JPH07275804A - 異物除去装置 - Google Patents
異物除去装置Info
- Publication number
- JPH07275804A JPH07275804A JP6069592A JP6959294A JPH07275804A JP H07275804 A JPH07275804 A JP H07275804A JP 6069592 A JP6069592 A JP 6069592A JP 6959294 A JP6959294 A JP 6959294A JP H07275804 A JPH07275804 A JP H07275804A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foreign matter
- chute
- removing device
- conveyor
- transported
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 シュート内を通る運搬物から異物を除去する
ことにより下方のコンベヤの破損を防止し得るようにす
る。 【構成】 一対の異物回収用ドラム１５を、運搬物５の
落下方向と反対方向へ向けて相対回転させることによ
り、シュート６から落下される運搬物５中の異物１９
を、異物回収用ドラム１５に多数植設された櫛刃状の異
物阻止用アーム１４で捕集して、異物収容部２０に回収
し、異物回収用ドラム１５を通過された運搬物５のみを
運搬物案内部１８及びシュート６を介してコンベヤ２上
に落下させるようにする。
ことにより下方のコンベヤの破損を防止し得るようにす
る。 【構成】 一対の異物回収用ドラム１５を、運搬物５の
落下方向と反対方向へ向けて相対回転させることによ
り、シュート６から落下される運搬物５中の異物１９
を、異物回収用ドラム１５に多数植設された櫛刃状の異
物阻止用アーム１４で捕集して、異物収容部２０に回収
し、異物回収用ドラム１５を通過された運搬物５のみを
運搬物案内部１８及びシュート６を介してコンベヤ２上
に落下させるようにする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、異物除去装置に関する
ものである。
ものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば、コンベヤ上に他のコンベヤから
の運搬物を移載させる際に、上下のコンベヤ間の距離が
大きい場合には、コンベヤ間にシュートなどを設け、運
搬物をシュートに案内させて落下させるようにしてい
る。
の運搬物を移載させる際に、上下のコンベヤ間の距離が
大きい場合には、コンベヤ間にシュートなどを設け、運
搬物をシュートに案内させて落下させるようにしてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにシュートを介して運搬物を落下させる場合、運搬
物中に針金などの長尺の異物が混入していたりすると、
下方のコンベヤのベルトに長尺の異物が勢い良く突き刺
って、コンベヤベルトが裂けたりするという問題があっ
た。
ようにシュートを介して運搬物を落下させる場合、運搬
物中に針金などの長尺の異物が混入していたりすると、
下方のコンベヤのベルトに長尺の異物が勢い良く突き刺
って、コンベヤベルトが裂けたりするという問題があっ
た。
【０００４】本発明は、上述の実情に鑑み、シュート内
を通る運搬物から異物を除去することにより下方のコン
ベヤの破損を防止し得るようにした異物除去装置を提供
することを目的とするものである。
を通る運搬物から異物を除去することにより下方のコン
ベヤの破損を防止し得るようにした異物除去装置を提供
することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、コンベヤ上に
運搬物を落下させるシュートの途中に、異物除去装置本
体を設け、該異物除去装置本体の上部に、多数の異物阻
止用アームを櫛刃状に植設された一対の異物回収用ドラ
ムを、運搬物の落下方向と反対方向へ向けて相対回転可
能に設け、異物除去装置本体の異物回収用ドラム間の下
部に異物回収用ドラム間を通った運搬物をシュートへ案
内する運搬物案内部を設け、運搬物案内部の両側部に異
物回収用ドラムで回収された異物を収容可能な異物収容
部を設けたことを特徴とする異物除去装置にかかるもの
である。
運搬物を落下させるシュートの途中に、異物除去装置本
体を設け、該異物除去装置本体の上部に、多数の異物阻
止用アームを櫛刃状に植設された一対の異物回収用ドラ
ムを、運搬物の落下方向と反対方向へ向けて相対回転可
能に設け、異物除去装置本体の異物回収用ドラム間の下
