JPH07271751A - セキュリティ回路内蔵マイクロコントローラ - Google Patents
セキュリティ回路内蔵マイクロコントローラInfo
- Publication number
- JPH07271751A JPH07271751A JP6057608A JP5760894A JPH07271751A JP H07271751 A JPH07271751 A JP H07271751A JP 6057608 A JP6057608 A JP 6057608A JP 5760894 A JP5760894 A JP 5760894A JP H07271751 A JPH07271751 A JP H07271751A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- key code
- security
- built
- microcontroller
- comparator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Microcomputers (AREA)
- Storage Device Security (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 セキュリティのプロテクト効果を低下するこ
となく、セキュリティをかけた後もPROMデータの読
み出しを可能にするマイクロコントローラを提供する。 【構成】 電気的に書き換え可能な読み出し専用メモリ
(PROM)と、セキュリティ(データ読み出し禁止)
回路とを同一半導体基板上に内蔵したマイクロコントロ
ーラにおいて、セキュリティ回路を、キーコードを格納
するキーコード記憶手段と、プログラム中からキーコー
ドを入力するキーコード入力手段と、キーコード入力手
段から入力されるキーコードと、キーコード記憶手段に
格納されたキーコードとを比較しこれらが一致したとき
セキュリティを解除する比較器とを具備した構成となっ
ている。
となく、セキュリティをかけた後もPROMデータの読
み出しを可能にするマイクロコントローラを提供する。 【構成】 電気的に書き換え可能な読み出し専用メモリ
(PROM)と、セキュリティ(データ読み出し禁止)
回路とを同一半導体基板上に内蔵したマイクロコントロ
ーラにおいて、セキュリティ回路を、キーコードを格納
するキーコード記憶手段と、プログラム中からキーコー
ドを入力するキーコード入力手段と、キーコード入力手
段から入力されるキーコードと、キーコード記憶手段に
格納されたキーコードとを比較しこれらが一致したとき
セキュリティを解除する比較器とを具備した構成となっ
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セキュリティ回路内蔵
マイクロコントローラ(マイコン)に係り、特に電気的
に書き換え可能な読み出し専用メモリ(PROM)に書
き込まれたデータの読み出し禁止(セキュリティ)の技
術に関する。
マイクロコントローラ(マイコン)に係り、特に電気的
に書き換え可能な読み出し専用メモリ(PROM)に書
き込まれたデータの読み出し禁止(セキュリティ)の技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、PROM内蔵マイコンにおい
て、基本的にはセキュリティをかけた後ではデータの確
認はできない。しかし、実際はテスト上の問題があり、
特殊な操作で読み出し可能であることが多い。
て、基本的にはセキュリティをかけた後ではデータの確
認はできない。しかし、実際はテスト上の問題があり、
特殊な操作で読み出し可能であることが多い。
【0003】セキュリティをかけた後のデータ読み出し
方法としては、大別して次の2つがある。
方法としては、大別して次の2つがある。
【0004】(1)PROMモード中にセキュリティを
解除するモードが存在する。 (a) 単純にモードの設定をしただけでセキュリティが解
除される場合 PROMモード中のある設定にする事で、セキュリティ
を解除する事ができる。 (b) セキュリティ解除ビットでセキュリティを解除する
場合 セキュリティ解除ビットを設定する事で、セキュリティ
を解除する事ができる。 (c) セキュリティ解除キーコード(以下キーコード)で
セキュリティを解除する場合 キーコードを設定し、それがあらかじめ設定されている
キーコードと一致した場合のみセキュリティを解除する
事ができる。 これらは一時的な設定であり、一旦電源を切ると元の状
態に戻る。
解除するモードが存在する。 (a) 単純にモードの設定をしただけでセキュリティが解
除される場合 PROMモード中のある設定にする事で、セキュリティ
を解除する事ができる。 (b) セキュリティ解除ビットでセキュリティを解除する
場合 セキュリティ解除ビットを設定する事で、セキュリティ
