JPH07271141A - 画像形成装置及び現像装置 - Google Patents

画像形成装置及び現像装置

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JPH07271141A
JPH07271141A JP6058412A JP5841294A JPH07271141A JP H07271141 A JPH07271141 A JP H07271141A JP 6058412 A JP6058412 A JP 6058412A JP 5841294 A JP5841294 A JP 5841294A JP H07271141 A JPH07271141 A JP H07271141A
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JP
Japan
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unit
roller
developing
power transmission
developing roller
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Application number
JP6058412A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Fukutome
康行 福留
Osamu Takagi
修 高木
Toshihiro Kasai
利博 笠井
Takao Izumi
貴雄 泉
Naoko Seto
尚子 瀬戸
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】現像ローラの駆動を安定して行い、現像剤を感
光体ドラム上に安定して供給する画像形成装置および現
像装置を提供する。 【構成】フレーム70のスリット71に現像ローラ51
の軸を挿入して、ここで現像ローラ51を支持すること
により感光体ドラム1に対して現像ローラ51を平行に
維持する。フレーム80a,80bのスリット81に現
像ローラ駆動用軸歯車57の軸を挿入して、ここで軸歯
車57を支持固定する。軸歯車57の軸はゴムブッシュ
58を装着し、軸歯車57を弾性的に支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉体トナーを用いて静
電潜像あるいは磁気潜像を可視化する画像形成装置及び
現像装置に係り、特に4連の現像装置を列設したカラー
画像形成装置において現像装置の位置決めを改善した画
像形成装置及び現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】4連の現像器を列設したカラー画像形成
装置では、現像ローラの駆動を画像形成装置筐体上の駆
動装置により行うことにより、装置全体を小型化し、消
耗品を安価なものとすることができる。この場合、現像
器駆動装置が画像形成装置筐体に設けられているので、
現像器を現像器駆動装置に的確に接続し、かつ現像ロー
ラを感光体ドラムに平行に接するように位置決めしなけ
ればならない。従来は、現像器を位置決めする場合、感
光体ドラムに対して現像器の現像ローラを平行に位置決
めするものと、画像形成装置筐体上の現像器駆動装置に
現像器の現像ローラあるいはそれと連動する軸を垂直に
位置決めするものとのいずれかで行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、寸法誤差等に
より感光体ドラムが画像形成装置筐体に対して平行でな
い場合、感光体ドラムに対して現像器の現像ローラを平
行に位置決めすると現像ローラあるいはそれと連動する
軸が画像形成装置筐体上の現像器駆動装置に対して垂直
でなくなり、現像ローラの駆動を安定して行うことがで
きなくなる可能性がある。また画像形成装置筐体の現像
器駆動装置に現像器の現像ローラあるいはそれと連動す
る軸を垂直に位置決めした場合、現像ローラが感光体ド
ラムに対して平行でなくなり、現像剤を感光体ドラム上
に安定して供給することができなくなる可能性がある。
すなわち、現像ローラが感光体ドラムに対して平行でな
いと、現像ローラ上の現像剤と感光体ドラムとの距離の
軸方向におけるばらつきにより感光体ドラムと現像ロー
