JPH07271891A - データシンボル読み取り装置 - Google Patents

データシンボル読み取り装置

Info

Publication number
JPH07271891A
JPH07271891A JP6087817A JP8781794A JPH07271891A JP H07271891 A JPH07271891 A JP H07271891A JP 6087817 A JP6087817 A JP 6087817A JP 8781794 A JP8781794 A JP 8781794A JP H07271891 A JPH07271891 A JP H07271891A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reading
data symbol
head
main body
posture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6087817A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuzo Seo
修三 瀬尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP6087817A priority Critical patent/JPH07271891A/ja
Publication of JPH07271891A publication Critical patent/JPH07271891A/ja
Priority to US08/804,966 priority patent/US5726434A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/10Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
    • G06K7/10544Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum
    • G06K7/10821Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum further details of bar or optical code scanning devices
    • G06K7/10881Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum further details of bar or optical code scanning devices constructional details of hand-held scanners

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】データシンボル読み取り装置1は、本体2と、
読み取り部4を内蔵する読み取りヘッド3とを有する。
本体2内には、信号処理回路5、光源駆動回路42およ
び通信用ドライバー16が設けられている。また、読み
取り部4は、光源41、CCD43および光学系44に
より構成されている。前記読み取りヘッド3は、本体2
に対し、回動自在に支持されている。また、本体2の支
持部211には位置決め手段26が設けられ、読み取り
ヘッド3の端辺313と側面311の間にある周面の内
側には、複数の凹部314が形成されている。このよう
な位置決め手段26と複数の凹部314とにより、読み
取りヘッド3の姿勢を選択する。 【効果】データシンボルの状態に合わせて、読み取りヘ
ッドの姿勢を変更できるので、読み取り操作を正確かつ
容易に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば2次元データシ
ンボルのようなコード化された情報を読み取るデータシ
ンボル読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、例えばPOSシステム等に適用す
るために、商品情報をバーコード化し、バーコードリー
ダーにより読み取る方法、装置が普及している。しかし
ながら、バーコードは、バーの配列方向にレーザー光に
よる走査を行って1次元的に読み取るものであり、情報
量に限界がある。
【0003】そこで、近年、より多くの情報を担持し得
るものとして、例えば白黒のモザイクパターンが2次元
的に配列された2次元データシンボルが開発されている
が、この2次元データシンボルを読み取る装置、特にエ
リアセンサーを用いた装置はほとんどない。
【0004】さらに、従来のバーコードを読み取る際に
は、一方向へ走査光を走査させるといった単純な操作で
読み取ることができる。そして、バーコードが表示され
た面に対する走査光の照射角度は、読み取りが可能な範
囲が広く設定されている。
【0005】しかし、2次元データシンボルを読み取る
装置において、2次元データシンボルを平面的に同時に
読み取る方式を採用する場合、不適正な状態、例えばデ
ータシンボルに対して斜めから読み取りを行うと、像が
歪み、適正な読み取りが困難となるので、読取領域内に
配置された2次元データシンボルに対する読み取り素子
の姿勢を常に決められた姿勢(平行な姿勢)にし、かつ
一定の距離に位置させて読み取る必要があり、読み取り
が可能な範囲は極めて狭い。
【0006】一方、読み取られる2次元データシンボル
が表示されている場所は、商品の包装容器など各種あ
り、読み取り作業をする度に、読み取り装置を上記読み
取り条件に合うような姿勢にしなければならず、操作者
の操作姿勢や、2次元データシンボルの表示位置の状態
等によって、読み取り装置が極めて操作しにくくなると
いった問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、2次
元データシンボルの読み取りを容易かつ適正に行うこと
ができるデータシンボル読み取り装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(9)の本発明により達成される。
【0009】(1) 2次元のデータシンボルを読み取
るデータシンボル読み取り装置であって、把持部を有す
る本体と、シンボル読み取り領域からの光を受光する読
み取り部を内蔵する読み取りヘッドとを有し、前記読み
取りヘッドは、前記本体に対し、その姿勢を変更し得る
よう構成されていることを特徴とするデータシンボル読
み取り装置。
【0010】(2) 前記読み取りヘッドは、前記本体
に対して、少なくとも1方向に回動し得る構成となって
いる上記(1)に記載のデータシンボル読み取り装置。
【0011】(3) 前記読み取りヘッドは、前記本体
に対し、直交する2軸のそれぞれに回動し得る自在継手
を介して設置されている上記(1)または(2)に記載
のデータシンボル読み取り装置。
【0012】(4) さらに、前記読み取りヘッドを所
定の姿勢で固定し得る位置決め手段を有し、前記読み取
りヘッドの姿勢を選択することができる上記(1)ない
し(3)のいずれかに記載のデータシンボル読み取り装
置。
【0013】(5) 前記読み取りヘッドと前記本体と
の間に設けられた摺接部材を有し、任意の姿勢で前記読
み取りヘッドを固定することができる上記(1)ないし
(3)のいずれかに記載のデータシンボル読み取り装
置。
【0014】(6) 前記読み取りヘッドを基準位置に
復帰する復帰手段が設けられている上記(1)ないし
(3)のいずれかに記載のデータシンボル読み取り装
置。
【0015】(7) 前記復帰手段は、一端が前記本体
に連結され、他端が前記読み取りヘッドに連結された弾
性部材で構成されている上記(6)に記載のデータシン
ボル読み取り装置。
【0016】(8) 前記読み取りヘッドは、読み取り
時に前記読み取り領域の基準面に当接する当接部を有
し、前記当接部の当接によって前記読み取りヘッドの姿
勢を決定するよう構成されている上記(1)ないし
(7)のいずれかに記載のデータシンボル読み取り装
置。
【0017】(9) 前記読み取り部は、前記シンボル
読み取り領域を照明する光源と、前記シンボル読み取り
領域からの光を受光する受光素子とを有する上記(1)
ないし(8)のいずれかに記載のデータシンボル読み取
り装置。
【0018】
【実施例】以下、本発明のデータシンボル読み取り装置
を添付図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明す
る。図1は、第1実施例のデータシンボル読み取り装置
1の構造を示す側面断面図である。データシンボル読み
取り装置1は、信号処理回路5を内蔵した本体2と、読
み取り部4を内蔵し、前記本体2の先端部に姿勢変更し
得るように支持された読み取りヘッド3とを備えてい
る。
【0019】本体2は、手によって把持される把持部を
有するとともに、ケーシングとしての機能も有してい
る。すなわち本体2は、一対の側材21と、上材22、
下材23及び底材24とによって、ほぼ箱状に構成され
ており、さらに開口部25を有している。側材21、上
材22および下材23の開口部側端部には、それぞれ支
持部211、211、第1の遮蔽部221、第2の遮蔽
部231が設けられている。
【0020】支持部211、211の先端部には読み取
りヘッド3を支持する軸212、212がそれぞれ支持
されている。また、支持部211、211の基端部に
は、溝213が形成されている。この溝213は、軸2
12を中心とした円弧状に形成されいてる。第1の遮蔽
部221と第2の遮蔽部231は、円弧状の溝213の
端部に位置し、該円弧を延長した線に沿った曲面を有し
ている。
【0021】さらに、支持部211、211には、位置
決め手段26が設けられている。この位置決め手段26
は、当接部材261と、付勢部材262とを備えてい
る。そして、当接部材261と、付勢部材262は、支
持部211、211に形成された収容部214内に収容
されている。この収容部214は、溝213内に開口2
15を有している。当接部材261は、開口215から
突出方向へ付勢部材262によって付勢されており、溝
213の円弧の中心から外側へ向けて付勢されている。
このような位置決め手段26は、2つの支持部211、
211の内、いずれか一方に設けられていてもよく、ま
た、溝213の円弧の外側から、内側へ向けて当接部材
261が突出する位置、即ち側材21側に設けられてい
てもよい。
【0022】一方、軸212には、読み取りヘッド3が
回動自在に支持されている。この読み取りヘッド3のヘ
ッドカバー30は、円盤状に形成された回動部31と、
回動部31の周面の一部に形成され、読み取り時にシン
ボル読み取り領域36の基準面37に当接する当接部3
2とを有している。そして、当接部32によって読み取
り窓33が画成されている。
【0023】回動部31の両側面311には軸212が
