JPH07274044A - 時間可変フィルタ係数を用いたビデオ信号ノイズ低減システムおよびノイズ低減方法 - Google Patents

時間可変フィルタ係数を用いたビデオ信号ノイズ低減システムおよびノイズ低減方法

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JPH07274044A
JPH07274044A JP7061405A JP6140595A JPH07274044A JP H07274044 A JPH07274044 A JP H07274044A JP 7061405 A JP7061405 A JP 7061405A JP 6140595 A JP6140595 A JP 6140595A JP H07274044 A JPH07274044 A JP H07274044A
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noise
block
noise reduction
reduced
motion
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JP7061405A
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Inventor
Iu Shiuureon
イウ シウ−レオン
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T5/00Image enhancement or restoration
    • G06T5/20Image enhancement or restoration by the use of local operators
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/21Circuitry for suppressing or minimising disturbance, e.g. moiré or halo

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 動きの大きい画像においても、効果的なノイ
ズ低減が可能なノイズ低減システムおよびノイズ低減方
法。 【構成】 処理されたフレームメモリ70はノイズの低
減された画像を格納し、動き推定器20は、処理された
フレームメモリ70中の目標画素ブロックを識別する。
このブロックはノイズの低減されたビデオ信号の計算用
である。動き補償ノイズ低減プロセッサは、処理された
フレームメモリ70中に格納されたノイズの低減された
画素ブロックをビデオ信号から発生される現在の画素ブ
ロックと結合し、ノイズの低減された画素から成る動き
ブロックを生成する。格納した画素および現在の画素に
与えられる相対的重みは、格納したこの画素発生用の画
素数によって定められる。ブレイクダウン検出60は、
動きブロック中のノイズの尺度によって割られた成分に
対して達成されるノイズ低減の尺度が閾値よりも大きい
場合は、動きブロック中の画素を廃棄する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般にノイズ低減に関す
るものであり、具体的にはビデオ信号におけるノイズの
低減に関する。特に、時間可変重み付け係数を用いた動
き補償ノイズフィルタリングを用い、数フレーム期間に
またがるビデオ情報を平均化することによってビデオ信
号におけるノイズを低減する方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像シーケンス中でノイズ低減(NR)
をおこなうことにより、画像の質と、後に続くビデオ符
号化の性能とを両方とも向上させることができる。これ
は、画像シーケンス中にノイズが発生すると、視覚上不
快で、しかもフレーム毎の画像の相関に依存しておこな
われるあらゆる圧縮スキームの有効性が低下する原因と
なる、スプリアス(spurious)的な相関性のない画像成
分が加わってしまうからである。
【0003】J.S. Limによって、文献"Two Dimensional
Signal and Image Processing" (Prentice Hall、 199
0、 第568頁以降)に述べられているように、経時フィル
タリング(temporal filtering)をおこなう一つの単純
な方法としてフレームの平均化による方法がある。ラン
ダムノイズにより汚染されて(contaminated)はいる
が、フレーム毎の画像情報はそれほど大きく変化してい
ない画像フレームのシーケンスを処理するには、フレー
ム平均化は非常に有効である。
【0004】当該分野で周知のように、フレーム平均化
は多くのそれぞれ異なる方法によりおこなうことができ
る。フレーム平均化は非常に単純でしかも有効な方法で
ありうるとはいっても、この方法を成功させるためには
フレームからフレームへと信号を正確に位置合わせする
ことが不可欠である。動画やテレビなどに実際に適用す
る際には、画像はフレーム毎に変化しうる。画像の各部
分は、平行移動したり(translation)、回転移動した
りするし、そのサイズを変えながら移動することもあ
り、またそれらを組み合わせた形で変化することもあ
る。先行技術によるある種のシステムにおいては、画像
の静止領域、すなわちフレーム毎の動きを示していない
領域にしかフレーム平均化が適用できないことがある。
先行技術によるその他のシステムにおいては、あるフレ
ームから次のフレームへの画像の動きを推定し、かつ推
定したこの動きに基づき2つのフレームのそれぞれ異な
る部分を用いてフレーム平均化法を適用することによ
り、この動きを補償する試みがなされている。この動き
補償画像復元を実現するために、画像フレームの各部分
は、おおよそ動きの軌跡に沿って平均化される。
【0005】発明者は、ノイズ低減システムの一つの例
を"Noise Reduction UsingMulti-Frame Motion Estimat
ion, with Outlier Rejection and Trajectory Correct
ion"(IEEE International Conference on Acoustics,
Speech and Signal Processing、1993年4月27日、 第V-2
05〜V-208頁)と題する論文に記載している。この論文
には、ブロックの動きベクトルを計算した後、各画素に
対する修正した軌跡をフレーム単位で生成して、複数の
連続した画像フレームのそれぞれにおいて、密接に対応
する画素値を位置づけることによって、画像のノイズを
画素単位で低減するビデオノイズ低減システムを記載し
ている。修正した軌跡上のすべての画素値を平均化する
ことにより、ノイズを低減した画像は生成できる。この
論文にはまた、ある種の条件下では元の画素値をノイズ
を低減した画素値で置き換えることを禁止するブレイク
ダウン検出および修正法も記載している。
【0006】ノイズ低減を達成する別の方法は、T.J. D
ennisの"Nonlinear Temporal Filter For Television P
icture Noise Reduction" (IEEE Proceedings、 Vol. 1
27、Pt. G、 No. 2、 1980年4月、 第52頁以降)と題する論
文に開示されている。具体的には、625ライン5.5MHzの
白黒テレビ用の従来の再帰的フレーム間ローパスフィル
タは、フレーム差分の減衰(attenuation)が瞬時的に
は(instantaneously)フレーム差分の振幅に依存する
よう修正される。したがって、このフィルタがゼロ周波
数成分あるいはフレーム周波数成分を含まない場合に
は、このフィルタはストリーキング(streaking)など
の大きな領域に及ぶ空間干渉を減衰させる。しかしなが
ら、この方法を用いると、画像の動きを含む領域では何
らかの空間的劣化が発生する可能性がある。
【0007】ノイズ低減を達成するさらに別の技術は、
E. Duboisらの"Noise Reduction inImage Sequences Us
ing Motion-Compensated Temporal Filtering" (IEEE
Transactions on Communications、 Vol. COM-32、 No.
