JPH07275794A - 自動車用ホイールの製造方法 - Google Patents

自動車用ホイールの製造方法

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JPH07275794A
JPH07275794A JP7318194A JP7318194A JPH07275794A JP H07275794 A JPH07275794 A JP H07275794A JP 7318194 A JP7318194 A JP 7318194A JP 7318194 A JP7318194 A JP 7318194A JP H07275794 A JPH07275794 A JP H07275794A
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JP
Japan
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design surface
automobile wheel
film
wheel
manufacturing
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JP7318194A
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English (en)
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Norio Fujino
宣男 藤野
Tetsuya Sakagami
哲也 坂上
Yasunobu Tsukamoto
安信 塚本
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Asahi Tec Corp
Original Assignee
Asahi Tec Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車用ホイールのデザイン面に良好な被膜
を形成して、デザイン面の凹凸形状の自由度を高める。 【構成】 型成形した金属材料からなる自動車用ホイー
ルであって、そのデザイン面2の表面に被膜31を有す
る自動車用ホイール素材1の製造方法において、自動車
用ホイール素材1のうち少なくとも前記デザイン面2を
含む領域に液体ホーニング加工を行ない、その後、少な
くとも前記デザイン面2を含む領域の表面に被膜31の
形成を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車用ホイールの
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用ホイールは、自動車の外観を構
成するので、ホイールのデザイン面の外観は商品価値の
面で極めて重視されるものである。
【0003】そのため、従来から鋳造あるいは鍛造等の
型成形によりそのデザイン面に各種形状の凹凸を形成す
ることによって、そのデザイン的特徴がその商品性に密
着したものとなっている。
【0004】また、このような自動車用ホイールにおい
ては、このように種々の凹凸形状に形成されたデザイン
面を保護するとともにその美感を高めるために、このデ
ザイン面を含む領域の表面に塗料等による被膜を形成す
ることが行なわれている。
【0005】ところで、前記のように鋳造等により形成
された自動車用ホイール素材の表面に被膜を形成する場
合、自動車用ホイール素材の表面を滑らかな状態とした
うえで被膜を形成することにより仕上がりの良好な被膜
を得ることができる。
【0006】そのため、従来の自動車用ホイールの製造
方法においては、鋳造等により得られた自動車用ホイー
ル素材のデザイン面を含む領域を研摩布紙を用いて研摩
して表面を滑らかにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のように
研摩布紙を用いて行なう研摩作業による場合、滑らかに
仕上げることのできる表面はその凹凸の程度が比較的浅
いものに限られ、表面の凹凸の程度が深い場合には表面
を滑らかに仕上げることができず、その研摩作業も困難
である。
【0008】したがって、従来の自動車用ホイールにお
いては、デザイン面の表面での凹凸はなるべく浅いもの
とされ、あるいはデザイン面の表面での凹凸が深い場合
