはすぐれるが、ポリエチレン等のポリオレフィ
ンフイルムへの接着力はゴム系のものに比べて弱く、風
が強く当たる状態になると剥がれてしまうという問題が
ある。
【０００６】本発明は上記従来の問題点を解消し、ポリ
エチレンに対して強い粘着力を有するゴム系粘着剤を用
いながら、日光などによる粘着剤の劣化を防ぎ、長期間
使用することのできる農業用粘着テープを提供すること
を目的とする。
エチレンに対して強い粘着力を有するゴム系粘着剤を用
いながら、日光などによる粘着剤の劣化を防ぎ、長期間
使用することのできる農業用粘着テープを提供すること
を目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明農業用粘着テープ
は、基材の片面にゴム系粘着剤層が設けられている粘着
テープにおいて、基材の構成材として金属層を有するこ
とを特徴とするものである。
は、基材の片面にゴム系粘着剤層が設けられている粘着
テープにおいて、基材の構成材として金属層を有するこ
とを特徴とするものである。
【０００８】金属層としては金、銀、アルミニウム、そ
の他種々の金属や合金類の箔、蒸着物等紫外線を反射し
易いものが挙げられる。このうち安価であり、入手し易
く、加工性のよいアルミニウムが好適である。これら金
属層は単体の箔として用いられてもよく、他のフイルム
面に蒸着して用いられてもよい。箔として用いるには厚
みが０．５〜５０μｍの範囲が好ましく、製造し易さ、
使い易さなどの面で１〜１０μｍのものが更に好まし
い。
の他種々の金属や合金類の箔、蒸着物等紫外線を反射し
易いものが挙げられる。このうち安価であり、入手し易
く、加工性のよいアルミニウムが好適である。これら金
属層は単体の箔として用いられてもよく、他のフイルム
面に蒸着して用いられてもよい。箔として用いるには厚
みが０．５〜５０μｍの範囲が好ましく、製造し易さ、
使い易さなどの面で１〜１０μｍのものが更に好まし
い。
【０００９】金属層を箔として用いる場合、基材強度を
上げ、柔軟性を付与して使用し易くするために、該層を
他の補強材に積層して用いることが好ましい。この場
合、金属箔が露出していると酸化などにより耐久性が低
下するので、金属箔は最外層に露出しないように合成樹
脂フイルム側を外面とし、金属箔面に直接粘着剤を塗布
するか、又は金属箔面に更に他の補強材を積層し、該補
強材に粘着剤を塗布するのが好ましい。最外層となる合
成樹脂フイルムは金属色調を視認し易くし、保護フイル
ムの接合部を判り易くするために透明であることが好ま
しい。
上げ、柔軟性を付与して使用し易くするために、該層を
他の補強材に積層して用いることが好ましい。この場
合、金属箔が露出していると酸化などにより耐久性が低
下するので、金属箔は最外層に露出しないように合成樹
脂フイルム側を外面とし、金属箔面に直接粘着剤を塗布
するか、又は金属箔面に更に他の補強材を積層し、該補
強材に粘着剤を塗布するのが好ましい。最外層となる合
成樹脂フイルムは金属色調を視認し易くし、保護フイル
ムの接合部を判り易くするために透明であることが好ま
しい。
【００１０】金属箔と補強材との積層は溶剤型接着剤、
エマルジョン型接着剤、ホットメルト型接着剤等適宜選
択して使用できる。又、上記補強材としては、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、塩化ビニル樹脂等の合成樹脂フ
イルム、クラフト紙、織布もしくは不織布等が挙げられ
る。
エマルジョン型接着剤、ホットメルト型接着剤等適宜選
択して使用できる。又、上記補強材としては、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、塩化ビニル樹脂等の合成樹脂フ
イルム、クラフト紙、織布もしくは不織布等が挙げられ
る。
【００１１】蒸着物として用いる場合はポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリエステル等の合成樹脂フイルムに
蒸着するのが好ましい。蒸着層の厚みは０．０１〜１μ
ｍが好ましく、より好ましくは０．０５〜０．５μｍで
ある。特に蒸着層とする場合は空気中の酸素や水分によ
り蒸着層が変化を生じやすいので、蒸着層面に保護層を
積層することが好ましい。保護層としては例えば透明性
を有する合成樹脂フイルムなどが使用できる。
