JPH07273627A - 高インピーダンスフェーズ間に電流吸収が制限されるパワー出力段 - Google Patents

高インピーダンスフェーズ間に電流吸収が制限されるパワー出力段

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JPH07273627A
JPH07273627A JP7097975A JP9797595A JPH07273627A JP H07273627 A JPH07273627 A JP H07273627A JP 7097975 A JP7097975 A JP 7097975A JP 9797595 A JP9797595 A JP 9797595A JP H07273627 A JPH07273627 A JP H07273627A
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JP
Japan
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transistor
power stage
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zener
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JP7097975A
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Inventor
Luca Bertolini
ルカ・ベルトリーニ
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STMicroelectronics SRL
Original Assignee
STMicroelectronics SRL
SGS Thomson Microelectronics SRL
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H9/00Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection
    • H02H9/04Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection responsive to excess voltage
    • H02H9/045Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection responsive to excess voltage adapted to a particular application and not provided for elsewhere
    • H02H9/047Free-wheeling circuits
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/08Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage
    • H03K17/082Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage by feedback from the output to the control circuit
    • H03K17/0822Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage by feedback from the output to the control circuit in field-effect transistor switches
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K2217/00Indexing scheme related to electronic switching or gating, i.e. not by contact-making or -breaking covered by H03K17/00
    • H03K2217/0036Means reducing energy consumption

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  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 逆並列接続の1対のツェナーダイオードを使
用する回路では、出力ノードで電流吸収が起こることが
