JP3994606B2 - 三次元形状計測装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、機械部品やその他の物体の三次元形状を非接触で計測する三次元形状計測装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の三次元形状装置は、光電変換素子とこの光電変換素子に被測定対象物の光像を結像する光学系とからなる撮像光学系を備え、被測定対象物の任意の高さ位置において、被測定対象物に対して光学系を光軸上に相対移動させつつ、所定の周期で光電変換素子の露光を繰り返し、その露光動作で得られた複数個の受光信号を用いてその高さ位置における被測定対象物の表面の光軸方向(すなわち、高さ方向に直交する方向(水平方向))の位置座標を算出するようになっている。
【0003】
従って、被測定対象物に対して撮像光学系を高さ方向に所定のピッチで相対移動させて各高さ位置毎に被測定対象物の表面の水平方向の位置座標を算出することにより当該被測定対象物の三次元形状が計測される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の三次元形状測定装置は、一般に、各高さ位置毎に、光学系を被測定対象物に対して一方方向(近接させる方向もしくは離隔させる方向)に移動させて被測定対象物表面の水平方向の位置座標の測定を行い、次の測定のための光学系を復帰させる期間には測定を行っていないため、この復帰期間が測定時間のロスとなり、測定効率を低下させる要因となっていた。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、計測精度を保ちつつ、物体の三次元形状の計測をより短時間で効率的に行うことのできる三次元形状計測装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、被測定物の照明光を生成する照明手段と、被測定物で反射された上記照明光を受光し、電気信号に変換して出力する光電変換手段と、上記照明手段と被測定物との間に設けられ、上記照明光を被測定物に射出するとともに、被測定物で反射された当該照明光を上記光電変換手段の受光面に導く光学系と、上記照明光の被測定物側の集光位置を光軸上で移動させるべく上記光学系を光軸上で相対移動させる第1の移動手段と、上記光学系の相対移動において、当該光学系が予め相対移動範囲内に所定のピッチで設定された複数の露光位置の各露光位置を通過するタイミングで上記光電変換手段の露光動作を繰り返し行わせる露光制御手段と、上記光電変換手段から時系列的に出力される複数の受光信号と各受光信号の露光位置とに基づいて上記被測定物の表面形状を示す光軸方向の位置座標を算出する演算手段と、上記被測定物と上記光学系とを光軸方向に対して垂直な方向に所定のピッチで相対移動させる第2の移動手段と、上記光学系の光軸方向の相対移動と上記光学系の光軸方向に対して垂直な方向の相対移動とを交互に行わせるように上記第1,第2の移動手段を制御する移動制御手段とを備えた三次元形状計測装置であって、上記光学系を被測定物に近接させる第1の移動と被測定物から離隔させる第2の移動とを上記光学系の光軸方向に対して垂直な方向の相対移動を挟んで交互に行わせ、両移動において、上記被測定物の表面形状を示す光軸方向の位置座標を算出することを特徴とする。
【0007】
上記構成によれば、照明手段により被測定物に照明光が射出され、被測定物で反射された上記照明光が光学系により光電変換手段の受光面に導かれる。また、被測定物に対して光学系を光軸上で相対移動させることにより、照明光の被測定物側の集光位置を光軸上で移動させつつ、当該光学系が各露光位置を通過するタイミングで光電変換手段の露光動作が繰り返し行われる。そして、演算手段により、上記光電変換手段から時系列的に出力される複数の受光信号と各受光信号の露光位置とに基づいて上記被測定物の表面形状を示す光軸方向の位置座標が算出される。その場合に、移動制御手段により、上記光学系を被測定物に近接させる第1の移動と被測定物から離隔させる第2の移動とが上記光学系の光軸方向に対して垂直な方向の相対移動を挟んで交互に行われ、この両移動において、上記被測定物の表面形状を示す光軸方向の位置座標が算出される。
【0008】
請求項2に記載の発明は、上記第1発明において、上記光学系の光軸上の相対移動における移動範囲は変更可能になされていることを特徴とする。この発明によれば、光学系の光軸上の相対移動における移動範囲を変更可能にしたから、光学系の無駄な移動を省くことが可能となる。
