JP2001280925A - 三次元形状計測装置 - Google Patents

三次元形状計測装置

Info

Publication number
JP2001280925A
JP2001280925A JP2000088360A JP2000088360A JP2001280925A JP 2001280925 A JP2001280925 A JP 2001280925A JP 2000088360 A JP2000088360 A JP 2000088360A JP 2000088360 A JP2000088360 A JP 2000088360A JP 2001280925 A JP2001280925 A JP 2001280925A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
optical system
illumination
measured
photoelectric conversion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000088360A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Kitajima
和美 北島
Hitoshi Kamezawa
仁司 亀沢
Yoshie Shimizu
佳恵 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP2000088360A priority Critical patent/JP2001280925A/ja
Publication of JP2001280925A publication Critical patent/JP2001280925A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学系の移動量と集光位置の移動量とを光学
系の移動範囲の全長に亘って正確に比例するように構成
することで、被測定物の三次元形状をより精度良く計測
する。 【解決手段】 EEPROM90に、投影光学系により
集光される照明光の集光部の移動間隔が所定の一定値に
なるような間隔に設定された後側レンズ群の複数位置を
予め格納しておき、後側レンズ群が移動し、移動する後
側レンズ群の位置が、光センサ26,27、波形整形部
50およびサブ演算制御部100により検出されて、E
EPROM90に格納されている上記各位置を後側レン
ズ群が通過する時点で、サブ演算制御部100からの指
示信号に応じてCCD32により露光動作が行われるよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械部品などから
なる被測定物の三次元形状を非接触で計測する三次元形
状計測装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の三次元形状計測装置は、光電変
換素子と、照明光を集光して被測定物に導くとともに、
被測定物で反射された反射光を光電変換素子の受光面に
導く光学系とを備え、被測定物の任意の位置において、
被測定物に対して光学系を光軸に沿って相対移動させる
ことにより集光位置を移動させ、所定の周期で光電変換
素子の露光を繰り返し、その露光動作で得られた複数個
の受光信号を用いて、その位置における被測定物の表面
の光軸方向(例えば水平方向)の位置座標を算出するよ
うに構成されている。
【0003】そして、被測定物を光軸に直交する方向
(例えば鉛直方向)に所定のピッチで相対移動させて、
各位置毎に被測定物の表面の鉛直方向の位置座標を算出
することにより当該被測定物の三次元形状が計測され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような三次元形状
計測装置において、一定の精度(例えば10μm)で被測
定物の表面の位置座標を求めるためには、集光位置が被
測定物に対して正確に一定の距離(例えば10μm)だけ
移動するごとに、光電変換素子の露光を行うことが必要
になる。
【0005】一方、上記従来の三次元形状計測装置で
は、機械部品など重量の大きい被測定物の三次元形状を
計測する場合を考慮すると、重量の大きい被測定物を精
度良く、しかも高速に光軸に沿って移動させるのは困難
であるので、一般に、光学系を被測定物に対して移動さ
せる構成が採用されている。従って、光学系を被測定物
に対して移動させる場合に、集光位置が被測定物に対し
て一定の距離だけ移動する度に露光を行うためには、光
学系の移動量と集光位置の移動量とが比例するように装
置を構成することが求められる。
【0006】ところが、光学系を被測定物に対して基端
部(被測定物から遠方側)から終端部(被測定物の近接
側)まで移動させる場合に、光学系の移動量と集光位置
の移動量とが光学系の移動範囲の全長に亘って正確に比
例するように装置を構成するのは、レンズの収差や光学
系の配置における調整誤差などの要因によって、極めて
困難であった。
【0007】本発明は、上記課題を解決するもので、光
学系の移動量と集光位置の移動量とを光学系の移動範囲
の全長に亘って正確に比例するように構成することで、
被測定物の三次元形状をより精度良く計測することがで
きる三次元形状計測装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、被測
定物を照明する照明手段と、この照明手段により照明さ
れた被測定物からの反射光を受光し、受光した光強度に
応じた受光信号を出力する光電変換手段と、上記照明手
段と被測定物との間に配設され、上記照明手段からの照
明光を集光して被測定物に導くとともに、被測定物で反
射された反射光を上記光電変換手段の受光面に導く光学
系と、上記照明光の被測定物側の集光位置を光軸に沿っ
て移動させるべく上記光学系を光軸に沿って移動させる
移動手段と、上記光学系の位置を検出する位置検出手段
