JPH07274925A - 喫煙パイプ - Google Patents

喫煙パイプ

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JPH07274925A
JPH07274925A JP7484494A JP7484494A JPH07274925A JP H07274925 A JPH07274925 A JP H07274925A JP 7484494 A JP7484494 A JP 7484494A JP 7484494 A JP7484494 A JP 7484494A JP H07274925 A JPH07274925 A JP H07274925A
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JP
Japan
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smoking pipe
tip
filter
tube
insertion hole
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JP7484494A
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English (en)
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壯▲禮▼ ▲高▼口
Takenori Takaguchi
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  • Cigarettes, Filters, And Manufacturing Of Filters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】フィルターの着脱操作が頗る簡単に行えると共
に、仮令、斯かるフィルターを内設させなくても、ニコ
チン・タールが簡単かつ有効的に除去できる喫煙パイプ
を提供せしめる。 【構成】先端にタバコ挿着孔1aを有する先端筒1と、
該先端筒1の後端に着脱自在に嵌合される基端筒2とを
備え、前記先端筒1の後端側に前記タバコ挿着孔1aと
連通する環状のフィルター装着室1bを突設すると共
に、前記タバコ挿着孔1aの両側面に磁石3,3を装着
する。また、先端筒1と基端筒2とは、前記フィルター
装着室1bを介して着脱自在に嵌合され、かつ、磁石
3,3は、一端側が先端筒1の遊端に開放された盲孔状
の磁石挿入孔1d,1dを介して着脱自在に保持され
る。尚、この磁石3,3は、タバコ挿着孔1aと直交す
る方向(径方向)で吸着し合うようにN極とS極とを対
向配置にするのが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、喫煙パイプの改良に関
し、更に詳しくは、タバコの煙に磁力線を作用させて主
にタバコのフィルター部内にニコチン・タールの粒子を
磁気的に吸着せしめる喫煙パイプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、喫煙パイプとしては、例えば、実
開昭63−114197号公報に開示された構成のもの
が従来例として既に周知である。この従来の喫煙パイプ
は、図9に示すように、タバコが挿入される先端筒1
と、吸口孔2cを有する基端筒2と、水を染み込ませた
フィルターFを内部に密に収納できると共に、両端部が
それぞれ前記先端筒1と基端筒2とに着脱自在に密嵌入
し、縦に二分割されている接続筒5とから構成されてい
た(実開昭63−114197号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た実開昭63−114197号公報に開示されている喫
煙パイプにあっては、前記先端筒1並びに基端筒2を、
一旦、前記接続筒5から取り外した後、該接続筒5を二
分割状態に分離させなければ、フィルターFの交換がで
きず、また、組立工数も多いことも相俟って、フィルタ
ーFの着脱操作が頗る不便であるといった欠点を有する
ものであった。
【0004】また、斯かるフィルターFを内設させるこ
となくして簡単にニコチン・タールが除去できる経済的