にはその凹凸の深い部分の表面を滑らかに仕上げること
を省略してそこに形成される被膜の仕上がりをある程度
犠牲にすることとされていた。
【0009】すなわち、従来の自動車用ホイールの製造
方法においては、良好な被膜を形成することのできるデ
ザイン面での凹凸形状は一定の狭い範囲内に限られてお
り、これによってデザイン面に採用することのできる表
面の凹凸形状の自由度が小さいものであった。
【0010】この発明は、このような事情に基づいてな
されたもので、この種の自動車用ホイールにおいてその
デザイン面に採用することのできる凹凸形状の自由度を
高めることを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、型成形した金属材料からな
る自動車用ホイールであって、そのデザイン面の表面に
被膜を有する自動車用ホイールの製造方法において、前
記自動車用ホイールのうち少なくとも前記デザイン面を
含む領域に液体ホーニング加工を行ない、その後、少な
くとも前記デザイン面を含む領域の表面に被膜形成を行
なうことを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明によれば、従来研磨布紙に
より行なっていたデザイン面の研摩作業を液体ホーニン
グ加工で行なうので、滑らかに仕上げることのできるデ
ザイン面の表面での凹凸の限度が広く、従来より広い範
囲の凹凸形状に対して良好な被膜を形成することができ
るので、デザイン面に採用することのできる凹凸形状の
自由度が高まる。
【0013】
【実施例】以下、図面に示す実施例によりこの発明を説
明するが、この実施例はアルミニウム合金製の鋳造品で
ある自動車用ホイールについて本願技術を適用するもの
である。なお、この明細書において、デザイン面とは自
動車用ホイールを自動車に装着した場合に、車体の外側
に向き,自動車の外観の一部を構成する面のことであ
る。
【0014】この実施例の自動車用ホイールの製造方法
の全体は、図1に示すとおりである。
【0015】型成形品としての自動車用ホイール素材1
は、所要の形状に形成された鋳型内にアルミニウム合金
(例えば、AC4CH)の溶湯を注湯することによって鋳造
される。
【0016】この実施例でこのようにして得られる自動
車用ホイール素材1においては、デザイン面2にスポー
ク部3,透孔4,ハブ部5およびリム部6等により多数
の凹凸が形成される(図3,4参照)。
【0017】前記のように鋳造された自動車用ホイール
素材1を鋳型から取り出し、その湯口や鋳ばり等を除去
する鋳造品仕上げを行なって、自動車用ホイール素材1
を得る。
【0018】このようにして得られた自動車用ホイール
素材1は、この後、例えば溶体化処理および時効処理等
のため所要の熱処理を行なう。
【0019】この実施例においては、この熱処理の後、
自動車用ホイール素材1は液体ホーニング工程に移行さ
れる。
【0020】この液体ホーニング工程においては、主に
自動車用ホイール素材1のデザイン面2について液体ホ
ーニング加工を行う。
【0021】この液体ホーニング工程は、鋳造に伴って
形成された黒皮部や前記熱処理に伴って形成されたスケ
ールを除去してデザイン面2を清浄にするとともに、後
述の被膜形成の下地としての良好な表面あらさの滑らか
な仕上げ面を得ることを目指すものである。
【0022】この液体ホーニング工程は、例えば図2に
示す液体ホーニング装置41を用いて前記自動車用ホイ
ール素材1に行なわれる。
【0023】液体ホーニング装置41の加工室42内に
は、ロータリテーブル43と噴射ノズル44とが設置さ
れており、前記ロータリテーブル43上には前記自動車
用ホイール素材1がデザイン面2を上向きにして取り付
けられている。
【0024】そして、前記ロータリテーブル43の下方
には、ホッパ45が設置されており、このホッパ45内
には、所要の粒径(例えば、50〜250メッシュ)に調整
された,ガラスビーズを混入した水が研摩用混合物Mと
して供給されている。
【0025】なお、前記ガラスビーズのような粒子形状
が丸みを帯びたいわゆる球状研摩剤に限らず、アランダ
ムけい石粉末,金剛砂,鉄粉等その他の素材からなりそ
の粒子形状が多角形状である研摩剤を用いることとして
もよい。
【0026】前記のホッパ45は噴射ノズル44から噴
射された研摩用混合物Mを回収する機能をも有するもの
