JPH0727740A - 溶融塩中金属酸化物溶解度測定装置 - Google Patents
溶融塩中金属酸化物溶解度測定装置Info
- Publication number
- JPH0727740A JPH0727740A JP5153906A JP15390693A JPH0727740A JP H0727740 A JPH0727740 A JP H0727740A JP 5153906 A JP5153906 A JP 5153906A JP 15390693 A JP15390693 A JP 15390693A JP H0727740 A JPH0727740 A JP H0727740A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molten salt
- metal oxide
- solubility
- measuring
- protective tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Testing Resistance To Weather, Investigating Materials By Mechanical Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は高温の溶融塩化物中での金属酸化物
の溶解度を電気化学的に測定することを目的とするもの
である。 【構成】 溶融塩中にPt電極と保護管を有するAg電
極とを浸漬し両電極間の電位を測定する溶融塩中金属酸
化物溶解度測定装置および前記保護管がZrO2・Ca
Oを含有するY2 O3 からなり、Na2 SO4 粉および
Ag2 SO4 粉で充填されていることを特徴とする溶融
塩中金属酸化物溶解度測定装置。 【効果】 本発明は溶融塩化物環境中での金属酸化物の
溶解量を電気化学的に測定するセンサーを提供し、溶融
塩中の金属酸化物の溶解量に対応する電位が長期間にわ
たって測定可能となり溶融塩環境中での腐食モニターを
可能とし、材料劣化の度合いの検知に寄与するところ大
である。
の溶解度を電気化学的に測定することを目的とするもの
である。 【構成】 溶融塩中にPt電極と保護管を有するAg電
極とを浸漬し両電極間の電位を測定する溶融塩中金属酸
化物溶解度測定装置および前記保護管がZrO2・Ca
Oを含有するY2 O3 からなり、Na2 SO4 粉および
Ag2 SO4 粉で充填されていることを特徴とする溶融
塩中金属酸化物溶解度測定装置。 【効果】 本発明は溶融塩化物環境中での金属酸化物の
溶解量を電気化学的に測定するセンサーを提供し、溶融
塩中の金属酸化物の溶解量に対応する電位が長期間にわ
たって測定可能となり溶融塩環境中での腐食モニターを
可能とし、材料劣化の度合いの検知に寄与するところ大
である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は溶融塩中に溶解する金属
酸化物量を電気化学的に測定するためのセンサーに関す
るものである。
酸化物量を電気化学的に測定するためのセンサーに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】金属材料が高温ガス環境中で、たとえば
Na2 SO4 やNa2 CO3 からなる溶融塩の皮膜に覆
われた場合に高温腐食と呼ばれる著しい損傷をうけるこ
とがある。この現象は火力発電用ボイラチューブ、ガス
タービン動翼部、ごみ焼却用ボイラチューブ等の高温燃
焼部で観測されている。特に、ごみ焼却用ボイラーでは
燃焼効率アップのために燃焼温度を従来の400℃から
500℃に上昇させており従来使用されていた材料では
高温腐食が発生する。
Na2 SO4 やNa2 CO3 からなる溶融塩の皮膜に覆
われた場合に高温腐食と呼ばれる著しい損傷をうけるこ
とがある。この現象は火力発電用ボイラチューブ、ガス
タービン動翼部、ごみ焼却用ボイラチューブ等の高温燃
焼部で観測されている。特に、ごみ焼却用ボイラーでは
燃焼効率アップのために燃焼温度を従来の400℃から
500℃に上昇させており従来使用されていた材料では
高温腐食が発生する。
【0003】また、最近では燃焼効率アップを目指して
最高温度が700℃付近に設定されており腐食環境は益
々苛酷になりつつある。この高温腐食問題は現象を再現
することが困難で研究も材料を溶融塩環境に長時間浸漬
することにより重量変化を測定するにとどまっている。
しかし、新材料を開発するという人類の使命において
は、高温腐食がいかなる機構に従って発生しているのか
を明らかにしなければ新材料の開発は困難である。
最高温度が700℃付近に設定されており腐食環境は益
々苛酷になりつつある。この高温腐食問題は現象を再現
することが困難で研究も材料を溶融塩環境に長時間浸漬
することにより重量変化を測定するにとどまっている。
しかし、新材料を開発するという人類の使命において
