JPH0727584B2 - コイン両替装置 - Google Patents
コイン両替装置Info
- Publication number
- JPH0727584B2 JPH0727584B2 JP61042829A JP4282986A JPH0727584B2 JP H0727584 B2 JPH0727584 B2 JP H0727584B2 JP 61042829 A JP61042829 A JP 61042829A JP 4282986 A JP4282986 A JP 4282986A JP H0727584 B2 JPH0727584 B2 JP H0727584B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coin
- bundle
- coins
- storage case
- longitudinal direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は紙幣をコインに両替するコイン両替装置に関す
る。
る。
［従来の技術］ 一般に、紙幣に対して、この紙幣と同価値となる複数枚
のコインに両替するコイン両替装置が広く知られてい
る。
のコインに両替するコイン両替装置が広く知られてい
る。
このようなコイン両替装置にあっては、コイン両替装置
内では、コインは、コイン収納筒内に一枚ずつ積重ねら
れ、取出し機構によって下から一枚ずつコイン取出口へ
送り出される構造となっている。また、コイン両替装置
のコイン取出口には通常、膝から上の高さに配置され、
紙幣投入口は腰の辺りに配置されている。そして、コイ
ンの収納場所は取出口よりも高い位置に配設されてい
る。そのため、コイン両替装置の上部に紙幣識別器、コ
イン払い出し装置、両替コイン等が収納されるととな
る。
内では、コインは、コイン収納筒内に一枚ずつ積重ねら
れ、取出し機構によって下から一枚ずつコイン取出口へ
送り出される構造となっている。また、コイン両替装置
のコイン取出口には通常、膝から上の高さに配置され、
紙幣投入口は腰の辺りに配置されている。そして、コイ
ンの収納場所は取出口よりも高い位置に配設されてい
る。そのため、コイン両替装置の上部に紙幣識別器、コ
イン払い出し装置、両替コイン等が収納されるととな
る。
［発明が解決しようとする課題］ ところが、従来のコイン両替装置においては、コインは
一枚ずつ収納筒内に積重ねられるために、コインの収容
枚数に限度がある。このため、頻繁に使用される場所で
は補充するサイクルが短くなり補充管理の面で好ましく
なかった。また、大量のコインをコイン両替装置の上部
に収納するため、コイン両替装置が不安定となり、装置
全体が大型化する。
一枚ずつ収納筒内に積重ねられるために、コインの収容
枚数に限度がある。このため、頻繁に使用される場所で
は補充するサイクルが短くなり補充管理の面で好ましく
なかった。また、大量のコインをコイン両替装置の上部
に収納するため、コイン両替装置が不安定となり、装置
全体が大型化する。
本発明は上述のような問題点に鑑みてなされたものであ
り、装置全体の小型化を図るとともに、安定した状態で
設置することができるコイン両替装置を提供することを
目的とする。
り、装置全体の小型化を図るとともに、安定した状態で
設置することができるコイン両替装置を提供することを
目的とする。
［課題を解決するための手段］ 本発明は、機体の下部に配置されるとともに、相対向す
る二面に開口部が形成され、複数枚のコインを束ねたコ
イン束が、このコイン束の長手方向を上記両開口部に向
けた状態で多数段に重ねられるとともに、上記長手方向
に複数個並べられたコイン収納ケースと、このコイン収
納ケースの一方の上記開口部側に配設されるとともに、
上記コイン収納ケース内に収納されたコイン束を長手方
向に沿って移動させる押し出し機構と、上記コイン収納
ケースの他方の上記開口部側に配設されるとともに、上
記押し出し機構によって上記コイン収納ケース内から押
し出されたコイン束を載置して、このコイン束を上下方
向および上記コイン束の長手方向に直交する方向に搬送
させる搬送体と、この搬送体の上記コイン束の長手方向
に直交する搬送方向の下流側に配設され、上記搬送体に
よって搬送されたコイン束を待機させる上下方向に延び
る待機通路と、この待機通路の下部に設けられるととも
に、上記コイン束を１本ずつコイン取出口へ送り出す送
り出し機構と、紙幣挿入口から挿入された紙幣を識別す
るとともに、この識別情報に基づいて上記送り出し機構
を作動制御する紙幣識別部とを備えていることを特徴と