7、 1984年7月、 第826以降)と題する論文に開示されて
いる。この技術では特に、動き補償技術を適用すること
によって、非線形再帰的フィルタリング法が拡張されて
いる。この論文にはさらに、NTSCコンポジットテレビ信
号に対して用いられる特定のノイズリデューサが開示さ
れている。従来の低次の非再帰的フィルタとは異なり、
Duboisの記載した非線形再帰的フィルタリング法によれ
ば、先行技術によるノイズ低減システムよりもはるかに
多くのノイズを低減できる。しかしながら、この技術を
用いた場合も、さまざまなタイプのノイズを有効に低減
するためには、回路の能力に実用上いくつかの制約が課
せられることは避けられない。
【0008】画像のノイズ低減をおこなうさらに別の方
法はT.A. Reinenの"Noise Reduction in Heart Movies
by Motion Compensated Filtering" (SPIE vol 1606 Vi
sualCommunications and Image Processing '91: Image
Processing、 1991年7月、第755〜763頁)と題する論文に
記載されている。この論文は、動き補償経時フィルタリ
ングを用いて医用画像シーケンス中のノイズを除去する
方法を記載している。この方法によれば、空間フィルタ
を保存する(preserve)エッジをつくりだすために、動
き推定の質に自動的に適応する一次の再帰的フィルタを
用いている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術においては、次に示す問題があった。すなわ
ち、動きの大きい画像のノイズを低減しようとすると、
異なるフレーム間の画像が平均されるために、画像の解
像度が低下してしまうという問題があった。
【0010】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的とするところは、動きの大き
い画像のノイズを低減できるノイズ低減システムおよび
のノイズ低減方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による複数のビデ
オフレームを有する入力ビデオ信号中のノイズを低減す
るシステムは、ノイズの低減された画像を格納する処理
されたフレームメモリ手段と、ノイズの低減されたビデ
オ信号を計算する際に用いられる該フレームメモリ中の
複数の画像成分から成る目標ブロックを識別する動き推
定手段と、一組の時間可変重みフィルタリング係数を該
目的のブロックに対して計算することによって該ノイズ
の低減されたビデオ信号を計算し、かつ該ビデオ信号か
ら選択された現在のブロック中の複数の画像成分を該係
数により重み付けされた該目標ブロックの各画像成分と
平均化することによってノイズの低減された画像成分か
らなる動きブロックを発生させる動き補償ノイズ低減手
段と、を備えており、そのことにより上記目的が達成さ
れる。
【0012】ある実施例では、ノイズの基準尺度により
割られた各成分に対して達成されたノイズ低減の尺度が
ある閾値未満である場合に、前記現在のブロック中の該
各成分を、前記動きブロック中の対応するノイズの低減
された成分で置き換えるブレイクダウン検出手段をさら
に備えていてもよい。
【0013】ある実施例では、ノイズの低減された成分
によって置き換えられていない成分を識別するために現
在のブロックを検査し、かつ、該識別した成分に隣接す
るすべての画像成分が置き換えられている場合には、該
識別した成分を、前記動きブロックからの対応するノイ
ズの低減された成分で置き換えるスパークル低減手段を
さらに備えていてもよい。
【0014】ある実施例では、前記ノイズの低減された
画像成分を展開するのに用いられた画像成分の数を表示
するカウントと画像成分との間に1対1の対応関係が成
立するようにする計数メモリ手段をさらに備えているノ
イズ低減システムであって、前記動き補償ノイズ低減手
段が該計数メモリ手段中に保持されている該カウントに
対応して、前記目標ブロックに対して前記一組の時間可
変重みフィルタリング係数を発生させてもよい。
【0015】ある実施例では、前記現在のブロック中に
発生する変化の尺度を決定し、かつ、動き推定およびブ
レイクダウン検出に用いられる重み付け値および閾値を
計算する分類手段をさらに備えていてもよい。
【0016】ある実施例では、前記目標ブロックを識別
する際に用いられる複数の試行速度ベクトルを前記動き
推定手段に与える手段をさらに備えていてもよい。
【0017】ある実施例では、現在の画像に引き続いて
表示される画像を表す画像成分を保持する将来のフレー
ムメモリ手段をさらに備えているノイズ低減システムで
あって、前記動き推定手段が該将来のフレームメモリ手
段中の画像成分から成るさらに別のブロックを識別する
手段を備えており、かつ前記動き補償ノイズ低減手段
が、画像成分からなる前記現在のブロックを、画像成分
から成る前記目標ブロックおよび画像成分から成る該さ
らに別の目標ブロックの少なくとも一つと結合させるこ
とによって画像成分から成る前記動きブロックを発生さ
せる手段を備えていてもよい。
【0018】本発明による複数のビデオフレームを有す
る入力ビデオ信号中のノイズを低減するノイズ低減方法
は、ノイズの低減された画像を処理されたフレームメモ
リ中に格納するステップと、ノイズの低減されたビデオ
信号を計算する際に用いられる該フレームメモリ中の画
素から成る目標ブロックを識別するステップと、該処理
されたフレームメモリ中に格納されたノイズの低減され
た画素から成るブロックを該ビデオ信号から発生された
