JPH07272188A - データ検出装置 - Google Patents

データ検出装置

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JPH07272188A
JPH07272188A JP7073648A JP7364895A JPH07272188A JP H07272188 A JPH07272188 A JP H07272188A JP 7073648 A JP7073648 A JP 7073648A JP 7364895 A JP7364895 A JP 7364895A JP H07272188 A JPH07272188 A JP H07272188A
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JP
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profile strip
cable
detection device
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data detection
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Application number
JP7073648A
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English (en)
Inventor
Gilles Bailleul
バイリュ ジル
Francois Paris
パリ フランソア
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
Philips Electronics NV
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Publication date
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    • G08—SIGNALLING
    • G08G—TRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00—Traffic control systems for road vehicles
    • G08G1/01—Detecting movement of traffic to be counted or controlled
    • G08G1/02—Detecting movement of traffic to be counted or controlled using treadles built into the road
    • E—FIXED CONSTRUCTIONS
    • E01—CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01F—ADDITIONAL WORK, SUCH AS EQUIPPING ROADS OR THE CONSTRUCTION OF PLATFORMS, HELICOPTER LANDING STAGES, SIGNS, SNOW FENCES, OR THE LIKE
    • E01F11/00—Road engineering aspects of Embedding pads or other sensitive devices in paving or other road surfaces, e.g. traffic detectors, vehicle-operated pressure-sensitive actuators, devices for monitoring atmospheric or road conditions

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両の道路上の通過に関するデータを検出す
るに当たり、車両の計数、速度の計測等を簡単に行う。 【構成】 同軸圧電性ケーブル１０の上方の第１プロフ
