JPH0727735U - 自動工具交換装置のカバー開閉装置 - Google Patents

自動工具交換装置のカバー開閉装置

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JPH0727735U
JPH0727735U JP6149693U JP6149693U JPH0727735U JP H0727735 U JPH0727735 U JP H0727735U JP 6149693 U JP6149693 U JP 6149693U JP 6149693 U JP6149693 U JP 6149693U JP H0727735 U JPH0727735 U JP H0727735U
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JP6149693U
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利雄 坪田
三貴男 竹内
久司 鳴海
Original Assignee
日立精機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動工具交換を短時間のうちにスムースに行
うことができる自動工具交換装置を提供する。 【構成】 工作機械1の加工領域7内に、かつ、工作機
械の基部に配設される工具交換装置基体と、この工具交
換装置基体に、前記工作機械の主軸5との工具交換位置
1 と前記主軸近傍の待機位置P2 とのあいだを進退移
動自在に設けられ、複数の工具を貯蔵するとともに所定
の工具を所定の工具交換用割出し位置に割出す工具貯蔵
マガジン21を囲繞するカバー26の開閉カバー27を
開閉させる装置であって、前記工具交換装置基体に設け
られ、前記開閉カバーを開閉動作させるカム溝が形成さ
れたカムと、前記開閉カバーに設けられ、前記工具貯蔵
マガジンが前記主軸との工具交換位置に移動するとき前
記カム溝に係合し、前記カム溝に沿って前記開閉カバー
を開閉させるカム従動子とを備え、前記工具貯蔵マガジ
ンが前記待機位置と前記工具交換位置との間を進退移動
するとき、この進退移動に連動して前記開閉カバーを開
閉動作させるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は工作機械の自動工具交換装置に係り、特にスプラッシュカバー等によ り囲まれた加工領域内に工具貯蔵マガジンを配設するアームレス自動工具交換方 式の工作機械の自動工具交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
マシニングセンタ等の工作機械の自動工具交換装置(以下、ATCと記載)は 、多数の工具を貯蔵する工具貯蔵マガジン(以下、工具マガジンと記載)を備え ている。この工具マガジンの待機位置と工具交換位置に位置決めされた主軸の位 置との間で自動工具交換動作を行う。
【0003】 工具の装着された主軸を回転させてワーク(被加工物)の加工を行うが、この 加工作業の際に、クーラント(切削油剤)及び切粉などが加工領域に飛散する。 そのため、この飛散が生じる加工領域をスプラッシュカバー等により囲って工作 機械周囲の環境を汚染させないとともに、作業者の安全を確保するようにしてい る。 工作機械の自動工具交換装置には、工具マガジンを加工領域内に設け、工具マ ガジンと主軸との間で工具を直接交換するアームレス方式のものがある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
アームレス方式ATCでは、工具マガジンが加工領域内で待機しているので、 工具マガジンに保持された工具にクーラント及び切粉などの飛散物の付着が生じ 、特に、主軸に装着するための工具シャンク部に飛散物が付着すると、工具の主 軸への装着精度すなわち工具先端刃先部のフレ精度を低下させ、ワークの加工精 度を低下させてしまう。
【0005】 また、飛散物が主軸と工具シャンク部とのあいだに挟まった状態で工具クラン プ動作を行うと、主軸の工具装着部に傷をつけるおそれも生じる。さらに、工具 装着部に傷をつけてしまった場合には、飛散物の付着の有無に関係なく、工具刃 先部のフレ精度低下や他の工具シャンク部への傷の転写などを生じる。 また、工具交換時間はできるだけ短縮したほうが、工作機械の非切削時間の短 縮化が図れる。飛散物より工具マガジン及び工具を遮蔽するためのカバーを開閉 させるための動作は、工具マガジンの進退動作と連動させたほうがよい。
【0006】 本考案は、このような課題を解決するためになされたもので、以下の目的を達 成する。 本考案の目的は、アームレス方式自動工具交換装置において、工具貯蔵マガジ ン及び工具を付着物を付着させないため囲繞するように設けられるカバー装置の 開閉カバーの開閉動作を工具マガジンの進退動作に連動させることができる工作 機械の自動工具交換装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本考案の自動工具交換装置のカバー開閉装置は、 工作機械の加工領域内に、かつ、前記工作機械の基部に配設される工具交換装置 基体と、この工具交換装置基体に、前記工作機械の主軸との工具交換位置と前記 主軸近傍の待機位置とのあいだを進退移動自在に設けられ、複数の工具を貯蔵す るとともに所定の工具を所定の工具交換用割出し位置に割出す工具貯蔵マガジン を囲繞するカバーの開閉カバーを開閉させる装置であって、 前記工具交換装置 基体に設けられ、前記開閉カバーを開閉動作させるカム溝が形成されたカムと、 前記開閉カバーに設けられ、前記工具貯蔵マガジンが前記主軸との工具交換位 置に移動するとき前記カム溝に係合し、前記カム溝に沿って前記開閉カバーを開 閉させるカム従動子とを備え、前記工具貯蔵マガジンが前記待機位置と前記工具 交換位置とのあいだを進退移動するとき、この進退移動に連動して前記開閉カバ ーを開閉動作させるようにしたものである。
【0008】
【作用】 本考案においては、主軸に装着された工具でワークを加工している間は、工具 貯蔵マガジンは加工領域内の待機位置側に移動している。この時、工具貯蔵マガ ジンに貯蔵された工具は、開閉カバーで開口部が遮蔽されたマガジンカバーによ り囲繞されているので、加工作業によりクーラントや切粉などが飛散しても飛散 物がカバー装置内の工具に付着することはない。
【0009】 主軸の工具による加工工程が終了すると、主軸回転及びクーラント供給が停止 され切粉の発生もなくなる。この状態で、工具貯蔵マガジンは待機位置から工具 交換位置へ移動するが、カム装置を介して前記移動動作に連動させて開閉カバー を回動させたので、カバー装置の開口部が自動的に開口する。
【0010】 従って、工具貯蔵マガジンは、工具交換位置で主軸から現在の工具を引抜いた のち次の工具を主軸に装着し、待機位置に戻る。この待機位置に移動するとき開 閉カバーはカム装置により移動動作に連動して回動し、カバー装置の開口部を遮 蔽する。こうして主軸に装着された次の工具を用いた加工工程の加工作業を開始 することができる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1から図6を参照して説明する。 図1は本考案に係るアームレスATCを備えた工作機械の平面図、図2はアー ムレスATCの側面図である。図1,図2に示すように、本実施例は工作機械と して縦型マシニングセンタ(以下、MCと記載)1の場合を示している。
【0012】 MC1の基部としてのベッド2には、コラム3がサーボモータ3aによってY 軸方向に移動自在に立設しており、コラム3には主軸頭4がサーボモータ(図示 せず)によりZ軸方向に移動可能に支持されている。主軸頭4には主軸5が回転 自在に支持され、この主軸5に工具が着脱自在に装着可能になっている。主軸頭 4と対向する位置には、ワークが取付けられるテーブル6が前記Y,Z軸と直交 するX軸方向にサーボモータ(図示せず)により移動自在になっている。
【0013】 MC1の加工領域はスプラッシュカバー8により囲まれており、加工時の切粉 及びクーラントなどの外部への飛散を防止している。このスプラッシュカバー8 の前面には開閉扉9が設けてあり、ワーク交換作業を可能にしている。また、開 閉扉9の近傍には、押ボタンスイッチやキーボードからなる入力手段と、CRT 等からなる表示手段とを有する操作盤10が設けられている。 加工領域7の主軸頭4近傍にはアームレス方式のATC(以下、アームレスA TCと記載)20が設けられており、アームレスATC20の工具マガジン21 は、複数の工具を貯蔵して主軸5との工具交換位置P1 と主軸5近傍の待機位置 P2 とのあいだを進退移動して、主軸5に対して自動工具交換動作を行う。
【0014】 図2に示すように、工具マガジン21は、ベッド2に立設固定された支持フレ ーム22,横フレーム22a等の工具交換装置基体により支持されてテーブル6 の上方に位置している。 工具マガジン21には、工具マガジン21に貯蔵された工具23を囲繞するよ うに形成されたカバー装置24が取付けられている。カバー装置24は、自動工 具交換動作のときに、開口部25(図5)を覆っている開閉カバー27を工具交 換位置への移動動作に連動させて開口し、工具23を主軸に着脱するとき、主軸 頭4の前部とカバー装置24とが干渉するのを防止している。
【0015】 図3はATCの縦断面図、図4は図3のIV−IV線断面図、図5は図3の平面図 、図6は図3のVI−VI線断面図である。 図3乃至図6に示すように、工具マガジン21は待機位置P2 と工具交換位置 P1 との間を進退動する(矢印B)。また工具マガジン21が工具交換位置P1 にある時に、工具23を把持するためのホルダ部30aを所定間隔ごとの外周部 に設けたマガジン本体30を昇降移動させることにより、主軸5に対して工具2 3を着脱するようになっている。
【0016】 図3に示すように、横フレーム22aには、上下一対の互いに平行なガイドレ ール31が矢印B(図1,図4)と平行な方向に取付けられており、工具マガジ ン21に設けられた上下一対の互いに平行なスライド部材32がガイドレール3 1に移動可能に係合している。 スライド部材32は、工具マガジン21の基部をなすブラケット33に固定さ れている。
【0017】 ブラケット33の内部の中心Cには、縦方向に配設されたシャフト34が軸方 向に移動自在に嵌合している。ブラケット33の上部に設けられた昇降シリンダ 35が、シャフト34の上端部を支持するとともにシャフト34を介してマガジ ン本体30,工具23等を上下方向(Z軸方向)に昇降動作させる。
【0018】 シャフト34の下端部34bには、マガジン本体30が回動可能に取付けられ ている。マガジン本体30は、ブラケット33に取付けられた割出しモータ36 とゼネバカムを有する割出し機構36aとにより所要角度回動することにより、 目的とする工具23又は空のホルダ部30aを工具マガジン21のマガジン側工 具交換位置M1 の位置に移動させる。
【0019】 図3及び図4に示すように、横フレーム22aには、ブラケット33にピスト ンロッド37aが連結部材33aを介して連結された進退シリンダ37が矢印B と平行な方向に取付けられている。この進退シリンダ37を動作させることによ り、ガイドレール31とスライド部材32とが係合しながら移動して、工具マガ ジン21は矢印B方向に進退移動する。
【0020】 図3に示すように、マガジンカバー26は、互いに平行な底板38及び上板3 9と、底板38及び上板39に一体的に固定された多角形状の側板40とにより 構成され、上板39はブラケット33の下面側に固定されている。マガジンカバ ー26は、マガジン本体30とともに工具23が昇降動作しても十分に工具23 を内部に収納できる形状になっている。
【0021】 マガジンカバー26の開口部41には、シャフト34の中心Cと同心の部分円 筒状の開閉カバー27が設けられており、この開閉カバー27により開口部41 を覆って密閉構造のカバー装置24にしている。開閉カバー27は、底板44と 、これに平行で且つ傾斜面45を有する上板46と、両方の板44,46に一体 的に固定された側板47とにより構成されている。
【0022】 マガジンカバー26の底板38と開閉カバー27の底板44とのあいだには、 リンクボール50が取付けられている。開閉カバー27は、リンクボール50の 球部を中心にすなわち中心Cの回りに回動自在に支持されている。
【0023】 開閉カバー27の上板46にはステー53が取付けられており、ステー53は 軸受54を介してブラケット33に回動自在に支持されている。これにより、開 閉カバー27の上部が中心C回りに回動自在に支持される。 なお、マガジンカバー26の上板39と開閉カバー27の上板46とが接触す ることを防止するために、上板46には上板39の下面に摺接するシューが取付 けられている。
【0024】 マガジンカバー26の開口部41の一方の縁部にはフランジ56が形成されて いる。一方、開閉カバー27にもフランジ56と対向する縁部にフランジ57が 形成されている。このフランジ56,フランジ57は、上板39,上板46上の 切粉が開閉カバー27の動作中に落下するのを防止している。
【0025】 次に、開閉カバー27を開閉させる機構について説明する。 本実施例では開閉する機構として、工具マガジン21の進退動作により開閉カ バー27を回動させて開口部25を開閉させるカム装置を使用している。
