JPH0727086A - 多段キャンドモータポンプ - Google Patents
多段キャンドモータポンプInfo
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- JPH0727086A JPH0727086A JP17040693A JP17040693A JPH0727086A JP H0727086 A JPH0727086 A JP H0727086A JP 17040693 A JP17040693 A JP 17040693A JP 17040693 A JP17040693 A JP 17040693A JP H0727086 A JPH0727086 A JP H0727086A
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- motor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 多段キャンドモータポンプにバランスディス
ク機構を採用することにより安定したバランス保持力を
達成してポンプの効率を向上し、併せて内部サーキュレ
ーション方式とすることにより、信頼性の向上を図り価
格の低廉価を実現させる。 【構成】 圧力室部屋42内をバランスディスク40に
より前室42aと後室42bを形成してこの圧力部屋内
にバランスディスクの外方両側縁をシールする環状バラ
ンスシート45a、54bを配設し、バランスディスク
40の後室側側面に環状突起49を突設して後室側バラ
ンスシートの内周縁部をシールして前記後室42bをバ
ランス室として形成し、圧力部屋にバランスシート外側
の間隙部と前部モータ室とを連通する通液路を形成し、
バランスディスクの軸着部にバランス室とモータロータ
軸50の貫通軸孔とを連通するよう連通孔58を形成す
る。
ク機構を採用することにより安定したバランス保持力を
達成してポンプの効率を向上し、併せて内部サーキュレ
ーション方式とすることにより、信頼性の向上を図り価
格の低廉価を実現させる。 【構成】 圧力室部屋42内をバランスディスク40に
より前室42aと後室42bを形成してこの圧力部屋内
にバランスディスクの外方両側縁をシールする環状バラ
ンスシート45a、54bを配設し、バランスディスク
40の後室側側面に環状突起49を突設して後室側バラ
ンスシートの内周縁部をシールして前記後室42bをバ
ランス室として形成し、圧力部屋にバランスシート外側
の間隙部と前部モータ室とを連通する通液路を形成し、
バランスディスクの軸着部にバランス室とモータロータ
軸50の貫通軸孔とを連通するよう連通孔58を形成す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多段キャンドモータポ
ンプに係り、特にモータ部とポンプ部との間にバランス
ディスクを配設した多段キャンドモータポンプの最終段
ポンプ室より吐出される取扱液の一部をバランスディス
クを収納する圧力部屋を介して前部ロータ室より後部ロ
ータ室に流入し、さらに後部ベアリング部を潤滑流過し
た後、モータロータ軸後端の貫通軸孔よりポンプ吸込口
に還流しベアリングの潤滑とモータ部の冷却を行う内部
循環(サーキュレーション)系を構成し、前記バランス
ディスクの低圧側後室に環状シールを設けて形成される
バランス室にモータロータ軸の貫通軸孔と連通接続する
連通孔を形成することにより、スラスト保持力を向上さ
せる多段キャンドモータポンプに関する。
ンプに係り、特にモータ部とポンプ部との間にバランス
ディスクを配設した多段キャンドモータポンプの最終段
ポンプ室より吐出される取扱液の一部をバランスディス
クを収納する圧力部屋を介して前部ロータ室より後部ロ
ータ室に流入し、さらに後部ベアリング部を潤滑流過し
た後、モータロータ軸後端の貫通軸孔よりポンプ吸込口
に還流しベアリングの潤滑とモータ部の冷却を行う内部
循環(サーキュレーション)系を構成し、前記バランス
ディスクの低圧側後室に環状シールを設けて形成される
バランス室にモータロータ軸の貫通軸孔と連通接続する
連通孔を形成することにより、スラスト保持力を向上さ
せる多段キャンドモータポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に従来の多段ポンプのバランスデ
ィスクは、図4の(a)に示す多段ポンプ10の半断面
図および(b)に示す部分拡大図から明らかなように、
バランスディスク12の後室14側を外部循環(サーキ
ュレーション)系16によりポンプ吸込み口側18に連
通させて低圧に保持するよう構成されている。
ィスクは、図4の(a)に示す多段ポンプ10の半断面
図および(b)に示す部分拡大図から明らかなように、
バランスディスク12の後室14側を外部循環(サーキ
