JPH07271931A - 情報処理装置 - Google Patents
情報処理装置Info
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- JPH07271931A JPH07271931A JP7004631A JP463195A JPH07271931A JP H07271931 A JPH07271931 A JP H07271931A JP 7004631 A JP7004631 A JP 7004631A JP 463195 A JP463195 A JP 463195A JP H07271931 A JPH07271931 A JP H07271931A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ROM、不揮発性RAMを搭載したICカード
を外部記憶装置だけでなく、主記憶装置としても使用可
能とする情報処理装置を提供すること。 【構成】演算処理装置と主記憶装置とを本体に内蔵した
情報処理装置において、外部コネクタ端子を有するカー
ド型外部装置を外部から着脱可能に前記本体に押入され
る構成とし、該カード型外部装置を主記憶装置及び外部
記憶装置のいずれとして使用可能とする。 【効果】情報処理装置本体へ押入されるカード型外部装
置の種類が変わった場合でも、ソフトウェアを変更する
ことにより対処可能であることから、カード型外部装置
をメモリ及びi/oのいずれとしても使用可能になる。
を外部記憶装置だけでなく、主記憶装置としても使用可
能とする情報処理装置を提供すること。 【構成】演算処理装置と主記憶装置とを本体に内蔵した
情報処理装置において、外部コネクタ端子を有するカー
ド型外部装置を外部から着脱可能に前記本体に押入され
る構成とし、該カード型外部装置を主記憶装置及び外部
記憶装置のいずれとして使用可能とする。 【効果】情報処理装置本体へ押入されるカード型外部装
置の種類が変わった場合でも、ソフトウェアを変更する
ことにより対処可能であることから、カード型外部装置
をメモリ及びi/oのいずれとしても使用可能になる。
Description
【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タ、ワードプロセッサなどの情報処理装置に係り、特に
応用ソフトウエアを格納する外部記憶装置からのプログ
ラムローディング時間を短縮し、システムの応答性を向
上させた情報処理装置に関する。 【従来の技術】応用ソフトウエアを格納する外部記憶装
置からのプログラムローディングに関する従来の装置
は、例えば(株)日立製作所製のパーソナルコンピュー
タB16/EXのマニュアル「B16/EX、ハードウ
エア技術資料」(昭和59年9月。OA13−SE−0
06−01(’84−9))に示されているように、外
部記憶装置としてフレキシブルディスク(フロッピーデ
ィスク)やハードディスクを記憶媒体とする装置を用い
ている。ハードディスクは大容量である点で有用であ
り、またフロッピーディスクは装置本体への着脱が可能
であることによる使い勝手の良い記憶媒体として有用な
ものであるが、これらの外部記憶装置は以下に説明する
ような問題を有している。図5は従来技術による情報処
理装置の構成を示すブロック図であって、11はRO
M、12はRAMであり、ROM11とRAM12で主
記憶装置を構成する。また、10はマイクロプロセッサ
(MPU)、13はダイレクトメモリアクセスコントロ
ーラ(直接メマリアクセス制御装置−DMAC)、15
は表示制御回路(CRTC)、16は陰極線管表示装置
(CRT)、17はフロッピーディスク/ハードディス
クコントローラ(FDC/HDC)、18はフロッピー
ディスク装置/ハードディスク装置(FDD/HD
D)、100はMPUアドレス/データバスである。同図
において、MPU10,ROM11,RAM12,DM
AC13,CRTC15,FDC/HDC17はMPU
アドレス/データバス100を介して相互接続される。な
お、図示構成要素以外に、I/O等の適宜の要素が接続
可能である。FDD/HDD18のフロッピーディスク
やハードディスクに格納されている応用ソフトウエアを
主記憶装置のメモリ(RAM)に転送するためのいわゆ
るプログラムローディングにおいては、DMAC13に
より直接メモリアクセス(DMA)を行い、ハードディ
スクやフロッピーディスクより読出したデータをRAM
12へ書込む必要がある。この際、ハードディスクやフ
ロッピーディスクの各装置(HDD,FDD)18は共
に機械的可動部分を有するため、アクセスタイムが遅い
という問題がある。 【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、外部記憶装置からのプログラムローディング時間を
短縮する点については配慮がされておらず、システムの
パワーオン時、応用ソフトウエアの切換時に、システム
の応答性が悪いという問題があった。本発明は、外部記
憶装置からの応用ソフトウエアのプログラムローディン
グ時間を短縮することと、あわせてそのための応用ソフ
