JPH07272278A - デイジタルデータ記録方法、デイジタルデータ記録装置、デイジタルデータ再生方法及びデイジタルデータ再生装置 - Google Patents

デイジタルデータ記録方法、デイジタルデータ記録装置、デイジタルデータ再生方法及びデイジタルデータ再生装置

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JPH07272278A
JPH07272278A JP8763694A JP8763694A JPH07272278A JP H07272278 A JPH07272278 A JP H07272278A JP 8763694 A JP8763694 A JP 8763694A JP 8763694 A JP8763694 A JP 8763694A JP H07272278 A JPH07272278 A JP H07272278A
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JP
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edge
digital data
pit
correction
recording
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Application number
JP8763694A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Horigome
俊宏 堀籠
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH07272278A publication Critical patent/JPH07272278A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、デイジタルデータ記録方法、デイジ
タルデータ記録装置、デイジタルデータ再生方法及びデ
イジタルデータ再生装置について、多値記録時のマージ
ンのばらつきを有効に活用して記録密度を向上させると
同時に再生時の読出しの誤り率を低下させる。 【構成】デイスク状記録媒体に形成されたピツトの立上
がりエツジ及び又は立下がりエツジを所定の刻み幅及び
刻み数で変調させてデイジタルデータを記録する際に、
立上がりエツジ及び又は立下がりエツジに生成された各
エツジ位置間の刻み幅を補正し、再生時には記録時に行
つた補正の特性に応じて逆変換する。これにより、多値
記録時のマージンのばらつきを有効に活用することがで
きるので、高密度記録を実現し得ると共に再生時の読出
しの誤り率を低下させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図2、図6、図8、図1
3) 作用 実施例 (1)全体構成(図1) (2)第1実施例(図2〜図6) (3)第2実施例(図7〜図13) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はデイジタルデータ記録方
法、デイジタルデータ記録装置、デイジタルデータ再生
方法及びデイジタルデータ再生装置に関し、例えばピツ
トの立上がりエツジ及び又は立下がりエツジを記録情報
に対応して所定の基準位置からステツプ状にシフトして
デイジタル情報を記録する際に適用し得る。
【0003】
【従来の技術】従来、光デイスクにおいて、ピツトの立
上がりエツジ及び又は立下がりエツジを変調することに
よりデイジタル情報を記録するものがある。この場合情
報を高密度に記録するために、ピツトのエツジ位置を微
小に変調させると、出力される電気信号は時間的に非常
に短くなり、情報を読み出すことが困難になる。ここ
で、ピツトの立上がりエツジ及び又は立下がりエツジの
位置を記録情報に対応して所定の基準位置からステツプ
状にシフトして、デイジタル情報を記録する方法がある
(特願平3−167585号)。すなわちピツトのエツ
ジ位置を微小に変化させることにより多値記録を実現す
るものであり、このような記録方法によれば、ピツト長
及びピツトエツジの位置の変化を非常に高い精度で検出
することができるので、微小な変化で情報を記録するこ
とができ、一段と高密度に情報を記録することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような記
録方法でさらにデイスクの記録密度を高めるためにはピ
ツトを小さく成形する必要がある。ところがピツト成形
を小さくしていくに従つて、マスタリング等のデイスク
製作工程の条件で、マージンに余裕がなくなる。また上
述のような記録方法ではピツトのエツジ位置で変調して
いるので、1つのピツトを全体的に小さくしても、その
1つのピツト中に形成される各ピツトの大きさは異な
る。すなわち上述の記録方法では、例えば片方のエツジ