を解除する事ができる。 (c) セキュリティ解除キーコード(以下キーコード)で
セキュリティを解除する場合 キーコードを設定し、それがあらかじめ設定されている
キーコードと一致した場合のみセキュリティを解除する
事ができる。 これらは一時的な設定であり、一旦電源を切ると元の状
態に戻る。
【0005】(2)PROMモード中にはセキュリティ
解除のモードは存在せず、CPUテストモードの中に、
セキュリティに依存しないPROM読み出しモードが存
在する。従って、セキュリティをかけた後は、CPUの
テストモードでのみ読み出しテストが可能となる。
解除のモードは存在せず、CPUテストモードの中に、
セキュリティに依存しないPROM読み出しモードが存
在する。従って、セキュリティをかけた後は、CPUの
テストモードでのみ読み出しテストが可能となる。
【0006】ただし、これらは製品出荷のテスト用であ
るため、一般ユーザには公開されない。
るため、一般ユーザには公開されない。
【0007】図4に上記(1)−(c) で示したデータの
読み出し方法の一例を示す。ここでは、PROMモード
の中にセキュリティ解除を行うためのモードが存在する
ものについて説明する。
読み出し方法の一例を示す。ここでは、PROMモード
の中にセキュリティ解除を行うためのモードが存在する
ものについて説明する。
【0008】このマイクロコントローラは、半導体基板
上に書き換え可能なPROM(以下EPROMと指称す
る)セル10が形成されるとともに、キーコードを保持
したキーコード記憶手段1と、キーコードデータを入力
するキーコードデータ入力手段2と、キーコード記憶手
段1とキーコードデータ入力手段2とに接続された比較
器3と、上記比較器3の出力とEPROMセル10とに
接続されたリード回路5と、リード回路5の出力を外部
回路に導出するように配設された外部端子6とから構成
されている。そして比較器3は、キーコードデータ入力
手段2から入力されてくるキーコードデータとキーコー
ド記憶手段1の出力とを比較し両者が一致したときイネ
ーブル信号4を出力するようになっており、このイネー
ブル信号4を受けて、リード回路5は、EPROM10
に読み出し信号を発しデータの読み出しを行う。このと
き読み出しはリード回路5に接続された外部端子6を介
してなされる。
上に書き換え可能なPROM(以下EPROMと指称す
る)セル10が形成されるとともに、キーコードを保持
したキーコード記憶手段1と、キーコードデータを入力
するキーコードデータ入力手段2と、キーコード記憶手
段1とキーコードデータ入力手段2とに接続された比較
器3と、上記比較器3の出力とEPROMセル10とに
接続されたリード回路5と、リード回路5の出力を外部
回路に導出するように配設された外部端子6とから構成
されている。そして比較器3は、キーコードデータ入力
手段2から入力されてくるキーコードデータとキーコー
ド記憶手段1の出力とを比較し両者が一致したときイネ
ーブル信号4を出力するようになっており、このイネー
ブル信号4を受けて、リード回路5は、EPROM10
に読み出し信号を発しデータの読み出しを行う。このと
き読み出しはリード回路5に接続された外部端子6を介
してなされる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このマイクロコントロ
ーラでは、基本的にはデータの読み出し禁止であるセキ
ュリティも一時的ではあるが解除し、前述したようにデ
ータの読み出しを可能にする設定が存在する。しかし、
いずれの場合も製品の出荷テストの必要に迫られて存在
する設定であり、一般ユーザには公開されないものであ
る。
ーラでは、基本的にはデータの読み出し禁止であるセキ
ュリティも一時的ではあるが解除し、前述したようにデ
ータの読み出しを可能にする設定が存在する。しかし、
いずれの場合も製品の出荷テストの必要に迫られて存在
する設定であり、一般ユーザには公開されないものであ
る。
【0010】従って、一般ユーザはセキュリティをかけ
た後のデータチェックができないことになり、セキュリ
ティをかけることに関して自分でリスクを負うことにな
る。
た後のデータチェックができないことになり、セキュリ
ティをかけることに関して自分でリスクを負うことにな
る。
【0011】また、誤ってセキュリティをかけた等の事
故が発生した場合、ユーザはそのマイコンを破棄するし
か方法がないことになる。
故が発生した場合、ユーザはそのマイコンを破棄するし
か方法がないことになる。
【0012】この問題は、前述したテストモードの中に
セキュリティに依存しない読み出しモードが設定されて
いる(2)の方法の場合についても同様であった。
セキュリティに依存しない読み出しモードが設定されて
いる(2)の方法の場合についても同様であった。
【0013】本発明は前記実情に鑑みてなされたもので
あり、セキュリティのプロテクト効果を低下することな
く、セキュリティをかけた後も、ユーザ側でPROMデ