画素から成る現在のブロックと結合させ、かつ一組の時
間可変重みフィルタリング係数を該目標ブロックに対し
て計算することによって該ノイズの低減されたビデオ信
号を計算し、かつ現在のブロックおよび該ブロック中の
複数の画素と、該係数により重み付けされた該ビデオ信
号の複数の画素とを平均化することによってノイズの低
減された画素からなる動きブロックを発生させるステッ
プと、を包含することにより上記目的を達成する。
【0019】ある実施例では、前記現在のブロック中の
各成分を、ビデオ信号中のノイズの尺度により分られた
該各成分に対して達成されたノイズ低減の尺度が、ある
閾値未満である場合に、前記動きブロックからの対応す
るノイズの低減された成分で置き換えるステップをさら
に包含していてもよい。
【0020】ある実施例では、ノイズの低減された成分
によって置き換えられていない成分を識別するために現
在のブロックを検査し、かつ、該識別した成分に隣接す
るすべての画像成分が置き換えられている場合には、該
識別した成分を前記動きブロックの対応するノイズの低
減された成分で置き換えるステップをさらに包含しても
よい。
【0021】ある実施例では、前記現在のブロック中に
発生する変化の尺度を決定し、かつ、動き推定およびブ
レイクダウン検出に用いられる重み付け値および閾値を
計算するステップをさらに包含してもよい。
【0022】ある実施例では、前記現在のブロック中に
発生する変化の尺度を決定する前記ステップは、さらに
該現在のブロック中のエッジを表す画像成分を識別しか
つ計数するステップをさらに包含してもよい。
【0023】ある実施例では、前記目標ブロックを識別
する際に用いられる複数の試行速度ベクトルを前記動き
推定手段に与えるステップをさらに包含してもよい。
【0024】本発明は、経時再帰的フィルタリングを用
いることによって、ビデオへの適用分野においてノイズ
を低減する方法および装置に関する。本発明の方法によ
れば、まず動き推定器が、現在のフレームのある画素ブ
ロックに適用されることによって、現在のフレームの上
記画素ブロックを予測するのに用いることができる、格
納されたノイズの低減されたフレームからある画素ブロ
ックを位置づける。その後、これらの画素ブロックは動
き補償ノイズ低減プロセッサにより処理される。このプ
ロセッサは、これらのブロックに対して一組の時間可変
重み付けフィルタリング係数を計算した後、上記係数に
より重み付けされたそれらのブロック中の画素を平均化
することによってノイズフィルタリング計算をおこな
う。
【0025】本発明の別の局面によれば、ノイズ低減が
有効だったかを判別するために、ブレイクダウン検出器
は、平均化されたブロック中に含まれる画素値を処理す
ることによって、ある動きブロックを上記平均化された
ブロックで置き換えることを禁止する。ノイズ低減が有
効でないと判別された場合は、上記平均化された画素値
は廃棄される。
【0026】
【作用】本発明によれば、入力画像はブロックごとに動
き補償されて、異なるフレームにおける対応する画素間
において平均値が算出され、この平均値をノイズの低減
された画素の値として用いる。その結果、動きの大きい
画像においても、効果的なノイズ低減が実現される。
【0027】また、本発明によれば、ノイズの低減され
た画素の周囲の画素が、ノイズが低減されているかを判
定し、周囲の画素すべてのノイズが低減されている場合
だけ、その画素をノイズの低減された画素と置き換え
る。その結果、スパークルを防止することができる。
【0028】
【実施例】図1は、ノイズ低減システムのある実施態様
を示すブロック図である。このノイズ低減システムへの
入力信号は、現在のフレーム(k)および、現在のフレ
ームから1フレーム間隔後に表示されることになる直後
のフレーム、すなわちk+1からなる。ノイズの低減され
た直前のフレーム(k-1)もまた、処理されたフレーム
メモリ70を介して供給される。
【0029】一次の再帰的フィルタを用い、かつ動きブ
ロックに基づいた動き推定をおこなう実施例に基づき、
本発明を以下に説明する。しかしながら本発明は、二次
以上の高次の再帰的フィルタを用い、かつ他のタイプの
動き推定をおこなうことによって実施することも十分可
能であると考えられる。例えば、既に引用した文献に発
明者が開示した画素に基づいた動き推定、あるいは動き
ベクトルフィールドから発生される動き推定値を用いて
も満足のいく成果は得られると考えられる。
【0030】本発明の実施態様においては、フレームk
およびフレームk+1はそれぞれ別のフレームメモリに格
納される(この図ではまとめてメモリ15として示してい
る)。フレームkからは現在のブロックのみが、分類器
30に与えられる。3つのフレームのすべてが、ブロック
に基づいた動き推定器20、動き補償ノイズ低減プロセッ
サ50、およびブレイクダウン検出器60に与えられる。動
き推定器20には、現在のフレーム(k)内の例えば4×
4の画素から成る連続的なブロックが供給される。これ
らのブロックは、動きブロックとして用いられることに
なる。以下に記載する処理工程は、1つの動きブロック
に関するものである。これらの工程は、フレームk内の
各動きブロックに対して反復される。その結果、ノイズ
の低減されたフレームkがフレームk-1になり、フレー
ムk+1がフレームkになり、また新しいフレームがフレ
ームk+1として供給されるというようにフレームの位置
が前進していく。
【0031】本発明の実施態様においては、計数メモリ
40はノイズの低減された画素値の計算に用いられる値を
格納する。このメモリは、ノイズの低減された画素値の