【0009】
ところで、このような第1の移動時と第2の移動時との両方の移動時にデータを取る装置にあっては、第1の移動時のデータと第2の移動時のデータとを同種のデータとして扱うようにするため、露光期間中の光学系の位置(集光位置)が第1の移動時と第2の移動時とで略一致することが前提となる。しかしながら、光学系が各露光位置に通過した時点を基準にして露光を開始するように設定すると、露光期間中の光学系の位置が第1の移動時と第2の移動時とで大きくずれ、これによって第1の移動時のデータと第2の移動時のデータとを同種のデータとして扱えないという不具合が発生する。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、上記露光制御手段は、各露光動作における露光時間の略中心が、対応する各露光位置を上記光学系が通過するタイミングとなるように、上記光電変換手段の各露光動作の露光開始と露光終了とを制御するものであることを特徴とする。
【0011】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、上記光学系の光軸上の位置を検出する位置検出手段と、予め設定された所定の露光時間を計測する計時手段とを備え、上記露光制御手段は、被測定物に近接させる第1の移動時においては上記照明光の集光位置が下記(1)式で算出される位置を通過するタイミングで露光を開始させ、被測定物から離隔させる第2の移動時においては上記照明光の集光位置が下記(2)式で算出される位置を通過するタイミングで露光を開始させるとともに、上記露光時間の計時を開始させ、上記計時手段で上記所定の露光時間が計測されると、当該露光を終了させることを特徴とする。
【0012】
i=i・ΔZ−V・Texp/2 …(1)
i=i・ΔZ+V・Texp/2 …(2)
i:i番目の露光位置
ΔZ:露光位置のピッチ
V:光学系の移動速度
Texp:露光時間
この請求項3及び4に記載の発明によれば、各露光動作における露光時間の略中心が、対応する各露光位置を上記照明光の集光位置が通過するタイミングとなる。よって露光期間中の光学系の位置が第1の移動時と第2の移動時とで略一致となる。
【0013】
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の発明において、上記演算手段は、上記光電変換手段から時系列的に出力される複数の受光信号の中から極大値の回りの複数個の受光信号を抽出し、これらの受光信号のレベルと各受光信号の露光位置とから補間演算により受光レベルが最大となる位置を上記被測定物の表面形状を示す光軸方向の位置座標として算出することを特徴とする。この発明によれば、上記演算手段により、上記光電変換手段から時系列的に出力される複数の受光信号の中から極大値の回りの複数個の受光信号が抽出され、これらの受光信号のレベルと各受光信号の露光位置とから補間演算により受光レベルが最大となる位置が上記被測定物の表面形状を示す光軸方向の位置座標として算出される。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明に係る三次元形状計測装置の一実施形態について説明する。
【0015】
図1に示すように、本実施形態に係る三次元形状計測装置1は、所定のステージS上に載置された被測定物Gに対して対向配置され、非接触で被測定物Gの三次元形状を示すデータを計測するものである。すなわち、図1に示すように、紙面垂直方向をX軸方向、紙面上下方向をY軸方向、紙面左右方向をZ軸方向とする三次元座標系(X,Y,Z)を、Z軸が三次元形状計測装置1の光軸と一致するように設定し、被測定物Gの表面形状を複数の格子点で表示するとすると、三次元形状計測装置1は、各格子点の三次元座標(x,y,z)を計測するものである。
【0016】
図1に示すように、被測定物Gに照明部10から投影光学系20及びビームスプリッタMを介してレーザ光を照射し、その反射光を投影光学系20及びビームスプリッタMを介して受光部40に導いて、当該受光部40で受光される受光信号を用いてZ軸方向の座標を非接触で計測する。
【0017】
三次元形状計測装置1は、投影光学系20の集光点Fを被測定物Gに対してその高さ方向(すなわち、Y軸方向)に所定ピッチで相対移動させつつ、各高さ位置で被測定物Gの表面の光軸方向(すなわち、Z軸方向)における位置座標を、当該被測定物Gを撮像して得られる信号を用いて算出するようになっている。すなわち、被測定物Gの表面の位置と投影光学系20の集光点Fの位置とが一致したときに受光信号が最大となることから、各高さ位置毎に、この最大レベルの受光信号を発する位置を検出し、この位置を被測定物Gの表面の位置とするようになっている。