部に異物回収用ドラム間を通った運搬物をシュートへ案
内する運搬物案内部を設け、運搬物案内部の両側部に異
物回収用ドラムで回収された異物を収容可能な異物収容
部を設けたことを特徴とする異物除去装置にかかるもの
である。
【０００６】この際、シュートにおける異物除去装置本
体の上部に、運搬物を受けて運搬物の流れの向きを変え
る傾斜案内壁を形成するようにしても良い。
体の上部に、運搬物を受けて運搬物の流れの向きを変え
る傾斜案内壁を形成するようにしても良い。
【０００７】
【作用】本発明の作用は以下の通りである。
【０００８】一対の異物回収用ドラムを、運搬物の落下
方向と反対方向へ向けて相対回転させる。
方向と反対方向へ向けて相対回転させる。
【０００９】この状態で、シュートから運搬物を落下さ
せると、運搬物中の異物は、異物回収用ドラムに多数植
設された櫛刃状の異物阻止用アームによって捕集され、
異物収容部へ回収される。
せると、運搬物中の異物は、異物回収用ドラムに多数植
設された櫛刃状の異物阻止用アームによって捕集され、
異物収容部へ回収される。
【００１０】そして、捕集されることなく異物回収用ド
ラムを通過された運搬物は、運搬物案内部及びシュート
を介してコンベヤ上に落下される。
ラムを通過された運搬物は、運搬物案内部及びシュート
を介してコンベヤ上に落下される。
【００１１】これにより、運搬物から異物が除去され、
下方のコンベヤの破損が防止される。
下方のコンベヤの破損が防止される。
【００１２】尚、異物除去装置本体の上部で、傾斜案内
壁により運搬物の流れの向きを変え、異物を横に向ける
ようにすれば、異物回収用ドラムによる捕集効率を向上
することができるようになる。
壁により運搬物の流れの向きを変え、異物を横に向ける
ようにすれば、異物回収用ドラムによる捕集効率を向上
することができるようになる。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
明する。
【００１４】図１・図２は、本発明の第一の実施例であ
る。
る。
【００１５】又、図中、１は上方のコンベヤ、２は下方
のコンベヤ、３はコンベヤ１，２のベルト、４はコンベ
ヤ１，２のプーリである。
のコンベヤ、３はコンベヤ１，２のベルト、４はコンベ
ヤ１，２のプーリである。
【００１６】そして、上下のコンベヤ１，２間に上方の
コンベヤ１が運搬した運搬物５を落下させるシュート６
を設け、該シュート６の上部に、落下された運搬物５を
受けて運搬物５の流れの向きを変える傾斜案内壁７を形
成する。
コンベヤ１が運搬した運搬物５を落下させるシュート６
を設け、該シュート６の上部に、落下された運搬物５を
受けて運搬物５の流れの向きを変える傾斜案内壁７を形
成する。
【００１７】該傾斜案内壁７の傾斜方向は、上方のコン
ベヤ１の送方向８や幅方向９などの方向とする（図では
コンベヤ１，２の送方向８に進むに従い上り勾配となる
よう傾斜させた例を示している）。
ベヤ１の送方向８や幅方向９などの方向とする（図では
コンベヤ１，２の送方向８に進むに従い上り勾配となる
よう傾斜させた例を示している）。
【００１８】尚、１０はシュート入口、１１はシュート
出口である。
出口である。
【００１９】次に、シュート６の傾斜案内壁７よりも下
部位置に、ホッパ状の異物除去装置本体１２を設ける。
部位置に、ホッパ状の異物除去装置本体１２を設ける。
【００２０】そして、該異物除去装置本体１２の上部
に、円筒状のドラム本体１３の外周に多数の異物阻止用
アーム１４が櫛刃状に植設された一対の異物回収用ドラ
ム１５を設け、該異物回収用ドラム１５を、減速機１６
を介してモータなどの駆動装置１７に、運搬物５の落下
方向と反対方向へ向けて相対回転可能に接続する。
に、円筒状のドラム本体１３の外周に多数の異物阻止用
アーム１４が櫛刃状に植設された一対の異物回収用ドラ
ム１５を設け、該異物回収用ドラム１５を、減速機１６
を介してモータなどの駆動装置１７に、運搬物５の落下
方向と反対方向へ向けて相対回転可能に接続する。
【００２１】そして、異物除去装置本体１２の異物回収
用ドラム１５間の下部に、異物回収用ドラム１５間を通
った運搬物５をシュート６へ案内する運搬物案内部１８
を設ける。
用ドラム１５間の下部に、異物回収用ドラム１５間を通
った運搬物５をシュート６へ案内する運搬物案内部１８
を設ける。
【００２２】更に、運搬物案内部１８の両側部に、異物
回収用ドラム１５で回収された長尺物などの異物１９を
収容可能な異物収容部２０を設け、異物収容部２０に外
部へ通じる異物取出口２１、及び、開閉可能な異物取出
用扉２２を設け、且つ、異物収容部２０にシュート６へ
通じる運搬物戻口２３を設ける。
