JPH07275429A - スキ−ボ−ド - Google Patents
スキ−ボ−ドInfo
- Publication number
- JPH07275429A JPH07275429A JP9588794A JP9588794A JPH07275429A JP H07275429 A JPH07275429 A JP H07275429A JP 9588794 A JP9588794 A JP 9588794A JP 9588794 A JP9588794 A JP 9588794A JP H07275429 A JPH07275429 A JP H07275429A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- board
- pole
- ski
- handle
- wide
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 操作時の人間の自由度を大きくして滑降する
板に各種の荷重を加えることが出来且つ初心者でも意図
するように自由に操縦することの出来るスキ−ボ−ドを
提供する。 【構成】 幅広のボ−ド1の前部に滑らかな曲折部1a
を形成し、該曲折部1aの上端部にハンドル2を設けた
ポ−ル3を回動自在に枢着してなるスキ−ボ−ド。前記
幅広のボ−ドの前部には曲折部1aの代わりに半シェル
構造の滑らかなカウリングを設けることもある。また、
ポ−ル3は幅広のボ−ドの中央部より少し前部へ回動自
在に枢着することもある。
板に各種の荷重を加えることが出来且つ初心者でも意図
するように自由に操縦することの出来るスキ−ボ−ドを
提供する。 【構成】 幅広のボ−ド1の前部に滑らかな曲折部1a
を形成し、該曲折部1aの上端部にハンドル2を設けた
ポ−ル3を回動自在に枢着してなるスキ−ボ−ド。前記
幅広のボ−ドの前部には曲折部1aの代わりに半シェル
構造の滑らかなカウリングを設けることもある。また、
ポ−ル3は幅広のボ−ドの中央部より少し前部へ回動自
在に枢着することもある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、雪山或いは雪の積も
ったゲレンデで自由、自在に滑降操作することの出来る
スキ−ボ−ドに関する。
ったゲレンデで自由、自在に滑降操作することの出来る
スキ−ボ−ドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスキ−は、人の身長に合わせた細
長い板二枚を対としてその上にスキ−靴を固定して滑降
するように出来ている。滑降時は直進或いはサインカ−
ブのシュプ−ルを適当に描きながら走行するが、特に進
行方向に対するカ−ブの操作は両手で持ったストックを
利用して行う。このように、スキ−とスキ−に固定する
靴及び両手で持つストックといったスキ−の道具につい
て発明や考案等が生まれるとしても精々スキ−や靴の材
料、靴の固定金具の構造、或いは靴の固定方法、意匠と
いった程度である。また、如何にスキ−を上達させるか
といった問題があるとしても人間工学的見地から身長、
体重、人体の構造的特徴から可能な屈曲範囲、足の動作
等を研究してスキ−道具の形状、重量、長さ等が決めら
れる。しかし基本的にはスキ−の道具は細長い二枚の
板、板に固定する靴、操作用ストックといったパタ−ン
は昔から変化していない。
長い板二枚を対としてその上にスキ−靴を固定して滑降
するように出来ている。滑降時は直進或いはサインカ−
ブのシュプ−ルを適当に描きながら走行するが、特に進
行方向に対するカ−ブの操作は両手で持ったストックを
利用して行う。このように、スキ−とスキ−に固定する
靴及び両手で持つストックといったスキ−の道具につい