する。
る二面に開口部が形成され、複数枚のコインを束ねたコ
イン束が、このコイン束の長手方向を上記両開口部に向
けた状態で多数段に重ねられるとともに、上記長手方向
に複数個並べられたコイン収納ケースと、このコイン収
納ケースの一方の上記開口部側に配設されるとともに、
上記コイン収納ケース内に収納されたコイン束を長手方
向に沿って移動させる押し出し機構と、上記コイン収納
ケースの他方の上記開口部側に配設されるとともに、上
記押し出し機構によって上記コイン収納ケース内から押
し出されたコイン束を載置して、このコイン束を上下方
向および上記コイン束の長手方向に直交する方向に搬送
させる搬送体と、この搬送体の上記コイン束の長手方向
に直交する搬送方向の下流側に配設され、上記搬送体に
よって搬送されたコイン束を待機させる上下方向に延び
る待機通路と、この待機通路の下部に設けられるととも
に、上記コイン束を１本ずつコイン取出口へ送り出す送
り出し機構と、紙幣挿入口から挿入された紙幣を識別す
るとともに、この識別情報に基づいて上記送り出し機構
を作動制御する紙幣識別部とを備えていることを特徴と
する。
［作用］ コイン収納ケース内に収納されたコイン束を押し出し機
構によって押し出し、コイン束を搬送体上に載置せしめ
る。このコイン束を載置した搬送体は、コイン束の長手
方向に直交する方向にコイン束を搬送させながら、上方
向に移動する。すると、コイン束は順次待機通路内に移
され、待機通路内で積まれた状態で保持される。この状
態で、紙幣挿入口から紙幣が挿入されると、紙幣識別部
において、挿入された紙幣の識別がなされ、この識別情
報に基づいて待機通路の下部に設けられた送り出し機構
が作動し、コイン束が１本ずつコイン取出口に送り出さ
れる。
構によって押し出し、コイン束を搬送体上に載置せしめ
る。このコイン束を載置した搬送体は、コイン束の長手
方向に直交する方向にコイン束を搬送させながら、上方
向に移動する。すると、コイン束は順次待機通路内に移
され、待機通路内で積まれた状態で保持される。この状
態で、紙幣挿入口から紙幣が挿入されると、紙幣識別部
において、挿入された紙幣の識別がなされ、この識別情
報に基づいて待機通路の下部に設けられた送り出し機構
が作動し、コイン束が１本ずつコイン取出口に送り出さ
れる。
［実施例］ 以下、第１図乃至第８図の図面を参照しながらこの発明
の一実施例を詳細に説明する。
の一実施例を詳細に説明する。
図中１はコイン両替装置３の機体を示しており、開閉可
能なパネル表面５には紙幣挿入口７とコイン取出口９と
が設けられている。
能なパネル表面５には紙幣挿入口７とコイン取出口９と
が設けられている。
紙幣挿入口７は磁気センサ及び光センサとを備えた紙幣
識別部11と連通している。紙幣識別部11は投入された紙
幣によって与えられる磁気センサ及び光センサからの情
報に基づいて後述する送り出し機構13を作動制御する。
識別部11と連通している。紙幣識別部11は投入された紙
幣によって与えられる磁気センサ及び光センサからの情
報に基づいて後述する送り出し機構13を作動制御する。
コイン取出口９は、後方が開放された断面チャンネル状
の待機通路15と連通している。
の待機通路15と連通している。
待機通路15には前記送り出し機構13が設けられている。
送り出し機構13は図外の駆動モータによって回転可能な
回転体19にコインの束Ｐが乗る切欠凹部21が対称に２箇
所設けられ、回転体19は前記紙幣識別部11からの情報で
回転する。回転体19は、該回転体19の回転軸に装着され
たカム突起17にマイクロスイッチMSの接点が作用するこ
とで一方の切欠凹部21が待機位置（第７図上方）にある
時、他方の切欠凹部21は放出位置（第７図下方）に位置
決めされる。
送り出し機構13は図外の駆動モータによって回転可能な
回転体19にコインの束Ｐが乗る切欠凹部21が対称に２箇
所設けられ、回転体19は前記紙幣識別部11からの情報で
回転する。回転体19は、該回転体19の回転軸に装着され
たカム突起17にマイクロスイッチMSの接点が作用するこ
とで一方の切欠凹部21が待機位置（第７図上方）にある
時、他方の切欠凹部21は放出位置（第７図下方）に位置
決めされる。
一方、紙幣識別部11の下方で機体１の底部にはコイン収
納ケース23が脱着自在に配置セットされている。
納ケース23が脱着自在に配置セットされている。
コイン収納ケース23の両側面部には開口部が形成されて
おり、コインの束Ｐの長手方向を両開口部に向けた状態
で縦横に並べられ、さらにそれをコイン収納ケース23上
端部まで多数段に積重ねられている。ちなみに本実施例