ィル細条２０の空所２１に第２プロフィル細条３０を設
ける。第２プロフィル細条３０は接着剤４０によって第
１プロフィル細条２０に固定され、同軸圧電性ケーブル
１０の上方の空所２１の残りの容積を完全に充満して空
所２１を密閉する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、道路上の車両の通過に
関するデータ検出装置であって、このデータ検出装置
を、前記道路の上部に設けた溝に配置し、前記データ検
出装置は、上側にＵ形状空所を有する第１プロフィル細
条及びこの第１プロフィル細条の空所の底部に配置され
た同軸圧電性ケーブルを具えるデータ検出装置に関する
ものである。
【０００２】本発明は、大幅に異なるあらゆる領域特に
極端な天候状態（非常に暑い、温暖な又は非常に寒い気
候）において、車両の通過、計数、速度測定、車両重量
（動荷重）の測定及び車両の分類を検出するのに用いら
れる。
【０００３】
【従来の技術】フランス国特許明細書第2482340 号に
は、道路用の車両通過検出装置、その取り付け方法及び
スピードを検出する際のその装置の使用が記載されてい
る。
【０００４】この装置の一部は、圧電的に動作するケー
ブルによって形成されている。このケーブルは、コア及
びシースが圧電性セラミック材料によって分離された同
軸的なシールドケーブルである。このケーブルは数ミリ
メートルの外径及び１ｍｍ程度の長さを有する。したが
ってこのケーブルは非常に長くて薄いものである。
【０００５】圧電性ケーブルの使用寿命を延ばし、道路
への取り付けを容易にし、かつ、測定の信頼性を満足す
るために、この圧電性ケーブルは、Ｕ形状又は上面に凹
所を有する矩形形状の剛固な金属又は硬プラスチックの
プロフィル細条の底部に配置されている。この細条の内
側には、重合により硬化させることができる合成樹脂材
料が充填されている。この目的は剛固な装置を提供する
ことである。
【０００６】この装置の変形例では、剛固なプロフィル
は、車両の接触しない自由面に亘って、可撓性の合成樹
脂例えば振動を吸収するエラストマー添加樹脂のモール
ド容器により包囲されている。このような構成は工場で
実現される。
【０００７】いずれの場合にも、装置の取り付け方法
は、装置の寸法より僅かに大きい寸法の道路に溝を形成
する工程を具える。次いで、この溝の底面及び側面に、
振動を吸収する可撓性の合成樹脂材料を充填し、最後
に、合成樹脂が充填された溝に装置を配置し、装置を固
定した状態にする。装置が固定されている間には、装置
を道路の上面から僅かに突出させる。プロフィルがＵ形
状を有する場合、Ｕ脚の上部が道路の上面から数ミリメ
ートル突出するようにする。溝のライニングは常に必要
とされない。その理由は、装置は既に、工場で実現され
る可撓性プラスチックのモールド容器を具えるからであ
る。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置の欠点
は、その製造工程が温度変動に特に敏感な有機材料の合
成樹脂材料の使用を含むことである。
【０００９】ここで発明の目的は、車両の速度を検出す
るだけでなく、車両を計数し、走行車両の重量（動荷
重）を検出し、かつ、車両を分類することである。これ
らの情報の検出及び分析は、新しい道路や新しい橋すな
わちあらゆる種類の路面の設計及びあらゆる種類の路面
のメンテナンスに特に重要である。
【００１０】検出装置を実現するために有機材料が用い
られる場合、測定は車両重量の検出に関して信頼性がな
い。その理由は、これらの測定は気候状態に依存するか
らである。状況に応じて、これらの測定が、気候状態が
極端である領域では再現不能又は不可能にさえなるおそ
れがある。
【００１１】さらに、装置を道路に固定するためにプラ
スチック材料を使用する必要がある場合にも、気候状態
が極端である領域（灼熱の暑さ、極端な寒さ、非常に高
い湿度、季節間又は日中と夜中との間の大きな気候差
等）では測定が困難又は不可能である。
【００１２】既知の装置には、Ｕプロフィルに充填する
重合可能なプラスチック材料は脆く、悪い老化特性を有
し、かつこの硬い保護プロフィルの壁部から材料が容易
に剥がれるという別の不都合がある。このことは、得ら