ある。この電流吸収は回路の正確性を損なうため、これ
を回避できるパワー段を提供する。 【構成】 パワー段の出力ノードVoを第2の電界効果
トランジスターM2からデカップリングするためのバイ
ポーラトランジスターQ1を設置する。ツェナーダイオ
ードD1及びD2が電流Idを吸収する際のこの電流が
トランジスターQ1から供給され、該トランジスターは
それを高電圧ノードVbから吸収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般にパワーFETを
制御するための回路に関し、より詳細には準相補対称の
パワー段、つまりソース接地コンフィギュレーションの
第1トランジスター及びドレーン接地コンフィギュレー
ションの第2のトランジスターを含む混合タイプの負荷
を駆動するための段に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】ハーフブリッジパワー段
は、ブラシレスモーター、ステッパーモーターを駆動す
るため及び高電圧の論理シグナルを伝送するために一般
的に使用される。製造技術が許す場合、出力用の電界効
果トランジスター、例えばVDMOS(縦型二重拡散M
OSトランジスター)やLDMOS(横型二重拡散MO
Sトランジスター)を利用することが好ましく、これは
これらが同等の電流容量のバイポーラートランジスター
よりも重要な利点を提供するからである。典型的なハー
フブリッジ段では、該段の2個のトランジスターが2個
のパワーサプライノード間に直列接続され、かつそれら
のゲートターミナルにカップリングされた好適なコント
ロール回路により交互に導電状態へ駆動される。
【0003】出力トランジスター(つまりPMOS及び
NMOS)の相補対の使用が可能であるが、PMOSト
ランジスター用としてより大きなエリアを必要とするた
め(周知の通り、PMOSトランジスターでは、内部オ
ン抵抗Ronと必要とするエリア間の比は同等のNMO
Sトランジスターの比の2倍以上である)、この解決法
は殆ど使用されない。エリアを最小にする必要性は両方
ともN−チャンネルである1対の出力トランジスターの
使用を有利にし、その出力ノードにドレーン接地コンフ
ィギュレーションの第2のトランジスター(段)が接続
されたソース接地コンフィギュレーションの第1のトラ
ンジスター(又は段)を含む準相補対称であるパワー段
を形成する。
【0004】周知な通り、ドレーン接地段(又はトラン
ジスター)はドレーンの共通ポテンシャル(VDD)よ
り高いゲート駆動ポテンシャル(Vb)を必要とし、こ
れにより好適なターンオンを確保する。このような上昇
した駆動電圧Vbは一般に、電圧倍増回路により集積回
路内で発生する。更にハーフブリッジパワー段により駆
動される負荷は、殆どの場合リアクティブ負荷であり、
しばしば「混合」特性を有する。例えば電気モーターの
場合、スタート時に負荷は容量性負荷のように機能する
が、速度が管理され調節されると(つまり無効電流が再
循環されるようなフェーズでは)、負荷はインダクター
のような挙動を示す。電圧慣性負荷(容量性負荷)が存
在する場合は、ソース/ゲートブレーグダウン電圧が過
度になる(特にドレーン接地トランジスターを過度に駆
動されたゲートを見ると)ことを生じさせることのある
不可避的な電圧スパイクからトランジスターを保護する
ことが必要である。
【0005】この保護機能は、そのゲートの高電圧Vb
により過駆動されるトランジスターのゲートとソース間
に接続された少なくとも1対のバック−トゥー−バック
・ツェナーダイオードにより一般に取り扱われる。この
問題は他のパワートランジスターでは存在しない。これ
はこの他のトランジスターのソースが常に共通ポテンシ
ャル(通常グラウンドポテンシャル)に維持されるから
である。2枚の図面1A及び1Bは、FET対M1及び
M2を含むハーフブリッジパワー段の典型的な回路コン
フィギュレーションを示している。上方のトランジスタ
ーM2は、そのドレーン電圧VDDより高いゲート電圧
Vbにより過駆動になる。トランジスターM2の駆動
は、1対のシグナルSWD及びSWSにより指令され、
これらのシグナルはそれぞれの電流発振器Is及びId
によりトランジスターM2のゲートノードを充電しかつ
放電させるためにそれぞれ接続されている。
【0006】図1Aは容量性負荷の場合を示している。
この動作領域では、電圧慣性負荷(容量性負荷CL)の
存在下でトランジスターM2がターンオンする場合、ツ
ェナーダイオードD1及びD2がトランジスターM2の
ゲート−ソース電圧VGSを制限する。ツェナー保護ダイ
オードD1及びD2がターンオンしている場合、それら
はそれぞれ電流Isを順及び逆バイアスで運ぶ。図1B
に示すような誘導負荷の場合、ツェナー保護ダイオード