ではコインの束Ｐの長手方向に４本、長手方向に直交す
る方向には14個と13個とを下から順に交互に積重ねら
れ、1025本のコインの束Ｐが収納されている。なお、コ
インの束（一本）Ｐは用紙によってコインが40枚巻束さ
れている。
おり、コインの束Ｐの長手方向を両開口部に向けた状態
で縦横に並べられ、さらにそれをコイン収納ケース23上
端部まで多数段に積重ねられている。ちなみに本実施例
ではコインの束Ｐの長手方向に４本、長手方向に直交す
る方向には14個と13個とを下から順に交互に積重ねら
れ、1025本のコインの束Ｐが収納されている。なお、コ
インの束（一本）Ｐは用紙によってコインが40枚巻束さ
れている。
コイン収納ケース23の側方開放側で前記待機通路15の下
方には上下動可能な搬送体25が配置されている。
方には上下動可能な搬送体25が配置されている。
搬送体25は従動プーリ27と第１のモータＭによって駆動
される駆動プーリ29とに広幅のベルト31がエンドレスに
掛回されたベルトコンベアタイプとなっている。ベルト
31にはストッパー33が複数配置され、ストッパー33とス
トッパー33の間隔Ｄはコインの束Ｐが一列、14本乗る寸
法に設定されている。
される駆動プーリ29とに広幅のベルト31がエンドレスに
掛回されたベルトコンベアタイプとなっている。ベルト
31にはストッパー33が複数配置され、ストッパー33とス
トッパー33の間隔Ｄはコインの束Ｐが一列、14本乗る寸
法に設定されている。
ストッパー33は最終のコインの束Ｐを送り出して一回転
すると第１のセンサS1によって位置決めされる。即ち、
前記搬送体25より垂設されたアーム35に前記第１のセン
サS1が支持され、第１のセンサS1は、前記ストッパー33
の当接時に、後述する第２のモータ49を作動状態とする
機能と、各ストッパー33を、第４図に示す如くコイン収
納ケース23の側方開放部位に正しく位置決めする機能と
を備えている。
すると第１のセンサS1によって位置決めされる。即ち、
前記搬送体25より垂設されたアーム35に前記第１のセン
サS1が支持され、第１のセンサS1は、前記ストッパー33
の当接時に、後述する第２のモータ49を作動状態とする
機能と、各ストッパー33を、第４図に示す如くコイン収
納ケース23の側方開放部位に正しく位置決めする機能と
を備えている。
搬送体25はガイドレール37に沿って上下動する移動体39
に支持されている。移動体39はガイドレール37の両側に
沿って走行する一対の転動輪41を有し、チェーン43によ
って支持されている。
に支持されている。移動体39はガイドレール37の両側に
沿って走行する一対の転動輪41を有し、チェーン43によ
って支持されている。
チェーン43は前記ガイドレール37の上下に配置されたス
プロケット45,47とに掛回されている。チェーン43の一
端は移動体39の下部に、他端は移動体39の上部にそれぞ
れ結合され、下側のスプロケット45は正転・逆転可能な
第２のモータ49によって駆動される。移動体39はスプロ
ケット45の正転で上昇し、逆転で下降する。搬送体25の
最上位の位置決めは機体１に装着された第２のセンサS2
によって行なわれる。
プロケット45,47とに掛回されている。チェーン43の一
端は移動体39の下部に、他端は移動体39の上部にそれぞ
れ結合され、下側のスプロケット45は正転・逆転可能な
第２のモータ49によって駆動される。移動体39はスプロ
ケット45の正転で上昇し、逆転で下降する。搬送体25の
最上位の位置決めは機体１に装着された第２のセンサS2
によって行なわれる。
また、搬送体25の下降時の位置決めは、該搬送体25に装
着された第３のセンサS3によって行なわれる。即ち、第
３のセンサS3が押し出し機構51の枠体に接触することで
搬送体25の上面と押し出し機構51のローラ81とが同一平
面状に揃うようになる。
着された第３のセンサS3によって行なわれる。即ち、第
３のセンサS3が押し出し機構51の枠体に接触することで
搬送体25の上面と押し出し機構51のローラ81とが同一平
面状に揃うようになる。
押し出し機構51は、第１のガイドレール53に沿って、上
下動する移動体55に前記コイン収納ケース23を横切る第
２のガイドレール57が片持ち状態で支持されると共に第
２のガイドレール57に沿って走行する滑車59とを備えて
いる。
下動する移動体55に前記コイン収納ケース23を横切る第
２のガイドレール57が片持ち状態で支持されると共に第
２のガイドレール57に沿って走行する滑車59とを備えて
いる。
第１のガイドレール53の上下にはスプロケット61,63が
