JPH07272787A - 連結機構を有するコネクタ - Google Patents

連結機構を有するコネクタ

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JPH07272787A
JPH07272787A JP6165794A JP6165794A JPH07272787A JP H07272787 A JPH07272787 A JP H07272787A JP 6165794 A JP6165794 A JP 6165794A JP 6165794 A JP6165794 A JP 6165794A JP H07272787 A JPH07272787 A JP H07272787A
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JP
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connector
fitting portion
connecting mechanism
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receptacles
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JP6165794A
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Inventor
Kenichi Yano
健一 谷野
Mitsuaki Goto
光明 後藤
Koji Arakawa
孝二 荒川
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 必要最小限の数のコネクタレセプタクルを備
えることによって、他のコネクタの着脱能率を損なうこ
となく、小型軽量化することのできる連結機構を有する
コネクタを提供することを目的としている。 【構成】 他のコネクタ(連結コネクタ)2を接続する
ためのコネクタレセプタクル12を複数備え、これらの
コネクタレセプタクル12を互いに連結可能に構成した
ことを特徴とする構成になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電柱間に掛け渡
されたケーブル及び各ケーブルを連結する連結コネクタ
(他のコネクタ)の導通試験等を行うため、この連結コ
ネクタを一時的に接続するようにしたコネクタレセプタ
クルを有するコネクタであって、特にコネクタレセプタ
クルを複数連結可能に構成した連結機構を有するコネク
タに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、通信ケーブルは、複数本のもの
が束にされて、電柱から電柱へと掛け渡されている。各
通信ケーブルは、複数本の心線(例えば10対)によっ
て構成されており、これらの各心線は通信ケーブルの末
端に設けられた連結コネクタ(他のコネクタ)の各接続
ピン等にそれぞれ連結されている。そして、各連結コネ
クタは、途中の電柱に設けられた接続端子函内の接続部
に接続され、各通信ケーブルを長距離にわたって連結す
るようになっている。
【0003】ところで、上記連結コネクタは、屋外にお
いて各通信ケーブルに取り付けている関係上、この取り
付け後の導通試験も屋外で行っている。この導通試験に
用いられる試験器としては、例えば図18に示すような
ものがある。
【0004】すなわち、各通信ケーブル1は、図18に
示すように、複数本のものが束になって設けられてお
り、各通信ケーブル1の末端には、その複数本の心線に
それぞれ連結された連結コネクタ2が設けられている。
これらの各コネクタ2は、本来は途中の電柱等に設けら
れた図示しない接続端子函内の接続部に接続されている
ものである。ただし、導通試験に際しては、図18に示
すように、各連結コネクタ2を、試験器本体3のコネク
タ4に一時的に接続する。
【0005】コネクタ4は、各連結コネクタ2が接続可
能な複数のコネクタレセプタクル41を有しており、各
コネクタレセプタクル41は接続コード5を介して試験
器本体3に接続されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記コネク
タ4を用いたものにおいては、導通試験の能率を考えた