Z1及びZ2はトランジスターM2(例示したフェーズ
ではオフである)の最大ゲート−ソース電圧VGSを(逆
方向で)制限し、一方トランジスターM1は遷移をオン
状態からオフ状態にする。例えば電気モーターの速度調
節の間に見られるようなこれらの条件では、誘導負荷を
通り(インダクタンスLlに蓄えられるエネルギーの放
電電流)かつFET M2の集積構造に固有の再循環ダ
イオードD3を通って流れる電流Ioの効果に起因し
て、出力電圧Voは、Vo=VDD+VD3で与えられる値
に上昇し、この値はサプライ電圧VDDより大きい値であ
る。
【0007】ツェナーダイオードD1及びD2は従って
ターンオンし、それぞれ順及び逆のバイアス電流方向で
電流Idを運ぶ。これらの条件下では、Idに等しい電
流IIoが出力ノードVoで吸収される。パワー段の出
力ノードを通るこの電流吸収は、出力電圧VoがVot
=VD2+Vzにより与えられるスレッショルド値を越え
るときに開始され、ここでVD2は順方向バイアスツェナ
ーダイオードD2を通る降下であり、Vzはダイオード
D1のツェナー電圧である。従ってスレッショルド値V
t は、出力電圧Voの最大値より必然的に小さくな
る。
【0008】この電流IIoは(ドレーン接地コンフィ
ギュレーションのトランジスターの保護用のツェナーダ
イオードの存在に起因して)、高出力インピーダンス条
件下で吸収され、負荷を流れる電流の不正確性を導入す
ることになる。確かに循環フェーズ(M2はオフ)の
間、そして出力ノードの電圧がスレッショルド値を越え
るとき(Vo>VD2+Vz)、回路は保護ダイオードD
1及びD2を通して負荷から電流Idを吸収する。この
電流吸収はインダクタンスの放電用の時間定数を変化さ
せ、従って多くの用途で受け入れられない不正確性を導
入する。他の欠点は、集積回路のテストの間、出力ノー
ドで吸収された電流の存在がソース接地接続のトランジ
スターM1の高電圧での完全性の立証の妨害となること
があるという事実である。確かに、保護ダイオードD1
及びD2を通る電流の吸収は、トランジスターM1の基
板中への起こり得る漏洩電流に起因する吸収の決定を妨
害する。
【0009】
【発明の目的】従って本発明の主目的は、出力の高イン
ピーダンス条件下で電流吸収が減少したソース接地FE
T及びドレーン接地FETを含む準相補対称のパワー段
を提供することである。
【0010】
【発明の構成】この目的は、上方の(ドレーン接地)ト
ランジスターの駆動ノードを前記段の出力ノードから実
質的にデカップリングすることにより効果的に達成さ
れ、前記デカップリングは、高出力インピーダンスの間
及び出力ノードの電圧の慣性スイングが前記段の出力ノ
ードと上方の(ドレーン接地)トランジスターのコント
ロールノード間に接続されたツェナー保護ダイオードの
ターンオンを生じさせるスレッショルド値を上回ったと
きに、コントロールノードを放電する電流発振器Idが
前記段の出力に接続された負荷から電流を吸収すること
を防止する。
【0011】前記段の出力ノードに接続されたベースを
有するバイポーラトランジスターを使用することにより
効果的なデカップリングが実現され、上方のドレーン接
地トランジスターの駆動ノードの放電電流発振器から引
かれる電流を効果的に与え、高電圧過駆動サプライノー
ドでそれを吸収する。実際には、負荷から吸収される電
流は、デカップリングトランジスターの電流ゲインによ
り与えられる関係にある放電電流発振器からの電流の一
部であることが分る。従ってデカップリングトランジス
ターは高ゲインのトランジスターにより実現でき、ある
いはその代わりにダーリントン段により実現できる。
【0012】この過駆動電圧は通常、それも又制限され
た電流吸収能を有する同位相の整流器(チャージポン
プ)を通して又は電圧マルチプライヤーを通してキャパ
シターを充電することにより達成されるため、過駆動電
圧のノードから放電電流発振器により引かれた電流を吸
収することは欠点であると考えられる。そのため、吸収
の間、過駆動トランジスターをオフにし、これにより一
時的に高電圧からの過駆動を必要としないようにするこ
とを考えることができる。本発明の代替態様によると、
この可能な不利な側面さえも、電流を過駆動ノードVb
から吸収することに代えてサプライノードVDDから必
要な電流を吸収する回路を提供することにより、解消で
きる。この代替解決法は過駆動ノードVbが多段出力段
を駆動する場合に特に有用である。
【0013】本発明のこの代替態様によると、バイポー
ラトランジスターに代えて電界効果トランジスターを使
用することによりデカップリングが得られる。これはサ
プライラインVDDから直接電流を吸収することを可能
にし、過駆動ノードVbを過負荷にしない。バイポーラ
トランジスターに代えてFETを使用することにより、
