JPH0727107Y2 - トリミング装置 - Google Patents

トリミング装置

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JPH0727107Y2
JPH0727107Y2 JP5660190U JP5660190U JPH0727107Y2 JP H0727107 Y2 JPH0727107 Y2 JP H0727107Y2 JP 5660190 U JP5660190 U JP 5660190U JP 5660190 U JP5660190 U JP 5660190U JP H0727107 Y2 JPH0727107 Y2 JP H0727107Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cutting blade
trimming device
cutting
drive body
trimming
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP5660190U
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JPH0417092U (ja
Inventor
久雄 平
利光 海老沼
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Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は樹脂或いは金属製のワークのトリミングに最適
なトリミング装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種のトリミング装置として第5図及び第6図
に示すものが知られている。
このトリミング装置は、回転軸を備えたルータ本体21
と、該ルータ本体21の回転軸に同軸上に取付けられた円
柱形のルータ刃22と、該ルータ刃22の基部に同軸上に設
けられたスペーサリング23とから構成されている。
このトリミング装置でワークWのトリミングを行なう場
合には、ワークWをガイドモールドGに付設した後、ガ
イドモールドG上面にスペーサリング23を載せた状態で
ルータ刃22を回転させ、該ルータ刃22をガイドモールド
Gに沿って移動させている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、従来のトリミング装置では切断工具とし
て円柱形のルータ刃22を用いているため、切込み寸法L
が大きく、多量の切り粉が発生するという問題点があっ
た。通常、この切り粉は集塵装置によって切断と同時に
捕獲されるようになっているが、切り粉が多量に発生す
るためにその吸引負荷が大きく、フィルタに目詰まりを
生じ易い。
また、トリミング時にはルータ刃22の直径分をワークW
に切込ませる必要があるため、該ルータ刃22を移動させ
る際に大きな力を必要とし、またトリミング速度も遅く
なるという問題点があった。
本考案は前記問題点に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、切り粉量を減少できることは勿論、切
断工具を移動させる際に大きな力を必要とせず、またト
リミングを迅速に行なえるトリミング装置を提供するこ
とにある。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため請求項(1)では、回転軸に切
断工具を備えた駆動本体をガイドモールドに沿って移動
させることで、該ガイドモールドに付設されたワークを
切断するようにしたトリミング装置において、駆動本体
の回転軸に円板状の切断刃を取付けると共に、駆動本体
の両側に一対の支持アームを設け、各支持アームの同一
位置に、切断刃の回転面と直交する面内で回転可能なフ
ランジ付きガイドローラを夫々設けている。
また、請求項(2)では、請求項(1)記載のトリミン
グ装置において、各支持アームを駆動本体に着脱自在な
固定具に設けている。
(作用) 請求項(1)記載のトリミング装置でワークのトリミン
グを行なう場合には、ワークをガイドモールドに付設し
た後、ガイドモールド上面にフランジ付きガイドローラ
を夫々載せた状態で切断刃を回転させ、該切断刃をガイ
ドモールドに沿って移動させる。
この移動によりワークは、該ワークに対して直交する面
内で回転する切断刃によって該切断刃の厚みにほぼ等し
い切込み寸法が切断される。また、この移動時におい
て、切断刃はフランジを有する2個のガイドローラによ
ってその移動方向及び移動方向と直交する方向に傾きを
生じることなく適正に案内される。
また、請求項(2)記載のトリミング装置では、上記作
用に加えて、駆動本体に対する固定具の位置を調整する
ことで、切断刃とガイドローラの間隔、即ちトリミング
位置を任意に変更できる。
(実施例) 第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示すもので、第
1図はトリミング装置の正面図、第2図は第1図の右側
面図、第3図は第1図の上面図、第4図は第1図のIV-I
V線断面図である。
図に示したトリミング装置は、駆動本体1と、切断刃2
と、固定具3と、一対の支持アーム4と、2個のガイド
ローラ5とから構成されている。
前記駆動本体1は圧縮空気の供給によって回転軸を回転
可能なエアツールからなり、上端にエア供給口1aを、下
端に回転軸1bを夫々有していおり、また本体内のエア流
通を制御する切換えリング1cをエア供給口1a部分に有し
ている。エア供給口1aにはエアコンプレッサに通じるエ
アカップリング1dが取付けられており、また図示を省略
したが回転軸1bには切断刃交換用の着脱機構が設けられ
ている。
前記切断刃2は厚さ0.5mm程度の円板状のダイヤモンド
カッターからなり、中心部に固着された軸2aを前記回転
軸1bに固着されている。
前記固定具3は断面C字形なしており、その開口縁夫々
に突設された板状部3aをネジ3bによって締結され、駆動
本体1の外周面に取付けられている。また、固定具3の
側面には支持アーム用の一対の板状取付け部3cが、夫々
同一面上に位置するように突設されている。この固定具
3はネジ3bを緩めた状態で駆動本体1に対する取付け位
置を調整できるようになっている。
前記支持アーム4は夫々同一形状の平板状部材からな
り、各上部を前記取付け部3cにネジ4aによって夫々締結
されている。
前記ガイドローラ5は一側面外周にフランジ5aを有し、
中心部に貫通孔5bを有している。各ガイドローラ5は貫