れる装置は屈曲不可能であることを意味する。したがっ
てその第１実施例では、装置は全般的に、特に変形又は
湾曲した道路面で用いる場合脆い。特に、移動荷重の測
定には適さない。
【００１３】その第２実施例では、装置が可撓性でな
く、合成樹脂を使用しているために脆い。しかしなが
ら、合成樹脂のモールド容器により、移動荷重の測定に
はより適合されている。またこの場合には、実際に装置
を実現するには困難かつ高価なものとなり、追加される
モールド容器を実現するために成形工程を行う必要があ
る。この成形工程は、当業者が装置の長さ又は横寸法を
変更することを所望する場合には工程を変更する必要が
ある。一般道又は車道において車両の半分の軸又は全部
の軸に基づく測定を行う場合、種々の直径の圧電性ケー
ブルなどが用いられる。さらに、型は使用中悪化する。
【００１４】最後に、型から細条を形成するのは、プロ
フィルに充填される熱硬化性樹脂が脆いために困難であ
る。
【００１５】車両の通過に関するデータの検出装置は、
欧州特許明細書第0231669 号からも既知である。この装
置は道路に設けられた溝に挿入され、硬いＵ形状プロフ
ィルによって保護された圧電性ケーブルを具え、プロフ
ィルの充填材料に嵌め込まれる。２番目に引用したこの
明細書では、プロフィル細条はほぼ正方形の断面を有
し、金属（例えばアルミニウム）で形成されている。ケ
ーブルはこのプロフィルの底部から所定の距離にある。
ケーブルを嵌め込むための充填材料は、シリコン添加エ
ポキシ化合物である。Ｕプロフィルの側面に、長手方向
の屈曲を吸収するエラストマーフォームを設ける。この
アセンブリは、道路に設けられた溝に挿入され、シリコ
ン添加エポキシ化合物にも嵌め込まれる。
【００１６】２番目に引用したこの既知の装置は、最初
に引用した既知の装置より優れた利点を二つ有する。す
なわち、移動荷重の測定動作が改善される。その理由
は、この既知の装置は垂直方向の圧力に正確に応答する
からである。また、天候状態に対する耐性が改善され
る。その理由は、充填材料として作用するシリコン添加
エポキシ化合物が、この目的のために特に設けられてい
るからである。しかしながら重大な不都合もある。最初
に引用した既知の装置にも存在する第１の不都合は、シ
リコン添加エポキシ化合物が非常に脆弱なためにこの第
２の既知の装置が可撓性でないことである。第２の不都
合は、非常に複雑な構成であるために第１の装置の第２
変形例に比べ、実現するためにはさらに高価となること
である。さらに、プロフィルの底部から所定の距離で圧
電性ケーブルを配置するのは困難である。その理由は、
この充填動作中、薄くて長いケーブルを、良好に規定し
た距離に保つのは容易でないからである。
【００１７】本発明の目的は、車両の計数、速度の計測
又は移動荷重の測定のような測定を等しく簡単に行うこ
とができる車両の道路上の通過に関するデータを検出す
る装置を提供することである。
【００１８】本発明の別の目的は、広い温度範囲に亘っ
て種々のタイプの測定を行うことができるこのような装
置を提供することである。
【００１９】本発明の別の目的は、特に極端な天候状態
と重車両の繰り返しの通過の両方に対して適切な機械的
耐性とすることができるこのような装置を提供すること
である。
【００２０】本発明の別の目的は、可撓性であり、時間
に亘る（例えば、雨又は霜が原因の隆起、亀裂、溝の形
成等）歪みを受けるおそれがある道路の上面に取り付け
ることができるこのような装置を提供することである。
【００２１】本発明の別の目的は、非常に簡単かつ廉価
に実現でき、道路に取り付けるのがさらに容易となり、
したがって交通が妨げられるのは装置が取り付けられる
非常に短い時間の間だけであるこのような装置を提供す
ることである。
【００２２】
【課題を解決するための手段】これらの目的は、冒頭で
定義した検出装置において、前記データ検出装置は前記
同軸ケーブルの上方の前記第１プロフィル細条の空所に
配置された第２プロフィル細条を具え、この第２プロフ
ィル細条は、前記第２プロフィル細条が前記ケーブルの
上方の空所の残りの容積を完全に充満して前記空所を密
閉するような形状及び寸法を有するようにしたことを特
徴とするデータ検出装置で達成することができる。