回収用ドラム１５で回収された長尺物などの異物１９を
収容可能な異物収容部２０を設け、異物収容部２０に外
部へ通じる異物取出口２１、及び、開閉可能な異物取出
用扉２２を設け、且つ、異物収容部２０にシュート６へ
通じる運搬物戻口２３を設ける。
【００２３】次に、作動について説明する。
【００２４】上方のコンベヤ１により運搬された運搬物
５は、シュート６を介して下方のコンベヤ２へ落下され
る。
５は、シュート６を介して下方のコンベヤ２へ落下され
る。
【００２５】この際、モータなどの駆動装置１７を作動
し、減速機１６を介して、運搬物５の落下方向と反対方
向へ向けて異物回収用ドラム１５を相対回転させる。
し、減速機１６を介して、運搬物５の落下方向と反対方
向へ向けて異物回収用ドラム１５を相対回転させる。
【００２６】すると、上方のコンベヤ１から落下された
運搬物５は、先ず、シュート６の上部に形成された傾斜
案内壁７に当ってその流れの向きを変えられ、その後、
シュート６の途中に設けられた異物回収用ドラム１５間
に入り、異物回収用ドラム１５の櫛刃状の異物阻止用ア
ーム１４間を通過したものだけが、運搬物案内部１８を
通って下方のコンベヤ２上へ落下される。
運搬物５は、先ず、シュート６の上部に形成された傾斜
案内壁７に当ってその流れの向きを変えられ、その後、
シュート６の途中に設けられた異物回収用ドラム１５間
に入り、異物回収用ドラム１５の櫛刃状の異物阻止用ア
ーム１４間を通過したものだけが、運搬物案内部１８を
通って下方のコンベヤ２上へ落下される。
【００２７】一方、運搬物５中の長尺の異物１９は、異
物回収用ドラム１５の櫛刃状の異物阻止用アーム１４に
捕集され、異物回収用ドラム１５の回転に伴って、異物
収容部２０へ送られる。
物回収用ドラム１５の櫛刃状の異物阻止用アーム１４に
捕集され、異物回収用ドラム１５の回転に伴って、異物
収容部２０へ送られる。
【００２８】これにより、運搬物５から長尺の異物１９
が除去され、異物１９により下方のコンベヤ２のベルト
３が損傷するのが防止される。
が除去され、異物１９により下方のコンベヤ２のベルト
３が損傷するのが防止される。
【００２９】この際、特に、異物除去装置本体１２の上
部に傾斜案内壁７を設けて、運搬物５の落下方向を変
え、長尺の異物１９が横に向き易くなるようにすること
により、異物回収用ドラム１５による異物１９の捕集効
果が高められる。
部に傾斜案内壁７を設けて、運搬物５の落下方向を変
え、長尺の異物１９が横に向き易くなるようにすること
により、異物回収用ドラム１５による異物１９の捕集効
果が高められる。
【００３０】尚、異物収容部２０へ貯まった異物１９
は、定期的に、異物取出用扉２２を開くことにより外部
へ取出される。
は、定期的に、異物取出用扉２２を開くことにより外部
へ取出される。
【００３１】又、異物１９と共に、異物収容部２０へ入
った運搬物５は、運搬物戻口２３からシュート６へ戻さ
れ、下方のコンベヤ２へ送られる。
った運搬物５は、運搬物戻口２３からシュート６へ戻さ
れ、下方のコンベヤ２へ送られる。
【００３２】図３は、本発明の第二の実施例であり、ド
ラム本体１３に異物阻止用アーム１４を螺旋状に植設し
た以外は、前記実施例と同様の構成を備えており、同様
の作用・効果を得ることができる。
ラム本体１３に異物阻止用アーム１４を螺旋状に植設し
た以外は、前記実施例と同様の構成を備えており、同様
の作用・効果を得ることができる。
【００３３】尚、図では異物阻止用アーム１４が一列の
み記載されているが、実際には複数列設けられる。
み記載されているが、実際には複数列設けられる。
【００３４】図４は、本発明の第三の実施例であり、異
物阻止用アーム１４の先端に曲部２４を形成して異物１
９の捕集効率を向上させ得るようにした以外は、前記各
実施例と同様の構成を備えており、同様の作用・効果を
得ることができる。
物阻止用アーム１４の先端に曲部２４を形成して異物１
９の捕集効率を向上させ得るようにした以外は、前記各
実施例と同様の構成を備えており、同様の作用・効果を
得ることができる。
【００３５】図５は、本発明の第四の実施例であり、各
異物阻止用アーム１４の先端に多数の突起部２５を突設
して異物１９の捕集効率を向上させ得るようにした以外
は、前記各実施例と同様の構成を備えており、同様の作
用・効果を得ることができる。
異物阻止用アーム１４の先端に多数の突起部２５を突設
して異物１９の捕集効率を向上させ得るようにした以外
は、前記各実施例と同様の構成を備えており、同様の作
用・効果を得ることができる。
【００３６】尚、本発明は、上述の実施例にのみ限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