て発明や考案等が生まれるとしても精々スキ−や靴の材
料、靴の固定金具の構造、或いは靴の固定方法、意匠と
いった程度である。また、如何にスキ−を上達させるか
といった問題があるとしても人間工学的見地から身長、
体重、人体の構造的特徴から可能な屈曲範囲、足の動作
等を研究してスキ−道具の形状、重量、長さ等が決めら
れる。しかし基本的にはスキ−の道具は細長い二枚の
板、板に固定する靴、操作用ストックといったパタ−ン
は昔から変化していない。
【0003】また、上記するスキ−以外でゲレンデ等を
滑降する道具としては人の身長より少し長く幅広の板に
人が座り、前部に繋いだロ−プを持って操作するスノ−
ボ−ドやボブスレ−のようなものがあるが、かかるスノ
−ボ−ド等も昔から知られている道具であり子供たちが
遊ぶために使用するか競技用として使用される程度であ
る。
滑降する道具としては人の身長より少し長く幅広の板に
人が座り、前部に繋いだロ−プを持って操作するスノ−
ボ−ドやボブスレ−のようなものがあるが、かかるスノ
−ボ−ド等も昔から知られている道具であり子供たちが
遊ぶために使用するか競技用として使用される程度であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記するような昔から
あるスキ−は初心者が簡単に滑れるようになるものでは
なく、所謂プル−クやプル−ク・ボ−ゲンに始まりシュ
テム・ギルランデ、シュテム・タ−ン等といった滑降技
術を練習して滑れるようになる。また、一応スキ−で滑
れるようになっても急なスロ−プでは骨折や捻挫等思わ
ぬ怪我をすることも多い。これは長いスキ−に両足を固
定した状態で滑るため足回りに自由度がないからである
が、滑降時に人間が前後や横方向への体重移動(重心移
動)を自由に行うことが出来てその上安全に滑降するこ
とが出来る乗物があればより楽しい乗物を実現すること
が出来る。即ち、滑降する道具(板)に前後或いは左右
への荷重移動或いはエッジ部分への荷重掛け等といった
各種の荷重を滑降するボ−ド(板)に加えつつ意図する
運動作用を与えることが出来れば従来とは異なったスポ
−ツとして更に楽しいスキ−用具を提供することが出来
る。
あるスキ−は初心者が簡単に滑れるようになるものでは
なく、所謂プル−クやプル−ク・ボ−ゲンに始まりシュ
テム・ギルランデ、シュテム・タ−ン等といった滑降技
術を練習して滑れるようになる。また、一応スキ−で滑
れるようになっても急なスロ−プでは骨折や捻挫等思わ
ぬ怪我をすることも多い。これは長いスキ−に両足を固
定した状態で滑るため足回りに自由度がないからである
が、滑降時に人間が前後や横方向への体重移動(重心移
動)を自由に行うことが出来てその上安全に滑降するこ
とが出来る乗物があればより楽しい乗物を実現すること
が出来る。即ち、滑降する道具(板)に前後或いは左右
への荷重移動或いはエッジ部分への荷重掛け等といった
各種の荷重を滑降するボ−ド(板)に加えつつ意図する
運動作用を与えることが出来れば従来とは異なったスポ
−ツとして更に楽しいスキ−用具を提供することが出来
る。
【0005】この発明は上記する課題に鑑みて創案され
たものであって、その目的とする所は操作時の人間の自
由度を大きくして滑降する板に各種の荷重を加えること
が出来且つ初心者でも意図するように自由に操縦するこ
との出来るスキ−ボ−ドを提供することにある。
たものであって、その目的とする所は操作時の人間の自
由度を大きくして滑降する板に各種の荷重を加えること
が出来且つ初心者でも意図するように自由に操縦するこ
との出来るスキ−ボ−ドを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は上記す
る課題を解決するために、スキ−ボ−ドが幅広のボ−
