JPH0727815Y2 - ヒートパイプ付き外扇形回転電機 - Google Patents
ヒートパイプ付き外扇形回転電機Info
- Publication number
- JPH0727815Y2 JPH0727815Y2 JP1988137385U JP13738588U JPH0727815Y2 JP H0727815 Y2 JPH0727815 Y2 JP H0727815Y2 JP 1988137385 U JP1988137385 U JP 1988137385U JP 13738588 U JP13738588 U JP 13738588U JP H0727815 Y2 JPH0727815 Y2 JP H0727815Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer fan
- fan cover
- heat radiating
- electric machine
- detecting means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はタコメータゼネレータ、パルスエンダ、レゾ
ルバ等の回転速度検出手段を外扇カバーの端面部に設け
たヒートパイプ付き外扇形回転電機において、外扇カバ
ーの軸貫通部を簡易な構造で封止することができるよう
に改良したものに関する。
ルバ等の回転速度検出手段を外扇カバーの端面部に設け
たヒートパイプ付き外扇形回転電機において、外扇カバ
ーの軸貫通部を簡易な構造で封止することができるよう
に改良したものに関する。
回転速度検出手段を備えたヒートパイプ付き外扇形回転
電機の従来例を第3図にもとづいて説明する。この図に
おいて、ヒートパイプで形成した回転軸1の放熱部が電
機本体2の端面から突出し、この放熱部に円筒状のスリ
ーブ3を介して円板状の放熱フィン4が複数それぞれ軸
方向に適当な間隔をおいて固着されている。前記放熱フ
ィン4は、電機本体2の外周端部に取付けた有底円筒状
の外扇カバー5で包囲され、この外扇カバー5の外周部
に取付けた外扇6で径方向に送風して冷却するようにな
っている。前記外扇カバー5は、外扇6による冷却風の
一部を本体2の外周部に向け直接軸方向に送風してこれ
を冷却するエァガイドを兼ね、外側端面部にタコメータ
ゼネレータ等の回転速度検出手段7が設けられている。
外扇カバー5の端面部を貫通する前記回転軸1の貫通部
には放熱フィン4の押え板と回転体の回転バランス修正
用リングとを兼ねる環状体8がスリーブ3を介して固着
され、この環状体8は外扇カバー5の軸貫通部との間に
適当なすきまをおいて形成される。回転軸1の吸熱部に
は回転子9が嵌着され、回転子9の発生熱は主として回
転軸1を通り放熱フィン4の表面から放熱される。前記
回転子9を包囲する固定子10の発生熱は主として本体2
の外周部から放熱される。
電機の従来例を第3図にもとづいて説明する。この図に
おいて、ヒートパイプで形成した回転軸1の放熱部が電
機本体2の端面から突出し、この放熱部に円筒状のスリ
ーブ3を介して円板状の放熱フィン4が複数それぞれ軸
方向に適当な間隔をおいて固着されている。前記放熱フ
ィン4は、電機本体2の外周端部に取付けた有底円筒状
の外扇カバー5で包囲され、この外扇カバー5の外周部
に取付けた外扇6で径方向に送風して冷却するようにな
っている。前記外扇カバー5は、外扇6による冷却風の
一部を本体2の外周部に向け直接軸方向に送風してこれ
を冷却するエァガイドを兼ね、外側端面部にタコメータ
ゼネレータ等の回転速度検出手段7が設けられている。
外扇カバー5の端面部を貫通する前記回転軸1の貫通部
には放熱フィン4の押え板と回転体の回転バランス修正
用リングとを兼ねる環状体8がスリーブ3を介して固着
され、この環状体8は外扇カバー5の軸貫通部との間に
適当なすきまをおいて形成される。回転軸1の吸熱部に
は回転子9が嵌着され、回転子9の発生熱は主として回
転軸1を通り放熱フィン4の表面から放熱される。前記
回転子9を包囲する固定子10の発生熱は主として本体2
の外周部から放熱される。
前記構造では外扇カバー5の軸貫通部に外扇6による風
圧が作用するので、油分、水分、じんあい等の多い雰囲
気中で使用すると油分等が前記軸貫通部のすきまを通り
回転速度検出手段7の内部に侵入して絶縁性能を低下さ
せたり焼損事故を起こすことがあるという欠点があっ
た。
圧が作用するので、油分、水分、じんあい等の多い雰囲
気中で使用すると油分等が前記軸貫通部のすきまを通り
回転速度検出手段7の内部に侵入して絶縁性能を低下さ
せたり焼損事故を起こすことがあるという欠点があっ
た。
この考案は前記の欠点を除去するために、タコメータゼ
ネレータ等の回転速度検出手段を設けた外扇カバーの軸
貫通部を簡易な構造で封止することができるようにした
ヒートパイプ付き外扇形回転電機を提供することを目的
とする。