ラとの間の電界が変化し、現像特性が不均一となって画
像むらを招いてしまう。特にカラー印字を目的とする装
置では単に画像濃度の差が出るばかりではなく、色差と
なって現れてしまうことが予想される。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、現像ローラの駆動を安定して行い、現像剤を感光体
ドラム上に安定して供給する画像形成装置および現像装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の画像形成装置は、画像潜像が形成される像
担持体に接し、像担持体に現像剤を供給する現像剤供給
手段を備えた現像器と、この現像剤供給手段を駆動する
駆動手段と、装置筐体に装着され、この駆動手段から駆
動力が伝達される第一の動力伝達手段と、前記現像器に
設けられ、この動力伝達手段から動力が伝達される第二
の動力伝達手段と、前記現像剤供給手段を前記像担持体
に対して平行に位置決めする第一の位置決め手段と、前
記第二の動力伝達手段を前記第一の動力伝達手段に対し
て動力伝達位置に位置決めする第二の位置決め手段とを
備えたている。また、本発明の現像装置は、画像潜像が
形成される像担持体に接し、像担持体に現像剤を供給す
る現像剤供給手段と、現像剤供給手段に駆動手段からの
駆動力を伝達する動力伝達手段(第二の動力伝達手段)
と、前記現像剤供給手段を前記像担持体に対して平行に
位置決めする第一の位置決め手段と、前記動力伝達手段
を前記駆動手段に対して動力伝達位置に位置決めする第
二の位置決め手段とを備えている。さらに、前記第二の
動力伝達手段は、第二の位置決め手段に弾性材を介して
位置決め支持されている。
【0006】
【作用】本発明によれば、現像剤供給手段は感光体ドラ
ムに対して平行に維持され、現像剤を現像器から感光体
ドラムに安定供給することができる。一方、現像剤供給
手段駆動用軸を画像形成装置筐体上の現像剤供給手段駆
動装置に対して正しく垂直に接続することができ、現像
剤供給手段は安定した駆動を行うことができる。さら
に、動力伝達手段は弾性材を介して位置決め支持されて
いるので、この弾性材により現像剤供給手段と画像形成
装置筐体が平行でない場合の角度及び軸間距離のずれ、
あるいは部品精度による寸法のばらつきを吸収する。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明のカラー画像形成装置の一実施例
を示す概略断面図である。像担持体である感光体ドラム
1aは、φ40mm×L266mmの円筒形の積層型有
機感光体で図示矢印方向へ回転可能に設けられている。
【0008】この感光体ドラム1aの周囲には回転方向
に沿って以下のものが配設されている。すなわち、感光
体ドラム1aを一様に帯電させる導電性ゴムローラから
なる帯電ローラ5aが感光体ドラム1aの表面に接触し
て設けられ、この帯電ローラ5aの下流側には帯電した
感光体ドラム1aに露光して静電潜像を形成する露光部
7aが設けられている。また露光部7aの下流には現像
剤を収納し、この現像剤で露光部7aにより形成された
静電潜像を現像する現像器9aが設けられている。現像
器9aの下流には感光体ドラム1aに対し、転写材であ
る用紙Pを搬送する搬送手段が設けられている。
【0009】更に、感光体ドラム1aの用紙Pとの当接
位置よりも下流側にはブレードクリーニング装置17a
及び除電ランプ19aが設けられている。ブレードクリ
ーニング装置17aは後述する現像剤像の転写後に感光
体ドラム1a上に残留した現像剤をブレード21により
掻き落として除去するものである。また除電ランプ19
aは、転写後、感光体ドラム1aの表面を光除電するタ
ングステンランプである。この除電ランプ19aによる
除電により画像形成の1サイクルを終え、次に画像形成
する時に未帯電の感光体ドラム1aは再び帯電ローラ5
aにより帯電される。
【0010】搬送手段11は感光体ドラム1aのドラム
幅とほぼ等しい幅を有している。この搬送手段11は環
状ベルトの形態をとっており、搬送手段11の上流側及
び下流側の環状部分にはそれぞれテンションローラ13
及び駆動ローラ15が設けられている。この環状部分に
おいてテンションローラ13及び駆動ローラ15の外周
に沿うように搬送手段11はテンションローラ13及び
駆動ローラ15に接触している。尚、テンションローラ