と、上記集光位置の移動間隔が所定の一定値になるよう
な間隔に設定された上記光学系の複数位置が予め格納さ
れている記憶手段と、上記光学系を移動させ、上記記憶
手段に格納されている上記各位置を上記光学系が通過す
る時点で上記光電変換手段に露光動作を行わせる露光制
御手段と、上記光電変換手段から順次出力される複数の
受光信号のレベルと各受光信号に対応する集光位置とに
基づいて被測定物の表面形状を示す光軸方向の位置座標
を算出する演算手段とを備えたことを特徴としている。
【0009】この構成によれば、照明手段と被測定物と
の間に配設された光学系により、照明手段からの照明光
が集光されて被測定物に導かれ、被測定物で反射された
反射光が光電変換手段の受光面に導かれ、光電変換手段
から、受光した光強度に応じた受光信号が出力され、光
電変換手段から順次出力される複数の受光信号のレベル
と各受光信号に対応する集光位置とに基づいて被測定物
の表面形状を示す光軸方向の位置座標が算出される。
【0010】ここで、記憶手段には、光学系により集光
される照明光の集光位置の移動間隔が所定の一定値にな
るような間隔に設定された光学系の複数位置が予め格納
されている。そして、光学系が移動し、移動する光学系
の位置が検出されて、記憶手段に格納されている上記各
位置を光学系が通過する時点で、光電変換手段により露
光動作が行われることにより、照明光の集光位置の移動
間隔が所定の一定値になるタイミングで露光動作が行わ
れることとなり、一定の精度で被測定物の表面形状の測
定が行われる。
【0011】また、請求項2の発明は、被測定物を照明
する照明手段と、この照明手段により照明された被測定
物からの反射光を受光し、受光した光強度に応じた受光
信号を出力する光電変換手段と、上記照明手段と被測定
物との間に配設され、上記照明手段からの照明光を集光
して被測定物に導くとともに、被測定物で反射された反
射光を上記光電変換手段の受光面に導く光学系と、上記
照明光の被測定物側の集光位置を光軸に沿って移動させ
るべく上記光学系を光軸に沿って移動させる移動手段
と、上記集光位置の移動量と上記光学系の移動量との関
係に関する補正データが予め格納されている記憶手段
と、上記光学系の位置を検出する位置検出手段と、上記
補正データを用いて上記集光位置の移動間隔が所定の一
定値になるような上記光学系の補正位置を算出する補正
演算手段と、上記光学系を移動させ、上記補正位置を上
記光学系が通過する時点で上記光電変換手段に露光動作
を行わせる露光制御手段と、上記光電変換手段から順次
出力される複数の受光信号のレベルと各受光信号に対応
する集光位置とに基づいて被測定物の表面形状を示す光
軸方向の位置座標を算出する演算手段とを備えたことを
特徴としている。
【0012】この構成によれば、照明手段と被測定物と
の間に配設された光学系により、照明手段からの照明光
が集光されて被測定物に導かれ、被測定物で反射された
反射光が光電変換手段の受光面に導かれ、光電変換手段
から、受光した光強度に応じた受光信号が出力され、光
電変換手段から順次出力される複数の受光信号のレベル
と各受光信号に対応する集光位置とに基づいて被測定物
の表面形状を示す光軸方向の位置座標が算出される。
【0013】ここで、記憶手段には、光学系により集光
される照明光の集光位置の移動量と光学系の移動量との
関係に関する補正データが予め格納されており、この補
正データを用いて、位置検出手段により検出される光学
系の位置が上記集光位置の移動間隔が所定の一定値にな
るような補正位置が補正演算手段により算出される。そ
して、光学系が移動し、移動する光学系の位置が検出さ
れて、算出された補正位置を光学系が通過する時点で、
光電変換手段により露光動作が行われることにより、照
明光の集光位置の移動間隔が所定の一定値になるタイミ
ングで露光動作が行われることとなり、一定の精度で被
測定物の表面形状の測定が行われる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る三次元形状計
測装置の一実施形態の概略構成を示す図である。この三
次元形状計測装置1は、試料台2に載置された被測定物
3の三次元形状を示すデータを非接触で計測するもので
ある。
【0015】本実施形態では、図1に示すように、紙面
垂直方向をX軸方向、紙面上下方向をY軸方向、紙面左
右方向をZ軸方向とする三次元座標系(X,Y,Z)
が、Z軸が三次元形状計測装置1の光軸L1と平行にな
るように設定されている。そして、被測定物3の表面形
状を複数の格子点で表示するとすると、この三次元形状
計測装置1は、各格子点の三次元座標(x,y,z)を
計測することになる。
【0016】図1に示すように、この三次元形状計測装
置1は、照明部10、投影部20、受光部30、試料台
支持部40などを備えている。
【0017】照明部10、投影部20および受光部30
の間には、ビームスプリッタ4が配設されている。この
ビームスプリッタ4は、例えば光軸L1に対して45°だ
け傾斜して配置されたハーフミラーからなり、照明部1
0からの照明光の一部はビームスプリッタ4を透過して
投影部20に進むとともに、被測定物3で反射して投影
部20により導かれた光の一部はビームスプリッタ4で
反射して受光部30に進む。
【0018】照明部10は、安定した反射光を得るべく
被測定物3を照明する照明光を発するもので、レーザ光
を出力するレーザダイオード(LD)11と、このLD
11から出力されたレーザ光を集光する照明光学系12
とを備えている。なお、被測定物3を照明する照明光1
3は、X軸方向に所定の幅を有している。
【0019】投影部20は、照明部10からの照明光を
集光して被測定物3に導くとともに、被測定物3で反射
した反射光を受光部30に導くもので、前側レンズ群2
1および後側レンズ群22からなる投影光学系23を備
えている。
【0020】投影光学系23の前側レンズ群21は装置