計算をおこなう際に、前方予測Fの動き補償画素値に付
けられる重み量を決定する。その計数値は、処理された
フレームメモリ70中に対応するノイズの低減された画素
を生成するように組み合わされた画素の数を表す。
【0032】本発明の実施態様においては、現在のフレ
ームからの画素を、直後のフレームからの画素だけと平
均してもよいし、また、メモリ70に格納されている直前
のフレームからの画素と、直後のフレームからの画素と
の組み合わせと平均してもよい。計数値は、メモリ70か
ら得られるこれらの画素だけの重みを変化させる。
【0033】処理されたフレームメモリ70は、ノイズの
低減された直前のフレームを格納する。このメモリに入
力される画素値は、ブレイクダウン検出器60の出力によ
り供給される。メモリ70に格納されている画素値は、動
き推定器20に供給されてさらに処理を進めるのに用いら
れる。
【0034】分類器30は、エッジ検出法を用いて現在の
ブロックに発生する変化の尺度(measure)を決定す
る。要するに、分類器30は現在のブロック中の各画素を
検査し、その画素と、ブロック中でそれに隣接する複数
の画素との間の大きさの差分を決定する。この差分があ
る基準レベルを越えている場合、その画素はエッジ画素
としてマークされる。そのブロック全体を処理した後
で、分類器30は、そのブロック中のエッジの数に基づい
てそのブロックに関する重みファクタ値wおよびしきい
値tを修正する。本発明の実施態様においてはエッジ検
出法を用いてブロック中の変化の尺度を決定している
が、他の方法、例えばブロック中の画素の空間的フィル
タリングをおこないブロックのACエネルギーのレベル
を決定する方法なども用いることができると考えられ
る。
【0035】この重み付け値wおよびしきい値tは、分
類器30によって動き推定器20およびブレイクダウン検出
器60に送られる。重み付け値wおよびしきい値tは、一
般に処理されている画像のタイプに依存する。これらの
値は以下のようにして計算することができる。まず操作
者によりwおよびtに初期値が与えられる。これらの初
期値は、図3および図6に関して後に述べるように、値
wおよびtをある予想した画素値の範囲に適用し、かつ
望ましい出力値が得られるまでこれらの値wおよびtを
修正することによって決定することができる。
【0036】ノイズ低減システムの動作中は、wおよび
tの値は現在のブロック中の変化の量に基づいて修正さ
れる。現在のブロックが大きな変化量を呈している場合
は、wの値は比較的小さく、tの値は比較的大きい。こ
れに対して、現在のブロックがほんのわずかな変化量し
か呈していない場合は、wの値は比較的大きく、tの値
は比較的小さい。
【0037】多数の試行速度ベクトルを用いることによ
って、動き推定器20は、現在のブロックに対する最良の
動き推定値が(現在の試行動きベクトルにより決定され
たものとして直前のフレーム(k-1)からの対応するブ
ロックを修正した結果)前方向であるか、(現在の試行
動きベクトルにより決定されたものとして直後のフレー
ム(k+1)からの対応するブロックを修正した結果)後
方向であるか、あるいは(現在の試行動きベクトルによ
り決定されたものとして直前および直後のフレームから
の対応するブロックを修正した結果)両方向であるかを
決定する。
【0038】その後、この予測モードはノイズ低減プロ
セッサ50に送られる。プロセッサ50はこの情報および適
切なフレームk-1、kおよびk+1からの適切な画素を用い
て、現在のフレームに関し平均化された画素値を計算す
る。
【0039】平均化された画素値ブロックは、その後ノ
イズ低減ブレイクダウン検出器60により処理される。ブ
レイクダウン検出器60は、ノイズの低減された画素値
と、しきい値係数tにより置き換えるべき画素値との間
の差分が全画像フレーム中の平均差分よりも大きい場合
には、現在のフレーム(k)中のそれぞれの画素を、計
算されノイズの低減された画素で置き換えることを禁止
する。この状態が検出された場合には、動き推定器およ
び動き補償ノイズ低減プロセッサが、画像中に有効な画
像情報ではなくノイズを不適切に認識したことが表示さ
れていると仮定される。
【0040】本発明は画像ブロックの逐次処理の面から
記載しているが、画像ブロックを並列処理することによ
っても同様の結果は得られると考えられる。例えば、複
数の画像ブロックに対する動き推定を並列的に進め、あ
る与えられたブロックに対して動き推定値を発生させる
ために用いられる処理工程をいくつかの試行動きベクト
ルに対して並列的におこなうことは可能である。
【0041】図2は、動き推定器20が各ブロック中の各
速度ベクトルに対する計算を反復することによって動作
する手順を示している。本発明の実施態様においては、
ステップ210において試行速度ベクトル(dx、dy)
が動き推定器20により速度ベクトルメモリ22から再現さ
れ、さらに処理される。試行動きベクトルはメモリ22に
より供給されるものとして示しているが、これらのベク
トルは他の手段によっても供給することができると考え
られる。例えば、これらの動きベクトルは予めプログラ
ムされたアルゴリズムによって発生させることもできる
し、また、画像中のブロックの位置および周囲のブロッ
クに対して発生された動きベクトルに基づき、各ブロッ
クについて計算することもできる。
【0042】速度ベクトル(dx、dy)が処理された
後、ステップ212での動き推定手順を経て、ステップ216
で別の速度ベクトルがメモリ22から得られる。この動作
は、メモリ22中の最後の速度ベクトルが処理されるまで
継続される。本発明の実施態様においては、メモリ22