トウエアの改造をすることなく外部記憶装置から高速に
データ読出しを可能とした情報処理装置を提供すること
を目的とする。さらに、ROM、あるいは不揮発性RA
Mを搭載したICカード(半導体集積記憶回路カード)
を外部記憶装置だけでなく、主記憶装置としても使用可
能とする情報処理装置を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、演算処理装置と主記憶装置とを本体に内
蔵した情報処理装置において、外部コネクタ端子を有す
るカード型外部装置を外部から着脱可能に前記本体に押
入される構成とし、該カード型外部装置を主記憶装置及
び外部記憶装置のいずれとしても使用可能とする構成と
している。これは、上記演算処理部が該カード型外部装
置を制御する手段としてソフトウェア制御手段を設け、
該ソフトウェア制御手段を実現するプログラムを主記憶
装置及び外部記憶装置用に変更することで、容易に実現
可能である。例えば、上記カード型外部装置として外部
記憶装置を考え、ROM、あるいは不揮発性RAMを搭
載したICカード(半導体集積記憶回路カード)を用い
た場合、上記ソフトウェア制御手段を実現するプログラ
ムを上記外部記憶装置用に変更すれば良い。また、上記
目的を達成するため、本発明は、演算処理装置と主記憶
装置とを本体に内蔵した情報処理装置において、外部コ
ネクタ端子を有するカード型外部装置を外部から着脱可
能に前記本体に押入される構成とし、該カード型外部装
置をi/oとしてアクセスするためのソフトウェアイン
タフェースと、メモリとしてアクセスするためのソフト
ウェアインタフェースとを有することを特徴とするもの
である。 【作用】外部記憶装置としてROMあるいは不揮発性R
AMを搭載したICカードを用いることによって、IC
カード内に格納された応用ソフトウエアは、本体の内部
のROMに格納された制御プログラムによって、該本体
内部のRAMに転送される。図3は本発明を適用する情
報処理システムのアーキテクチャを示す図であって、同
図のようにパーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ
などの情報処理装置は、応用ソフトウエア(AP)1、
オペレーティングシステム(OS)2、ベーシックイン
プットアウトプットシステム(BIOS)3、ハードウ
エア4が階層的に構成され、ハードウエアの制御はBI
OSが行うので、応用ソフトウエアAPはOSとインタ
フェースすればよい。したがって従来のフロッピーディ
スクなどを制御していたBIOS部分をICカード制御
に置換えれば、応用ソフトウエアに何らの改造をせず
に、プログラムローディング時間を短縮できる。また、
上記カード型外部装置をBIOSのようなソフトウェア
で制御することにより、上記情報処理装置本体へ押入さ
れる上記カード型外部装置の種類が変わった場合でも、
上記ソフトウェアを変更することにより、上記カード型
外部装置を主記憶装置及び外部記憶装置のいずれとして
も使用可能になる。 【実施例】以下、本発明の実施例を図1と図3により説
明する。図1は本発明による情報処理装置の構成を示す
ブロック図であって、10はMPU、11はROM、1
2はRAM、13はDMAC、14はICカード、15
はCRTC、16はCRT、100はMPUアドレス/デ
ータバスで、図5と同一部分を示す。また、図2は本発
明による外部記憶装置の利用形態を説明する概念図であ
って、14はICカード、16はCRT、19は情報処
理装置本体、20はキーボードである。図1,図2に示
すように、本発明は、前記図5で説明した従来例では外
部記憶装置としてFDD/HDD18を用い、それぞれ
の制御のためにFDC(フロッピーディスクコントロー
ラ)、HDC(ハードディスクコントローラ)17が必
要であったのに対し、これらを除去して、ICカード1
4に置換えたものである。図1に示した情報処理装置
は、パソコン、ワープロなどの情報処理装置に本発明を
実施したもので、システムとしてはROM11、RAM
12などに記憶される応用ソフトウエアを、MPU(マ
イクロプロセッサユニット)10により読出して、所定
の処理を行い、表示制御回路15を介して、CRT16
に、その処理結果を表示するように動作する。このとき
DMAC13としてメモリと外部記憶装置間、メモリ間
の双方のDMC転送が可能なものを用いる。DMAC1
3の前者の機能は図示しない高速プリンタなどとメモリ
とのDMA転送に用いるものである。ここで本発明の要
点であるICカード14を用いた外部記憶装置の用い方
及びICカード14と本体との接続について説明する。
ICカード14は図2のように、パソコンなどの情報処
理装置本体19に押入されて、パワーオン、あるいは、
キーボード20の操作により、その内容を読出され本体
19内のRAM12にその読出しデータが転送される。
なお、ICカード14には片端にコネクタ端子があり装
置19のコネクタと結合される。つぎにICカード14
を用いた場合の外部記憶装置の制御方法について従来技
術との比較により説明する。図6はフロッピーディスク
装置を外部記憶装置として用いた場合の動作を説明する