サプライラインVDDに接続された場合に、バイポーラ
トランジスターの飽和の問題を回避できる。更に飽和条
件が予見できる場合に、バイポーラトランジスターの電
流ゲインの大幅な減少(前記段の出力ノードの効果的な
デカップリングを行なう能力の損失を生じさせる)も回
避できる。一般に飽和に関連するこの問題点は、FET
用の飽和は純粋に抵抗タイプのトランジスターの挙動が
続くため、デカップリング用にFETトランジスターを
使用する場合には存在しない。
【0014】本発明の異なった特徴及び利点が、本発明
の重要な態様を例示する添付図面を参照しながら引き続
いて行なう説明により更に明らかになるであろう。図1
A及び1Bは、パワー段の簡略化したダイアグラムであ
り、特に上述した通り、それぞれ容量性負荷及び誘導負
荷の場合にドレーン接地コンフィギュレーションの上方
のトランジスターの駆動及び過電圧からの保護システム
を示すものである。図2は本発明により修正されたパワ
ー段のダイアグラムである。
【0015】図3はデカップリング用のダーリントンコ
ンフィギュレーションのトランジスター対を含む本発明
の代替態様を示す。図4は高電圧駆動ノードのローディ
ングを効果的に回避するための本発明の他の代替態様を
示す。図5A及び5Bはそれぞれ、図2による本発明の
態様の集積回路構造の平面及び断面図である。
【0016】図2を参照すると、出力が高インピーダン
ス条件に入ったときに(M1及びM2がオフ)付加的な
バイポーラトランジスターQ1は、パワー段の出力ノー
ドを発振器Idからデカップリングする機能を満足す
る。この条件では、出力ノードの電圧が制限値を越える
と(Vo>VDD+VD3)、ツェナーダイオードD1
及びD2がターンオンし、トランジスターM2のゲート
ノードの放電電流発振器から駆動される電流Idを受け
取る。この電流はデカップリングトランジスターQ1か
ら供給され、該トランジスターはそれを高電圧ノードV
bから吸収する。ところで負荷からの電流吸収は(図1
Bに関して述べたスキームによる)従って、IIo=I
d/βQ1で与えられる。
【0017】この吸収は、十分な電流ゲインを有するデ
カップリングトランジスターQ1を与えることにより必
要なだけ減少できることは明らかである。その代わりに
図3に示した通り、カスケード接続のトランジスター対
Q1a及びQ1bにより形成されたダーリントン段を使
用することができ、この場合の負荷から吸収される電流
は、IIo=Id/(βQ12 で与えられる。これらの
両態様では(図2及び図3)、ツェナーダイオードD2
の(又は後者の場合はD2a及びD2bの)存在により
逆バイアスが起こったときに、デカップリングトランジ
スターQ1の(又はデカップリングトランジスターQ1
a及びQ1bの)ベース−エミッタ接合が保護される。
【0018】ダーリントン段を使用する図3の態様によ
ると、2個のダイオードD2A及びD2Bは各々が、効
果的にトランジスターM2のゲート−ソース接合を保護
するために必要なツェナー電圧の半分に等しいツェナー
電圧を有すべきである。一般にダイオードD1A及びD
1Bは、D1A及びD1B(又はD2A及びD2B)の
ツェナー電圧の合計に等しいツェナー電圧を有する単一
のツェナーダイオードにより二者択一的に置換できる。
上述した通り、それが問題になるような場合に図4に示
した本発明の代替態様を使用することにより、高電圧ノ
ードVbからの電流浪費を回避できる。
【0019】この代替態様によると、出力ノードの高イ
ンピーダンス条件下(M1及びM2はオフ)で出力ノー
ドの電圧がこの場合にVgsM3<Vz+Vbe(出力トラ
ンジスターM2を駆動するためのノードの放電電流発振
器から与えられる電流値Idにおいて)で与えられるス
レッショルド値を越える場合に、FETトランジスター
M3が前記段の出力ノードを発振器Idからデカップリ
ングするために使用される。この条件はトランジスター
M3のチャンネルサイズを適宜選択することにより容易
に確立できる。ダイオードD4は、デカップリングトラ
ンジスターM3と直列に追加され、固有ダイオードD5
(これはデカップリングトランジスターM3の構造に固
有である)がターンオンすることを防止し、一方これが
高電圧ラインVbをサプライ電圧ラインVDDに短絡さ
せるため、トランジスターM2がターンオンする。
【0020】この代替解決法は高電圧ラインVbをオー
バーロードすることを回避し、トランジスターIdから
引かれる電流をサプライノードVDDから直接吸収する
ことを可能にする。集積回路では、バイポーラデカップ
リングトランジスターQ1のVebO (コレクタがオーブ
ンとなったエミッタ−ベース接合のブレーグダウン電
圧)未満のブレーグダウン電圧Vzを有するツェナーダ