それぞれ連通し、この軸212を中心として、読み取り
ヘッド3が本体2に対して回動する。図3に示すよう
に、さらに、回動部31の周面には、矩形の孔が形成さ
れており、この矩形の孔が接続部312を構成してい
る。この接続部312内には、本体2の支持部211、
211が挿入される。接続部312を形成する孔の端辺
の内、回動部31の側面311に沿って形成されている
円弧状の端辺313、313は、本体2に設けられてい
る溝213内に収容される。また、端辺313、313
と、側面311、311の間にある周面の内側には、複
数の凹部314が形成されている。この凹部314に
は、位置決め手段26の当接部材261の先端が当接す
る。この凹部314の形状は、当接部材261の形状に
合致した形状に形成されている。
【0024】接続部312の周方向の大きさは、支持部
211の幅よりも大きくなっており、接続部312に支
持部211、211を接続した時には、接続部312の
周方向の端部に隙間315が形成される。この隙間31
5が形成された範囲内で、読み取りヘッド3は本体2に
対して回動することができる。また、図2に示すよう
に、本体2の第1の遮蔽部221と第2の遮蔽部231
とによって、隙間315は常に塞がれている。
【0025】以上のように構成された読み取りヘッド3
に内蔵されている読み取り部4は、照明装置40と、受
光素子であるCCD(charge coupled device )43
と、このCCD43へ後述するシンボル読み取り領域3
6での反射光を結像するように導く光学系44とを有し
ている。
【0026】照明装置40には、照明装置40を構成す
る光源41を点灯する光源駆動回路42が接続されてい
る。光源41としては、例えばLEDのような発光素
子、ハロゲンランプ、半導体レーザ等を用いることがで
きる。
【0027】光源41の間には、CCD43と、光学系
44とが設置されている。CCD43では、多数の画素
が行列状に配置され、各画素のそれぞれが受光した光の
光量に応じた電荷を蓄積し、この電荷を所定時に順次転
送するように構成されている。この転送された電荷は、
読み取られた画像の画像信号を構成する。
【0028】なお、本実施例においては、CCD43
は、データシンボル38の各部の明度(輝度)を検出し
得るものであればよいが、読み取るデータシンボルの構
成によっては、カラー画像用のCCD43を用いること
もできる。また、光学系44は、各種レンズ、プリズ
ム、フィルター、ミラー等の光学部品を所望に組み合わ
せて構成される。
【0029】図4は、シンボル読み取り領域36を示す
平面図である。同図に示すように、シンボル読み取り領
域(図中一点鎖線で示す)36は、基準面(データシン
ボル38が位置する面)37上において、照明装置40
による光の照射がなされ、かつその反射光をCCD43
により受光し、データを読み取ることができる領域であ
る。
【0030】図示の構成では、データシンボル(シンボ
ルコード)38は、x行×y列(x、yは2以上の整
数)に配列された黒色または白色(または透明)のモザ
イクで構成されている。このモザイクの黒色または白色
は、例えば2進法における0または1を表し、この組み
合わせにより所望の情報が特定される。なお、データシ
ンボル38は、図示のような構成のものに限定されな
い。
【0031】このような読み取り部4においては、光源
駆動回路42により光源41が点灯し、各光源41から
発せられた光は、シンボル読み取り領域36に照射さ
れ、その反射光が光学系44を介してCCD43の受光
面上に結像され、この受光光量に応じた画像信号(アナ
ログ信号)が出力される。
【0032】本体2内には、読み取り部4からの画像信
号を処理する信号処理回路5が、例えば、プリント基板
上に設けられている。図5に示されているように、この
信号処理回路5は、主に、CCD駆動回路6、増幅回路
8、2値化回路10、メモリー12、制御手段(CP
U)15、通信用ドライバー16、およびこれらの接続
ラインで構成されている。
【0033】また、制御手段15には、光源駆動回路4
2や、必要に応じて、スイッチ回路、LCD(液晶表示
素子)またはCRTのような表示装置(図示しない)等
が接続されている。
【0034】データシンボル読み取り装置1において
は、トリガスイッチのオンにより読み取りが開始され、
信号処理回路5では、後述するように所定の信号処理が
行われる。この信号処理回路5にて処理された信号は、
必要なデータにデコードされた後、通信用ドライバー1
6により、外部に設置された例えばパソコンやワークス
テーションのようなコンピュータ17に入力される。こ
のようなコンピュータ17においては、入力されたデー
タの格納および集計等が行われる。
【0035】光源駆動回路42は、光源41に電力を供
給して点灯する回路であり、制御手段15により制御さ
れる。メインスイッチをオンすることによって、制御手
段15は、光源駆動回路42を作動させ、これにより光
源41が点灯する。ここで、光源41の点灯時間は、光
源駆動回路42または制御手段15により所望に設定さ
れている。
【0036】また、メインスイッチのオンによって、制
御手段15は、CCD駆動回路6を作動させる。CCD
駆動回路6からCCD43へは、CCD水平駆動パルス
と、CCD垂直駆動パルスとが出力され、CCD43で
の電荷の蓄積および転送が制御される。
【0037】また、CCD駆動回路6では、クロック信
号を生成し、さらにこの信号に水平同期信号および垂直
同期信号を複合した信号(複合クロック信号)を制御手
段15へ送出する。
【0038】読み取り部4のCCD43から順次出力さ
れる画像信号(アナログ信号)は、増幅回路8により増
幅され、A/D変換されて2値化回路10に入力され
る。2値化回路10では、デジタル画像信号がしきい値
データと比較されて2値化される。2値化回路10より
出力された2値化データは、制御手段15に内蔵されて
いるアドレスカウンタにより、メモリー12の所定のア
ドレスに入力される。アドレスカウンタは前記CCD駆
動回路6から入力される複合クロック信号によって駆動
する。
【0039】メモリー12からは、前記内蔵されている
アドレスカウンタに指定されたアドレスに従って、デー
タが順次読み出され、1画面分のデータに対して、制御
手段15の演算部において、例えば輪郭検出(データシ
ンボル38に関する情報のみの抽出)、ドロップアウト
補正、回転等の画像処理を行い、さらに、制御手段15
に内蔵されるデコーダにて、データシンボルの体系に応
じたデータにデコードする。このデコードされたデータ
は、通信用ドライバー16を介して、ホストコンピュー
タ17に出力される。
【0040】以上のように構成された、上記第1実施例
の構造について、その作用を説明する。本実施例の構造
は、操作者や読取対象物の姿勢などに合わせて、読み取
りがし易いように、本体2に対する読み取りヘッド3の
姿勢が変更可能に構成されている。図1に示されている
ように、読み取りを行う場合には、基準面37に対し
て、当接部32が密着するように読み取りヘッド3を位
置させる。このようにすることによって、データシンボ
ルに対するCCD43や照明装置40の位置が、読み取
り操作をする毎に、常に同じ位置に位置決めされる。
【0041】上記のように決められた読み取りヘッド3
の姿勢に対して、操作者が操作し易い本体2の角度を、
即ち本体2に対する読み取りヘッド3の姿勢を、読み取
りヘッド3と本体2とを相対的に回転させることによっ
て、最も使い易い位置に設定することができる。そし
て、位置決め手段26によって、その姿勢を固定するこ
とができ、繰り返し使用する場合には、使用する度に姿
勢を調節する手間が省け、作業能率が向上し、さらに疲
れにくいので、長時間の操作が可能である。位置決め手
段26の作用を説明すると、本体2に対して読み取りヘ
ッド3を回転させると、当接部材261が凹部314に
係合し、付勢部材262による付勢力によって、当接部
材261が係合した位置で本体2に対する読み取りヘッ
ド3の姿勢が固定される。ここで、さらに読み取りヘッ
ド3を回転させると、凹部314の傾斜面によって押さ
れ、当接部材261が付勢力に抗して後退し、次の凹部
314に当接部材261が係合するまで、容易に回転す
る。
【0042】次に、第2実施例の構成について説明す
る。図6は、第2実施例の全体斜視図、図7は断面側面
図である。本体2には、読み取りヘッド3を取りつける
ための取付部29が設けられており、該取付部29の下
方に開口部25が形成されている。前記取付部29は球
状に形成されており、その内側には、直交する2軸のそ
れぞれに回動し得る自在継手27が設置されており、読
み取りヘッド3は、自在継手27を介して本体2に対し
2方向に回動自在に設置されている。この自在継手27
は、接続部材270によって直角に交差した状態で支持
されている2つの回動軸271、272で構成されてい
る。
【0043】回動軸271の両端は、前記取付部29の
内壁に回動自在に接続されており、回動軸272の両端
は、後述する読み取りヘッド3のヘッドカバー30の接
続片316a、316bに回動自在に接続されている。
【0044】一方、読み取りヘッド3のヘッドカバー3
0は、球状に形成された回動部31と、その底部に形成
された当接部32とを備えている。当接部32の構成お
よび、当接部32内に収容されている読み取り部4につ
いては、構成が同様であるため説明は省略する。図7に
示されているように、回動部31は取付部29内に収容
され、回動部31の外面は、取付部29の内面に摺接し
ている。回動部31と取付部29が重なった部分を有す
るため、読み取りヘッド3が揺動しても、取付部29と
回動部31との間に隙間が生ずることなく、外光の侵入
を防ぐことができる。
【0045】また、回動部31の外面と取付部29の内
面との間には、摺接部材34が介挿されている。この摺
接部材34は、回動部31の外面側に固定され、取付部
29の内面との間に摩擦抵抗を生じさせいてる。この場
合、前記摺接部材34としては、例えば、各種ゴム、織
布および不織布等を用いることができる。
【0046】以上のように構成された第2実施例の作用
について説明する。本実施例の構造は、操作者の姿勢や
読取対象物などに合わせて、読み取りがし易いように、
本体2に対する読み取りヘッド3の姿勢を変更する。図
7に示されているように、読み取りを行う場合には、基
準面37に対して、当接部32が密着するように読み取
りヘッド3を位置させる。このようにすることによっ
て、データシンボルに対するCCD43や照明装置40
の位置が、読み取り操作をする毎に、常に同じ位置に位
置決めされる。
【0047】上記のように決められた読み取りヘッド3
の姿勢に対して、操作者が操作し易い本体2の角度を、
即ち本体2に対する読み取りヘッド3の姿勢を、読み取
りヘッド3と本体2とを相対的に回転させることによっ
て、最も使い易い位置に設定することができる。特に、