ポリプロピレン、ポリエステル等の合成樹脂フイルムに
蒸着するのが好ましい。蒸着層の厚みは０．０１〜１μ
ｍが好ましく、より好ましくは０．０５〜０．５μｍで
ある。特に蒸着層とする場合は空気中の酸素や水分によ
り蒸着層が変化を生じやすいので、蒸着層面に保護層を
積層することが好ましい。保護層としては例えば透明性
を有する合成樹脂フイルムなどが使用できる。
【００１２】本発明農業用粘着テープに用いられる粘着
剤は、ゴム系粘着剤が作物の保護フイルムとして使われ
るポリエチレンフイルムに対する接着性にすぐれている
のでこれを使用する。粘着剤のベースポリマーは天然ゴ
ム、合成ゴム、或いはこれらの混合物のいずれも使用可
能である。
剤は、ゴム系粘着剤が作物の保護フイルムとして使われ
るポリエチレンフイルムに対する接着性にすぐれている
のでこれを使用する。粘着剤のベースポリマーは天然ゴ
ム、合成ゴム、或いはこれらの混合物のいずれも使用可
能である。
【００１３】
【作用】金属層は直射日光を反射し、紫外線が基材フイ
ルムを透過して粘着剤層に到達するのを防止する。これ
によりゴム系粘着剤が劣化するのが防止され、粘着力を
長期間維持できる。
ルムを透過して粘着剤層に到達するのを防止する。これ
によりゴム系粘着剤が劣化するのが防止され、粘着力を
長期間維持できる。
【００１４】
【実施例】以下に本発明農業用粘着テープの実施例を図
面を参照して説明する。 （実施例１）図１は本発明農業用粘着テープの実施例を
示す断面図であり、厚み１００μｍのクラフト紙１の片
面に、厚み５μｍのアルミニウム箔４が接着剤７で貼り
合わされ、該アルミニウム箔４に保護層として厚み１５
μｍのポリエチレンフイルム８がラミネートされてな
る。有機系剥離剤（一方社油脂製，商品名：ピーロイル
１０１０）をトルエン溶液として上記ポリエチレンフイ
ルム８面に塗布乾燥し、固形分で０．０１ｇ／ｍ2の剥
離剤層１０が設けられ、上記クラフト紙１の他の面には
厚み２５μｍのゴム系粘着剤層９が設けられている。
面を参照して説明する。 （実施例１）図１は本発明農業用粘着テープの実施例を
示す断面図であり、厚み１００μｍのクラフト紙１の片
面に、厚み５μｍのアルミニウム箔４が接着剤７で貼り
合わされ、該アルミニウム箔４に保護層として厚み１５
μｍのポリエチレンフイルム８がラミネートされてな
る。有機系剥離剤（一方社油脂製，商品名：ピーロイル
１０１０）をトルエン溶液として上記ポリエチレンフイ
ルム８面に塗布乾燥し、固形分で０．０１ｇ／ｍ2の剥
離剤層１０が設けられ、上記クラフト紙１の他の面には
厚み２５μｍのゴム系粘着剤層９が設けられている。
【００１５】上記ゴム系粘着剤層９は、天然ゴム１００
重量部に石油系樹脂（日本ゼオン社製，商品名：クイン
トンＡ−１００）９５重量部及び抗酸化剤としてＢＨＴ
２重量部をトルエンに均一に溶解し、これをクラフト紙
１に塗布、乾燥して形成したものである。上記粘着テー
プを粘着剤層を内側にして紙管に巻取り、幅５０ｍｍに
切断してロール状粘着テープとした。
重量部に石油系樹脂（日本ゼオン社製，商品名：クイン
トンＡ−１００）９５重量部及び抗酸化剤としてＢＨＴ
２重量部をトルエンに均一に溶解し、これをクラフト紙
１に塗布、乾燥して形成したものである。上記粘着テー
プを粘着剤層を内側にして紙管に巻取り、幅５０ｍｍに
切断してロール状粘着テープとした。
【００１６】（実施例２）図２は本発明農業用粘着テー
プの他の実施例を示す断面図であり、厚み４０μｍの二
軸延伸ポリプロピレンフイルム２の片面に実施例１のも
のと同じ剥離剤層１０が設けられ、該ポリプロピレンフ
イルム２の他の面に厚み１０μｍの銀箔５が接着剤７に
より積層され、該銀箔５面に実施例１と同じゴム系粘着
剤層９が厚み２５μｍで設けられてなる。上記粘着テー
プを粘着剤層を内側にして紙管に巻取り、幅５０ｍｍに
切断してロール状粘着テープとした。
プの他の実施例を示す断面図であり、厚み４０μｍの二
軸延伸ポリプロピレンフイルム２の片面に実施例１のも
のと同じ剥離剤層１０が設けられ、該ポリプロピレンフ
イルム２の他の面に厚み１０μｍの銀箔５が接着剤７に
より積層され、該銀箔５面に実施例１と同じゴム系粘着
剤層９が厚み２５μｍで設けられてなる。上記粘着テー
プを粘着剤層を内側にして紙管に巻取り、幅５０ｍｍに
切断してロール状粘着テープとした。
