JPH0727068Y2 - ワイヤ放電加工ワークの供給装置 - Google Patents

ワイヤ放電加工ワークの供給装置

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JPH0727068Y2
JPH0727068Y2 JP2003392U JP2003392U JPH0727068Y2 JP H0727068 Y2 JPH0727068 Y2 JP H0727068Y2 JP 2003392 U JP2003392 U JP 2003392U JP 2003392 U JP2003392 U JP 2003392U JP H0727068 Y2 JPH0727068 Y2 JP H0727068Y2
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JP
Japan
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arm
rotary table
vise
traveling body
numerical control
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Application number
JP2003392U
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English (en)
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JPH0671042U (ja
Inventor
澄雄 奥山
春機 溝口
Original Assignee
東京都墨田区
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ワイヤ放電加工機に
自動的にワークを供給する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ワイヤ放電加工機にワークを供給
するには、ワイヤ放電加工機の治具に人手によりワーク
を供給して支持する。
【0003】また、加工後のワークは、人手により治具
に対する支持を解き、次いでワークを取出す。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記のような供給方法
によると、人手によりワークを供給並びに取出すので著
しく手数がかかると共に、ワイヤ放電加工機の稼働率が
低下する問題があった。
【0005】そこで、この考案の課題は、ワイヤ放電加
工機にワークを自動的に供給し、加工後のワークを自動
的に取出すようにした装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この考案は、座台上に設けた間歇回転テーブル
と、この回転テーブル上の周縁前記回転テーブルの間歇
回転角度と同ピッチの等間隔位置に載置するワークの保
持バイスを支持するよう設けた受具と、上記座台上の前
記回転テーブルの周縁外側に数値制御により左右方向に
走行するよう設けた走行体と、この走行体に数値制御に
より昇降すると共に、上記走行体の前進方向に突出する
よう設けた昇降アームと、この昇降アームの先端に上記
バイスの上方に突出するプルスタッドをクランプするよ
う設けたクランプ装置とから成るワイヤ放電加工ワーク
の供給装置を採用したものである。
【0007】
【作用】回転テーブルの停止時に、受具にワークの保持
バイスを載置する。
【0008】その後に、回転テーブルが間歇回転して停
止すると、まず数値制御によりアームが定位置迄降下す
ると共に、アームの降下停止時には、クランプ装置によ
りバイスのプルスタッドがクランプされる。
【0009】しかして、数値制御によりアームを定位置
迄上昇させながら、クランプ装置を介し共にワークの保
持バイスを引き上げ、アームの上昇停止後に数値制御に
より所定の位置迄走行体を前進させ、走行体の前進停止
後に数値制御によりアームを定位置迄降下する。
【0010】上記アームの降下停止時には、ワイヤ放電
加工機の受具にワークの保持バイスが載置される。
【0011】なお、ワイヤ放電加工機の受具にバイスを
載置すると、クランプ装置によるプルスタッドのクラン
プが解除され、その後に数値制御によりアームを上昇さ
せ、次いで数値制御により走行体を後退させてワイヤ放
電加工に邪魔にならない位置迄アームを退避する。
【0012】ワイヤ放電加工後のワークは、まず、数値
制御により定位置迄走行体を前進させ、次いで数値制御
により定位置迄アームを降下すると共に、アームの降下
停止時にクランプ装置を介しバイスのプルスタッドをク
ランプする。
【0013】その後に、数値制御により定位置迄アーム
を上昇すると共に、上昇するアームを介し加工ずみワー
クの保持バイスを引き上げる。
【0014】しかして、数値制御により定位置迄アーム
と共に走行体を後退し、次いで数値制御により定位置迄
アームを降下させながら、回転テーブル上の空の受具に
加工ずみワークの保持バイスを載置すると共に、クラン
