JPH07272109A - 酒の試飲装置 - Google Patents
酒の試飲装置Info
- Publication number
- JPH07272109A JPH07272109A JP5768294A JP5768294A JPH07272109A JP H07272109 A JPH07272109 A JP H07272109A JP 5768294 A JP5768294 A JP 5768294A JP 5768294 A JP5768294 A JP 5768294A JP H07272109 A JPH07272109 A JP H07272109A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquor
- wine
- valve device
- box
- tube body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は実用性秀れた酒の試飲装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 コインを投入することで一定量の酒を導出せ
しめるものである。
ることを目的とする。 【構成】 コインを投入することで一定量の酒を導出せ
しめるものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は種々の酒を試飲すること
ができる酒の試飲装置に関するものである。
ができる酒の試飲装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】日本酒
試飲装置としてこれまで実開平6−3161号(以下、
従来例)が提案されている。
試飲装置としてこれまで実開平6−3161号(以下、
従来例)が提案されている。
【0003】本発明は、この従来例の実用機とでもいう
べき発明で、その特徴は、 コインの投入により所定量の酒が簡易に導出されるよ
うにした。
べき発明で、その特徴は、 コインの投入により所定量の酒が簡易に導出されるよ
うにした。
【0004】従来例でいう定量排出弁機構を非常に簡
易なものとし、且つ酒の導出の際における酒の勢いをビ
ン内の酒の残量により変化させず常時一定の勢いで導出
されるようにした。即ち、酒がコップに満たされるまで
の時間をビン内の酒の残量にかかわらず常時一定時間と
なるようにした。
易なものとし、且つ酒の導出の際における酒の勢いをビ
ン内の酒の残量により変化させず常時一定の勢いで導出
されるようにした。即ち、酒がコップに満たされるまで
の時間をビン内の酒の残量にかかわらず常時一定時間と
なるようにした。
【0005】という点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
明の要旨を説明する。
【0007】ボックス1の内部に複数本のビン詰め酒2
を前側傾斜状態にして多段多列に配設し、ビン詰め酒2
の口部に連設した管体3の先端部をボックス1の正面の
開口部4からボックス1の外に突出せしめた酒の試飲装
置において、前記管体3の途中に貯め部5を設け、この
貯め部5とビン詰め酒2との間にして管体3に外気を導
入遮断せしめる弁装置Aを設け、また、管体3の先端部
に酒の流通を許容遮断する弁装置Bを設け、この貯め部
5内に常時一定量の酒が満たされるように構成し、ボッ
クス1にコインを投入する投入部7を設け、この投入部
7にコインを投入することで弁装置A,Bを作動せしめ
る作動部を設けたことを特徴とする酒の試飲装置に係る
ものである。
を前側傾斜状態にして多段多列に配設し、ビン詰め酒2
の口部に連設した管体3の先端部をボックス1の正面の
開口部4からボックス1の外に突出せしめた酒の試飲装
置において、前記管体3の途中に貯め部5を設け、この
貯め部5とビン詰め酒2との間にして管体3に外気を導
入遮断せしめる弁装置Aを設け、また、管体3の先端部
に酒の流通を許容遮断する弁装置Bを設け、この貯め部
5内に常時一定量の酒が満たされるように構成し、ボッ
クス1にコインを投入する投入部7を設け、この投入部
7にコインを投入することで弁装置A,Bを作動せしめ
る作動部を設けたことを特徴とする酒の試飲装置に係る
ものである。
【0008】
【作用】複数本のビン詰め酒2をボックス1内に前側傾
斜状態にして多段多列に配設し、弁装置A,Bを閉弁状
態にしてスタンバイ状態とする(酒は管体3,貯め部5
内を満たし弁装置Bまで来ている。)。
斜状態にして多段多列に配設し、弁装置A,Bを閉弁状
態にしてスタンバイ状態とする(酒は管体3,貯め部5
内を満たし弁装置Bまで来ている。)。
【0009】投入部7にコインを投入すると作動部によ
り弁装置Bが所定時間開弁状態となるとともに弁装置A
も所定時間開弁状態となり、弁装置Aにより外気が導入
され貯め部5内の酒が一定量導出される。
り弁装置Bが所定時間開弁状態となるとともに弁装置A
も所定時間開弁状態となり、弁装置Aにより外気が導入
され貯め部5内の酒が一定量導出される。
【0010】貯め部5内には常時一定量の酒が貯められ
ている為、安定的に一定量の酒を一定時間で導出し得
る。
ている為、安定的に一定量の酒を一定時間で導出し得
る。
【0011】
【実施例】図面は本発明の一実施例を図示したもので以
下に説明する。
下に説明する。
【0012】ボックス1を設ける。このボックス1内に
は複数本のビン詰め酒2が前側傾斜状態にして多段多列
に配設される。
は複数本のビン詰め酒2が前側傾斜状態にして多段多列
に配設される。
【0013】各ビン詰め酒2の口部には可撓性を有する