【００２３】本発明によるデータ検出装置は以下の利点
を有する。 (1) 本発明による装置は、広い温度範囲に亘って良好な
動作を行う。 (2) 本発明による装置を、動荷重又は車両に関する他の
データの検出に関連するあらゆる種類の測定に用いるこ
とができる。 (3) 本発明による装置は、車両すなわち動荷重により及
ぼされる圧力を正確に伝達することができる。すなわち
本発明による装置は垂直方向の圧力に正確に応答する。 (4) 本発明による装置は、測定特性のばらつきが少なく
なる。 (5) 本発明による装置は、極端な天候状態及び機械的な
劣化の要因に対する耐性がよい。 (6) 本発明による装置は、あらゆる場所への取り付けに
対して十分可撓性である。 (7) 本発明による装置は、老化特性がよく、かつ、屈曲
に対して脆くない材料によって形成されている。 (8) 本発明による装置の製造工程が非常に簡単、迅速か
つ廉価となり、それにもかかわらず装置の動作は非常に
良好である。 (9) 本発明による装置は、道路に取り付けるのが容易で
ある。装置の取付に必要な時間は短く、用いられる取付
手段は廉価である。 (10) 本発明による装置の取付前の移送が容易である。
【００２４】
【実施例】図１Ａの正面方向の断面及び図１Ｂの長手方
向の断面に示すように、動荷重及び道路上の車両の通過
に関するデータを測定する検出装置１００は、道路面の
溝に順次配置するために以下の素子を具える。
【００２５】例えば数ミリメートルの小さな外径ｄ1 の
同軸圧電性ケーブル１０。この同軸圧電性ケーブル１０
は、数十ｃｍから数ｍの長さＤを有するものとする。
【００２６】図３Ｂの斜視図にも示すような、上部２２
にＵ形状の空所２１を設けた第１プロフィル細条２０。
この空所２１は圧電性ケーブル１０を収容するのに十分
な値の横寸法ｌ1 を有する。すなわちこの寸法ｌ1 は直
径ｄ1 よりわずかに大きい。さらに前記空所２１は第１
プロフィルの上面２２に関して深さｌ2 を有し、圧電性
ケーブル１０を空所２１の底部２３に配置した場合、道
路に設けられた溝に検出装置１００が一旦取り付けられ
ると、圧電性ケーブル１０は道路面から十分な間隔Δに
存在する。この第１プロフィル細条２０は同軸ケーブル
１０の長さより僅かに長い長さＬを有し、空所２１をこ
の十分な長さＬに亘って設ける。さらに、第１プロフィ
ル細条２０は、空所２１の寸法に比べて大きな外側横寸
法の高さ及び幅ｌ3 及びｌ 4 を有する。すなわち幅ｌ4
を幅ｌ1 の約５倍から１０倍とし、高さｌ3 を深さｌ2
の約２倍から３倍とする。
【００２７】図３Ａの正面図にも示すように、第１プロ
フィル細条２０の空所２１の横寸法ｌ1 よりも若干小さ
い横寸法ｌ′1 を有し、同軸ケーブル１０がこの空所２
１の底部２３に取り付けられる際に前記空所２１に挿入
されるようにする第２プロフィル細条３０。この第２プ
ロフィル細条３０は高さｌ′2 を有し、この第２細条３
０が空所２１の同軸ケーブル１０の上部に配置される
と、第１細条２０の空所２１の残りの自由な容積を充満
して密閉する。この第２プロフィル細条３０は第１プロ
フィル細条２０及び空所２１の長さＬと同一の長さＬ′
を有する。
【００２８】好適実施例では、同軸圧電性ケーブル１０
は３ｍｍ程度の外径ｄ1 を有する。外径ｄ1 を、圧電性
ケーブルの感度がその外径に比例して増大する場合に
は、所望の検出感度に従って異なるように選択すること
ができる。
【００２９】この圧電性ケーブル１０はさらに、半分の
軸（一つの車輪）の通過に関する測定に対しては２ｍと
することができ、また、全部の軸（いずれかの側に装着
された二つの車輪）の通過に関する測定に対しては３．
１０ｍとすることができる全長Ｄを有する。
【００３０】第１プロフィル細条２０は、双方とも約２
０ｍｍの外側寸法ｌ3 及びｌ4 を有する。この第１プロ
フィル細条２０では、空所２１の深さｌ2 を１０ｍｍ程
度とし、この場合その横寸法ｌ1 を直径ｄ1 より僅かに
大きい３．２ｍｍ程度とする。
【００３１】第２プロフィル細条３０は、空所２１の横
寸法ｌ1 すなわち約３ｍｍよりも若干小さい横寸法ｌ′
1 を有し、その高さｌ′2 を８．５ｍｍ程度とし、ケー
ブル１０がこの空所２１の底部２３に配置されると空所