13から駆動ローラ15までの距離は約 300mmであ
る。テンションローラ13及び駆動ローラ15は各々図
示矢印i及びj方向に回転可能に設けられている。駆動
ローラ15の回転にともなって搬送手段11が環状に送
られることになる。搬送速度は、感光体の回転速度と等
しく制御されている。
【0011】この搬送手段11の近傍には用紙Pを収容
する給紙カセット25が設けられている。この給紙カセ
ット25には用紙Pを1枚ずつピックアップするピック
アップローラ27が図示矢印f方向に回転可能に設けら
れている。ピックアップローラ27により取り出された
用紙Pの搬送方向で、搬送手段11の手前側に上ローラ
及び下ローラからなるレジストローラ対29が回転可能
に設けられている。レジストローラ対29は搬送される
用紙Pを感光体ドラム1aに形成された現像剤像の先端
が用紙Pの先端にくるようにタイミングをとって搬送手
段11へ送り出す。
【0012】送り出された用紙Pは、搬送手段11を挟
んでテンションローラ13と対向する位置で、搬送手段
に当接して設置された吸着ローラ24に搬送される。こ
の吸着ローラ24は、例えばφ6mmSUS製の金属ロ
ーラで、用紙Pを介して搬送手段11に当接されるよう
になっている。吸着ローラ24は、導電性ゴムローラで
も、コロナチャージャーでも良い。吸着ローラ24への
電圧の供給は電源41により行う。印加電圧は例えば−
1.5kVである。吸着ローラ24は、ベルトあるいは
用紙Pの搬送方向と従動して回転する。用紙Pが吸着ロ
ーラ部へ搬送されてくると同時に吸着バイアスを印加す
る。それにより用紙P表面は負に帯電しレベル反対側
(テンションローラ13側)は正に帯電する。この電荷
による静電力で用紙Pを吸着する。
【0013】上述の感光体ドラム1a、帯電ローラ5
a、露光部7a、現像器9a、ブレードクリーニング装
置17a及び除電ランプ19aによってプロセスユニッ
ト 100aが構成されている。
【0014】搬送手段11上には、テンションローラ1
3と駆動ローラ15との間に搬送方向に沿ってプロセス
ユニット 100aの他、プロセスユニット 100b、プ
ロセスユニット 100c及びプロセスユニット 100d(以
下プロセスユニット 100a、プロセスユニット 100b、
プロセスユニット 100c及びプロセスユニット 100dを
総称してプロセスユニット 100とする)を備えている。
プロセスユニット 100b、プロセスユニット 100c、プ
ロセスユニット 100dはいずれもプロセスユニット100
aと同様の構成をしている。すなわち、感光体ドラム1
b、感光体ドラム1c及び感光体ドラム1d(以下感光
体ドラム1a、感光体ドラム1b、感光体ドラム1c及
び感光体ドラム1dを総称して感光体ドラム1とする)
が各々のプロセスユニット 100のほぼ中心に設けられて
いる。この感光体ドラム1の周囲には各々帯電ローラ5
b、帯電ローラ5c及び帯電ローラ5d(以下帯電ロー
ラ5a、帯電ローラ5b、帯電ローラ5c及び帯電ロー
ラ5dを総称して帯電ローラ5とする)が設けられてい
る。帯電ローラ5の下流側には露光部7b、露光部7c
及び露光部7d(以下露光部7a、露光部7b、露光部
7c及び露光部7dを総称して露光部7とする);現像
器9b、現像器9c及び現像器9d(以下現像器9a、
現像器9b、現像器9c及び現像器9dを総称して現像
器9とする);ブレードクリーニング装置17b、ブレ
ードクリーニング装置17c及びブレードクリーニング
装置17d(以下ブレードクリーニング装置17a、ブ
レードクリーニング装置17b、ブレードクリーニング
装置17c及びブレードクリーニング装置17dを総称
してブレードクリーニング装置17とする);除電ラン
プ19b、除電ランプ19c及び除電ランプ19d(以
下除電ランプ19a、除電ランプ19b、除電ランプ1
9c及び除電ランプ19dを総称して除電ランプ19と
する)を設けた構成もプロセスユニット 100aと同様で
ある。異なる構成は、現像器に備えられた現像剤で、例
えばプロセスユニット 100aにはイエロー、プロセスユ
ニット 100bにはマゼンタ、プロセスユニット 100cに
はシアン、プロセスユニット 100dにはブラックの各色
の現像剤が収容されている点である。色の順番はこれに
限られない。
【0015】カラー画像の出力の際は、搬送手段11に