【0026】 カム装置は、横フレーム22aに取付けられ、緩和曲線を含むカム曲線のカム 溝60が形成されたカム61と、開閉カバー27側に取付けられてカム溝60に 係合するカム従動子(カムフォロア)62とを備えている。 カム溝60はカム61の下面に形成されており、開閉カバー27の上板46に 固定されたステー53には、上方に向けて突設されたカム従動子62のローラ6 4が、カム溝60内に転動自在に嵌合している。
【0027】 図6に示すように、カム従動子62を弾性部材としての引張りばね65により 付勢して、カム従動子62をカム溝60に常時圧接させている。即ち、マガジン カバー27の中心位置近くに固定された係止片66とカム従動子62との間に引 張りばね65を介装させて開閉カバー27を常に閉方向に付勢することにより、 カム従動子62のローラ64をカム溝60の内壁面に常に圧接させている。これ により、カム従動子62は、移動中にガタついたり異音を発生したりすることな く滑らかにカム溝60内を転動する。
【0028】 したがって、工具マガジン21が待機位置P2 にある時には開閉カバー27を 閉状態にするが、工具マガジン21が待機位置P2 から工具交換位置P1 に向か って移動すると、これに連動してカム従動子62はカム溝60内を位置P2'から 位置P1'へと移動する。これにより開閉カバー27は、中心C回りに図5の反時 計方向に回動して開口部25を開放する。 このように、カム装置を設けることにより、工具マガジン21の進退移動に連 動して開閉カバー27を回動させたので、自動工具交換時間を短くすることがで きる。
【0029】 次に、本実施例の動作について説明する。 工具マガジン21が待機位置P2 にある時は引張りばね65の付勢力により開 閉カバー27は閉状態になっており、カバー装置24は密閉されている。この状 態で、工具が取付けられた主軸5を回転駆動するとともに、テーブル6,コラム 3及び主軸頭4をそれぞれX,Y,Z軸方向に相対移動制御することにより、テ ーブル6上に載置されたワークを加工する。 この時、クーラントや切粉などが飛散して加工領域7にある工具マガジン21 にも飛散するが、カバー装置24が密閉されているので、カバー装置24内の工 具23や工具マガジン駆動部に飛散物が付着することはない。
【0030】 前記加工工程が終了した後、次工程の加工がある場合には、所望の他の工具に 自動工具交換動作を行う。 主軸5の回転及びクーラントの供給の停止を行った後、主軸オリエンテーショ ン動作を行い、主軸5及び主軸5に装着された工具を所定の回転方向角度位置に 位置決めする。 現在、主軸5に装着されている工具を受け取り把持する所定の空のホルダ部3 0aをマガジン側工具交換位置M1 に位置させるため、工具マガジン21のマガ ジン本体30を割出しモータ36により割出し動作させる。
【0031】 進退シリンダ37をピストンロッド37aが伸長する方向に移動させ、ブラケ ット33,マガジン本体30,カバー装置24等からなる工具マガジン21を、 待機位置P2 から工具交換位置P1 に移動させる。この移動動作の際、開閉カバ ー27がカム61とカム従動子62とにより引張りばね65の付勢力に抗して図 6の反時計回り方向に回動し、開口部25が開口する。この開口部25により、 主軸頭4の前部とカバー装置24との干渉が回避できる。空のホルダ部30aは 、主軸5に装着されている工具の被把持部と係合する。
【0032】 主軸5の工具クランプ・アンクランプ機構により工具をアンクランプ状態にし 、ホルダ部30aに工具を把持させる。昇降シリンダ35によって、マガジン本 体30を下降させ、工具を主軸5の工具装着部より引き抜く。割出しモータ36 により、マガジン本体30に割出し動作させ、所望の工具を把持しているホルダ 部30aをマガジン側工具交換位置M1 に位置させる。昇降シリンダ35により マガジン本体30を上昇させ、主軸5の工具装着部に工具を挿入する。工具を工 具クランプ・アンクランプ機構により主軸5にクランプさせる。
【0033】 進退シリンダ37をピストンロッド37aが縮退する方向に移動させ、ブラケ ット33,マガジン本体30,カバー装置24等からなる工具マガジン21を、 工具交換位置P1 から待機位置P2 に移動させる。この移動動作の際、開閉カバ ー27がカム61とカム従動子62とにより図6の時計回り方向に回動し、開口 部25を遮蔽する。このとき、引張りばね65により開閉カバー27は遮蔽方向 に常時付勢されている。 自動工具交換動作終了後、次工程の加工を行う。