ュレーション)系16によりポンプ吸込み口側18に連
通させて低圧に保持するよう構成されている。
【0003】通常多段キャンドモータポンプでは、モー
タ部の冷却とベアリングの潤滑のためサーキュレーショ
ンを採っており、これはバランスディスクのための流れ
と同一流れとなるように形成した方が、逆の流れに形成
するよりは構造上簡単に構成され設計上有効である。
タ部の冷却とベアリングの潤滑のためサーキュレーショ
ンを採っており、これはバランスディスクのための流れ
と同一流れとなるように形成した方が、逆の流れに形成
するよりは構造上簡単に構成され設計上有効である。
【0004】しかるに、出願人はバランスディスクの特
性に着目し、以下に示すような多段キャンドモータポン
プの出願を行っている。すなわち、図5に示す多段キャ
ンドモータポンプ15のようにモータ室20の圧力をで
きるだけ低下させるため、モータ室の後部22とポンプ
室24の吸込口26側を十分に太い外部配管28により
連結し、この外部配管28での圧力損失が十分小さくな
るよう構成している。
性に着目し、以下に示すような多段キャンドモータポン
プの出願を行っている。すなわち、図5に示す多段キャ
ンドモータポンプ15のようにモータ室20の圧力をで
きるだけ低下させるため、モータ室の後部22とポンプ
室24の吸込口26側を十分に太い外部配管28により
連結し、この外部配管28での圧力損失が十分小さくな
るよう構成している。
【0005】元来、キャンドモータポンプは漏れのない
ことが特徴とされており、外部にサーキュレーション配
管を設ける方式では、それだけシール個所が増えるため
漏れの可能性も増大し好ましくない。このため、図6に
示すような単段キャンドモータポンプ30のモータロー
タ軸32に貫通孔34を設け、これにより取扱液の一部
をポンプの吸込口側に還流する内部サーキュレーション
方式が主流となっている。
ことが特徴とされており、外部にサーキュレーション配
管を設ける方式では、それだけシール個所が増えるため
漏れの可能性も増大し好ましくない。このため、図6に
示すような単段キャンドモータポンプ30のモータロー
タ軸32に貫通孔34を設け、これにより取扱液の一部
をポンプの吸込口側に還流する内部サーキュレーション
方式が主流となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、このような方
式を、バランスディスクを利用したキャンドモータポン
プに採用しようとすると、多段キャンドモータポンプに
おいては、モータロータ軸がポンプ軸とモータ軸とを一
体にした構成となるため全長が長尺化し、軸貫通孔の径
の大きさは軸強度の関係上制約されるため貫通孔での圧
力損失が増大してバランスディスク後室の圧力が上昇す
る結果、バランス保持力が低下してしまい、このままで
は内部サーキュレーション方式を採用することができな
い難点を有していた。
式を、バランスディスクを利用したキャンドモータポン
プに採用しようとすると、多段キャンドモータポンプに
おいては、モータロータ軸がポンプ軸とモータ軸とを一
体にした構成となるため全長が長尺化し、軸貫通孔の径
の大きさは軸強度の関係上制約されるため貫通孔での圧
力損失が増大してバランスディスク後室の圧力が上昇す
る結果、バランス保持力が低下してしまい、このままで
は内部サーキュレーション方式を採用することができな
い難点を有していた。
【0007】しかしながら、内部サーキュレーション方
式は漏れ個所が少く、かつ付属配管も少なくなるため安
価に製作することができる利点を有し、さらに、バラン
スディスクによるスラストバランス機構は、全流領域で
安定したバランスが実現できると共にバランスホールや
リア側の環状シールを無くすことができ、漏れ損失と円
板摩擦損失を低減してポンプ効率を向上させることがで
きることから、バランスディスク方式を採用した内部サ
ーキュレーション方式を採用することが望まれていた。
式は漏れ個所が少く、かつ付属配管も少なくなるため安
価に製作することができる利点を有し、さらに、バラン
スディスクによるスラストバランス機構は、全流領域で
安定したバランスが実現できると共にバランスホールや
リア側の環状シールを無くすことができ、漏れ損失と円
板摩擦損失を低減してポンプ効率を向上させることがで
きることから、バランスディスク方式を採用した内部サ
ーキュレーション方式を採用することが望まれていた。
【0008】そこで、本発明の目的は、多段キャンドモ
ータポンプにバランスディスク機構を採用し、バランス
ディスクの低圧側後室に環状シールを設けて形成された
バランス室にモータロータ軸の貫通孔と連通する連通孔
を形成して前記バランス室を低圧に保持することによ
り、安定したスラスト保持力を達成してポンプの効率の