配置され、該上下のスプロケット61,63には第１のチェ
ーン65が掛回されている。第１のチェーン65の一方の端
末は前記移動体55の下端に、他方の端末は移動体55の上
端にそれぞれ結合され、その駆動は下位側のスプロケッ
ト61に連動連結する第３のモータ67により行なわれる。
配置され、該上下のスプロケット61,63には第１のチェ
ーン65が掛回されている。第１のチェーン65の一方の端
末は前記移動体55の下端に、他方の端末は移動体55の上
端にそれぞれ結合され、その駆動は下位側のスプロケッ
ト61に連動連結する第３のモータ67により行なわれる。
移動体55は第１のガイドレール53に沿って走行可能な転
動輪79を有し、第２のチェーン73に結合されている。第
２のチェーン73は、移動体55の略中央に設けられたスプ
ロケット69と前記第２のガイドレール57の先端側とに設
けられたスプロケット71とに掛回され、第２のチェーン
73の駆動はスプロケット69に連動連結する第４のモータ
75により行なわれる。
動輪79を有し、第２のチェーン73に結合されている。第
２のチェーン73は、移動体55の略中央に設けられたスプ
ロケット69と前記第２のガイドレール57の先端側とに設
けられたスプロケット71とに掛回され、第２のチェーン
73の駆動はスプロケット69に連動連結する第４のモータ
75により行なわれる。
滑車59には押圧体77が固定されている。押圧体77の下端
は、一列14本のコインの束Ｐを同時に押すアングル状の
押圧片77aとなっている。
は、一列14本のコインの束Ｐを同時に押すアングル状の
押圧片77aとなっている。
押圧体77には移動体55の下降によりコインの束Ｐ上面に
接触することで、押圧片77aの所定位置を検出する第４
のセンサS4が取付けられている。このセンサS4が検出し
た信号は図外のコントロールユニットに送られた第３の
モータ67が停止する。
接触することで、押圧片77aの所定位置を検出する第４
のセンサS4が取付けられている。このセンサS4が検出し
た信号は図外のコントロールユニットに送られた第３の
モータ67が停止する。
押圧体77を移動させる滑車59の一回の移動量はコインの
束Ｐの長さの略半分である。以下、移動してエンドレス
スイッチS6に当接することで元の位置に復帰する。復帰
完了は復帰センサS7に当接することで決定される。最前
列のコインの束Ｐは一回の移動量でコイン収納ケース23
から半分程度突出する。半分ほど押し出されたコインの
束Ｐはローラ81によって搬送体25上に強制的に送り込ま
れる。この送り出し完了は第５のセンサS5によって検出
される。第５のセンサS5は、第２のガイドレール57の先
端側下部に取付けられ、送り出し完了時にコインの束Ｐ
に乗っていたセンサ部が外れることで制御スイッチ85を
介して前記第２のモータ49を駆動し搬送体25を上昇させ
る機能とを備えている。
束Ｐの長さの略半分である。以下、移動してエンドレス
スイッチS6に当接することで元の位置に復帰する。復帰
完了は復帰センサS7に当接することで決定される。最前
列のコインの束Ｐは一回の移動量でコイン収納ケース23
から半分程度突出する。半分ほど押し出されたコインの
束Ｐはローラ81によって搬送体25上に強制的に送り込ま
れる。この送り出し完了は第５のセンサS5によって検出
される。第５のセンサS5は、第２のガイドレール57の先
端側下部に取付けられ、送り出し完了時にコインの束Ｐ
に乗っていたセンサ部が外れることで制御スイッチ85を
介して前記第２のモータ49を駆動し搬送体25を上昇させ
る機能とを備えている。
なお、ローラ81は図外のコントロールユニットからの信
号で制御され、押圧体77の移動と同時に作動状態に入り
所定時間後、停止する動作を繰返すようになる。
号で制御され、押圧体77の移動と同時に作動状態に入り
所定時間後、停止する動作を繰返すようになる。
搬送体25に乗ったコインの束Ｐは待機通路15内に送り込
まれる。待機通路15内のコインの束Ｐの有無は第８のセ
ンサS8によって検出される。第８センサS8は、待機通路
15の後側開口部を塞ぐ上下動可能なリヤプレート89に装
着されている。
まれる。待機通路15内のコインの束Ｐの有無は第８のセ
ンサS8によって検出される。第８センサS8は、待機通路
15の後側開口部を塞ぐ上下動可能なリヤプレート89に装
着されている。
リヤプレート89は搬送体25の上昇時に該搬送体25に支持
されて上昇する。該プレート89の上端部に設けられたス
トッパー91が最上位のコインの束Ｐに係止されることで
吊設される。なお、リヤプレート89はコインの束Ｐと一