は、例えば、1/2の画素位置から1/2画素位置ずつ進んで
整数Nの画素位置にいたる、現在のブロックのあらゆる
可能な変位を表す速度ベクトルを保持することができ
る。あるいは、メモリ22は、とりうるブロックの動きの
組を効率よくカバーできる統計的により確からしい動き
ベクトルを少ししかもたなくてもよい。ステップ214に
おいて最後の動きベクトルが処理された後、動き推定器
20はステップ220において現在のフレーム中の別のブロ
ックを処理し始める。本発明の実施態様においては、ス
テップ218において現在のフレーム中のすべてのブロッ
クが処理された後、ステップ222においてそれらの処理
されたブロックは動き補償ノイズ低減プロセッサ50に渡
される。あるいは、各ブロックを順次プロセッサ50に渡
していくことも可能である。
【0043】図3は、図2に示した本実施例によるブロ
ックに基づいた動き推定器212の工程系統図である。自
乗誤差の和(Sum of Squared Error: SSE)は、ステッ
プ310においてはSSE0計算器により直前および直後のフ
レームについて計算され、ステップ312においてはSSE1
計算器により計算される。後に述べるように、各計算器
は、それぞれ異なるフレームメモリk-1およびk+1(図示
せず)のいずれか一つに結合されている。これらのメモ
リは、現在のフレームに対してノイズの低減されたデー
タを生成するのに用いられるビデオ情報のフレームを保
持している。各計算器は、それぞれが結合されているフ
レームメモリに対してアドレス値を供給し、かつ、アド
レスされた場所に格納されているデータ値をそのフレー
ムメモリから受け取る。自乗誤差の和の計算器はそれぞ
れ、各フレームk-1およびk+1における目標のブロック
が、現在の速度ベクトルに沿って現在の動きブロックか
ら何画素位置だけ変位しているかに基づき、それぞれの
計算器が連結されているフレームメモリからどの画素を
得るべきかを決定する。この画素変位は受け取った速度
ベクトルに基づいている。
【0044】与えられた速度ベクトルにより規定される
軌跡に沿ったフレームl(すなわち、k+1またはk-1)中
の画素値のブロックに対する自乗誤差の和の値は、以下
の数1により表される。
【0045】
【数1】
【0046】ここで、Il(pij)は画素位置pijにお
ける変位したフレームl(すなわち、フレームk-1また
はフレームk+1)の強度(intensity)であり、Mは動き
ブロックにおける一組の画素位置である。pij(l)は
速度ベクトルvに沿って定められたフレームl中の画素
位置であって、この画素位置は、現在のフレームkから
の対応する画素値pij(k)に関して、以下の数2によ
って表される。
【0047】
【数2】
【0048】各自乗誤差の和計算器は、速度ベクトルv
(ここで、v=(dx、dy)である)に基づき、それ
ぞれの計算器が連結されているフレームメモリに対して
SSE値を算出する。ファクタf(F、B)は、前方予測
および後方予測の動き補償画素値FおよびBの関数であ
る。この関数の単純なかたちとしては、f(F、B)=
l−kで表すことができる。しかしながら、動きのタイ
プに応じて変化する重み付けファクタをlにかけて得ら
れる関数などの他の関数を用いることもできると考えら
れる。このタイプの関数を用いれば、並進的動きおよび
既知の非並進的動きの両方とも正確に扱える。この重み
付けファクタはまた、選択したブロックに対し、動きベ
クトルを直接取り囲む複数の動きベクトルの相対値(re
lative value)に基づいて変化させてもよいと考えられ
る。
【0049】SSE0およびSSE1は加算器により加えられ
る。加算器により算出された和は、その後、SSE両方向
計算器314に送られる。この計算器314は、分類器30から
の重み付けファクタwを用いて、両方向予測のSSE値を
決定する。本発明の実施態様においては、この両方向の
予測、つまりSSE両方向は、次の数3により与えられ
る。
【0050】
【数3】
【0051】値wは、図1に示した分類プロセッサ30に
より決定される。一般に、この値は少量の変化を呈する
ブロックに対しては大きく、大量の変化を呈するブロッ
クに対しては小さい。
【0052】次に、SSE0、SSE1およびSSE両方向の値に
基づいて、最良の予測モードが決定される。ステップ31
6において、SSE両方向の値はSSE0の値およびSSE1の値と
比較される。SSE両方向の値がSSE0の値以下であり、か
つSSE1の値以下である場合には、ステップ318において
予測モードは両方向に設定される。SSE両方向の値が、S
SE0の値かSSE1の値かのいずれかより大きい値である場
合には、ステップ320においてSSE0の値がSSE1の値と比
較される。SSE0の値がSSE1の値以下である場合には、ス
テップ322において予測モードは前方向に設定される。S
SE0の値がSSE1の値よりも大きい場合には、ステップ324
において予測モードは後方向に設定される。ステップ32
6においては、予測モードと関連して用いられる自乗誤
差の和の値、すなわち両方向モードにおいてはSSE両方
向に等しく、前方向モードにおいてはSSE0に等しく、か
つ後方向モードにおいてはSSE1に等しいCOSTが、これま
でに遭遇した最小のコストを表すMINCOST未満であるか
どうかが決定される。もしそうなら、ステップ328にお
いて、変数MINCOST、MINVX、MINVYおよびMINMODEには、
それぞれの現在の値COST、VX、VYおよびMODEが入れられ
る。その後、次の速度ベクトルがステップ330において
処理される。予測モードが決定され、かつすべてのブロ