向上を図り、併せて内部サーキュレーション方式とする
ことにより、信頼性を向上し低価格の多段キャンドモー
タポンプを提供するにある。
ータポンプにバランスディスク機構を採用し、バランス
ディスクの低圧側後室に環状シールを設けて形成された
バランス室にモータロータ軸の貫通孔と連通する連通孔
を形成して前記バランス室を低圧に保持することによ
り、安定したスラスト保持力を達成してポンプの効率の
向上を図り、併せて内部サーキュレーション方式とする
ことにより、信頼性を向上し低価格の多段キャンドモー
タポンプを提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】先の目的を達成するため
に、本発明は、複数のポンプ室からなるポンプ部の後方
同軸上にモータ部を配設すると共に前記モータ部とポン
プ部との間にバランスディスクを配設した多段キャンド
モータポンプにおいて、ポンプ吸込口より吸入され最終
段ポンプ室より吐出される取扱液の一部を前記最終段ポ
ンプ室後方に隣接配置されたバランスディスクを収納す
る圧力部屋を介して前部ロータ室より後部ロータ室に流
入し、さらに後部ベアリング部を潤滑流過した後、モー
タロータ軸の後端の貫通軸孔よりポンプ吸込口に還流し
ベアリングの潤滑とモータ部の冷却を行う内部循環系を
構成し、前記圧力部屋内をバランスディスクにより前室
と後室を画成してこの圧力部屋内にバランスディスクの
外方両側縁をシールする環状バランスシートを配設し、
前記バランスディスクの後室側側面に環状突起を突設し
て後室側バランスシートの内周縁部をシールするバラン
ス室を形成し、前記圧力部屋にバランスシート外側の間
隙部と前部モータ室とを連通する通液路を形成し、前記
バランスディスクの軸着部に前記バランス室とモータロ
ータ軸の貫通軸孔とを連通接続する連通孔を形成するこ
とを特徴とする。
に、本発明は、複数のポンプ室からなるポンプ部の後方
同軸上にモータ部を配設すると共に前記モータ部とポン
プ部との間にバランスディスクを配設した多段キャンド
モータポンプにおいて、ポンプ吸込口より吸入され最終
段ポンプ室より吐出される取扱液の一部を前記最終段ポ
ンプ室後方に隣接配置されたバランスディスクを収納す
る圧力部屋を介して前部ロータ室より後部ロータ室に流
入し、さらに後部ベアリング部を潤滑流過した後、モー
タロータ軸の後端の貫通軸孔よりポンプ吸込口に還流し
ベアリングの潤滑とモータ部の冷却を行う内部循環系を
構成し、前記圧力部屋内をバランスディスクにより前室
と後室を画成してこの圧力部屋内にバランスディスクの
外方両側縁をシールする環状バランスシートを配設し、
前記バランスディスクの後室側側面に環状突起を突設し
て後室側バランスシートの内周縁部をシールするバラン
ス室を形成し、前記圧力部屋にバランスシート外側の間
隙部と前部モータ室とを連通する通液路を形成し、前記
バランスディスクの軸着部に前記バランス室とモータロ
ータ軸の貫通軸孔とを連通接続する連通孔を形成するこ
とを特徴とする。
【0010】この場合、前記モータロータ軸の貫通軸孔
と連通接続するバランス室の連通孔よりポンプ吸込口側
の少なくとも1つ以上のポンプ室吸込口側に前記貫通軸
孔と連通接続する連通孔を設ければ好適である。
と連通接続するバランス室の連通孔よりポンプ吸込口側
の少なくとも1つ以上のポンプ室吸込口側に前記貫通軸
孔と連通接続する連通孔を設ければ好適である。
【0011】
【作用】本発明においては、モータ部とポンプ部との間
にバランスディスクを配設した多段キャンドモータポン
プの最終段ポンプ室より吐出される取扱液の一部をバラ
ンスディスクを収納する圧力部屋を介して前部ロータ室
より後部ロータ室に流入し、さらに後部ベアリング部を
潤滑流過した後、モータロータ軸の後端の貫通軸孔より
ポンプ吸込口に還流しベアリングの潤滑とモータ部の冷
却を行うよう内部循環(サーキュレーション)系を構成
し、前記バランスディスクの低圧側後室に環状シールを
設けて形成されるバランス室にモータロータ軸の貫通軸
孔と連通接続する連通孔を形成することにより、スラス
ト保持力を向上させることができる。
にバランスディスクを配設した多段キャンドモータポン
プの最終段ポンプ室より吐出される取扱液の一部をバラ
ンスディスクを収納する圧力部屋を介して前部ロータ室
より後部ロータ室に流入し、さらに後部ベアリング部を
潤滑流過した後、モータロータ軸の後端の貫通軸孔より
ポンプ吸込口に還流しベアリングの潤滑とモータ部の冷
却を行うよう内部循環(サーキュレーション)系を構成
し、前記バランスディスクの低圧側後室に環状シールを
設けて形成されるバランス室にモータロータ軸の貫通軸
孔と連通接続する連通孔を形成することにより、スラス
ト保持力を向上させることができる。
【0012】
【実施例】次に、本発明に係わる多段キャンドモータポ
