JPH0727513A - 座標測定装置と画像データ入力装置 - Google Patents

座標測定装置と画像データ入力装置

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JPH0727513A
JPH0727513A JP18705393A JP18705393A JPH0727513A JP H0727513 A JPH0727513 A JP H0727513A JP 18705393 A JP18705393 A JP 18705393A JP 18705393 A JP18705393 A JP 18705393A JP H0727513 A JPH0727513 A JP H0727513A
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JP
Japan
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image
optical system
flat plate
stage
pattern
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JP18705393A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Aoki
弘幸 青木
Mitsuharu Yamada
光治 山田
Goro Iwasaki
吾郎 岩崎
Hiroyuki Koshiyou
博幸 古正
Fumio Otomo
文夫 大友
Ikuo Ishinabe
郁夫 石鍋
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Topcon Corp
Original Assignee
Topcon Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 平板上の座標を高精度に測定することのでき
る座標測定装置及び画像データ入力装置を提供する。 【構成】 イメージスキャナー1000は、ベース10
0と、観察光学系と、計測光学系と、X−Yステージ4
00とから構成され、X−Yステージ400はXステー
ジ410と、X軸ガイド420,421と、X軸モータ
430と、Yステージ440と、Y軸ガイド450,4
51と、Y軸モータ460とから構成されている。Yス
テージ440には、被測定物を載せるための載置ステー
ジ470が形成され、定められた位置に配置された複数
のパターンを平板に形成し、撮像手段がパターンを画像
信号に変換する計測光学系を有しており、撮像手段から
の画像信号に基づき、演算処理手段が、平板上の座標を
演算する様になっており、観察光学系が、被測定物の画
像イメージを画像信号に変換することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高精度のステージやエ
ンコーダを使用することなく、安価な構成部品を使用し
ても高精度を得ることのできる座標測定装置及びこの座
標測定装置を採用した画像データ入力装置に係わり、特
に、被測定物を固定するための平板に複数のパターンを
形成し、このパターンを読み取るための計測光学系を採
用することにより、平板上の座標を高精度に測定するこ
とのできる座標測定装置及び画像データ入力装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の座標測定装置は、被測定物を観察
するための観察手段と、被測定物の特定位置座標を測定
するための座標測定手段と、被測定物を平面上で移動さ
せるためのX−Yステージとから構成されている。
【0003】観察手段は、顕微鏡やTVカメラ等から構
成されており、X−Yステージの移動方向に対して、鉛
直方向に被測定物を観察することができる様になってい
る。
【0004】座標測定手段は、被測定物の特定位置と任
意に規定した数値とを、精度よく一致させるためのもの
である。
【0005】X−Yステージは、一方向に平行移動させ
るためのXステージと、このXステージに載置され、X
ステージと直交する方向に移動させるためのYステージ
とから構成されており、各ステージは、ベルト、ラック
及びピニオン、又はリードスクリュー等をモータ等によ
り駆動させる駆動機構が備えられている。そして駆動機
構のモータか、或いは、ステージに連結されたリニアエ
ンコーダにより、X−Yステージの移動量を電気的信号
として取り出すことができる様に構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の座標測定装置は、観察手段と座標測定手段とを、可動
機構を介して間接的に一致させる構造を有するため、装
置自体が有するヨーイング、ピッチング、ローリング等
が直接影響し、測定精度が低下するという問題点があっ
た。
【0007】従って、装置としての精度維持及び向上を
図るには、機構自体の剛性の向上を図ったり、高精度の
エンコーダー等を採用しなければならず、重量の増加
や、高価な部品及び高精度の加工技術の採用等が避けら
れず、コスト高となるという問題点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
案出されたもので、水平移動可能な平板と、この平板に
形成され、定められた位置に配置された複数のパターン