【0018】
三次元形状計測装置1は、X軸方向に所定の幅を持つ光Lを被測定物Gに照射するとともに、後述するように撮像素子としてX軸と平行に配置されたラインセンサを備え、このラインセンサに含まれる画素毎に当該画素で受光された信号を用いて上述したZ軸方向の位置座標が算出されるようになっている。従って、各格子点のX座標はラインセンサの画素ピッチで決定され、Y座標は計測装置1の高さ方向の相対移動のピッチで決定され、後述するように、Z座標のみが被測定物Gの撮像動作とそれによって得られた信号の処理とで算出される。
【0019】
図2は、本実施形態の三次元形状計測動作における集光点Fの軌跡を示す図である。
【0020】
図2に示すように、当該測定装置1は、投影光学系20の集光点Fの座標Z=Z1から座標Z=Znに向かう移動(以下、往動という)と、座標Z=Znから座標Z=Z1に向かう移動(以下、復動という)とを、高さ方向の所定ピッチΔYの移動を挟んで交互に行う。
【0021】
以下、当該三次元形状計測装置1の構成を詳しく説明する。図3は、本実施形態に係る三次元形状計測装置1の全体構成を示すブロック図である。
【0022】
図3に示すように、三次元形状計測装置1は、照明部10と、投影光学系20と、波形整形部30と、受光部40と、A/D変換部50と、カメラコントロール部60と、モータ駆動部70と、サブ演算制御部80と、ディジタル信号処理部90と、メイン演算制御部100とを備える。
【0023】
照明部10は、安定した反射光を得るべく被測定物Gを照明する照明光を発するものである。照明部10は、図1,3に示すように、レーザ光を発するレーザダイオード(LD)11と、該レーザダイオード11から発せられたレーザ光を集光する照明光学系12とを有する。照明部10の発光位置は投影光学系20の像側の焦点位置に設定されている。
【0024】
投影光学系20は、照明部10からの照明光を被測定物Gに射出するとともに、被測定物Gで反射した反射光を受光部40に導くものである。投影光学系20は、図1、図3に示すように二群レンズ21,21’からなり、後群21’は投影光学系20の集光点調節用のレンズ群とされている。すなわち、後群21’は光軸方向(Z軸方向)に移動可能とされ、第2モータ23の駆動により移動し、この後群21’の移動により上記集光点FがZ軸方向に移動するようになっている。そして、後群21’の位置を検出することで、集光点FのZ軸方向の位置が検出される。
【0025】
また、後群21’にはリニアスケール25が一体的に移動可能に設けられ、例えば発光ダイオード及びフォトダイオードからなる2個の光センサ26,27を後群21’の移動によってリニアスケール25に対し相対的に移動させて当該リニアスケール25のスケールを読み取り、この読取信号に基づいて後群21’の移動位置が検出されるようになっている。
【0026】
すなわち、リニアスケール25は、例えば、Z軸方向に配列された白黒のバーコードとされており、光センサ26,27は、上記の発光ダイオードがリニアスケール25のバーコードに向けて光を照射し、その反射光を上記フォトダイオードが受光するような構成とされている。また、この光センサ26,27は、上記バーコードのZ軸方向に異なる位置を照射するように設定されており、上記リニアスケール25の相対移動により1/4周期だけ位相が異なる正弦波を出力する。よって、この2つの正弦波の位相関係を検出することで、後群21’の移動方向が検知され、正弦波の山の数をカウントすることにより移動量が検知される。
【0027】
後群21’の移動範囲の両端部に一対のリミッタ28がそれぞれ設けられ、このリミッタ28の検出信号により後群21’の移動範囲が規制されるようになっている。すなわち、往動時及び復動時に後群21’が移動範囲の終端位置に到達したことがリミッタ28により検出され、この検出信号に基づき後群21’の移動が停止される。なお、以下の説明において、上記後群21’の移動範囲の終端位置のうち、後群21’の往動の開始位置(復動の終了位置)を第1ホームポジションといい、復動の開始位置(往動の終了位置)を第2ホームポジションという。
【0028】
波形整形部30は、光センサ26,27から出力された各正弦波をそれぞれ矩形波(パルス)に波形整形するものである。このパルスは後述のサブ演算制御部80で集光点FのZ軸方向の位置及び移動方向の演算に利用される。