ンプの一実施例を添付図面を参照しながら以下詳細に説
明する。なお、説明の便宜上、図4乃至図6に示す従来
の構造と同一構成部分には同一参照符号を付し、詳細な
説明は省略する。
ンプの一実施例を添付図面を参照しながら以下詳細に説
明する。なお、説明の便宜上、図4乃至図6に示す従来
の構造と同一構成部分には同一参照符号を付し、詳細な
説明は省略する。
【0013】すなわち、図1の(a)は本発明の多段キ
ャンドモータポンプの半断面図であり、(b)は圧力勾
配線図である。
ャンドモータポンプの半断面図であり、(b)は圧力勾
配線図である。
【0014】図において、参照符号36は多段キャンド
モータポンプ本体を示し、この多段キャンドモータポン
プ36に採用される内部循環(サーキュレーション)系
は、ポンプ吸込口26より吸入され最終段ポンプ室38
より吐出される取扱液の一部を前記最終段ポンプ室38
後方に隣接配置されたバランスディスク40を収納する
圧力部屋42を介して図2に示す前部ロータ室44より
後部ロータ室46に流入し、さらに後部ベアリング48
を潤滑流過した後、モータロータ軸50の後端の貫通軸
孔52よりポンプ吸込口26側に還流することにより後
部ベアリング48、中間ベアリング54の潤滑とモータ
部56の冷却を行うよう構成されている。
モータポンプ本体を示し、この多段キャンドモータポン
プ36に採用される内部循環(サーキュレーション)系
は、ポンプ吸込口26より吸入され最終段ポンプ室38
より吐出される取扱液の一部を前記最終段ポンプ室38
後方に隣接配置されたバランスディスク40を収納する
圧力部屋42を介して図2に示す前部ロータ室44より
後部ロータ室46に流入し、さらに後部ベアリング48
を潤滑流過した後、モータロータ軸50の後端の貫通軸
孔52よりポンプ吸込口26側に還流することにより後
部ベアリング48、中間ベアリング54の潤滑とモータ
部56の冷却を行うよう構成されている。
【0015】そして、前記バランスディスク40を収納
する圧力部屋42は、図2に示すようにバランスディス
ク40により前室42aと後室42bに画成され、この
圧力部屋42内にバランスディスク40の外方両側縁を
シールする一対の環状バランスシート45a、45bを
配設する。
する圧力部屋42は、図2に示すようにバランスディス
ク40により前室42aと後室42bに画成され、この
圧力部屋42内にバランスディスク40の外方両側縁を
シールする一対の環状バランスシート45a、45bを
配設する。
【0016】さらに、前記バランスディスク40の後室
42b側側面に環状突起49を突設し、後室42b側バ
ランスシート45bの内周縁部をシールして後部室42
bをバランス室として構成し、圧力部屋42にバランス
シート45a、45b外側の間隙部47と前部ロータ室
44とを連通する通液路54を形成し、バランスディス
ク40の軸着部55にバランス室42bとモータロータ
軸50の貫通軸孔52を連通接続する半径方向の連通孔
58を形成する。
42b側側面に環状突起49を突設し、後室42b側バ
ランスシート45bの内周縁部をシールして後部室42
bをバランス室として構成し、圧力部屋42にバランス
シート45a、45b外側の間隙部47と前部ロータ室
44とを連通する通液路54を形成し、バランスディス
ク40の軸着部55にバランス室42bとモータロータ
軸50の貫通軸孔52を連通接続する半径方向の連通孔
58を形成する。
【0017】ここで、図1(b)を参照しながら多段キ
ャンドモータポンプをこの多段キャンドモータポンプの
各部における圧力勾配線図との関係において説明する。
先ず、図において、実線部分は多段キャンドモータポン
プの内部サーキュレーションの圧力勾配線図であり、P
1 はポンプ吸込口26における圧力、P2 は最終段ポン
プ室の圧力、P3 は圧力部屋42の圧力、P4 はモータ
部リア側の圧力であり、P′B は圧力部屋42の後室
(バランス室)42b側の圧力である。
ャンドモータポンプをこの多段キャンドモータポンプの
各部における圧力勾配線図との関係において説明する。
先ず、図において、実線部分は多段キャンドモータポン
プの内部サーキュレーションの圧力勾配線図であり、P
1 はポンプ吸込口26における圧力、P2 は最終段ポン
プ室の圧力、P3 は圧力部屋42の圧力、P4 はモータ
部リア側の圧力であり、P′B は圧力部屋42の後室
(バランス室)42b側の圧力である。
【0018】また、一点鎖線部分は多段キャンドモータ
ポンプの外部サーキュレーション系の場合の圧力勾配線
図を示し、上記線図において、P′3 は圧力部屋42の
圧力でありP′4 はモータ部リア側の圧力を示す。
ポンプの外部サーキュレーション系の場合の圧力勾配線
図を示し、上記線図において、P′3 は圧力部屋42の