よって搬送される用紙Pは各々の感光体ドラム1と順次
接触する。この用紙Pと各々の感光体ドラム1との当接
位置には、転写手段であるコロナチャージャー23a、
コロナチャージャー23b、コロナチャージャー23c
及びコロナチャージャー23d(以下コロナチャージャ
ー23a、コロナチャージャー23b、コロナチャージ
ャー23c及びコロナチャージャー23dを総称してコ
ロナチャージャー23とする)が各々の感光体ドラム1
に1対1に対応して設けられている。すなわちコロナチ
ャージャー23は対応する感光体ドラム1と搬送手段1
1との当接位置で搬送手段11の背面側に設けられ、搬
送手段11を介して感光体ドラム1と対向するようにな
っている。また、コロナチャージャー23a、コロナチ
ャージャー23b、コロナチャージャー23c及びコロ
ナチャージャー23dは図では省略しているが電圧印加
手段であるバイアス電源にそれぞれ接続されている。
【0016】次に、現像器9の取付け構造を説明する。
図2は現像器9の取付け構造を示す概略図、図6はその
斜視図である。また、図3は、現像ローラ51の位置決
め手段(第一の位置決め手段)を示した概略図である。
筐体90には一対のフレーム70,70が取り付けら
れ、感光体ドラム1を軸の両側で支持している。フレー
ム70,70には上面から中央部にかけて“く”の字状
に折れ曲がったスリット部分71,71が形成されてい
る。一方、現像器9の現像ローラ51は、回転する現像
ローラ軸を支持する軸受72が装着され、この軸受72
がスリット部分71,71に案内されてスリット部分7
1に嵌まるようになっている。両側のフレーム70,7
0は平行で一致する位置にあるために、現像ローラ軸は
感光体ドラム1との当接方向以外に遊びがなくなる。更
に、現像ローラ51を感光体ドラム1に押圧する際にば
ね53(図2に示す)で均一に押している。その押付力
は 100g〜3kg程度である。この押付けにより、現像
ローラ51と感光体ドラム1は平行に維持され、すなわ
ち、現像ローラ51と感光体ドラム1の距離が一定に維
持されかつ均一に当接され、現像剤が感光体ドラム1上
に確実に移動するようになっている。なお、本実施例で
は現像方法は非磁性一成分現像剤を用いた接触現像を採
用しているが、非接触現像を用いる場合も同様の構成で
この位置決めを行うことができる。
【0017】次に、本発明の第2の現像器位置決め手
段、すなわち画像形成装置筐体上の駆動歯車56(第一
の動力伝達手段)と現像ローラ駆動用軸歯車57(第二
の動力伝達手段)との位置決めについて、図2、図4及
び図6を参照して説明する。
【0018】筐体90にはフレーム80a,80bが設
けられ、フレーム80aは画像形成装置筐体上の駆動歯
車56の軸を支持している。フレーム80a,80bに
はスリット81,81が形成され、これらスリット8
1,81は駆動歯車56の軸に対して垂直に設けられ、
かつスリット81,81は平行で一致する位置にある。
このスリット81には、現像ローラ駆動用軸歯車57の
軸62が挿入され、駆動歯車56の軸と平行に支持され
ている。この結果、現像ローラ駆動用軸歯車57の軸を
歯車56の軸に対して平行で、歯車どうしが適切に噛み
合うように位置決めすることができる。また、現像ロー
ラ駆動用軸歯車57の軸は、ばねのついた支持材82に
より押さえられていて、回転中に外れないようになって
いる。
【0019】さらに本実施例では現像ローラ駆動用軸歯
車57の軸を現像器フレーム61,57に対してゴムブ
ッシュ58を用いて弾性支持してある。この弾性体は、
例えば、ウレタンゴム、シリコンゴム、オイルシール等
を用いることも可能である。また、現像ローラ51の軸
と現像ローラ駆動用軸歯車57の軸との間は第三の動力
伝達手段であるタイミングベルト59で連結されて、現
像ローラ駆動用軸歯車57が駆動される。さらにタイミ
ングベルト59には、ベルト張力調整用のテンションプ
ーリ60が設けられ、2軸の角度及び軸間距離のずれ、
あるいは部品精度による寸法のずれをこのテンションプ
ーリ60により吸収するようにしている。
【0020】次に、このように構成された画像形成装置
の画像形成プロセスについて述べる。上述の4つのプロ
セスユニットの各々の回転する感光体ドラム1がまずA
C重畳DCバイアスを印加し接触帯電ローラ5によって
一様に約−500Vに帯電される。帯電ローラによって