ックにおけるすべての速度ベクトルが処理された後、動
き補償ノイズ低減プロセッサ50に制御が移る。
【0053】図4は、ノイズ低減プロセッサ50が各ブロ
ック中の各画素に対してその計算を反復する手順を示し
ている。ステップ410において、ステップ412で処理され
るために、現在のブロック中の現在の画素p(i、j)
がプロセッサ50に送られる。その画素p(i、j)が処
理された後、ステップ414では現在のブロック中の他の
画素が処理されるべきかを判定する。もし処理されるべ
きなら、ステップ416において次の画素が取り出され、
既に述べたように制御はステップ410に戻る。この動作
は、現在のブロック中のすべての画素が処理されるまで
継続される。ステップ414で現在のブロックには処理す
べき他の画素がないと決定されると、ステップ420で現
在のフレーム中の次のブロックが取り出され、かつ制御
がステップ410に移る。ステップ418において現在のフレ
ームには取り出すべき他のブロックがないと決定される
と、ステップ422において、図6とともに後述するブレ
イクダウン検出器60に制御が移る。
【0054】図5は、図4のステップ412において用い
るのに適した本実施例によるブロックに基づいた動き補
償ノイズ低減プロセッサの工程系統図である。図1に示
したように、計数メモリ40はノイズ低減プロセッサ50に
結合されている。前方予測および後方予測の動き補償画
素値FおよびBは、まず計算器510により算出される。
あるいは、FおよびBの値を動き推定器20から渡すこと
もできる。その後ステップ512において、動き推定器20
および計数メモリ40から渡された情報を用いてモードが
決定される。ステップ514においてモードが前方予測と
決定されると、ステップ518においてノイズの低減され
た画素値が以下の数4により設定され、かつステップ52
6において計数が1だけ増分される。
【0055】
【数4】
【0056】数4において元の画素値ORIGが、前方予測
Fの動き補償画素値と、計数メモリに格納されている値
−1、つまりCOUNT−1との積に加えられる。この和は、
計数メモリに格納されている値COUNTにより割られ、ノ
イズの低減された画素値NRと等しい値に設定される。モ
ードが後方予測である場合には、ノイズの低減された画
素値は数5により設定され、かつ計数はステップ516に
おいて2に等しく設定される。計数メモリは固定された
ワード長を有するので、最大計数値を制限するのが望ま
しい。本発明の実施態様においては、計数メモリ40は8
ビットワードで構成されている。したがって、最大計数
値は255である。算出された計数値が255よりも大きい場
合には、これらの値はメモリ40に格納される前に255に
設定される。他のワードサイズも用いることができると
考えられる。例えば、4ビットのワードサイズを用いた
場合には、最大計数値は15になる。
【0057】
【数5】
【0058】数5において元の画素値ORIGが、後方予測
の動き補償画素値Bに加えられる。この和は、2で割ら
れ、ノイズの低減された画素値NRと等しい値に設定され
る。モードが両方向であり、かつステップ520により決
定されるように計数が2に等しい場合には、ステップ52
4においてノイズの低減された画素値は数6により設定
され、かつ計数はステップ526において1だけ増やされ
る。
【0059】
【数6】
【0060】数6において元の画素値ORIGが、前方予測
および後方予測の動き補償画素値FおよびBに、それぞ
れ加えられる。この和は、3で割られ、ノイズの低減さ
れた画素値NRと等しい値に設定される。モードが両方向
であり、かつ計数が2に等しくない場合には、ステップ
522において値は数7により設定され、かつ計数はステ
ップ526において1だけ増分される。
【0061】
【数7】
【0062】数7において元の画素値ORIGが、後方予測
の動き補償画素値Bに加えられ、2で割られる。この値
はその後、前方予測の動き補償画素値Fと計数メモリに
格納されている値COUNTとの積に加えられる。この和
は、計数メモリに格納されている値+1、つまりCOUNT
+1で割られ、ノイズの低減された画素値NRと等しい値
に設定される。ステップ528において計数メモリ40を設
定し、かつステップ530において残りの画素を処理した
後、ノイズの低減された画素値はブレイクダウン検出器
60により受け取られる。
【0063】図6は、図1に示した本実施例によるブレ
イクダウン検出器60の工程系統図である。ノイズ低減プ
ロセッサ50により発生された画素値および元の(ノイズ
の低減されていない)フレームからの画素値は、ステッ
プ610において自乗差分計算器により受け取られる。元
の画素値とノイズの低減された画素値との間の差分は、
加算器により決定される。この加算器の出力はその後自
乗される。自乗関数により与えられる出力値sseがステ
ップ614に与えられる。さらに、平均自乗差分(median o
f squared difference)計算器612により与えられる値、
med sseもまた、ステップ614に与えられる。平均値計算
器612は、自乗差分計算器610により与えられるすべての
自乗差分値の平均値を決定する。本発明の実施態様にお
いては、画像フレームの全体についてこの平均値が計算
される。しかしながら、この平均値の計算には他の方法
も用いることができると考えられる。例えば、計算は画
素を含むブロックに限定してもよいし、その画素を取り
囲む所定の数のブロックに限定してもよいし、また、既
知の画素値のある領域を占める画素ブロック、例えば画
像の空白領域に発生するブロックに限定してもよい。
【0064】次に、図6に示すように、平均自乗差分計