ドの前部に滑らかな曲折部を形成し、該曲折部の上端部
にハンドルを設けたポ−ルを回動自在に枢着してなるこ
とを特徴とする。或いは幅広のボ−ドの前部に半シェ
ル構造のカウリングを設け、該カウリングの上端部にハ
ンドルを設けたポ−ルを回動自在に枢着してなることを
特徴とする。或いはボ−ドに操縦者以外の添乗者が着
座する椅子を設置したことを特徴とする。或いはハン
ドルを設けたポ−ルは幅広のボ−ドの中央部より少し前
部へ回動自在に枢着したことを特徴とする。或いは前
記ハンドルを設けたポ−ルは径の大きな下側のポ−ルと
この下側ポ−ルに嵌入出来るよう径を少し小さくしたポ
−ルとから成ることを特徴とする。
る課題を解決するために、スキ−ボ−ドが幅広のボ−
ドの前部に滑らかな曲折部を形成し、該曲折部の上端部
にハンドルを設けたポ−ルを回動自在に枢着してなるこ
とを特徴とする。或いは幅広のボ−ドの前部に半シェ
ル構造のカウリングを設け、該カウリングの上端部にハ
ンドルを設けたポ−ルを回動自在に枢着してなることを
特徴とする。或いはボ−ドに操縦者以外の添乗者が着
座する椅子を設置したことを特徴とする。或いはハン
ドルを設けたポ−ルは幅広のボ−ドの中央部より少し前
部へ回動自在に枢着したことを特徴とする。或いは前
記ハンドルを設けたポ−ルは径の大きな下側のポ−ルと
この下側ポ−ルに嵌入出来るよう径を少し小さくしたポ
−ルとから成ることを特徴とする。
【0007】
【作用】スキ−ボ−ドを上記手段とした場合の作用につ
いて添付図とその符号を用いて説明する。先ず、と
及びの手段によればゲレンデや雪山のスロ−プで滑降
する場合、操縦者Mがハンドル2を持ちポ−ル3で操縦
しながら滑降すると実に快適に且つ楽に意図するように
滑降することが出来る。この場合、ボ−ド1とポ−ル3
と操縦者Mは一つの三角形を形成し、且つボ−ド1を除
いてポ−ル3と操縦者Mとの二辺は長さ及び角度を変化
させることが可能となるので滑降中の操作も臨機応変に
行うことが出来る。即ち、操縦者Mは真っ直ぐ立ったり
屈曲したり、前記ポ−ル3を前方へ倒したり、後方へ倒
したり、或いは全体を左右何れかの方向に倒したりする
だけで体重移動(重心移動)が可能となり方向変換や速
度の制御も実に楽々と行うことが出来る。また、エッジ
ング効果の利用、カ−ブする際のハンドル操作、ジャン
ピング等の操作を安全に且つ楽に行うことが出来る。そ
してまたの手段によれば複数人で乗ることも出来特に
子供等と一緒に乗ることが出来る。更にの手段によれ
ばポ−ル3の操縦角度αや長さL等を調整して操作する
操縦者のフィ−リングに合わせることが出来る。
いて添付図とその符号を用いて説明する。先ず、と
及びの手段によればゲレンデや雪山のスロ−プで滑降
する場合、操縦者Mがハンドル2を持ちポ−ル3で操縦
しながら滑降すると実に快適に且つ楽に意図するように
滑降することが出来る。この場合、ボ−ド1とポ−ル3
と操縦者Mは一つの三角形を形成し、且つボ−ド1を除
いてポ−ル3と操縦者Mとの二辺は長さ及び角度を変化
させることが可能となるので滑降中の操作も臨機応変に
行うことが出来る。即ち、操縦者Mは真っ直ぐ立ったり
屈曲したり、前記ポ−ル3を前方へ倒したり、後方へ倒
したり、或いは全体を左右何れかの方向に倒したりする
だけで体重移動(重心移動)が可能となり方向変換や速
度の制御も実に楽々と行うことが出来る。また、エッジ
ング効果の利用、カ−ブする際のハンドル操作、ジャン
ピング等の操作を安全に且つ楽に行うことが出来る。そ
してまたの手段によれば複数人で乗ることも出来特に
子供等と一緒に乗ることが出来る。更にの手段によれ
ばポ−ル3の操縦角度αや長さL等を調整して操作する
操縦者のフィ−リングに合わせることが出来る。