一様に帯電されたこの感光体ドラム1は蛍光体により露
光を行う固体走査ヘッド(露光部7)から光照射され、
静電潜像が形成される。この静電潜像は現像器9により
各色の予め十分に帯電された現像剤により現像が行われ
る。
【0021】一方、用紙Pは給紙カセット25からピッ
クアップローラ27により取り出され、レジストローラ
対29へ送られる。レジストローラ対29は用紙Pの先
端に現像剤像の先端がくるように感光体ドラム1の回転
とタイミングをとった後、用紙Pを搬送手段11上へ送
り出す。用紙Pが転写位置に搬送されてくると搬送手段
11には各々のコロナチャージャー23からバイアス電
圧として例えば約6kVの電圧が印加される。バイアス
電圧を印加することによって、感光体ドラム1と搬送手
段11との間に転写電界が形成される。従って、まず感
光体ドラム1a上の現像剤像が用紙P上に転写され、こ
の現像剤像を担持した用紙Pは搬送されて感光体ドラム
1bに達する。感光体ドラム1bに形成された現像剤像
が、先に転写された現像剤像上に重ねて転写される。用
紙Pは更に搬送されて、感光体ドラム1c、感光体ドラ
ム1dにおいても、同様に各色の現像剤が転写される。
【0022】このように、多重転写により形成された像
を担持した用紙Pは、搬送手段11から定着器33へ送
られる。定着器33は加熱ローラ35及び加圧ローラ3
7を有している。用紙Pは加熱ローラ及び加圧ローラと
の間を、像が加熱ローラと接触する状態で通されること
により、用紙P上に定着される。搬送手段から用紙Pが
離れた後、ベルト表面はブレードクリーニング16によ
り表面をクリーニングされる。
【0023】また、上述のごとく取り付けられた4連構
造の現像器の作用について説明する。図2に示すよう
に、現像器9内で現像剤貯蔵部であるホッパ50から供
給された現像剤は現像ローラ51上に層規制部材52に
より帯電され、層形成される。現像ローラ51には直流
電圧が印加され、感光体ドラム1と現像ローラ51間に
現像電界が形成される。層形成された現像ローラ51上
の現像剤は、現像ローラ51が感光体1と同じ方向に回
転する際、この電界により現像ローラ51に当接する感
光体ドラム1上に形成されている静電潜像に対応して移
動する。画像形成装置筐体上の現像ローラ駆動用モータ
54(駆動手段)による駆動力はタイミングベルト55
あるいは歯車列により現像ローラ駆動用歯車56に伝達
され、現像器9の装着とともにその歯車56が現像ロー
ラ駆動用軸歯車57と連結される。現像ローラ51はこ
の現像ローラ駆動用軸と連動している。
【0024】さらに、ゴムブッシュ58の作用効果を説
明する。上述の2種類の現像器の位置決め手段が理想的
に機能すれば現像器は高画質に対応した現像剤供給を安
定に行うことができる。しかし、上述の2種類の位置決
め手段が完全に平行であることは希であり、感光体ドラ
ム1が画像形成装置筐体90に対して図5(a)に示す
ように平行でない場合もある。この場合、現像ローラ5
1を感光体ドラム1に対して平行に位置決めしようとす
ると、現像ローラ駆動用軸歯車57が現像ローラ駆動歯
車56に対して平行でなくなってしまう。また、現像ロ
ーラ駆動用軸を現像ローラ駆動用歯車56に対して平行
に位置決めしようとすると、現像ローラ51が感光体ド
ラム1に対して平行でなくなってしまう。図5(b)に
示すように、感光体ドラムに対する現像ローラの平行
と、現像ローラ駆動用歯車に対する現像ローラ駆動用軸
の平行を同時に出そうとする場合、現像器における現像
ローラ軸と現像ローラ駆動用軸の角度及び軸間距離のず
れ、あるいは部品精度による寸法のずれを吸収し、現像
ローラ駆動用軸の駆動力を確実に現像ローラ軸に伝達す
ることが必要になってくる。本発明では、この現像器支
持の為の2つの軸が平行でなくても対応できるように、
その影響の少ない現像ローラ駆動用軸を弾性材により弾
性支持しているので、必ずしも感光体ドラム1に対して
直角平行が出ていない画像形成装置筐体90に対しても
現像器9を装着し、安定動作させることができる。
【0025】なお、上記実施例は4連構造の感光体ドラ
ムを備えた画像形成装置に適用した例を示したが、他の
単数または複数の感光体ドラムを備えた画像形成装置に
適用することができる。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したごとく本発明によれば、現