算器612により与えられた出力値med sseとブレイクダウ
ン閾値tとの積がステップ614において計算される。こ
の乗算の結果が自乗差分計算器610の出力値sseよりも大
きい場合には、ステップ616においてノイズの低減され
た画素値はGOODであるとマークされ、ノイズの低減され
た画素値として用いられる。そうでない場合には、ノイ
ズの低減された画素値はステップ618においてBADである
とマークされ、かつ周囲の画素はステップ620において
検査される。ステップ620はスパークルの低減に用いら
れる。スパークルは、ある画素のノイズが低減されてお
らず、かつその近傍のすべての画素のノイズが低減され
ている場合に発生する。周囲の画素がすべてGOODである
と分類されている場合、すなわち周囲の画素それぞれに
ついてノイズの低減された画素値が最終画素値として用
いられた場合、問題の画素に対するノイズの低減された
画素値はステップ626において最終画素値として用いら
れる。ステップ626の後、ブレイダウン検出器60により
次の画素が選択されて処理される。
【0065】これがスパークルを低減する方法である。
周囲の画素の少なくとも一つがGOODでないと分類された
場合、ステップ622においてノイズの低減されている画
素値ではなく、元の画素値が問題の画素に対する最終画
素値として用いられる。また、このシナリオでは、計数
は2にリセットされ、かつステップ624においてノイズ
の低減された画素値が廃棄される場合には、計数メモリ
が設定される。ブレイクダウン検出器60により与えられ
る出力画素値は、その後フレームメモリ中に格納され
る。
【0066】上に述べたような方法でビデオ情報の多数
のフレームを処理することによって、動きのある大きな
成分を有する画像の場合も、画像の解像度を犠牲にする
ことなく、ノイズを実質的に低減することができる。
【0067】以上、本発明を好ましい実施態様の面から
記載してきたが、添付の請求項の精神およびその範囲を
越えることのない修正を加えた上で、おおよそ上に記し
たように本発明を実施することも可能であると考えられ
る。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、入力画像はブロックご
とに動き補償されて、異なるフレームにおける対応する
画素間において平均値が算出され、この平均値をノイズ
の低減された画素の値として用いる。また、本発明によ
れば、ノイズの低減された画素の周囲の画素が、ノイズ
が低減されているかを判定し、周囲の画素すべてのノイ
ズが低減されている場合だけ、その画素をノイズの低減
された画素と置き換える。 このことにより、少なくと
も次の効果が得られる。
【0069】(1)動きの大きい画像においても、効果
的なノイズ低減が実現される。
【0070】(2)スパークルを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるノイズ低減システムの機能を示す
ブロック図である。
【図2】各ブロックのなかの各速度ベクトルについて繰
り返される、図1に示す動き推定器の動作を示す工程系
統図である。
【図3】図1に示すシステムと共に用いるのに適した、
ブロックに基づいた動き推定器の工程系統図である。
【図4】各ブロックのなかの各画素について繰り返され
る、図1に示す動き補償ノイズ低減プロセッサの動作を
示す工程系統図である。
【図5】図1に示すシステムと共に用いるのに適した、
ブロックに基づいた動き補償ノイズ低減プロセッサの工
程系統図である。
【図6】図1に示すシステムと共に用いるのに適した、
ブレイクダウン検出用回路の工程系統図である。
【符号の説明】
15 フレームメモリ 20 動き推定器 22 試行速度ベクトル 30 分類器 40 計数メモリ 50 動き補償によるノイズ低減 60 ブレイクダウン検出器 70 処理されたフレームメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 11/04 B 9185−5C

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のビデオフレームを有する入力ビデ
    オ信号中のノイズを低減するシステムであって、 ノイズの低減された画像を格納する処理されたフレーム
    メモリ手段と、 ノイズの低減されたビデオ信号を計算する際に用いられ
    る該フレームメモリ中の複数の画像成分から成る目標ブ
    ロックを識別する動き推定手段と、 一組の時間可変重みフィルタリング係数を該目的のブロ
    ックに対して計算することによって該ノイズの低減され
    たビデオ信号を計算し、かつ該ビデオ信号から選択され
    た現在のブロック中の複数の画像成分を該係数により重
    み付けされた該目標ブロックの各画像成分と平均化する
    ことによってノイズの低減された画像成分からなる動き
    ブロックを発生させる動き補償ノイズ低減手段と、を備
    えているノイズ低減システム。
  2. 【請求項2】 ノイズの基準尺度により割られた各成分
    に対して達成されたノイズ低減の尺度がある閾値未満で
    ある場合に、前記現在のブロック中の該各成分を、前記
    動きブロック中の対応するノイズの低減された成分で置
    き換えるブレイクダウン検出手段をさらに備えている請
    求項1に記載のノイズ低減システム。
  3. 【請求項3】 ノイズの低減された成分によって置き換
    えられていない成分を識別するために現在のブロックを
    検査し、かつ、該識別した成分に隣接するすべての画像