ータの読み出しを可能にするセキュリティ回路内蔵マイ
クロコントローラを提供することを目的とする。
あり、セキュリティのプロテクト効果を低下することな
く、セキュリティをかけた後も、ユーザ側でPROMデ
ータの読み出しを可能にするセキュリティ回路内蔵マイ
クロコントローラを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の特徴は、
電気的に書き換え可能な読み出し専用メモリ(PRO
M)と、セキュリティ(データ読み出し禁止)回路とを
同一半導体基板上に内蔵したマイクロコントローラにお
いて、セキュリティ回路を、キーコードを格納するキー
コード記憶手段と、プログラム中からキーコードを入力
するキーコード入力手段と、キーコード入力手段から入
力されるキーコードとキーコード記憶手段に格納された
キーコードとを比較する比較器とを具備し、前記比較器
はこれらのキーコードが一致したときセキュリティを解
除し前記PROMのデータを読みだし可能にするように
構成したことにある。
電気的に書き換え可能な読み出し専用メモリ(PRO
M)と、セキュリティ(データ読み出し禁止)回路とを
同一半導体基板上に内蔵したマイクロコントローラにお
いて、セキュリティ回路を、キーコードを格納するキー
コード記憶手段と、プログラム中からキーコードを入力
するキーコード入力手段と、キーコード入力手段から入
力されるキーコードとキーコード記憶手段に格納された
キーコードとを比較する比較器とを具備し、前記比較器
はこれらのキーコードが一致したときセキュリティを解
除し前記PROMのデータを読みだし可能にするように
構成したことにある。
【0015】また望ましくは、前記比較器の前段に、内
蔵プログラム中から入力される命令としてのキーコード
でなければ、キーコードを比較器に入力することができ
なくなるように、禁止手段を設けている。
蔵プログラム中から入力される命令としてのキーコード
でなければ、キーコードを比較器に入力することができ
なくなるように、禁止手段を設けている。
【0016】さらに望ましくは、前記比較器の前段に、
内蔵プログラム中から入力される命令としてのキーコー
ドであるか、または、前記内蔵プログラム領域でない領
域からの命令でも、テストモードであるか、いずれかの
場合でなければキーコードを比較器に入力することがで
きなくなるように、禁止手段を設けている。すなわち、
非内蔵プログラム領域からの命令でも、製造メーカの出
荷テストに際しては、キーコードを比較器に入力できる
ように、テストモードであるか否かによって禁止を解除
するようにしている。
内蔵プログラム中から入力される命令としてのキーコー
ドであるか、または、前記内蔵プログラム領域でない領
域からの命令でも、テストモードであるか、いずれかの
場合でなければキーコードを比較器に入力することがで
きなくなるように、禁止手段を設けている。すなわち、
非内蔵プログラム領域からの命令でも、製造メーカの出
荷テストに際しては、キーコードを比較器に入力できる
ように、テストモードであるか否かによって禁止を解除
するようにしている。
【0017】また本発明の第2の特徴は、このセキュリ
ティ解除を、プログラム中からセキュリティ解除ビット
を設定することで行っている。すなわち、電気的に書き
換え可能な読み出し専用メモリ(PROM)と、セキュ
リティ(データ読み出し禁止)回路とを同一半導体基板
上に内蔵したマイクロコントローラにおいて、セキュリ
ティ回路中にセキュリティ解除ビットを具備し、このセ
キュリティ解除ビットをアクセス後、PROM動作モー
ドに遷移し、PROMの内容を読み出すようにしてい
る。
ティ解除を、プログラム中からセキュリティ解除ビット
を設定することで行っている。すなわち、電気的に書き
換え可能な読み出し専用メモリ(PROM)と、セキュ
リティ(データ読み出し禁止)回路とを同一半導体基板
上に内蔵したマイクロコントローラにおいて、セキュリ
ティ回路中にセキュリティ解除ビットを具備し、このセ
キュリティ解除ビットをアクセス後、PROM動作モー
ドに遷移し、PROMの内容を読み出すようにしてい
る。
【0018】また望ましくは、内蔵プログラム中から入
力される命令としてのアクセスでなければ、解除ビット
の設定を行うことができないようにしている。
力される命令としてのアクセスでなければ、解除ビット
の設定を行うことができないようにしている。
【0019】さらに望ましくは、非内蔵プログラム領域
からの命令でも、製造メーカの出荷テストに際しては、
解除ビットの設定を行うことができるようにしている。
からの命令でも、製造メーカの出荷テストに際しては、
解除ビットの設定を行うことができるようにしている。
【0020】
【作用】本発明によれば、一般ユーザはセキュリティを
かけた後も必要な場合は、内蔵プログラムあるいは他か
らキーコードを入力することにより、その解除方法を知
得しているもののみが、セキュリティを解除することが