通孔5bに挿着された軸ピン5cの一端を、前記支持アーム
4の下端部の同一高さ位置に取付けられ、前記切断刃2
の回転面と直交する面内で回転可能に配置されている。
尚、図示を省略したが、切断装置の駆動本体及び支持ア
ームには、移動時に把持するための取手が設けられてい
る。
また、図中のGは平坦な上面Gaを有するガイドモール
ド、Wは該ガイドモールドGに適宜クランプ手段を利用
して付設された樹脂或いは金属製のワークであり、本例
ではワークWとして航空機のフラップを示してある。
次に、前述のトリミング装置の動作について説明する。
ワークWのトリミングを行なうに当って、まずワークW
をガイドモールドGに付設する。
この後に、ガイドローラ5をガイドモールドGの上面Ga
に、そのフランジ5aがガイドモールドGの側面に当接す
るように夫々載せる。
この状態で駆動本体1のエア供給口1aに圧縮空気を供給
し、切換えリング1cをオン位置に回して回転軸1b及び切
削刃2を回転させ、取手を把持して切断刃2をガイドモ
ールドGに沿って移動させる。
この移動によってワークWは、該ワークWに対して直交
する面内で回転する切断刃2によって該切断刃2の厚み
にほぼ等しい切込み寸法Lで切断される。
切断(トリミング)位置を変更する場合には、ネジ3bを
緩めた状態で固定具3を移動させ、切断刃2とガイドロ
ーラ5の間隔を適宜調整すればよい。
このように前述のトリミング装置では、切断工具として
厚みの薄い円板状の切断刃2を用いているので、小さな
切込み寸法で切り粉量を減少させることができる。従っ
て、集塵装置によって切り粉を捕獲する場合でもその吸
引負荷を低減し、またフィルタに生じる目詰まりを緩和
することができる。
また、円板状の切断刃2をワークWに対して直交する面
内で回転させており、また切込み寸法が小さくて済むこ
とも相俟って、切断刃2を移動させる際に大きな力を必
要とせず、またトリミングを迅速に行なえる利点があ
る。
しかも、切断刃2の移動時において、該切断刃2をフラ
ンジ5aを有する2個のガイドローラ5によってその移動
方向及び移動方向と直交する方向に傾きを生じることな
く適正に案内することができるので、所望のトリミング
を正確に行なうことができる。
尚、前記実施例では駆動本体1に着脱自在に取付けられ
た固定具3に支持アーム4を設けたものを示したが、ト
リミング位置が定まっている場合には該支持アームを駆
動本体1に直接設けるようにしてもよい。また、駆動本
体1として圧縮空気によって作動するものを示したが、
該駆動本体は電動モータを内蔵したもの等で代用するこ
ともできる。
(考案の効果) 以上詳述したように、請求項(1)記載のトリミング装
置によれば、切断工具として円板状の切断刃を用いてい
るので、小さな切込み寸法で切り粉量を減少させること
ができる。従って、集塵装置によって切り粉を捕獲する
場合でも吸引負荷を低減し、またフィルタに生じる目詰
まりを緩和することができる。また、円板状の切断刃を
ワークに対して直交する面内で回転させており、また切
込み寸法が小さくて済むことも相俟って、切断刃を移動
させる際に大きな力を必要とせず、またトリミングを迅
速に行なえる利点がある。しかも、切断刃の移動時にお
いて、該切断刃をフランジを有する2個のガイドローラ
によってその移動方向及び移動方向と直交する方向に傾
きを生じることなく適正に案内することができるので、
所望のトリミングを正確に行なうことができる。
また、請求項(2)記載のトリミング装置によれば、上
記効果に加え、固定具を移動させて切断刃とガイドロー
ラの間隔を調整することによって、トリミング位置を任
意に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示すもので、第
1図はトリミング装置の正面図、第2図は第1図の右側
面図、第3図は第1図の上面図、第4図は第1図のIV-I
V線断面図、第5図及び第6図は従来例を示すもので、
第5図はトリミング装置の正面図、第6図は第5図のVI
-VI線断面図である。 図中、1……駆動本体、1b……回転軸、2……切断刃、
3……固定具、4……支持アーム、5……ガイドロー
ラ、5a……フランジ、G……ガイドモール、W……ワー
ク。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸に切断工具を備えた駆動本体をガイ
    ドモールドに沿って移動させることで、該ガイドモール
    ドに付設されたワークを切断するようにしたトリミング
    装置において、 駆動本体の回転軸に円板状の切断刃を取付けると共に、 駆動本体の両側に一対の支持アームを設け、 各支持アームの同一位置に、切断刃の回転面と直交する
    面内で回転可能なフランジ付きガイドローラを夫々設け
    た ことを特徴とするトリミング装置。
  2. 【請求項2】各支持アームが駆動本体に着脱自在な固定
    具に設けられている請求項(1)記載のトリミング装
    置。
JP5660190U 1990-05-31 1990-05-31 トリミング装置 Expired - Lifetime JPH0727107Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5660190U JPH0727107Y2 (ja) 1990-05-31 1990-05-31 トリミング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5660190U JPH0727107Y2 (ja) 1990-05-31 1990-05-31 トリミング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0417092U JPH0417092U (ja) 1992-02-12
JPH0727107Y2 true JPH0727107Y2 (ja) 1995-06-21

Family

ID=31580575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5660190U Expired - Lifetime JPH0727107Y2 (ja) 1990-05-31 1990-05-31 トリミング装置

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JPH0417092U (ja) 1992-02-12

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