と、このパターンを画像信号に変換するための撮像手段
と、この撮像手段からの画像信号に基づき、前記平板上
の座標を演算するための演算処理手段とから構成されて
いる。
【0009】また本発明は、水平移動可能なXーYステ
ージに取り付けられた平板と、このXーYステージを移
動させるための移動手段と、前記平板に形成され、定め
られた位置に配置された複数のパターンと、このパター
ンを画像信号に変換するための撮像手段と、この撮像手
段からの画像信号に基づき、前記平板上の座標を演算す
るための演算処理手段とからなり、この演算処理手段の
演算出力に基づき、前記移動手段が駆動されて平板の位
置決めが行われることを特徴としている。
【0010】更に本発明の画像データ入力装置は、水平
移動可能なXーYステージに取り付けられ、被測定物を
固定するための平板と、この平板に形成され、定められ
た位置に配置された複数のパターンと、このパターンを
画像信号に変換するための撮像手段を有する計測光学系
と、この撮像手段からの画像信号に基づき、前記平板上
の座標を演算するための演算処理手段とを備えた座標測
定装置を装備しており、前記被測定物の画像イメージを
画像信号に変換するための観察光学系を有する画像デー
タ入力装置であって、該観察光学系の光軸と、前記計測
光学系の光軸とが同軸であることを特徴としている。
【0011】また本発明の画像データ入力装置は、観察
光学系の光軸と計測光学系の光軸とを交差する構成にす
ることもできる。
【0012】そして本発明の画像データ入力装置は、計
測光学系と観察光学系の焦点位置が相違している構成に
することができる。
【0013】更に本発明の画像データ入力装置は、計測
光学系が、光源と、光源からの光を平行光とするための
コリメータレンズと、該平行光を反射させて平板に向け
ると共に、この平板からの反射光を透過させるためのハ
ーフミラーと、該反射光を結像するための結像レンズ
と、この結像レンズによる結像点に位置する画像センサ
とから構成することもできる。
【0014】
【作用】以上の様に構成された本発明は、平板を水平移
動可能とし、定められた位置に配置された複数のパター
ンを平板に形成し、撮像手段がパターンを画像信号に変
換し、演算処理手段が、撮像手段からの画像信号に基づ
き、平板上の座標を演算する様になっている。
【0015】また本発明は、水平移動可能なXーYステ
ージに平板を取り付け、移動手段が、このXーYステー
ジを移動させ、定められた位置に配置された複数のパタ
ーンが平板に形成され、撮像手段がパターンを画像信号
に変換し、この撮像手段からの画像信号に基づき、演算
処理手段が、平板上の座標を演算する様になっており、
演算処理手段の演算出力に基づき、移動手段が平板の位
置決めを行なう様になっている。
【0016】更に本発明の画像データ入力装置は、水平
移動可能なXーYステージに取り付けられ、被測定物を
固定するための平板を有し、定められた位置に配置され
た複数のパターンを平板に形成し、撮像手段がパターン
を画像信号に変換する計測光学系を有しており、撮像手
段からの画像信号に基づき、演算処理手段が、平板上の
座標を演算する座標測定装置を装備している。そして観
察光学系が、被測定物の画像イメージを画像信号に変換
する様になっており、観察光学系の光軸と計測光学系の
光軸とが同軸となっている。
【0017】また本発明の画像データ入力装置は、観察
光学系の光軸と計測光学系の光軸とを交差する様にする
こともできる。
【0018】そして本発明の画像データ入力装置は、計
測光学系と観察光学系の焦点位置を相違させることもで
きる。
【0019】更に本発明の画像データ入力装置の計測光
学系は、コリメータレンズが、光源からの光を平行光と
し、ハーフミラーが平行光を反射させて平板に向けると
共に、この平板からの反射光を透過させ、結像レンズが
反射光を結像し、画像センサが、結像レンズの結像点に
配置されている。
【0020】
【実施例】本発明の座標測定装置を、イメージスキャナ
ーに応用した実施例で説明する。このイメージスキャナ
ーは画像データ入力手段に該当するものであり、フィル
ム、写真等のイメージをCCD等の半導体センサにより
ディジタルデータに変換するためのものである。
【0021】イメージスキャナー1000は、図1に示
す様に、ベース100と、 観察光学系200と、計測
光学系300と、X−Yステージ400とから構成され
ている。
【0022】ベース100は基台であり、観察光学系2
00と、計測光学系300と、X−Yステージ400と
が載置される。
【0023】観察光学系200は図2に示す様に、被測
定物2000のイメージデータを取り込むためのもので
あり、観察用光源210と、第1のレンズ220と、第
1のハーフミラー230と、第2のレンズ240と、観
察用CCD撮像素子250とから構成されている。
【0024】計測光学系300は図2に示す様に、観察
光学系200が現在、観察を行っている被測定物200
0の特定な地点の座標を測定するためのものであり、計
測用光源310と、第1のレンズ220と、第1のハー
フミラー230と、第3のレンズ320と、第2のハー
フミラー330と、計測用CCD撮像素子340とから
構成されている。なお本実施例の計測光学系300で
は、第1のレンズ220と第1のハーフミラー230と
が、観察光学系200と共通な構成となっている。
【0025】X−Yステージ400は図1に示す様に、
Xステージ410と、X軸ガイド420、421と、X
軸モータ430と、Yステージ440と、Y軸ガイド4
50、451と、Y軸モータ460とから構成されてい
る。Xステージ410は、ベース100に固定されたX
軸モータ430により、X軸ガイド420、421に沿
って移動する様に構成されている。Yステージ440
は、ベース100に固定されたY軸モータ460によ
り、Y軸ガイド450、451に沿って移動する様に構
成されている。
【0026】Yステージ440には、被測定物2000
を載せるための載置ステージ470が形成されている。
図3に示す様に載置ステージ470は、第1のガラス板
471と、第2のガラス板472と、第1のガラス板4
71の左右両端部に形成された第1の固定金具473
a、473bと、第2のガラス板472の左右両端部に
形成された第2の固定金具474a、474bと、第1
の固定金具473a、473bと第2の固定金具474
a、474bとを連結し、第1のガラス板471と第2
のガラス板472とを固定するためのネジ部材475
a、475bとから構成されている。この様に構成され
た載置ステージ470は、第1のガラス板471と第2
のガラス板472との間に被測定物2000を挟んで、
固定することが可能となる。
【0027】なお第1のガラス板471と第2のガラス
板472とは、平板の該当するものである。
【0028】そして図4に示す様に第2のガラス板47
2の裏面(被測定物2000と当接する面と反対の面)
には、一定の間隔で配置された複数の十字型のパターン
が形成されている。この一定の間隔は予め設定されてお
り、既知の値となっている。このパターンは十字型のパ
ターンに限ることなく、四角、適宜のポイント等、何れ
のパターンを使用することができる。なお、この十字型
のパターンは、平板に形成され、定められた位置に配置
された複数のパターンに該当するものである。
【0029】ベース100には照明用アーム110が形
成されており、この照明用アーム110の内部には観察
用光源210が設けられている。図2に示す様に、この
観察用光源210は、ランプ211と、第4のレンズ2
12と、第5のレンズ213と、反射ミラー214とか
ら形成されており、ランプ211から投射された光は、
第4のレンズ212と第5のレンズ213により平行光
となり、反射ミラー214により、被測定物2000の
鉛直方向に照射する様に構成されている。
【0030】なお本実施例の被測定物2000は、カメ
ラ等で撮影された航空写真等であるが、何れの写真等の
イメージ画像であってもよい。
【0031】次に観察光学系200を図2に基づいて詳
細に説明する。観察用光源210が、第1のガラス板4
71と第2のガラス板472に挟まれた被測定物200
0を照明し、第1のレンズ220と第2のレンズ240
とが、被測定物2000の画像イメージを観察用CCD
撮像素子250に結像する様になっている。そして第2
のガラス板472の上面(被測定物2000の載置位
置)と観察用CCD撮像素子250とは、光学的共役関
係となっている。即ち、第2のガラス板472の上面
と、第2のレンズ240の焦点位置とは、第1のレンズ
220により共役な関係となっている。
【0032】そして計測光学系300は図2に示す様
に、計測用光源310からの光束は第2のハーフミラー
330で反射され、第3のレンズ320を透過し、第1
のハーフミラー230で反射された後、第1のレンズ2
20により、第2のガラス板472の裏面に形成された
パターンを照明する様になっている。即ち計測用光源3
10は、第2のガラス板472の裏面に形成された十字
型のパターンを照明するための光源であり、十字型のパ
ターン面の所定の範囲を照明するためのものである。
【0033】この照明されたパターン画像は、再び第1
のレンズ220に戻り、第1のハーフミラー230で反
射された後、第3のレンズ320と第2のハーフミラー
330とを通過して、計測用CCD撮像素子340に結
像する様に構成されている。ここで、第2のガラス板4
72の裏面(パターンが形成されている面)と、計測用
CCD撮像素子340とは、光学的共役関係となってい
る。即ち、第2のガラス板472の裏面(パターンが形
成されている面)、第3のレンズ320の焦点位置と
は、第1のレンズ220により共役な関係となってい
る。
【0034】なお第1のレンズ220は、焦点深度の浅
いものが使用されており、更に、第2のガラス板472
の裏面に形成された十字パターンは、形状が小さいの
で、観察用CCD撮像素子250で撮像される画像イメ
ージに対して、十字パターンの影響は無視される様にな
っている。
【0035】また本実施例の計測用光源310はLED
が採用されているが、何れの光源を採用することもでき
る。更に、観察用CCD撮像素子250と第2のガラス
板472の裏面に形成された十字パターンとは、光学的
共役関係となっていないことに注意する必要がある。
【0036】上記本実施例は、被測定物2000の照明
に透過照明光学系を採用しているが、透過照明光学系に
限ることなく、反射照明光学系を採用することもでき
る。また本実施例は図2に示す様に、観察光学系200
と計測光学系300とを同軸上に配置しているが、必ず
しも同軸上に配置する必要はなく、独立して配置しても
よく、その配置は限定されるものではない。
【0037】ここで、観察光学系200と計測光学系3
00とを同軸上に配置しない第1変形例を図5に基づい
て説明する。第1の変形例の照明光学系200は、上記
実施例と同様な観察用光源210と、第1のレンズ22
0と、第2のレンズ240と、観察用CCD撮像素子2
50とから構成されている。そして第1の変形例の計測
光学系300は、照明光学系200と独立しており、計
測用光源310と、第6のレンズ350と、第7のレン
ズ360と、第8のレンズ370と、第9のレンズ38
0と、計測用CCD撮像素子340とから構成されてい
る。
【0038】計測用光源310からの光束は、第6のレ
ンズ350で平行光とされ、第7のレンズ360によ
り、第2のガラス板472の裏面に形成されたパターン
を照明する様になっている。そして照明されたパターン
画像は、第8のレンズ370と第9のレンズ380によ
り、計測用CCD撮像素子340に結像する様に構成さ
れている。
【0039】以上の様に構成された第1の変形例は、観
察光学系200と計測光学系300とが同軸上に配置さ
れていない点を除き、本実施例と同様であるため、説明
を省略する。
【0040】次に第1実施例のイメージスキャナー10
00の電気的構成を図6に基づいて説明する。イメージ
スキャナー1000は、計測用CCD撮像素子340
と、この計測用CCD撮像素子340で撮像されたアナ
ログデータをディジタル変換するための第1のA/D変
換器510と、第1のA/D変換器510でディジタル
変換されたデータを記憶するための第1のメモリ520
と、観察用CCD撮像素子250と、この観察用CCD
撮像素子250で撮像されたアナログデータをディジタ
ル変換するための第2のA/D変換器530と、第2の
A/D変換器530でディジタル変換されたデータを記
憶するための第2のメモリ540と、タイミング発生器
550と、アドレスカウンタ560と、データセレクタ
570と、X軸モータ430を駆動するためのX軸モー
タ駆動部580と、X軸方向の機械原点を検出するため
のX軸リミットスイッチ581と、Y軸モータ460を
駆動するためのY軸モータ駆動部590と、Y軸方向の
機械原点を検出するためのY軸リミットスイッチ591
と、マイクロコンピュータ600と、光ディスク700
と、この光ディスク700を駆動するための光ディスク
ドライバ710と、各種設定を行うための入力部800
とから構成されている。
【0041】タイミング発生器550はタイミングパル
スを、計測用CCD撮像素子340と第1のA/D変換
器510に送出するためのものであり、画像イメージを
ディジタル画像信号に変換させることができる。同様に
タイミング発生器550は、タイミングパルスを観察用
CCD撮像素子250と第2のA/D変換器530にも
供給しており、画像イメージをディジタル画像信号に変
換させる様になっている。
【0042】アドレスカウンタ560は、行アドレス及
び列アドレスに対応したカウンタで構成されており、列
用カウンタのキャリィを行用カウンタが計数する様に構
成されている。
【0043】マイクロコンピュータ600はCPUを含
む演算処理手段であり、イメージスキャナー1000の
各種電気的構成の動作及び全体の制御を司るものであ
る。
【0044】光ディスク700はランダムアクセス可能
な外部記憶装置であり、画像データ等を記憶することが
できる。外部記憶装置は光ディスク700に限ることな
く、何れの記憶装置を採用することができるが、記憶容
量が大きく、アクセス時間の短いものが望ましい。
【0045】以上の様に構成された第1実施例の作用を
図7に基づいて説明する。
【0046】「Xステージ410、Yステージ440の
位置決め作業」
【0047】初めに計測光学系300を使用したXステ
ージ410、Yステージ440の位置決め作業について
説明する。
【0048】まずステップ1(以下、S1と略する)
で、電源が投入され、イメージスキャナー1000の動
作が開始されると、マイクロコンピュータ600はX軸
モータ駆動部580に駆動信号を送出し、X軸モータ4
30の回転力によりXステージ410を移動させる。そ
してXステージ410が機械原点に達すると、X軸リミ
ットスイッチ581から検出信号がマイクロコンピュー
タ600に送られ、Xステージ410の移動が停止され
る。
【0049】同様に、マイクロコンピュータ600はY
軸モータ駆動部590に駆動信号を送出し、Y軸モータ
460の回転力によりYステージ440を移動させる。
そしてYステージ440が機械原点に達すると、Y軸リ
ミットスイッチ591から検出信号がマイクロコンピュ
ータ600に送られ、Yステージ440の移動が停止さ
れる。この結果、Xステージ410とYステージ440
とは、座標原点に位置決めされる。
【0050】S1で座標原点が決定されるとS2に進
み、S2ではマイクロコンピュータ600が、第2のガ
ラス板472の裏面に形成された十字パターン画像の
内、第1パターン(複数の十字パターンの内、第1番と
定義された十字パターン、n=1)の概略位置で計測可
能な様に、Xステージ410とYステージ440とを移
動させる。即ちマイクロコンピュータ600が、X軸モ
ータ駆動部580及びY軸モータ駆動部590に対し
て、駆動信号を送出し、Xステージ410とYステージ
440とを所定量移動させるものである。なおXステー
ジ410とYステージ440の概略の移動量は、適宜の
エンコーダー等を利用して制御することが可能である。
又は、十字パターンを読み取ることで制御されている。
【0051】なおS1の動作は、Xステージ410とY
ステージ440の概略位置決めである。
【0052】S2でXステージ410とYステージ44
0とが、第1パターンの概略位置に位置決めされると、
S3に進み、S3ではマイクロコンピュータ600が、
計測用光源310を点灯させ、計測光学系300により
計測用CCD撮像素子340に結像された第1パターン
の像を画像電気信号に変換する。即ちマイクロコンピュ
ータ600が、タイミング発生器550からのタイミン
グ信号に従い、第1パターンの像を計測用CCD撮像素
子340で画像電気信号に変換する様になっている。
【0053】そしてS4では、S3で変換された画像電
気信号を第1のA/D変換器510でA/D変換し、第
1のメモリ520に記憶される。この際、アドレスカウ
ンタ560は、タイミング発生器550からのタイミン
グパルスを計測することにより、第1のメモリ520の
アドレスを管理する様になっている。従って、第1のA
/D変換器510でA/D変換された第1パターンの画
像電気信号は、第1のメモリ520に記憶されることに
なる。なおアドレスカウンタ560は、列用カウンタの
キャリィを行用カウンタが計数する様に構成されてお
り、列用カウンタのキャリィ及び行用カウンタのキャリ
ィを発生させる計数値は、マイクロコンピュータ600
で適宜設定を変更可能に構成されている。即ち第1のメ
モリ520に対して、データの読み書きのアクセスを実
施する場合、順次指定する行アドレス及び列アドレスの
範囲をマイクロコンピュータ600で変更可能となって
いる。
【0054】なお、第2のガラス板472の裏面に形成
された十字パターン画像の内、第1のメモリ520には
少なくとも4個以上の十字パターンが記憶される様に、
十字パターン画像が形成されている。
【0055】次にS5ではマイクロコンピュータ600
が、第1のメモリ520から第1パターンの画像信号を
読み出し、各々のパターン画像のアドレスを計測する。
S5で第1パターン画像のアドレスを計測した後、S6
に進み、S6では十字パターンの重心座標を演算するこ
とにより、計測用CCD撮像素子340の1ピクセル以
下で十字パターンの中心座標(計測用CCD撮像素子3
40上に対応する座標)を求めることができる。
【0056】ここで重心座標の演算方法を詳細に説明す
ると、図8に示す様に、各アドレスの計測用CCD撮像
素子340上の座標を、(X1、Y1)、(X2、Y1)、
(X3、Y1)、・・・・・・・(Xi、Y1)、(Xi
2)・・・・・・・・・(Xi、Yj)とし、計測用C
CD撮像素子340で得られた光量(A/D変換量)を
第1のメモリ520より読み出し、その光量を、m11
21・・・・・mn1、mn2・・・・mijとすれば、パタ
ーンの重心座標は、
【0057】
【数1】 ・・・・・式1
【0058】と表される。
【0059】以上の様にS6で、第1パターンの重心座
標が演算され、S7で全てのパターン(第nパターン)
が演算されたか否かが判断され、全てのパターンが演算
されていない場合にはS8に進み、第1パターンから第
2パターンへと演算対象を変更し、S1に戻って処理を
繰り返す様になっている。そして、設定されたパターン
の重心座標を全て演算したことをS7が認識した場合に
は、この重心座標の演算は終了してS9に進む。S9で
は、Xステージ410とYステージ440の移動量を計
算する。
【0060】ここで、Xステージ410とYステージ4
40の移動量の計算を詳細に説明する。Xステージ41
0とYステージ440の真の座標をX、Yとし、計測用
CCD撮像素子340上の座標をXc、Ycとすれば、
【0061】
【数2】 ・・・・・式2
【0062】となる。ここで各パターンの座標は既知で
あり、そのパターンの計測用CCD撮像素子340上の
重心座標は、式1により演算されているので、これらの
値を代入し、式2のパラメータa、b、c、d、X0
0 は、最小自乗法により求めることができる。な
お、X0、Y0 は、計測用CCD撮像素子340上の座
標系を、投影中心を原点とする座標系にした場合におけ
る、現在観測しているXステージ410、Yステージ4
40の座標である。更に式2はパラメータの導入によ
り、Xステージ410、Yステージ440のローリン
グ、光学系の倍率誤差等の補正が含まれるものである。
【0063】そして実際に測定を行う正確な位置座標を
(Xa、Yb)とすれば、Xステージ410、Yステージ
440の移動量mx、my は、
【0064】
【数3】 ・・・・・式3
【0065】の様になる。
【0066】以上の様にS9で、Xステージ410、Y
ステージ440の移動量が演算された後、S10に進
み、S10では、マイクロコンピュータ600がX軸モ
ータ駆動部580に対して、移動量mxに相当する駆動
信号を送出し、X軸モータ430の回転力によりXステ
ージ410を、演算された移動量mxだけ移動させる。
同様に、Y軸モータ駆動部590に対して、移動量my
に相当する駆動信号を送出し、Y軸モータ460の回転
力によりYステージ440を、演算された移動量my
け移動させる様になっている。
【0067】そしてS9で、Xステージ410、Yステ
ージ440の移動が完了したら、S10に進み、S7で
演算された移動量mx、my が集束したか否かを判断す
る。即ちS1に戻って移動量mx、my を再び演算し、
S10では、移動量mx、myの数値が変化するか否かを
判断し、数値変化なくなれば集束したとして、S2から
の高精度位置決め動作を終了する。
【0068】以上の動作によりXステージ410、Yス
テージ440の位置決め作業が終了したので、マイクロ
コンピュータ600は、計測用光源310を消灯させ
る。
【0069】「画像イメージの取り込み」
【0070】次に観察光学系200が、被測定物200
0の画像イメージを取り込む動作を説明する。
【0071】マイクロコンピュータ600が、タイミン
グ発生器550からのタイミング信号に従い、被測定物
2000の画像イメージを観察用CCD撮像素子250
で画像電気信号に変換する。そして、この観察用CCD
撮像素子250で変換された画像電気信号は、第2のA
/D変換器530でA/D変換され、第2のメモリ54
0に記憶される。この際、アドレスカウンタ560は、
タイミング発生器550からのタイミングパルスを計測
することにより、第2のメモリ540のアドレスを管理
する様になっている。従って、第2のA/D変換器53
0でA/D変換された被測定物2000の画像イメージ
の画像電気信号は、第2のメモリ540に全て一時的に
記憶されることになる。
【0072】また第2のメモリ540に記憶されている
被測定物2000の画像イメージデータは、マイクロコ
ンピュータ600がタイミング発生器550に対して指
令を出すことにより、データセレクタ570を介して光
ディスクドライバ710に送出される。光ディスクドラ
イバ710は、被測定物2000の画像イメージデータ
を光ディスク700に記憶する様になっている。なお光
ディスク700は、画像データを記憶するための記憶媒
体であるが、ハードディスク、フロッピディスク等の他
の記憶媒体を採用することもできる。なお本実施例で
は、Xステージ410、Yステージ440が何れも停止
した状態で画像データの記憶が行われるので、振動等の
悪影響を受けることなく、高分解、高精度化を図ること
ができるという効果がある。
【0073】なお観察光学系200の画像イメージに、
第2のガラス板472の裏面に形成された計測光学系3
00の十字パターン画像が取り込まれ、画像イメージの
一部が遮蔽される心配が予想されるが、観察光学系20
0の焦点位置は、第2のガラス板472の上面(被測定
物2000の載置位置)となっており、計測光学系30
0の焦点位置は、第2のガラス板472の裏面(パター
ンが形成されている面)となっている。従って、観察光
学系200と計測光学系300との焦点距離には、第2
のガラス板472の厚み分の差が生じ、第1のレンズ2
20の焦点深度を浅くし、パターンの像の厚みを数ミク
ロン程度と十分薄くすることにより、影響を避けること
ができる。
【0074】なお観察光学系200が被測定物2000
の画像イメージを取り込む領域は、入力部800から使
用者が、入力する様な構成となっている。従ってマイク
ロコンピュータ600は、上記動作を繰り返し、入力部
800から入力された指定領域のデータを順次光ディス
ク700に記憶する様になっている。
【0075】次に、Xステージ410、Yステージ44
0のピッチング量を測定する機能を備えた第2実施例を
図9に基づいて説明する。このピッチング量測定装置9
00は、照明部910と、測定用マーカー920と、コ
リメータレンズ930と、第3のハーフミラー940
と、結像レンズ950と、CCD受光素子960とから
構成されている。なお、照明部910は光源に該当し、
コリメータレンズ930はコリメータレンズ、第3のハ
ーフミラー940はハーフミラー、結像レンズ950は
結像レンズ、CCD受光素子960は画像センサーに該
当するものである。
【0076】測定用マーカー920は、コリメータレン
ズ930により平行光束とされ、第3のハーフミラー9
40により、上方に反射される。第3のハーフミラー9
40により反射された反射光は、第2のガラス板472
の裏面で反射され、第3のハーフミラー940を透過し
た後、結像レンズ950により、CCD受光素子960
上に結像される。この時、CCD受光素子960と第2
のガラス板472とが平行であれば(即ち、被測定物2
000が平行に配置されていれば)、測定用マーカー9
20の像は、CCD受光素子960の中心部分に結像さ
れる。そして平行でなく傾いた状態となると、その傾き
量に応じて、中央よりX方向及びY方向に測定用マーカ
ー920の像の位置がずれることになる。このずれ量を
マイクロコンピュータ600に入力すれば、Xステージ
410、Yステージ440のピッチング量による誤差を
補正した座標の値を容易に演算することができる。
【0077】なお第2実施例のピッチング量測定装置9
00は、観察光学系200や計測光学系300と独立し
た光学系となっているが、観察光学系200や計測光学
系300と兼用する光学系とすることもでき、撮像素子
を兼用することもできる。
【0078】次に、第3のメモリ541を備えたイメー
ジスキャナー1000の第3実施例を図10に基づいて
説明する。第3実施例は、第1実施例の第2のメモリ5
40とデータセレクタ570との間に第3のメモリ54
1を設けたものである。この第3のメモリ541の増設
により、アドレスセレクタ542とアドレス変換器54
3とが追加されている。
【0079】以上の様に構成された第3実施例は、第2
のメモリ540に一時的に記憶された被測定物2000
の画像イメージデータを、マイクロコンピュータ600
が読み出し、計測光学系300から得られた正確な座標
情報に基づき、回転、縮小、拡大、移動等の図形変換処
理を行い、変換されたデータを第3のメモリ541に記
憶させることができる。更に第3のメモリ541に記憶
された変換データを、光ディスク700に記録すること
ができるので、Xステージ410、Yステージ440の
制御を繰り返し行うことなく、被測定物2000の画像
イメージデータを処理することができる。
【0080】第3実施例の他の構成は、第1実施例と同
様であるから説明を省略する。
【0081】次に、本発明の座標測定装置をイメージス
キャナー1000に適用したものでなく、工具顕微鏡3
000に適用した第4実施例を図11及び図12に基づ
いて説明する。
【0082】第4実施例の工具顕微鏡3000は、図1
1に示す様に、ベース3100と、このベース3100
に取り付けられたY軸カイド部材3210、3220
と、このY軸カイド部材3210、3220に沿って移
動可能に取り付けられたYステージ部材3300と、こ
のYステージ部材3300を移動させるためのY軸ハン
ドル3400と、Yステージ部材3300上に形成され
たX軸ステージ3500と、このX軸ステージ3500
をX軸ガイド(図示せず)に沿って移動させるためのX
軸ハンドル3600と、X軸ステージ3500に形成さ
れ、被測定物2000を載置するための載置台3700
と、載置台3700の上方には、被測定物2000を観
測するための観察光学系201と、ステージ内部には、
座標を計測するための計測光学系とからなっている。
【0083】図12は、被測定物2000を観測するた
めの観察光学系201の概略を示すもので、接眼レンズ
部3810と、レクチル板3820と、結像レンズ部3
830と、対物レンズ部3840と、カバーガラス38
50とから構成されている。可視光は、カバーガラス3
850、対物レンズ部3840を通過した後、結像レン
ズ部3830に至り、更に、レクチル板3820に集束
される様になっている。従って観測者は、接眼レンズ部
3810を介して被測定物2000の測定箇所を視認す
ることができる。なお計測光学系は、第1実施例の計測
光学系300と同様であるから説明を省略する。
【0084】以上の様に構成された第4実施例は、まず
観測者が、載置台3700上に被測定物2000を載置
して固定する。なお第4実施例では、観察光学系201
と計測光学系300とが、載置台3700を境に上下に
分かれているため、第1実施例の第1のガラス板471
と第2のガラス板472の様に、載置台3700を2個
に分離させる必要はない。また載置台3700の裏面に
は、第1実施例の第2のガラス板472の裏面と同様
に、十字等のパターンが形成されている。
【0085】そして観測者は、観察光学系201の接眼
レンズ部3810により、被測定物2000を観測し、
接眼レンズ部3810のレクチルを使用して被測定物2
000の位置決めを行う。この位置決めは、Y軸ハンド
ル3400を回動させ、Y軸ハンドル3400に連動し
た送りネジ機構により、Yステージ部材3300を移動
させると共に、X軸ハンドル3600を回動させて、X
軸ハンドル3600に連動した送りネジ機構によりYス
テージ部材3300を移動させ、載置台3700を位置
決めすることができる。
【0086】なお第4実施例では、手動により位置決め
が行われているが、第1実施例の様にモータ等による駆
動方式を採用することも可能である。この場合には、第
1実施例の入力部800からX方向及びY方向の移動量
を入力すればよい。
【0087】以上の様に構成された第4実施例は、スイ
ッチ3910等の入力手段により起動されると、マイク
ロコンピュータが計測光学系を駆動して、載置台370
0の裏面に形成された十字等のパターンを読み取り、座
標値を演算する。これらの処理も第1実施例と同様であ
るから説明を省略する。
【0088】また演算された座標値は、ディスプレイ3
920に表示したり、通信用のポートにデータを送出し
たりする構成にすることも可能である。
【0089】
【効果】以上の様に構成された本発明は、水平移動可能
な平板と、この平板に形成され、定められた位置に配置
された複数のパターンと、このパターンを画像信号に変
換するための撮像手段と、この撮像手段からの画像信号
に基づき、前記平板上の座標を演算するための演算処理
手段とから構成されているので、高精度なエンコーダや
高精度なステージを使用することなく、安価で軽量な座
標測定装置を提供することができるという効果がある。
【0090】また本発明の画像データ入力装置は、水平
移動可能なXーYステージに取り付けられ、被測定物を
固定するための平板と、この平板に形成され、定められ
た位置に配置された複数のパターンと、このパターンを
画像信号に変換するための撮像手段を有する計測光学系
と、この撮像手段からの画像信号に基づき、前記平板上
の座標を演算するための演算処理手段とを備えた座標測
定装置を装備しており、前記被測定物の画像イメージを
画像信号に変換するための観察光学系を有しているの
で、パターン画像をディジタル化して記憶することがで
きる上、その座標位置を高精度に計測することができる
という卓越した効果がある。
【0091】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成を示す斜視図であ
る。
【図2】本第1実施例の光学系を説明する図である。
【図3】本第1実施例の第1のガラス板471と第2の
ガラス板472とを説明する斜視図である。
【図4】第2のガラス板472の裏面に形成された十字
パターンを説明する図である。
【図5】本発明の第1変形例を説明する図である。
【図6】本第1実施例の電気的構成を説明する図であ
る。
【図7】本第1実施例の作用を説明する図である。
【図8】第2のガラス板472の裏面に形成された十字
パターンの拡大図である。
【図9】本発明の第2実施例を説明する図である。
【図10】本発明の第3実施例の電気的構成を説明する
図である。
【図11】本発明の第4実施例を説明する斜視図であ
る。
【図12】本発明の第4実施例の観察光学系201の概
略を説明する図である。
【符号の説明】
100 ベース 200 観察光学系 210 観察用光源 220 第1のレンズ 230 第1のハーフミラー 240 第2のレンズ 250 観察用CCD撮像素子 300 計測光学系 310 計測用光源 320 第3のレンズ 330 第2のハーフミラー 340 計測用CCD撮像素子 400 X−Yステージ 470 載置ステージ 471 第1のガラス板 472 第2のガラス板 510 第1のA/D変換器 520 第1のメモリ 530 第2のA/D変換器 540 第2のメモリ 541 第3のメモリ 542 アドレスセレクタ 543 アドレス変換器 550 タイミング発生器 560 アドレスカウンタ 570 データセレクタ 600 マイクロコンピュータ 700 光ディスク 900 ピッチング量測定装置 910 照明部 920 測定用マーカー 930 コリメータレンズ 940 第3のハーフミラー 950 結像レンズ 960 CCD受光素子 1000 イメージスキャナー 2000 被測定物 3000 工具顕微鏡
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/107 7/18 C (72)発明者 古正 博幸 東京都板橋区蓮沼町75番1号 株式会社ト プコン内 (72)発明者 大友 文夫 東京都板橋区蓮沼町75番1号 株式会社ト プコン内 (72)発明者 石鍋 郁夫 東京都板橋区蓮沼町75番1号 株式会社ト プコン内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平移動可能な平板と、この平板に形成
    され、定められた位置に配置された複数のパターンと、
    このパターンを画像信号に変換するための撮像手段と、
    この撮像手段からの画像信号に基づき、前記平板上の座
    標を演算するための演算処理手段とを備えた座標測定装
    置。
  2. 【請求項2】 水平移動可能なXーYステージに取り付
    けられた平板と、このXーYステージを移動させるため
    の移動手段と、前記平板に形成され、定められた位置に
    配置された複数のパターンと、このパターンを画像信号
    に変換するための撮像手段と、この撮像手段からの画像
    信号に基づき、前記平板上の座標を演算するための演算
    処理手段とからなり、この演算処理手段の演算出力に基
    づき、前記移動手段が駆動されて平板の位置決めが行わ
    れる座標測定装置。
  3. 【請求項3】 水平移動可能なXーYステージに取り付
    けられ、被測定物を固定するための平板と、この平板に
    形成され、定められた位置に配置された複数のパターン
    と、このパターンを画像信号に変換するための撮像手段
    を有する計測光学系と、この撮像手段からの画像信号に
    基づき、前記平板上の座標を演算するための演算処理手
    段とを備えた座標測定装置を装備しており、前記被測定
    物の画像イメージを画像信号に変換するための観察光学
    系を有する画像データ入力装置であって、該観察光学系
    の光軸と、前記計測光学系の光軸とが同軸であることを
    特徴とする画像データ入力装置。
  4. 【請求項4】 水平移動可能なXーYステージに取り付
    けられ、被測定物を固定するための平板と、この平板に
    形成され、定められた位置に配置された複数のパターン
    と、このパターンを画像信号に変換するための撮像手段
    を有する計測光学系と、この撮像手段からの画像信号に
    基づき、前記平板上の座標を演算するための演算処理手
    段とを備えた座標測定装置を装備しており、前記被測定
    物の画像イメージを画像信号に変換するための観察光学
    系を有する画像データ入力装置であって、該観察光学系
    の光軸と、前記計測光学系の光軸とが交差することを特
    徴とする画像データ入力装置。
  5. 【請求項5】 計測光学系と観察光学系の焦点位置が相
    違している請求項3記載の画像データ入力装置。
  6. 【請求項6】 計測光学系が、光源と、光源からの光を
    平行光とするためのコリメータレンズと、該平行光を反
    射させて平板に向けると共に、この平板からの反射光を
    透過させるためのハーフミラーと、該反射光を結像する
    ための結像レンズと、この結像レンズによる結像点に位
    置する画像センサとから構成されている請求項3〜5記
    載の画像データ入力装置。
JP18705393A 1993-06-30 1993-06-30 座標測定装置と画像データ入力装置 Pending JPH0727513A (ja)

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