【0029】
受光部40は、図1,図3に示すように、投影光学系20及びビームスプリッタMを介して導かれる被測定物Gからの反射光を受光し、電気信号に光電変換するCCD42(固体撮像素子)と上記ビームスプリッタMからの反射光を当該CCD42に集光するリレー光学系41とを有する。CCD42は、投影光学系20の像側の焦点位置と等価な位置、すなわち、照明部10の発光位置と等価な位置に設けられている。このCCD42は、線状の受光面を持つリニアセンサとされ、1次元(X軸方向)の画像を入力するように構成されている。このCCD42の画素の間隔がX軸上の座標間隔に対応する。また、このCCD42は、後述のカメラコントロール部60から出力される露光パルスに基づいて被測定物Gからの反射光を各画素に露光するとともに、露光パルスの出力時に光電変換により生じた電荷を受光域に蓄積して、非出力時に蓄積部に転送したのち後述のA/D変換部50に送信する。
【0030】
A/D変換部50は、上記CCD42から出力されたアナログ信号をディジタル信号に変換するものである。
【0031】
カメラコントロール部60は、後述するサブ演算制御部80から出力されるタイミングパルスに同期して上記露光パルスを生成し上記CCD42に出力するものである。
【0032】
モータ駆動部70は、第1,第2モータ22,23の駆動動作を制御するものである。モータ駆動部70は、モータコントローラ71とドライバ72とを有する。モータコントローラ71は、上記ドライバ72に第1,第2モータ22,23の駆動内容(回転方向や回転速度等)に関する信号を出力するものである。ドライバ72は、この信号に基づいて上記第1,第2モータ22,23を駆動するものである。
【0033】
サブ演算制御部80は、上記光センサ26,27のうち一方のセンサから出力され波形整形されたパルスを計数する第1カウンタ81と、上記カメラコントロール部60から出力される露光パルスの出力時間をカウントする第2カウンタ82とを備え、この第1カウンタ81と第2カウンタ82とを用いて、本発明の特徴部分である以下の動作を行う。
【0034】
図4は、本発明の露光制御を示すタイミングチャートである。図4(a)は、横軸を時間、縦軸をZ軸方向の位置としたときに、投影光学系20の移動速度、すなわち、投影光学系20の集光点Fの移動速度の変化を示す図である。なお、集光点F(投影光学系20)の速度変動パターンは、往動時と復動時とで同じであるものとする。矢印Aは、集光点Fが等速で移動したと仮定したときの速度、つまり平均移動速度を示す。図4(b)は、往動時において各測定位置に対して出力されるタイミングパルスと、このタイミングパルスに基づいて出力される露光パルスと、この露光パルスの出力開始と同時に計時を行う第2カウンタ82のカウント値の変化とを示す。図4(c)は、復動時において各測定位置に対して出力されるタイミングパルスと、このタイミングパルスに基づいて出力される露光パルスと、この露光パルスの出力開始と同時に計時を行う第2カウンタ82のカウント値の変化とを示す。図4(d)は、集光点Fが各測定位置を通過する時点でそれぞれ露光動作を開始する場合に出力される往動時及び復動時の露光パルスを示す。
【0035】
この図4(d)に示すように、各露光動作を、集光点Fが各測定位置を通過した時点で開始すると、例えばZ=Z3においては、露光期間中の集光点Fの位置(以下、露光位置という)が、矢印ナに示すように、往動時ではZ=Z3に対してZ=Z4側、矢印ニに示すように、復動時ではZ=Z3に対してZ=Z2側となり、露光位置が往動時と復動時とで全く一致しない。これでは、往動時のデータと復動時のデータとを同種のデータとして扱えず、延いては、被測定物Gの表面位置の正確な計測を行うことができない。
【0036】
そこで、本発明では、露光位置を往動時と復動時とで略一致させるべく、各露光動作における露光時間の略中心が、対応する各測定位置を集光点Fが通過するタイミングとなるように設定している。
【0037】
まず、露光開始タイミングについては、集光点FのZ軸上の位置で設定する。具体的に説明すると、往動時において、例えば、測定位置Z=Z1に対する露光開始タイミングを、集光点Fが測定位置Z=Z1より手前の位置Z1g’を通過したときとし、この露光開始位置Z1g’を、平均移動速度Vと露光パルス出力時間wの半分の時間との積により求められる距離V・(w/2)だけ手前の位置、つまり、
1g’=Z1−V・(w/2)
と設定する。これを一般的に表わすと、測定位置Z=Zk(k=1,…,n)に対する露光開始位置Zkg’は、