緒に自重で下降する。
されて上昇する。該プレート89の上端部に設けられたス
トッパー91が最上位のコインの束Ｐに係止されることで
吊設される。なお、リヤプレート89はコインの束Ｐと一
緒に自重で下降する。
リヤプレート89の位置は、搬送体25の上昇時に該搬送体
25に設けられた第９のセンサS9がリヤプレート89の突起
体83に当接することで検出される。
25に設けられた第９のセンサS9がリヤプレート89の突起
体83に当接することで検出される。
第９のセンサS9は最上位のコインの束Ｐを越えた時に該
センサS9の信号は、スイッチ（図示せず）を介して搬送
体25の第１のモータＭをオンとする。
センサS9の信号は、スイッチ（図示せず）を介して搬送
体25の第１のモータＭをオンとする。
第１のモータＭは、第８のセンサS8がコインの束Ｐに接
触する接触時の検出信号が前記スイッチに入力されるこ
とでオフとなる。スイッチ（図示せず）は、このスイッ
チに入力される第８のセンサS8の信号で、前記第１のモ
ータＭをオフにすると共に、第２のモータ49をオンにす
る機能を有する。
触する接触時の検出信号が前記スイッチに入力されるこ
とでオフとなる。スイッチ（図示せず）は、このスイッ
チに入力される第８のセンサS8の信号で、前記第１のモ
ータＭをオフにすると共に、第２のモータ49をオンにす
る機能を有する。
なお、87は搬送体25の上昇時にコインの束Ｐが落下する
のを防ぐカバーを示している。
のを防ぐカバーを示している。
このように構成されたコイン両替装置において、紙幣挿
入口７より挿入された紙幣に基づき紙幣識別部11からの
情報で送り出し機構13が作動し待機通路15内のコインの
束Ｐがコイン取出口９に繰り出される。以下、紙幣識別
部11からの情報で作動する送り出し機構13によりコイン
の束Ｐがコイン取出口９に送り出される。この時、コイ
ンの束Ｐが減った数だけ搬送体25上のコインの束Ｐが一
本ずつ待機通路15内に送り込まれる。最後のコインの束
Ｐが送り出されるとストッパー33が第１のセンサS1に当
接する。これにより、搬送体25は下降し、コイン収納ケ
ース23の側方でローラ81と同一面状に位置決めされる。
位置決めされた搬送体25上面には押し出し機構51によっ
てコインの束Ｐの略半分の長さだけ押し出される。この
時、コインの束Ｐは多段に積重ねられたコインの束と束
の間を通過するため支障なく移動する。その後、ローラ
81の回転によりコインの束Ｐは搬送体25の上に送り出さ
れる。コインの束Ｐを受けた搬送体25は上昇しながら待
機通路15内に供給していき、最上位で待機状態となる。
この時、待機通路15の後方開口側はリヤプレート89によ
って閉塞されるためコインの束Ｐがこぼれ落ちることは
ない。
入口７より挿入された紙幣に基づき紙幣識別部11からの
情報で送り出し機構13が作動し待機通路15内のコインの
束Ｐがコイン取出口９に繰り出される。以下、紙幣識別
部11からの情報で作動する送り出し機構13によりコイン
の束Ｐがコイン取出口９に送り出される。この時、コイ
ンの束Ｐが減った数だけ搬送体25上のコインの束Ｐが一
本ずつ待機通路15内に送り込まれる。最後のコインの束
Ｐが送り出されるとストッパー33が第１のセンサS1に当
接する。これにより、搬送体25は下降し、コイン収納ケ
ース23の側方でローラ81と同一面状に位置決めされる。
位置決めされた搬送体25上面には押し出し機構51によっ
てコインの束Ｐの略半分の長さだけ押し出される。この
時、コインの束Ｐは多段に積重ねられたコインの束と束
の間を通過するため支障なく移動する。その後、ローラ
81の回転によりコインの束Ｐは搬送体25の上に送り出さ
れる。コインの束Ｐを受けた搬送体25は上昇しながら待
機通路15内に供給していき、最上位で待機状態となる。
この時、待機通路15の後方開口側はリヤプレート89によ
って閉塞されるためコインの束Ｐがこぼれ落ちることは
ない。
次に、搬送体25上のコインの束Ｐがなくなると、搬送体
25は前述のコインの束Ｐを受けた位置まで下降する。下
降時の搬送体25には更に左方へ移動する押圧体77の押圧
片77aにより次の列のコインの束Ｐが前述と同様にして
送り出される。
25は前述のコインの束Ｐを受けた位置まで下降する。下
降時の搬送体25には更に左方へ移動する押圧体77の押圧
片77aにより次の列のコインの束Ｐが前述と同様にして
送り出される。
このようにして、最上段のコインのた束Ｐが４列すべて
送り出されると、移動体55は更に下降して押圧片77aが
次の段のコインの束Ｐを押圧できる位置で停止する。こ