を8段階(最外側のエツジ位置を7、最内側のエツジ位
置を0とする)に変化させているので、各ピツトの大き
さはそれぞれ異なる。
【0005】従つて1つのピツト自体を小さくしていく
に従つて、これらのピツトのうち小さいピツトは実体が
大きくなり、比較的大きいピツトに関しては実体はそれ
ほど大きくならずマージンに余裕があるという現象が発
生する。このような現象はマスタリングの限界近くにな
ると発生する。従つてピツト7をピツト6と読み間違う
確率と、ピツト1をピツト0と読み間違う確率は必ずし
も同じではない。すなわちピツトが短い場合にはエラー
レートが高く、ピツトが長いほどエラーレートは低いと
考えられる。このような場合従来においては、読み誤る
確率が最も高い部分がシステムに要求される誤り率より
低くなるまで、記録密度を下げなければならなかつた。
すなわち高密度記録と低誤り率を両立することができな
いという問題があつた。
【0006】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、多値記録時のマージンのばらつきを有効に活用して
記録密度を向上させると同時に、再生時の読出しの誤り
率を低下させるデイジタルデータ記録方法、デイジタル
データ記録装置、デイジタルデータ再生方法及びデイジ
タルデータ再生装置を提案しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、デイスク状記録媒体に形成された
ピツトの立上がりエツジ及び又は立下がりエツジを所定
の刻み幅及び刻み数で変調させてデイジタルデータを記
録するデイジタルデータ記録方法において、デイジタル
データを、変調すべき刻み数を表すビツト数に変換し、
当該刻み数に応じたビツト数で表されるデイジタルデー
タを、変調されて立上がりエツジ及び又は立下がりエツ
ジに生成された各エツジ位置に割り当て、立上がりエツ
ジ及び又は立下がりエツジに生成された各エツジ位置間
の刻み幅を補正するようにした。
【0008】また本発明においては、デイスク状記録媒
体に形成されたピツトの立上がりエツジ及び又は立下が
りエツジを所定の刻み幅及び刻み数で変調させてデイジ
タルデータを記録するデイジタルデータ記録装置(2
0、40)において、デイジタルデータを、変調すべき
刻み数を表すビツト数に変換するデータ変換手段(5)
と、当該刻み数に応じたビツト数で表されるデイジタル
データを、変調されて立上がりエツジ及び又は立下がり
エツジに生成された各エツジ位置に割り当てるエツジ位
置計算手段(7A、7B)と、立上がりエツジ及び又は
立下がりエツジに生成された各エツジ位置間の刻み幅を
補正する補正手段(8、8A、8B)とを設けるように
した。
【0009】また本発明においては、所定の刻み幅及び
刻み数で変調されたピツトの立上がりエツジ及び又は立
下がりエツジに生成された各エツジ位置間の刻み幅が補
正されてデイジタルデータが記録されたデイスク状記録
媒体を再生するデイジタルデータ再生方法において、記
録時に補正された刻み幅を逆補正してから再生するよう
にした。
【0010】また本発明においては、所定の刻み幅及び
刻み数で変調されたピツトの立上がりエツジ及び又は立
下がりエツジに生成された各エツジ位置間の刻み幅が補
正されてデイジタルデータが記録されたデイスク状記録
媒体を再生するデイジタルデータ再生装置(30、5
0)において、記録時に補正された刻み幅を逆補正する
逆補正手段(14、14A、14B)を設けるようにし
た。
【0011】
【作用】デイスク状記録媒体に形成されたピツトの立上
がりエツジ及び又は立下がりエツジを所定の刻み幅及び
刻み数で変調させてデイジタルデータを記録する際に、
立上がりエツジ及び又は立下がりエツジに生成された各
エツジ位置間の刻み幅を補正し、再生時には記録時に行
つた補正の特性に応じて逆変換する。これにより、多値
記録時のマージンのばらつきを有効に活用することがで
きるので、高密度記録を実現し得ると共に再生時の読出
しの誤り率を低下させることができる。
【0012】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0013】(1)全体構成 図1において、1は全体として本発明によるデイジタル
データ記録方法によりデイジタルデータを記録して光磁
気デイスクを製造し、当該光磁気デイスクを再生するま
での全体の系を示す全体構成を示す。エンコーダ部2は
誤り訂正符号化回路(error correcting code、ECC回
路)4、3ビツト単位変換回路5、シテム制御信号付加
回路6、記録エツジ位置計算回路7、記録時補正回路8
及びエツジ変調回路9より構成されている。またデコー
ダ部3はアンプ10、アナログデイジタル変換器(A/
D変換器)11、バイアス除去回路12、自動利得制御
回路(automatic gain control、AGC回路)13、再
生時逆補正回路14、データ読出し回路15、8ビツト
単位変換回路16及び誤り訂正符号化回路(ECC回
路)17より構成されている。
【0014】エンコーダ部2に入力された8ビツト単位
のデイジタルデータはECC回路4で誤り訂正符号が付
され、3ビツト単位変換回路5で3ビツト単位毎のデー
タに変換される。3ビツト単位に変換されたデータは3
ビツト単位変換回路5より時分割で送出され、各データ
が送出される毎に、ROM(read only memory)でなる
システム制御信号付加回路6よりシステム制御信号が挿
入されて記録エツジ位置計算回路7に送出される。記録
エツジ位置計算回路7では、この3ビツト単位のデータ
を、立上がりエツジ及び立下がりエツジのそれぞれに等
間隔に配置された8段階のエツジ位置に割り当て、ピツ
トのエツジ位置を表す8ビツトの記録位置データが記録
時補正回路8に出力される。
【0015】記録時補正回路8では、第1実施例の場
合、ピツトの立上がりエツジ及び立下がりエツジの双方
を考慮してピツトの長さを基準にエツジ位置を補正す
る。すなわちピツトの長さが短くなるに従つてエツジ位
置間の刻み幅を拡大するように補正してエツジ位置を決
める。また第2実施例の場合には、それぞれ立上がりエ
ツジ及び立下がりエツジの片方のエツジ位置の値からそ
のエツジ毎の補正量を決めてエツジ位置を決める。この
ようにして補正された8ビツトの記録位置情報はエツジ
変調回路9でアナログ信号に変換された後、カツテイン
グマシン(図示せず)に送出される。
【0016】カツテイングマシンではこのデータに基づ
いてデイスクのマスタ盤にピツトを成形し、図1に示す
ように現像、めつき、転写、アルミニウム蒸着及び保護
膜の塗布のマスタリングプロセスを経てデイスクが製造
される。
【0017】このようにして製造されたデイスクを再生
する際には、当該デイスクより得られるアナログ再生信
号をデコーダ部3のアンプ10で増幅してA/D変換器
11でデイジタル信号に変換した後、バイアス除去回路
12でバイアスを除去し、AGC回路13で出力がほぼ
一定となるように利得が制御される。AGC回路13よ
り出力されたデイジタルのRF信号は立上がりエツジの
データ及び立下がりエツジのデータに分けられて再生時
逆補正回路14に入力する。
【0018】再生時逆補正回路14では、第1の実施例
及び第2の実施例のいずれの場合でも、記録時にかけた
補正の特性に応じて逆変換を行い、8ビツトの記録位置
データをデータ読出し回路15に出力する。データ読出
し回路15ではそれぞれのデータが8段階のエツジのど
れに当たるかを判断して3ビツト単位のデータに変換
し、3ビツト単位に変換されたデータは8ビツト単位変
換回路16で8ビツト単位のデータに変換された後、E
CC回路17で誤り訂正が行われて情報データとして出
力される。
【0019】(2)第1実施例 図1との対応部分に同一符号を付して示す図2におい
て、20は全体として本発明の第1実施例によるエンコ
ーダ部を示す。この第1実施例においては、図2に示す
ように、記録エツジ位置計算回路7は立上がりエツジ位
置計算回路7A及び立下がりエツジ位置計算回路7Bで
なり、それぞれROMで構成されている。各エツジ位置
計算回路7A及び7Bに入力した3ビツト単位のデイジ
タルデータは8段階のエツジ位置に割り当てられる。こ
こでピツトのエツジ位置は8ビツトで表され、この段階
では0〜225 の 256種類の数字のうち8種類の数字だけ
が現れる。立上がりエツジ位置計算回路7A及び立下が
りエツジ位置計算回路7Bより出力される8ビツトの記
録位置データは記録時補正回路8に入力される。
【0020】記録時補正回路8は8ビツト64kワードの
容量を有するROMで構成され、立上がりエツジ及び立
下がりエツジの各エツジ位置を、各エツジ位置によつて
規定される最長ピツト及び最短ピツトの位置及び長さが
変わらないように補正する。この補正の内容を以下に説
明する。まずピツトの空間的な座標を図3に示す。ピツ
トの立上がりエツジをXr 、ピツトの立下がりエツジを
f とする。この実施例の場合、上述のように立上がり
エツジ及び立下がりエツジにそれぞれ等間隔で8段階の
エツジ位置があるのでXr =Xr0〜Xr7、Xf =Xf0
f7となり、これらを図3に示すように定める。従つて
ピツトの長さPは、立下がりエツジの位置Xf から立上
がりエツジの位置Xr を引くことにより算出することが
できる。すなわちPmn=Xrm−Xfnで表すことができ、
各ピツチの関係は図4に示すようになる。
【0021】ここで説明を簡単化するために、ピツトの
短さに比例してピツト成形のばらつきが大きくなると仮
定すると、エツジ位置の補正量はピツトの短さの2乗に
比例すると考えられる。ここで対象となるピツトをPと
すると、このような補正は次式(1)、(2)及び
(3)式によつて行うことができる。
【数1】
【数2】
【数3】