【００１７】（実施例３）図３は本発明農業用粘着テー
プのさらに他の実施例を示す断面図であり、延伸ポリエ
チレンヤーンが縦横方向に積層接着されてなる不織布の
一面にポリエチレンフイルムがラミネートされた不織布
シート３のポリエチレンラミネート面に厚み５μｍのア
ルミニウム箔４が接着剤７により積層されている。該ア
ルミニウム箔４面に厚み１５μｍのポリエチレンフイル
ム８が積層され、該ポリエチレンフイルム８面に実施例
１のものと同じ剥離剤層１０が設けられ、上記不織布シ
ート３の他の面に実施例１と同じゴム系粘着剤層１０が
厚み２５μｍで設けられてなる。上記粘着テープを粘着
剤層を内側にして紙管に巻取り、幅５０ｍｍに切断して
ロール状粘着テープとした。
プのさらに他の実施例を示す断面図であり、延伸ポリエ
チレンヤーンが縦横方向に積層接着されてなる不織布の
一面にポリエチレンフイルムがラミネートされた不織布
シート３のポリエチレンラミネート面に厚み５μｍのア
ルミニウム箔４が接着剤７により積層されている。該ア
ルミニウム箔４面に厚み１５μｍのポリエチレンフイル
ム８が積層され、該ポリエチレンフイルム８面に実施例
１のものと同じ剥離剤層１０が設けられ、上記不織布シ
ート３の他の面に実施例１と同じゴム系粘着剤層１０が
厚み２５μｍで設けられてなる。上記粘着テープを粘着
剤層を内側にして紙管に巻取り、幅５０ｍｍに切断して
ロール状粘着テープとした。
【００１８】（実施例４）図４は本発明農業用粘着テー
プのさらに他の実施例を示す断面図であり、片面に厚み
０．１μｍのアルミニウム蒸着層６が設けられてなる厚
み４０μｍの二軸延伸ポリプロピレンフイルム２の他の
面に、実施例１と同じ剥離剤層１０が、又、上記蒸着層
６面に実施例１と同じゴム系粘着剤層９が厚み２５μｍ
で設けられてなる。
プのさらに他の実施例を示す断面図であり、片面に厚み
０．１μｍのアルミニウム蒸着層６が設けられてなる厚
み４０μｍの二軸延伸ポリプロピレンフイルム２の他の
面に、実施例１と同じ剥離剤層１０が、又、上記蒸着層
６面に実施例１と同じゴム系粘着剤層９が厚み２５μｍ
で設けられてなる。
【００１９】（比較例１）アルミニウム箔を使用しない
以外は実施例１と同様の粘着テープとした。
以外は実施例１と同様の粘着テープとした。
【００２０】（比較例２）銀箔を使用しない他は実施例
２と同様の粘着テープとした。
２と同様の粘着テープとした。
【００２１】（比較例３）アルミニウム箔を使用しない
他は実施例３と同様の粘着テープとした。
他は実施例３と同様の粘着テープとした。
【００２２】（比較例４）粘着剤としてアクリル系粘着
剤（綜研化学社製，ＳＫダイン１６３０）を厚み２５μ
ｍで設けた他は比較例１と同様の粘着テープとした。
剤（綜研化学社製，ＳＫダイン１６３０）を厚み２５μ
ｍで設けた他は比較例１と同様の粘着テープとした。
【００２３】性能評価 上記各実施例及び各比較例の粘着テープにつき、接着性
と耐候性を評価した。 （１）接着性の評価 ポリエチレンフイルム（積水化学工業社製，商品名：ポ
リ袋Ｐ−９０）の表面に粘着テープを貼り付け、２ｋｇ
の荷重をかけて室温で２４時間放置した後、手で粘着テ
ープを剥がしたときの剥がれ具合を観察した。 （２）耐候性の評価 上記ポリエチレンフイルムに粘着テープを貼り付け、粘
着剤層が設けられていない粘着テープ基材面に直射日光
が当たるようにして時間経過後における粘着剤の変化を
観察した。結果を表１に示す。
と耐候性を評価した。 （１）接着性の評価 ポリエチレンフイルム（積水化学工業社製，商品名：ポ
リ袋Ｐ−９０）の表面に粘着テープを貼り付け、２ｋｇ
の荷重をかけて室温で２４時間放置した後、手で粘着テ
ープを剥がしたときの剥がれ具合を観察した。 （２）耐候性の評価 上記ポリエチレンフイルムに粘着テープを貼り付け、粘
着剤層が設けられていない粘着テープ基材面に直射日光
が当たるようにして時間経過後における粘着剤の変化を
観察した。結果を表１に示す。
【００２４】
【表１】
【００２５】表１から明らかなように、実施例１〜４の
ものは６ケ月経過後も粘着剤の変化はなく、粘着力、耐
候性ともにすぐれている。これに対し、比較例１〜３の
ものは僅か４〜１９日経過後で粘着剤が硬化して剥離を
生じ実用的ではない。又、比較例４のものは粘着剤の耐
候性はすぐれるが本来ポリエチレンに対する接着力が低
く、貼り付けた初期においても剥離を生じた。