流れ図であって、これを前記図5と共に説明すると、パ
ワーオン後、システムからの要求により、FDD18か
らの応用プログラムあるいはデータファイルの転送が要
求されると、OS2が、そのディレクトリ(Director
y)を調べて該当ファイルがあるかチェックし、無い場
合にはエラー処理を行う。該当ファイルが存在すれば、
OS2はBIOS3とコール(Call)する。BIOS
3は該当ファイルの存在するFDD18のトラック(T
rack)、セクタ(Sector)のアドレスをFDC17に
セットするとともに、転送先のRAM12のメモリスタ
ートアドレス(Memory StartADDRESS)と、
転送語数をDMAC13にセットし、DMA転送の起動
をかける。図3のハードウエア4では、DMAC13と
FDC17が連携して動作し、FDD18の該当トラッ
ク、該当セクタより、RAM12の該当先頭アドレスか
ら所定の転送語数分をRAM12へ送る。一方、図1の
ICカード14からの転送を実現するためには、図6に
示したBIOSの処理シーケンス中のトラックアドレス
(TrackADDRESS)、セクタアドレス(Sector
ADDRESS)などを、図4のように該当するICカ
ード14上のメモリアドレスに翻訳するルーチンを追加
する必要がある。図4は、図5のFDD/HDDにおけ
る、Track(トラック)、Sector(セクタ)の構成(a)
と図1のICカード上のメモリアドレス空間(b)との対
応を示す図である。この図4では、Nトラック、mセク
タの記憶媒体を仮定し、さらに1セクタを256バイト
(Byte)としている。したがって、1トラック1セク
タから2セクタ分のデータを転送する場合には、このパ
ラメータをICカード14上のメモリアドレス空間の0
0000番地から512バイト分つまり01FF番地まで
転送するように翻訳する。本発明によれば、BIOS3
を変更するだけで応用ソフトウエア1に何らの変更も加
えないで、ICカード14をFDD、HDD18と置換
えて、システム立上げ、あるいは応用ソフトウエアの切
換時のプログラムローディングの応答速度を、大幅に改
善できる。改善の程度は、FDDあるいはHDD上のヘ
ッドのシーク量、データの記憶方法に依存するので、一
義的には認述できないが、最低でも3〜4桁の改善がで
きる。なお、ICカード14からの転送を行う場合には
DMAC13の機能のうちメモリ間転送機能を用いる。 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
パソコン、ワープロなどの情報処理装置に対してこれま
で開発してきた膨大な数の応用ソフトウエアに何らの変
更も加えずに、システム立上げ時、応用ソフトウエアの
切換時のプログラム及びデータのローディングに要する
時間を短縮し高速化できるので、ユーザの使い勝手を向
上できる。また、上記カード型外部装置をBIOSのよ
うなソフトウェアで制御することにより、上記情報処理
装置本体へ押入される上記カード型外部装置の種類が変
わった場合でも、上記ソフトウェアを変更することによ
り対処可能であることから、上記カード型外部装置をメ
モリ及びi/oのいずれとしても使用可能とする、つま
り、上記カード型外部装置を主記憶装置及び外部記憶装
置のいずれとしても使用可能とすることが容易にでき
る。以上のように、本発明によれば、上記従来技術の問
題を取り除いて、しかも優れた機能の情報処理装置を提
供することができる。
タ、ワードプロセッサなどの情報処理装置に係り、特に
応用ソフトウエアを格納する外部記憶装置からのプログ
ラムローディング時間を短縮し、システムの応答性を向
上させた情報処理装置に関する。 【従来の技術】応用ソフトウエアを格納する外部記憶装
置からのプログラムローディングに関する従来の装置
は、例えば(株)日立製作所製のパーソナルコンピュー
タB16/EXのマニュアル「B16/EX、ハードウ
エア技術資料」(昭和59年9月。OA13−SE−0
06−01(’84−9))に示されているように、外
部記憶装置としてフレキシブルディスク(フロッピーデ
ィスク)やハードディスクを記憶媒体とする装置を用い
ている。ハードディスクは大容量である点で有用であ
り、またフロッピーディスクは装置本体への着脱が可能
であることによる使い勝手の良い記憶媒体として有用な
ものであるが、これらの外部記憶装置は以下に説明する
ような問題を有している。図5は従来技術による情報処
理装置の構成を示すブロック図であって、11はRO
M、12はRAMであり、ROM11とRAM12で主
記憶装置を構成する。また、10はマイクロプロセッサ
(MPU)、13はダイレクトメモリアクセスコントロ
ーラ(直接メマリアクセス制御装置−DMAC)、15
は表示制御回路(CRTC)、16は陰極線管表示装置
(CRT)、17はフロッピーディスク/ハードディス
クコントローラ(FDC/HDC)、18はフロッピー
ディスク装置/ハードディスク装置(FDD/HD
D)、100はMPUアドレス/データバスである。同図
において、MPU10,ROM11,RAM12,DM
AC13,CRTC15,FDC/HDC17はMPU