プ装置によるプルスタッドのクランプを解除する。
【0015】
【実施例】以下、この考案の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0016】図1から図4に示す1は、座台2上に設け
た間歇回転テーブルである。上記の回転テーブル1は、
モーター(図示省略)の運転により減速機3を作用させ
て、減速機3の出力軸4からテーブル1の支軸5に回転
を伝えるようになっている。
【0017】なお、図4に示すように回転テーブル1の
周縁間歇回転角度と同ピッチの等間隔位置に透孔6を設
けて、この透孔6に第1シリンダ7の作用により昇降す
るピン8を嵌入すると、正確な位置に回転テーブル1を
停止させておくことができる。
【0018】また、回転テーブル1上の周縁透孔6と同
間隔の等分位置には、載置するワークAの保持バイスB
を支持する受具9が設けられている。
【0019】上記受具9とバイスBとの重なり面には、
一方に平面十字状の突条10と、他方に平面十字状の溝
条11とが設けられ、受具9にバイスBを載置したとき
突条10と溝条11とを嵌め合わせて位置決めや方向決
めを行うと共に、受具9の上面中心から下方に向く凹入
孔12にバイスBに貫通させてあるプルスタッド13の
下向き突出端が嵌入するようになっている。
【0020】上記のプルスタッド13は、図示の場合バ
イスBの貫通孔14に両端部分がバイスBの上下に突出
するよう挿入し、次いで、バイスBの周面から貫通孔1
4に連通する透孔15にピン16を押し込むと共に、プ
ルスタッド13の透孔17にピン16の先を嵌入して取
付けてある。
【0021】さらに、座台2上の回転テーブル1の周縁
外側には、数値制御により左右方向に走行する走行体1
8が設けられている。上記の走行体18は、座台2上の
レール19をガイドとして滑走し、座台2上に据え付け
た第1サーボモーター20によりドライブするボールネ
ジ21と、走行体18に固定してボールネジ21にねじ
込んだナット22とにより左右方向に走行する。
【0022】また、走行体18には、数値制御により昇
降すると共に、走行体18の前進方向に突出する水平の
アーム23が設けられている。上記のアーム23は、走
行体18上に立設した柱材24のレール25をガイドと
して滑走し、柱材24に据え付けた第2サーボモーター
26によりドライブするボールネジ27と、アーム23
に固定してボールネジ27にねじ込んだナット28とに
より上下方向に走行する。
【0023】さらに、アーム23の先端には、プルスタ
ッド13の上位端をクランプするクランプ装置29が設
けられている。
【0024】上記のクランプ装置29は、図4に示すよ
うに、シリンダ30の下位端壁の中心に設けた透孔31
と、この透孔31に貫通する筒状体32を軸芯に有する
ピストン33と、筒状体32の下端部に設けた複数の貫
窓34と、このそれぞれの貫窓34内に嵌め込んだボー
ル35と、透孔31の下部全周に設けたボール35の逃
げ込み環状段部36とで構成し、まず、シリンダ30に
伸長方向の圧力を作用させてピストン33を降下すると
共に、ピストン33の降下状態を維持しながらアーム2
3を降下させながら、プルスタッド13の上位端外側に
筒状体32を嵌装する。
【0025】このとき、プルスタッド13の外周面とボ
ール35の外周面との接触により環状段部36にボール
35を押し逃がす。
【0026】次に、シリンダ30に収縮方向の圧力を作
用させてピストン33を上昇すると、共に上昇する筒状
体32の貫窓34内のボール35が透孔31により押し
込まれるので、プルスタッド13の上位端部外周の環状
溝37に押し込まれたボール35の外周一部が嵌り込ん
で係合する。その結果、ボール35を介しプルスタッド
13の上位端がクランプされる。
【0027】なお、上記以外の構成のクランプ方式によ
りクランプすることもある。
【0028】上記のように構成すると、まず、回転テー
ブル1の停止時に、一個所の位置の受具9にワークAの
保持バイスBを載置する。
【0029】その後に回転テーブル1が間歇回転して停
止すると、第2サーボモーター26の運転によりボール
ネジ27を回動させながらアーム23を降下し、最降下
位置にアーム23が到達すると第2サーボモーター26
の運転を止め、次いでクランプ装置29によりプルスタ
ッド13の上位端をクランプする。
【0030】しかして、第2サーボモーター26の運転
によりボールネジ27を回転させながらアーム23を上
昇する。
【0031】このとき、クランプ装置29によりプルス
タッド13をクランプしているので、共にバイスBも上
昇する。
【0032】しかして、アーム23の上昇が設定位置に
到達すると、第2サーボモーター26の運転を止め、次
に第1サーボモーター20の運転を開始してボールネジ
21の回転により走行体18を前進させ、設定位置に走
行体18が到達すると第1サーボモーター20の運転を
止める。
【0033】然るのち、第2サーボモーター26の運転
によりボールネジ27を回動させながらアーム23と共
に保持バイスBを降下し、所定位置にアーム23が到達