できるようになっており、データチェックを行うことが
できる。
かけた後も必要な場合は、内蔵プログラムあるいは他か
らキーコードを入力することにより、その解除方法を知
得しているもののみが、セキュリティを解除することが
できるようになっており、データチェックを行うことが
できる。
【0021】このため、セキュリティのプロテクト効果
を低下することなく、セキュリティをかけた後もPRO
Mデータの読み出しを可能にする。
を低下することなく、セキュリティをかけた後もPRO
Mデータの読み出しを可能にする。
【0022】なお、本発明によればセキュリティをかけ
てもユーザのプログラムが対応していれば、一時的では
あるがユーザ自身でセキュリティを解除し、データの確
認を行うことが可能となり、データを読めなくなるなど
のリスクを負わなくてもよくなる。
てもユーザのプログラムが対応していれば、一時的では
あるがユーザ自身でセキュリティを解除し、データの確
認を行うことが可能となり、データを読めなくなるなど
のリスクを負わなくてもよくなる。
【0023】また、ハードウェアとして一律にセキュリ
ティ解除の方法が決まっているのではなく、ユーザのプ
ログラムの組み方によって解除設定をより複雑にするこ
とも可能であり、プロテクト効果を高めることができ
る。
ティ解除の方法が決まっているのではなく、ユーザのプ
ログラムの組み方によって解除設定をより複雑にするこ
とも可能であり、プロテクト効果を高めることができ
る。
【0024】さらに本発明によれば、セキュリティ解除
ビットを具備しているため、処理が簡略化される。
ビットを具備しているため、処理が簡略化される。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
つつ詳細に説明する。
つつ詳細に説明する。
【0026】実施例1 図1は、本発明の第1の実施例に係るセキュリティ回路
内蔵マイクロコントローラのブロック図である。
内蔵マイクロコントローラのブロック図である。
【0027】このマイクロコントローラは、キーコード
入力手段2の入力が、従来と同様のキーコードの入力に
よるものと、CPUがPROMモードでないときすなわ
ちノーマル動作モードのとき、プログラム中から命令の
実行を行うための書き込みを行うライト信号によってア
クティブとなるように設定されたものとの2系列で構成
されていることを特徴とする。そして、このライト信号
によって書き込まれたキーコードデータがキーコード記
憶手段1に記憶されているキーコードデータと比較さ
れ、両者が一致したときイネーブル信号4を出力するよ
うに構成されている。すなわち、この例では、PROM
モードの反転出力とライト信号とがアンド回路11を介
してキーコード入力手段2に接続されている。
入力手段2の入力が、従来と同様のキーコードの入力に
よるものと、CPUがPROMモードでないときすなわ
ちノーマル動作モードのとき、プログラム中から命令の
実行を行うための書き込みを行うライト信号によってア
クティブとなるように設定されたものとの2系列で構成
されていることを特徴とする。そして、このライト信号
によって書き込まれたキーコードデータがキーコード記
憶手段1に記憶されているキーコードデータと比較さ
れ、両者が一致したときイネーブル信号4を出力するよ
うに構成されている。すなわち、この例では、PROM
モードの反転出力とライト信号とがアンド回路11を介
してキーコード入力手段2に接続されている。
【0028】他の部分については図4に示した従来例の
マイクロコントローラと同様に構成されている。すなわ
ち、半導体基板上に書き換え可能なEPROMセル10
が形成されるとともに、キーコードを保持したキーコー
ド記憶手段1と、キーコードデータを入力するキーコー
ドデータ入力手段2と、キーコードデータ入力手段2か
ら入力されてくるキーコードデータとキーコード記憶手
段1の出力とを比較し両者が一致したときイネーブル信
号4を出力する比較器3と、比較器3の出力に接続され
EPROMセル10に読み出し信号を発して読み出しを
行うリード回路5と、これに接続された外部端子6とを
備え、外部端子6からEPROMセル10内の所定のデ
ータの読み出しを行うように構成されている。
マイクロコントローラと同様に構成されている。すなわ
ち、半導体基板上に書き換え可能なEPROMセル10
が形成されるとともに、キーコードを保持したキーコー
ド記憶手段1と、キーコードデータを入力するキーコー
ドデータ入力手段2と、キーコードデータ入力手段2か
ら入力されてくるキーコードデータとキーコード記憶手
段1の出力とを比較し両者が一致したときイネーブル信
号4を出力する比較器3と、比較器3の出力に接続され
EPROMセル10に読み出し信号を発して読み出しを
行うリード回路5と、これに接続された外部端子6とを
備え、外部端子6からEPROMセル10内の所定のデ
ータの読み出しを行うように構成されている。