本実施例の場合には、図6中矢印X方向、Y方向のいず
れにも揺動することから、より多くの読み取り姿勢を取
ることができ、さらに操作が容易となる。そして、摺接
部材34によって生ずる摩擦力によって、その姿勢を固
定することができ、繰り返し使用する場合には、使用す
る度に姿勢を調節する手間が省け、作業能率が向上す
る。さらに疲れにくいので、長時間の操作が可能であ
る。特に、摺接部材34により位置決めをすれば、任意
の位置で固定することができ、また構造も簡単である。
【0048】次に第3実施例の構成について説明する。
図8は、第3実施例の断面側面図である。本体2および
読み取りヘッド3の構成において、上記第2実施例と同
様の部分の構成については説明を省略する。この実施例
では、上記第2実施例における摺接部材34は設けられ
ておらず、読み取りヘッド3の一つの接続片316a
と、取付部29の天井部に設けられた係合部273との
間に、復帰手段であるコイルバネ280が架設されてい
る。
【0049】このような構成では、読み取りヘッド3は
コイルバネ280の付勢力によって、特定の基準位置、
本実施例の場合には、最も先端方向へ揺動した位置へ付
勢される。このため、読み取り操作後には、常に同じ位
置に復帰するため、使用する際の読み取りヘッド3の姿
勢が異なるような多数の者で本発明の装置を使用した場
合でも、不都合なく使用することができる。また、読み
取り動作の後、直ちに基準位置に戻るため、自動化され
た読み取り機構にも用いることができる。
【0050】また、使用する際には、読み取りヘッド3
が容易に揺動する構成となっているため、最初に当接部
32を基準面に軽く押し当てた状態で、本体2の姿勢を
自在に調節することができるので、本体2は簡単に読み
取り姿勢を取ることができる。
【0051】次に第4実施例の構成について説明する。
図9は、第4実施例の全体斜視図、図10は断面側面図
である。本体2および読み取りヘッド3の構成におい
て、上記第3実施例と同様の部分の構成については説明
を省略する。
【0052】本実施例では、復帰手段として、コイルバ
ネ280に加えて、さらに3つのコイルバネ281、2
82、283が架設されている。コイルバネ281、2
82、283の一端は、係合部273に接続されてい
る。そして、コイルバネ281の他端は、コイルバネ2
80の他端が接続されてる接続片316aの反対側に位
置する接続片316bに接続されている。また、コイル
バネ282の他端は、回動軸271の近傍に位置する接
続片316cに接続されている。コイルバネ283の他
端は、接続片316cの反対側に位置する接続片316
dに接続されている。このようにして、読み取りヘッド
3は4方向へほぼ同じ力で付勢される構造となってい
る。そして、図10に示されているように、基準位置は
4本のコイルバネの付勢力が釣り合った位置となり、本
体2に対してほぼ直角な方向を向いた位置となってい
る。
【0053】この構成においては、各コイルバネの付勢
力を調節することによって、基準位置を任意の位置に設
定することができる。また、例えば、コイルバネの接続
位置を、回動軸271、272の延長線上以外の位置と
すれば、調節されるコイルバネの数は、2本または3本
としてもよく、さらには5本以上とすることもできる。
【0054】なお、上記説明した各実施例では、本体2
を把持するグリップとして用いているが、基準面の傾斜
などに対応して、容易に読み取りヘッド3の姿勢変更が
できるので、他の自動化された読み取り装置の読み取り
駆動部分の構成として用いることもできる。
【0055】また、本発明では、上記第2、第3および
第4実施例において、それぞれ、いずれか1方向にのみ
回動し得るような構成であってもよい。また、本発明で
は、上記第2、第3および第4実施例のように2方向に
回動可能な構成において、例えば、上記第1実施例のよ
うな読み取りヘッドを所定の姿勢で固定し得る位置決め
手段を設けてもよい。
【0056】また、上記第1〜第4実施例では、読み取
りヘッドが、本体に対して、1方向または2方向に回動
し得る構成となっているが、本発明では、回動に限ら
ず、例えば、本体と読み取りヘッドとが、任意の方向に
湾曲し得る蛇腹管を介して連結されているような構成で
あってもよい。
【0057】また、上記第3および第4実施例では、復
帰手段として、コイルバネを用いているが、本発明では
復帰手段として、この他、例えば、板バネおよびトーシ
ョンバネ等の各種バネを用いてもよい。また、復帰手段
としては、バネに限定されず、例えば、ゴム等の他の弾
性部材であってもよい。
【0058】また、本発明のデータシンボル読み取り装
置は、上記実施例以外のデータシンボルの読み取りにも
用いることができる。以上、本発明のデータシンボル読
み取り装置を、図示の構成例に基づいて説明したが、本
発明はこれに限定されるものではない。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータシ
ンボル読み取り装置によれば、データシンボルの状態に
合わせて、読み取りヘッドの姿勢を変更できるため、読
み取り操作が正確かつ容易にでき、読み取りミスなどの
トラブルが生じにくく、また手動読み取り装置として用
いれば、読み取りの際の疲れも少なく、長時間作業がで
きる。
【0060】特に、本体に対して読み取りヘッドが任意
の方向へ揺動する構成とすれば、読み取りがさらに容易
となり、自動読み取り装置などに、さらに適用し易くな
る。