イオードが利用可能なときに本発明は特に有用である。
更にこのようなツェナーダイオードが利用できない全て
の状況下で図3及び4に関連して述べた代替解決法が、
(図3の解決法の場合)条件Vz<VebO が常に満足さ
れるため、起こり得る実施の困難性を解決する。図4の
解決法の場合、明らかに逆バイアス接合の保護の必要は
ない。この場合、MOSトランジスターM3を好適なデ
ィメンジョンとしてVz<VgsD3の関係を保持し不適切
なターンオンを回避することにより、配置の機能性は確
保される。
【0021】本発明を例示する実施のサンプルは、10か
ら18ボルトの範囲の特定されたサプライ電圧VDDで使
用され、幅/長さのディメンジョン(ミクロン)が2000
0/4と40000/4 の間の比を有する2個のN−チャンネル
LDMOSトランジスターを含んで成るハーフブリッジ
パワー段である。この例では、ドレーン接地コンフィギ
ュレーションとして接続された上方のトランジスター
は、約25ボルトの高電圧Vbで過駆動される。このよう
な出力段では、上方のトランジスターの駆動ノードを放
電するための発振器は、約1mAの放電電流Idを供給
するような形態を有する。本発明によると、NPNデカ
ップリングトランジスターQ1(図2)及びダーリント
ン対を形成するカスケード型の2個のNPNトランジス
ター(図3)は比較的小さいサイズを有し、プロセスの
最小ディメンジョンと実質的に等価である。もしデカッ
プリングFET(M3)が装着され、かつ高電圧ノード
(図4)に負荷を印加しないとしてもなお、前記トラン
ジスターは比較的小さいディメンジョンを有している。
上述した特性を有する出力段の場合、デカップリングF
ETは例えば20/4から50/4ミクロンまでの間のディメン
ジョンを有する。
【0022】本発明による回路は極度に簡略化されかつ
エリア要求に関して非常に経済的であることが判る。図
2に示した集積回路で行なわれる解決法の場合、NPN
デカップリングトランジスター用及びツェナー保護ダイ
オードD2用の能率的な集積構造が図5A及び5Bに概
略的に例示されている。該集積構造はタイプNPNのバ
イポーラトランジスターのそれと実質的に同じであり、
ベース−エミッタ接合は深いP+ インプラントの使用に
より保護され、前記インプラントはエミッタのN+ ゾー
ンとともに「埋設ツェナー」として知られるツェナー構
造の形成を可能にする。
【0023】NPNトランジスターのコレクタターミナ
ルはエピタキシャル層Nepi により表される。例えばP
−ポディ領域は1平方当たり1000オームの抵抗を有し、
+領域は1平方当たり100 オームのシース抵抗を有
し、N+ 領域は1平方当たり40オームの抵抗を有し、そ
してエピタキシャル層Nepi は1平方当たり2100オーム
のシース抵抗を有する。一般にこのタイプの複合構造
は、素子(Q1及びD2)の活性エリアの反転、回転及
び移行等の種々の手段で修正できる。本発明により得ら
れる他の利点は、ドレーン接地トランジスターM2の駆
動回路の形成を非常に簡単にできることである。特に放
電電流発振器Idは増加したピーク値を有するように設
計でき、これにより本発明の配置により得られるデカッ
プリングに起因する出力ノードから吸収される電流を望
ましくないほど増加させることなく、トランジスターM
2の迅速なターンオフを確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1A及び1Bは、パワー段の簡略化したダイ
アグラムである。
【図2】本発明により修正されたパワー段のダイアグラ
ムである。
【図3】デカップリング用のダーリントンコンフィギュ
レーションのトランジスター対を含む本発明の代替態様
を示す。
【図4】高電圧駆動ノードのローディングを効果的に回
避するための本発明の他の代替態様を示す。
【図5】図5A及び5Bはそれぞれ、図2による本発明
の態様の集積回路構造の平面及び断面図である。
【符号の説明】
M1、M2・・・電界効果トランジスター Q1・・・
バイポーラトランジスター D1、D2・・・ツェナー
ダイオード Id・・・電流発振器 Vd・・・高電圧
サプライノード
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/78 H03K 17/08 C 9184−5J 17/615 H01L 29/78 301 K 9184−5J H03K 17/60 B

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソース接地コンフィギュレーションの第
    1の電界効果トランジスター、ドレーン接地コンフィギ
    ュレーションの第2の電界効果トランジスター及び該第