ものは６ケ月経過後も粘着剤の変化はなく、粘着力、耐
候性ともにすぐれている。これに対し、比較例１〜３の
ものは僅か４〜１９日経過後で粘着剤が硬化して剥離を
生じ実用的ではない。又、比較例４のものは粘着剤の耐
候性はすぐれるが本来ポリエチレンに対する接着力が低
く、貼り付けた初期においても剥離を生じた。
【００２６】
【発明の効果】本発明農業用粘着テープは以上の構成で
あり、基材の構成材として金属層を有するので、金属層
が直射日光を反射し、紫外線が基材フイルムを透過しな
いので粘着剤層に到達するのを防止する。これによりゴ
ム系粘着剤が劣化するのが防止され、長期間使用するこ
とのできる。
あり、基材の構成材として金属層を有するので、金属層
が直射日光を反射し、紫外線が基材フイルムを透過しな
いので粘着剤層に到達するのを防止する。これによりゴ
ム系粘着剤が劣化するのが防止され、長期間使用するこ
とのできる。
【００２７】
【図１】本発明農業用粘着テープの実施例を示す断面
図。
図。
【図２】本発明農業用粘着テープの他の実施例を示す断
面図。
面図。
【図３】本発明農業用粘着テープのさらに他の実施例を
示す断面図。
示す断面図。
【図４】本発明農業用粘着テープのさらに他の実施例を
示す断面図。
示す断面図。
１：クラフト紙 ２：ポリプロピレンフイルム ３：不織布シート ４：アルミニウム箔 ５：銀箔 ６：アルミニウム蒸着層 ７：接着剤 ８：ポリエチレンフイルム ９：ゴム系粘着剤層 １０：剥離剤層
Claims (1)
- 【請求項１】 基材の片面にゴム系粘着剤層が設けられ
ている農業用粘着テープにおいて、基材の構成材として
金属層を有することを特徴とする農業用粘着テープ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6708394A JPH07278503A (ja) | 1994-04-05 | 1994-04-05 | 農業用粘着テープ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6708394A JPH07278503A (ja) | 1994-04-05 | 1994-04-05 | 農業用粘着テープ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07278503A true JPH07278503A (ja) | 1995-10-24 |
Family
ID=13334636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6708394A Pending JPH07278503A (ja) | 1994-04-05 | 1994-04-05 | 農業用粘着テープ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07278503A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013177489A (ja) * | 2012-02-28 | 2013-09-09 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 粘着テープ及び粘着テープ巻取体 |
| WO2013137097A1 (ja) * | 2012-03-16 | 2013-09-19 | 日東電工株式会社 | 耐火性粘着テープ、耐火性構造材、および、耐火処理方法 |
-
1994
- 1994-04-05 JP JP6708394A patent/JPH07278503A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013177489A (ja) * | 2012-02-28 | 2013-09-09 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 粘着テープ及び粘着テープ巻取体 |
| WO2013137097A1 (ja) * | 2012-03-16 | 2013-09-19 | 日東電工株式会社 | 耐火性粘着テープ、耐火性構造材、および、耐火処理方法 |
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