【0029】この構成によれば、セキュリティをかけ、
出荷された後でも、ユーザがライト信号を入力すること
によって、キーコードの入力を行うことができるように
し、セキュリティを解除して、EPROMセル10のデ
ータを読み出し、データの確認を行うことができる。
出荷された後でも、ユーザがライト信号を入力すること
によって、キーコードの入力を行うことができるように
し、セキュリティを解除して、EPROMセル10のデ
ータを読み出し、データの確認を行うことができる。
【0030】一方、出荷前のテストに際しては、従来と
同様、キーコード入力によりキーコードが入力され、キ
ーコード記憶手段1に格納されているキーコードデータ
と一致すればセキュリティを解除することができるよう
になっている。
同様、キーコード入力によりキーコードが入力され、キ
ーコード記憶手段1に格納されているキーコードデータ
と一致すればセキュリティを解除することができるよう
になっている。
【0031】実施例2 図2は本発明の第2の実施例に係るセキュリティ回路の
内蔵マイクロコントローラのブロック図であり、この第
2実施例は、前記第1の実施例に加え、内蔵プログラム
領域からの命令でないとキーコードの入力が不可能であ
るように、内蔵プログラム領域である内部ROMチップ
がセレクトされているか否かを示す内部ROMチップセ
レクトが、キーコード入力手段2の前段におかれている
アンド回路11の条件に付加されたことを特徴とするも
のである。すなわち、内部ROMチップセレクトとPR
OMモードの反転出力とライト信号とがアンド回路11
を介してキーコード入力手段2に入力されている。
内蔵マイクロコントローラのブロック図であり、この第
2実施例は、前記第1の実施例に加え、内蔵プログラム
領域からの命令でないとキーコードの入力が不可能であ
るように、内蔵プログラム領域である内部ROMチップ
がセレクトされているか否かを示す内部ROMチップセ
レクトが、キーコード入力手段2の前段におかれている
アンド回路11の条件に付加されたことを特徴とするも
のである。すなわち、内部ROMチップセレクトとPR
OMモードの反転出力とライト信号とがアンド回路11
を介してキーコード入力手段2に入力されている。
【0032】他の部分については前記実施例1のマイク
ロコントローラと全く同様に構成されている。
ロコントローラと全く同様に構成されている。
【0033】この構成では実施例1の効果に加え、内部
プログラム領域からの命令でないと、比較器3へのキー
コード入力ができないようになっているため、内部プロ
グラム領域をアクセスすることができるものに対してし
か入力できないことになり、セキュリティ効果をより高
めることができる。
プログラム領域からの命令でないと、比較器3へのキー
コード入力ができないようになっているため、内部プロ
グラム領域をアクセスすることができるものに対してし
か入力できないことになり、セキュリティ効果をより高
めることができる。
【0034】実施例3 図3は本発明の第3の実施例に係るセキュリティ回路内
蔵マイクロコントローラのブロック図であり、前記第2
の実施例に加え、テストモードのときには非内蔵プログ
ラム領域からの命令でもキーコードの入力ができるよう
にしたことを特徴とするものである。すなわち、テスト
モードであるか否かと、内蔵プログラム領域である内部
ROMチップがセレクトされているか否かを示す内部R
OMチップセレクトがオア回路12を介して出力され、
このオア回路12の出力信号が、アンド回路11の条件
に付加されたことを特徴とするものである。すなわち、
このオア回路12の出力と、PROMモードの反転出力
とライト信号とがアンド回路11を介してキーコード入
力手段2に入力されており、テストモードであるかまた
は内部ROMチップがセレクトされているときであっ
て、PROMモードでないときにライト信号により入力
されるキーコードのみがキーコード入力手段2に入力さ
れる。
蔵マイクロコントローラのブロック図であり、前記第2
の実施例に加え、テストモードのときには非内蔵プログ
ラム領域からの命令でもキーコードの入力ができるよう
にしたことを特徴とするものである。すなわち、テスト
モードであるか否かと、内蔵プログラム領域である内部
ROMチップがセレクトされているか否かを示す内部R
OMチップセレクトがオア回路12を介して出力され、
このオア回路12の出力信号が、アンド回路11の条件
に付加されたことを特徴とするものである。すなわち、
このオア回路12の出力と、PROMモードの反転出力
とライト信号とがアンド回路11を介してキーコード入
力手段2に入力されており、テストモードであるかまた
は内部ROMチップがセレクトされているときであっ
て、PROMモードでないときにライト信号により入力
されるキーコードのみがキーコード入力手段2に入力さ
れる。
【0035】他の部分については前記実施例2のマイコ
ンと全く同様に構成されている。