の状態から前述の最上段のとき同様にコインの束Ｐを一
列ずつ送り出す動作を繰返しながら待機通路15内への補
充が行なわれる。
送り出されると、移動体55は更に下降して押圧片77aが
次の段のコインの束Ｐを押圧できる位置で停止する。こ
の状態から前述の最上段のとき同様にコインの束Ｐを一
列ずつ送り出す動作を繰返しながら待機通路15内への補
充が行なわれる。
［発明の効果］ 本発明は、上述のようにコイン収納ケースを機体の下部
に配置したことにより、コイン両替装置全体の構造の小
型化を図ることができる。また、押し出し機構を設けた
ことにより、コイン収納ケース内に多数のコイン束を一
度に収納することができ、コインをコイン両替装置に補
充するサイクルを長くすることができる。さらに、待機
通路内にコイン束が常時収納された状態にあるので、紙
幣投入から、コイン束の払い出しまでの時間を短かくす
ることができる等の効果を奏する。
に配置したことにより、コイン両替装置全体の構造の小
型化を図ることができる。また、押し出し機構を設けた
ことにより、コイン収納ケース内に多数のコイン束を一
度に収納することができ、コインをコイン両替装置に補
充するサイクルを長くすることができる。さらに、待機
通路内にコイン束が常時収納された状態にあるので、紙
幣投入から、コイン束の払い出しまでの時間を短かくす
ることができる等の効果を奏する。
第１図はこの発明のコイン両替装置の全体の概要説明
図、第２図は同上の正面図、第３図は同上の側面図、第
４図はコイン収納ケースの斜視図、第５図は押し出し機
構の側面図、第６図は搬送体とコイン収納ケースとの引
継部の説明図、第７図は待機通路と送り出し機構の説明
図、第８図は搬送体の動作説明図である。 １…機体 ７…紙幣挿入口 ９…コイン取出口 11…紙幣識別部 13…送り出し機構 15…待機通路 23…コイン収納ケース 51…押し出し機構 Ｐ…コインの束
図、第２図は同上の正面図、第３図は同上の側面図、第
４図はコイン収納ケースの斜視図、第５図は押し出し機
構の側面図、第６図は搬送体とコイン収納ケースとの引
継部の説明図、第７図は待機通路と送り出し機構の説明
図、第８図は搬送体の動作説明図である。 １…機体 ７…紙幣挿入口 ９…コイン取出口 11…紙幣識別部 13…送り出し機構 15…待機通路 23…コイン収納ケース 51…押し出し機構 Ｐ…コインの束
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 新海 岳 (56)参考文献 特開 昭62−202295（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−27824（ＪＰ，Ａ) 実開 昭55−128166（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】機体の下部に配置されるとともに、相対向
する二面に開口部が形成され、複数枚のコインを束ねた
コイン束が、このコイン束の長手方向を上記両開口部に
向けた状態で多数段に重ねられるとともに、上記長手方
向に複数個並べられたコイン収納ケースと、このコイン
収納ケースの一方の上記開口部側に配設されるととも
に、上記コイン収納ケース内に収納されたコイン束を長
手方向に沿って移動させる押し出し機構と、上記コイン
収納ケースの他方の上記開口部側に配設されるととも
に、上記押し出し機構によって上記コイン収納ケース内
から押し出されたコイン束を載置して、このコイン束を
上下方向および上記コイン束の長手方向に直交する方向
に搬送させる搬送体と、この搬送体の上記コイン束の長
手方向に直交する搬送方向の下流側に配設され、上記搬
送体によって搬送されたコイン束を待機させる上下方向
に延びる待機通路と、この待機通路の下部に設けられる
とともに、上記コイン束を１本ずつコイン取出口へ送り
出す送り出し機構と、紙幣挿入口から挿入された紙幣を
識別するとともに、この識別情報に基づいて上記送り出
し機構を作動制御する紙幣識別部とを備えていることを
特徴とするコイン両替装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61042829A JPH0727584B2 (ja) | 1986-03-01 | 1986-03-01 | コイン両替装置 |