圧力でありP′4 はモータ部リア側の圧力を示す。
【0019】さらに詳しくは、図1の(b)において本
発明の多段ポンプにおける吸込圧P1 は最終段(例えば
6段目)においてP2 (圧力勾配線図a′)に昇圧され
たのち、この昇圧された取扱液が圧力部屋42内に流入
するとバランスディスク40の前後における圧力はP3
に降圧し、P2 −P3 =P h′の圧力差を生ずる。
発明の多段ポンプにおける吸込圧P1 は最終段(例えば
6段目)においてP2 (圧力勾配線図a′)に昇圧され
たのち、この昇圧された取扱液が圧力部屋42内に流入
するとバランスディスク40の前後における圧力はP3
に降圧し、P2 −P3 =P h′の圧力差を生ずる。
【0020】この部屋内に流入した取扱液の一部はバラ
ンスディスク40およびバランスシート45a、45b
の外側を流過してモータ側へ流出し、バランス室42b
を低圧に保ちつつモータ側への流れを十分確保すること
ができる。
ンスディスク40およびバランスシート45a、45b
の外側を流過してモータ側へ流出し、バランス室42b
を低圧に保ちつつモータ側への流れを十分確保すること
ができる。
【0021】さらに、この圧力P3 はモータ部リア側に
おいては更にP4 (圧力勾配線図e)に降圧し、これが
モータロータ軸50の貫通孔52内を流過してポンプ吸
込口26側へ還流されP1 (線図f)に降圧する。
おいては更にP4 (圧力勾配線図e)に降圧し、これが
モータロータ軸50の貫通孔52内を流過してポンプ吸
込口26側へ還流されP1 (線図f)に降圧する。
【0022】この場合、圧力部屋42のバランス室42
bは貫通軸孔52に連通しているので、この部屋42b
内の圧力はP′B まで降圧するため、最高圧P2 とは大
幅な圧力差P H′得ることができる。
bは貫通軸孔52に連通しているので、この部屋42b
内の圧力はP′B まで降圧するため、最高圧P2 とは大
幅な圧力差P H′得ることができる。
【0023】一方、一点鎖線で示す外部サーキュレーシ
ョン系の場合は、最終段における液圧力P2 は圧力部屋
42でP′3 まで降圧し、こらがモータ部リヤ側ではさ
らにP′4 まで降圧するため、外部サーキュレーション
により吸込口26まで還流された場合はP′4 −P1 の
差圧が少なくなるため問題は生じない。
ョン系の場合は、最終段における液圧力P2 は圧力部屋
42でP′3 まで降圧し、こらがモータ部リヤ側ではさ
らにP′4 まで降圧するため、外部サーキュレーション
により吸込口26まで還流された場合はP′4 −P1 の
差圧が少なくなるため問題は生じない。
【0024】すなわち、従来、バランスディスクを収納
する圧力部屋のバランスディスク前後の部屋をシールす
る環状シールおよび後室とモータロータとを連通する連
通孔58が無い場合は、圧力部屋の圧力P3 はバランス
ディスク40後室42bの圧力PB と等しくなり、バラ
ンスディスク40で発生するスラスト保持力T1 はバラ
ンスディスク40の受圧面積をA1 、最終段ポンプ室の
圧力をP2 とすると、 T1 =A1 ・(P2 −P3 )から、 =A1 ・Ph ′となる。
する圧力部屋のバランスディスク前後の部屋をシールす
る環状シールおよび後室とモータロータとを連通する連
通孔58が無い場合は、圧力部屋の圧力P3 はバランス
ディスク40後室42bの圧力PB と等しくなり、バラ
ンスディスク40で発生するスラスト保持力T1 はバラ
ンスディスク40の受圧面積をA1 、最終段ポンプ室の
圧力をP2 とすると、 T1 =A1 ・(P2 −P3 )から、 =A1 ・Ph ′となる。
【0025】これに対し、本発明では圧力部屋42に設
けたバランスディスク40後側のバランス室42bの圧
力P3 に減圧された取扱液はモータ部56を流過した
後、モータ部56リヤ側に流入して若干減圧された圧力
P4 となり、モータロータ軸50のほぼ中間に形成され
た前記バランス室42bと連通する連通孔58に戻るよ
うに構成されるため、ここでの圧力はP′B まで大幅に
減圧される。
けたバランスディスク40後側のバランス室42bの圧
力P3 に減圧された取扱液はモータ部56を流過した
後、モータ部56リヤ側に流入して若干減圧された圧力
P4 となり、モータロータ軸50のほぼ中間に形成され
た前記バランス室42bと連通する連通孔58に戻るよ
うに構成されるため、ここでの圧力はP′B まで大幅に
減圧される。
【0026】従って、この場合のバランスディスク40
によるスラスト保持力T2 は、 T2 =A1 ・(P2 −P′B )から =A1 ・P H′となり、十分なスラスト保持力を発生す
ることができる。尚、ここで、外部サーキュレーション
とした場合は(P′4 −P1 )の差圧は少ないため問題
はなくなる。