    成分が置き換えられている場合には、該識別した成分
    を、前記動きブロックからの対応するノイズの低減され
    た成分で置き換えるスパークル低減手段をさらに備えて
    いる請求項2に記載のノイズ低減システム。
  4. 【請求項4】 前記ノイズの低減された画像成分を展開
    するのに用いられた画像成分の数を表示するカウントと
    画像成分との間に1対1の対応関係が成立するようにす
    る計数メモリ手段をさらに備えているノイズ低減システ
    ムであって、 前記動き補償ノイズ低減手段が該計数メモリ手段中に保
    持されている該カウントに対応して、前記目標ブロック
    に対して前記一組の時間可変重みフィルタリング係数を
    発生させる請求項1に記載のノイズ低減システム。
  5. 【請求項5】 前記現在のブロック中に発生する変化の
    尺度を決定し、かつ、動き推定およびブレイクダウン検
    出に用いられる重み付け値および閾値を計算する分類手
    段をさらに備えている請求項1に記載のノイズ低減シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記目標ブロックを識別する際に用いら
    れる複数の試行速度ベクトルを前記動き推定手段に与え
    る手段をさらに備えている請求項1に記載のノイズ低減
    システム。
  7. 【請求項7】 現在の画像に引き続いて表示される画像
    を表す画像成分を保持する将来のフレームメモリ手段を
    さらに備えているノイズ低減システムであって、 前記動き推定手段が該将来のフレームメモリ手段中の画
    像成分から成るさらに別のブロックを識別する手段を備
    えており、かつ前記動き補償ノイズ低減手段が、画像成
    分からなる前記現在のブロックを、画像成分から成る前
    記目標ブロックおよび画像成分から成る該さらに別の目
    標ブロックの少なくとも一つと結合させることによって
    画像成分から成る前記動きブロックを発生させる手段を
    備えている請求項1に記載のノイズ低減システム。
  8. 【請求項8】 複数のビデオフレームを有する入力ビデ
    オ信号中のノイズを低減するノイズ低減方法であって、 ノイズの低減された画像を処理されたフレームメモリ中
    に格納するステップと、 ノイズの低減されたビデオ信号を計算する際に用いられ
    る該フレームメモリ中の画素から成る目標ブロックを識
    別するステップと、 該処理されたフレームメモリ中に格納されたノイズの低
    減された画素から成るブロックを該ビデオ信号から発生
    された画素から成る現在のブロックと結合させ、かつ一
    組の時間可変重みフィルタリング係数を該目標ブロック
    に対して計算することによって該ノイズの低減されたビ
    デオ信号を計算し、かつ現在のブロックおよび該ブロッ
    ク中の複数の画素と、該係数により重み付けされた該ビ
    デオ信号の複数の画素とを平均化することによってノイ
    ズの低減された画素からなる動きブロックを発生させる
    ステップと、 を包含するノイズ低減方法。
  9. 【請求項9】 前記現在のブロック中の各成分を、ビデ
    オ信号中のノイズの尺度により分られた該各成分に対し
    て達成されたノイズ低減の尺度が、ある閾値未満である
    場合に、前記動きブロックからの対応するノイズの低減
    された成分で置き換えるステップをさらに包含する請求
    項8に記載のノイズ低減方法。
  10. 【請求項10】 ノイズの低減された成分によって置き
    換えられていない成分を識別するために現在のブロック
    を検査し、かつ、該識別した成分に隣接するすべての画
    像成分が置き換えられている場合には、該識別した成分
    を前記動きブロックの対応するノイズの低減された成分
    で置き換えるステップをさらに包含する請求項9に記載
    のノイズ低減方法。
  11. 【請求項11】 前記現在のブロック中に発生する変化
    の尺度を決定し、かつ、動き推定およびブレイクダウン
    検出に用いられる重み付け値および閾値を計算するステ
    ップをさらに包含する請求項8に記載のノイズ低減方
    法。
  12. 【請求項12】 前記現在のブロック中に発生する変化
    の尺度を決定する前記ステップは、さらに該現在のブロ
    ック中のエッジを表す画像成分を識別しかつ計数するス
    テップをさらに包含する請求項11に記載のノイズ低減
    方法。
  13. 【請求項13】 前記目標ブロックを識別する際に用い
    られる複数の試行速度ベクトルを前記動き推定手段に与
    えるステップをさらに包含する請求項8に記載のノイズ
    低減方法。
JP7061405A 1994-03-22 1995-03-20 時間可変フィルタ係数を用いたビデオ信号ノイズ低減システムおよびノイズ低減方法 Withdrawn JPH07274044A (ja)

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US08/215,683 1994-03-22
US08/215,683 US5442407A (en) 1994-03-22 1994-03-22 Video signal noise reduction system using time-varying filter coefficients

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