２１を完全に充満して密閉するようにする。
【００３２】この好適実施例では、二つの細条２０及び
３０の全長Ｌ及びＬ′を３．２０ｍ±１ｃｍとし、他の
公差を一般に±０．１ｍｍとする。
【００３３】二つの細条２０及び３０を、選択された材
料で形成し、所望の温度作用及び劣化に対する耐性と組
み合わせた動荷重の測定、車両の通過の検出又は車両ス
ピードの測定用の装置の所望の動作を得るようにする。
【００３４】本発明によれば、材料を好ましくは、グラ
スファイバ製のワイヤで作られた本体、すなわち最初に
樹脂（ポリエステル又はエポキシフェノール）を充填
し、次いで充填した樹脂の重合を可能にするためにさら
に加熱している間押し出しヘッドを介して引き出される
本体に基づいて形成する。
【００３５】この場合これらのプロフィルは多数の利点
を有する。まず、これらのプロフィルは強い耐性を有す
る。これらプロフィルの形状を、工場においてすなわち
積層グラスファイバ品の製造において専ら用いられる製
造ユニットで所望のごとく実現することができる。これ
らの物品は中規模又は大規模の工場規模で製造されるの
で、これらの物品は廉価になる。また、これらの性能を
（一例:PULTRUSION Company, Z.I de NOGEL, 60870 Vil
lers-St-Paul,FRANCE)再現することができる。
【００３６】また、これらのプロフィルに垂直方向の圧
力を正確に伝達し、圧電性ケーブルが所望の検出及び測
定を実行できるようにする。
【００３７】さらに、これらのプロフィルは同時に十分
剛固かつ十分可撓性となり、あらゆる種類の不所望な状
況で、プロフィル及び装置の取付前の装置の移送を容易
にすることができる。
【００３８】本発明によれば、三つの素子１０，２０，
３０の組立は非常に容易である。 １）第１プロフィル細条２０を準備する。 ２）ケーブル１０を空所２１の底部に配置する。 ３）接着剤４０を、ケーブル１０全体に亘ってやや多め
に広げる。この接着剤４０を、例えばAW116 CIBA GEIGY
のようなエポキシ樹脂とすることができる。 ４）第２プロフィル細条３０を、空所２１中のケーブル
１０の頂部に配置し、接着剤４０がＵ形状空所２１の垂
直面沿いに第１及び第２プロフィル細条２０及び３０の
間で浸透するようにする。 ５）接着剤４０を重合させる。
【００３９】本発明によれば、エポキシ樹脂を少量だけ
用いることにより、素子が相対的に固定するようにす
る。エポキシ樹脂は圧力を伝達する材料を形成しない。
したがって、上記フランス国特許明細書第2482340 号の
装置では加工面が特に発生するのに対して、本発明では
加工面が存在しない。したがって本発明により製造され
た装置では、この従来の既知の装置にエポキシ樹脂を使
用する際の固有の不都合がない。
【００４０】本発明によるデータ検出装置では、（従来
は硬いＵ形状の構造によって形成された）圧電性ケーブ
ルを保護する第１手段と、（従来はエポキシ樹脂のみを
充填した）ケーブルをカプセルに包む第２手段とを結合
し、かつ、第１及び第２プロフィル細条によって形成さ
れた容器によって完全に実現することができる。同時に
樹脂は結果的に、素子を互いに接着するのを制限する第
２の役割を果たす。
【００４１】さらに、これらプロフィルは、樹脂が注入
されたグラスファイバで形成されているので、接着のた
めに添加された樹脂は完全にプロフィル材料に適合し、
その動作を正確に行う。接着剤は完全にプロフィル壁に
固着し、例えば関連の従来技術のようにアルミニウムプ
ロフィルを充填する樹脂のようにそれ自身離れるおそれ
がない。
【００４２】したがって本発明によるデータ検出装置
を、劣化のおそれなく屈曲させることができる。本発明
による装置は良好な老化特性を有し、その寿命が長くな
り、かつ、全ての気候状態の下で動作を維持することが
できる。
【００４３】本発明によるデータ検出装置のテスト結果
を以下示す。 感度：０．７８Ｖ／ｂａｒ 均質性：±６．８％ 比較例として、フランス国運輸省により課される規準を
示す。 動荷重の測定に対する均質性：±７％ 車両の計数の均質性：±２０％
【００４４】図２は同軸圧電性ケーブル１０の断面図を
示す。この同軸圧電性ケーブル１０は、通常銅製で約１
ｍｍの直径ｄ2 を有する金属コア１１と、通常銅製で約
３ｍｍの直径ｄ1 を有する金属シース１２と、金属コア
１１と金属シース１２との間の充填物としての緊密な圧
電性粉末１３（例えばフィリップス社によって製造され
た粉末“PXE5”）とを具える。本発明に使用するのに特
に好適な圧電性ケーブルを、フランス国のシュレヌに所
在するサーモコーク(THERMOCOAK)社から型番号“30P1C
”で得ることができるVIBRACOAK ケーブルとする。
【００４５】図１Ｂに示すように、同軸圧電性ケーブル
１０をコネクタ１５により同軸伝送ケーブル１６に接続
する。THERMOCOAK社からのケーブル“RG 58 Cu”を好ま
しくはVIBRACOAK 圧電性ケーブルと結合して使用する。
用いられる同軸ケーブルの直径に起因し、この同軸ケー
ブル１０と伝送及び延長ケーブル１６との間の接続は常
に不十分である。このような不都合を除去するために
は、第１及び第２プロフィル２０，３０によって形成さ
れた系にコネクタ１５及び延長ケーブルの端部を包み、
本発明の方法により接着剤４０を用いてこれらを接着す
るだけで十分である。
【００４６】圧力検出用圧電性ケーブルの動作は当業者
には既知である。圧電性材料に外圧が加えられる（この
場合圧電性材料にはケーブル１０の内側で半径方向の圧
力が加えられる）と、圧電性材料により、中央のコンダ
クタ１１すなわちケーブル１０の金属コアによって集め
られた電荷を出力する。金属シースは接地される。
【００４７】この効果を得るために、緊密な圧電性粉末
はケーブル製造中に半径方向の分極処理を受け、その結
果１V/bar 程度の感度を示す。
【００４８】図４に示すように、本発明による装置１０
０が一旦完成すると、トレンチ１２０すなわち溝を、測
定が必要とされる区域にある道路１１０の上面１１を横
切るように形成する。本発明による装置１００が２０ｍ
ｍ程度の外側寸法ｌ3 ，ｌ4を有する場合、トレンチ１
２０を、道路表面を切り裂くのに好適な機械的装置によ
り装置１００より僅かに大きい寸法で実現する。次に、
装置１００をこのトレンチ１２０内に取り付ける。トレ
ンチ１２０に装置１００を設置保持するのは容易であ
る。
【００４９】装置１００を道路の上面に対して正確な高
さに保つとともに、この装置１００を道路材料に応じた
材料で接着する。これを、コンクリート道路に良好に結
合する砂を充填したエポキシ樹脂又はアスファルトにさ
らに良好に結合するメチルメタクリル酸エステルとする
ことができる。
【００５０】装置１００をこのように設けることによ
り、装置１００は、道路上における車両の車輪の通過中
圧力を受け、その結果電気信号の発生により応答する。
【００５１】装置１１０を、本発明の一部を適切に形成
していないので図示せず、発生した電気信号を処理して
動荷重、交通検出、及び／又は車両の速度等の関連デー
タを提供する適切な測定機器に、伝送ケーブル１１６を
介して接続する。
【図面の簡単な説明】
【図１】Ａは本発明によるデータ検出装置の正面方向の
断面図であり、Ｂはそのデータ検出装置の長手方向の断
面図である。
【図２】圧電性同軸ケーブルの断面図である。
【図３】Ａは本発明によるデータ検出装置の第２プロフ
ィル細条の斜視図であり、Ｂは本発明によるデータ検出
装置の第１プロフィル細条の斜視図である。
【図４】図１Ａのデータ検出装置を道路に取り付けた場
合を示す図である。
【符号の説明】
１０ 同軸圧電性ケーブル １１ コア １２ シース １３ 圧電性粉末 １５ コネクタ １６ 同軸伝送ケーブル ２０ 第１プロフィル細条 ２１ 空所 ２２ 上部 ２３ 底部 ３０ 第２プロフィル細条 ４０ 接着剤 １００ 検出装置 １１０ 道路 １１１ 上面 １２０ トレンチ Ｄ，Ｌ，Ｌ′ 長さ ｌ1 ，ｌ1 ′，ｌ4 幅 ｌ2 深さ ｌ2 ′，ｌ3 高さ Δ 間隔

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 道路上の車両の通過に関するデータ検出
    装置であって、このデータ検出装置を、前記道路の上部
    に設けた溝に配置し、前記データ検出装置は、上側にＵ
    形状空所（２１）を有する第１プロフィル細条（２０）
    及びこの第１プロフィル細条（２０）の空所（２１）の
    底部（２３）に配置された同軸圧電性ケーブル（１０）
    を具えるデータ検出装置において、前記データ検出装置
    は前記同軸ケーブル（１０）の上方の前記第１プロフィ
    ル細条（２０）の空所（２１）に配置された第２プロフ
    ィル細条（３０）を具え、この第２プロフィル細条（３
    ０）は、前記第２プロフィル細条が前記ケーブル（１
    ０）の上方の空所（２１）の残りの容積を完全に充満し
    て前記空所（２１）を密閉するような形状及び寸法を有
    するようにしたことを特徴とするデータ検出装置。
  2. 【請求項２】 前記プロフィル細条（２０，３０）を形
    成する材料を、重合した樹脂が注入されたグラスファイ
    バとし、前記第２プロフィル細条（３０）を、接着剤
    （４０）により前記第１プロフィル細条（２０）に固定
    して、底部（２３）に前記ケーブル（１０）が設けられ
    た空所（２１）を密閉するようにしたことを特徴とする
    請求項１記載のデータ検出装置。
  3. 【請求項３】 前記接着剤を重合可能な樹脂としたこと
    を特徴とする請求項２記載のデータ検出装置。
  4. 【請求項４】 前記圧電性ケーブルを、金属コア、金属
    シース及びこのコアとシースとの間に密に配置された圧
    電性セラミック材料を具えるタイプのものとしたことを
    特徴とする請求項１から３のうちのいずれか１項に記載
    のデータ検出装置。
  5. 【請求項５】 前記圧電性ケーブル（１０）を同軸コネ
    クタ（１５）により同軸接続ケーブル（１６）に電気的
    に接続し、この同軸ケーブルは、その他端を、前記圧電
    性ケーブルから来るデータを記録及び処理する装置に接
    続するように設計し、前記コネクタ（１５）及びこれに
    隣接する接続ケーブル（１６）の端部を、前記二つのプ
    ロフィル細条（２０，３０）の間に収納し、前記第２プ
    ロフィル細条（３０）は、前記圧電性ケーブルの長さよ
    り長い空所の長さと同一の長さを有することを特徴とす
    る請求項４記載のデータ検出装置。
  6. 【請求項６】 前記接続された同軸ケーブルを設けると
    とにも前記接着剤（４０）を有する前記第２プロフィル
    細条（３０）を設けた前記第１プロフィル細条（２０）
    を、道路（１１０）の上部の溝（１２０）に配置してこ
    の道路上の車両の通過に関するデータを検出するように
    し、前記第１プロフィル（２０）のＵ脚の上部（２２）
    及び前記第２プロフィル細条（３０）の上部が、前記道
    路の上面（１１１）から突出するようにしたことを特徴
    とする請求項５記載のデータ検出装置。
  7. 【請求項７】 前記圧電性ケーブル及びプロフィル細条
    の長さを２０ｃｍから５ｍの間とし、前記圧電性ケーブ
    ルの直径を３ｍｍ程度とし、前記第１プロフィル細条の
    空所（２１）の横寸法（ｌ1 ）を、数十ｍｍの前記圧電
    性ケーブルの直径よりやや大きくし、前記第２プロフィ
    ル細条の横寸法（ｌ1 ′）を、前記圧電性ケーブルの直
    径（ｄ1 ）の寸法程度とし、前記空所（２１）の密閉を
    満足するようにしたことを特徴とする請求項１から６の
    うちのいずれか１項に記載のデータ検出装置。
  8. 【請求項８】 前記第１プロフィル細条の横の外側寸法
    （ｌ4 ）を前記空所（２１）の横寸法（ｌ1 ）の５〜１
    ０倍とし、前記第１プロフィル細条の高さを、前記空所
    の深さ（ｌ2 ）の約２〜３倍としたことを特徴とする請
    求項１から７のうちのいずれか１項に記載のデータ検出
    装置。
  9. 【請求項９】 前記空所の深さを１０ｍｍ程度としたこ
    とを特徴とする請求項８記載のデータ検出装置。
JP7073648A 1994-03-30 1995-03-30 データ検出装置 Pending JPH07272188A (ja)

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