によるスラスト保持力T2 は、 T2 =A1 ・(P2 −P′B )から =A1 ・P H′となり、十分なスラスト保持力を発生す
ることができる。尚、ここで、外部サーキュレーション
とした場合は(P′4 −P1 )の差圧は少ないため問題
はなくなる。
【0027】次に、内部サーキュレーションにおいてモ
ータロータ軸の軸孔よりバランス室42bに連通する連
通孔58を介して吸込口に還流される取扱液を多段ポン
プ室の中間に戻す例を図3を基に説明する。
ータロータ軸の軸孔よりバランス室42bに連通する連
通孔58を介して吸込口に還流される取扱液を多段ポン
プ室の中間に戻す例を図3を基に説明する。
【0028】図3の(a)および(b)において、前述
した構造と同一構造については同一参照符号を付しその
詳細な説明を省略する。
した構造と同一構造については同一参照符号を付しその
詳細な説明を省略する。
【0029】すなわち、本実施例は、図3の(a)に示
すようにモータロータ軸50の貫通軸孔52をバランス
室42bと連通している連通孔58との連通位置より吸
込口26側の多段ポンプ室の中間部(例えば3段目と4
段目)ポンプ室に連通するよう構成したものである。
すようにモータロータ軸50の貫通軸孔52をバランス
室42bと連通している連通孔58との連通位置より吸
込口26側の多段ポンプ室の中間部(例えば3段目と4
段目)ポンプ室に連通するよう構成したものである。
【0030】すなわち、図3(b)の圧力勾配線図にお
いて貫通軸孔52に設けた連通孔58と連通する1〜3
段目までの圧力P1 ・PR は揚程が線図aで示され、3
〜6段目までの圧力PR ・P2 は揚程がbで示される。
また、最終段の圧力P2 は、圧力部屋42のバランスデ
ィスク40の前室42aまたは後室42bにおいて、前
室42aでは最高圧P2 との差圧が線図c、後室42b
では最高圧P2 との差圧が線図dで示される。
いて貫通軸孔52に設けた連通孔58と連通する1〜3
段目までの圧力P1 ・PR は揚程が線図aで示され、3
〜6段目までの圧力PR ・P2 は揚程がbで示される。
また、最終段の圧力P2 は、圧力部屋42のバランスデ
ィスク40の前室42aまたは後室42bにおいて、前
室42aでは最高圧P2 との差圧が線図c、後室42b
では最高圧P2 との差圧が線図dで示される。
【0031】さらに、モータ部56のリヤ側での圧力は
P4 に降圧しP3 との差圧は線図eが得られ、内部サー
キュレーションにおけるP4 ・PR 間の差圧は線図fで
示される。
P4 に降圧しP3 との差圧は線図eが得られ、内部サー
キュレーションにおけるP4 ・PR 間の差圧は線図fで
示される。
【0032】図3の(b)において、点線で示すように
ポンプ部56における取扱液の蒸気圧の変化gとモータ
部冷却による液温上昇に伴う昇圧hを考慮しても圧力P
R に対し、キャビテーション発生までの安全マージンを
とることができる。
ポンプ部56における取扱液の蒸気圧の変化gとモータ
部冷却による液温上昇に伴う昇圧hを考慮しても圧力P
R に対し、キャビテーション発生までの安全マージンを
とることができる。
【0033】従って、このように構成することにより図
3の(b)に示すようにモータ部の圧力を高くすること
ができ、蒸気圧の高い特殊な液を取扱う場合でもモータ
部でのキャビテーションの抑制が可能となる。
3の(b)に示すようにモータ部の圧力を高くすること
ができ、蒸気圧の高い特殊な液を取扱う場合でもモータ
部でのキャビテーションの抑制が可能となる。
【0034】以上、本発明を好適な一実施例について説
明したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、
その精神を逸脱しない範囲内において多くの改良変更が
可能である。
明したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、
その精神を逸脱しない範囲内において多くの改良変更が
可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わる多
段キャンドモータポンプは、ポンプ吸込口より吸入され
最終段ポンプ室より吐出される取扱液の一部を前記最終
段ポンプ室後方に隣接配置されたバランスディスクを収
納する圧力部屋を介して前部ロータ室より後部ロータ室
に流入し、さらに後部ベアリング部を潤滑流過した後、
モータロータ軸の後端の貫通軸孔よりポンプ吸込口に還
流しベアリングの潤滑とモータ部の冷却を行うよう内部
循環系を構成し、前記圧力部屋内をバランスディスクに
より前室と後室とを画成してこの圧力部屋内にバランス
ディスクの外方両側縁をシールする環状バランスシート
を配設し、前記バランスディスクの後室側側面に環状突
起を突設し後室側バランスシートの内周縁部をシールし