本体に固定され、後側レンズ群22は装置本体に対して
光軸L1(Z軸)に沿って移動可能になっている。この
後側レンズ群22の移動により照明光の集光部24がZ
軸方向に移動し、後側レンズ群22の位置を制御するこ
とで、集光部24のZ軸方向の位置が制御される。
【0021】また、投影部20は、後側レンズ群22に
固定され、後側レンズ群22とともに移動する目盛板2
5と、装置本体に固定され、目盛板25に対向配置され
た2個の光センサ26,27を備えている。
【0022】目盛板25は、Z軸方向に所定寸法(本実
施形態では例えば0.02mm)の黒色ラインが等間隔(本実
施形態では例えば0.04mm)で多数印刷された白色板によ
り構成されている。なお、目盛板25は、これに限られ
ず、白色ラインが設けられた透明フィルムで構成しても
よい。
【0023】光センサ26,27は、例えば発光ダイオ
ードおよびフォトダイオードからなり、発光ダイオード
が目盛板25に向けて光を照射し、その反射光をフォト
ダイオードが受光するように構成されている。
【0024】そして、発光ダイオードが目盛板25の黒
色部分を照射したときは、フォトダイオードから低レベ
ルの受光信号が出力され、発光ダイオードが目盛板25
の白色部分を照射したときは、フォトダイオードから高
レベルの受光信号が出力されるので、後側レンズ群22
の移動に伴って目盛板25が移動したときに光センサ2
6,27から出力される受光信号の信号波形は、山と谷
が連続する正弦波のような波形になる。
【0025】また、光センサ26,27は、信号波形の
位相が互いに1/4周期だけ異なる受光信号を出力するよ
うに、Z軸方向に所定距離L(本実施形態では例えばL
=0.01+0.04Nmm、Nは0以上の整数)だけ離れて配置
されている。
【0026】このような構成により、光センサ26,2
7から出力される受光信号の信号波形の位相関係を検出
することにより後側レンズ群22の移動方向が判別さ
れ、いずれか一方の光センサから出力される受光信号の
信号波形の山(または谷)の数をカウントすることによ
り移動量が判別される。
【0027】受光部30は、リレー光学系31、撮像素
子(CCD)32を有する。リレー光学系31は、投影
光学系23及びビームスプリッタ4を介して導かれる被
測定物3からの反射光をCCD32の受光面に集光する
ものである。
【0028】CCD32は、X軸方向に複数の光電変換
素子が1列に配列されたラインセンサからなり、各光電
変換素子は受光した光強度に応じた受光信号(例えば電
流信号)を出力するもので、この光電変換素子の間隔が
X軸方向の計測間隔に対応する。CCD32の機能およ
び動作については後述する。
【0029】試料台支持部40は、試料台2をY軸方向
に昇降可能に支持するもので、試料台2を昇降する駆動
源としてモータ41を備えている。
【0030】図1において、照明光学系12、投影光学
系23、リレー光学系31は、それぞれテレセントリッ
ク光学系を構成しており、LD11の発光部およびCC
D32の光電変換素子列は、それぞれ投影光学系23の
像側の焦点と共役な位置に配置されている。
【0031】このような構成において、三次元形状計測
装置1は、投影光学系23の集光部24を被測定物3に
対して光軸L1の方向、すなわちZ軸方向に移動させ、
被測定物3の表面の位置と投影光学系23の集光部24
の位置とが一致したときにCCD32からの受光信号レ
ベルが最大となることから、この最大レベルの受光信号
が出力される位置を検出し、この位置を被測定物3の表
面のZ座標とする。そして、試料台2を鉛直方向、すな
わちY軸方向に所定ピッチで昇降させ、各高さ(Y座
標)における被測定物3の表面のZ座標を求める。
【0032】また、この三次元形状計測装置1は、X軸
方向に所定の幅を有する照明光13を被測定物3に照射
するとともに、複数の光電変換素子がX軸方向に配列さ
れてなるCCD32により、後述するように、光電変換
素子ごとに、当該光電変換素子から出力される受光信号
を用いてZ軸方向の位置座標が算出される。
【0033】従って、被測定物3の各格子点(x,y,
z)のX座標はCCD32の光電変換素子のピッチで決
定され、Y座標は試料台2の昇降ピッチで決定され、Z
座標のみが被測定物3の撮像動作によって得られる受光
信号に基づき算出される。
【0034】次に、図2のブロック図を用いて、三次元
形状計測装置1の電気的構成について説明する。なお、
図2において図1と同一物には同一符号を付している。
【0035】三次元形状計測装置1は、照明部10、投
影部20、受光部30、試料台支持部40、波形整形部
50、カメラ制御部60、A/D変換部70、モータ制
御部80、モータ駆動回路(ドライバ)81、EEPR
OM90、サブ演算制御部100、ディジタル信号処理
部110、メイン演算制御部120などを備える。モー
タ制御部80、サブ演算制御部100、メイン演算制御
部120は、例えば1つまたは複数のCPUで構成され
る。
【0036】投影部20は、さらに、後側レンズ群22
の移動範囲の基端部(照明部10に近接する側)および
終端部(被測定物3に近接する側)にそれぞれ設けられ
たリミッタ28,28と、後側レンズ群22をZ軸方向
に移動させるモータ29とを備えている。
【0037】このリミッタ28,28は、それぞれ例え
ば発光ダイオードおよびフォトダイオードからなるフォ
トインタラプタにより構成され、往復移動する後側レン
ズ群22が基端部および終端部に到達するとリミッタ2
8,28から検出信号が出力され、この検出信号に基づ
き後側レンズ群22の移動が停止されるようになってい
る。
【0038】波形整形部50は、光センサ26,27か
ら出力される信号波形をそれぞれ矩形波(パルス)信号
に整形するものである。このパルス信号は、サブ演算制
御部100において、後側レンズ群22のZ軸方向の位
置及び移動方向の演算に利用される。
【0039】カメラ制御部60は、サブ演算制御部10