kg’=Zk−V・(w/2) (k=1,…,n)
となる。
【0038】
よって、往動時においては、このZkg’(k=1,…,n)の位置に集光点Fが到達したときに、サブ演算制御部80は、矢印サ〜セに示すように、カメラコントロール部60に対して露光開始のためのタイミングパルスを出力して、露光パルスの出力を開始させる。なお、座標Z=Z1は、第1ホームポジションから座標Z=Z1に到達するまでに、上記第1カウンタ81によりカウントされる波形整形部30からのパルスの数N1と、このパルス1個分に相当するZ軸方向の距離ΔZとの積、つまり、
1=N1・ΔZ
により算出される。これを一般的に表すと、座標Z=Zkは、
k=Nk・ΔZ
となる。
【0039】
また、復動時において、例えば、測定位置Z=Z1に対する露光開始タイミングを、集光点Fが測定位置Z=Z1より手前の位置Z1b’を通過したときとし、この露光開始位置Z1b’を、平均移動速度Vと露光パルス出力時間wの半分の時間との積により求められる距離V・(w/2)だけ手前の位置、つまり、
1b’=Z1+V・(w/2)
と設定する。これを一般的に表わすと、測定位置Z=Zk(k=1,…,n)に対する露光開始位置Zkb’は、
kb’=Zk+V・(w/2) (k=1,…,n)
となる。
【0040】
よって、復動時においては、このZkb’(k=1,…,n)の位置に集光点Fが到達したときに、サブ演算制御部80は、矢印ソ〜ツに示すように、カメラコントロール部60に対して露光開始のためのタイミングパルスを出力して、露光パルスの出力を開始させる。
【0041】
一方、露光パルスの出力終了タイミングについては、出力開始タイミングの場合と同様に集光点FのZ軸上の位置で設定するか、あるいは、露光を開始した時点からの時間で設定するかのどちらかにより設定することが考えられる。
【0042】
しかしながら、図5に示すように、露光パルスの出力終了のタイミングを集光点FのZ軸上の位置で設定する、すなわち、集光点Fが露光を開始した位置から一定の距離Zαだけ離れた位置に到達したときに露光を終了するように設定すると、露光パルス出力期間中における集光点Fの移動速度が異なるため、集光点Fが上記距離Zαだけ離れた位置に到達するまでの時間が各測定位置毎に異なる。例えば、図5に示すように、測定位置Z1,Z2,Z3,Zkにおける露光時間t1,t2,t3,tkが異なってくる。これでは、各測定位置毎の輝度レベルを用いて集光点Fが被測定物Gの表面に一致する位置(すなわち、Z座標)を算出する方法において、各測定位置毎の輝度レベルの大小関係を適正に比較することができなくなることになり、被測定物Gの正確な表面の位置(Z座標)のデータを得ることができない。
【0043】
一方、露光パルスの出力終了タイミングを露光を開始した時点からの時間で設定する、すなわち、図4(b)に示すように、往動時においては、集光点Fがこの各測定位置に到達した時点から一定の時間wだけ経過したときに、露光終了のためのタイミングパルスを出力して露光パルスの出力を終了させ、図4(c)に示すように、復動時においても、集光点Fが各測定位置に到達した時点から一定時間wだけ経過したときに、露光終了のためのタイミングパルスを出力して露光パルスの出力を終了させるように設定すると、露光パルスの出力時間は一定であるから、集光点Fの移動速度が露光期間中に変動しても、往動時、復動時ともに各測定位置における露光時間の変動は生じず、各測定位置毎の輝度レベルの大小関係を適正に比較することができ、被測定物Gの正確な表面の位置のデータを得ることができる。よって、露光を終了するタイミングについては、露光を開始した時点からの時間で設定する。
【0044】
以上のように、露光の開始タイミング及び露光の終了タイミングを設定することにより、集光点Fの移動速度が露光期間中において極端に変動しない限りは、図4に示すように、各露光動作における露光時間の略中心S1〜S8が、対応する各測定位置を集光点Fが通過するタイミングとなり、各測定位置において、露光位置を往動時と復動時とで略一致させることができる。なお、集光点Fが等速度で移動する場合には、露光位置は往動時と復動時とで完全に一致することになる。
【0045】
ディジタル信号処理部90は、A/D変換部50により変換されたディジタルデータを記憶するメモリ91を有し、例えば、図6に示すように、各高さ位置(Y座標)毎に、輝度レベルをX座標を行、Z座標を列とするマトリックス形式で記憶する。そして、例えば、斜線で示すように、各画素毎に輝度レベルのピーク値周辺のZ座標をそれぞれ粗検出して後述のメイン演算制御部100に出力する。