    2の電界効果トランジスターのソース及びゲート間に接
    続されてそのゲート−ソース電圧を制限する少なくとも
    1対の逆並列のツェナー制限ダイオードを含んで成り、
    該第1及び第2の電界効果トランジスターがパワー段の
    出力ノードに接続されかつそれらのそれぞれのゲートタ
    ーミナルにカップリングされた第1及び第2のコントロ
    ール回路により交互に導電状態に駆動され、ドレーン接
    地コンフィギュレーションで接続された前記第2の電界
    効果トランジスターがそのドレーンの共通電圧より高い
    駆動電圧で駆動されるパワー段において、 更に前記第1及び第2の電界効果トランジスターがター
    ンオフしかつ前記逆並列ツェナー制限ダイオード対がタ
    ーンオンしたときに、前記パワー段の前記出力ノードに
    接続された負荷から引かれる電流を制限する回路を含ん
    で成ることを特徴とするパワー段。
  2. 【請求項2】 負荷から引かれる電流を制限する前記回
    路に、パワー段の前記出力ノードによりコントロールさ
    れ、かつ前記第2の電界効果トランジスターの前記ゲー
    トターミナルから引かれかつ前記第2のトランジスター
    をターンオフする電流発振器により吸収される電流を供
    給するように形成されかつ接続された第3のトランジス
    ターが設置されている請求項1に記載のパワー段。
  3. 【請求項3】 前記第3のトランジスターが、パワー段
    の前記出力ノードに接続されたベース、前記ツェナー制
    限ダイオード対の中間接続ノードに接続されたエミッ
    タ、及び前記高駆動ポテンシャルに接続されたコレクタ
    を有するバイポーラNPNトランジスターである請求項
    2に記載のパワー段。
  4. 【請求項4】 負荷から引かれる電流を制限する前記回
    路に、前記高駆動電圧に共通接続されたそれぞれのコレ
    クタを有するダーリントンコンフィギュレーションで接
    続された第1及び第2のNPNバイポーラトランジスタ
    ーが設置され、かつ前記第1のNPNトランジスターが
    パワー段の前記出力ノードによりコントロールされ、更
    にパワー段の前記出力ノードに接続された前記逆並列ツ
    ェナー制限ダイオード対の少なくとも一方が、各々が前
    記第1の電界効果トランジスターのゲート−ソース接合
    用に必要な保護電圧の半分に等しいツェナー電圧を有し
    かつそれぞれ前記第1及び第2のNPNバイポーラトラ
    ンジスターのエミッタ及びベース間に接続された相互に
    直列接続された第1及び第2のツェナーダイオードによ
    り置換されている請求項1に記載のパワー段。
  5. 【請求項5】 前記第3のトランジスターが、前記第2
    の電界効果トランジスターの前記ゲートターミナルに接
    続されたソース、及び直接バイアスされたダイオードを
    通して前記第2の電界効果トランジスターのドレーンの
    前記共通ポテンシャルに接続されているドレーンを有す
    る電界効果トランジスターである請求項2に記載のパワ
    ー段。
  6. 【請求項6】 前記第3のバイポーラNPNトランジス
    ター及びパワー段の前記出力ノードに接続された前記逆
    並列ツェナー制限ダイオード対の一方が、前記ツェナー
    ダイオードが、前記第3のバイポーラNPNトランジス
    ターのコレクタ領域を構成するエピタキシャル層のエミ
    ッタ拡散部及びベース拡散部を含むポディ領域内に埋設
    ツェナーとして実現されているハイブリッド集積構造と
    して形成されている請求項3に記載の集積パワー段。
JP7097975A 1994-03-29 1995-03-29 高インピーダンスフェーズ間に電流吸収が制限されるパワー出力段 Pending JPH07273627A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT94830148.6 1994-03-29
EP94830148A EP0675584B1 (en) 1994-03-29 1994-03-29 Power output stage with limited current absorption during high-impedance phase

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07273627A true JPH07273627A (ja) 1995-10-20

Family

ID=8218410

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