アドレス/データバス100を介して相互接続される。な
お、図示構成要素以外に、I/O等の適宜の要素が接続
可能である。FDD/HDD18のフロッピーディスク
やハードディスクに格納されている応用ソフトウエアを
主記憶装置のメモリ(RAM)に転送するためのいわゆ
るプログラムローディングにおいては、DMAC13に
より直接メモリアクセス(DMA)を行い、ハードディ
スクやフロッピーディスクより読出したデータをRAM
12へ書込む必要がある。この際、ハードディスクやフ
ロッピーディスクの各装置(HDD,FDD)18は共
に機械的可動部分を有するため、アクセスタイムが遅い
という問題がある。 【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、外部記憶装置からのプログラムローディング時間を
短縮する点については配慮がされておらず、システムの
パワーオン時、応用ソフトウエアの切換時に、システム
の応答性が悪いという問題があった。本発明は、外部記
憶装置からの応用ソフトウエアのプログラムローディン
グ時間を短縮することと、あわせてそのための応用ソフ
トウエアの改造をすることなく外部記憶装置から高速に
データ読出しを可能とした情報処理装置を提供すること
を目的とする。さらに、ROM、あるいは不揮発性RA
Mを搭載したICカード(半導体集積記憶回路カード)
を外部記憶装置だけでなく、主記憶装置としても使用可
能とする情報処理装置を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、演算処理装置と主記憶装置とを本体に内
蔵した情報処理装置において、外部コネクタ端子を有す
るカード型外部装置を外部から着脱可能に前記本体に押
入される構成とし、該カード型外部装置を主記憶装置及
び外部記憶装置のいずれとしても使用可能とする構成と
している。これは、上記演算処理部が該カード型外部装
置を制御する手段としてソフトウェア制御手段を設け、
該ソフトウェア制御手段を実現するプログラムを主記憶
装置及び外部記憶装置用に変更することで、容易に実現
可能である。例えば、上記カード型外部装置として外部
記憶装置を考え、ROM、あるいは不揮発性RAMを搭
載したICカード(半導体集積記憶回路カード)を用い
た場合、上記ソフトウェア制御手段を実現するプログラ
ムを上記外部記憶装置用に変更すれば良い。また、上記
目的を達成するため、本発明は、演算処理装置と主記憶
装置とを本体に内蔵した情報処理装置において、外部コ
ネクタ端子を有するカード型外部装置を外部から着脱可
能に前記本体に押入される構成とし、該カード型外部装
置をi/oとしてアクセスするためのソフトウェアイン
タフェースと、メモリとしてアクセスするためのソフト
ウェアインタフェースとを有することを特徴とするもの
である。 【作用】外部記憶装置としてROMあるいは不揮発性R
AMを搭載したICカードを用いることによって、IC
カード内に格納された応用ソフトウエアは、本体の内部
のROMに格納された制御プログラムによって、該本体
内部のRAMに転送される。図3は本発明を適用する情
報処理システムのアーキテクチャを示す図であって、同
図のようにパーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ
などの情報処理装置は、応用ソフトウエア(AP)1、
オペレーティングシステム(OS)2、ベーシックイン
プットアウトプットシステム(BIOS)3、ハードウ
エア4が階層的に構成され、ハードウエアの制御はBI
OSが行うので、応用ソフトウエアAPはOSとインタ
フェースすればよい。したがって従来のフロッピーディ
スクなどを制御していたBIOS部分をICカード制御
に置換えれば、応用ソフトウエアに何らの改造をせず
に、プログラムローディング時間を短縮できる。また、
上記カード型外部装置をBIOSのようなソフトウェア
で制御することにより、上記情報処理装置本体へ押入さ
れる上記カード型外部装置の種類が変わった場合でも、
上記ソフトウェアを変更することにより、上記カード型
外部装置を主記憶装置及び外部記憶装置のいずれとして
も使用可能になる。 【実施例】以下、本発明の実施例を図1と図3により説
明する。図1は本発明による情報処理装置の構成を示す
ブロック図であって、10はMPU、11はROM、1
2はRAM、13はDMAC、14はICカード、15
はCRTC、16はCRT、100はMPUアドレス/デ
ータバスで、図5と同一部分を示す。また、図2は本発
明による外部記憶装置の利用形態を説明する概念図であ
って、14はICカード、16はCRT、19は情報処
理装置本体、20はキーボードである。図1,図2に示
すように、本発明は、前記図5で説明した従来例では外
部記憶装置としてFDD/HDD18を用い、それぞれ
の制御のためにFDC(フロッピーディスクコントロー
ラ)、HDC(ハードディスクコントローラ)17が必
要であったのに対し、これらを除去して、ICカード1
4に置換えたものである。図1に示した情報処理装置
は、パソコン、ワープロなどの情報処理装置に本発明を
実施したもので、システムとしてはROM11、RAM
12などに記憶される応用ソフトウエアを、MPU(マ
イクロプロセッサユニット)10により読出して、所定
の処理を行い、表示制御回路15を介して、CRT16
に、その処理結果を表示するように動作する。このとき
DMAC13としてメモリと外部記憶装置間、メモリ間
の双方のDMC転送が可能なものを用いる。DMAC1
3の前者の機能は図示しない高速プリンタなどとメモリ
とのDMA転送に用いるものである。ここで本発明の要
点であるICカード14を用いた外部記憶装置の用い方
及びICカード14と本体との接続について説明する。
ICカード14は図2のように、パソコンなどの情報処
理装置本体19に押入されて、パワーオン、あるいは、
キーボード20の操作により、その内容を読出され本体
19内のRAM12にその読出しデータが転送される。
なお、ICカード14には片端にコネクタ端子があり装
置19のコネクタと結合される。つぎにICカード14
を用いた場合の外部記憶装置の制御方法について従来技
術との比較により説明する。図6はフロッピーディスク
装置を外部記憶装置として用いた場合の動作を説明する
流れ図であって、これを前記図5と共に説明すると、パ
ワーオン後、システムからの要求により、FDD18か
らの応用プログラムあるいはデータファイルの転送が要
求されると、OS2が、そのディレクトリ(Director
y)を調べて該当ファイルがあるかチェックし、無い場
合にはエラー処理を行う。該当ファイルが存在すれば、
OS2はBIOS3とコール(Call)する。BIOS
3は該当ファイルの存在するFDD18のトラック(T
rack)、セクタ(Sector)のアドレスをFDC17に
セットするとともに、転送先のRAM12のメモリスタ
ートアドレス(Memory StartADDRESS)と、
転送語数をDMAC13にセットし、DMA転送の起動
をかける。図3のハードウエア4では、DMAC13と
FDC17が連携して動作し、FDD18の該当トラッ
ク、該当セクタより、RAM12の該当先頭アドレスか
ら所定の転送語数分をRAM12へ送る。一方、図1の
ICカード14からの転送を実現するためには、図6に
示したBIOSの処理シーケンス中のトラックアドレス
(TrackADDRESS)、セクタアドレス(Sector
ADDRESS)などを、図4のように該当するICカ
ード14上のメモリアドレスに翻訳するルーチンを追加
する必要がある。図4は、図5のFDD/HDDにおけ
る、Track(トラック)、Sector(セクタ)の構成(a)
と図1のICカード上のメモリアドレス空間(b)との対
応を示す図である。この図4では、Nトラック、mセク
タの記憶媒体を仮定し、さらに1セクタを256バイト
(Byte)としている。したがって、1トラック1セク
タから2セクタ分のデータを転送する場合には、このパ
ラメータをICカード14上のメモリアドレス空間の0
0000番地から512バイト分つまり01FF番地まで
転送するように翻訳する。本発明によれば、BIOS3
を変更するだけで応用ソフトウエア1に何らの変更も加
えないで、ICカード14をFDD、HDD18と置換
えて、システム立上げ、あるいは応用ソフトウエアの切
換時のプログラムローディングの応答速度を、大幅に改
善できる。改善の程度は、FDDあるいはHDD上のヘ
ッドのシーク量、データの記憶方法に依存するので、一
義的には認述できないが、最低でも3〜4桁の改善がで
きる。なお、ICカード14からの転送を行う場合には
DMAC13の機能のうちメモリ間転送機能を用いる。 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
パソコン、ワープロなどの情報処理装置に対してこれま
で開発してきた膨大な数の応用ソフトウエアに何らの変
更も加えずに、システム立上げ時、応用ソフトウエアの
切換時のプログラム及びデータのローディングに要する
時間を短縮し高速化できるので、ユーザの使い勝手を向
上できる。また、上記カード型外部装置をBIOSのよ
うなソフトウェアで制御することにより、上記情報処理
装置本体へ押入される上記カード型外部装置の種類が変
わった場合でも、上記ソフトウェアを変更することによ
り対処可能であることから、上記カード型外部装置をメ
モリ及びi/oのいずれとしても使用可能とする、つま
り、上記カード型外部装置を主記憶装置及び外部記憶装
置のいずれとしても使用可能とすることが容易にでき
る。以上のように、本発明によれば、上記従来技術の問
題を取り除いて、しかも優れた機能の情報処理装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による情報処理装置の構成を示すブロッ
ク図。 【図2】本発明による外部記憶装置の利用形態を説明す
る概念図。 【図3】本発明を適用する情報処理システムのアーキテ
クチャを示す図。 【図4】フロッピーディスク/ハードディスクにおける
トラック,セクタの構成と半導体集積記憶回路カード上
のメモリアドレス空間との対比を示す図。 【図5】従来技術による情報処理装置の構成を示すブロ
ック図。 【図6】フロッピーディスクを外部記憶装置として用い
た場合の動作を説明する流れ図である。 【符号の説明】 10…MPU、11…ROM、12…RAM、13…D
MAC、14…ICカード、15…CRTC、16…C
RT、17…FDC/HDC、18…FDD/HDD、
19…情報処理装置本体、20…キーボード。
ク図。 【図2】本発明による外部記憶装置の利用形態を説明す
る概念図。 【図3】本発明を適用する情報処理システムのアーキテ
クチャを示す図。 【図4】フロッピーディスク/ハードディスクにおける
トラック,セクタの構成と半導体集積記憶回路カード上
のメモリアドレス空間との対比を示す図。 【図5】従来技術による情報処理装置の構成を示すブロ
ック図。 【図6】フロッピーディスクを外部記憶装置として用い
た場合の動作を説明する流れ図である。 【符号の説明】 10…MPU、11…ROM、12…RAM、13…D
MAC、14…ICカード、15…CRTC、16…C
RT、17…FDC/HDC、18…FDD/HDD、
19…情報処理装置本体、20…キーボード。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 幡野 富久
神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式
会社日立製作所マイクロエレクトロニクス
機器開発研究所内
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.演算処理装置と主記憶装置とを本体に内蔵した情報
処理装置において、外部コネクタ端子を有するカード型
外部装置を外部から着脱可能に前記本体に押入される構
成とし、該カード型外部装置を主記憶装置及び外部記憶
装置のいずれとしても使用可能とする構成としたことを
特徴とする情報処理装置。 2.演算処理装置と主記憶装置とを本体に内蔵した情報
処理装置において、外部コネクタ端子を有するカード型
外部装置を外部から着脱可能に前記本体に押入される構
成とし、該カード型外部装置をi/oとしてアクセスす
るためのソフトウェアインタフェースと、メモリとして
アクセスするためのソフトウェアインタフェースとを有
することを特徴とする情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7004631A JPH07271931A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | 情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7004631A JPH07271931A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | 情報処理装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24740586A Division JPS63101942A (ja) | 1986-10-20 | 1986-10-20 | 情報処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07271931A true JPH07271931A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=11589374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7004631A Pending JPH07271931A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | 情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07271931A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6383845A (ja) * | 1986-09-29 | 1988-04-14 | Toshiba Corp | メモリカ−ド |
JPS63101942A (ja) * | 1986-10-20 | 1988-05-06 | Hitachi Ltd | 情報処理装置 |
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1995
- 1995-01-17 JP JP7004631A patent/JPH07271931A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6383845A (ja) * | 1986-09-29 | 1988-04-14 | Toshiba Corp | メモリカ−ド |
JPS63101942A (ja) * | 1986-10-20 | 1988-05-06 | Hitachi Ltd | 情報処理装置 |
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