| US07/019,547 US4840290A (en) | 1986-03-01 | 1987-02-26 | Bulk loaded coin dispensing machine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61042829A JPH0727584B2 (ja) | 1986-03-01 | 1986-03-01 | コイン両替装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62202296A JPS62202296A (ja) | 1987-09-05 |
| JPH0727584B2 true JPH0727584B2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=12646852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61042829A Expired - Lifetime JPH0727584B2 (ja) | 1986-03-01 | 1986-03-01 | コイン両替装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0727584B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03162232A (ja) * | 1989-11-07 | 1991-07-12 | Laurel Bank Mach Co Ltd | 包装硬貨の転動案内装置 |
| JP7055361B2 (ja) * | 2018-04-18 | 2022-04-18 | ローレル精機株式会社 | 棒金収納装置 |
-
1986
- 1986-03-01 JP JP61042829A patent/JPH0727584B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62202296A (ja) | 1987-09-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1307859B1 (en) | Self-service terminal | |
| US4840290A (en) | Bulk loaded coin dispensing machine | |
| US4890824A (en) | Recirculation-type bill receiving and dispensing machine | |
| US4854452A (en) | Bill receiving, discriminating, and dispensing machine | |
| KR100961578B1 (ko) | 금융자동화기기 및 금융자동화기기에서의 매체 리젝트 방법 | |
| JPH10501508A (ja) | シート材料の枚葉方法および装置 | |
| KR910001242B1 (ko) | 지폐출납기 등에 있어서의 지폐반송장치 | |
| US4891502A (en) | Cash dispenser of the type transporting a slip and bills together | |
| JPH0727584B2 (ja) | コイン両替装置 | |
| JPS6047175B2 (ja) | 現金自動支払機の一括放出装置 | |
| JPH0637492Y2 (ja) | コイン両替装置 | |
| JPH0622694Y2 (ja) | 紙葉類の収納繰出し装置 | |
| EP0289672B1 (en) | Coin exchanging machine | |
| JP2682822B2 (ja) | 循環式紙幣処理方法 | |
| JPH0737165Y2 (ja) | 紙弊収納・繰出装置の紙弊収納部 | |
| JPS61278993A (ja) | 紙幣出納装置 | |
| JPH0755652Y2 (ja) | 紙幣識別装置 | |
| JP3148603B2 (ja) | 棒金搬送装置 | |
| JPH0622695Y2 (ja) | 紙幣処理機における紙幣集積搬送装置 | |
| JP3242273B2 (ja) | 硬貨入出金機 | |
| JPH0637491Y2 (ja) | 交換機 | |
| JP2515330B2 (ja) | コイン両替機 | |
| JP3558858B2 (ja) | 紙幣入出金機 | |
| JP3299412B2 (ja) | 硬貨入出金筒装置 | |
| JP3664370B2 (ja) | リフト駆動機構 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |