JPH07275266A - デンタルインプラント - Google Patents
デンタルインプラントInfo
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- JPH07275266A JPH07275266A JP5332207A JP33220793A JPH07275266A JP H07275266 A JPH07275266 A JP H07275266A JP 5332207 A JP5332207 A JP 5332207A JP 33220793 A JP33220793 A JP 33220793A JP H07275266 A JPH07275266 A JP H07275266A
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- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C8/00—Means to be fixed to the jaw-bone for consolidating natural teeth or for fixing dental prostheses thereon; Dental implants; Implanting tools
- A61C8/0048—Connecting the upper structure to the implant, e.g. bridging bars
- A61C8/005—Connecting devices for joining an upper structure with an implant member, e.g. spacers
- A61C8/0059—Connecting devices for joining an upper structure with an implant member, e.g. spacers with additional friction enhancing means
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- A61C8/0018—Means to be fixed to the jaw-bone for consolidating natural teeth or for fixing dental prostheses thereon; Dental implants; Implanting tools characterised by the shape
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- A61C8/0069—Connecting devices for joining an upper structure with an implant member, e.g. spacers tapered or conical connection
Abstract
(57)【要約】
【目的】 システムの2つの部分に回転しないように固
定している表面を有する複数の部分からなるデンタルイ
ンプラントシステムを提供する。 【構成】 デンタルインプラントシステムは、その頂端
に、複数の側面を有する突起(11)とインプラントの
頂部にある突起の開口を通ってインプラントのボディに
延びる内ねじをもつまたは内ねじをもたない通路(1
6)とを有するデンタルインプラント(2)、およびア
バットメントの内部通路(22)を貫通しかつインプラ
ントの内部通路に入る固定具(4)を受けるための内部
通路(22)を有するアバットメント(17)を含む。
アバットメントは複数の側面を有する内部空洞(19)
をその底端に有し、その空洞がインプラントの頂部にあ
る突起の上に設置されると、回転しないようにインプラ
ントと固定して結合されるように、空洞の側面の各々は
アバットメントの長手方向の軸に関して平行である。
定している表面を有する複数の部分からなるデンタルイ
ンプラントシステムを提供する。 【構成】 デンタルインプラントシステムは、その頂端
に、複数の側面を有する突起(11)とインプラントの
頂部にある突起の開口を通ってインプラントのボディに
延びる内ねじをもつまたは内ねじをもたない通路(1
6)とを有するデンタルインプラント(2)、およびア
バットメントの内部通路(22)を貫通しかつインプラ
ントの内部通路に入る固定具(4)を受けるための内部
通路(22)を有するアバットメント(17)を含む。
アバットメントは複数の側面を有する内部空洞(19)
をその底端に有し、その空洞がインプラントの頂部にあ
る突起の上に設置されると、回転しないようにインプラ
ントと固定して結合されるように、空洞の側面の各々は
アバットメントの長手方向の軸に関して平行である。
Description
【0001】
【発明の分野】この発明は、少なくとも2つの部分を含
むデンタルインプラントシステムに関し、第1の部分は
デンタルインプラントと呼ばれ、第2の部分はアバット
メント、ポストまたはインサートと呼ばれる。そのよう
なデンタルインプラントの外部側壁面はねじ切りされて
いてもねじ切りされていなくてもよく、インプラント自
体の形は一般に円筒形である。そのようなインプラント
の一方の端部近くには、インプラントの側壁を貫通する
1つ以上のクロスベントがあり、インプラントの底端近
くに好ましくはクロスベントに接続される先端穴がある
場合もある。
むデンタルインプラントシステムに関し、第1の部分は
デンタルインプラントと呼ばれ、第2の部分はアバット
メント、ポストまたはインサートと呼ばれる。そのよう
なデンタルインプラントの外部側壁面はねじ切りされて
いてもねじ切りされていなくてもよく、インプラント自
体の形は一般に円筒形である。そのようなインプラント
の一方の端部近くには、インプラントの側壁を貫通する
1つ以上のクロスベントがあり、インプラントの底端近
くに好ましくはクロスベントに接続される先端穴がある
場合もある。
【0002】外部の側壁面はまた1つ以上の長手方向に
延びる溝を有してもよく、外部の側壁面のすべてまたは
一部分にヒドロキシアパタイト等のコーティングを含ん
でいてもよい。そのようなインプラントの他方の端部に
は、インプラントシステムの第2の部分の開口の内部の
空洞と係合し、かつ回転しないように固定するための、
好ましくは複数の側面を有する突起がある。この突起の
側面の1つ以上は、好ましくは、実質的に平坦な上面か
ら下面まで下方向にかつ外側にテーパ状になっており、
この突起の側面に対応する、デンタルインプラントシス
テムの第2の部分の中の空洞の実質的に垂直な壁面と係
合しかつそれと噛み合う固定表面を形成する。
延びる溝を有してもよく、外部の側壁面のすべてまたは
一部分にヒドロキシアパタイト等のコーティングを含ん
でいてもよい。そのようなインプラントの他方の端部に
は、インプラントシステムの第2の部分の開口の内部の
空洞と係合し、かつ回転しないように固定するための、
好ましくは複数の側面を有する突起がある。この突起の
側面の1つ以上は、好ましくは、実質的に平坦な上面か
ら下面まで下方向にかつ外側にテーパ状になっており、
この突起の側面に対応する、デンタルインプラントシス
テムの第2の部分の中の空洞の実質的に垂直な壁面と係
合しかつそれと噛み合う固定表面を形成する。
【0003】
【発明の背景】患者の顎骨の全体的または部分的な無歯
領域に挿入するための2つの部分からなるデンタルイン
プラントシステムがここ数年使用されている。これらの
インプラントシステムは顎骨に完全に埋め込まれ、粘膜
組織で覆われ、インプラントのまわりやインプラント自
体の1つ以上の通気穴におよび/またはその通気穴を通
って新しい骨が成長する間、所定の位置にあるようにさ
れる。一旦インプラントが骨にしっかりと固定される
と、粘膜組織は再び開かれ、アバットメントまたはポス
トはねじを使用してインプラントに接続される。その
後、義歯をアバットメントまたはポストに接続できる。
領域に挿入するための2つの部分からなるデンタルイン
プラントシステムがここ数年使用されている。これらの
インプラントシステムは顎骨に完全に埋め込まれ、粘膜
組織で覆われ、インプラントのまわりやインプラント自
体の1つ以上の通気穴におよび/またはその通気穴を通
って新しい骨が成長する間、所定の位置にあるようにさ
れる。一旦インプラントが骨にしっかりと固定される
と、粘膜組織は再び開かれ、アバットメントまたはポス
トはねじを使用してインプラントに接続される。その
後、義歯をアバットメントまたはポストに接続できる。
【0004】これらの2つの部分からなるインプラント
システムの多くは、そのインプラントの頂端に、雄六角
部(male hex)とも呼ばれる六角形の外部突起を有し、
雄六角部のベースを囲む肩以外は、インプラントの頂端
から上方向に突き出ている。インプラントの外径と実質
的に一致する外径を有するアバットメントまたはポスト
は、雄六角部に取り付けられ実質的に封止された接続を
形成する。たとえば英国特許番号第1,291,470
号または米国特許番号第4,713,004号に記載さ
れているように、これらのインプラントの中には、顎骨
から骨組織が取り除かれたあと、骨に形成される開口に
ねじ込むことができる、外ねじをもつ側壁部分を有する
ものもある。この種類のインプラントシステムでは、イ
ンプラントの頂部にある雄六角部の突起は、雄六角部に
取り付けられるたとえばレンチのよう嵌め込み装置で、
インプラントを顎骨に挿入するために使用される。
システムの多くは、そのインプラントの頂端に、雄六角
部(male hex)とも呼ばれる六角形の外部突起を有し、
雄六角部のベースを囲む肩以外は、インプラントの頂端
から上方向に突き出ている。インプラントの外径と実質
的に一致する外径を有するアバットメントまたはポスト
は、雄六角部に取り付けられ実質的に封止された接続を
形成する。たとえば英国特許番号第1,291,470
号または米国特許番号第4,713,004号に記載さ
れているように、これらのインプラントの中には、顎骨
から骨組織が取り除かれたあと、骨に形成される開口に
ねじ込むことができる、外ねじをもつ側壁部分を有する
ものもある。この種類のインプラントシステムでは、イ
ンプラントの頂部にある雄六角部の突起は、雄六角部に
取り付けられるたとえばレンチのよう嵌め込み装置で、
インプラントを顎骨に挿入するために使用される。
【0005】外部の雄六角部を備える、2つの部分から
なる別の種類のデンタルインプラントシステムは、ねじ
切りされていない外部ボディ部分を備える円筒形のイン
プラントである。これらのインプラントは、骨組織に形
成される開口に押し込まれる。このタイプのインプラン
トの一例は、コアベント社(Core-Vent Corporation)の
BIO−VENTインプラントである。
なる別の種類のデンタルインプラントシステムは、ねじ
切りされていない外部ボディ部分を備える円筒形のイン
プラントである。これらのインプラントは、骨組織に形
成される開口に押し込まれる。このタイプのインプラン
トの一例は、コアベント社(Core-Vent Corporation)の
BIO−VENTインプラントである。
【0006】外部の雄ヘッドを備えるこれらの種類のイ
ンプラントでは、雄ヘッドは、六角形の雄の突起を受け
かつそれと係合する六角形の雌の空洞を有するアバット
メントまたはポストにインプラントを取り付けるために
使用される。そのような六角形の雄ヘッドおよび六角形
の雌の空洞は、結合表面とも呼ばれる。アバットメント
の内部の六角形の空洞と結合するためのそのような外部
の六角部を有するインプラントシステムは、インプラン
トの六角形のヘッドとアバットメントの六角形の空洞と
に、垂直でかつ互いに関して平行な壁を有する。
ンプラントでは、雄ヘッドは、六角形の雄の突起を受け
かつそれと係合する六角形の雌の空洞を有するアバット
メントまたはポストにインプラントを取り付けるために
使用される。そのような六角形の雄ヘッドおよび六角形
の雌の空洞は、結合表面とも呼ばれる。アバットメント
の内部の六角形の空洞と結合するためのそのような外部
の六角部を有するインプラントシステムは、インプラン
トの六角形のヘッドとアバットメントの六角形の空洞と
に、垂直でかつ互いに関して平行な壁を有する。
【0007】そのようなインプラントシステムでは、イ
ンプラントの雄六角部の直径はアバットメントの六角形
の空洞の直径よりも小さく、そのため雄六角部は雌の空
洞の中に嵌まり込む。製造上のばらつきを考えても、ア
バットメントの結合表面をインプラントの肩に完全に取
り付けてアバットメントとインプラントの間の外縁を封
止できるほどこの直径の差は十分に大きい。しかしなが
ら、これでは雄六角部と雌六角部との結合表面間に空間
が残る。
ンプラントの雄六角部の直径はアバットメントの六角形
の空洞の直径よりも小さく、そのため雄六角部は雌の空
洞の中に嵌まり込む。製造上のばらつきを考えても、ア
バットメントの結合表面をインプラントの肩に完全に取
り付けてアバットメントとインプラントの間の外縁を封
止できるほどこの直径の差は十分に大きい。しかしなが
ら、これでは雄六角部と雌六角部との結合表面間に空間
が残る。
【0008】そのようなインプラントには、六角形のヘ
ッド領域内に、インプラントと噛み合うアバットメント
を取り付けるねじを受けるためのねじ切りされた穴がイ
ンプラント自体に延在している。アバットメントは典型
的には、その六角部の空洞の中心に内部通路を有する。
アバットメントをインプラントに取り付けるとき、ねじ
はそのアバットメントの通路に挿入され、インプラント
のねじ切りされた穴にねじ込まれる。ねじを締めること
によって、アバットメントをインプラントに締めつける
ことになる。インプラントの外部の六角部がアバットメ
ントのそれに一致する雌の六角形の空洞と噛み合うまで
ねじを締めると、アバットメントとインプラントとが軸
方向に動いてシステムは固定される。
ッド領域内に、インプラントと噛み合うアバットメント
を取り付けるねじを受けるためのねじ切りされた穴がイ
ンプラント自体に延在している。アバットメントは典型
的には、その六角部の空洞の中心に内部通路を有する。
アバットメントをインプラントに取り付けるとき、ねじ
はそのアバットメントの通路に挿入され、インプラント
のねじ切りされた穴にねじ込まれる。ねじを締めること
によって、アバットメントをインプラントに締めつける
ことになる。インプラントの外部の六角部がアバットメ
ントのそれに一致する雌の六角形の空洞と噛み合うまで
ねじを締めると、アバットメントとインプラントとが軸
方向に動いてシステムは固定される。
【0009】報告された研究によると、インプラントの
外部六角部とアバットメントの六角形の内部空洞とがと
もに平行な壁を有し、外部六角部を雌の六角形の空洞内
に取り付けることで、インプラントの外部雄六角部を囲
む肩にアバットメントを完全に取り付けることはできる
が、インプラントがアバットメントに関して回転してず
れることを防ぐことはできない。
外部六角部とアバットメントの六角形の内部空洞とがと
もに平行な壁を有し、外部六角部を雌の六角形の空洞内
に取り付けることで、インプラントの外部雄六角部を囲
む肩にアバットメントを完全に取り付けることはできる
が、インプラントがアバットメントに関して回転してず
れることを防ぐことはできない。
【0010】ポール バイノン博士(Dr. Paul Binon)
が1993年3月にカリフォルニア州サンディエゴでの
アカデミー・オブ・オセオインテグレーション(the Ac
ademy of Osseointegration)の会議で発表した科学的研
究によると、市場で入手できるこれらの種類のインプラ
ントの結合表面は、それらの結合表面の間で4ないし5
°回転する。バイノン博士の後の報告によると、この種
類のブレーンマーク(Branemark)インプラント/アバッ
トメントアセンブリは、インプラントとアバットメント
との間で9°まで回転する。この方法で形成されるアバ
ットメントとインプラントとの取り付けは、不安定であ
る。噛むことによって横方向の力が、インプラントの外
部の六角形の突起とアバットメントの内部の六角形の空
洞との結合表面ではなく、アバットメントをインプラン
トに結合しているねじに伝わる。その結果、インプラン
トをアバットメントに結合するねじは壊れるかまたは緩
むかもしれない。回転の不安定さは、インプラント/ア
バットメントアセンブリに対する最終的な補綴修復の間
接製造に必要な移送作業の正確さに悪影響を及ぼすかも
しれない。
が1993年3月にカリフォルニア州サンディエゴでの
アカデミー・オブ・オセオインテグレーション(the Ac
ademy of Osseointegration)の会議で発表した科学的研
究によると、市場で入手できるこれらの種類のインプラ
ントの結合表面は、それらの結合表面の間で4ないし5
°回転する。バイノン博士の後の報告によると、この種
類のブレーンマーク(Branemark)インプラント/アバッ
トメントアセンブリは、インプラントとアバットメント
との間で9°まで回転する。この方法で形成されるアバ
ットメントとインプラントとの取り付けは、不安定であ
る。噛むことによって横方向の力が、インプラントの外
部の六角形の突起とアバットメントの内部の六角形の空
洞との結合表面ではなく、アバットメントをインプラン
トに結合しているねじに伝わる。その結果、インプラン
トをアバットメントに結合するねじは壊れるかまたは緩
むかもしれない。回転の不安定さは、インプラント/ア
バットメントアセンブリに対する最終的な補綴修復の間
接製造に必要な移送作業の正確さに悪影響を及ぼすかも
しれない。
【0011】米国特許番号第4,547,157号は、
それに一致する空洞を有するアバットメントと噛み合う
円錐形の突起を有するインプラントを開示している。2
つの表面がわずかにテーパ状になることによって、その
部分どうしが摩擦を生じながら嵌まり合い、これにより
接続を維持できる。これらのシステムは、アバットメン
トを貫通するねじを使用せずにアバットメントをインプ
ラントに固定する。このインプラント/アバットメント
接続システムでは、インプラントのヘッド上に、内部の
空洞の壁の外縁がその上に載り封止するための肩はな
い。アバットメントをインプラントに完全に取り付けた
ときに直接接触するこのテーパ状になった円筒形の結合
表面で、すぐれた接続が得られる。しかしながら、この
タイプの接続を行なうと、インプラントの円錐形の突起
に嵌め込まれる内部空洞の外壁として棚が形成される。
この棚に食べ物の小片がたまり、歯肉組織を刺激してし
まう可能性がある。さらに、突起とそれと噛み合う空洞
とは円錐形であるため、それらに回転させるような力が
かかるとその接続がゆるんでしまう。
それに一致する空洞を有するアバットメントと噛み合う
円錐形の突起を有するインプラントを開示している。2
つの表面がわずかにテーパ状になることによって、その
部分どうしが摩擦を生じながら嵌まり合い、これにより
接続を維持できる。これらのシステムは、アバットメン
トを貫通するねじを使用せずにアバットメントをインプ
ラントに固定する。このインプラント/アバットメント
接続システムでは、インプラントのヘッド上に、内部の
空洞の壁の外縁がその上に載り封止するための肩はな
い。アバットメントをインプラントに完全に取り付けた
ときに直接接触するこのテーパ状になった円筒形の結合
表面で、すぐれた接続が得られる。しかしながら、この
タイプの接続を行なうと、インプラントの円錐形の突起
に嵌め込まれる内部空洞の外壁として棚が形成される。
この棚に食べ物の小片がたまり、歯肉組織を刺激してし
まう可能性がある。さらに、突起とそれと噛み合う空洞
とは円錐形であるため、それらに回転させるような力が
かかるとその接続がゆるんでしまう。
【0012】
【発明の概要】この発明は、デンタルインプラントおよ
びアバットメントと呼ばれる、システムの2つの部分
に、回転しないように固定する表面を有する複数の部分
からなるデンタルインプラントシステムに関する。この
システムの1つの部分はインプラントと呼ばれ、その形
状は一般に円筒形であり、その底部は、好ましくはイン
プラントの側壁に形成される1つ以上のクロスベントを
含む領域に向かって好ましくはテーパ状になっている
(しかしながら、そうでなくてもよい)。好ましくは、
インプラントの底端には、インプラントのボディに上方
向に延びる先端穴があり、これは好ましくはクロスベン
トによって形成される開口と接続している。インプラン
トの外部の側壁は、実質的に一定のピッチで、セルフ−
タッピング(self-tapping) またはノン−セルフ−タッ
ピングの複数のねじ山を含んでいてもよい。これらのね
じ山は、外部の側壁面全体に沿ってまたは外部の側壁面
の一部にのみ沿って延びる。外部の側壁面のねじ切りさ
れた部分があればその上のインプラントのボディの側壁
は、実質的に円筒形であってもよく、または頂端に対し
て上方向にかつ外側にテーパ状になっているかまたは頂
端に向かって上方向にかつ内側にテーパ状になっていて
もよい。インプラントの側壁は、その底端が実質的に円
筒形であってもよく、または底部に向かってテーパ状に
なっていてもよく、かつ底端に向かって実質的に全体に
または部分的にのみねじ切りされていてもよい。
びアバットメントと呼ばれる、システムの2つの部分
に、回転しないように固定する表面を有する複数の部分
からなるデンタルインプラントシステムに関する。この
システムの1つの部分はインプラントと呼ばれ、その形
状は一般に円筒形であり、その底部は、好ましくはイン
プラントの側壁に形成される1つ以上のクロスベントを
含む領域に向かって好ましくはテーパ状になっている
(しかしながら、そうでなくてもよい)。好ましくは、
インプラントの底端には、インプラントのボディに上方
向に延びる先端穴があり、これは好ましくはクロスベン
トによって形成される開口と接続している。インプラン
トの外部の側壁は、実質的に一定のピッチで、セルフ−
タッピング(self-tapping) またはノン−セルフ−タッ
ピングの複数のねじ山を含んでいてもよい。これらのね
じ山は、外部の側壁面全体に沿ってまたは外部の側壁面
の一部にのみ沿って延びる。外部の側壁面のねじ切りさ
れた部分があればその上のインプラントのボディの側壁
は、実質的に円筒形であってもよく、または頂端に対し
て上方向にかつ外側にテーパ状になっているかまたは頂
端に向かって上方向にかつ内側にテーパ状になっていて
もよい。インプラントの側壁は、その底端が実質的に円
筒形であってもよく、または底部に向かってテーパ状に
なっていてもよく、かつ底端に向かって実質的に全体に
または部分的にのみねじ切りされていてもよい。
【0013】これらのインプラントの頂端には、好まし
くは複数の側面を有し、好ましくは実質的に平坦な上面
を有し、好ましくは外径がインプラント自体の外径より
も小さい雄の突起がある。好ましい実施例では、インプ
ラントの頂端にある雄の突起は、インプラント自体の頂
端の好ましくは実質的に平坦な上面の表面に向かって下
方向にかつ外側にテーパ状になっている好ましくは4
つ,6つまたはそれ以上の複数の側面を有する。
くは複数の側面を有し、好ましくは実質的に平坦な上面
を有し、好ましくは外径がインプラント自体の外径より
も小さい雄の突起がある。好ましい実施例では、インプ
ラントの頂端にある雄の突起は、インプラント自体の頂
端の好ましくは実質的に平坦な上面の表面に向かって下
方向にかつ外側にテーパ状になっている好ましくは4
つ,6つまたはそれ以上の複数の側面を有する。
【0014】好ましい実施例では、雄の突起の上端は、
アバットメントまたはポストと呼ばれるこのシステムの
第2の部分の底端に配置される、複数の側面を有する雌
の内部空洞の中に嵌まり込むほど十分に小さい。雄の突
起のテーパ状になっている側面は、好ましくは、雄の突
起が複数の側面を有する空洞の前縁と係合しないで空洞
に入り、その後これらの縁部とこの空洞の側面とが摩擦
を起こして係合するほど十分に下方向にかつ外側にテー
パ状になっている。雄の突起がより十分に空洞に入り、
アバットメントの空洞と雄の突起とが完全に取り付けら
れるに従って、より大きな力を加えると、雄の突起のテ
ーパ状になった壁はこれらの縁部と空洞の側面とを係合
させる。空洞が雄の突起に完全に取り付けられると、ア
バットメントの底端とインプラントの頂端との間の隙間
は完全に埋められる。
アバットメントまたはポストと呼ばれるこのシステムの
第2の部分の底端に配置される、複数の側面を有する雌
の内部空洞の中に嵌まり込むほど十分に小さい。雄の突
起のテーパ状になっている側面は、好ましくは、雄の突
起が複数の側面を有する空洞の前縁と係合しないで空洞
に入り、その後これらの縁部とこの空洞の側面とが摩擦
を起こして係合するほど十分に下方向にかつ外側にテー
パ状になっている。雄の突起がより十分に空洞に入り、
アバットメントの空洞と雄の突起とが完全に取り付けら
れるに従って、より大きな力を加えると、雄の突起のテ
ーパ状になった壁はこれらの縁部と空洞の側面とを係合
させる。空洞が雄の突起に完全に取り付けられると、ア
バットメントの底端とインプラントの頂端との間の隙間
は完全に埋められる。
【0015】好ましくは、突起の頂部からインプラント
の頂端の実質的に平坦な上面までのテーパの程度は、約
1〜約3°の範囲であり、より好ましくは約1〜約1.
5°である。好ましい実施例では、インプラントの頂部
の複数の側面を有する雄の突起の側面はすべて、突起の
上面からインプラント自体の上面に下方向にかつ外側に
テーパ状になっている。しかしながら、少なくとも1つ
の側面、好ましくは2つの対向する側面がテーパ状にな
っていれば、これらの側面のすべてがテーパ状になって
いなくてもよい。
の頂端の実質的に平坦な上面までのテーパの程度は、約
1〜約3°の範囲であり、より好ましくは約1〜約1.
5°である。好ましい実施例では、インプラントの頂部
の複数の側面を有する雄の突起の側面はすべて、突起の
上面からインプラント自体の上面に下方向にかつ外側に
テーパ状になっている。しかしながら、少なくとも1つ
の側面、好ましくは2つの対向する側面がテーパ状にな
っていれば、これらの側面のすべてがテーパ状になって
いなくてもよい。
【0016】アバットメントまたはポストと呼ばれる、
デンタルインプラントシステムの第2の部分は、その底
端に、インプラントの頂部の雄の突起と同じ数の複数の
側面を有する雌の内部空洞を有する。この内部の空洞は
アバットメントの中に上方向に、少なくとも雄の突起の
高さと実質的に等しい距離だけ延びる。そのため、アバ
ットメントをインプラントに完全に取り付けることがで
きる。空洞の対向する側面は互いに実質的に平行であ
り、空洞の側面はすべて、アバットメント自体の長手方
向の軸に関して垂直な平面に関して実質的に垂直であ
る。アバットメントはまた好ましくは一般に円筒形であ
り、好ましくはアバットメントの底端の外径は、インプ
ラントの頂端の外径と実質的に等しい。アバットメント
は、雌の空洞がその中に突き出ている実質的に平坦な底
面を有し、その平坦な表面は、インプラントの頂端の突
起を囲む、インプラントの上面の上に取り付けかつそれ
を封止するためのものである。
デンタルインプラントシステムの第2の部分は、その底
端に、インプラントの頂部の雄の突起と同じ数の複数の
側面を有する雌の内部空洞を有する。この内部の空洞は
アバットメントの中に上方向に、少なくとも雄の突起の
高さと実質的に等しい距離だけ延びる。そのため、アバ
ットメントをインプラントに完全に取り付けることがで
きる。空洞の対向する側面は互いに実質的に平行であ
り、空洞の側面はすべて、アバットメント自体の長手方
向の軸に関して垂直な平面に関して実質的に垂直であ
る。アバットメントはまた好ましくは一般に円筒形であ
り、好ましくはアバットメントの底端の外径は、インプ
ラントの頂端の外径と実質的に等しい。アバットメント
は、雌の空洞がその中に突き出ている実質的に平坦な底
面を有し、その平坦な表面は、インプラントの頂端の突
起を囲む、インプラントの上面の上に取り付けかつそれ
を封止するためのものである。
【0017】アバットメントは好ましくは、アバットメ
ントを貫通し、かつねじまたは他の固定具を受けるため
の、インプラントの内ねじをもつ通路にねじ込まれるね
じまたは他の固定具を受けるための好ましくは円筒形の
内部通路を含む。インプラントのこの内ねじをもつ通路
は好ましくはその頂端からインプラントのボディに下方
向に延び、かつインプラントの頂端の雄の突起の実質的
に中心にある。アバットメントの中のこの好ましくは円
筒形の内部通路の頂部近くには、ねじまたは他の固定具
のヘッドを係合するためのフランジ表面がある。好まし
い実施例では、そのようなねじまたは固定具を締めるこ
とによって、アバットメントはインプラントの上に実質
的に完全に取り付けられる。
ントを貫通し、かつねじまたは他の固定具を受けるため
の、インプラントの内ねじをもつ通路にねじ込まれるね
じまたは他の固定具を受けるための好ましくは円筒形の
内部通路を含む。インプラントのこの内ねじをもつ通路
は好ましくはその頂端からインプラントのボディに下方
向に延び、かつインプラントの頂端の雄の突起の実質的
に中心にある。アバットメントの中のこの好ましくは円
筒形の内部通路の頂部近くには、ねじまたは他の固定具
のヘッドを係合するためのフランジ表面がある。好まし
い実施例では、そのようなねじまたは固定具を締めるこ
とによって、アバットメントはインプラントの上に実質
的に完全に取り付けられる。
【0018】この発明は添付の図面を参照することによ
ってよりよく理解できる。
ってよりよく理解できる。
【0019】
【好ましい実施例の詳細な説明】図1および図2は、そ
れぞれ、外ねじをもたないインプラントがその頂端に、
その6つの側面がすべて実質的に平坦な上面からインプ
ラントの頂部に下方向にかつ外側にテーパ状になってい
る実質的に円筒形の雄の突起を有し、かつアバットメン
トがその底端に、インプラントの頂部にあるテーパ状に
なった雄の六角部の上に嵌まりかつそれと固定される、
6つの側面を有する雌の空洞を有するデンタルインプラ
ントシステムの第1の実施例の斜視図および断面図であ
る。
れぞれ、外ねじをもたないインプラントがその頂端に、
その6つの側面がすべて実質的に平坦な上面からインプ
ラントの頂部に下方向にかつ外側にテーパ状になってい
る実質的に円筒形の雄の突起を有し、かつアバットメン
トがその底端に、インプラントの頂部にあるテーパ状に
なった雄の六角部の上に嵌まりかつそれと固定される、
6つの側面を有する雌の空洞を有するデンタルインプラ
ントシステムの第1の実施例の斜視図および断面図であ
る。
【0020】図3は、図1および図2に示されるインプ
ラントの頂端にある、テーパ状になった側面を有する六
角形の雄の突起の上面図であり、図4は、図1および図
2に示されるアバットメントの内部に形成される、テー
パ状になっていない壁を有する雌の空洞の底面図であ
る。
ラントの頂端にある、テーパ状になった側面を有する六
角形の雄の突起の上面図であり、図4は、図1および図
2に示されるアバットメントの内部に形成される、テー
パ状になっていない壁を有する雌の空洞の底面図であ
る。
【0021】図5は、アバットメントがインプラントの
頂部にしっかりと取り付けられ、かつ固定具がアバット
メントの内部の通路を貫通しインプラントの内部の内ね
じをもつ通路に入る、図1および図2に示される実施例
を示す。
頂部にしっかりと取り付けられ、かつ固定具がアバット
メントの内部の通路を貫通しインプラントの内部の内ね
じをもつ通路に入る、図1および図2に示される実施例
を示す。
【0022】図6は、図5に示されるインプラント/ア
バットメントアセンブリの、図5の線6−6に沿った断
面図である。
バットメントアセンブリの、図5の線6−6に沿った断
面図である。
【0023】図7は、図1ないし図6に示されるインプ
ラントの頂端にある突起のテーパ状になった側壁の1
つ、および図1ないし図6に示されるアバットメントの
内部の空洞のその突起に対応しかつそれと固定されてい
る垂直な壁の拡大図である。
ラントの頂端にある突起のテーパ状になった側壁の1
つ、および図1ないし図6に示されるアバットメントの
内部の空洞のその突起に対応しかつそれと固定されてい
る垂直な壁の拡大図である。
【0024】図8、図9、および図10は、インプラン
トの頂端にある6つの側面を有する雄の突起が、アバッ
トメントの底部にある空洞の内部の垂直な側壁と固定さ
れる6つのテーパ状になった側壁を有するインプラント
/アバットメントの組合せの第2の実施例を示し、図8
は、長手方向の溝がある外ねじをもたない側壁を有する
インプラントの側面図であり、図9は、このインプラン
ト/アバットメントアセンブリの断面図であり、図10
は、図9の線10−10に沿ったこのアセンブリの断面
図である。
トの頂端にある6つの側面を有する雄の突起が、アバッ
トメントの底部にある空洞の内部の垂直な側壁と固定さ
れる6つのテーパ状になった側壁を有するインプラント
/アバットメントの組合せの第2の実施例を示し、図8
は、長手方向の溝がある外ねじをもたない側壁を有する
インプラントの側面図であり、図9は、このインプラン
ト/アバットメントアセンブリの断面図であり、図10
は、図9の線10−10に沿ったこのアセンブリの断面
図である。
【0025】図11および図12は、インプラントが、
外ねじをもつ側壁と、インプラントの頂端に下方向にテ
ーパ状になった6つの側面を有する雄の突起とを有し、
かつアバットメントが、6つの側面の各々がその底面に
対して垂直でありかつ空洞の対向する側面が互いに平行
である、雄の突起に対応する雌の空洞をその底端に有す
るインプラント/アバットメントアセンブリの第3の実
施例を示し、図11は、アセンブリの側面図であり、図
12は、図11の線12−12に沿った断面図である。
外ねじをもつ側壁と、インプラントの頂端に下方向にテ
ーパ状になった6つの側面を有する雄の突起とを有し、
かつアバットメントが、6つの側面の各々がその底面に
対して垂直でありかつ空洞の対向する側面が互いに平行
である、雄の突起に対応する雌の空洞をその底端に有す
るインプラント/アバットメントアセンブリの第3の実
施例を示し、図11は、アセンブリの側面図であり、図
12は、図11の線12−12に沿った断面図である。
【0026】図13および図14は、インプラントが、
外ねじをもつ側壁と、インプラントの頂端に6つの下方
向にテーパ状になった側面を有する雄の突起とを有し、
かつアバットメントが、6つの側面の各々がその底面に
対して垂直でありかつ空洞の対向する側面が互いに平行
である、雄の突起に対応する雌の空洞をその底端に有す
るインプラント/アバットメントアセンブリの第4の実
施例を示し、図13は、このアセンブリの側面図であ
り、図14は、図13の線14−14に沿ったこのアセ
ンブリの断面図である。
外ねじをもつ側壁と、インプラントの頂端に6つの下方
向にテーパ状になった側面を有する雄の突起とを有し、
かつアバットメントが、6つの側面の各々がその底面に
対して垂直でありかつ空洞の対向する側面が互いに平行
である、雄の突起に対応する雌の空洞をその底端に有す
るインプラント/アバットメントアセンブリの第4の実
施例を示し、図13は、このアセンブリの側面図であ
り、図14は、図13の線14−14に沿ったこのアセ
ンブリの断面図である。
【0027】図1は、一般に円筒形のデンタルインプラ
ント2,アバットメント3,および円筒形のねじ切りさ
れた固定具4を含む、2つの部分からなるエンドシアス
インプラントシステム1を示す。デンタルインプラント
2は、一般に円筒形のねじ切りされていない外部側壁
8、およびインプラント2の内部に内部開口6を形成す
るクロスベント4,5等の楕円形の複数のクロスベント
を有する。インプラント2の底部には、上方向にインプ
ラント2に延び、かつ内部開口6に接続する先端通路7
がある。インプラント2のねじ切りされていない外部側
壁8は、たとえばプラズマスプレーまたはプラズマコー
ティングによって形成される粗い表面を有する。インプ
ラントの側壁8の頂端近くには、円筒形の滑らかな表面
の側壁領域9がある。側壁領域9の上の、インプラント
2の頂端には、6つの側面を有する雄の突起11があ
り、これはこの突起11のまわりを囲む平坦な上面10
の実質的に中心にある。
ント2,アバットメント3,および円筒形のねじ切りさ
れた固定具4を含む、2つの部分からなるエンドシアス
インプラントシステム1を示す。デンタルインプラント
2は、一般に円筒形のねじ切りされていない外部側壁
8、およびインプラント2の内部に内部開口6を形成す
るクロスベント4,5等の楕円形の複数のクロスベント
を有する。インプラント2の底部には、上方向にインプ
ラント2に延び、かつ内部開口6に接続する先端通路7
がある。インプラント2のねじ切りされていない外部側
壁8は、たとえばプラズマスプレーまたはプラズマコー
ティングによって形成される粗い表面を有する。インプ
ラントの側壁8の頂端近くには、円筒形の滑らかな表面
の側壁領域9がある。側壁領域9の上の、インプラント
2の頂端には、6つの側面を有する雄の突起11があ
り、これはこの突起11のまわりを囲む平坦な上面10
の実質的に中心にある。
【0028】突起11は、側面13,14等の6つの側
面を有する。これらの側面の各々は、突起11の実質的
に平坦な上面15から表面10に、好ましくはインプラ
ント2の長手方向の軸に関して約1.5°の角度だけ下
方向にかつ外側にテーパ状になっている。突起11は、
インプラント2の内部の通路16に下方向に延びる中央
開口16を有する。通路16は、ねじ切りされた固定具
4と係合するために、その内部表面の少なくとも一部分
に沿ってねじ切りされている。
面を有する。これらの側面の各々は、突起11の実質的
に平坦な上面15から表面10に、好ましくはインプラ
ント2の長手方向の軸に関して約1.5°の角度だけ下
方向にかつ外側にテーパ状になっている。突起11は、
インプラント2の内部の通路16に下方向に延びる中央
開口16を有する。通路16は、ねじ切りされた固定具
4と係合するために、その内部表面の少なくとも一部分
に沿ってねじ切りされている。
【0029】アバットメント17は、一般に円筒形のね
じ切りされていない外壁面を有し、その底端の外径は領
域9の外径と実質的に等しい。アバットメント17はま
た、その底端に内部の雌の空洞19を囲む平坦な下面1
8を有する。空洞19は6つの内側の側面20,21を
有し、それらはすべて表面18に関して実質的に垂直で
あり、かつそれらはすべて実質的にテーパ状になってい
ない。空洞19の内部の対向する側面は、互いに平行で
ある。アバットメント17の内部には、円筒形の貫通路
22がある。通路22の直径は、円筒形の固定具4をイ
ンプラント2の内部の雌ねじ16に通しかつそこに入れ
てねじ込むことができるほど十分な直径である。固定具
4は、固定具4がねじ山16に完全にねじ込まれると通
路22の上の切欠き領域23に嵌まり込み、かつ領域2
3のフランジ表面に載るヘッド26を有する。
じ切りされていない外壁面を有し、その底端の外径は領
域9の外径と実質的に等しい。アバットメント17はま
た、その底端に内部の雌の空洞19を囲む平坦な下面1
8を有する。空洞19は6つの内側の側面20,21を
有し、それらはすべて表面18に関して実質的に垂直で
あり、かつそれらはすべて実質的にテーパ状になってい
ない。空洞19の内部の対向する側面は、互いに平行で
ある。アバットメント17の内部には、円筒形の貫通路
22がある。通路22の直径は、円筒形の固定具4をイ
ンプラント2の内部の雌ねじ16に通しかつそこに入れ
てねじ込むことができるほど十分な直径である。固定具
4は、固定具4がねじ山16に完全にねじ込まれると通
路22の上の切欠き領域23に嵌まり込み、かつ領域2
3のフランジ表面に載るヘッド26を有する。
【0030】突起11の頂部の付近で、その6つの側面
の周囲は、突起11が空洞19への開口の前縁と摩擦を
起こして係合せずに空洞19にまず入ることができるほ
ど十分に小さい。しかしながら、突起11が空洞19に
より完全に入るに従って、さらに力を加えると空洞の各
々の側面の前縁、さらには側面自体が突起11の側面と
摩擦を起こして係合する。突起11の側面のテーパの程
度は突起11を空洞19に完全に入れることができるほ
ど十分に小さく、その結果アバットメント17の底端の
表面18はインプラント2の頂部の表面10の上に完全
に載り、アバットメント17とインプラント2との間の
隙間を完全に埋める。
の周囲は、突起11が空洞19への開口の前縁と摩擦を
起こして係合せずに空洞19にまず入ることができるほ
ど十分に小さい。しかしながら、突起11が空洞19に
より完全に入るに従って、さらに力を加えると空洞の各
々の側面の前縁、さらには側面自体が突起11の側面と
摩擦を起こして係合する。突起11の側面のテーパの程
度は突起11を空洞19に完全に入れることができるほ
ど十分に小さく、その結果アバットメント17の底端の
表面18はインプラント2の頂部の表面10の上に完全
に載り、アバットメント17とインプラント2との間の
隙間を完全に埋める。
【0031】図5および図6が示すように、ねじ山16
へのねじ込み固定具4により、垂直な壁20,21は雄
の突起11のテーパ状になった側壁13,14と回転し
ないように固定して係合し、これにより表面18を表面
10の上に封止して取り付ける。
へのねじ込み固定具4により、垂直な壁20,21は雄
の突起11のテーパ状になった側壁13,14と回転し
ないように固定して係合し、これにより表面18を表面
10の上に封止して取り付ける。
【0032】図3、図4および図7は、それぞれ、イン
プラント2の上の雄の突起11、アバットメント17の
内部の空洞19、およびテーパ状になった壁13,14
が空洞19に押し込まれる結果、回転しないように固定
された構造を拡大図で詳細に示している。
プラント2の上の雄の突起11、アバットメント17の
内部の空洞19、およびテーパ状になった壁13,14
が空洞19に押し込まれる結果、回転しないように固定
された構造を拡大図で詳細に示している。
【0033】図8、図9および図10は、ねじ切りされ
ていない外部側壁101を有する一般に円筒形のエンド
シアスデンタルインプラント100の第2の実施例を示
す。側壁101は、内部開口107を形成する円形のク
ロスベント104,105および106にインプラント
100の底端近くで接続される間隔の空けられた長手方
向の溝102,103を有する。インプラント100の
頂端には、6つの側面を有する内部空洞109を有する
アバットメント108がある。空洞109の内部は、幅
と長さとが実質的に等しい6つの側壁であり、各々の側
壁はアバットメント108の長手方向の軸に関して平行
であり、かつ対向する側壁は互いに平行である。
ていない外部側壁101を有する一般に円筒形のエンド
シアスデンタルインプラント100の第2の実施例を示
す。側壁101は、内部開口107を形成する円形のク
ロスベント104,105および106にインプラント
100の底端近くで接続される間隔の空けられた長手方
向の溝102,103を有する。インプラント100の
頂端には、6つの側面を有する内部空洞109を有する
アバットメント108がある。空洞109の内部は、幅
と長さとが実質的に等しい6つの側壁であり、各々の側
壁はアバットメント108の長手方向の軸に関して平行
であり、かつ対向する側壁は互いに平行である。
【0034】インプラント100の内部には、アバット
メント100の実質的に平坦な上面111から下方向に
延びる、内ねじをもつ通路110がある。アバットメン
ト100の頂端の中心には、6つの側面を有する雄の突
起112があり、その6つの側面の各々は、上面113
から、インプラント100の頂部にある突起112を囲
む平坦な表面114に下方向にかつ外側にテーパ状にな
っている。
メント100の実質的に平坦な上面111から下方向に
延びる、内ねじをもつ通路110がある。アバットメン
ト100の頂端の中心には、6つの側面を有する雄の突
起112があり、その6つの側面の各々は、上面113
から、インプラント100の頂部にある突起112を囲
む平坦な表面114に下方向にかつ外側にテーパ状にな
っている。
【0035】アバットメント108の内部には、アバッ
トメント108の頂部で切欠いた空洞118の表面に載
るヘッド部材117を有する外ねじをもつ円筒形の固定
具116を受ける内部通路115がある。固定具116
が通路110の雌ねじにねじ込まれると、アバットメン
ト108の中の内部空洞109は突起112の上に押し
つけられ、回転しないように接続を形成しかつ表面11
1を表面114に封止する。インプラント100の底部
には、開口107と接続する先端通路118がある。
トメント108の頂部で切欠いた空洞118の表面に載
るヘッド部材117を有する外ねじをもつ円筒形の固定
具116を受ける内部通路115がある。固定具116
が通路110の雌ねじにねじ込まれると、アバットメン
ト108の中の内部空洞109は突起112の上に押し
つけられ、回転しないように接続を形成しかつ表面11
1を表面114に封止する。インプラント100の底部
には、開口107と接続する先端通路118がある。
【0036】図11および図12は、外ねじをもつ側壁
201と、上方向にかつ外側にテーパ状になっている上
部のボディ部分202と、内部通路204を形成する楕
円形の複数の貫通穴203とを有する一般に円筒形のエ
ンドシアスデンタルインプラント200の第3の実施例
を示している。先端通路205はまた、内部通路204
と通じている。アバットメント200の内部には、ねじ
切りされた固定具207を受ける内ねじをもつ通路20
6がある。ねじ切りされた固定具207は、表面210
において表面211におけるアバットメント200の外
径と実質的に等しい外径を有するアバットメント209
の内部通路208を貫通する。インプラント211の頂
部には、下方向にテーパ状になった6つの側面213,
214および平坦な上面215を有する雄の突起212
がある。アバットメント209の内部の底部には、6つ
の側面を有する内部空洞217があり、その各々の側面
はアバットメント209とインプラント200との長手
方向の軸に関して平行である。固定具207が内ねじを
もつインプラント200に完全にねじ込まれると、突起
212のテーパ状になった側壁は、アバットメント20
9の雌の空洞217の6つの内側の側面と回転しないよ
うにしっかりと係合する。
201と、上方向にかつ外側にテーパ状になっている上
部のボディ部分202と、内部通路204を形成する楕
円形の複数の貫通穴203とを有する一般に円筒形のエ
ンドシアスデンタルインプラント200の第3の実施例
を示している。先端通路205はまた、内部通路204
と通じている。アバットメント200の内部には、ねじ
切りされた固定具207を受ける内ねじをもつ通路20
6がある。ねじ切りされた固定具207は、表面210
において表面211におけるアバットメント200の外
径と実質的に等しい外径を有するアバットメント209
の内部通路208を貫通する。インプラント211の頂
部には、下方向にテーパ状になった6つの側面213,
214および平坦な上面215を有する雄の突起212
がある。アバットメント209の内部の底部には、6つ
の側面を有する内部空洞217があり、その各々の側面
はアバットメント209とインプラント200との長手
方向の軸に関して平行である。固定具207が内ねじを
もつインプラント200に完全にねじ込まれると、突起
212のテーパ状になった側壁は、アバットメント20
9の雌の空洞217の6つの内側の側面と回転しないよ
うにしっかりと係合する。
【0037】図13および図14は、外ねじをもつ側壁
部分301および上方向にかつ外側にテーパ状になった
ねじ切りされていない上方の側壁部分302を有する一
般に円筒形のエンドシアスデンタルインプラント300
の第4の実施例を示している。インプラント300は、
インプラント300の平坦な表面307の上にある雄の
突起306のテーパ状になった側壁304,305によ
って、アバットメント303の底端の内部の空洞315
に回転しないように結合される。インプラント300の
内部には、ねじ切りされた固定具309を受ける内ねじ
をもつ通路308がある。固定具309は、アバットメ
ント303の内部通路310を貫通してから内部通路3
08に入る。アバットメント300は、内部開口313
を形成する楕円形のクロスベント311,312を含
む。先端通路314はまた、開口313に通じている。
第1、第2および第3の実施例と同様に、結合表面は、
空洞315の内部の6つの垂直な側面、およびインプラ
ント300の頂部にある雄の突起306の下方向にテー
パ状になった6つの側壁304,305を含む。
部分301および上方向にかつ外側にテーパ状になった
ねじ切りされていない上方の側壁部分302を有する一
般に円筒形のエンドシアスデンタルインプラント300
の第4の実施例を示している。インプラント300は、
インプラント300の平坦な表面307の上にある雄の
突起306のテーパ状になった側壁304,305によ
って、アバットメント303の底端の内部の空洞315
に回転しないように結合される。インプラント300の
内部には、ねじ切りされた固定具309を受ける内ねじ
をもつ通路308がある。固定具309は、アバットメ
ント303の内部通路310を貫通してから内部通路3
08に入る。アバットメント300は、内部開口313
を形成する楕円形のクロスベント311,312を含
む。先端通路314はまた、開口313に通じている。
第1、第2および第3の実施例と同様に、結合表面は、
空洞315の内部の6つの垂直な側面、およびインプラ
ント300の頂部にある雄の突起306の下方向にテー
パ状になった6つの側壁304,305を含む。
【図1】第1の実施例の斜視図である。
【図2】第1の実施例の断面図である。
【図3】デンタルインプラントの上面図である。
【図4】アバットメントの底面図である。
【図5】第1の実施例の断面図である。
【図6】図5の線6−6に沿った断面図である。
【図7】アバットメントと雄の突起との接触部分の部分
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図8】第2の実施例の側面図である。
【図9】第2の実施例の断面図である。
【図10】図9の線10−10に沿った断面図である。
【図11】第3の実施例の側面図である。
【図12】図11の線12−12に沿った断面図であ
る。
る。
【図13】第4の実施例の側面図である。
【図14】図13の線14−14に沿った断面図であ
る。
る。
【符号の説明】 2 インプラント 4 固定具 4 クロスベント 5 クロスベント 11 雄の突起 17 アバットメント 19 雌の空洞
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】図1は、一般に円筒形のデンタルインプラ
ント2,アバットメント3,および円筒形のねじ切りさ
れた固定具4を含む、2つの部分からなるエンドシアス
インプラントシステム1を示す。デンタルインプラント
2は、一般に円筒形のねじ切りされていない外部側壁
8、およびインプラント2の内部に内部開口6を形成す
るクロスベント4a,5等の楕円形の複数のクロスベン
トを有する。インプラント2の底部には、上方向にイン
プラント2に延び、かつ内部開口6に接続する先端通路
7がある。インプラント2のねじ切りされていない外部
側壁8は、たとえばプラズマスプレーまたはプラズマコ
ーティングによって形成される粗い表面を有する。イン
プラントの側壁8の頂端近くには、円筒形の滑らかな表
面の側壁領域9がある。側壁領域9の上の、インプラン
ト2の頂端には、6つの側面を有する雄の突起11があ
り、これはこの突起11のまわりを囲む平坦な上面10
の実質的に中心にある。
ント2,アバットメント3,および円筒形のねじ切りさ
れた固定具4を含む、2つの部分からなるエンドシアス
インプラントシステム1を示す。デンタルインプラント
2は、一般に円筒形のねじ切りされていない外部側壁
8、およびインプラント2の内部に内部開口6を形成す
るクロスベント4a,5等の楕円形の複数のクロスベン
トを有する。インプラント2の底部には、上方向にイン
プラント2に延び、かつ内部開口6に接続する先端通路
7がある。インプラント2のねじ切りされていない外部
側壁8は、たとえばプラズマスプレーまたはプラズマコ
ーティングによって形成される粗い表面を有する。イン
プラントの側壁8の頂端近くには、円筒形の滑らかな表
面の側壁領域9がある。側壁領域9の上の、インプラン
ト2の頂端には、6つの側面を有する雄の突起11があ
り、これはこの突起11のまわりを囲む平坦な上面10
の実質的に中心にある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】突起11は、側面13,14等の6つの側
面を有する。これらの側面の各々は、突起11の実質的
に平坦な上面15から表面10に、好ましくはインプラ
ント2の長手方向の軸に関して約1.5°の角度だけ下
方向にかつ外側にテーパ状になっている。突起11は、
インプラント2の内部の通路16に下方向に延びる中央
開口15aを有する。通路16は、ねじ切りされた固定
具4と係合するために、その内部表面の少なくとも一部
分に沿ってねじ切りされている。
面を有する。これらの側面の各々は、突起11の実質的
に平坦な上面15から表面10に、好ましくはインプラ
ント2の長手方向の軸に関して約1.5°の角度だけ下
方向にかつ外側にテーパ状になっている。突起11は、
インプラント2の内部の通路16に下方向に延びる中央
開口15aを有する。通路16は、ねじ切りされた固定
具4と係合するために、その内部表面の少なくとも一部
分に沿ってねじ切りされている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】図11および図12は、外ねじをもつ側壁
201と、上方向にかつ外側にテーパ状になっている上
部のボディ部分202と、内部通路204を形成する楕
円形の複数の貫通穴203とを有する一般に円筒形のエ
ンドシアスデンタルインプラント200の第3の実施例
を示している。先端通路205はまた、内部通路204
と通じている。アバットメント200の内部には、ねじ
切りされた固定具207を受ける内ねじをもつ通路20
6がある。ねじ切りされた固定具207は、表面210
において表面211におけるアバットメント200の外
径と実質的に等しい外径を有するアバットメント209
の内部通路208を貫通する。インプラントの頂部21
1には、下方向にテーパ状になった6つの側面213,
214および平坦な上面215を有する雄の突起212
がある。アバットメント209の内部の底部には、6つ
の側面を有する内部空洞217があり、その各々の側面
はアバットメント209とインプラント200との長手
方向の軸に関して平行である。固定具207が内ねじを
もつインプラント200に完全にねじ込まれると、突起
212のテーパ状になった側壁は、アバットメント20
9の雌の空洞217の6つの内側の側面と回転しないよ
うにしっかりと係合する。
201と、上方向にかつ外側にテーパ状になっている上
部のボディ部分202と、内部通路204を形成する楕
円形の複数の貫通穴203とを有する一般に円筒形のエ
ンドシアスデンタルインプラント200の第3の実施例
を示している。先端通路205はまた、内部通路204
と通じている。アバットメント200の内部には、ねじ
切りされた固定具207を受ける内ねじをもつ通路20
6がある。ねじ切りされた固定具207は、表面210
において表面211におけるアバットメント200の外
径と実質的に等しい外径を有するアバットメント209
の内部通路208を貫通する。インプラントの頂部21
1には、下方向にテーパ状になった6つの側面213,
214および平坦な上面215を有する雄の突起212
がある。アバットメント209の内部の底部には、6つ
の側面を有する内部空洞217があり、その各々の側面
はアバットメント209とインプラント200との長手
方向の軸に関して平行である。固定具207が内ねじを
もつインプラント200に完全にねじ込まれると、突起
212のテーパ状になった側壁は、アバットメント20
9の雌の空洞217の6つの内側の側面と回転しないよ
うにしっかりと係合する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図10】
【図9】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
Claims (10)
- 【請求項1】 患者の顎骨に形成される通路に挿入する
ために適用されるデンタルインプラントであって、前記
インプラントは実質的に円筒形のボディを有し、前記イ
ンプラントは、その頂端に、複数の側面を有するねじ切
りされていない突起手段を有し、その側面のうちの少な
くとも1つは前記突起手段の上端から前記インプラント
の上面に下方向にかつ外側にテーパ状になっており、前
記インプラントは、前記突起手段を貫通しかつインプラ
ントの頂端からそのボディの中に下方向に延びる内ねじ
をもつ通路を有し、前記突起手段は、アバットメントの
底端にある前記開口の中の複数の側面を有するねじ切り
されておらずかつテーパ状になっていない空洞の中に嵌
まりかつその空洞の側面と摩擦を起こして係合しかつ前
記空洞に十分に深く入って前記アバットメントの底端と
前記インプラントの頂端とを封止して係合して前記アバ
ットメントの底端と前記インプラントの頂端との間の隙
間を埋めるのに十分な大きさおよび形状である、デンタ
ルインプラント。 - 【請求項2】 前記アバットメントの内部通路を貫通
し、かつ前記インプラントの内部の前記内ねじをもつ通
路にねじ込まれ、かつ前記突起手段の上に前記空洞を載
せるために適用される、ねじ切りされた軸を含む固定具
手段をさらに含む、請求項1に記載のインプラント。 - 【請求項3】 アバットメントをさらに含み、前記アバ
ットメントはアバットメントとして使用するために適用
される大きさおよび形状の中空のボディを含み、前記ア
バットメントはその底端に実質的に平坦な表面を含み、
かつ前記底端の開口に、複数の側面を有する内部空洞を
含み、前記複数の側面を有する空洞は前記突起手段の前
記側面と同じ数の側面を有し、前記空洞の側面は前記ア
バットメントの長手方向の軸に関して実質的に平行であ
り、前記空洞の前記側面の各々は実質的にテーパ状にな
っていない、請求項1に記載のインプラント。 - 【請求項4】 その頂端に、前記複数の側面を有する突
起手段を囲む実質的に平坦な表面を有し、前記平坦な表
面は、前記アバットメントが前記インプラントの上に取
り付けられるとき、アバットメントの底部の、前記平坦
な表面に対応する平坦な表面にしっかりと同一の広がり
をもって取り付けられるように適用される大きさおよび
形状を有する、請求項1、2または3のいずれかに記載
のインプラント。 - 【請求項5】 テーパ状になった側面は、前記アバット
メントの前記空洞が前記突起手段に実質的に取り付けら
れるとき前記アバットメントの回転を実質的に防ぐのに
十分な大きさ、形状およびテーパの程度を有する、請求
項1に記載のインプラント。 - 【請求項6】 前記インプラントの外部の側壁面に複数
のねじ山をさらに含む、請求項5に記載のインプラン
ト。 - 【請求項7】 前記インプラントの外部の側壁面に複数
のねじ山をさらに含む、請求項1に記載のインプラン
ト。 - 【請求項8】 前記突起手段は、前記突起手段の前記上
端から前記インプラントの上面に下方向にかつ外側にテ
ーパ状になっている少なくとも2つの対向する側面を有
する、請求項1、2、3、5、6または7のいずれかに
記載のインプラント。 - 【請求項9】 前記突起手段の側面はすべて、前記突起
手段の上端から前記インプラントの上面に下方向にかつ
外側にテーパ状になっている、請求項1、2、3、5、
6または7のいずれかに記載のインプラント。 - 【請求項10】 前記突起手段の各々のテーパ状になっ
た側面は突起手段の頂端から突起手段の底端に下方向に
かつ外側に約1°ないし約2°の範囲の角度でテーパ状
になっている、請求項1、2、3、5、6または7のい
ずれかに記載のインプラント。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US099070 | 1993-07-28 | ||
US08/099,070 US5433606A (en) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | Interlocking, multi-part endosseous dental implant systems |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07275266A true JPH07275266A (ja) | 1995-10-24 |
Family
ID=22272480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP5332207A Withdrawn JPH07275266A (ja) | 1993-07-28 | 1993-12-27 | デンタルインプラント |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5433606A (ja) |
EP (1) | EP0636347B1 (ja) |
JP (1) | JPH07275266A (ja) |
BR (1) | BR9402949A (ja) |
CA (1) | CA2102066C (ja) |
DE (1) | DE69415231T2 (ja) |
ES (1) | ES2126058T3 (ja) |
IL (1) | IL107244A (ja) |
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