【0046】
メイン演算制御部100は、上記ディジタル信号処理部90により粗検出されたZ座標を入力し、輝度レベルのピーク値を持つZ軸方向の位置を、以下の補間演算を行うことにより正確に検出するものである。
【0047】
すなわち、例えば、図7に示すように、Z座標Z=rとZ座標Z=r+1との間にピーク値がある場合、座標Z=r及び座標Z=r−1を通る直線Q1と、座標Z=r+1及び座標Z=r+2を通る直線Q2とをそれぞれ求める。そして、これらの直線Q1,Q2の交点Tを求め、この交点Tが示す値Lmを近似のピーク値とし、このピーク値Lmを持つZ軸上の位置r’を記憶する。
【0048】
また、メイン演算制御部100は、このようにして求めたZ軸上の位置を基準位置Z=0(図2参照)からの位置に換算し、被測定物Gの表面形状を各格子点の三次元座標(x,y,z)として計測する。なお、本実施形態においては、上記補間演算を行うように構成されているが、測定位置(Z座標)をより細かく設定して測定を行うようにすれば、補間演算を行う場合と同様に正確な位置データが得られるから、この補間演算を行わないように構成してもよい。
【0049】
次に、当該三次元形状計測装置1の動作を図9に示すフローチャートに従って説明する。
【0050】
まず、操作者により被測定物Gが上記ステージS上の所定位置に載置され、当該計測装置1に備えられている図略のスタートボタンが押圧される(ステップ♯1)と、サブ演算制御部80は、集光点FのY軸方向及びZ軸方向の移動範囲を決定すると共に、投影光学系20を初期位置にセットする(ステップ♯2)。次に、メイン演算制御部100は、このボタン押圧信号を受けて測定開始命令信号をサブ演算制御部80に出力し(ステップ♯3)、サブ演算制御部80は、この測定開始命令信号を受けてレーザダイオード11を点灯させる(ステップ♯4)。これにより、レーザダイオード11から発せられたレーザ光が被測定物Gにより照射されると共に、この被測定物Gからの反射光が投影光学系20及びリレー光学系41を経て上記CCD42に受光される。
【0051】
次に、サブ演算制御部80は、動作命令信号をモータコントローラ71に出力し、ドライバ70を介して第1モータ22を駆動することにより後群21’を移動させる(ステップ♯5)。これにより、後群21’が第1ホームポジションから第2ホームポジションに向けて移動を開始し、この移動により波形整形器30からパルスがサブ演算制御部80に対して順次出力される。
【0052】
そして、サブ演算制御部80は、集光点Fが座標Z=Z1の近傍に到達する(ステップ♯6)と、上述したようなタイミング(Z1g’を通過するタイミング)でタイミングパルスをカメラコントロール部60にそれぞれ出力し、このタイミングパルスに同期してカメラコントロール部60は露光パルスをCCD42に出力して、測定位置Z1の測定を行う。そして、同様の方法で集光点FがZ=Z2g’,Z3g’,…,Zng’を通過するタイミングで繰り返し露光を開始して各測定位置Z1,Z2,…,Zn-1,Znで測定を行う(ステップ♯7)。そして、このとき、各露光パルスの出力期間において、各画素に測定光を露光し、露光パルスの非出力期間において、輝度レベル信号をA/D変換部50を介してディジタル信号処理部90に送信し、このディジタル信号処理部90のメモリ91に記憶する。そして、集光点Fが座標Z=Znに到達し、この位置での露光が終了する(ステップ♯8)と、ディジタル信号処理部90は、メモリ91に記憶した輝度レベルの中から輝度レベルのピーク値周辺の座標を粗検出して、この座標をメイン演算制御部100に送信し、この信号を受けてメイン演算制御部100はピーク位置を検出する(ステップ♯9)。
【0053】
次に、後群21’が第2ホームポジションに到達する(ステップ♯10)と、後群21’の移動を一旦停止させ、投影光学系20の二群レンズ21,21’をY軸方向に移動させる(ステップ♯11)。そして、二群レンズ21,21’を次の高さ位置Y=Y2にセットする(ステップ♯12)。
【0054】
そして、サブ演算制御部80は、この高さ位置Y=Y2において、後群21’を第2ホームポジションから第1ホームポジションに向けて移動させ(ステップ♯5)、集光点Fが座標Z=Znの近傍に到達する(ステップ♯6)と、上記と同様の方法で測定を行い(ステップ♯7)、集光点Fが座標Z=Z1に到達し、この位置の露光が終了する(ステップ♯8)と、Y=Y2におけるピーク位置(Z座標)を検出する(ステップ♯9)。