ンと全く同様に構成されている。
【0036】この構成では前記実施例2の効果に加え、
製造メーカの製品出荷テスト時には非内蔵プログラム領
域からの命令でも、比較器3へのキーコード入力ができ
るため、製造時のテストは何等従来と変わらないように
行うことができ、かつセキュリティをかけた後も容易に
データの確認を行うことができるように構成されてい
る。
製造メーカの製品出荷テスト時には非内蔵プログラム領
域からの命令でも、比較器3へのキーコード入力ができ
るため、製造時のテストは何等従来と変わらないように
行うことができ、かつセキュリティをかけた後も容易に
データの確認を行うことができるように構成されてい
る。
【0037】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、セキュリティのプロテクト効果を低下することな
く、セキュリティをかけた後もPROMデータの読み出
しを可能にする。
ば、セキュリティのプロテクト効果を低下することな
く、セキュリティをかけた後もPROMデータの読み出
しを可能にする。
【図1】本発明の第1の実施例に係わるセキュリティ回
路内蔵マイクロコントローラのブロック図である。
路内蔵マイクロコントローラのブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施例に係わるセキュリティ回
路内蔵のマイクロコントローラのブロック図である。
路内蔵のマイクロコントローラのブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施例に係わるセキュリティ回
路内蔵のマイクロコントローラのブロック図である。
路内蔵のマイクロコントローラのブロック図である。
【図4】従来例のマイクロコントローラのブロック図で
ある。
ある。
1 キーコード記憶手段 2 キーコード入力手段 3 比較器 4 イネーブル信号 5 リード回路 6 外部端子 10 EPROM 11 アンド回路 12 オア回路
Claims (4)
- 【請求項1】 電気的に書き換え可能な読み出し専用メ
モリ(PROM)と、セキュリティ(データ読み出し禁
止)回路とを同一半導体基板上に内蔵したマイクロコン
トローラにおいて、 前記セキュリティ回路が、 セキュリティ解除キーコード(以下キーコード)を格納
するキーコード記憶手段と、 プログラム中からキーコードを入力するキーコード入力
手段と、 前記キーコード入力手段から入力されるキーコードと、
前記キーコード記憶手段に格納されたキーコードとを比
較する比較器とを具備し、 前記比較器はこれらのキーコードが一致したときセキュ
リティを解除し、前記PROMのデータを読みだし可能
にするように構成されていることを特徴とするセキュリ
ティ回路内蔵マイクロコントローラ。 - 【請求項2】 前記比較器の前段に、内蔵プログラム中
から入力される命令としてのキーコードでなければ、前
記キーコードを比較器に入力することができなくなるよ
うに、禁止手段を設けたことを特徴とする請求項1に記
載のセキュリティ回路内蔵マイクロコントローラ。 - 【請求項3】 前記比較器の前段に、内蔵プログラム中
から入力される命令としてのキーコードであるか、また
は、前記内蔵プログラム領域でない領域からの命令で
も、テストモードであるか、いずれかの場合でなければ
キーコードを比較器に入力することができなくなるよう
に、禁止手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載
のセキュリティ回路内蔵マイクロコントローラ。 - 【請求項4】 電気的に書き換え可能な読み出し専用メ
モリ(PROM)と、セキュリティ回路とを同一半導体
基板上に内蔵したマイクロコントローラにおいて、 セキュリティ回路中にセキュリティ解除ビットを具備
し、 前記セキュリティ解除ビットがアクセスしてセキュリテ
ィを解除し、その後上記PROM動作モードに遷移しP
ROMの内容を読み出すことができるように構成したこ
とを特徴するセキュリティ回路内蔵マイクロコントロー
ラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6057608A JPH07271751A (ja) | 1994-03-28 | 1994-03-28 | セキュリティ回路内蔵マイクロコントローラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6057608A JPH07271751A (ja) | 1994-03-28 | 1994-03-28 | セキュリティ回路内蔵マイクロコントローラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07271751A true