てバランス室を形成し、前記圧力部屋のバランスシート
外側の間隙部と前部モータ室とを連通する通液路を形成
し、前記バランスディスクの軸着部に前記バランス室と
モータロータ軸の貫通軸孔とを連通接続する連通孔を形
成することにより、安定したバランス機構を実現して達
成して効率の良いポンプとしスラスト保持力を向上させ
ることができ、内部サーキュレーションを採用すること
により信頼性を向上しかつコストの低廉化を図ることが
できる等の優れた効果を有する。
段キャンドモータポンプは、ポンプ吸込口より吸入され
最終段ポンプ室より吐出される取扱液の一部を前記最終
段ポンプ室後方に隣接配置されたバランスディスクを収
納する圧力部屋を介して前部ロータ室より後部ロータ室
に流入し、さらに後部ベアリング部を潤滑流過した後、
モータロータ軸の後端の貫通軸孔よりポンプ吸込口に還
流しベアリングの潤滑とモータ部の冷却を行うよう内部
循環系を構成し、前記圧力部屋内をバランスディスクに
より前室と後室とを画成してこの圧力部屋内にバランス
ディスクの外方両側縁をシールする環状バランスシート
を配設し、前記バランスディスクの後室側側面に環状突
起を突設し後室側バランスシートの内周縁部をシールし
てバランス室を形成し、前記圧力部屋のバランスシート
外側の間隙部と前部モータ室とを連通する通液路を形成
し、前記バランスディスクの軸着部に前記バランス室と
モータロータ軸の貫通軸孔とを連通接続する連通孔を形
成することにより、安定したバランス機構を実現して達
成して効率の良いポンプとしスラスト保持力を向上させ
ることができ、内部サーキュレーションを採用すること
により信頼性を向上しかつコストの低廉化を図ることが
できる等の優れた効果を有する。
【図1】図において(a)は本発明に係る多段キャンド
モータポンプの一実施例を示す多段キャンドモータポン
プの半断面図であり、(b)は多段キャンドモータポン
プの各個所における圧力線図である。
モータポンプの一実施例を示す多段キャンドモータポン
プの半断面図であり、(b)は多段キャンドモータポン
プの各個所における圧力線図である。
【図2】多段キャンドモータポンプのバランス機構の拡
大断面図を示す。
大断面図を示す。
【図3】図において(a)は本発明に係る多段キャンド
モータポンプの他の実施例を示す多段キャンドモータポ
ンプの半断面図であり、(b)は多段キャンドモータポ
ンプの各個所における圧力線図である。
モータポンプの他の実施例を示す多段キャンドモータポ
ンプの半断面図であり、(b)は多段キャンドモータポ
ンプの各個所における圧力線図である。
【図4】図において(a)は外部サーキュレーション方
式を採用した従来の多段キャンドモータポンプの半断面
図であり、(b)は従来の多段キャンドモータポンプに
採用されたバランス機構拡大断面図である。
式を採用した従来の多段キャンドモータポンプの半断面
図であり、(b)は従来の多段キャンドモータポンプに
採用されたバランス機構拡大断面図である。
【図5】外部サーキュレーション系を採用した従来の多
段キャンドモータポンプの半断面図である。
段キャンドモータポンプの半断面図である。
【図6】内部サーキュレーション系を採用した従来の単
段キャンドモータポンプの半断面図である。
段キャンドモータポンプの半断面図である。
10 多段キャンドモータポンプ 12 バランスディスク 14 後室 15 多段キャンドモータポンプ 16 外部循環系 18 ポンプ吸込口 20 モータ室 22 モータ室の後部 24 ポンプ室 26 ポンプ吸込口 28 外部配管 30 単段キャンドモータポンプ 32 モータロータ軸 34 貫通孔 36 多段キャンドモータポンプ 38 最終段ポンプ室 40 バランスディスク 42 圧力部屋 42a 前室 42b 後室 44 前部ロータ室 45a、45b バランスシート 46 後部ロータ室 47 間隙部 48 後部ベアリング 50 モータロータ軸 52 貫通軸孔 54 中間ベアリング 55 軸着部 56 モータ部 58 連通孔
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のポンプ室からなるポンプ部の後方
同軸上にモータ部を配設すると共に前記モータ部とポン
プ部との間にバランスディスクを配設した多段キャンド
モータポンプにおいて、 ポンプ吸込口より吸入され最終段ポンプ室より吐出され
る取扱液の一部を前記最終段ポンプ室後方に隣接配置さ
れたバランスディスクを収納する圧力部屋を介して前部
ロータ室より後部ロータ室に流入し、さらに後部ベアリ
ング部を潤滑流過した後、モータロータ軸の後端の貫通
軸孔よりポンプ吸込口に還流しベアリングの潤滑とモー
タ部の冷却を行う内部循環系を構成し、 前記圧力部屋内をバランスディスクにより前室と後室を