であるので、前記研摩用混合物Mは、サイクロン46に
導かれ、ここで破砕された微粉状のガラスビーズを排風
機47でバッグフィルタ48に排除して再使用の可能な
ガラスビーズと水のみが下部の研摩剤供給部46aに供
給される。
【0027】そして、図外の圧縮空気源からの圧縮空気
が、エアフィルタ49を経て噴射ノズル44に供給され
るようになっており、前記研摩剤供給部46aには、図
外の圧縮空気源からの圧縮空気の一部が比較的低圧に調
整されて供給され、この圧縮空気により前記研摩剤供給
部46aの研摩用混合物Mを予備的に加速しながら噴射
ノズル44に供給するようになっている。
【0028】このようにして噴射ノズル44に達した研
摩用混合物Mは、前記エアフィルタ48側から直接供給
された例えば6kg/cm2の圧縮空気でさらに加速し、噴射
ノズル44から前記ロータリテーブル43上に設置され
た自動車用ホイール素材1のデザイン面2に吹き付けら
れる。
【0029】例えば、図3,4において、Rは噴射ノズ
ル44からの研摩用混合物Mの吹付領域を示し、噴射ノ
ズル44は図4に示すようにロータリテーブル43上の
自動車用ホイール素材1に対する位置および指向方向の
調整が自由に行えるようになっている。
【0030】したがって、前記ロータリテーブル43の
回転変位と前記噴射ノズル44の位置および指向方向の
調整により、前記自動車用ホイール素材1のデザイン面
2の全域を含む領域に対して研摩用混合物Mをまんべん
なく吹き付けることができる。
【0031】これによって、前記デザイン面2の表面
は、研摩用混合物Mによるピーニング作用および研削作
用を受け、黒皮部および熱処理によるスケールが除去さ
れる。
【0032】この実施例の液体ホーニング加工のよう
に、ガラスビーズを用いると、デザイン面2における微
視的な凸部が効果的に除去され、デザイン面2は光沢の
ある滑らかな仕上げ面とすることができ、この表面仕上
げは従来の研摩布紙によるものに較べて効率が良好であ
り、加工の自動化をすすめることが容易である。
【0033】そのうえ、デザイン面2の表面の凹凸形状
に対しては、前記噴射ノズル44からの研摩用混合物M
の吹き付け方向を適宜に指向させることによって、例え
ば透孔4側に向いた前記スポーク部3の側面等の凹部を
深くまで容易に仕上げることができる。
【0034】また、前記デザイン面2のスポーク部3と
リム部6とが断面における曲率半径の小さな接続面を介
して接続されている場合にも、その接続面を前記研摩用
混合物Mにより良好に研摩することが容易である。
【0035】このように、液体ホーニング加工により行
うデザイン面2の下地調整は、前記デザイン面2におけ
る表面の凹凸形状の如何に影響されにくく比較的自由に
行うことができる。
【0036】この実施例においては液体ホーニング加工
によるデザイン面2を含む領域の下地調整が行なわれた
後、自動車用ホイール素材1は、機械加工工程において
所要部分の機械加工が行なわれ、自動車用ホイール素材
1としての正確な所定の形状に形成される。
【0037】この後、このようにして下地の調整された
自動車用ホイール素材1のデザイン面2を含む領域に
は、次のような被膜形成工程が行なわれ、図5に示す透
明被膜31が形成される。
【0038】この実施例において、被膜形成工程に用い
る被覆組成物は、シリカ−オルガノシラン系の無機−有
機複合系塗料であり、無機質材料を主成分とし、分散液
とアクリル樹脂と界面活性剤とを含有するものである。
【0039】この被覆組成物の分散液は、被覆組成物の
固形分の総量に対し、20〜60重量%のコロイド状シリカ
と、20〜60重量%のオルガノアルコキシシランの部分加
水分解縮合物からなるものである。
【0040】また、この被覆組成物のアクリル樹脂は、
被覆組成物の固形分の総量に対し、5〜40重量%の不飽
和エチレン性単量体の重合体または共重合体と、150〜5
50重量%のグリコール誘導体を必須とする溶剤とからな
るものであり、この溶剤はメタノール等の低級脂肪族ア
ルコールに10重量%以上のグリコール誘導体が含有され
たものである。
【0041】そして、被覆組成物の界面活性剤はノニオ
ン系の界面活性剤が添加されている。
【0042】なお、この被覆組成物には、この他必要に
応じて、増粘剤,消泡剤や染料等を適宜添加してもよ
い。
【0043】この被覆組成物において、前記各組成成分
が配合され,また前記の配合割合としてあるのは次のよ
うな理由のためである。
【0044】すなわち、前記コロイド状シリカの配合割
合が20〜60重量%とされているのは、20重量%より小さ
いと形成される透明被膜31の硬度が低下し、60重量%
より大きいと透明被膜31の耐衝撃性が低下するからで
ある。
【0045】前記オルガノアルコキシシランの部分加水
分解縮合物の配合割合が20〜60重量%とされているの
は、20重量%より小さいと透明被膜31の密着性が低下
し、60重量%より大きいと透明被膜31の耐衝撃性が低
下するからである。
【0046】前記不飽和エチレン性単量体または共重合
体の配合割合が5〜40重量%とされているのは、5重量%
より小さいと20μmを越える透明被膜31の形成が困難
であり、熱収縮等によるクラックが発生しやすく、耐衝
撃性や防食性が低下するからである。また、40重量%よ
り大きいと透明被膜31の硬度が低下し、耐擦傷性や耐
汚染性が低下するからである。
【0047】メタノール等の低級脂肪族アルコールに10
重量%以上のグリコール誘導体を含有させた溶媒を用い
るのは、透明被膜31の保存安定性を高め、被膜の形成
作業性と形成された透明被膜31の外観を良好にするた
めである。
【0048】界面活性剤としてノニオン系界面活性剤を
用いるのは、透明被膜31の保存安定性が良好であるか
らである。
【0049】このような被覆組成物を用いてのデザイン
面2上への透明被膜31の形成は、スプレー塗装等の通
常の方法により行なわれ、デザイン面2の深い凹部内に
も概ね均一に被覆組成物を塗着することができる。
【0050】なお、この被覆組成物の前記デザイン面2
への塗着に際して、前記被覆組成物のデザイン面2への
密着性が優れているので、デザイン面2を清浄にしてお
けばプライマリ処理は不要である。
【0051】被覆組成物をデザイン面2上に施した後、
自動車用ホイール1を乾燥炉等で、100〜200℃で10〜20
分程度加熱して被覆組成物を乾燥硬化させ、透明被膜3
1が得られる。
【0052】このようにして形成されたデザイン面2上
の透明被膜31は、優れた透明度と、デザイン面2への
良好な密着性を有するとともに、高い耐衝撃性と耐擦傷
性とを有するものである。そのため、この実施例の自動
車用ホイール1のデザイン面2上の透明被膜31は、従
来の膜厚より薄く,例えば10μm程度に形成しても、十
分にデザイン面2を損傷から保護することができる。
【0053】このことから、透明被膜31の膜厚を薄く
することにより、透明被膜31の透明度が従来より一層
良好な状態となる。
【0054】そして、前記デザイン面2はガラスビーズ
を用いた液体ホーニング加工が施されたものであるの
で、そのデザイン面2自体が光沢を有し金属光沢に富ん
だ外観となるので、透明被膜によりいわゆるシルバー塗
装に準じた外観を呈することができる。
【0055】また、この透明被膜31は耐食性と密着性
が良好であるので、デザイン面2に錆を生じにくく、当
初の光沢を長期に渡って維持することができ、耐汚染性
も良好であることから、この透明被膜31の表面に付着
した汚れを容易におとすことができ、簡単に光沢を回復
することができる利点もある。
【0056】なお、前記透明被膜31は、有機系塗料を
用いて形成させることとしてもよいが、いわゆる無機質
塗料や無機質材料を主成分とする被覆組成物を用いるこ
とによりアルミニウム合金製自動車用ホイールでの糸錆
の発生を防止できる利点がある。
【0057】以上説明したように、この実施例において
は、デザイン面2上に透明被膜を形成したものである
が、これに限らず、顔料を添加した被覆組成物等を用い
て不透明な被膜を形成してもよいことはいうまでもな
い。
【0058】そして、この実施例においては、アルミニ
ウム合金製鋳造品を実施対象とし、そのデザイン面2の
下地調整として液体ホーニング加工工程を熱処理工程の
後に行なったものであるが、本願の液体ホーニング加工
工程は前記図2に示す自動車用ホイールの製造工程にお
いて、前記熱処理工程前に行い,あるいは機械加工工程
中またはその後に行なうこととしてもよい。
【0059】液体ホーニング加工工程を熱処理工程前に
行なった場合には、液体ホーニング加工の完了したデザ
イン面2上に熱処理による薄いスケールが形成される
が、この場合にはデザイン面2上に不透明被膜を形成さ
せることとすれば外観上の不都合はなく、そのスケール
上への被膜の付着性等の面でも支障はない。
【0060】また、液体ホーニング加工工程を機械加工
工程中またはその後に行なう場合には、機械加工の完了
部分に対しても液体ホーニング加工がなされることとな
るが、これが問題となる場合には、その部分にマスキン
グを施しておけば何等支障を生じない。
【0061】そして、本願発明は、前記のようにデザイ
ン面2に限らず、デザイン面2を含む広い領域に対して
実施することとしてもよく、鋳造品のみならず鍛造品か
らなる自動車用ホイールであっても同様に実施すること
ができる。
【0062】さらに、対象品の材料は、アルミニウム合
金に限らず、銅合金やその他鏡面仕上げの対象となる金
属材料であれば同様に実施することができる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、従来研磨布紙により行なっていたデザイン
面の研摩作業を液体ホーニング加工で行なうので、滑ら
かに仕上げることのできるデザイン面の表面での凹凸の
限度が広いので、従来より広い範囲の凹凸形状に対して
良好な被膜を形成することができ、デザイン面に採用す
ることのできる凹凸形状の自由度が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車用ホイールの製造工程図である。
【図2】液体ホーニング装置の概略説明図である。
【図3】自動車用ホイール素材の平面図である。
【図4】図3のA−A線に沿う断面図である。
【図5】透明被膜の形成されたデザイン面の断面図であ
る。
【符号の説明】
M 研摩用混合物 1 自動車用ホイール素材 2 デザイン面 31 透明被膜 41 液体ホーニング装置 44 噴射ノズル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型成形した金属材料からなる自動車用ホ
    イールであって、そのデザイン面の表面に被膜を有する
    自動車用ホイールの製造方法において、 前記自動車用ホイールのうち少なくとも前記デザイン面
    を含む領域に液体ホーニング加工を行ない、その後、少
    なくとも前記デザイン面を含む領域の表面に被膜形成を
    行なうことを特徴とする自動車用ホイールの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動車用ホイールの製造
    方法において、前記自動車用ホイール素材を鋳造にて形
    成して鋳放し状態のデザイン面に前記液体ホーニング加
    工を行なうことを特徴とする自動車用ホイールの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の自動車用ホイールの製造
    方法において、前記自動車用ホイール素材に所要の熱処
    理を施した後、その自動車用ホイール素材のデザイン面
    に前記液体ホーニング加工を行なうことを特徴とする自
    動車用ホイールの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の自
    動車用ホイールの製造方法において、前記液体ホーニン
    グ加工にガラスビーズからなる研摩剤を用いるととも
    に、前記デザイン面に形成する被膜を透明被膜としたこ
    とを特徴とする自動車用ホイールの製造方法。
JP7318194A 1994-04-12 1994-04-12 自動車用ホイールの製造方法 Pending JPH07275794A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000043153A1 (fr) * 1999-01-19 2000-07-27 Ube Industries, Ltd. Procede de traitement de surface pour moulages en metal leger et roue de vehicule en aluminium traitee en surface selon ce procede
JP2010269346A (ja) * 2009-05-22 2010-12-02 Asahi Tec Corp 鋳造品の表面加工方法及び製造方法

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