【0055】
そして、後群21’が第1ホームポジションに到達する(ステップ♯10)と、後群21’の移動を一旦停止させ、上記二群レンズ21,21’をY軸方向に移動させて(ステップ♯11)、次の高さ位置Y=Y3にセットする(ステップ♯12)。
【0056】
以下、Y=Y3以降、上記と同様に、ステップ♯5からステップ♯10までの動作をY座標Y=Ymまで繰り返し行い、すべての高さ位置において測定が終了する(ステップ♯13)と、メイン演算制御部100は、当該三次元形状計測装置1による被測定物Gの三次元形状計測動作を終了させる。
【0057】
このように、往動時もしくは復動時のどちらか一方だけでなく、両移動時に被測定物Gの三次元形状を計測動作を行うように構成したから、一方の移動時にのみ測定動作を行う場合に比して、被測定物Gの三次元形状計測に要する時間を大幅に短縮することができ、上記計測をより短時間で効率的に行うことができる。
【0058】
また、測定位置に対する露光開始位置を、平均移動速度Vと露光パルス出力時間wの半分の時間との積により求められる距離だけ手前の位置に集光点Fが到達するときと設定し、かつ、露光パルスの出力時間を一定時間wとしたので、各測定位置において、露光位置を往動時と復動時とで略一致させることができると共に、集光点Fの移動速度が変動しても、各測定位置毎の輝度レベルの大小関係を適正に比較することができ、被測定物Gの三次元形状を正確に測定することができる。
【0059】
さらに、輝度レベルのピーク位置を算出するにあたって、上記のような補間演算を行うようにしたから、計測精度を高いものにすることができる。
【0060】
なお、本発明は、上記実施形態に限らず、以下の変形形態を採用することができる。
【0061】
上記第1実施形態の三次元形状計測装置1は、図8において、ステップ♯1でスタートボタンが押圧されると、まもなくステップ♯5以降に示す本動作(以下、本スキャンという)を行うように構成されているが、このような本スキャンを行う前に被測定物Gの凡その三次元形状を計測するプリスキャンモードを設けてもよい。すなわち、例えば、被測定物Gの三次元形状を、本スキャン時におけるZ軸方向の測定位置より大きな位置間隔で測定し、輝度レベルのピーク値近傍の位置を検出し、各高さ位置毎に集光点Fの移動範囲を狭めて、図9に示すように、本スキャン時においてその移動範囲(実線の部分)で集光点Fを移動させるようにしてもよい。これにより、集光点Fの移動距離が図9の点線に示す部分の長さだけ短くなり、上記プリスキャンを行う時間を考慮に入れても、計測に要する測定時間が大幅に短縮される。また、この点線部分においては測定動作を行わないから、本スキャン時に扱うデータ数が大幅に減り、ディジタル信号処理部90のメモリ91等を容量の小さいものにすることができる。
【0062】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、光学系を被測定物に近接させる第1の移動と被測定物から離隔させる第2の移動とを上記光学系の光軸方向に対して垂直な方向の相対移動を挟んで交互に行い、この両移動において、上記被測定物の表面形状を示す光軸方向の位置座標を算出するようにしたから、各高さ位置毎に、光学系を被測定対象物に対して一方方向に移動させて被測定対象物表面の水平方向の位置座標の測定を行い、次の測定のための光学系を復帰させる期間には測定を行なわない装置に比べて、測定時間のロスが大幅に減り、測定効率を向上させることができる。
【0063】
請求項2に記載の発明によれば、光学系の光軸上の相対移動における移動範囲を変更可能にしたから、光学系の無駄な移動を省くことができ、被測定物の表面の凹凸をより短時間で効率的に計測することができる。
【0064】
請求項3、4に記載の発明によれば、各露光動作における露光時間の略中心が、対応する各露光位置を上記光学系が通過するタイミングとなり、露光期間中の光学系の位置が第1の移動時と第2の移動時とで略一致させることができる。よって、往動時のデータと復動時のデータとを同種のデータとして扱うことができ、被測定物の正確な表面の位置を計測することができる。
【0065】
請求項5に記載の発明によれば、受光レベルが最大となる位置を補間演算により算出するようにしたから、被測定物の正確な表面の位置を計測することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る三次元形状計測装置の要部の概略説明図である。
【図2】 集光点の移動の軌跡を示す説明図である。