【0008】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例について図面
を参照して説明する。図1はこの発明のスキ−ボ−ドの
全体斜視図である。このスキ−ボ−ドは、幅広い一枚の
ボ−ド1の前部に半円状の滑らかな曲折部1aを形成
し、該曲折部1aの上端部にポ−ル3を上下方向に回動
自在に枢着する。そして該ポ−ル3の上部には操縦者が
両手で把持することの出来るハンドル2が設けてある。
尚、前記ボ−ド1の後端部1bは若干上方へ曲げても良
い。
を参照して説明する。図1はこの発明のスキ−ボ−ドの
全体斜視図である。このスキ−ボ−ドは、幅広い一枚の
ボ−ド1の前部に半円状の滑らかな曲折部1aを形成
し、該曲折部1aの上端部にポ−ル3を上下方向に回動
自在に枢着する。そして該ポ−ル3の上部には操縦者が
両手で把持することの出来るハンドル2が設けてある。
尚、前記ボ−ド1の後端部1bは若干上方へ曲げても良
い。
【0009】前記ハンドル2を設けたポ−ル3は径の大
きな下側のポ−ル3aとこの下側ポ−ル3aに嵌入出来
るよう径を少し小さくしたポ−ル3bとから成り、下側
ポ−ル3aをボ−ド1の曲折部1a上端部に回動自在に
枢着してあるが、止めねじ4等により回動不能に固定す
ることも出来るようにしてある。また、径の若干小さな
ポ−ル3bは下側のポ−ル3aに出し入れ可能として任
意の位置で止めねじ5により固定することにより操縦者
の身長に合わせて高さを調整することが出来るようにし
てある。従って、前記ポ−ル3は操縦時の上下方向への
回転角度αや長さL等を調整して操縦出来るようにして
操縦者のフィ−リングに合わせることが出来る。但し、
前記ポ−ル3は予め長さを決めた一本のポ−ルとしても
良い。
きな下側のポ−ル3aとこの下側ポ−ル3aに嵌入出来
るよう径を少し小さくしたポ−ル3bとから成り、下側
ポ−ル3aをボ−ド1の曲折部1a上端部に回動自在に
枢着してあるが、止めねじ4等により回動不能に固定す
ることも出来るようにしてある。また、径の若干小さな
ポ−ル3bは下側のポ−ル3aに出し入れ可能として任
意の位置で止めねじ5により固定することにより操縦者
の身長に合わせて高さを調整することが出来るようにし
てある。従って、前記ポ−ル3は操縦時の上下方向への
回転角度αや長さL等を調整して操縦出来るようにして
操縦者のフィ−リングに合わせることが出来る。但し、
前記ポ−ル3は予め長さを決めた一本のポ−ルとしても
良い。
【0010】次に、前記ボ−ド1の操縦者が立つあたり
の位置には滑り止めを施したプレ−ト6(通常はゴム製
或いは樹脂製)が接着してある。或いはこのプレ−ト6
の代わりに足を入れる上靴(図示せず)を設置して該上
靴を前後左右にスライド或いは左右に回転出来るように
しても良い。また、ボ−ド1の上には想像線で示すよう
に操縦者の他に添乗者が着座することが出来るような椅
子7を固定しても良い。該椅子7には把手7aを装着す
ると特に子供を載せる場合安全であり、子供と一緒に滑
降することも出来る。
の位置には滑り止めを施したプレ−ト6(通常はゴム製
或いは樹脂製)が接着してある。或いはこのプレ−ト6
の代わりに足を入れる上靴(図示せず)を設置して該上
靴を前後左右にスライド或いは左右に回転出来るように
しても良い。また、ボ−ド1の上には想像線で示すよう
に操縦者の他に添乗者が着座することが出来るような椅
子7を固定しても良い。該椅子7には把手7aを装着す
ると特に子供を載せる場合安全であり、子供と一緒に滑
降することも出来る。
【0011】図2はこの発明のスキ−ボ−ドの他の実施
例の全体斜視図である。この実施例ではボ−ド1の前部
に上記するような曲折部1aを形成する代わりに弾性が
ありある程度の強度のある半シェル(殻)構造の滑らか
なカウリング8を取付ける。そして該カウリング8の上
端部にハンドル2を設けたポ−ル3を回動自在に枢着す
る。該ポ−ル3も径の大きなポ−ル3aとこれに嵌入可
能な径の少し小さなポ−ル3bとより成るが、該ポ−ル
3も任意の角度及び高さで固定出来るよう止めねじ4を
設けてある。尚、ポ−ル3aと3bとはロ−レットねじ
9により締め込んで固定するようにしても良い。また、
このボ−ド1にも操縦者が立つあたりの位置には滑り止
めを施したプレ−ト6を接着したり或いはスライドした
り左右に回転する上靴(図示せず)を設置する。尚、図
1及び図2で示す実施例のボ−ド1の前端部に形成され
た曲折部1a及びカウリング8は弾性もあり滑らかな曲
線状に形成してあるので、万一衝突した場合衝撃を吸収
するクッションの役割を果たすことが出来る。また該カ
ウリング8はツア−の際の荷物入れともなるので大変便
利である。
例の全体斜視図である。この実施例ではボ−ド1の前部
に上記するような曲折部1aを形成する代わりに弾性が
ありある程度の強度のある半シェル(殻)構造の滑らか
なカウリング8を取付ける。そして該カウリング8の上
端部にハンドル2を設けたポ−ル3を回動自在に枢着す
る。該ポ−ル3も径の大きなポ−ル3aとこれに嵌入可
能な径の少し小さなポ−ル3bとより成るが、該ポ−ル
3も任意の角度及び高さで固定出来るよう止めねじ4を
設けてある。尚、ポ−ル3aと3bとはロ−レットねじ
9により締め込んで固定するようにしても良い。また、
このボ−ド1にも操縦者が立つあたりの位置には滑り止
めを施したプレ−ト6を接着したり或いはスライドした
り左右に回転する上靴(図示せず)を設置する。尚、図
1及び図2で示す実施例のボ−ド1の前端部に形成され
た曲折部1a及びカウリング8は弾性もあり滑らかな曲
線状に形成してあるので、万一衝突した場合衝撃を吸収
するクッションの役割を果たすことが出来る。また該カ
ウリング8はツア−の際の荷物入れともなるので大変便
利である。
【0012】図3はこの発明のスキ−ボ−ドの更に別の
実施例の全体斜視図である。この実施例では幅広い一枚
のボ−ド1の前部に半円状の滑らかな曲折部1aを形成
する。そして該ボ−ド1の中央より少し前の位置にハン
ドル2を取付けたポ−ル3を回動自在に枢着する。該ポ
−ル3も径の大きなポ−ル3aと該ポ−ル3aに嵌入さ
れる径の小さなポ−ル3bとより構成され且つ適宜の角
度及び高さに固定出来るようにしてある。尚、図2の実
施例のようにボ−ド前部にカウリング8を取り付けたボ
−ド1の中央部より少し前の位置に、このようなハンド
ル2を取付けたポ−ル3を回動自在に枢着しても良い。
実施例の全体斜視図である。この実施例では幅広い一枚
のボ−ド1の前部に半円状の滑らかな曲折部1aを形成
する。そして該ボ−ド1の中央より少し前の位置にハン
ドル2を取付けたポ−ル3を回動自在に枢着する。該ポ
−ル3も径の大きなポ−ル3aと該ポ−ル3aに嵌入さ
れる径の小さなポ−ル3bとより構成され且つ適宜の角
度及び高さに固定出来るようにしてある。尚、図2の実
施例のようにボ−ド前部にカウリング8を取り付けたボ
−ド1の中央部より少し前の位置に、このようなハンド
ル2を取付けたポ−ル3を回動自在に枢着しても良い。
【0013】図4はこの発明の図1に示すスキ−ボ−ド
を使用して滑降する状態を示す。スキ−ボ−ドを上記構
成とすると、ゲレンデや雪山のスロ−プで滑降する場
合、操縦者Mがハンドル2を持ちポ−ル3で操縦しなが
ら滑降する場合実に快適に且つ楽に意図するように滑降
することが出来る。この場合、ボ−ド1とポ−ル3と操
縦者Mは一つの略三角形を形成し、且つボ−ド1を除い
てポ−ル3と操縦者Mとの二辺は長さ及び角度を変化さ
せることが可能となるので滑降中の操作も臨機応変に行
うことが出来る。即ち、操縦者Mは真っ直ぐ立ったり屈