場合、コネクタレセプタクル41の数を通信コード1の
最も多い数のものに合わせておくことがよい。すなわ
ち、このようなコネクタ4を用いれば、全ての連結コネ
クタ2を各コネクタレセプタクル41に一度に接続する
ことができ、試験能率を向上することができるからであ
る。しかし、コネクタ4自体が大型になり、これを電柱
に仮固定した場合には、電柱における作業場所が狭くな
り、作業性が悪くなるという問題がある。
【0007】また、コネクタレセプタクル41の数を少
なくしてコネクタ4を小形化した場合には、電柱におけ
る作業性が向上する代わりに、連結コネクタ2を何回も
着脱をしなければならず、試験能率が落ちるという問題
がある。
【0008】この発明は上述した問題を解決するために
なされたもので、その目的は、必要最小限の数のコネク
タレセプタクルを備えることによって、他のコネクタの
着脱能率を損なうことなく、小型軽量化することのでき
る連結機構を有するコネクタを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、他のコネクタを接続するためのコネク
タレセプタクルを複数備え、これらのコネクタレセプタ
クルを互いに連結可能に構成したことを特徴としてい
る。
【0010】
【作用】この発明のコネクタにおいては、コネクタレセ
プタクルを互い接続することにより、任意の数のコネク
タレセプタクルを有するものを構成することができる。
すなわち、他のコネクタのそれぞれの形式に合う必要最
小限の数のコネクタレセプタクルのみで構成することが
できるから、他のコネクタの着脱能率を損なうことな
く、小型軽量化することができる。
【0011】したがって、例えば、本発明のコネクタを
用いて、複数の他のコネクタの導通試験を行う場合に
は、これらの他のコネクタを一度に接続できる数のコネ
クタレセプタクルを連結することにより、試験能率を向
上することができる。しかも、コネクタレセプタクルの
数が他のコネクタを一度に接続できる最小の数になって
いるから、小型で軽量なものとなり、例えば電柱に仮設
置する場合でも場所をとらず、試験の作業性を向上する
ことができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図1〜図17を参
照して説明する。ただし、図18に示す従来例の構成要
素と共通する要素には同一の符号を付し、その説明を簡
略化する。
【0013】まず、図1〜図4を参照して第1実施例を
説明する。これらの図で示す第1実施例が図18に示し
た従来例と異なる点は、コネクタ11が複数連結可能な
コネクタレセプタクル12によって構成されている点で
ある。すなわち、コネクタ11は、連結コネクタ(他の
コネクタ)2を接続するためのコネクタレセプタクル1
2を複数備え、これらのコネクタレセプタクル12が互
いに連結可能に構成されている。各コネクタレセプタク
ル12は、接続口121が上下に2つあって、それぞれ
の接続口121に連結コネクタ2が接続可能になってい
る。そして、各接続口121の接続ピン等に連結された
接続コード5が、各コネクタレセプタクル12から試験
器本体3(図4)に接続されている。なお、接続口12
1の数としては、1つでもよく、また3つ以上の複数で
あってもよい。
【0014】そして、コネクタレセプタクル12には、
その一方の面12aに、凸状嵌合部122が設けられ、
この一方の面12aと反対側の他方の面12bに、前記
凸状嵌合部122が嵌まる形状の凹状嵌合部123が設
けられている。各凸状嵌合部122及び凹状嵌合部12
3は、それぞれ縦方向に延びる凸条状及び溝状に形成さ
れ、互いにスライドさせて嵌合することにより確実に連
結されるようになっている。すなわち、この実施例で
は、各凸状嵌合部122及び凹状嵌合部123はダブテ
イル状(あり状)に形成されおり、これらがスライドし
て嵌合することにより、確実に連結されるようになって
いる。
【0015】なお、凸状嵌合部122及び凹状嵌合部1
23については、スライドにより確実に連結するような
ものであれば、上記のようなダブテイル状のものに限る
ものでないことはいうまでもない。そして、これらの凸
状嵌合部122及び凹状嵌合部123の嵌合部の深さや
形状等については、連結時の強度上問題がないように適
宜、選択すればよく、コネクタレセプタクル12の材質
についても、強度ならびに磨耗性等を考慮して、金属や
硬質プラスチック等の種々の樹脂を用いればよい。
【0016】上記のように構成されたコネクタ11にお
いては、凸状嵌合部122及び凹状嵌合部123をスラ
イドさせながら嵌合することにより、各コネクタレセプ
タクル12が確実に連結されるようになる。そして、種
々の連結コネクタ2の形式に合うコネクタレセプタクル
12を、連結コネクタ2の数だけ連結することにより、
コネクタ11は、連結コネクタ2を一度に接続して試験
を行うことのできる必要最小限の大きさにすることがで
きる。したがって、連結コネクタ2の導通試験に際して
は、このコネクタ11は、一度で試験を完了させること
ができるから、試験能率を向上することができる。
【0017】しかも、コネクタ11は、連結コネクタ2
を一度に接続して試験を行うことのできる最小のものに
なるから、小型軽量になり、例えば電柱に仮固定した場
合でも邪魔にならず、電柱上での作業性及び安全性の向
上を図ることができる。また、小型になることから、通
信ケーブル1を接続する接続端子函(図示せず)内にコ
ネクタ11を置いて作業をすることができる。したがっ
てこの場合には、作業性及び安全性の向上をさらに図る
ことができるとともに、接続端子函内の通信ケーブル1
の余長が十分長くなくても各連結コネクタ2を各コネク
タレセプタクル12に接続することができるという利点
がある。
【0018】次に、この発明の第2実施例を図5〜図7
を参照して説明する。ただし、図1〜図4に示す第1実
施例と共通する要素には同一の符号を付し、その説明を
省略する。この第2実施例が上記第1実施例と異なる点
は、凸状嵌合部122及び凹状嵌合部123が横方向に
延在している点である。すなわち、凸状嵌合部122及
び凹状嵌合部123は、図5に示すように、連結コネク
タ2を差し込む方向Iに対して直交する方向に延在して
いる。
【0019】このように構成されたコネクタ11におい
ては、凸状嵌合部122及び凹状嵌合部123の延在方
向が連結コネクタ2を差し込む方向Iに対して直交して
いるから、連結コネクタ2の着脱の際に各コネクタレセ
プタクル12が凸状嵌合部122及び凹状嵌合部123
の部分でずれることがなくなる。
【0020】次に、この発明の第3実施例を図8〜図1
0を参照して説明する。ただし、図1〜図4に示す第1
実施例と共通する要素には同一の符号を付し、その説明
を省略する。この第3実施例が上記第1実施例と異なる
点は、凸状嵌合部122及び凹状嵌合部123の形状が
異なる点である。すなわち、凸状嵌合部122は、一方
の面12aから突出し、径方向に弾性的に変形するピン
状に形成され、凹状嵌合部123は前記凸状嵌合部12
2が径方向に圧縮変形しながら挿入するような孔状に形
成されている。そして、凸状嵌合部122は、径方向に
圧縮した場合にはバネ力により反発するようになってお
り、凹状嵌合部123に挿入した場合にはバネ力が同凹
状嵌合部123の内面に作用するようになっている。
【0021】このように構成されたコネクタ11におい
ては、凸状嵌合部122を凹状嵌合部123に挿入する
ことにより、これらの凸状嵌合部122及び凹状嵌合部
123が摩擦力により連結された状態になる。すなわ
ち、各コネクタレセプタクル12が連結された状態にな
る。この場合、各コネクタレセプタクル12を互いにス
ライドさせる方向に力が作用しても、各コネクタレセプ
タクル12がずれたり外れたりすることがないから、連
結コネクタ2を差し込む方向Iの力(図8参照)が作用
しても、コネクタ11の形状を安定的に保持することが
できる。また、凸状嵌合部122を凹状嵌合部123に
挿入するだけで連結することができるから、各コネクタ
レセプタクル12を簡単に連結することができる。
【0022】次に、この発明の第4実施例を図11及び
図12を参照して説明する。ただし、図1〜図4に示す
第1実施例と共通する要素には同一の符号を付し、その
説明を省略する。この第4実施例が上記第1実施例と異
なる点は、凸状嵌合部122及び凹状嵌合部123が係
脱機構13により確実に連結されるようになっている点
である。すなわち、係脱機構13は、図11及び図12
に示すように、凸状嵌合部122として、一方の面12
aに設けた操作部材131と、他方の面12bに設けた
凹状嵌合部123とによって構成されている。
【0023】操作部材131は、一方の面12aから矩
形状に突出する支持部132と、この支持部132の両