は、高温腐食がいかなる機構に従って発生しているのか
を明らかにしなければ新材料の開発は困難である。
【0004】通常、材料の耐食性は表面に生成する金属
の酸化物皮膜によって確保されており、この酸化物が溶
解し厚さが減少するか、局部的に破壊されると激しい腐
食にいたる。したがって、耐食性確保の観点から材料表
面に生成している酸化物の溶解度をモニターし、酸化物
の健全性を把握しておくことが重要となる。しかし、溶
融塩中の金属酸化物の溶解量を測定する確立された手段
はなくこれまではたとえば1962年発行の journal o
f Electrochemical Society 誌、第109巻、第525
ページに開示されているような平衡計算から指定してい
た。
の酸化物皮膜によって確保されており、この酸化物が溶
解し厚さが減少するか、局部的に破壊されると激しい腐
食にいたる。したがって、耐食性確保の観点から材料表
面に生成している酸化物の溶解度をモニターし、酸化物
の健全性を把握しておくことが重要となる。しかし、溶
融塩中の金属酸化物の溶解量を測定する確立された手段
はなくこれまではたとえば1962年発行の journal o
f Electrochemical Society 誌、第109巻、第525
ページに開示されているような平衡計算から指定してい
た。
【0005】このような計算では理想的な系を扱うため
に実際の溶融塩腐食と合致しない点があり、実測が必要
とされてきた。しかし、実測にあたっては400℃以上
の高温溶融塩環境中で使用可能な装置、特に溶解度測定
装置において長時間安定して使用できるセンサーは化学
的安定性および寿命の観点から存在しなかった。
に実際の溶融塩腐食と合致しない点があり、実測が必要
とされてきた。しかし、実測にあたっては400℃以上
の高温溶融塩環境中で使用可能な装置、特に溶解度測定
装置において長時間安定して使用できるセンサーは化学
的安定性および寿命の観点から存在しなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
高温の溶融塩環境中での溶融塩中に溶解する金属酸化物
の量を電気化学的に測定することを目的とするものであ
る。
高温の溶融塩環境中での溶融塩中に溶解する金属酸化物
の量を電気化学的に測定することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、 (1)溶融塩中にPt電極と保護管を有するAg電極と
を浸漬し両電極間の電位を測定する溶融塩中金属酸化物
溶解度測定装置。 (2)前記保護管がY2 O3 を含有するZrO2 ・Ca
Oからなり、Na2 SO4 粉およびAg2 SO4 粉で充
填されていることを特徴とする(1)記載の溶融塩中金
属酸化物溶解度測定装置。 (3)前記保護管がモル%で5%超〜12%以下のY2
O3 を含有し、残部が実質的にZrO2 ・CaOからな
ることを特徴とする(2)記載の溶融塩中金属酸化物溶
解度測定装置。
ろは、 (1)溶融塩中にPt電極と保護管を有するAg電極と
を浸漬し両電極間の電位を測定する溶融塩中金属酸化物
溶解度測定装置。 (2)前記保護管がY2 O3 を含有するZrO2 ・Ca
Oからなり、Na2 SO4 粉およびAg2 SO4 粉で充
填されていることを特徴とする(1)記載の溶融塩中金
属酸化物溶解度測定装置。 (3)前記保護管がモル%で5%超〜12%以下のY2
O3 を含有し、残部が実質的にZrO2 ・CaOからな
ることを特徴とする(2)記載の溶融塩中金属酸化物溶
解度測定装置。
【0008】(4)前記保護管がモル%で12%超〜1
8%以下のY2 O3 を含有し、残部が実質的にZrO2
・CaOからなることを特徴とする(2)記載の溶融塩
中金属酸化物溶解度測定装置。 (5)前記保護管がモル%で18%超〜24%以下のY
2 O3 を含有し、残部が実質的にZrO2 ・CaOから
なることを特徴とする(2)記載の溶融塩中金属酸化物
溶解度測定装置にある。
8%以下のY2 O3 を含有し、残部が実質的にZrO2
・CaOからなることを特徴とする(2)記載の溶融塩
中金属酸化物溶解度測定装置。 (5)前記保護管がモル%で18%超〜24%以下のY
2 O3 を含有し、残部が実質的にZrO2 ・CaOから
なることを特徴とする(2)記載の溶融塩中金属酸化物
溶解度測定装置にある。
【0009】
【作用】以下、本発明を詳細に説明する。まず本発明に
かかる溶解度測定センサーの構造の概要を図1に基づき
説明する。本発明にかかる保護管1の内部に本発明にか
かるNa2 SO4 −Ag2 SO4 粉2を充填し、該粉中
にAg線3を埋め込む。該Ag電極は保護管内でその位
置が変動しないようにピストン8およびOリング9によ
って固定され、さらにシールプラグ10を貫通してセン
サーホルダー5の外部へ導かれ電気的接触を与えられ
る。該シールプラグ10はナット12およびリング13
によって固定され該保護管本体もその位置の変動が抑え