【図3】 三次元形状計測装置のブロック構成図である。
【図4】 タイミングパルスの出力タイミングの説明図である。
【図5】 タイミングパルスの出力終了タイミングをZ軸上の位置で設定した場合に生じる問題点を示す説明図である。
【図6】 メモリの記憶方法の一例を示す概念図である。
【図7】 近似ピーク値を求めるときの説明図である。
【図8】 三次元形状計測装置の動作を示すフローチャート図である。
【図9】 他の実施形態における集光点の移動の軌跡を示す説明図である。
【符号の説明】
1 三次元形状計測装置
10 照明部
11 レーザダイオード
12 照明光学系
20 投影光学系
21’ フォーカスレンズ
22 第1モータ
23 第2モータ
24 位置検出器
25 リニアスケール
28 リミッタ
26,27 第1、第2センサ
30 波形整形部
40 受光部
41 リレー光学系
42 CCD
60 カメラコントロール部
70 モータ駆動部
80 サブ演算制御部
81 第1カウンタ
82 第2カウンタ
90 ディジタル信号処理部
100メイン演算制御部
G 被測定物
F 集光点

Claims (5)

  1. 被測定物の照明光を生成する照明手段と、被測定物で反射された上記照明光を受光し、電気信号に変換して出力する光電変換手段と、上記照明手段と被測定物との間に設けられ、上記照明光を被測定物に射出するとともに、被測定物で反射された当該照明光を上記光電変換手段の受光面に導く光学系と、上記照明光の被測定物側の集光位置を光軸上で移動させるべく上記光学系を光軸上で相対移動させる第1の移動手段と、上記光学系の相対移動において、当該光学系が予め相対移動範囲内に所定のピッチで設定された複数の露光位置の各露光位置を通過するタイミングで上記光電変換手段の露光動作を繰り返し行わせる露光制御手段と、上記光電変換手段から時系列的に出力される複数の受光信号と各受光信号の露光位置とに基づいて上記被測定物の表面形状を示す光軸方向の位置座標を算出する演算手段と、上記被測定物と上記光学系とを光軸方向に対して垂直な方向に所定のピッチで相対移動させる第2の移動手段と、上記光学系の光軸方向の相対移動と上記光学系の光軸方向に対して垂直な方向の相対移動とを交互に行わせるように上記第1,第2の移動手段を制御する移動制御手段とを備えた三次元形状計測装置であって、上記光学系を被測定物に近接させる第1の移動と被測定物から離隔させる第2の移動とを上記光学系の光軸方向に対して垂直な方向の相対移動を挟んで交互に行わせ、両移動において、上記被測定物の表面形状を示す光軸方向の位置座標を算出することを特徴とする三次元形状計測装置。
  2. 上記光学系の光軸上の相対移動における移動範囲は変更可能になされていることを特徴とする請求項1に記載の三次元形状計測装置。
  3. 上記露光制御手段は、各露光動作における露光時間の略中心が、対応する各露光位置を上記光学系が通過するタイミングとなるように、上記光電変換手段の各露光動作の露光開始と露光終了とを制御するものであることを特徴とする請求項1または2に記載の三次元形状計測装置。
  4. 上記光学系の光軸上の位置を検出する位置検出手段と、予め設定された所定の露光時間を計測する計時手段とを備え、上記露光制御手段は、被測定物に近接させる第1の移動時においては上記照明光の集光位置が下記(1)式で算出される位置を通過するタイミングで露光を開始させ、被測定物から離隔させる第2の移動時においては上記照明光の集光位置が下記(2)式で算出される位置を通過するタイミングで露光を開始させるとともに、上記露光時間の計時を開始させ、上記計時手段で上記所定の露光時間が計測されると、当該露光を終了させることを特徴とする請求項3に記載の三次元形状計測装置。
    Zi=i・ΔZ−V・Texp/2 …(1)
    Zi=i・ΔZ+V・Texp/2 …(2)
    Zi:i番目の露光位置
    ΔZ:露光位置のピッチ
    V:光学系の移動速度
    Texp:露光時間
  5. 上記演算手段は、上記光電変換手段から時系列的に出力される複数の受光信号の中から極大値の回りの複数個の受光信号を抽出し、これらの受光信号のレベルと各受光信号の露光位置とから補間演算により受光レベルが最大となる位置を上記被測定物の表面形状を示す光軸方向の位置座標として算出することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の三次元形状計測装置。
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