JPH07275625A - 集塵装置のバグフィルタ - Google Patents

集塵装置のバグフィルタ

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Publication number
JPH07275625A
JPH07275625A JP7476194A JP7476194A JPH07275625A JP H07275625 A JPH07275625 A JP H07275625A JP 7476194 A JP7476194 A JP 7476194A JP 7476194 A JP7476194 A JP 7476194A JP H07275625 A JPH07275625 A JP H07275625A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter cloth
dust
bag filter
filter
bag
Prior art date
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Pending
Application number
JP7476194A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Kiuchi
洋一 木内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ZEMUKO INTERNATL KK
Nikko Corp Ltd
Original Assignee
ZEMUKO INTERNATL KK
Nippon Hodo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by ZEMUKO INTERNATL KK, Nippon Hodo Co Ltd filed Critical ZEMUKO INTERNATL KK
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Publication of JPH07275625A publication Critical patent/JPH07275625A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の払い落し機構でもって、濾布のダスト
付着面(負荷面)に付着したダストを容易に払い落せる
ようにした集塵装置のバグフィルタを提供することにあ
る。 【構成】 袋状の濾布33における開口側を支持体31
に着脱可能に設け、前記濾布33の外側に濾布33表面
に接触しない程度の隙間δを形成せしめて金網状の筒3
5を前記支持体31に固定して設けてなることを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、粉塵等を除去せしめ
る集塵装置のバグフィルタに係り、更に詳細には、濾布
に付着したダストにより生じる目詰りをなくすべく改良
した集塵装置のバグフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】昭和57年5月に大気汚染防止規制施工
規則が改正され、集塵装置としてはバグフィルタが多く
使用されるようになってきたが、同時に省エネルギーも
促進されてきた。そのため、バグフィルタ内における温
度が低下し結露が多く発生し、バグフィルタ内における
濾布のダスト付着面すなわち負荷面に水分を多量に含ん
だダストが固着し目詰りになるという現象が頻繁に生じ
ている。
【0003】また、平成3年10月には再生資源の利用
の促進に関する法律が施工され、建設廃棄物であるアス
ファルト・コンクリート,コンクリート塊は、指定副産
物に指定され再生利用を促進するよう定められた。その
ため、アスファルト・コンクリート,コンクリート塊を
破砕せしめて路盤材又は再生アスファルト合材として再
利用することが多くなり、破砕設備付帯のバグフィルタ
には破砕時に発生する粉塵等に含まれる粉塵防止対策の
水スプレーの水分,アスファルト・コンクリート塊より
発生するアスファルト分,また再生アスファルト合材を
製造する際に発生するブルースモーク等の炭化水素等粉
塵を含む排ガスの条件が非常に厳しくなってきている。
そして、バグフィルタにおける濾布の負荷面がダストの
固着により目詰りになるという現象が生じている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したバ
グフィルタにおける濾布の負荷面がダストの固着により
目詰りが生じると、従来の濾布払い落し機構であるエア
ーパルス、逆洗、機械振動方式等では、充分な払い落し
が期待できないという問題がある。
【0005】この発明の目的は、従来の払い落し機構で
もって、濾布のダスト付着面(負荷面)に付着したダス
トを容易に払い落せるようにした集塵装置のバグフィル
タを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明の集塵装置のバグフィルタは、袋状の濾布に
おける開口側を支持体に着脱可能に設け、前記濾布の外
側に濾布表面に接触しない程度の隙間を形成せしめて金
網状の筒を前記支持体に固定して設けてなることを特徴
とするものである。
【0007】前記集塵装置のバグフィルタにおいて、前
記隙間が2〜5mmであることが望ましいものである。
【0008】
【作用】以上のような集塵装置のバグフィルタとするこ
とにより、バグフィルタにおける濾布のダスト付着面に
ダストが固着し目詰りが生じた場合には、ダストを払い
落す払い落し機構を作動せしめると、濾布の振動,脈動
作用により、濾布のダスト付着面(負荷面)が前記支持
体に固定して設けた金網状の筒に叩きつけられることに
より、濾布のダスト付着面(負荷面)に固着し払い落と
せなかったダストが容易に払い落せられる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0010】図4を参照するに、集塵装置1は例えば立
方体形状からなる集塵ハウジング3を備えてなり、この