側に設けた係止板133と、この係止板133を外側に
付勢するバネ134とを備えている。そして、係止板1
33は、その一端部が支持部132の一端部に回動自在
に連結されており、その中間位置には係止突起133a
(図12参照)が設けられている。凹状嵌合部123
は、操作部材131の全体が挿入可能なように、他方の
面12bの上から下へ通じるような溝状に形成されてお
り、その側面には係止板133の係止突起133aが嵌
まる係止溝123aが設けられている。
【0024】このように構成されたコネクタ11におい
ては、2つ係止板133を互いに近付けるよう押さえ
て、この操作部材131(凸状嵌合部122)を凹状嵌
合部123に嵌める。そうすると、バネ134の弾撥力
により、係止板133の係止突起133aが係止溝12
3aに嵌まり、各コネクタレセプタクル12が確実に連
結された状態になる。
【0025】次に、上記第4実施例の他の例としての第
5実施例を図13を参照して説明する。すなわち、係脱
機構13は、図13に示すように、凸状嵌合部122に
設けられた第1のマジックテープ135と、凹状嵌合部
123に設けられた第2のマジックテープ136とによ
って構成されている。凸状嵌合部122は、左右の側面
122aがテーパ状に形成された台形状のものであり、
その下端面122bに上記第1のマジックテープ135
を設けている。凹状嵌合部123は、凸状嵌合部122
がちょうど嵌まる側面123b及び底面123cを有し
ており、底面123cに第2のマジックテープ136を
設けている。
【0026】第1及び第2のマジックテープ135、1
36は、一方のものが多数のループ状の繊維を有してお
り、他方のものがループ状の繊維に係止する係止体を有
する、ファスナー等として使用されているものである。
【0027】このように構成されたコネクタ11におい
ては、凸状嵌合部122を凹状嵌合部123に嵌合する
だけで第1及び第2のマジックテープ135、136に
より連結することができるから、各コネクタレセプタク
ル12を簡単に連結することができる。
【0028】なお、第1及び第2のマジックテープ13
5、136については、凸状嵌合部122の左右の側面
122a及び凹状嵌合部123の左右の側面123bの
みに設けてもよく、また各側面122a、123a、下
端面122b、及び底面123cのすべてに設けてもよ
い。また、第1及び第2のマジックテープ135、13
6に代えて、互いに吸着する第1の磁石及び第2の磁石
を用いてもよい。さらに、第2の磁石としては、単に第
1の磁石に吸着する鉄などの磁性体を用いてもよい。
【0029】次に、この発明の第6実施例を図14を参
照して説明する。ただし、図1〜図4に示す第1実施例
と共通する要素には同一の符号を付し、その説明を省略
する。この第6実施例が上記第1実施例と異なる点は、
コネクタレセプタクル12がプラスチック等の比較的弾
性変形の可能な材料で形成されており、凸状嵌合部12
2と凹状嵌合部123とが締まり嵌めとなる嵌合精度に
形成されている点である。この場合、凸状嵌合部122
と凹状嵌合部123とは、断面円形状に形成することが
好ましい。
【0030】このように構成されたコネクタ11におい
ては、凸状嵌合部122と凹状嵌合部123とを嵌合す
ると、互いに弾性変形して確実に接続された状態にな
る。したがって、各コネクタレセプタクル12を簡単か
つ確実に連結することができる。
【0031】なお、凸状嵌合部122と凹状嵌合部12
3とを隙間が生じるような嵌合精度で形成し、これらの
凸状嵌合部122及び凹状嵌合部123のぞれぞれに、
マジックテープや磁石を設けて、それらの吸着力により
連結されるように構成してもよい。この場合には、凸状
嵌合部122及び凹状嵌合部123は円形状のものに限
らず種々の形状のものを用いることができる。
【0032】次に、この発明の第7実施例を図16〜1
7を参照して説明する。ただし、図1〜図4に示す第1
実施例と共通する要素には同一の符号を付し、その説明
を省略する。この第7実施例が上記第1実施例と異なる
点は、第2実施例と同様に凸状嵌合部122及び凹状嵌
合部123が横方向に延在している点と、これらの凸状
嵌合部122及び凹状嵌合部123を有する部分が磁石
で形成されている点である。
【0033】すなわち、コネクタレセプタクル12の一
方の面12aには横方向に帯状に延在する第1の磁石1