【0022】ここでP77は立下がりエツジがXf7で立上
がりエツジがXr7の最長のピツトである。(1)式は、
ピツトPの立上がりエツジに関して、最長ピツトP77
長さと対象となるピツトPの長さとの差分を求め、求め
られた値の2乗に比例した値に係数Aを乗じた値が補正
量となり、この値をピツトPの立上がりエツジの値X r
に加えた値が補正後のピツトPの立上がりエツジの値X
r ′であることを表している。同様に(2)式は、ピツ
トPの立下がりエツジ位置に関して、最長ピツトP77
長さとピツトPの長さとの差分を求め、求められた値の
2乗に比例した値に係数Aを乗じた値が補正量となり、
この値をピツトPの立下がりエツジの値Xf から減じた
値が補正後のピツトPの立下がりエツジの値Xf ′であ
ることを表している。
【0023】ところが上述の(1)式及び(2)式で
は、最長ピツトP77を基準にしているので最長ピツトP
77の位置及び長さは変わらないが、最短ピツトP00は一
段と小さくなつてしまう。そこで(1)、(2)及び
(3)式で変換した値をさらに次式(4)及び(5)で
変換する。
【数4】
【数5】
【0024】ここでYr 及びYf は(1)式及び(2)
式で変換した値をさらに変換した後のピツトPの立上が
りエツジのエツジ位置及び立下がりエツジのエツジ位置
を表し、記録時補正回路8より出力されるデータであ
る。P′は(1)式及び(2)式で変換した後のピツト
Pの長さ、すなわち(1)式及び(2)式で変換した後
のピツトPの立下がりエツジ位置Xf ′及び立上がりエ
ツジ位置Xr ′より得られるピツトPの長さを表す。従
つて(4)式は、最長ピツトP77と変換後のピツトPの
長さP′との差分を求め、求められた値に係数Bを乗じ
た値を(1)式で求めたピツトPの変換後の立上がりエ
ツジの値Xr ′から減じた値が再変換後のピツトPの立
上がりエツジの値Yr であることを表している。
【0025】同様に(5)式は、最長ピツトP77と変換
後のピツトPの長さP′との差分を求め、求められた値
に係数Bを乗じた値に、(2)式で求めたピツトPの変
換後の立下がりエツジの値Xf ′を加えた値が再変換後
のピツトPの立下がりエツジの値Yf であることを表し
ている。ここで最短ピツトP00の位置及び長さが変わら
ないように係数Bを選択すると、係数Bは次式(6)に
よつて表される。
【数6】
【0026】(1)式、(2)式、(3)式及び(6)
式を(4)式及び(5)式に代入することにより、次式
(7)及び(8)を得ることができる。
【数7】
【数8】 この(7)式及び(8)式は変換全体を表す式であり、
記録時補正回路8のROMに格納されている。
【0027】このように(7)式及び(8)式で変換し
た後の各ピツトの位置をプロツトすると図5に示すよう
に表される。すなわち図5から理解できるように、第1
実施例においては、例えば、ピツト(Xr0、Xf0)とピ
ツト(Xr1、Xf1)との間は大きく変調させ、ピツト
(Xr6、Xf6)とピツト(Xr7、Xf7)との間は少しだ
け変調させるというように、各ピツトの長さに応じて変
調量を変えている。従つて各ピツト間の間隔は等間隔で
はなく、各エツジ位置によつて規定されるピツトが長く
なればなるほどピツト間の間隔は狭くなり、短くなれば
なるほどピツト間の間隔は広くなる。これによりマージ
ンのばらつきを有効に活用することができる。
【0028】上述の方法によりエツジが変調されたデイ
スクを再生する場合について、以下に説明する。図1と
の対応部分に同一符号を付して示す図6において、30
は全体として本発明の第1実施例によるデーコダ部を示
す。図6に示すように、AGC回路13より出力された
デイジタルのRF信号は、立上がりラツチ回路18A及
び立下がりラツチ回路18Bで立上がりエツジのデータ
及び立下がりエツジのデータとに分けられてラツチさ
れ、それぞれ再生時逆補正回路14に入力する。
【0029】再生時逆補正回路14は記録時にかけた補
正の特性に応じた逆変換を行うためのマツプを格納する
ROMで構成されている。この再生時逆補正回路14に
入力する入力信号を図7に示し、これは、図3の記録時
補正を行うROMの出力信号と座標のとり方が異なる。
従つて逆変換を計算するには、まず再生時逆補正回路1
4に入力する入力信号の座標を変換する必要がある。こ
れは次式(9)及び(10)によつて行われる。
【数9】
【数10】 ここで座標のとりかたは、ハードの構成によるもので、
座標のとりかたはどちらからとつてもよい。
【0030】こうして得られたYr 及びYf について、
(7)式及び(8)式を逆変換する。逆変換は次式(1
1)及び(12)によつて表される。
【数11】
【数12】 (11)式及び(12)式に(9)式及び(10)式を代入す
ると、次式(13)及び(14)が得られる。
【数13】
【数14】 この(13)式及び(14)式で表されるマツプが再生時逆
補正回路14のROMに格納されている。逆変換後、R