られる。
かかる溶解度測定センサーの構造の概要を図1に基づき
説明する。本発明にかかる保護管1の内部に本発明にか
かるNa2 SO4 −Ag2 SO4 粉2を充填し、該粉中
にAg線3を埋め込む。該Ag電極は保護管内でその位
置が変動しないようにピストン8およびOリング9によ
って固定され、さらにシールプラグ10を貫通してセン
サーホルダー5の外部へ導かれ電気的接触を与えられ
る。該シールプラグ10はナット12およびリング13
によって固定され該保護管本体もその位置の変動が抑え
られる。
【0010】該センサーホルダー5は高温の溶融塩を収
容する容器の蓋4を介して設置されており該電極ホルダ
ーの本体が高温になるのを避けるため水冷室6を有して
いる。該水冷室は止め金7によって固定されている。以
上のように構成された溶解度センサーの該保護管を高温
の溶融塩中に浸漬することによって電位が得られる。
容する容器の蓋4を介して設置されており該電極ホルダ
ーの本体が高温になるのを避けるため水冷室6を有して
いる。該水冷室は止め金7によって固定されている。以
上のように構成された溶解度センサーの該保護管を高温
の溶融塩中に浸漬することによって電位が得られる。
【0011】本発明の発明者らは、溶融塩中で安定性か
つ信頼性の高い溶解度センサーに関して多くの実験結果
に基づいて溶融塩環境中での溶解度の電気化学的な測定
を可能ならしめるセンサーを得た。本発明において電極
の構成材質を限定したのは次の理由による。ZrO2 ・
CaOはO2-を電導体として通過させるので溶融塩中に
存在するNaと結合しNa2 Oとなる。このNa2 Oは
溶融塩中にイオンとして存在するO2-と平衡するため熱
力学的には酸素の活量を示すこととなる。
つ信頼性の高い溶解度センサーに関して多くの実験結果
に基づいて溶融塩環境中での溶解度の電気化学的な測定
を可能ならしめるセンサーを得た。本発明において電極
の構成材質を限定したのは次の理由による。ZrO2 ・
CaOはO2-を電導体として通過させるので溶融塩中に
存在するNaと結合しNa2 Oとなる。このNa2 Oは
溶融塩中にイオンとして存在するO2-と平衡するため熱
力学的には酸素の活量を示すこととなる。
【0012】Y2 O3 は溶融塩中で化学的に安定でかつ
ZrO2 ・CaOを安定化させる効果がある。400℃
以上500℃未満の溶融塩中ではモル%で5%を超えて
添加しないとその効果が現れず12モル%を超えて添加
してもその効果は変わらない。500℃以上600℃未
満の溶融塩中ではモル%で12%を超えて添加しないと
その効果が現れず18モル%を超えて添加してもその効
果は変わらない。さらに600℃以上の溶融塩中ではモ
ル%で18%を超えて添加しないとその効果が現れず2
4モル%を超えて添加してもその効果は変わらない。
ZrO2 ・CaOを安定化させる効果がある。400℃
以上500℃未満の溶融塩中ではモル%で5%を超えて
添加しないとその効果が現れず12モル%を超えて添加
してもその効果は変わらない。500℃以上600℃未
満の溶融塩中ではモル%で12%を超えて添加しないと
その効果が現れず18モル%を超えて添加してもその効
果は変わらない。さらに600℃以上の溶融塩中ではモ
ル%で18%を超えて添加しないとその効果が現れず2
4モル%を超えて添加してもその効果は変わらない。
【0013】ZrO2 ・CaOは高い温度領域まで化学
的に安定でかつ入手しやすく取扱も比較的容易であるた
め保護管として採用した。したがって測定温度に応じて
保護管の組成を適切に選択することにより経済的かつ効
果的な測定が可能となる。
的に安定でかつ入手しやすく取扱も比較的容易であるた
め保護管として採用した。したがって測定温度に応じて
保護管の組成を適切に選択することにより経済的かつ効
果的な測定が可能となる。
【0014】
【実施例】表1に示す本発明の組成を有する保護管を用
いて溶解度センサーを製作し、図2に示す測定回路を構
成し、Co2 O3 を混合させたNa2 SO4 −Ag2 S
O 4 −CaCO3 溶融塩中に浸漬し、336時間にわた
っての電位差計16によって電位測定を実施した。得ら
れた電位値から次式で示されるNernstの式を用い
て溶融塩中の溶解度に変換した。 溶解反応: Mm On = mM2++nO2- 電位差 : E=(RT/zF)ln[a(M2+)・P
O2-] ここにEは測定される電位差、Rはガス定数、Tは温
度、Fはファラデー定数、a(M2+)は溶解した金属酸
化物の濃度に対応する値、PO2-溶融塩中での酸素イオ
ンの活量である。
いて溶解度センサーを製作し、図2に示す測定回路を構
成し、Co2 O3 を混合させたNa2 SO4 −Ag2 S
O 4 −CaCO3 溶融塩中に浸漬し、336時間にわた
っての電位差計16によって電位測定を実施した。得ら
れた電位値から次式で示されるNernstの式を用い