4が設けられ、他方の面12bには横方向に帯状に延在
する第2の磁石15が設けられている。そして、これら
の第1及び第2の磁石14、15には、それぞれ凸状嵌
合部122及び凹状嵌合部123が設けられている。各
磁石14、15は、隣接するコネクタレセプタクル12
のものが互いに吸着するように、その磁力の方向が定め
らている。
【0034】このように構成されたコネクタ11におい
ては、凸状嵌合部122及び凹状嵌合部123を嵌合す
ることにより、これらの部分が第1及び第2の磁石1
4、15により吸着され、コネクタレセプタクル12が
確実に連結された状態になる。しかも、凸状嵌合部12
2と凹状嵌合部123との嵌合により、隣接するコネク
タレセプタクル12同士の位置合わせを確実に行うこと
ができる。
【0035】なお、一方の面12aに第1の磁石14を
設けた場合には、他方の面12bには第2の磁石14に
代えて、第1の磁石14に吸着する鉄等の磁性体を設け
るようにしてもよい。
【0036】また、凸状嵌合部122及び凹状嵌合部1
23については、特に設けなくてもよく、また設ける場
合には、単なる凹凸のもので位置合わせが可能なもので
あればよい。また、この凹凸を第1及び第2の磁石1
4、15の部分に設けなくても、コネクタレセプタクル
12の四隅部等の任意の場所に設けてもよい。
【0037】さらに、第1及び第2の磁石14、15に
代えて、第1及びマジックテープ14、15を設けるよ
うにしてもよい。ただし、凸状嵌合部122及び凹状嵌
合部123については、第1及びマジックテープ14、
15に設けることが困難なので、一方の面12aあるい
は他方の面12bに設けることが好ましい。
【0038】また、上記各実施例においては、コネクタ
11を導通試験に用いた例を示したが、このコネクタ1
1は、通常の電気設備等に設置するように用いてもよい
ことはいうまでもない。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、コネクタレセプタクルを互い接続することにより、
任意の数のコネクタレセプタクルを有するものを構成す
ることができる。すなわち、他のコネクタのそれぞれの
形式に合う必要最小限の数のコネクタレセプタクルのみ
で構成することができるから、他のコネクタの着脱能率
を損なうことなく、小型軽量化することができる。
【0040】したがって、例えば、本発明のコネクタを
用いて、複数の他のコネクタの導通試験を行う場合に
は、これらの他のコネクタを一度に接続できる数のコネ
クタレセプタクルを連結することにより、試験能率を向
上することができる。しかも、コネクタレセプタクルの
数が他のコネクタを一度に接続できる最小の数になって
いるから、小型で軽量なものとなり、例えば電柱に仮設
置する場合でも場所をとらず、試験の作業性を向上する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例として示した連結機構を有
するコネクタの斜視図。
【図2】同連結機構を有するコネクタの連結方法を示す
斜視図。
【図3】同連結機構を有するコネクタであって、第1図
のA矢視図。
【図4】同連結機構を有するコネクタを備えた導通試験
器を示す斜視図。
【図5】本発明の第2実施例として示した連結機構を有
するコネクタの斜視図。
【図6】同連結機構を有するコネクタであって、第5図
のB矢視図。
【図7】同連結機構を有するコネクタの連結方法を示す
斜視図。
【図8】本発明の第3実施例として示した連結機構を有
するコネクタの斜視図。
【図9】同連結機構を有するコネクタであって、第8図
のC矢視図。
【図10】同連結機構を有するコネクタの連結方法を示
す斜視図。
【図11】本発明の第4実施例として示した連結機構を
有するコネクタの側面図。
【図12】同連結機構を有するコネクタの連結方法を示
す説明図。
【図13】本発明の第5実施例として示した連結機構を
有するコネクタの説明図。
【図14】本発明の第6実施例として示した連結機構を
有するコネクタの側面図。
【図15】本発明の第7実施例として示した連結機構を
有するコネクタの斜視図。
【図16】同連結機構を有するコネクタであって、第1
5図のD矢視図。
【図17】同連結機構を有するコネクタの連結方法を示
す斜視図。
【図18】従来例として示したコネクタ、及びそのコネ
クタを備えた導通試験器を示す斜視図。