JPH07271751A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=13060581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6057608A Withdrawn JPH07271751A (ja) | 1994-03-28 | 1994-03-28 | セキュリティ回路内蔵マイクロコントローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07271751A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8621643B2 (en) | 2011-01-21 | 2013-12-31 | Spansion Llc | Semiconductor device |
JP2014056600A (ja) * | 2013-11-19 | 2014-03-27 | Renesas Electronics Corp | 電装ユニット及びデータ処理方法 |
-
1994
- 1994-03-28 JP JP6057608A patent/JPH07271751A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8621643B2 (en) | 2011-01-21 | 2013-12-31 | Spansion Llc | Semiconductor device |
JP2014056600A (ja) * | 2013-11-19 | 2014-03-27 | Renesas Electronics Corp | 電装ユニット及びデータ処理方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100929870B1 (ko) | 컴퓨터 시스템의 바이오스 보안 유지방법 | |
US6453417B1 (en) | Microcontroller with secure signature extraction | |
EP1150300B1 (en) | Semiconductor storage device, control device, and electronic apparatus | |
US5206938A (en) | Ic card with memory area protection based on address line restriction | |
JP5114617B2 (ja) | 秘密鍵を保護する、セキュア端末、プログラム、および方法 | |
US5894550A (en) | Method of implementing a secure program in a microprocessor card, and a microprocessor card including a secure program | |
JPH0833914B2 (ja) | スマートカードのロック方法 | |
US10923203B2 (en) | Semiconductor device and method of operating semiconductor device | |
JPH04215194A (ja) | Icカード | |
JPH07271751A (ja) | セキュリティ回路内蔵マイクロコントローラ | |
JP2000148594A (ja) | Romデータの読み出しプロテクト回路 | |
JP4053245B2 (ja) | 不正利用を防止できる半導体記憶装置 | |
JPS62251833A (ja) | 計算機システム | |
JPH05225361A (ja) | レジスタ書換え方式 | |
JPH11167525A (ja) | 不揮発性メモリ混載マイコン及びその不揮発性メモリ書換え方法並びに不揮発性メモリ混載マイコンの不揮発性メモリ書換えプログラムを記録した記録媒体 | |
JPH11328326A (ja) | Icカード | |
JPH09146845A (ja) | 不揮発性半導体記憶装置の機密保護機構 | |
JPS62160555A (ja) | 記憶回路の記憶保護装置 | |
JPH081606B2 (ja) | シングルチップマイクロコンピュータ | |
JPH04359320A (ja) | 電子機器 | |
JP2002110915A (ja) | 半導体装置及びその方法 | |
JPH05197631A (ja) | 記憶装置 | |
JPH0778126A (ja) | Icカード用のマイクロコンピュータ | |
JP2003067254A (ja) | Romデータ読出プロテクト解除装置およびromデータ読出プロテクト解除方法 | |
JPH04160583A (ja) | シングルチップマイクロコンピュータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010605 |