集塵ハウジング3は集塵室5と清浄室7とで構成されて
おり、集塵室5と清浄室7とは隔壁9で仕切られてい
る。
【0011】前記集塵ハウジング3の図4において左側
壁には粉塵等を吸引し集塵室5に供給されるための入口
11が設けられている。また、集塵ハウジング3の底部
にはホッパー13が設けられていると共に、ホッパー1
3にはゲート弁15が開閉自在に取付けられている。
【0012】前記集塵ハウジング3の上部に設けられて
いる清浄室7の上壁には出口パイプ17の一端が接続さ
れていると共に、出口パイプ17の他端は吸引ブロワ1
9に接続されている。前記隔壁9には適宜な間隔で複数
のバグフィルタ21が下方へ向けて設けられている。
【0013】この各バグフィルタ21の上部には絞って
ほぼベンチュリー状の開口部21aが上方へ向けて設け
られている。この各開口部21aに対向した清浄室7内
には、高圧空気をパルス状に噴射させるエアブローノズ
ル23が設けられている。また清浄室7内には図4にお
いて左右方向へ延伸したブローパイプ25が設けられて
おり、このブローパイプ25の右端は清浄室7より外部
へ突出されている。
【0014】清浄室7内に設けられたブローパイプ25
には前記各エアブローノズル23が一体化されている。
前記清浄室7より外部へ突出されブローパイプ25の途
中には開閉弁27が設けられていると共に、ブローパイ
プ25の右端にはエア源29が接続されている。
【0015】上記構成により、吸引ブロワ19を作動せ
しめると、吸引作用によって、粉塵等が入口11から集
塵ハウジング3の集塵室5内に送り込まれる。この集塵
室5内に送り込まれた粉塵等はバグフィルタ21にて濾
過されて清浄室7に至り、出口パイプ17を経て吸引ブ
ロワ19に吸引されて放出されることになる。
【0016】バグフィルタ21で濾過されると、詳細を
後述する濾布の付着面(負荷面)にダストが付着して固
着される。次第に濾布の付着面が目詰りを生じる。この
目詰りが生じると、エア源29から高圧エアを送ると共
に開閉弁27を開かせることによって、高圧エアはブロ
ーパイプ25を通って、各エアブローノズル23からバ
グフィルタ21の開口部21aへ向けてパルス状、すな
わち間歇的に噴射される。
【0017】噴射された噴射エアは開口部21aにおい
て絞られてより高速化されると共に方向性を正確にさ
れ、かつ整流される。したがって、バグフィルタ21の
濾布内から集塵室5内へ向けて高圧エアが噴射されるこ
とにより濾布の付着面(負荷面)に固着されたダストが
取り除かれて落下しホッパー13に収容された後、ゲー
ト弁15を開かせると、ダストは外部へ集塵されること
となる。
【0018】図1および図2を参照するに、前記バグフ
ィルタ21は籠型形状の支持体31と、この支持体31
に覆せられた袋状の濾布33と、前記支持体31に上端
を固定して設けられ濾布33の外側(図1および図2に
おいて外周側)に前記濾布33の表面に接触しない程度
の隙間δを形成せしめて金網状の筒35とで構成されて
いる。
【0019】図2に示されているように、袋状の濾布3
3の開口端側(図2において上端側)が前記支持体31
の先端部(図2において上端部)において内側へ2つ折
りに折曲げられる。また、前記筒35は例えば図1、図
2に示されているように、濾布33に覆せられ、締付金
具37によって支持体31,濾布33および筒35が一
体化されて固定されるものである。
【0020】前記筒35は例えば1.0mmφ程度の針
金などからなる金網などで構成されているものである。
濾布33の外周面と前記筒35の内周面間の隙間δは約
2〜5mm程度が好ましい。
【0021】バグフィルタ21が上述したごとき構成と
することにより、例えば図2において、濾布33の付着
面(負荷面)にダストが固着して目詰りが生じると、エ
ア源29から高圧エアを送ると共に開閉弁27を開かせ
ることによって、高圧エアはブローパイプ25を通っ
て、各エアブローノズル23からバグフィルタ21の開
口部21aへ向けてパルス状に噴射される。
【0022】噴射された噴射エアは開口部21aから支
持体31内を通って、濾布33,筒35を経て集塵室5
へ送られる。その結果、噴射エアの圧力による濾布33
における表面の振動,脈動により、図3に示したよう
に、濾布33の付着面(負荷面)が拡がって前記筒35
に叩きつけられることにより、濾布33の付着面に固着
したダストを容易に払い落すことができる。
【0023】すなわち、従来の単なる噴射圧力による振
動,脈動作用のみでは、濾布33の付着面に付着したダ
ストを完全に払い落すことができなかったが、本実施例
の金網状の筒35を濾布33の外側に設けることによっ
て金網状の筒35に濾布33が拡縮して揺動して、ダス
トの払い落し作用が促進されて従来よりも容易に払い落
すことができる。
【0024】なお、この発明は、上述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。濾布に振動,脈動作
用を与える手段として高圧による噴射エアで説明した
が、機械的な振動,脈動手段であってもよい。
【0025】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この発明によれば、濾布の付着面にダストが
固着し目詰りが生じた場合には、濾布に振動,脈動作用
を与えることで、濾布における表面が振動,脈動して濾
布が金網状の筒に叩きつけられる。その結果、濾布の付
着面からダストを従来よりも容易に払い落すことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のバグフィルタの一実施例を示す分解
斜視図である。
【図2】図4におけるII矢視部の拡大断面図である。
【図3】図2に示したバグフィルタによる払い落しを説
明する説明図である。
【図4】この発明を実施する一実施例の集塵装置の概略
説明図である。
【符号の説明】
1 集塵装置 5 集塵室 7 清浄室 9 隔壁 11 入口 19 吸引ブロワ 21 バグフィルタ 23 エアブローノズル 29 エア源 31 支持体 33 濾布 35 金網状の筒

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋状の濾布における開口側を支持体に着
    脱可能に設け、前記濾布の外側に濾布表面に接触しない
    程度の隙間を形成せしめて金網状の筒を前記支持体に固
    定して設けてなることを特徴とする集塵装置のバグフィ
    ルタ。
  2. 【請求項2】 前記隙間が2〜5mmであることを特徴
    とする請求項1記載の集塵装置のバグフィルタ。
JP7476194A 1994-04-13 1994-04-13 集塵装置のバグフィルタ Pending JPH07275625A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7476194A JPH07275625A (ja) 1994-04-13 1994-04-13 集塵装置のバグフィルタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7476194A JPH07275625A (ja) 1994-04-13 1994-04-13 集塵装置のバグフィルタ

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Publication Number Publication Date
JPH07275625A true JPH07275625A (ja) 1995-10-24

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ID=13556592

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7476194A Pending JPH07275625A (ja) 1994-04-13 1994-04-13 集塵装置のバグフィルタ

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100367914B1 (ko) * 2000-11-17 2003-01-24 (주) 승산환경산업 백필터타입의 집진기용 필터케이지 및 그의 제조방법
KR200446600Y1 (ko) * 2009-08-26 2009-11-11 조광섭 집진기용 필터 케이지 및 이를 포함하는 필터백 어셈블리
KR101050431B1 (ko) * 2011-03-08 2011-07-19 (주)대우건설 필터백 기반의 분말촉매를 이용한 복합 악취 저감 장치 및 방법
KR101286013B1 (ko) * 2012-10-19 2013-07-19 조동국 연삭유 여과를 위한 백필터탱크 및 연삭유 재활용시스템

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