ネレータ等の回転速度検出手段を設けた外扇カバーの軸
貫通部を簡易な構造で封止することができるようにした
ヒートパイプ付き外扇形回転電機を提供することを目的
とする。
このような目的は、この考案によれば、放熱フィンと回
転速度検出手段との間で外扇カバーの端部を貫通する回
転軸部分にフリンガーを取付け、このフリンガーには、
外扇カバーの端部との間にすきまを有しその端部の放熱
フィン側内面に沿って案内された送風を放熱フィン側へ
戻す環状溝を設けることによって達成される。
転速度検出手段との間で外扇カバーの端部を貫通する回
転軸部分にフリンガーを取付け、このフリンガーには、
外扇カバーの端部との間にすきまを有しその端部の放熱
フィン側内面に沿って案内された送風を放熱フィン側へ
戻す環状溝を設けることによって達成される。
外扇6により前記外扇カバー5の軸貫通部に作用する風
圧は、フリンガーに設けられて外扇カバーの端部との間
にすきまを有しその端部の放熱フィン側内面に沿って案
内された送風を放熱フィン側へ戻す環状溝の作用に伴う
風圧で相殺されるので、油分、水分、じんあい等の多い
雰囲気中で使用しても油分等が前記軸貫通部のすきまを
通って回転速度検出手段7の内部に侵入するのを防止す
ることができる。
圧は、フリンガーに設けられて外扇カバーの端部との間
にすきまを有しその端部の放熱フィン側内面に沿って案
内された送風を放熱フィン側へ戻す環状溝の作用に伴う
風圧で相殺されるので、油分、水分、じんあい等の多い
雰囲気中で使用しても油分等が前記軸貫通部のすきまを
通って回転速度検出手段7の内部に侵入するのを防止す
ることができる。
第1図はこの考案の実施例を示すもので、第3図と同一
符号で示すものは同一部品である。この図において、電
機本体2の端面から突出するヒートパイプ製回転軸1の
放熱部に円筒状のスリーブ3を介して円板状の放熱フィ
ン4が固着され、この放熱フィン4は主として回転軸1
の吸熱部に嵌着した図示しない回転子9の発生熱を放出
するとともに外扇カバー5の外周部に取付けた外扇6に
よる冷却風の一部を径方向に送風して冷却するようにな
っている。前記外扇カバー5の外側端面部にはタコメー
タゼネレータ等の回転速度検出手段7が設けられ、端面
部を貫通する前記回転軸1の貫通部には放熱フィン4の
押え板と回転体の回転バランス修正用リングとを兼ねる
環状のフリンガー18がスリーブ3を介して嵌着されてい
る。このフリンガー18の外周部は外扇カバー5の軸貫通
部との間に適当なすきまをおきかつ第2図に拡大して示
すように回転に伴い内向きに振り切り作用を行うことの
できる環状溝18aを外扇カバー5の内側面部位置に設け
て形成される。
符号で示すものは同一部品である。この図において、電
機本体2の端面から突出するヒートパイプ製回転軸1の
放熱部に円筒状のスリーブ3を介して円板状の放熱フィ
ン4が固着され、この放熱フィン4は主として回転軸1
の吸熱部に嵌着した図示しない回転子9の発生熱を放出
するとともに外扇カバー5の外周部に取付けた外扇6に
よる冷却風の一部を径方向に送風して冷却するようにな
っている。前記外扇カバー5の外側端面部にはタコメー
タゼネレータ等の回転速度検出手段7が設けられ、端面
部を貫通する前記回転軸1の貫通部には放熱フィン4の
押え板と回転体の回転バランス修正用リングとを兼ねる
環状のフリンガー18がスリーブ3を介して嵌着されてい
る。このフリンガー18の外周部は外扇カバー5の軸貫通
部との間に適当なすきまをおきかつ第2図に拡大して示
すように回転に伴い内向きに振り切り作用を行うことの
できる環状溝18aを外扇カバー5の内側面部位置に設け
て形成される。
前記実施例によれば外扇6により外扇カバー5の軸貫通
部に作用する風圧がフリンガー18の振り切り作用に伴う
風圧で相殺されるので、油分、水分、じんあい等の多い
雰囲気中で使用しても油分等が前記軸貫通部のすきまを
通って回転速度検出手段7の内部に侵入するのを防止
し、これにより回転速度検出手段7の絶縁劣化及び焼損
を防止することができる。
部に作用する風圧がフリンガー18の振り切り作用に伴う
風圧で相殺されるので、油分、水分、じんあい等の多い
雰囲気中で使用しても油分等が前記軸貫通部のすきまを
通って回転速度検出手段7の内部に侵入するのを防止
し、これにより回転速度検出手段7の絶縁劣化及び焼損
を防止することができる。
この考案によれば外扇カバーの端面部にタコメータゼネ
レータ等の回転速度検出手段を設けたヒートパイプ付き
外扇形回転電機において、放熱フィンと回転速度検出手
段との間で外扇カバーの端部を貫通する回転軸部分にフ
リンガーを取付け、このフリンガーには、外扇カバーの
端部との間にすきまを有しその端部の放熱フィン側内面
に沿って案内された送風を放熱フィン側へ戻す環状溝を
設けたので、外扇カバーの軸貫通部を簡易な構造で封止
することができるという効果が得られる。