な喫煙パイプが要望されていた。
【0005】本発明はこのような従来の問題点及び要望
に鑑みてなされたもので、フィルターの着脱操作が頗る
簡単に行えると共に、仮令、フィルターを内設させなく
ても、ニコチン・タールが簡単かつ有効的に除去できる
喫煙パイプを提供することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題点
を解決し、所期の目的を達成するため本発明の要旨とす
る構成は、先端にタバコ挿着孔を有する先端筒と、後端
に吸口孔を有する基端筒と、前記タバコ挿着孔から前記
吸口孔に連通する煙通路とを備えてなる喫煙パイプにお
いて、前記先端筒若しくは基端筒の所望位置に、磁石を
設けてなる喫煙パイプに存し、延いては、前記磁石が、
前記タバコ挿着孔若しくは前記煙通路と直交すべく径方
向に磁力線を作用させる喫煙パイプに存する。
【0007】また、前記先端筒は、同先端筒の後端側か
ら外方に突出した遊端開口を有するフィルター装着室を
介して前記基端筒の前端開口に着脱自在に組み付けるの
が好ましい。
【0008】更に、前記先端筒は、前記タバコ挿着孔と
連通するフィルター装着室と、該フィルター装着室内に
配設された突起付流量規制板と、前記タバコ挿着孔を挟
持すべく相対向して配設された一対の磁石挿入孔とから
構成するのが良い。
【0009】
【作用】このように構成される本発明の喫煙パイプは、
先端にタバコ挿着孔を有する先端筒と、後端に吸口孔を
有する基端筒と、前記タバコ挿着孔から前記吸口孔に連
通する煙通路とを備えた喫煙パイプにおいて、前記先端
筒若しくは基端筒の所望位置に、磁石を設けたことによ
って、前記吸口孔からの吸引作用によりタバコの煙が吸
引されると、煙はタバコフィルター部から前記煙通路を
経て吸口孔へと移行することになるが、その際に、煙に
混在しているタール・ニコチンの粒子が、磁石により吸
引されることとなる。
【0010】また、延いては、前記磁石を、前記タバコ
挿着孔若しくは前記煙通路と直交すべく径方向に磁力線
を作用させるように配置すれば、タバコの煙の吸引方向
とは異なる方向にニコチン・タールが吸引せられ、タバ
コフィルター部へのニコチン吸着率をより効果的に高め
ることとなる。
【0011】また、前記先端筒を、同先端筒の後端から
外方に突出した遊端開口を有するフィルター装着室を介
して、前記基端筒の前端開口に着脱自在に組み付けれ
ば、前記基端筒から前記先端筒を抜き取るだけで前記フ
ィルター装着室の遊端開口が開放され、別体である補助
フィルターの着脱操作が簡単になし得ることとなる。
【0012】更に、前記先端筒を、前記タバコ挿着孔と
連通するフィルター装着室と、該フィルター装着室内に
配設された突起付流量規制板と、前記タバコ挿着孔を挟
持すべく相対向して配設された一対の磁石挿入孔とから
構成すれば、前記フィルター装着室内に補助フィルター
を挿着した際に、同フィルターの一端側が前記突起付流
量規制板に支持されると共に、N極、S極の両磁石をタ
バコフィルター部の両側面に対向状態で配設し得ること
となる。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施の一例を図面を参照しな
がら説明する。図中Aは、本発明に係る喫煙パイプであ
り、この喫煙パイプAは、図1又は図2に示すように、
短筒状の先端筒1と、該先端筒1の後端に着脱自在に嵌
合される基端筒2とから構成されている。
【0014】前記先端筒1は、先端にタバコ挿着孔1a
を有すると共に、後端側に前記タバコ挿着孔1aと連通
する環状のフィルター装着室1bが突設されている。前
記タバコ挿着孔1aは、紙巻タバコに付設されているフ
ィルター部が圧接保持できる大きさに穿孔されているも
のであり、好ましくは、入口径8mm、奥径7.8mm
程度のテーパー孔に形成するのが良い。
【0015】また、前記フィルター装着室1bは、図4
又は図5に示すように、遊端開口1b1 から別体の補助
フィルターFを着脱自在に挿着保持するものであり、前
記タバコ挿着孔1aとの境界位置に突起付流量規制板1
cが内設されている。
【0016】この突起付流量規制板1cは、軸心方向に
開口する十字配置の4つの穿孔1c 1 ,1c1 …と(図
6(a)参照)、前記遊端開口1b1 に向けて突出した2
mm程度の突起1c2 とから構成されている。
【0017】更に、この先端筒1には、前記タバコ挿着
孔1aの両側面に位置すべく板状の磁石3,3が内設さ
れている。この磁石3,3は、一端側が同先端筒1の遊
端に開放された盲孔状の磁石挿入孔1d,1dを介して
着脱自在に保持されているものであり、前記タバコ挿着
孔1aと直交すべく径方向に磁力線が作用するようにN
極とS極とが対向配置にされている。
【0018】因に、また、磁力としては800〜300
0ガウスの磁石を使用するのが好ましく、更には斯かる
磁力を効果的に利用するために、磁石3と前記タバコ挿
着孔1a並びにフィルター装着室1bとの間隔はなるべ
く薄くするのが良い。
【0019】また、本実施例では、磁石3,3に板状の
磁石を用いているが、これに限定されることなく、あら
ゆる種類、形状の磁石を使用できることは云うまでもな
い。
【0020】例えば、軟鉄、ケイ素鋼、パーマロイなど
の軟磁性材料或いは炭素鋼、タングステン鋼、KS鋼、
アルニコなどの硬磁性材料からなる全ての磁石を使用で
きるものであり、また、図7に示すように、これら磁性
材料を合成樹脂材等の中に混入して円筒状等の所望形状
に成形してなるプラスチック磁石やゴム磁石を用いて前
記タバコ挿着孔1a内にワンタッチで嵌合できるように
形成しても良い。
【0021】一方、前記基端筒2の先端には、前記先端
筒1の両側面に形成された切欠溝1e,1eに嵌合され
る突起2a,2aが突設されており、軸心方向に煙通路
2bが形成されている。
【0022】この煙通路2bは、前記先端筒1のタバコ
挿着孔1aから後端に開口された吸口孔2cに連通する
ものであり、図5に示すように、中程に段差2dが一体
成形されている。この段差2dは、別体の補助フィルタ
ーFの後端面と当接して同フィルターFの抜け止めをす
るものである。因に、前記吸口孔2cの大きさとしては
3.5×2.5mm程度が好ましい。
【0023】このように構成される本発明の喫煙パイプ
Aは、前記吸口孔2cに及ばされる吸引作用によりタバ
コTの煙が吸引されると、煙はタバコのフィルター部T
Fを経て前記流量規制板1cの穿孔1c1 ,1c1 …に
より分配された後、煙通路2bを経て前記吸口孔2cに
到達することになる。その際、煙に混在しているタール
・ニコチンの粒子は、前記タバコのフィルター部TFを
通り抜ける際に、同フィルターTF内に吸着・濾過され
るものであるが、前記磁石3,3が同タバコのフィルタ
ー部TFを挟持すべく両側面に位置して径方向に磁力線
を放射することから、斯かるニコチン・タールの粒子
は、煙の吸引方向とは異なる方向に強力に吸引せられ、
タバコフィルター部TFでのニコチン吸着率をより高め
ることができるのである。
【0024】また、より効果的にニコチン・タールを吸
着・濾過したい時は、前記フィルター装着室1b内に予
め別体の補助フィルターFを内挿しておけば良く、更に
は、前記基端筒2から前記先端筒1を抜き取るだけでフ
ィルター装着室1bの遊端開口1b1 が開放されるた
め、斯かる補助フィルターFの着脱操作が簡単にできる
他、パイプ内に付着したニコチン・タールの洗浄も簡単
にできるのである。
【0025】更に、この喫煙パイプを径の異なる細いフ
ィルター付きタバコT1 に使用する場合には、図8に示
すように、プラスチック等からなる径調整用の補助リン
グ4を介して前記タバコ挿着孔1a内に着脱自在に挿着
使用できるものである。
【0026】尚、本発明の喫煙パイプは、本実施例に限
定されることなく、本発明の目的の範囲内で自由に設計
変更し得るものであり、本発明はそれらの全てを包摂す
るものである。例えば、本実施例では、前記先端筒1に
磁石3,3を装着させているが、これに限定されること
なく、基端筒2に磁石3,3を装着させて同基端筒2内
(主に煙通路2b内)にニコチン・タールを付着させる
ようにしても良く、更には、前記突起付流量規制板1c
に4つの穿孔1c1 ,1c1 …を設けているが、必要に
応じ、それ以下若しくはそれ以上の穿孔1c1 …を設け
ても良い。
【0027】
【発明の効果】本発明は上述のように構成され、前記先
端筒若しくは基端筒の所望位置に磁石を設けたことによ
って、タバコのニコチン・タールの粒子が前記磁石によ
り吸引されるため、従来の如きパイプ内にフィルターを