【0061】また、位置決め手段を用いて所定の読み取
り姿勢で読み取りヘッドを固定できるようにすれば、同
じ姿勢で繰り返し使用をする際に好適であり、また固定
し得る姿勢を複数設ければ、使用者の好みに合わせた読
み取り姿勢を選択できる。また、固定できる姿勢を任意
とすれば、さらに使い易くなり、汎用性が増す。また、
読み取りヘッドが基準位置に復帰する構造とした場合に
は、自動化された読み取り動作の制御が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータシンボル読み取り装置を示し、
第1実施例の断面側面図である。
【図2】読み取りヘッドの姿勢を変更した状態を示す、
第1実施例の断面側面図である。
【図3】本発明の第1実施例における読み取りヘッドの
回動部を示す斜視図である。
【図4】シンボル読み取り領域を示す平面図である。
【図5】データシンボル読み取り装置の回路構成を示す
回路図である。
【図6】本発明の第2実施例の全体斜視図である。
【図7】本発明の第2実施例の断面側面図である。
【図8】本発明の第3実施例の断面側面図である。
【図9】本発明の第4実施例の全体斜視図である。
【図10】本発明の第4実施例の断面側面図である。
【符号の説明】
1 データシンボル読み取り装置 2 本体 21 側材 211 支持部 212 軸 213 溝 214 収容部 215 開口 22 上材 221 第1の遮蔽部 23 下材 231 第2の遮蔽部 24 底材 25 開口部 26 位置決め手段 261 当接部材 262 付勢部材 27 自在継手 270 接続部材 271、272 回動軸 273 係合部 280〜283 コイルバネ 29 取付部 3 読み取りヘッド 30 ヘッドカバー 31 回動部 311 側面 312 接続部 313 端辺 314 凹部 315 隙間 316a〜d 接続片 32 当接部 33 読み取り窓 36 シンボル読み取り領域 37 基準面 38 データシンボル 4 読み取り部 40 照明装置 41 光源 42 光源駆動回路 43 CCD 44 光学系 5 信号処理回路 6 CCD駆動回路 8 増幅回路 10 2値化回路(コンパレータ) 12 メモリー 15 制御手段(CPU) 16 通信用ドライバー 17 ホストコンピュータ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次元のデータシンボルを読み取るデー
    タシンボル読み取り装置であって、 把持部を有する本体と、シンボル読み取り領域からの光
    を受光する読み取り部を内蔵する読み取りヘッドとを有
    し、 前記読み取りヘッドは、前記本体に対し、その姿勢を変
    更し得るよう構成されていることを特徴とするデータシ
    ンボル読み取り装置。
  2. 【請求項2】 前記読み取りヘッドは、前記本体に対し
    て、少なくとも1方向に回動し得る構成となっている請
    求項1に記載のデータシンボル読み取り装置。
  3. 【請求項3】 前記読み取りヘッドは、前記本体に対
    し、直交する2軸のそれぞれに回動し得る自在継手を介
    して設置されている請求項1または2に記載のデータシ
    ンボル読み取り装置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記読み取りヘッドを所定の姿
    勢で固定し得る位置決め手段を有し、前記読み取りヘッ
    ドの姿勢を選択することができる請求項1ないし3のい
    ずれかに記載のデータシンボル読み取り装置。
  5. 【請求項5】 前記読み取りヘッドと前記本体との間に
    設けられた摺接部材を有し、任意の姿勢で前記読み取り
    ヘッドを固定することができる請求項1ないし3のいず
    れかに記載のデータシンボル読み取り装置。
  6. 【請求項6】 前記読み取りヘッドを基準位置に復帰す
    る復帰手段が設けられている請求項1ないし3のいずれ
    かに記載のデータシンボル読み取り装置。
  7. 【請求項7】 前記復帰手段は、一端が前記本体に連結
    され、他端が前記読み取りヘッドに連結された弾性部材
    で構成されている請求項6に記載のデータシンボル読み
    取り装置。
  8. 【請求項8】 前記読み取りヘッドは、読み取り時に前
    記読み取り領域の基準面に当接する当接部を有し、前記
    当接部の当接によって前記読み取りヘッドの姿勢を決定
    するよう構成されている請求項1ないし7のいずれかに
    記載のデータシンボル読み取り装置。
  9. 【請求項9】 前記読み取り部は、前記シンボル読み取
    り領域を照明する光源と、前記シンボル読み取り領域か
    らの光を受光する受光素子とを有する請求項1ないし8
    のいずれかに記載のデータシンボル読み取り装置。
JP6087817A 1994-04-01 1994-04-01 データシンボル読み取り装置 Pending JPH07271891A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6087817A JPH07271891A (ja) 1994-04-01 1994-04-01 データシンボル読み取り装置
US08/804,966 US5726434A (en) 1994-04-01 1997-02-24 Encoded symbol reader

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6087817A JPH07271891A (ja) 1994-04-01 1994-04-01 データシンボル読み取り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07271891A true JPH07271891A (ja) 1995-10-20

Family

ID=13925526

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6087817A Pending JPH07271891A (ja) 1994-04-01 1994-04-01 データシンボル読み取り装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5726434A (ja)
JP (1) JPH07271891A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005310165A (ja) * 2004-04-23 2005-11-04 Symbol Technologies Inc 異なる最適角度での走査ヘッドの回転

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000035547A (ja) * 1998-07-17 2000-02-02 Fujitsu Ltd 光学ユニットを載置する傾斜可能なステージを有する光学読取装置
US6078698A (en) 1999-09-20 2000-06-20 Flir Systems, Inc. System for reading data glyphs
TW594589B (en) * 2000-05-29 2004-06-21 Sysmex Corp Automatic barcode reader and automatic analysis device having such automatic barcode reader
US20050077358A1 (en) * 2003-10-08 2005-04-14 Thomas Boehm System and method for configuring an omnidirectional scanner
GB2412470B (en) * 2004-03-26 2006-07-26 Motorola Inc Mobile data processing handsets
US8267323B2 (en) * 2007-10-26 2012-09-18 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Printing device handle
TWM395200U (en) 2010-06-15 2010-12-21 Champtek Inc Fixed type price-checking machine capable of adjusting scanning direction
EP2410462B1 (en) * 2010-07-21 2013-01-16 Champtek Incorporated Wall mounted price checker with an angle-adjustable scanner
US9070007B2 (en) * 2013-01-11 2015-06-30 Datalogic ADC, Inc. Adjustable data reader with pivot mount
US10817690B2 (en) * 2019-01-11 2020-10-27 Zebra Technologies Corporation Industrial digital barcode scanner

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5479002A (en) * 1988-05-11 1995-12-26 Symbol Technologies, Inc. Bar code scanner with scanning beam and/or field of view adjustable about three mutually orthogonal axes
JPH0283684A (ja) * 1988-09-20 1990-03-23 Tokyo Electric Co Ltd 定置型スキヤナ
US5235167A (en) * 1988-10-21 1993-08-10 Symbol Technologies, Inc. Laser scanning system and scanning method for reading bar codes
US4983818A (en) * 1989-01-30 1991-01-08 Metrologic Instruments, Inc. Data acquisition system with laser scanner module
US5179269A (en) * 1989-03-01 1993-01-12 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Bar code reader having an automatically actuated visible light laser beam
US5349497A (en) * 1989-06-07 1994-09-20 Norand Corporation Detachable handle structures for terminals
JPH0786895B2 (ja) * 1990-03-20 1995-09-20 日本電気精器株式会社 記録票読取装置
JPH0434676A (ja) * 1990-05-30 1992-02-05 Sumitomo Electric Ind Ltd データ収集装置
US5371348A (en) * 1992-10-16 1994-12-06 Khyber Technologies Corporation Portable device for handsfree data entry with variably-positionable display/scanner module detachable for handheld use
US5477044A (en) * 1994-07-22 1995-12-19 Intermec Corporation Symbology reader with a variable orientation head

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005310165A (ja) * 2004-04-23 2005-11-04 Symbol Technologies Inc 異なる最適角度での走査ヘッドの回転

Also Published As

Publication number Publication date
US5726434A (en) 1998-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7571854B2 (en) Imaging reader and method with internal window reflections directed away from imager
US5979764A (en) Hand-held electronic apparatus with pivoting display
US7204420B2 (en) Scanner and method for eliminating specular reflection
EP2160702B1 (en) Hybrid laser scanning and imaging reader
US4935610A (en) Hand-held bar code reader
US5780831A (en) One-dimensional and two-dimensional data symbol reader
US7533819B2 (en) Dual camera assembly for an imaging-based bar code reader
US6832724B2 (en) Electro-optical assembly for image projection, especially in portable instruments
EP2815351B1 (en) Time division exposure of a data reader
EP2401699B1 (en) Imaging reader and method with dual function illumination light assembly
US5796088A (en) Hand held portable bar code dataform reader having a rotatable reader module portion
EP1444639B1 (en) Electro-optical assembly for image projection, especially in portable instruments
JPH07271891A (ja) データシンボル読み取り装置
WO2010045192A1 (en) Hybrid laser scanning and imaging reader
JP2000515655A (ja) 多モード操作用の複数窓を有するデータリーダ
EP2401698B1 (en) Compact imaging engine for imaging reader
JPH07306907A (ja) データシンボル読み取り装置
WO2008016510A2 (en) Uniform illumination without specular reflection in imaging reader
US20080296388A1 (en) Compact, ergonomic imaging reader and method
US20080035733A1 (en) Illumination without hot spots in field of view of imaging reader
US7571855B2 (en) Display with symbology
JP3567083B2 (ja) 浮動状態の窓部材を有する走査装置
US20080023548A1 (en) Adjustable imaging lens assembly in imaging reader
JPH0954810A (ja) データシンボル読み取り装置
JPH07282180A (ja) データシンボル読み取り装置