JPH0727630A - サーミスタ温度検出回路 - Google Patents

サーミスタ温度検出回路

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Publication number
JPH0727630A
JPH0727630A JP16994493A JP16994493A JPH0727630A JP H0727630 A JPH0727630 A JP H0727630A JP 16994493 A JP16994493 A JP 16994493A JP 16994493 A JP16994493 A JP 16994493A JP H0727630 A JPH0727630 A JP H0727630A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermistor
voltage
temperature
circuit
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP16994493A
Other languages
English (en)
Inventor
Izumi Yamamoto
泉 山本
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0727630A publication Critical patent/JPH0727630A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サーミスタと直列に分圧抵抗を接続して直流
電圧を印加し、接続点の電圧の変化を出力する温度検出
回路において、サーミスタのマイグレーションの発生、
又は、進行を抑制する保護回路を提供することを目的と
する。 【構成】 温度制御回路において、サーミスタ1と分圧
抵抗2の接続点3をアナログ入力端子6に接続してい
る。更に、出力端子7に接続点3からサーミスタ1に並
列にトランジスタによるサーミスタ短絡回路8を接続す
る。サーミスタ1への電圧印加は出力端子7の出力電圧
が「Lo」レベルの時だけとなり、A/D変換器の読取時
間と波形のディレイ時間を含めて一秒以内である。温度
検知は必要な時間歇的に行えばよく、サーミスタ1への
電圧印加時間は連続印加に比べて極めて短時間となる。
サーミスタのマイグレーションの発生には温度と電位差
が必要であり、電位差を無くする時間を短くすることで
進行を抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】サーミスタ温度検出回路に係り、
詳しくはサーミスタの劣化防止のための保護回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の温度検知器や温度制御装置におけ
るサーミスタを使用した温度検出回路では、サーミスタ
と直列に分圧用の抵抗を接続して直流電圧を印加し、サ
ーミスタと分圧抵抗の接続点に発生するサーミスタの温
度による電圧の変化を、A/D変換器を用いて検出する
か、コンパレータ等で基準電圧と比較することにより、
サーミスタ部分の温度を検出していた。しかしながら、
サーミスタには周知のように素子の端面に電極材として
銀を使用したものがあり、サーミスタの置かれる環境等
によりマイグレーション(miguration)が発生して特性
が変化し正確な出力を得られなくなる問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑み、サーミスタのマイグレーションが発生するため
には温度と電位差が必要であり、電位差を無くするか小
さくすればマイグレーションの進行を抑えることができ
ることからサーミスタの劣化防止のための保護回路を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、サーミスタと
直列に分圧抵抗を接続して直流電圧を印加し、前記サー
ミスタと前記分圧抵抗の接続点に発生する前記サーミス
タの温度による電圧の変化をマイコン等の制御回路の入
力端子に出力してなる温度検出回路において、前記サー
ミスタと並列に、温度検知を要する時前記制御回路の出
力端子からの入力で開路するトランジスタ等のスイッチ
ング素子を有する短絡回路を設けてなることを特徴とす
る。
【0005】
【作用】本発明では、サーミスタの両端にトランジスタ
等の短絡回路を用いることにより、サーミスタの両端に
はトランジスタの順電圧と同電圧が印加されるので印加
電圧は大幅に小さくなる。また、短絡回路への制御回路
からの出力電圧の印加時間を読取りに要する時間で、必
要な時に間歇的に行えるのでサーミスタの両端にかかる
電圧の印加時間が極めて少なくなる。従って、サーミス
タの電位差によるマイグレーションの発生、または、進
行を抑えることができる。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図1及び図2を参照して
説明する。図1の1はサーミスタ、2は分圧抵抗で直列
に接続し直流電源に接続されている。サーミスタ1と分
圧抵抗2の接続点3をノイズ防止フィルター4を介して
制御回路5に内装しているA/D変換器(図示せず)の
アナログ入力端子6に接続している。さらに、出力端子
7に接続点3からトランジスタによるスイッチング回路
を構成するサーミスタ短絡回路8を接続して温度検出回
路を構成している。
【0007】本発明の一実施例の温度検出回路の動作を
図2により説明する。図2(A)は制御回路5の出力ポ
ート7からサーミスタ短絡回路8への印加電圧のタイミ
ングとレベルを示し、温度データの読取りが必要になっ
た時、印加電圧は「Hi」レベルから「Lo」レベルに下げ
られ、読取り完了後に「Hi」レベルに上げられる。図2
(B)は出力端子7の印加電圧が「Hi」レベルの時短絡
回路8は閉路し、「Lo」レベルの時は開路すること、及
び、「Lo」レベルの状態にある時のアナログ入力端子6
に入力する入力電圧を示している。(a)部は立上がり
ディレイ時間、(b)部は立下がりディレイ時間、およ
び、中央の安定状態はサーミスタ1によって得られた温
度を表す入力電圧である。図2(C)は制御回路5内の
A/D変換器の読込動作を行うタイミングを示し、入力
電圧の安定状態の範囲内で電圧を温度データとして読込
むことになる。
【0008】従って、サーミスタ1に加えられる電圧
は、出力ポート7からサーミスタ短絡回路8へ加えられ
る出力電圧が「Lo」レベルの時だけとなる。温度検出は
連続して行う必要がなく、数十秒〜数分間に一度の間隔
であれば、「Lo」レベルの時間は多くとも1秒以内であ
り、電圧がサーミスタ1に加えられる時間は連続して電
圧を印加するものに比べて数十〜数百分の一となる。
【0009】
【発明の効果】本発明は、上記のようにサーミスタ温度
検出回路のサーミスタに短絡回路を設け、必要な時に短
時間だけ短絡回路を遮断する繰り返し動作を行うことに
より、サーミスタに短時間だけ電圧を加えることになり
進行するサーミスタのマイグレーションを抑制すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例の短絡回路を設けたサー
ミスタ温度検出回路の構成を示す回路図である。
【図2】本発明による一実施例の短絡回路を設けたサー
ミスタ温度検出回路の(A)は出力ポートの電圧波形、
(B)はアナログ入力ポートの入力電圧波形及び(C)
は制御回路内のA/D変換器の動作を示す。
【符号の説明】
1 サーミスタ 2 分圧抵抗 3 接続点 4 ノイズ防止フィルタ 5 制御回路 6 アナログ入力端子 7 出力端子 8 サーミスタ短絡回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーミスタと直列に分圧抵抗を接続して直
    流電圧を印加し、前記サーミスタと前記分圧抵抗の接続
    点に発生する前記サーミスタの温度による電圧の変化を
    マイコン等の制御回路の入力端子に出力してなる温度検
    出回路において、前記サーミスタと並列に、前記制御回
    路の出力端子からの入力で開路するトランジスタ等のス
    イッチング素子を有する短絡回路を設けてなることを特
    徴とするサーミスタ温度検出回路。
JP16994493A 1993-07-09 1993-07-09 サーミスタ温度検出回路 Pending JPH0727630A (ja)

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JP16994493A JPH0727630A (ja) 1993-07-09 1993-07-09 サーミスタ温度検出回路

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JPH0727630A true JPH0727630A (ja) 1995-01-31

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ID=15895788

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0733887A1 (en) * 1995-03-22 1996-09-25 Switched Reluctance Drives Ltd Pulsed temperature monitoring circuit and method
JP2009238424A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Sanden Corp マイグレーション防止回路
CN108507696A (zh) * 2017-02-28 2018-09-07 株式会社村田制作所 温度测量装置

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