【符号の説明】
2 他のコネクタ(連結コネクタ) 3 紐状部材(ロープ) 12 コネクタレセプタクル 12a 一方の面 12b 他方の面 122 凸状嵌合部 123 凹状嵌合部 13 係脱機構 14 第1の磁石(第1のマジックテープ) 15 第2の磁石(第2のマジックテープ)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他のコネクタを接続するためのコネクタ
    レセプタクルを複数備え、これらのコネクタレセプタク
    ルを互いに連結可能に構成したことを特徴とする連結機
    構を有するコネクタ。
  2. 【請求項2】 コネクタレセプタクルは、他のコネクタ
    を接続するための接続口を複数有していることを特徴と
    する請求項1記載の連結機構を有するコネクタ。
  3. 【請求項3】 コネクタレセプタクルは、その一方の面
    には凸状嵌合部を有し、この一方の面と反対側の他方の
    面には前記凸状嵌合部が嵌まる形状の凹状嵌合部を有し
    ていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の連
    結機構を有するコネクタ。
  4. 【請求項4】 凸状嵌合部及び凹状嵌合部は、それぞれ
    凸条状及び溝状に形成され、互いにスライドさせて嵌合
    することにより確実に連結されるようになっていること
    を特徴とする請求項3記載の連結機構を有するコネク
    タ。
  5. 【請求項5】 凸状嵌合部は一方の面から突出し、径方
    向に弾性的に変形するピン状に形成され、凹状嵌合部は
    前記凸状嵌合部が径方向に圧縮変形しながら挿入するよ
    うな孔状に形成されていることを特徴とする請求項3記
    載の連結機構を有するコネクタ。
  6. 【請求項6】 凸状嵌合部と凹状嵌合部とは、係脱機構
    により確実に連結されるようになっていることを特徴と
    する請求項3記載の連結機構を有するコネクタ。
  7. 【請求項7】 コネクタレセプタクルは、プラスチック
    のような弾性変形可能な材料で形成されており、凸状嵌
    合部と凹状嵌合部とは、締まり嵌めとなる嵌合精度に形
    成されていることを特徴とする請求項3記載の連結機構
    を有するコネクタ。
  8. 【請求項8】 凸状嵌合部と凹状嵌合部とは磁力又はマ
    ジックテープにより確実に連結されるようになっている
    ことを特徴とする請求項3記載の連結機構を有するコネ
    クタ。
  9. 【請求項9】 コネクタレセプタクルは、その一方の面
    には磁石を設け、この一方の面と反対側の他方の面には
    前記磁石に吸着する磁性体を設けていることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の連結機構を有するコネク
    タ。
  10. 【請求項10】 コネクタレセプタクルは、その一方の
    面には第1の磁石を設け、この一方の面と反対側の他方
    の面には前記第1の磁石に吸着する第2の磁石を設けて
    いることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の連結
    機構を有するコネクタ。
  11. 【請求項11】 コネクタレセプタクルは、その一方の
    面には第1のマジックテープを設け、この一方の面と反
    対側の他方の面には前記第1のマジックテープに吸着す
    る第2のマジックテープを設けていることを特徴とする
    請求項1又は請求項2記載の連結機構を有するコネク
    タ。
  12. 【請求項12】 一方の面と他方の面には、それぞれ位
    置ずれ防止用の凸状嵌合部と凹状嵌合部が設けられてい
    ることを特徴とする請求項9、請求項10又は請求項1
    1記載の連結機構を有するコネクタ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012234811A (ja) * 2011-05-04 2012-11-29 Schneider Toshiba Inverter Europe Sas 電気装置用の迅速な接続デバイス

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