て溶融塩中の溶解度に変換した。 溶解反応: Mm On = mM2++nO2- 電位差 : E=(RT/zF)ln[a(M2+)・P
O2-] ここにEは測定される電位差、Rはガス定数、Tは温
度、Fはファラデー定数、a(M2+)は溶解した金属酸
化物の濃度に対応する値、PO2-溶融塩中での酸素イオ
ンの活量である。
【0015】図3は400℃,500℃および600℃
でのその酸素量測定結果を示す図の一例で、測定開始2
日後から定常値を示し長時間にわたって安定な溶解量を
示した。表1に示す組成の保護管を備えたセンサーによ
る測定結果はすべて図3に示す電位変化と同様の安定な
酸素量を示した。
でのその酸素量測定結果を示す図の一例で、測定開始2
日後から定常値を示し長時間にわたって安定な溶解量を
示した。表1に示す組成の保護管を備えたセンサーによ
る測定結果はすべて図3に示す電位変化と同様の安定な
酸素量を示した。
【0016】
【表1】
【0017】
【発明の効果】本発明は溶融塩環境中での金属酸化物の
溶解量を電気化学的に測定するセンサーを提供し、溶融
塩中の金属酸化物の溶解量に対応する電位が長期間にわ
たって測定可能となり溶融塩環境中での腐食モニターを
可能とし、材料劣化の度合いの検知に寄与するところ大
である。
溶解量を電気化学的に測定するセンサーを提供し、溶融
塩中の金属酸化物の溶解量に対応する電位が長期間にわ
たって測定可能となり溶融塩環境中での腐食モニターを
可能とし、材料劣化の度合いの検知に寄与するところ大
である。
【図1】溶解度センサーの構造を示す断面図、
【図2】電位測定の回路図、
【図3】測定された溶解度の時間変化を示す図である。
1 保護管 2 Na2 SO4 −Ag2 SO4 粉 3 Pt電極 4 容器蓋板 5 センサーホルダー 6 水冷室 7 止め金 8 ピストン 9 Oリング 10 シールプラグ 11 ナット 12 リング 13 被覆材 14 Pt線 15 酸素センサー 16 電位差計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 洋之 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内
Claims (5)
- 【請求項1】 溶融塩中にPt電極と保護管を有するA
g電極とを浸漬し両電極間の電位を測定する溶融塩中金
属酸化物溶解度測定装置。 - 【請求項2】 前記保護管がY2 O3 を含有するZrO
2 ・CaOからなり、Na2 SO4 粉およびAg2 SO
4 粉で充填されていることを特徴とする請求項1記載の
溶融塩中金属酸化物溶解度測定装置。 - 【請求項3】 前記保護管がモル%で5%超〜12%以
下のY2 O3 を含有し、残部が実質的にZrO2 ・Ca
Oからなることを特徴とする請求項2記載の溶融塩中金
属酸化物溶解度測定装置。 - 【請求項4】 前記保護管がモル%で12%超〜18%
以下のY2 O3 を含有し、残部が実質的にZrO2 ・C
aOからなることを特徴とする請求項2記載の溶融塩中
金属酸化物溶解度測定装置。 - 【請求項5】 前記保護管がモル%で18%超〜24%
以下のY2 O3 を含有し、残部が実質的にZrO2 ・C
aOからなることを特徴とする請求項2記載の溶融塩中
金属酸化物溶解度測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5153906A JPH0727740A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 溶融塩中金属酸化物溶解度測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5153906A JPH0727740A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 溶融塩中金属酸化物溶解度測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0727740A true JPH0727740A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=15572695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5153906A Withdrawn JPH0727740A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | 溶融塩中金属酸化物溶解度測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0727740A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030020769A (ko) * | 2001-09-04 | 2003-03-10 | 황일순 | 고온 에너지 설비에서 사용되는 귀금속 도금 전극 및 그제조 방법 |
-
1993
- 1993-06-24 JP JP5153906A patent/JPH0727740A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030020769A (ko) * | 2001-09-04 | 2003-03-10 | 황일순 | 고온 에너지 설비에서 사용되는 귀금속 도금 전극 및 그제조 방법 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Stern | The electrochemical behavior, including hydrogen overvoltage, of iron in acid environments | |
US8173007B2 (en) | High temperature electrochemical characterization of molten metal corrosion | |
Pryor et al. | Galvanic Corrosion: II. Effect of pH and Dissolved Oxygen Concentration on the Aluminum‐Steel Couple | |
JP3398221B2 (ja) | イオン性溶融物における酸素分圧の電気化学的な測定用の照合電極 | |
CA2441191A1 (en) | Solid electrolyte sensor for monitoring the concentration of an element in a fluid particularly molten metal | |
Taylor et al. | Crevice Corrosion in High‐Temperature Aqueous Systems Potential/pH Measurements in Alloy 600 Crevices at 288° C | |
JP4301732B2 (ja) | 溶融金属に適用するためのセンサ | |
JPH0727740A (ja) | 溶融塩中金属酸化物溶解度測定装置 | |
Gee et al. | Instantaneous determination of hydrogen content in molten aluminum and its alloys | |
US4764257A (en) | Aluminum reference electrode | |
Rappleye et al. | Methods for determining the working electrode interfacial area for electroanalytical measurements of metal ions in molten LiCl-KCl | |
Janz et al. | Anodic polarization curves in molten carbonate electrolysis | |
JPH06249829A (ja) | 溶融塩中金属酸化物溶解度測定装置 | |
JPH0783878A (ja) | 溶融塩中金属酸化物溶解度測定装置 | |
JPH0650930A (ja) | 溶融塩化物中金属酸化物溶解度測定センサー | |
JPH0650928A (ja) | 溶融塩中金属酸化物溶解度測定センサー | |
JPH0650929A (ja) | 溶融塩化物中金属酸化物溶解度測定センサー | |
Selis et al. | A High‐Rate, High‐Energy Thermal Battery System | |
Mansfeld et al. | Laboratory Studies of Galvanic Corrosion: III. Effect of Velocity in NaCl and Substitute Ocean Water | |
JPH05119016A (ja) | 溶融塩中酸素分圧測定センサー | |
Yata et al. | Voltammetric study of silver in a glass melt | |
JP2009150657A (ja) | ポーラログラフ式隔膜型電極用電解液およびポーラログラフ式隔膜型電極 | |
Ito et al. | The thermodynamic behaviour of nickel in a molten LiF-KF-O2-system. | |
Hayashi et al. | Electrochemical studies on molten sodium hydroxide | |
JPH0452407B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000905 |