配設しなくても、ニコチン・タールが効率よく吸引・濾
過できると共に、タバコの味も円やかで軽くなるといっ
た効果を奏するものである。
【0028】また、前記磁石が、前記タバコ挿着孔若し
くは前記煙通路と直交すべく径方向に磁力線を作用させ
れば、タバコの煙の吸引方向と異なる方向にニコチン・
タールが吸引せられるため、タバコフィルター部へのニ
コチン吸着率をより高めることができるといった優れた
効果を奏するものである。
【0029】また、前記先端筒を、同先端筒の後端から
外方に突出した遊端開口を有するフィルター装着室を介
して、前記基端筒の前端開口に着脱自在に組み付けれ
ば、前記基端筒から前記先端筒を抜き取るだけで前記フ
ィルター装着室の遊端開口が開放されるため、別体であ
る補助フィルターの着脱操作が頗る簡単になし得ると共
に、パイプ内に滞留したニコチン・タールの洗浄も簡単
にできる喫煙パイプを提供できることとなった。
【0030】更に、前記先端筒を、前記タバコ挿着孔と
連通するフィルター装着室と、該フィルター装着室内に
配設された突起付流量規制板と、前記タバコ挿着孔を挟
持すべく相対向して配設された一対の磁石挿入孔とから
構成すれば、前記磁石挿入孔を介してN極、S極の両磁
石をタバコフィルター部の両側面に隣接できるため、タ
バコに付いているフィルター効果を100%活用させる
べくニコチン・タールの吸着・濾過が効率よくできる
他、別体の補助フィルターとNS両極の磁石とを簡単か
つコンパクトにして組み付けできるといった優れた効果
を兼備するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る喫煙パイプの斜視図である。
【図2】同喫煙パイプの正面図である。
【図3】同喫煙パイプの先端筒を基端筒から取り外した
状態を示す説明図である。
【図4】同状態の斜視図である。
【図5】同喫煙パイプの縦断面図である。
【図6】図6(a)は同喫煙パイプの平面図、図6
(b)は同側面図、図6(c)は同底面図である。
【図7】図7(a)は環状に成形されたプラスチック磁
石の取り付け状態を示す説明図、図7(b)は同プラス
チック磁石を先端筒内に取り付けた状態を示す平面図で
ある。
【図8】径の異なる細いタバコを使用する場合の取り付
け状態を示す説明図である。
【図9】従来の喫煙パイプを示す一部分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 先端筒 1a タバコ挿着孔 1b フィルター装着室 1b1 遊端開口 1c 突起付流量規制板 1c1 穿孔 1c2 突起 1d 磁石挿入孔 1e 切欠溝 2 基端筒 2a 突起 2b 煙通路 2c 吸口孔 2d 段差 3 磁石 4 補助リング T タバコ TF タバコフィルター部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端にタバコ挿着孔を有する先端筒と、後
    端に吸口孔を有する基端筒と、前記タバコ挿着孔から前
    記吸口孔に連通する煙通路とを備えてなる喫煙パイプに
    おいて、前記先端筒若しくは基端筒の所望位置に、磁石
    を設けてなることを特徴とする喫煙パイプ。
  2. 【請求項2】前記磁石は、前記タバコ挿着孔若しくは前
    記煙通路と直交すべく径方向に磁力線を作用させること
    を特徴とする請求項1に記載の喫煙パイプ。
  3. 【請求項3】前記先端筒は、同先端筒の後端側から外方
    に突出した遊端開口を有するフィルター装着室を介して
    前記基端筒の前端開口に着脱自在に組み付けられること
    を特徴とする請求項1に記載の喫煙パイプ。
  4. 【請求項4】前記先端筒は、前記タバコ挿着孔と連通す
    るフィルター装着室と、該フィルター装着室内に配設さ
    れた突起付流量規制板と、前記タバコ挿着孔を挟持すべ
    く相対向して配設された一対の磁石挿入孔とから構成さ
    れていることを特徴とする請求項1又は3に記載の喫煙
    パイプ。
JP7484494A 1994-04-13 1994-04-13 喫煙パイプ Pending JPH07274925A (ja)

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040329