レータ等の回転速度検出手段を設けたヒートパイプ付き
外扇形回転電機において、放熱フィンと回転速度検出手
段との間で外扇カバーの端部を貫通する回転軸部分にフ
リンガーを取付け、このフリンガーには、外扇カバーの
端部との間にすきまを有しその端部の放熱フィン側内面
に沿って案内された送風を放熱フィン側へ戻す環状溝を
設けたので、外扇カバーの軸貫通部を簡易な構造で封止
することができるという効果が得られる。
第1図はこの考案の実施例の要部縦断面図、第2図は第
1図のフリンガー部の拡大縦断面図、第3図は従来例の
要部縦断面図である。 1…回転軸、2…本体、4…放熱フィン、5…外扇カバ
ー、6…外扇、7…回転速度検出手段、18…フリンガ
ー。
1図のフリンガー部の拡大縦断面図、第3図は従来例の
要部縦断面図である。 1…回転軸、2…本体、4…放熱フィン、5…外扇カバ
ー、6…外扇、7…回転速度検出手段、18…フリンガ
ー。
Claims (1)
- 【請求項1】回転電機本体の端面から突出するヒートパ
イプ製回転軸の放熱部に円板状放熱フィンを固着し、こ
の放熱フィンを径方向に送風して冷却する外扇を放熱フ
ィンを包囲する外扇カバーの外周部に取付け、外扇カバ
ーの端部を貫通した回転軸端部に回転速度検出手段を設
け、この回転速度検出手段を外扇カバーの端部に固定さ
れたカバーで覆い、外扇による送風が外扇カバーの端部
の放熱フィン側内面に沿って案内されて回転速度検出手
段へ回り込み得るヒートパイプ付き外扇形回転電機にお
いて、放熱フィン(4)と回転速度検出手段(7)との
間で外扇カバー(5)の端部を貫通する回転軸部分にフ
リンガー(18)を取付け、このフリンガーには、外扇カ
バーの端部との間にすきまを有しその端部の放熱フィン
側内面に沿って案内された送風を放熱フィン側へ戻す環
状溝(18a)を設けたことを特徴とするヒートパイプ付
き外扇形回転電機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988137385U JPH0727815Y2 (ja) | 1988-10-21 | 1988-10-21 | ヒートパイプ付き外扇形回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988137385U JPH0727815Y2 (ja) | 1988-10-21 | 1988-10-21 | ヒートパイプ付き外扇形回転電機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0257265U JPH0257265U (ja) | 1990-04-25 |
JPH0727815Y2 true JPH0727815Y2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=31398762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988137385U Expired - Lifetime JPH0727815Y2 (ja) | 1988-10-21 | 1988-10-21 | ヒートパイプ付き外扇形回転電機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0727815Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5436010B2 (ja) * | 1974-12-23 | 1979-11-07 | ||
JPS58198146A (ja) * | 1982-05-14 | 1983-11-18 | Hitachi Ltd | 回転電気機械 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5436010U (ja) * | 1977-08-17 | 1979-03-09 | ||
JPS5963669U (ja) * | 1982-10-18 | 1984-04-26 | 三菱電機株式会社 | 水中モ−トル |
-
1988
- 1988-10-21 JP JP1988137385U patent/JPH0727815Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5436010B2 (ja) * | 1974-12-23 | 1979-11-07 | ||
JPS58198146A (ja) * | 1982-05-14 | 1983-11-18 | Hitachi Ltd | 回転電気機械 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0257265U (ja) | 1990-04-25 |
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