像器を支持する2つの位置決め手段を設け、かつ寸法誤
差等を弾性材で吸収するようにしたので、画像形成装置
筐体に対して感光体ドラムが平行でない場合でも、現像
器を感光体ドラムに平行に配置し、かつ装置筐体に設け
た駆動装置に対して適切に接続して、画像むらのない高
品質画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における画像形成装置の概略
説明図。
【図2】本発明の一実施例における現像器の概略説明
図。
【図3】本発明の一実施例における現像ローラ軸位置決
め装置の概略説明図。
【図4】本発明の一実施例における現像ローラ駆動用軸
位置決め装置の概略説明図。
【図5】本発明の一実施例における画像形成装置筐体と
感光体ドラムとの位置関係説明図で、(a)は現像ロー
ラを感光体ドラムに対して平行に位置決めした場合を示
し、(b)は感光体ドラムに対する現像ローラの平行
と、現像ローラ駆動歯車に対する現像ローラ駆動用軸の
平行を同時に出す場合を示す。
【図6】本発明の一実施例における現像器の概略斜視
図。
【符号の説明】
1…像担持体(感光体ドラム)、50…トナーホッパ、
51…現像ローラ、52…層規制部材、53…ばね、5
4…現像ローラ駆動用モータ、55…タイミングベル
ト、56…現像ローラ駆動歯車、57…現像ローラ駆動
用軸歯車、58…ゴムブッシュ、59…タイミングベル
ト、60…テンションプーリ、61…現像器フレーム、
62…現像ローラ駆動用軸歯車の軸、70…フレーム、
71…スリット、72…軸受、80a,80b…フレー
ム、81…スリット、82…支持材、90…画像形成装
置筐体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 泉 貴雄 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内 (72)発明者 瀬戸 尚子 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 東芝イン テリジェントテクノロジ株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像潜像が形成される像担持体に接し、
    像担持体に現像剤を供給する現像剤供給手段を備えた現
    像器と、 この現像剤供給手段を駆動する駆動手段と、 装置筐体に装着され、この駆動手段から駆動力が伝達さ
    れる第一の動力伝達手段と、 前記現像器に設けられ、この動力伝達手段から動力が伝
    達される第二の動力伝達手段と、 前記現像剤供給手段を前記像担持体に対して平行に位置
    決めする第一の位置決め手段と、 前記第二の動力伝達手段を前記第一の動力伝達手段に対
    して動力伝達位置に位置決めする第二の位置決め手段
    と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記第二の動力伝達手段は、第二の位置
    決め手段に弾性材を介して位置決め支持されている請求
    項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 画像潜像が形成される像担持体に接し、
    像担持体に現像剤を供給する現像剤供給手段と、 現像剤供給手段に駆動手段からの駆動力を伝達する動力
    伝達手段と、 前記現像剤供給手段を前記像担持体に対して平行に位置
    決めする第一の位置決め手段と、 前記第二の動力伝達手段を前記駆動手段に対して動力伝
    達位置に位置決めする第二の位置決め手段と、 を備えたことを特徴とする現像装置。
  4. 【請求項4】 前記動力伝達手段は、第二の位置決め手
    段に弾性材を介して位置決め支持されている請求項3に
    記載の現像装置。
JP6058412A 1994-03-29 1994-03-29 画像形成装置及び現像装置 Pending JPH07271141A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005266525A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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