曲したり、前記ポ−ル3を前方へ倒したり、後方へ倒し
たり、或いは左右何れかの方向に倒したりするだけで体
重移動(重心移動)が可能となり方向変換や速度の制御
も実に楽々と行うことが出来る。また、エッジング効果
の利用、カ−ブする際のハンドル操作、ジャンピング等
の操作を安全に且つ楽に行うことが出来る。
を使用して滑降する状態を示す。スキ−ボ−ドを上記構
成とすると、ゲレンデや雪山のスロ−プで滑降する場
合、操縦者Mがハンドル2を持ちポ−ル3で操縦しなが
ら滑降する場合実に快適に且つ楽に意図するように滑降
することが出来る。この場合、ボ−ド1とポ−ル3と操
縦者Mは一つの略三角形を形成し、且つボ−ド1を除い
てポ−ル3と操縦者Mとの二辺は長さ及び角度を変化さ
せることが可能となるので滑降中の操作も臨機応変に行
うことが出来る。即ち、操縦者Mは真っ直ぐ立ったり屈
曲したり、前記ポ−ル3を前方へ倒したり、後方へ倒し
たり、或いは左右何れかの方向に倒したりするだけで体
重移動(重心移動)が可能となり方向変換や速度の制御
も実に楽々と行うことが出来る。また、エッジング効果
の利用、カ−ブする際のハンドル操作、ジャンピング等
の操作を安全に且つ楽に行うことが出来る。
【0014】図5はこの発明の図3に示すスキ−ボ−ド
を使用して滑降する状態を示す。このスキ−ボ−ドによ
っても上記する図1或いは図2のスキ−ボ−ドと同様に
雪山のスロ−プで滑降する場合、操縦者がハンドル2を
持ちポ−ル3で操縦しながら滑降すると快適に且つ楽に
意図するように滑降することが出来る。尚、これら図1
乃至図3に示すスキ−ボ−ドは雪上だけでなく、砂丘或
いは草原の斜面等でも走行することが出来るものであ
り、冬だけでなく春夏秋冬季節を問わず用いることが出
来る。
を使用して滑降する状態を示す。このスキ−ボ−ドによ
っても上記する図1或いは図2のスキ−ボ−ドと同様に
雪山のスロ−プで滑降する場合、操縦者がハンドル2を
持ちポ−ル3で操縦しながら滑降すると快適に且つ楽に
意図するように滑降することが出来る。尚、これら図1
乃至図3に示すスキ−ボ−ドは雪上だけでなく、砂丘或
いは草原の斜面等でも走行することが出来るものであ
り、冬だけでなく春夏秋冬季節を問わず用いることが出
来る。
【0015】
【発明の効果】この発明のスキ−ボ−ドは以上詳述した
ような構成としたので、滑降中腕と足の操作及び体重移
動を利用してバランスをとりながら快適に且つ安全に走
行することが出来る。特に、足を自由に乗せることが出
来るので(但し、足はスライドや回転或いは拘束しても
良い)足による体重移動(重心移動)を行いながらカ−
ブを切ったり、制動操作しがら操縦することが出来る。
或いは片足をスキ−ボ−ドから外して所謂レグタ−ンを
行ったりコ−ナ−リングを行い楽に各種の走行を臨機応
変に行うことが出来る。特に、初心者でも従来のスキ−
或いはそれ以上に楽しく乗ることが出来るという優れた
効果を有する。
ような構成としたので、滑降中腕と足の操作及び体重移
動を利用してバランスをとりながら快適に且つ安全に走
行することが出来る。特に、足を自由に乗せることが出
来るので(但し、足はスライドや回転或いは拘束しても
良い)足による体重移動(重心移動)を行いながらカ−
ブを切ったり、制動操作しがら操縦することが出来る。
或いは片足をスキ−ボ−ドから外して所謂レグタ−ンを
行ったりコ−ナ−リングを行い楽に各種の走行を臨機応
変に行うことが出来る。特に、初心者でも従来のスキ−
或いはそれ以上に楽しく乗ることが出来るという優れた
効果を有する。
【図1】この発明のスキ−ボ−ドの全体斜視図である。
【図2】この発明のスキ−ボ−ドの他の実施例の全体斜
視図である。
視図である。
【図3】この発明のスキ−ボ−ドの更に別の実施例の全
体斜視図である。
体斜視図である。
【図4】この発明の図1に示す実施例のスキ−ボ−ドを
使用して滑降する状態を示す図である。
使用して滑降する状態を示す図である。
【図5】この発明の図3に示す実施例のスキ−ボ−ドを
使用して滑降する状態を示す図である。
使用して滑降する状態を示す図である。
1 ボ−ド 1a 滑らかな曲
折部 2 ハンドル 3 ポ−ル 3a 径の大きなポ−ル 3b 径の小さな
ポ−ル 4、5 止めねじ 6 すべり止め
プレ−ト 7 椅子 8 カウリング 9 ロ−レットねじ
折部 2 ハンドル 3 ポ−ル 3a 径の大きなポ−ル 3b 径の小さな
ポ−ル 4、5 止めねじ 6 すべり止め
プレ−ト 7 椅子 8 カウリング 9 ロ−レットねじ
Claims (5)
- 【請求項1】 幅広のボ−ドの前部に滑らかな曲折部を
形成し、該曲折部の上端部にハンドルを設けたポ−ルを
回動自在に枢着してなるスキ−ボ−ド。 - 【請求項2】 幅広のボ−ドの前部に半シェル構造のカ
ウリングを設け、該カウリングの上端部にハンドルを設
けたポ−ルを回動自在に枢着してなるスキ−ボ−ド。 - 【請求項3】 ボ−ドに操縦者以外の添乗者が着座する
椅子を設置した請求項第1項乃至第2項記載のスキ−ボ
−ド。 - 【請求項4】 ハンドルを設けたポ−ルは幅広のボ−ド
の中央部より少し前部へ回動自在に枢着した請求項第1
項若しくは第2項記載のスキ−ボ−ド。 - 【請求項5】 ハンドルを設けたポ−ルは径の大きな下
側のポ−ルとこの下側ポ−ルに嵌入出来るよう径を少し
小さくしたポ−ルとから成る請求項第1項乃至第4項記
載のスキ−ボ−ド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9588794A JPH07275429A (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | スキ−ボ−ド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9588794A JPH07275429A (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | スキ−ボ−ド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07275429A true JPH07275429A (ja) | 1995-10-24 |
Family
ID=14149832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9588794A Pending JPH07275429A (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | スキ−ボ−ド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07275429A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998057836A1 (fr) * | 1997-06-19 | 1998-12-23 | Mitsunari Kishi | Velo a patins |
JP2006192173A (ja) * | 2005-01-17 | 2006-07-27 | Mitsuru:Kk | ブラインドサッカー用フェンス |
-
1994
- 1994-04-08 JP JP9588794A patent/JPH07275429A/ja active Pending
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