画成してこの圧力部屋内にバランスディスクの外方両側
縁をシールする環状バランスシートを配設し、前記バラ
ンスディスクの後室側側面に環状突起を突設して後室側
バランスシートの内周縁部をシールするバランス室を形
成し、前記圧力部屋にバランスシート外側の間隙部と前
部モータ室とを連通する通液路を形成し、前記バランス
ディスクの軸着部に前記バランス室とモータロータ軸の
貫通軸孔とを連通接続する連通孔を形成することを特徴
とする多段キャンドモータポンプ。 - 【請求項2】 前記モータロータ軸の貫通軸孔と連通接
続するバランス室の連通孔よりポンプ吸込口側の少なく
とも1つ以上のポンプ室吸込口側に前記貫通軸孔と連通
接続する連通孔を設けてなる請求項1記載の多段キャン
ドモータポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05170406A JP3090818B2 (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 多段キャンドモータポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05170406A JP3090818B2 (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 多段キャンドモータポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0727086A true JPH0727086A (ja) | 1995-01-27 |
JP3090818B2 JP3090818B2 (ja) | 2000-09-25 |
Family
ID=15904339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05170406A Expired - Lifetime JP3090818B2 (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 多段キャンドモータポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3090818B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7254981B2 (en) | 2003-09-04 | 2007-08-14 | Tyco Electronics Amp K.K | Crimping apparatus |
JP2016500420A (ja) * | 2012-12-21 | 2016-01-12 | ヌオーヴォ ピニォーネ ソチエタ レスポンサビリタ リミタータNuovo Pignone S.R.L. | 多段圧縮機および多段圧縮機の運転方法 |
US10250001B2 (en) | 2013-02-23 | 2019-04-02 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Wire crimping device |
CN111810411A (zh) * | 2020-08-10 | 2020-10-23 | 大连海密梯克泵业有限公司 | 多级带平衡盘结构屏蔽泵 |
-
1993
- 1993-07-09 JP JP05170406A patent/JP3090818B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7254981B2 (en) | 2003-09-04 | 2007-08-14 | Tyco Electronics Amp K.K | Crimping apparatus |
JP2016500420A (ja) * | 2012-12-21 | 2016-01-12 | ヌオーヴォ ピニォーネ ソチエタ レスポンサビリタ リミタータNuovo Pignone S.R.L. | 多段圧縮機および多段圧縮機の運転方法 |
US10250001B2 (en) | 2013-02-23 | 2019-04-02 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Wire crimping device |
CN111810411A (zh) * | 2020-08-10 | 2020-10-23 | 大连海密梯克泵业有限公司 | 多级带平衡盘结构屏蔽泵 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3090818B2 (ja) | 2000-09-25 |
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