F信号は3ビツト単位変換回路15A及び15Bに出力
され、3ビツト単位変換回路15A及び15Bでは各デ
ータが8段階のエツジ位置のどのエツジ位置に該当する
かを判断して3ビツト単位に変換した後、8ビツト単位
変換回路16に信号を出力する。
【0031】以上の構成によれば、立上がりエツジ及び
立下がりエツジの各エツジ位置によつて規定される最短
ピツト及び最長ピツトの位置及び長さを変えずに、各エ
ツジ位置によつて規定されるピツトの長さが短くなれば
なるほど隣接するピツトとの間隔が広くなるように各エ
ツジ位置間の刻み幅を2次関数で補正しているので、マ
ージンのばらつきを有効に活用することができる。すな
わち第1実施例の場合、エツジ位置によつて規定される
ピツトの長さが短くなるに従つてエツジ位置間の刻み幅
が大きくなるように補正し、再生時には記録時にかけた
補正の特性に応じた逆変換を行つたことにより、マージ
ンのばらつきを有効に活用できるので、高密度記録及び
低誤り率を両立させることができる。
【0032】(3)第2実施例 図2との対応部分に同一符号を付して示す図8におい
て、40は全体として本発明の第2実施例によるエンコ
ーダ部を示し、記録時補正回路8は立上がりエツジ位置
補正回路8A及び立下がりエツジ位置補正回路8Bより
構成されている。各補正回路8A及び8BにはROMが
設置されており、その容量は8ビツト 256ワードと第1
実施例の記録時補正回路8に比してROMの容量が小さ
い。
【0033】第1実施例では、ピツトの両端のエツジの
値から記録時補正量を決めていたが、第2実施例では、
片側のエツジの値からそのエツジ位置毎の補正量を決め
る。このため、補正量の計算に必要なROMの容量が上
述のように第1実施例より小さい。以下では立下がりエ
ツジに生成されたエツジ位置の補正について説明する。
【0034】図9に示すように、立下がりエツジ位置補
正回路8Bには、エツジ位置計算回路7Bより出力され
る8ビツトのデータXが入力され、当該計算回路7Bか
ら8ビツトのデータYが出力される。この場合Xのとり
得る数字は図10に示すように0〜 255の数字のうち8
つの数字だけであり、これらの8つの数字は等差数列に
なつており、ピツトの立下がりエツジの位置を表してい
る。ここで入力データXと出力データYとは1対1に対
応しており、その関係は次式(15)で表される。
【数15】
【0035】この(15)式において定数A、B及びCを
以下のように決定する。すなわちまずピツトに生成され
たエツジ位置X0 〜X7 のうち、最短ピツトと最長ピツ
トを規定するエツジ位置X0 及びX7 間の長さ及び位置
が補正によつて変わらないように、次式(16)及び(1
7)の条件を与える。
【数16】
【数17】 ここでY7 は補正後の最長ピツトの値、Y0 は補正後の
最短ピツトの値である。この(16)式及び(17)式よ
り、次式(18)及び(19)を得ることができる。
【数18】
【数19】
【0036】この(18)式及び(19)式を(15)式に代
入すると、次式(20)を得ることができる。
【数20】 この(20)式をXで微分して次式(21)を得る。
【数21】 0 <X<X7 でYはXに対して単調増加なので、この
0 <X<X7 の区間でY′>0、すなわち次式(22)
となる。
【数22】
【0037】ピツトが長くなるに従つてエツジの変化幅
が小さくなるようにするには、X0<X<X7 でY″<
0、すなわち次式(23)を満たす定数Aを選択すればよ
い。
【数23】 A=0のときはY=Xとなり、補正をかけることはでき
ない。またAが負の方向に大きくなればなるほど補正が
きつくかかることになる。すなわちXr 及びXfの位置
関係が図11に示すように表されているとき、Xr 及び
f を(15)式で変換した後の値Yr 及びYf の位置関
係は図12に示すように表される。このようにして入力
データXに補正をかけて得られる出力データYは図8に
示すように、エツジ変調回路9に出力される。
【0038】一方、再生時には記録時と逆の変換を行
う。図6との対応部分に同一符号を付して示す図13に
おいて、50は全体として本発明の第2実施例によるデ
コーダ部を示し、再生時逆補正回路14は立上がりエツ
ジ位置逆補正回路14A及び立下がりエツジ位置逆補正
回路14Bでなり、それぞれROMで構成されている。
立下がりエツジ位置逆補正回路14Bでは、記録時と逆
の変換が行われる。すなわち逆変換を求めるには、(1
5)式をXについて書き直せばよい。すなわち逆変換を
表す式は次式(24)で表すことができる。
【数24】 (24)式において、B及びCはそれぞれ(18)及び(1
9)式で表すことができる。この(24)式で表されるマ
ツプを立下がりエツジ位置逆補正回路14BのROMに
格納する。以上、立上がりエツジのエツジ位置の補正に
ついて述べたが、立上がりエツジのエツジ位置の補正に
ついても、上述のように行う。
【0039】以上の構成によれば、片方のエツジがX0
〜X7 まで変化するときに、これらのエツジ位置X0
7 のうち最短ピツト及び最長ピツトを規定するエツジ
位置X0 及びX7 の位置とX0 及びX7 間の長さとを変
えずに、これらのエツジ位置X0 〜X7 が規定するピツ
トの長さが短くなればなるほど隣接するピツトとの間隔
が広くなるように各エツジ位置間の刻み幅を2次関数で
補正しているので、マージンのばらつきを有効に活用す
ることができる。すなわち第2実施例の場合、立上がり
エツジ及び立下がりエツジ毎に、各エツジの値からその
エツジ位置毎の補正量を決めて補正し、再生時には記録
時にかけた補正の特性に応じて逆変換を行つたことによ
り、マージンのばらつきを有効に活用できるので、高密
度記録及び低誤り率を両立させることができる。
【0040】また上述の構成によれば、立上がりエツジ
及び立下がりエツジ毎に、それぞれのエツジ位置毎の補
正量を決めているので、立下がりエツジ位置補正回路8
A及び8BのROMの容量を第1実施例の記録時補正回
路8に比して小さくすることができる。
【0041】なお上述の実施例においては、立上がりエ
ツジ及び立下がりエツジの双方が変調されている場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず立上がりエツジ
又は立下がりエツジのいずれか一方だけが変調されてい
る場合にも適用し得る。
【0042】また上述の実施例においては、再生時に、
記録時にかけた補正の特性に応じて逆変換した場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、記録時にかけた
補正を逆変換せずに3ビツト単位変換回路15A及び1
5BにRF信号を送出するようにしてもよい。
【0043】また上述の実施例においては、3ビツトで
デイジタルデータを記録した場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、4ビツト以上の多値で記録するよ
うにしてもよい。
【0044】また上述の実施例においては、各ピツトを
2次関数で補正した場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、各エツジ位置によつて規定されるピツトの
長さが短くなるに従つて、各エツジ位置間の刻み幅が大
きくなるように非線形的に補正すれば、3次関数等で補
正してもよい。
【0045】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、デイスク
状記録媒体に形成されたピツトの立上がりエツジ及び又
は立下がりエツジを所定の刻み幅及び刻み数で変調させ
てデイジタルデータを記録する際に、立上がりエツジ及
び又は立下がりエツジに生成された各エツジ位置間の刻
み幅を補正し、再生時には記録時に行つた補正の特性に
応じて逆変換したことにより、多値記録時のマージンの
ばらつきを有効に活用することができるので、高密度記
録を実現し得ると共に再生時の読出しの誤り率を低下さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデイジタルデータ記録方法により
デイジタルデータを記録して光磁気デイスクを製造し、
当該光磁気デイスクを再生するまでの全体の系を示すブ
ロツク図である。
【図2】本発明の第1実施例によるエンコーダ部の構成
を示すブロツク図である。
【図3】ピツトの空間的な座標を示す略線図である。
【図4】補正前の各ピツトの位置関係を示す略線図であ
る。
【図5】補正後の各ピツトの位置関係を示す略線図であ
る。
【図6】本発明の第1実施例によるデコーダ部の構成を
示すブロツク図である。
【図7】逆変換時のピツトの空間的な座標を示す略線図
である。
【図8】本発明の第2実施例によるエンコーダ部の構成
を示すブロツク図である。
【図9】立下がりエツジ位置補正回路に入力するデータ
X及び補正をかけられた出力データYを示す略線図であ
る。
【図10】立下がりエツジのエツジ位置を表す略線図で
ある。
【図11】補正前の各ピツトの位置関係を示す略線図で
ある。
【図12】補正後の各ピツチの位置関係を示す略線図で
ある。
【図13】本発明の第2実施例によるデコーダ部の構成
を示すブロツク図である。
【符号の説明】
1……本発明によるシステムの全体構成、2、20、4
0……エンコーダ部、3、30、50……デコーダ部、
4、17……誤り訂正符号化回路(ECC回路)、5…
…3ビツト単位変換回路、6……システム制御信号付加
回路、7……記録エツジ位置計算回路、7A……立上が
りエツジ位置計算回路、7B……立下がりエツジ位置計
算回路、8……記録時補正回路、8A……立上がりエツ
ジ位置補正回路、8B……立下がりエツジ位置補正回
路、9……エツジ変調回路、10……アンプ、11……
アナログデイジタル変換回路(A/D変換回路)、12
……バイアス除去回路、13……自動利得制御回路(A
GC回路)、14……再生時逆補正回路、14A……立
上がりエツジ位置逆補正回路、14B……立下がりエツ
ジ位置逆補正回路、15……データ読出し回路、15
A、15B……3ビツト単位変換回路、16……8ビツ
ト単位変換回路、18A……立上がりラツチ回路、18
B……立下がりラツチ回路。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年9月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような記
録方法でさらにデイスクの記録密度を高めるためにはピ
ツトを小さく成形する必要がある。ところがマスタリン
グ等のデイスク製作行程では、ピツトが小さいほど成形
が困難になり、期待通りのピツトが作れなくなる。すな
わち、小さいピツトほどジツタが大きくなる。また上述
のような記録方式では、ピツトのエツジ位置を変調して
いるので、デイスクに記録すべきピツトの大きさは一様
ではない。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】従つてデイスクに記録する全ピツトを一様
に小さくしていくと、これらのピツトのうちで比較的小
さいピツトはジツタが大きく、比較的大きいピツトはジ
ツタが小さいという現象が発生する。このような現象は
デイスク製作行程の限界に近い小さいピツトを作ろうと
した場合に起こる。従つて例えばピツトの大きさを数字
で表した場合、ピツト7とピツト6とを読み間違う確率
と、ピツト1とピツト0とを読み間違う確率は必ずしも
同じではない。すなわちピツトが短い場合には誤り率が
高く、ピツトが長いほど誤り率は低いと考えられる。こ
のような場合従来においては、読み誤る確率が最も高い
部分がシステムに要求される誤り率より低くなるまで、
記録密度を下げなければならなかつた。すなわち高密度
記録と低誤り率を両立することができないという問題が
あつた。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】(1)全体構成 図1において、1は全体として本発明によるデイジタル
データ記録方法によりデイジタルデータを記録して光磁
気デイスクを製造し、当該光磁気デイスクを再生するま
での全休の系を示す全体構成を示す。エンコーダ部2は
誤り訂正符号化回路(error correctin
g code、ECC回路)4、3ビツト単位変換回路
5、システム制御信号付加回路6、記録エツジ位置計算
回路7、記録時補正回路8及びエツジ変調回路9より構
成されている。またデコーダ部3はアンプ10、アナロ
グデイジタル変換器(A/D変換器)11、バイアス除
去回路12、自動利得制御回路(automatic
gain control、AGC回路)13、再生時
逆補正回路14、データ読出し回路15、8ビツト単位
変換回路16及び誤り訂正符号化回路(ECC回路)1
7より構成されている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】カツテイングマシンではこのデータに基づ
いてデイスクのマスタ盤にピツトを成形し、図1に示す
ように現像、メツキ、転写、アルミニウム蒸着及び保護
膜の塗布のマスタリングプロセスを経てデイスクが製造
される。
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デイスク状記録媒体に形成されたピツトの
    立上がりエツジ及び又は立下がりエツジを所定の刻み幅
    及び刻み数で変調させてデイジタルデータを記録するデ
    イジタルデータ記録方法において、 上記デイジタルデータを、変調すべき上記刻み数を表す
    ビツト数に変換し、 当該刻み数に応じたビツト数で表されるデイジタルデー
    タを、上記変調されて上記立上がりエツジ及び又は立下
    がりエツジに生成された各エツジ位置に割り当て、 上記立上がりエツジ及び又は上記立下がりエツジに生成
    された上記各エツジ位置間の刻み幅を補正することを特
    徴とするデイジタルデータ記録方法。
  2. 【請求項2】上記立上がりエツジ及び又は立下がりエツ
    ジに生成された上記各エツジ位置間の刻み幅は、上記立
    上がりエツジ及び又は立下がりエツジの上記各エツジ位
    置によつて規定されるピツトのうち最長ピツト及び最短
    ピツトの長さ及び位置を変えずに、上記立上がりエツジ
    及び又は立下がりエツジの上記各エツジ位置によつて規
    定されるピツトの長さが短くなるに従つて大きくなるよ
    うに非線形的に補正されることを特徴とする請求項1に
    記載のデイジタルデータ記録方法。
  3. 【請求項3】上記立上がりエツジ及び又は立下がりエツ
    ジに生成された上記各エツジ位置間の刻み幅は、上記各
    エツジ位置が生成された上記立上がりエツジ及び又は立
    下がりエツジにおいて、上記各エツジ位置のうち最長ピ
    ツト及び最短ピツトを規定するエツジ位置間の長さ及び
    位置を変えずに、上記各エツジ位置が生成された上記立
    上がりエツジ及び又は立下がりエツジの各エツジ位置よ
    つて規定されるピツトの長さが短くなるに従つて大きく
    なるように非線形的に補正されることを特徴とする請求
    項1に記載のデイジタルデータ記録方法。
  4. 【請求項4】上記立上がりエツジ及び又は立下がりエツ
    ジに生成された上記各エツジ位置間の刻み幅は、2次関
    数で補正されることを特徴とする請求項2又は請求項3
    に記載のデイジタルデータ記録方法。
  5. 【請求項5】デイスク状記録媒体に形成されたピツトの
    立上がりエツジ及び又は立下がりエツジを所定の刻み幅
    及び刻み数で変調させてデイジタルデータを記録するデ
    イジタルデータ記録装置において、 上記デイジタルデータを、変調すべき上記刻み数を表す
    ビツト数に変換するデータ変換手段と、 当該刻み数に応じたビツト数で表されるデイジタルデー
    タを、上記変調されて上記立上がりエツジ及び又は立下
    がりエツジに生成された各エツジ位置に割り当てるエツ
    ジ位置計算手段と、 上記立上がりエツジ及び又は上記立下がりエツジに生成
    された上記各エツジ位置間の刻み幅を補正する補正手段
    とを具えることを特徴とするデイジタルデータ記録装
    置。
  6. 【請求項6】上記補正手段は、上記立上がりエツジ及び
    又は立下がりエツジに生成された上記各エツジ位置間の
    刻み幅を、上記立上がりエツジ及び又は立下がりエツジ
    の上記各エツジ位置によつて規定されるピツトのうち最
    長ピツト及び最短ピツトの長さ及び位置を変えずに、上
    記立上がりエツジ及び又は立下がりエツジの上記各エツ
    ジ位置によつて規定されるピツトの長さが短くなるに従
    つて大きくなるように非線形的に補正することを特徴と
    する請求項5に記載のデイジタルデータ記録装置。
  7. 【請求項7】上記補正手段は、上記立上がりエツジ及び
    又は立下がりエツジに生成された上記各エツジ位置間の
    刻み幅を、上記各エツジ位置が生成された上記立上がり
    エツジ及び又は立下がりエツジにおいて、上記各エツジ
    位置のうち最長ピツト及び最短ピツトを規定するエツジ
    位置間の長さ及び位置を変えずに、上記各エツジ位置が
    生成された上記立上がりエツジ及び又は立下がりエツジ
    の各エツジ位置によつて規定されるピツトの長さが大き
    くなるように非線形的に補正することを特徴とする請求
    項5に記載のデイジタルデータ記録装置。
  8. 【請求項8】上記補正手段は、上記立上がりエツジ及び
    又は立下がりエツジに生成された上記各エツジ位置間の
    刻み幅を2次関数で補正することを特徴とする請求項6
    又は請求項7に記載のデイジタルデータ記録装置。
  9. 【請求項9】所定の刻み幅及び刻み数で変調されたピツ
    トの立上がりエツジ及び又は立下がりエツジに生成され
    た各エツジ位置間の刻み幅が補正されてデイジタルデー
    タが記録されたデイスク状記録媒体を再生するデイジタ
    ルデータ再生方法において、 記録時に補正された上記刻み幅を逆補正してから再生す
    るようにしたことを特徴とするデイジタルデータ再生方
    法。
  10. 【請求項10】上記各エツジ位置間の刻み幅の補正が2
    次関数で補正されている場合には、2次関数の特性に応
    じて逆補正するようにしたことを特徴とする請求項9に
    記載のデイジタルデータ再生方法。
  11. 【請求項11】所定の刻み幅及び刻み数で変調されたピ
    ツトの立上がりエツジ及び又は立下がりエツジに生成さ
    れた各エツジ位置間の刻み幅が補正されてデイジタルデ
    ータが記録されたデイスク状記録媒体を再生するデイジ
    タルデータ再生装置において、 記録時に補正された上記刻み幅を逆補正する逆補正手段
    を具えることを特徴とするデイジタルデータ再生装置。
  12. 【請求項12】上記各エツジ位置間の刻み幅の補正が2
    次関数で補正されている場合には、上記逆補正手段は上
    記2次関数の特性に応じて逆補正することを特徴とする
    請求項11に記載のデイジタルデータ再生装置。
JP8763694A 1994-04-01 1994-04-01 デイジタルデータ記録方法、デイジタルデータ記録装置、デイジタルデータ再生方法及びデイジタルデータ再生装置 Pending JPH07272278A (ja)

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