樹脂製の管体3が連設され、この管体3の先端部はボッ
クス1の正面に設けた開口部4からボックス1の外に突
出されている。
樹脂製の管体3が連設され、この管体3の先端部はボッ
クス1の正面に設けた開口部4からボックス1の外に突
出されている。
【0014】この管体3の途中には筒状のガラス製の貯
め部5が設けられ、この貯め部5とビン詰め酒2との間
にして管体3には外気を導入遮断せしめるソレイドを具
備した電磁弁装置Aが設けられている。また、管体3の
先端には酒の流通を許容遮断せしめるソレノイドを具備
した電磁弁装置Bが設けられている。
め部5が設けられ、この貯め部5とビン詰め酒2との間
にして管体3には外気を導入遮断せしめるソレイドを具
備した電磁弁装置Aが設けられている。また、管体3の
先端には酒の流通を許容遮断せしめるソレノイドを具備
した電磁弁装置Bが設けられている。
【0015】図中aは外気導入遮断部、bは酒の導出量
を調整する為のネジ式の酒量調整部である。
を調整する為のネジ式の酒量調整部である。
【0016】電磁弁装置Bの下方位置にしてボックス1
の正面にはコップ8を受ける受け台9が付設されてい
る。
の正面にはコップ8を受ける受け台9が付設されてい
る。
【0017】また、各々の電磁弁装置Bの近傍位置には
コインを投入する投入部7及び電磁弁装置A,Bを作動
させるボタン11が設けられている。
コインを投入する投入部7及び電磁弁装置A,Bを作動
させるボタン11が設けられている。
【0018】また、貯め部5には貯め部5内の酒の水位
が所定の水位であることを確知する公知のセンサーが設
けられている。
が所定の水位であることを確知する公知のセンサーが設
けられている。
【0019】符号6はカバー体、10はビン詰め酒2を載
置する載置台である。
置する載置台である。
【0020】本実施例は上記構成であるから次の作用効
果を呈する。
果を呈する。
【0021】種々のビン詰め酒2をボックス1内の各所
定位置に前側傾斜状態にして多段多列に配設し、ビン詰
め酒2の口部に貯め部5及び電磁弁装置A付の管体3を
連設して該管体3の先端部を開口部4からボックス1外
へ突出せしめ、この管体3の先端部に電磁弁装置Bを連
設し、電磁弁装置A,Bを閉弁してスタンバイ状態とす
る(酒は管体3,貯め部5内を満たし電磁弁装置Bまで
来ている。)。全てのビン詰め酒2につき同様にスタン
バイ状態とする。
定位置に前側傾斜状態にして多段多列に配設し、ビン詰
め酒2の口部に貯め部5及び電磁弁装置A付の管体3を
連設して該管体3の先端部を開口部4からボックス1外
へ突出せしめ、この管体3の先端部に電磁弁装置Bを連
設し、電磁弁装置A,Bを閉弁してスタンバイ状態とす
る(酒は管体3,貯め部5内を満たし電磁弁装置Bまで
来ている。)。全てのビン詰め酒2につき同様にスタン
バイ状態とする。
【0022】任意の投入部7にコインを投入し、ボタン
11を押すと、電磁弁装置A,Bが所定時間(約1秒)開弁
し、貯め部5内の酒が一定量導出されるとともに導出さ
れた量と同じ量の酒がビン詰め酒2から補充される。
11を押すと、電磁弁装置A,Bが所定時間(約1秒)開弁
し、貯め部5内の酒が一定量導出されるとともに導出さ
れた量と同じ量の酒がビン詰め酒2から補充される。
【0023】貯め部5内の酒の水位が所定の水位を切っ
たとき、即ちビン詰め酒2内が空になり導出された量の
酒が貯め部5内に補充されず、酒の水位が所定の水位を
切ったとき、センサーがこの水位を確知し、適宜な表示
が行われるとともに投入部7へのコインの投入は拒否さ
れる。従って、空のビン詰め酒2を酒が満杯のビン詰め
酒2に交換するか若しくは空のビン詰め酒2に酒を補充
する。
たとき、即ちビン詰め酒2内が空になり導出された量の
酒が貯め部5内に補充されず、酒の水位が所定の水位を
切ったとき、センサーがこの水位を確知し、適宜な表示
が行われるとともに投入部7へのコインの投入は拒否さ
れる。従って、空のビン詰め酒2を酒が満杯のビン詰め
酒2に交換するか若しくは空のビン詰め酒2に酒を補充
する。
【0024】以上、本実施例に係る酒の試飲装置によれ
ば、コインを投入部7に投入し、ボタン11を押すことで
一連の作動が行われ、簡易に酒の試飲ができ、また、管
体3の途中に貯め部5が設けられ、この貯め部5に常時
一定量貯められた酒を導出する構成の為、従来例のよう
に酒がビン詰め酒2に多量に入っている場合と少量の場
合とでコップ8に注がれる酒の勢いが異なり、コップに
酒を貯めるまでの時間がビン詰め酒2の酒の残量により
異なるようなこともなく、安定的に一定量の酒をコップ
8に導出できることになる。
ば、コインを投入部7に投入し、ボタン11を押すことで
一連の作動が行われ、簡易に酒の試飲ができ、また、管
体3の途中に貯め部5が設けられ、この貯め部5に常時
一定量貯められた酒を導出する構成の為、従来例のよう
に酒がビン詰め酒2に多量に入っている場合と少量の場
合とでコップ8に注がれる酒の勢いが異なり、コップに
酒を貯めるまでの時間がビン詰め酒2の酒の残量により
異なるようなこともなく、安定的に一定量の酒をコップ
8に導出できることになる。
【0025】また、本実施例は、電磁弁装置A,Bを採
用している為開弁時間を簡単且つ任意に設定でき、この
点でも実用性が高まる。
用している為開弁時間を簡単且つ任意に設定でき、この
点でも実用性が高まる。
【0026】また、本実施例の各部材は酒の味、におい
を不良にすることのない素材(シリコン樹脂,テフロン
樹脂,ガラス等)が選定されている。
を不良にすることのない素材(シリコン樹脂,テフロン
樹脂,ガラス等)が選定されている。
【0027】また、ボックス1内は酒の保存にとって適
当な温度、湿度が保持されるように設計されており、ま
た、ボックス1の正面には内部に配設された酒の銘柄を
表示するラベル等が付設されていることはもちろんであ
る。
当な温度、湿度が保持されるように設計されており、ま
た、ボックス1の正面には内部に配設された酒の銘柄を
表示するラベル等が付設されていることはもちろんであ
る。
【0028】尚、導出される酒の勢いが有り過ぎるとコ
ップ8に注ぐ際、酒が飛沫として飛んでしまったりす
る。この点を考慮して貯め部5の容積は設計されてい
る。
ップ8に注ぐ際、酒が飛沫として飛んでしまったりす
る。この点を考慮して貯め部5の容積は設計されてい
る。
【0029】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したからコイ
ンを投入するという簡単な操作により多数の人が自分の
希望する銘柄の酒を同時に一定量だけ安定的に導出し得
る秀れた酒の試飲装置となる。
ンを投入するという簡単な操作により多数の人が自分の
希望する銘柄の酒を同時に一定量だけ安定的に導出し得
る秀れた酒の試飲装置となる。
【図1】本実施例の斜視図である。
【図2】本実施例の断面図である。
【図3】本実施例の要部の断面図である。
A,B 弁装置 1 ボックス 2 ビン詰め酒 3 管体 4 開口部 5 貯め部 7 投入部
Claims (1)
- 【請求項1】 ボックスの内部に複数本のビン詰め酒を
前側傾斜状態にして多段多列に配設し、ビン詰め酒の口
部に連設した管体の先端部をボックスの正面の開口部か
らボックスの外に突出せしめた酒の試飲装置において、
前記管体の途中に貯め部を設け、この貯め部とビン詰め
酒との間にして管体に外気を導入遮断せしめる弁装置を
設け、また、管体の先端部に酒の流通を許容遮断する弁
装置を設け、この貯め部内に常時一定量の酒が満たされ
るように構成し、ボックスにコインを投入する投入部を
設け、この投入部にコインを投入することで弁装置を作
動せしめる作動部を設けたことを特徴とする酒の試飲装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6057682A JP3013252B2 (ja) | 1994-03-28 | 1994-03-28 | 酒の試飲装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6057682A JP3013252B2 (ja) | 1994-03-28 | 1994-03-28 | 酒の試飲装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07272109A true JPH07272109A (ja) | 1995-10-20 |
JP3013252B2 JP3013252B2 (ja) | 2000-02-28 |
Family
ID=13062709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6057682A Expired - Fee Related JP3013252B2 (ja) | 1994-03-28 | 1994-03-28 | 酒の試飲装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3013252B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015156984A (ja) * | 2014-02-25 | 2015-09-03 | 株式会社 レルヒ | 日本酒試飲装置 |
JP2016130945A (ja) * | 2015-01-14 | 2016-07-21 | 基 中三川 | 飲料課金装置 |
JP2016164761A (ja) * | 2015-03-06 | 2016-09-08 | 有限会社村上商店 | 酒類の試飲装置 |
CN111986386A (zh) * | 2020-07-24 | 2020-11-24 | 成都喜鹊鸣网络科技有限公司 | 一种售酒系统及其售酒方法 |
CN112258736A (zh) * | 2020-09-20 | 2021-01-22 | 深圳市弘营科技有限公司 | 一种新型酒柜 |
-
1994
- 1994-03-28 JP JP6057682A patent/JP3013252B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015156984A (ja) * | 2014-02-25 | 2015-09-03 | 株式会社 レルヒ | 日本酒試飲装置 |
JP2016130945A (ja) * | 2015-01-14 | 2016-07-21 | 基 中三川 | 飲料課金装置 |
JP2016164761A (ja) * | 2015-03-06 | 2016-09-08 | 有限会社村上商店 | 酒類の試飲装置 |
CN111986386A (zh) * | 2020-07-24 | 2020-11-24 | 成都喜鹊鸣网络科技有限公司 | 一种售酒系统及其售酒方法 |
CN112258736A (zh) * | 2020-09-20 | 2021-01-22 | 深圳市弘营科技有限公司 | 一种新型酒柜 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3013252B2 (ja) | 2000-02-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |