JPH07273564A - 過電圧保護回路 - Google Patents
過電圧保護回路Info
- Publication number
- JPH07273564A JPH07273564A JP6057599A JP5759994A JPH07273564A JP H07273564 A JPH07273564 A JP H07273564A JP 6057599 A JP6057599 A JP 6057599A JP 5759994 A JP5759994 A JP 5759994A JP H07273564 A JPH07273564 A JP H07273564A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- voltage
- bias
- control signal
- overvoltage
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】耐電圧が低いトランジスタ等のバイアス回路に
おいて、過電圧印加時に電源の出力電圧を遮断し部品へ
のストレス印加を防ぐ。 【構成】バイアス回路に設けられた電圧検出回路1から
の検波電圧を、制御信号変換回路2にて制御信号へ変換
し、その制御信号によりバイアス線11に設けられたバ
イアス制御回路3を駆動する。過電圧と回路を切り離す
ことで、回路又は部品へのストレス印加を防ぐ。
おいて、過電圧印加時に電源の出力電圧を遮断し部品へ
のストレス印加を防ぐ。 【構成】バイアス回路に設けられた電圧検出回路1から
の検波電圧を、制御信号変換回路2にて制御信号へ変換
し、その制御信号によりバイアス線11に設けられたバ
イアス制御回路3を駆動する。過電圧と回路を切り離す
ことで、回路又は部品へのストレス印加を防ぐ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は過電圧に対する保護回路
に関し、特にトラジスタ等の耐電圧の低い素子を使用し
ている機器の過電圧保護回路に関する。
に関し、特にトラジスタ等の耐電圧の低い素子を使用し
ている機器の過電圧保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の過電圧保護回路は、図3に示す様
に、トランジスタ8のバイアス線11と接地面の間に直
列に接続されたツェナダイオード5とダイオード6及び
その中間点9と負電圧−Vの間に、設けられた抵抗7と
を有している。ここでツェナダイオード5のツェナ電圧
は、中間点9の電圧が0V〜−1Vになる様、トランジ
スタのバイアス電圧を考慮して選択される。図で、サー
ジ又は突入電圧がバイアスライン11に印加され、中間
点9の電圧が0.6V以上になると、ダイオード6に電
流が流れ、中間点9の電圧が0.6Vに保たれる。従っ
てトランジスタのバイアス電圧は、ツェナ電圧+0.6
Vに保たれ、デバイスのストレスを与えない様制御され
る。
に、トランジスタ8のバイアス線11と接地面の間に直
列に接続されたツェナダイオード5とダイオード6及び
その中間点9と負電圧−Vの間に、設けられた抵抗7と
を有している。ここでツェナダイオード5のツェナ電圧
は、中間点9の電圧が0V〜−1Vになる様、トランジ
スタのバイアス電圧を考慮して選択される。図で、サー
ジ又は突入電圧がバイアスライン11に印加され、中間
点9の電圧が0.6V以上になると、ダイオード6に電
流が流れ、中間点9の電圧が0.6Vに保たれる。従っ
てトランジスタのバイアス電圧は、ツェナ電圧+0.6
Vに保たれ、デバイスのストレスを与えない様制御され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の過電圧保護
回路では、過電圧印加時に保護回路によって決まる最大
印加電圧に抑えるのみで、過電圧そのものを遮断するこ
とができないので保護回路にストレスがかかり、場合に
よってはツェナダイオードやダイオードが破壊し、保護
機能が働かなくなる問題があった。
回路では、過電圧印加時に保護回路によって決まる最大
印加電圧に抑えるのみで、過電圧そのものを遮断するこ
とができないので保護回路にストレスがかかり、場合に
よってはツェナダイオードやダイオードが破壊し、保護
機能が働かなくなる問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の過電圧保護回路
は、トランジスタ等への印加電圧を検出する電圧検出回
路と、検出電圧を必要な電圧に変換する制御信号変換回
路と、変換された信号により駆動されるバイアス制御回
路とからなる。電圧検出回路は例えばトランジスタへの
バイアス電圧と接続面の間に直列に接続されたツェナダ
イオードとダイオード及びその中間点と負電圧との間に
設けられた抵抗とから構成される。
は、トランジスタ等への印加電圧を検出する電圧検出回
路と、検出電圧を必要な電圧に変換する制御信号変換回
路と、変換された信号により駆動されるバイアス制御回
路とからなる。電圧検出回路は例えばトランジスタへの
バイアス電圧と接続面の間に直列に接続されたツェナダ
イオードとダイオード及びその中間点と負電圧との間に
設けられた抵抗とから構成される。
【0005】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の回路図である。図で、ト
ランジスタ8が電源4により駆動され、そのバイアス線
11と接地面との間にツェナダイオード5とダイオード
6が直列に接続される。またその中間点9と負電圧−V
の間に抵抗7が接続されている。ここでツェナダイオー
ド5のツェナ電圧は、正常バイアス印加時に中間点9の
電圧が0〜−1Vになる様に選定される。
る。図1は本発明の一実施例の回路図である。図で、ト
ランジスタ8が電源4により駆動され、そのバイアス線
11と接地面との間にツェナダイオード5とダイオード
6が直列に接続される。またその中間点9と負電圧−V
の間に抵抗7が接続されている。ここでツェナダイオー
ド5のツェナ電圧は、正常バイアス印加時に中間点9の
電圧が0〜−1Vになる様に選定される。
【0006】ここでトランジスタ8のバイアスに過電圧
が印加され、中間点Aの電圧が0.6V以上になるとダ
イオード6に電流が流れ中間点Aの電圧は0.6Vに保
たれる。その結果、トランジスタのバイアス電圧は、
(ツェナ電圧+0.6)Vに保たれトランジスタは過電
圧から保護される。
が印加され、中間点Aの電圧が0.6V以上になるとダ
イオード6に電流が流れ中間点Aの電圧は0.6Vに保
たれる。その結果、トランジスタのバイアス電圧は、
(ツェナ電圧+0.6)Vに保たれトランジスタは過電
圧から保護される。
【0007】さらに、中間点9の電圧0.6Vは、オペ
アンプ等で構成される直流増幅器を含む制御信号変換回
路2で所望の電圧信号に変換される。制御信号変換回路
2から出力された信号アバイアス制御回路3へ伝達され
る。バイアス制御回路3は、リレー等のスイッチ回路で
構成されており、過電圧印加時に電源4と回路を切り離
す様動作する。
アンプ等で構成される直流増幅器を含む制御信号変換回
路2で所望の電圧信号に変換される。制御信号変換回路
2から出力された信号アバイアス制御回路3へ伝達され
る。バイアス制御回路3は、リレー等のスイッチ回路で
構成されており、過電圧印加時に電源4と回路を切り離
す様動作する。
【0008】図2は本発明による第2の実施例の回路図
である。本実施例は、制御信号変換回路2と並列に積分
回路10が接続されており、ある一定時間以上過電圧が
印加された時にバイアス制御回路3を駆動する様にした
ものである。
である。本実施例は、制御信号変換回路2と並列に積分
回路10が接続されており、ある一定時間以上過電圧が
印加された時にバイアス制御回路3を駆動する様にした
ものである。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明の過電圧保護
回路は、サージや突入電圧で生じた過電圧を電圧制御信
号として変換し、その信号でバイアス制御回路を動作さ
せる様にしたことで、異常電圧を回路と切り離すことが
でき、回路やデバイスへのストレスを回避することがで
きるという効果がある。またバイアス制御回路を電源内
の1次側又は2次側に設置しても同様の効果が得られる
ことは自明である。
回路は、サージや突入電圧で生じた過電圧を電圧制御信
号として変換し、その信号でバイアス制御回路を動作さ
せる様にしたことで、異常電圧を回路と切り離すことが
でき、回路やデバイスへのストレスを回避することがで
きるという効果がある。またバイアス制御回路を電源内
の1次側又は2次側に設置しても同様の効果が得られる
ことは自明である。
【0010】さらに、制御信号変換回路部に積分回路を
付加することにより瞬間的な過電圧は、ツェナダイオー
ド〜ダイオード〜接地へ電流を流し、バイアス電圧の上
昇を制御するのみで、バイアス制御回路は動作させない
ようにすることも可能であるという効果もある。尚、本
実施例では正電位のバイアス電圧に対する制御動作のみ
を述べたが、負電位のバイアス電圧についても同様の回
路、構成にて同じ効果を得ることができる。
付加することにより瞬間的な過電圧は、ツェナダイオー
ド〜ダイオード〜接地へ電流を流し、バイアス電圧の上
昇を制御するのみで、バイアス制御回路は動作させない
ようにすることも可能であるという効果もある。尚、本
実施例では正電位のバイアス電圧に対する制御動作のみ
を述べたが、負電位のバイアス電圧についても同様の回
路、構成にて同じ効果を得ることができる。
【図1】本発明の一実施例の回路図
【図2】本発明の第2の実施例の回路図
【図3】従来例の回路図
1 電圧検出回路 2 制御信号変換回路(オペアンプ) 3 バイアス制御回路 4 電源 5 ツェナダイオード 6 ダイオード 7 抵抗 8 トランジスタ 9 中間点 10 積分回路 11 バイアス線 −V 負電圧
Claims (3)
- 【請求項1】 印加電圧を検出して検出電圧を出力する
電圧検出回路と、前記検出電圧を制御信号に変換する制
御信号変換回路と、前記制御信号により動作するバイア
ス制御回路を備えることを特徴とする過電圧保護回路。 - 【請求項2】 前記制御信号変換回路と並列に接続され
た積分回路を備えることを特徴とする請求項1の過電圧
保護回路。 - 【請求項3】 前記電圧検出回路がツェナダイオードと
ダイオードとの直列回路からなり、その接続点から検出
電圧を取り出すとともに、前記信号変換回路がオペアン
プからなることを特徴とする請求項1の過電圧保護回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6057599A JPH07273564A (ja) | 1994-03-28 | 1994-03-28 | 過電圧保護回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6057599A JPH07273564A (ja) | 1994-03-28 | 1994-03-28 | 過電圧保護回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07273564A true JPH07273564A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=13060326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6057599A Pending JPH07273564A (ja) | 1994-03-28 | 1994-03-28 | 過電圧保護回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07273564A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5673908A (en) * | 1979-11-20 | 1981-06-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Protection circuit for switching amplifier |
JPH02241210A (ja) * | 1989-03-15 | 1990-09-25 | Toshiba Corp | 電源異常検出システム |
-
1994
- 1994-03-28 JP JP6057599A patent/JPH07273564A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5673908A (en) * | 1979-11-20 | 1981-06-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Protection circuit for switching amplifier |
JPH02241210A (ja) * | 1989-03-15 | 1990-09-25 | Toshiba Corp | 電源異常検出システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980714 |