0から出力されるタイミングパルス信号に同期して露光
パルス信号を生成し、CCD32に出力するものであ
る。
【0040】CCD32は、カメラ制御部60から出力
される露光パルス信号に基づいて被測定物3からの反射
光を各光電変換素子に露光するとともに、露光パルス信
号の出力期間に光電変換により生じた電荷を受光域に蓄
積して、非出力期間に蓄積部に転送した後、A/D変換
部70に送信する。
【0041】A/D変換部70は、CCD32から出力
されたアナログ信号をディジタル信号に変換するもので
ある。
【0042】モータ制御部80は、ドライバ81を介し
てモータ29,41の駆動動作を制御するもので、ドラ
イバ81にモータ29,41の駆動内容(回転方向や回
転速度等)に関する信号を出力する。ドライバ81は、
この信号に基づいてモータ29,41に駆動電流を供給
するものである。
【0043】EEPROM90には、後側レンズ群22
の移動により集光部24が移動したときに、集光部24
の間隔が所定の一定値d(例えばd=10μm)となるよ
うな後側レンズ群22の複数の位置Z1,…,Znが格
納されている。この複数の位置を求める手順については
後述する。
【0044】サブ演算制御部100は、光センサ26,
27のうちの一方のセンサから出力され、波形整形部5
0により波形整形されたパルス信号のパルス数を計数す
るカウンタ101を備え、以下に示す機能を有する。す
なわち、 例えば操作部(図示省略)に対する操作者による入力
操作に基づき、試料台2のY軸方向の移動範囲、集光部
24のZ軸方向の移動範囲を決定する機能、 カウンタ101により計数されたパルス数に基づき、
後側レンズ群22の位置を判定する位置判定部としての
機能、 メイン演算制御部120から測定開始信号が入力され
ると、LD11を発光させる発光制御部としての機能、 動作命令信号をモータ制御部80に出力する機能、 後側レンズ群22の位置がEEPROM90に格納さ
れている位置に一致したときに、カメラ制御部60に対
して、タイミングパルス信号を出力する露光制御部とし
ての機能。
【0045】ディジタル信号処理部110は、A/D変
換部70から出力されるディジタルデータを記憶するメ
モリ111を有し、このメモリ111に、例えば図3に
示すように、試料台2の各高さ位置(Y座標)ごとに、
X座標を行、Z座標を列とするマトリクス形式で受光信
号(輝度)レベルを格納するものである。そして、各光
電変換素子(画素)ごとに、輝度レベルのピーク値周辺
のZ座標をそれぞれ粗検出して、メイン演算制御部12
0に出力する。
【0046】図3はメモリ111に格納されるデータを
示す図である。図3では、CCD32のラインセンサを
構成する光電変換素子がX1〜Xkのk個とし、CCD
32による露光を行う後側レンズ群22の位置がZ1〜
Znのn箇所としている。そして、ディジタル信号処理
部110の粗検出により、斜線で示すZ座標をメイン演
算部120に出力するようにしている。
【0047】図2に戻り、メイン演算制御部120は、
以下の機能を有する。すなわち、 スタートボタン(図示省略)が押されると、測定開始
命令信号をサブ演算制御部100に出力する測定制御部
としての機能。
【0048】ディジタル信号処理部110により粗検
出されたZ座標に基づき、輝度レベルのピーク値を持つ
Z軸方向の位置を、補間演算を行うことにより正確に検
出する機能。この補間演算は、例えば図4に示すような
演算を行う。すなわち、Z座標Z=rとZ座標Z=r+
1との間にピーク値がある場合、座標Z=r及び座標Z
=r−1を通る直線Q1と、座標Z=r+1及び座標Z
=r+2を通る直線Q2とをそれぞれ求める。そして、
これらの直線Q1,Q2の交点Tを求め、この交点Tが
示す値Lmを近似のピーク値とし、このピーク値Lmを
持つZ軸上の位置rmを求めるZ軸方向の位置とする。
【0049】このようにして求めたZ軸上の位置を基
準位置Z=0(図1参照)からの位置に換算し、被測定
物3の表面形状を各格子点の三次元座標(x,y,z)
として計測する機能。
【0050】なお、本実施形態においては、上記補間演
算を行うように構成されているが、測定位置(Z座標)
をより細かく設定して測定を行うようにすれば、補間演
算を行う場合と同様に正確な位置データが得られるか
ら、この補間演算を行わないように構成してもよい。
【0051】次に、EEPROM90に格納されている
後側レンズ群22の複数位置Z1,…,Znについて説
明する。
【0052】図5、図6は後側レンズ群22を移動させ
たときに、後側レンズ群22の移動量と集光部24の移
動量との関係を示す図で、図5は理想的な状態を示し、
図6は現実の状態を示している。
【0053】図1に示す三次元形状計測装置1の設計に
おいて、装置本体に固定されている前側レンズ群21と
Z軸方向に移動可能な後側レンズ群22とでテレセント
リック光学系である投影光学系23を構成すると、一般
に、次式が成立する。 Δd/ΔD=β23 2/(1−β22 2) 但し、Δdは集光部24の移動量、ΔDは後側レンズ群
22の移動量、β23は投影光学系23の倍率、β22は後
側レンズ群22の倍率であり、β23,β22は、ともに定
数である。
【0054】従って、図5に示すように、後側レンズ群
22が移動量Dだけ移動すると集光部24も移動量dだ
け移動する。すなわち、後側レンズ群22の移動範囲全
長に亘って、後側レンズ群22の移動量と集光部24の
移動量とが比例する。
【0055】ところが、後側レンズ群22の装置本体に
対する取付位置の調整誤差やレンズの収差に起因して、
現実の三次元形状計測装置1では、図6に示すように、
後側レンズ群22の移動量と集光部24の移動量とが比
例しない。すなわち、図6において、後側レンズ群22
を移動量Dずつ移動させても、集光部24の移動量は、
一定値にならない。
【0056】そこで、本実施形態では、後側レンズ群2
2の移動量と集光部24の移動量との関係を求める校正
動作を予め行っておき、この校正動作に基づき後側レン
ズ群22の複数位置を求め、これをEEPROM90に
格納している。
【0057】図7は校正動作を行う際の装置構成を示す
図である。図7に示すように、校正動作を行う際は、試
料台支持部40(図1)に代えて、反射板移動装置20
0を配設している。なお、この反射板移動装置200
は、試料台2(図1)上に配設するようにしてもよい。
【0058】反射板移動装置200は、一方向に往復移
動可能な反射板201を備え、この反射板201がZ軸
方向に移動するような向きに配設されている。この反射
板201は反射板支持部202上に固定され、反射板支
持部202は基台203上にZ軸方向に摺動可能に配設
され、反射板支持部202は連結部材204を介してマ
イクロメータ部205に連結されている。
【0059】そして、マイクロメータ部205の回動部
206が回動されると、その回動方向に応じて連結部材
204が出没し、これによって反射板201がZ軸方向
に移動する。このときの反射板201の移動量は、マイ
クロメータ部205の目盛部206により精度良く制御
される。
【0060】次に、図8〜図10を参照しながら、図1
1のフローチャートに従って、校正動作の手順について
説明する。図8は校正動作によって得られる校正データ
を説明する図、図9は校正データを用いて得られる位置
データ、すなわちEEPROM90に格納される位置デ
ータを説明する図、図10はEEPROM90に格納さ
れた位置データを用いて行われる測定態様を模式的に示
す図である。
【0061】なお、三次元形状計測装置1の設計におい
て、集光部24の測定開始位置をN1とし、この測定開
始位置N1に対応する後側レンズ群22の位置をZ1と
し、集光部24の測定ピッチ(集光部24の移動量)を
d(本実施形態では、例えばd=10μm)とする。
【0062】図11の#10において、まず、反射板2
01を位置O1,O2,…,Onに位置させて計測動作
を行い、図8に示すように、各位置でCCD32からの
受光信号が最大となる後側レンズ群22の位置F1,F
2,…,Fnを求める。これによって得られる(F1,
O1),…,(Fn,On)が校正データになる。図8
の例ではn=5としている。
【0063】次いで、図11の#20において、(F
1,O1),…,(Fn,On)の校正データのうちか
ら、測定開始位置N1を含むM個の測定点を抽出し、La
grangeのM次補間多項式を用いて後側レンズ群22の位
置Z1を求める。なお、Mについては、設計値(例えば
図5の直線)に対する誤差の大きさに応じて、適当な値
に決めればよい。すなわち、校正データを結ぶ線が設計
値から大きく離れている範囲では、測定点を細かく設定
してMを大きくすればよい。
【0064】次いで、図11の#30において、同様に
して、測定開始位置N1から一定値dずつ離れた位置N
2,…,Nnに対応する位置Z2,…,Znを求める。
これによって、図9に示すように、集光部24の位置N
1,…,Nnに対応する後側レンズ群22の位置Z1,
…,Znが求められる。図9の例では、n=7になって
いる。
【0065】次いで、図11の#40において位置Z
1,…,ZnがEEPROM90に格納される。そし
て、このEEPROM90に格納された位置Z1,…,
Znを用いることにより、図10に示すように、後側レ
ンズ群22を位置Z1,…,Znに順次移動させること
で、被測定物3側の集光部24を位置N1,…,Nnに
等間隔dで順次移動させることができる。
【0066】次に、図12のフローチャートを用いて、
三次元形状計測装置1の計測動作の手順について説明す
る。
【0067】まず、操作者により被測定物3が試料台2
の所定位置に載置され、スタートボタン(図示省略)が
押圧される(#110でYES)と、サブ演算制御部1
00により、集光部24のY軸方向及びZ軸方向の移動
範囲が決定され、投影光学系23が初期位置にセットさ
れる(#120)。
【0068】次いで、ボタン押圧信号を受けて、メイン
演算制御部120からサブ演算制御部100に測定開始
命令信号が出力され(#130)、この測定開始命令信
号を受けて、サブ演算制御部100によりLD11が発
光する(#140)。これにより、LD11から出力さ
れたレーザ光が被測定物3に照射され、被測定物3で反
射した反射光が投影光学系23及びリレー光学系31を
経て、CCD32に受光される。
【0069】次いで、サブ演算制御部100からモータ
制御部80に動作命令信号が出力され、ドライバ81を
介してモータ29が駆動されて後側レンズ群22が基端
から終端に向けて移動を開始する(#150)。これに
より、波形整形部50からパルス信号がサブ演算制御部
100に対して順次出力される。
【0070】そして、波形整形部50からのパルス信号
のカウントにより、後側レンズ群22が位置Z=Zi
(i=1〜n)に到達したと判定されると(#160で
YES)、サブ演算制御部100からカメラ制御部70
にタイミングパルス信号が出力され、このタイミングパ
ルス信号に同期してカメラ制御部70からCCD32に
露光パルス信号が出力されて、位置Ziにおける測定が
行われる(#170)。
【0071】このとき、各露光パルス信号の出力期間に
おいて、各光電変換素子に測定光が露光され、露光パル
ス信号の非出力期間において、受光信号のレベルがA/
D変換部70を介してディジタル信号処理部110に送
られ、このディジタル信号処理部110のメモリ111
に格納される。
【0072】次いで、測定終了位置Znに到達したか否
かが判定され(#180)、未だ到達していなければ
(#180でNO)、#160に戻って以上のルーチン
が繰り返され、測定終了位置Znに到達すると(#18
0でYES)、ディジタル信号処理部110により、メ
モリ111に格納された受光信号レベルのうちからピー
ク値周辺の座標が粗検出され、この座標がメイン演算制
御部120に送られ、この座標データを受けて、メイン
演算制御部120によりピーク位置が精密に検出される
(#190)。
【0073】次いで、後側レンズ群22が基端部に戻り
(#200)、続いて、Y軸方向の測定が終了したか否
かが判別され(#210)、終了していれば(#210
でYES)、メイン演算制御部120は、三次元形状計
測装置1による被測定物3の三次元形状計測動作を終了
させる。
【0074】一方、Y軸方向の測定が終了していなけれ
ば(#210でNO)、試料台2がY軸方向に移動し
(#220)、#150に戻って、以上のルーチンが繰
り返される。
【0075】このように、本実施形態によれば、後側レ
ンズ群22の移動により集光部24が移動したときに、
集光部24の間隔が所定の一定値dとなるような後側レ
ンズ群22の複数の位置Z1,…,ZnをEEPROM
90に格納し、後側レンズ群22がこの位置Z1,…,
Znを通過した時点でCCD32による露光動作を行う
ようにしたので、移動する集光部24の間隔が一定値で
露光動作を行うことができ、これによって、被測定物3
の形状を一定の精度で計測することができる。
【0076】なお、本発明は、上記実施形態に限られ
ず、以下の変形形態を採用することができる。
【0077】(1)上記実施形態では、LagrangeのM次
補間多項式を用いて、EEPROM90に格納する位置
Z1,…,Znを求めているが、これに限られない。
【0078】図13は、図7の装置を用いて得られた校
正データ(F1,O1),…,(Fn,On)を結ぶ線
が、設計値(図中、一点鎖線)に対してほぼ平行になる
場合を示している。なお、図13ではn=4としてい
る。
【0079】この場合には、集光部24の露光位置N
1,N2,…に対応する後側レンズ群22の設計位置Z
1,Z2,…に対して、それぞれ一定の補正量ΔD1だ
け加算するようにすればよい。従って、EEPROM9
0には、位置データとして、Z1+ΔD1,…,Zn+
ΔD1を格納しておけばよい。
【0080】図14は、図7の装置を用いて得られた校
正データ(F1,O1),…,(Fn,On)を結ぶ線
が、設計値(図中、一点鎖線)に対して1以上の点(図
14では2点)で交差する曲線になる場合を示してい
る。なお、図14ではn=7としている。
【0081】この場合には、交差点P1,P2で領域を
分割し、各領域で異なる補正量を設定すればよい。すな
わち、集光部24の露光位置Niに対応する後側レンズ
群22の設計位置Ziに対して、点P1の左側の領域
(Z<ZP1)では一定の補正量Δαだけ加算し、点P
1と点P2の間の領域(ZP1≦Z<ZP2)では一定
の補正量Δβだけ減算し、点P2の右側の領域(ZP2
≦Z)では一定の補正量Δγだけ加算するようにすれば
よい。従って、EEPROM90には、各領域に応じた
位置データとして、例えばZ1+Δα,…,Zi−Δ
β,…,Zn+Δγを格納しておけばよい。
【0082】なお、図14の場合には、交差点P1,P
2から所定距離内では、補正量の加減算を行わず、設計
位置ZiをそのままEEPROM90に格納するように
してもよい。この所定距離は、交差点近傍の位置で、補
正量の加減算により異なる領域に移ってしまう(例えば
Δαの加算により点P1の左側から右側に移る)ような
距離に設定すればよい。
【0083】(2)上記実施形態では、EEPROM9
0に位置データそのものを格納しているが、これに限ら
れず、補正量のみを格納してもよい。すなわち、例え
ば、図7の装置を用いた校正結果が図8に示すような場
合には、各露光位置に対して個別に補正量を格納してお
き、校正結果が図13に示すような場合には、同一の補
正量を格納しておき、校正結果が図14に示すような場
合には、各領域ごとに補正量を格納しておけばよい。
【0084】そして、サブ演算制御部100は、EEP
ROM90に格納されている補正量と、波形整形部50
から入力されるパルス信号とを用いて、集光部24の位
置の間隔が一定値dになるような後側レンズ群22の位
置(補正位置)を算出する機能を有するようにすればよ
い。
【0085】この形態によれば、上記実施形態と同様
に、移動する集光部24の間隔が一定値で露光動作を行
うことができ、これによって、被測定物の形状を一定の
精度で計測することができる。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、記憶手段に、光学系により集光される照明光の
集光位置の移動間隔が所定の一定値になるような間隔に
設定された光学系の複数位置を予め格納するようにして
いるので、光学系が移動し、移動する光学系の位置が検
出されて、記憶手段に格納されている上記各位置を光学
系が通過する時点で、光電変換手段により露光動作が行
われることにより、照明光の集光位置の移動間隔が所定
の一定値になるタイミングで露光動作を行うことがで
き、これによって、一定の精度で被測定物の表面形状の
測定を行うことができる。
【0087】また、請求項2の発明によれば、記憶手段
に、集光位置の移動量と光学系の移動量との関係に関す
る補正データを予め格納しておき、この補正データを用
いて集光位置の移動間隔が所定の一定値になるような光
学系の補正位置を算出するようにしているので、光学系
が移動し、移動する光学系の位置が検出されて、記憶手
段に格納されている上記各位置を光学系が通過する時点
で、光電変換手段により露光動作が行われることによ
り、照明光の集光位置の移動間隔が所定の一定値になる
タイミングで露光動作を行うことができ、これによっ
て、一定の精度で被測定物の表面形状の測定を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る三次元形状計測装置の一実施形態
の概略構成を示す図である。
【図2】三次元形状計測装置の電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】メモリに格納されるデータ形式の一例を示す図
である。
【図4】近似ピーク値を求める補間演算を説明する図で
ある。
【図5】後側レンズ群を移動させたときに、後側レンズ
群の移動量と集光部の移動量との関係を示す図で、理想
的な状態を示している。
【図6】後側レンズ群を移動させたときに、後側レンズ
群の移動量と集光部の移動量との関係を示す図で、現実
の状態を示している。
【図7】校正動作を行う際の装置構成を示す図である。
【図8】校正動作によって得られる校正データを説明す
る図である。
【図9】校正データを用いて得られる位置データ、すな
わちEEPROMに格納される位置データを説明する図
である。
【図10】EEPROMに格納された位置データを用い
て行われる測定態様を模式的に示す図である。
【図11】校正動作の手順を示すフローチャートであ
る。
【図12】三次元形状計測装置の計測動作の手順を示す
フローチャートである。
【図13】図7の装置を用いて得られた校正データを結
ぶ線が、設計値に対してほぼ平行になる場合を示してい
る。
【図14】図7の装置を用いて得られた校正データを結
ぶ線が、設計値に対して1以上の点で交差する曲線にな
る場合を示している。
【符号の説明】
1 三次元形状計測装置 2 試料台 3 被測定物 10 照明部(照明手段) 20 投影部 21 前側レンズ群 22 後側レンズ群 23 投影光学系(光学系) 24 集光部 25 目盛板 26,27 光センサ(位置検出手段) 29 モータ(移動手段) 30 受光部 32 CCD(光電変換手段) 40 試料台支持部 60 カメラ制御部(露光制御手段) 80 モータ制御部 81 ドライバ 90 EEPROM(記憶手段) 100 サブ演算制御部(露光制御手段、補正演算手
段) 110 ディジタル信号処理部 120 メイン演算制御部(演算手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 佳恵 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2F065 AA02 AA04 AA06 AA53 EE00 EE05 FF09 FF10 FF16 FF42 FF44 FF61 FF64 FF65 FF67 GG06 GG12 HH13 JJ01 JJ02 JJ09 JJ25 LL00 LL04 LL46 LL59 NN11 NN20 PP02 PP12 QQ00 QQ02 QQ03 QQ17 QQ23 QQ25 QQ27 QQ28 QQ29 QQ31 QQ32 QQ51

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物を照明する照明手段と、 この照明手段により照明された被測定物からの反射光を
    受光し、受光した光強度に応じた受光信号を出力する光
    電変換手段と、 上記照明手段と被測定物との間に配設され、上記照明手
    段からの照明光を集光して被測定物に導くとともに、被
    測定物で反射された反射光を上記光電変換手段の受光面
    に導く光学系と、 上記照明光の被測定物側の集光位置を光軸に沿って移動
    させるべく上記光学系を光軸に沿って移動させる移動手
    段と、 上記光学系の位置を検出する位置検出手段と、 上記集光位置の移動間隔が所定の一定値になるような間
    隔に設定された上記光学系の複数位置が予め格納されて
    いる記憶手段と、 上記光学系を移動させ、上記記憶手段に格納されている
    上記各位置を上記光学系が通過する時点で上記光電変換
    手段に露光動作を行わせる露光制御手段と、 上記光電変換手段から順次出力される複数の受光信号の
    レベルと各受光信号に対応する集光位置とに基づいて被
    測定物の表面形状を示す光軸方向の位置座標を算出する
    演算手段とを備えたことを特徴とする三次元形状計測装
    置。
  2. 【請求項2】 被測定物を照明する照明手段と、 この照明手段により照明された被測定物からの反射光を
    受光し、受光した光強度に応じた受光信号を出力する光
    電変換手段と、 上記照明手段と被測定物との間に配設され、上記照明手
    段からの照明光を集光して被測定物に導くとともに、被
    測定物で反射された反射光を上記光電変換手段の受光面
    に導く光学系と、 上記照明光の被測定物側の集光位置を光軸に沿って移動
    させるべく上記光学系を光軸に沿って移動させる移動手
    段と、 上記集光位置の移動量と上記光学系の移動量との関係に
    関する補正データが予め格納されている記憶手段と、 上記光学系の位置を検出する位置検出手段と、 上記補正データを用いて上記集光位置の移動間隔が所定
    の一定値になるような上記光学系の補正位置を算出する
    補正演算手段と、 上記光学系を移動させ、上記補正位置を上記光学系が通
    過する時点で上記光電変換手段に露光動作を行わせる露
    光制御手段と、 上記光電変換手段から順次出力される複数の受光信号の
    レベルと各受光信号に対応する集光位置とに基づいて被
    測定物の表面形状を示す光軸方向の位置座標を算出する
    演算手段とを備えたことを特徴とする三次元形状計測装
    置。
JP2000088360A 2000-03-28 2000-03-28 三次元形状計測装置 Pending JP2001280925A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000088360A JP2001280925A (ja) 2000-03-28 2000-03-28 三次元形状計測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000088360A JP2001280925A (ja) 2000-03-28 2000-03-28 三次元形状計測装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001280925A true JP2001280925A (ja) 2001-10-10

Family

ID=18604249

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000088360A Pending JP2001280925A (ja) 2000-03-28 2000-03-28 三次元形状計測装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001280925A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003207320A (ja) * 2002-01-10 2003-07-25 Heiwa Kinzoku Kogyo Kk 3次元認識装置及びその方法
JP2008504554A (ja) * 2004-06-28 2008-02-14 ヘキサゴン メトロロジー エービー 座標測定機に使用するための測定プローブ
JP2010216873A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Omron Corp 変位センサ
WO2011138874A1 (ja) * 2010-05-07 2011-11-10 株式会社ニコン 高さ測定方法及び高さ測定装置
JP2017207481A (ja) * 2016-05-11 2017-11-24 株式会社ミツトヨ 非接触三次元形状測定機、及び、これを用いた形状測定方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003207320A (ja) * 2002-01-10 2003-07-25 Heiwa Kinzoku Kogyo Kk 3次元認識装置及びその方法
JP2008504554A (ja) * 2004-06-28 2008-02-14 ヘキサゴン メトロロジー エービー 座標測定機に使用するための測定プローブ
JP2011081014A (ja) * 2004-06-28 2011-04-21 Hexagon Metrology Ab 座標測定機に使用するための測定プローブ
JP2010216873A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Omron Corp 変位センサ
WO2011138874A1 (ja) * 2010-05-07 2011-11-10 株式会社ニコン 高さ測定方法及び高さ測定装置
US8810799B2 (en) 2010-05-07 2014-08-19 Nikon Corporation Height-measuring method and height-measuring device
JP5942847B2 (ja) * 2010-05-07 2016-06-29 株式会社ニコン 高さ測定方法及び高さ測定装置
JP2017207481A (ja) * 2016-05-11 2017-11-24 株式会社ミツトヨ 非接触三次元形状測定機、及び、これを用いた形状測定方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5341351B2 (ja) 共焦点顕微鏡システムの基本原理に基づく測定装置及び方法
US6291817B1 (en) Moire apparatus having projection optical system and observation optical system which have optical axes parallel to each other
JP6046929B2 (ja) 光学測定装置
US6741082B2 (en) Distance information obtaining apparatus and distance information obtaining method
JPH0585845B2 (ja)
US6424735B1 (en) High precision three dimensional mapping camera
US20070133011A1 (en) 3D image measuring apparatus and method thereof
JP2006010693A (ja) 物体の光学的測定を行うための装置及びその装置を用いた測定方法
KR20100119526A (ko) 거울 반사 표면의 상대 위치를 측정하기 위한 장치 및 방법
JP3055836B2 (ja) レンズメ−タ
US6697163B2 (en) Shape measuring apparatus
JP4963544B2 (ja) 微小高さ測定装置
JPH10311779A (ja) レンズ特性測定装置
US6396589B1 (en) Apparatus and method for measuring three-dimensional shape of object
JP4725967B2 (ja) 微小高さ測定装置及び変位計ユニット
JPH11183149A (ja) 3次元測定装置
JP2001280925A (ja) 三次元形状計測装置
JP2009109315A (ja) 光計測装置及び走査光学系
CN112461141A (zh) 结构光3d测高装置及测高方法
JPH0323856B2 (ja)
JP3994606B2 (ja) 三次元形状計測装置
JP3510359B2 (ja) 光学測定装置
JP2021124429A (ja) 走査測定方法及び走査測定装置
JP3360505B2 (ja) 3次元計測方法及び装置
JP2828145B2 (ja) 光切断顕微鏡装置及びその光学手段の位置合わせ方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20050615