すると、第2サーボモーター26の運転を止める。この
とき、図1に示すようにワイヤ放電加工機51の回転テ
ーブル1の受具9と同様の受具9’上にバイスBが載置
される。
【0034】上記受具9’上に載置されたバイスBは、
受具9’に組み込まれた(図6に示す)アーム23のク
ランプ装置29と同様の構成のクランプ装置29’によ
りプルスタッド13の下位端がクランプされる。
【0035】その後にクランプ装置29によるプルスタ
ッド13の上位端のクランプを解除したのち、アーム2
3を上昇し、また後退する。
【0036】ワイヤ放電加工後のワークは、まず第1サ
ーボモーター20の運転によりボールネジ21を回動さ
せて所定の位置迄走行体18を走行させ、次いで、第2
サーボモーター26の運転によりボールネジ27を回動
させながら所定の位置迄アーム23を降下させ、そして
クランプ装置29によりプルスタッド13の上位端をク
ランプ(このとき、クランプ装置29’によるプルスタ
ッド13の下位端のクランプを解除する)する。
【0037】しかして、第2サーボモーター26の運転
によりボールネジ27を回動してアーム23を上昇させ
たのち、第1サーボモーター20の運転によりボールネ
ジ21を回動してアーム23と共に走行体18を後退さ
せ、後退停止後第2サーボモーター26の運転によりボ
ールネジ27を回動させてアーム23を降下しながら、
空の受具9にバイスBを載置する。
【0038】なお、バイスBの載置後には、クランプ装
置29によるプルスタッド13の上位端のクランプを解
除し、またアーム23を上昇させる。
【0039】上記受具9に載置した加工ずみワークA
は、回転テーブル1の間歇回転停止時に取出す。
【0040】
【効果】以上のように、この考案に係るワイヤ放電加工
ワークの供給装置を使用すると、回転テーブル上のワー
クをワイヤ放電加工機に自動供給し、加工後自動的に取
出して回転テーブル上に戻すことができる。
【0041】このため、ワークの加工能率を著しく向上
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の正面図
【図2】同平面図
【図3】同上の要部を示す拡大正面図
【図4】クランプ装置を示す縦断拡大正面図
【図5】バイスの分解斜視図
【図6】ワイヤ放電加工機にバイスをクランプした一部
切欠拡大正面図
【符号の説明】
1 回転テーブル 2 座台 9 受具 13 プルスタッド 14 貫通孔 15 透孔 16 ピン 17 透孔 18 走行体 19 レール 20 第1サーボモーター 21 ボールネジ 22 ナット 23 アーム 24 柱材 25 レール 26 第2サーボモーター 27 ボールネジ 28 ナット 29 クランプ装置 30 シリンダ 31 透孔 32 筒状体 34 貫窓 35 ボール 36 環状段部 37 環状溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座台上に設けた間歇回転テーブルと、こ
    の回転テーブル上の周縁前記回転テーブルの間歇回転角
    度と同ピッチの等間隔位置に載置するワークの保持バイ
    スを支持するよう設けた受具と、上記座台上の前記回転
    テーブルの周縁外側に数値制御により左右方向に走行す
    るよう設けた走行体と、この走行体に数値制御により昇
    降すると共に、上記走行体の前進方向に突出するよう設
    けた昇降アームと、この昇降アームの先端に上記バイス
    の上方に突出するプルスタッドをクランプするよう設け
    たクランプ装置とから成るワイヤ放電加工ワークの供給
    装置。
JP2003392U 1992-04-03 1992-04-03 ワイヤ放電加工ワークの供給装置 Expired - Lifetime JPH0727068Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003392U JPH0727068Y2 (ja) 1992-04-03 1992-04-03 ワイヤ放電加工ワークの供給装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003392U JPH0727068Y2 (ja) 1992-04-03 1992-04-03 ワイヤ放電加工ワークの供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0671042U JPH0671042U (ja) 1994-10-04
JPH0727068Y2 true JPH0727068Y2 (ja) 1995-06-21

Family

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JP2003392U Expired - Lifetime JPH0727068Y2 (ja) 1992-04-03 1992-04-03 ワイヤ放電加工ワークの供給装置

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