【0034】 以上説明したように本実施例では、主軸5の近くに工具マガジン21を配置し て、工具マガジン21の移動距離を短くし、また工具マガジン21の進退動作に 開閉カバー27の回動動作を連動させたので、工具交換時間が短くなる。
【0035】 カム溝60を、緩和曲線を含むカム曲線で形成したので、カム従動子62の動 き始めと終わりに衝撃,振動及び音などが発生しない。したがって、カム従動子 62を高速で移動させることができ、工具交換時間をさらに短縮することができ る。
【0036】 また、工具マガジン21に貯蔵された工具23の工具シャンク部23bは清浄 な状態が保たれるので、主軸5に対する工具の装着精度を高精度に維持すること ができる。 また、工具23及びマガジン駆動部は、カバー装置24により覆われた全閉カ バー構造であり、自動工具交換動作時のみ必要箇所を開閉カバー27により開く ようにしているので、工具23やマガジン駆動部はクーラントや切粉から保護さ れることとなり、自動工具交換動作の信頼性が著しく高まる。
【0037】 ところで、前記実施例は加工領域7をスプラッシュカバー8等により覆った場 合を示したが、スプラッシュカバー8を設けない場合であってもよい。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
【0038】
【考案の効果】
本考案は上述のように構成したので、自動工具交換を短時間のうちにスムース に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の一実施例を示す図で、自動工具
交換装置を備えた工作機械の平面図である。
【図2】自動工具交換装置の側面図である。
【図3】自動工具交換装置の縦断面図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】図3の平面図である。
【図6】図3のVI−VI線断面図である。
【符号の説明】
1 マシニングセンタ(工作機械) 2 ベッド(基部) 5 主軸 7 加工領域 8 スプラッシュカバー 20 自動工具交換装置(ATC) 21 工具貯蔵マガジン 22 支持フレーム(工具交換装置基体) 22a 横フレーム (工具交換装置基体) 23 工具 25 開口部 26 マガジンカバー 27 開閉カバー 60 カム溝 61 カム 62 カム従動子 65 引張りばね(弾性部材) P1 工具交換位置 P2 待機位置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作機械の加工領域内に、かつ、前記工
    作機械の基部に配設される工具交換装置基体と、 この工具交換装置基体に、前記工作機械の主軸との工具
    交換位置と前記主軸近傍の待機位置とのあいだを進退移
    動自在に設けられ、複数の工具を貯蔵するとともに所定
    の工具を所定の工具交換用割出し位置に割出す工具貯蔵
    マガジンを囲繞するカバーの開閉カバーを開閉させる装
    置であって、 前記工具交換装置基体に設けられ、前記開閉カバーを開
    閉動作させるカム溝が形成されたカムと、 前記開閉カバーに設けられ、前記工具貯蔵マガジンが前
    記主軸との工具交換位置に移動するとき前記カム溝に係
    合し、前記カム溝に沿って前記開閉カバーを開閉させる
    カム従動子とを備え、 前記工具貯蔵マガジンが前記待機位置と前記工具交換位
    置とのあいだを進退移動するとき、この進退移動に連動
    して前記開閉カバーを開閉動作させるようにしたことを
    特徴とする自動工具交換装置のカバー開閉装置。
JP6149693U 1993-10-20 1993-10-20 自動工具交換装置のカバー開閉装置 Pending JPH0727735U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006116644A (ja) * 2004-10-21 2006-05-11 Kuraki Co Ltd 自動孔加工装置
JP2014079855A (ja) * 2012-10-17 2014-05-08 Komatsu Ntc Ltd 工作機械

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