【００３７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の異物除去
装置によれば、シュート内を通る運搬物から異物を除去
することにより下方のコンベヤの破損を防止することが
できるという優れた効果を奏し得る。
装置によれば、シュート内を通る運搬物から異物を除去
することにより下方のコンベヤの破損を防止することが
できるという優れた効果を奏し得る。
【図１】本発明の第一の実施例の概略全体側面図であ
る。
る。
【図２】図１のＩＩ−ＩＩ矢視図である。
【図３】本発明の第二の実施例にかかる異物回収用ドラ
ムの正面図である。
ムの正面図である。
【図４】本発明の第三の実施例にかかるの異物阻止用ア
ームの側面図である。
ームの側面図である。
【図５】本発明の第四の実施例にかかるの異物阻止用ア
ームの側面図である。
ームの側面図である。
２ コンベヤ ５ 運搬物 ６ シュート ７ 傾斜案内壁 １２ 異物除去装置本体 １４ 異物阻止用アーム １５ 異物回収用ドラム １８ 運搬物案内部 ２０ 異物収容部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武正 文夫 東京都江東区豊洲三丁目１番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内 (72)発明者 古守 賢一 東京都江東区毛利一丁目19番10号 石川島 播磨重工業株式会社江東事務所内
Claims (2)
- 【請求項１】 コンベヤ上に運搬物を落下させるシュー
トの途中に、異物除去装置本体を設け、該異物除去装置
本体の上部に、多数の異物阻止用アームを櫛刃状に植設
された一対の異物回収用ドラムを、運搬物の落下方向と
反対方向へ向けて相対回転可能に設け、異物除去装置本
体の異物回収用ドラム間の下部に異物回収用ドラム間を
通った運搬物をシュートへ案内する運搬物案内部を設
け、運搬物案内部の両側部に異物回収用ドラムで回収さ
れた異物を収容可能な異物収容部を設けたことを特徴と
する異物除去装置。 - 【請求項２】 シュートにおける異物除去装置本体の上
部に、運搬物を受けて運搬物の流れの向きを変える傾斜
案内壁を形成した請求項１記載の異物除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6069592A JPH07275804A (ja) | 1994-04-07 | 1994-04-07 | 異物除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6069592A JPH07275804A (ja) | 1994-04-07 | 1994-04-07 | 異物除去装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07275804A true JPH07275804A (ja) | 1995-10-24 |
Family
ID=13407263
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6069592A Pending JPH07275804A (ja) | 1994-04-07 | 1994-04-07 | 異物除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07275804A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100815806B1 (ko) * | 2001-09-19 | 2008-03-20 | 주식회사 포스코 | 원료의 이물질 자동 분리수거장치 |
| CN110606388A (zh) * | 2019-10-30 | 2019-12-24 | 河南心连心化学工业集团股份有限公司 | 一种无动力除尘导料装置以及除尘方法 |
-
1994
- 1994-04-07 JP JP6069592A patent/JPH07275804A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100815806B1 (ko) * | 2001-09-19 | 2008-03-20 | 주식회사 포스코 | 원료의 이물질 자동 분리수거장치 |
| CN110606388A (zh) * | 2019-10-30 | 2019-12-24 | 河南心连心化学工业集团股份有限公司 | 一种无动力除尘导料装置以及除尘方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |