JPH07270316A - 赤外線ガス分析装置 - Google Patents

赤外線ガス分析装置

Info

Publication number
JPH07270316A
JPH07270316A JP8801794A JP8801794A JPH07270316A JP H07270316 A JPH07270316 A JP H07270316A JP 8801794 A JP8801794 A JP 8801794A JP 8801794 A JP8801794 A JP 8801794A JP H07270316 A JPH07270316 A JP H07270316A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
cell
concentration
sample
component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8801794A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Ichimura
克彦 市村
Yasuro Tsukuda
康郎 佃
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP8801794A priority Critical patent/JPH07270316A/ja
Publication of JPH07270316A publication Critical patent/JPH07270316A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 赤外線ガス分析装置において従来よりも低濃
度のガス成分の測定を可能とする。 【構成】 ガスセル20の前段に捕集管12を設け、制
御部24による制御の下、測定対象のガス成分を捕集管
12に吸着させて捕集した後、ヒータH1による加熱に
よってガス成分を脱着させることによりガス成分を濃縮
してガスセル20内に封入し、これにFTIR22が干
渉光を照射することにより、濃縮度を考慮しつつガス成
分の濃度を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大気中やトンネル中等
における特定のガス成分の濃度を測定するための非分散
形赤外線ガス分析装置(NDIR)やフーリエ変換形赤
外分光光度計(FTIR)を用いたガス分析装置等の赤
外線ガス分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に、FTIRを用いた従来のガス分
析装置の構成を示す。この装置によりガスの分析を行な
うには、まず、標準ガスであるN2を、バルブV12、
三方弁B11、及びバルブV13を経てガスセル60内
に導入する。そして、FTIR62により、ガスセル6
0内に導入されたガスに干渉赤外光を照射して透過光強
度を検出し、試料ガスに対する検出信号のベースライン
のデータを求め、このデータを保持しておく(ベースラ
イン補正)。次に、外部で採取された試料ガスを、エア
フィルタ50、バルブV11、三方弁B11、及びバル
ブV13を経てガスセル60に導入する。そして、標準
ガスの場合と同様にFTIR62により、干渉赤外光を
照射して透過光強度を検出し、この検出によって得られ
た信号データを前記ベースライン補正のデータで正規化
する。この正規化によって得られる信号データから吸光
度のスペクトルを算出することにより、試料ガスに含ま
れる特定成分の濃度が求められる。
【0003】このようなガス分析装置では、ホワイトセ
ルやホルンセルと呼ばれる長光路ガスセルが用いられ
る。例えば図3におけるガスセル60はホワイトセルで
ある。ホワイトセルやホルンセル等の長光路セルでは、
セル内に多重反射ミラーを置き、赤外光をセル内で数回
往復させることにより、長光路化が実現されている。こ
のガスセルの長光路化により吸光度が高くなるため、低
濃度のガスの分析が可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年の環境問題に対す
る関心の高まりにしたがって、排ガス等の発生源以外の
大気中などのバックグラウンドにおけるガス成分の測定
に対する要求が強くなって来た。このような測定では、
NOXやSOX等の測定すべきガス成分の濃度が極めて低
いガスが対象となる。
【0005】しかし、上記のようなFTIRを用いた従
来のガス分析装置では、長光路ガスセルの光路長として
は2〜10mが実用的なサイズである。したがって、こ
の程度の光路長では、測定可能な成分濃度の下限は数p
pmであり、これよりも濃度の低いガス成分については
十分な吸光度が得られず測定することができなかった。
この点は、FTIRを用いたガス分析装置のみならずN
DIR等の他の赤外線ガス分析装置においても同様であ
る。一方、ガスクロマトグラフを使用すれば、より低濃
度のガス成分を測定することができるが、ガスクロマト
グラフは赤外線ガス分析装置に比べ、測定に時間及び手
間を要するという問題がある。
【0006】そこで本発明では、従来よりも低濃度のガ
ス成分を測定することができる赤外線ガス分析装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明では、ガスセルに導入された試料ガス
に赤外光を照射し、試料ガスによる赤外光の吸収特性を
利用して試料ガスに含まれる特定成分の濃度を測定する
赤外線ガス分析装置において、 a)試料ガスに含まれる前記特定成分を吸着させて捕集
する捕集手段と、 b)捕集手段を加熱する加熱手段と、 c)捕集手段に試料ガスを流す第1ガス移送手段と、 d)キャリアガスにより前記特定成分を捕集手段から前
記ガスセルに移送する第2ガス移送手段と、 e)第1ガス移送手段によって捕集手段に所定量の試料
ガスを流した後に、加熱手段によって捕集手段を加熱
し、該加熱によって捕集手段から脱着した前記特定成分
を第2ガス移送手段によって前記ガスセルに導入する制
御手段と、を備えた構成としている。
【0008】
【作用】このような構成によると、制御手段による制御
の下、第1ガス移送手段、第2ガス移送手段、及び加熱
手段が以下のように動作する。まず、第1ガス移送手段
が試料ガスを所定量だけ捕集手段に流す。これにより、
試料ガスに含まれた特定成分が捕集手段に吸着する。こ
の吸着によって捕集される特定成分の量は、特定成分の
濃度、捕集手段に流される試料ガスの量、及び捕集手段
における吸着剤の容量によって決まる。捕集手段に試料
ガスが所定量だけ流された後は、加熱手段が捕集手段を
加熱する。これにより、捕集手段に吸着していた特定成
分が脱着する。第2ガス移送手段は、捕集手段から脱着
した特定成分をガスセルへ導入する。このとき、N2や
Ar等のような赤外光を吸収しないキャリアガスが使用
される。
【0009】このようにしてガスセルに導入された特定
成分は、捕集手段に流された試料ガスの量、捕集手段に
おける吸着剤の容量、及びキャリアガスの量によって決
まる濃縮度(既知)で濃縮された状態となる。この濃縮
された特定成分を含むガス、すなわち赤外光を吸収しな
いキャリアガスをベースとして濃縮された特定成分を含
むガスに対して赤外光が照射され、このガスによる吸光
度に基づき、前記濃縮度を考慮して試料ガス中における
特定成分の濃度が求められる。
【0010】
【実施例】図1(a)は、本発明の一実施例である赤外
線ガス分析装置の構成を示す。この分析装置は、図3に
示した従来の分析装置と同様、長光路ガスセル20内に
導入された試料ガスに干渉赤外光を照射して吸光度を測
定するFTIR22を用いたものである。しかし、従来
の分析装置と異なり、ガスセル20の前段に、外部で採
取された試料ガスに含まれる特定のガス成分すなわち測
定しようとするガス成分を濃縮するために捕集管12が
設けられており、その捕集材は、測定しようとするガス
成分に応じたものが選定されている。この捕集管12の
一端は第1三方弁B1に接続され、他端は第2三方弁B
2に接続されている。第1三方弁B1には第1バルブV
1も接続されており、第1バルブV1の先はエアフィル
タ10を経て外部へつながっている。したがって、外部
で採取された試料ガスは、エアフィルタ10、第1バル
ブV1、及び第1三方弁B1を順に経て、捕集管12に
流入する。また、第2三方弁B2には定流量ポンプP1
とともに第2バルブV2も接続され、第2バルブV2の
先には標準ガス(この標準ガスはキャリアガスを兼用し
ている)であるN2が充填されたボンベ(図示せず)が
接続されている。これにより、捕集管12には、第2バ
ルブV2及び第2三方弁B2を経て、標準ガス兼キャリ
アガスであるN2を流入させることができるようになっ
ている。
【0011】第1三方弁B1には更に第3三方弁B3も
接続されており、第3三方弁B3の他の二つの出入口の
うち一方は第3バルブV3を経てガスセル20に接続さ
れている。したがって、捕集管12で濃縮されたガス成
分や標準ガス兼キャリアガスであるN2は、第3三方弁
B3及び第3バルブV3を経てガスセル20に送られ
る。また、第3三方弁B3の残りの出入口は外部へつな
がっており、捕集管12の残留物はここを経て外部へ廃
棄される。後述のように、捕集管12で濃縮されたガス
成分をガスセル20に送る際に、捕集管12、ガスセル
20、及び第1三方弁B1からガスセル20に至るまで
の導入管を加熱しており、このために、捕集管12の周
囲には捕集管用ヒータH1が、ガスセル20の周囲には
ガスセル用ヒータH2が、前記導入管の周囲には導入管
用ヒータH3がそれぞれ設けられている。また、ガスセ
ル20には内部の圧力を測定するために圧力計18が取
り付けられており、ガスセル20の出口部には第4バル
ブV4及び真空ポンプP2が接続されている。
【0012】本実施例の赤外線ガス分析装置は更に制御
部24を備えており、制御部24は、図1(b)に示す
ようにバルブV1〜V4、三方弁B1〜B3、ポンプP
1,P2、及びヒータH1〜H3を制御する。ここで図
1(b)は、この赤外線ガス分析装置による測定の各段
階(1)〜(7)におけるバルブV1〜V4、三方弁B
1〜B3、ポンプP1,P2、及びヒータH1〜H3の
状態を示す図である。だたし、ヒータH1〜H3のON
/OFFは同時に行なわれるため、これら三つのヒータ
をまとめて符号Hで示している。以下、この図を参照し
つつ、本実施例の赤外線ガス分析装置の動作について説
明する。
【0013】まず、段階(1)において、捕集管12の
残留物すなわち捕集管12の付着成分を除去する。この
ために、予め、捕集管用ヒータH1により捕集管12を
200℃に加熱する。このとき、バルブV1,V2,V
3,V4はそれぞれ閉、開、閉、閉の状態となってお
り、三方弁B1,B2,B3はそれぞれCell(ガス
セル)、Ref(標準ガス)、Out(出口)の側に開
いている。したがって、標準ガス兼キャリアガスである
N2が捕集管12に流入し、これにより、加熱によって
捕集管12から脱着したガス成分が第3三方弁B3を経
て排出される(以下、これを「標準ガスによるパージ」
という)。
【0014】次の段階(2)では、ガスセル20の真空
引きを行なう。すなわち、バルブV1,V2,V3,V
4をそれぞれ閉、閉、閉、開の状態とし、三方弁B1,
B2,B3はそれぞれCell、Ref、Cellの側
に開けておき、真空ポンプP2を作動させる。これによ
り、ガスセル20内の残留物が除去される。ただし、こ
の段階(2)の動作は1回だけでなく、バルブV2及び
V3を開いてガスセル20に対し標準ガスによるパージ
を行なうという動作と段階(2)の動作とを交互に繰り
返すことにより、ガスセル20内の標準ガスの純度を上
げる。
【0015】前記動作によりガスセル20内の標準ガス
が所定の純度に達すると、段階(3)に移行する。段階
(3)では、ヒータH2をONしてガスセル20を所定
の温度に保持し、バルブV1,V2,V3,V4をそれ
ぞれ閉、開、開、閉の状態とする。三方弁B1,B2,
B3は段階(2)と同じ状態とする。これにより、標準
ガスであるN2が一定の圧力でガスセル20内に封入さ
れる。この状態において、FTIR22によってガスセ
ル20内に干渉赤外光を照射し、従来と同様にしてベー
スライン補正を行なう。
【0016】ベースライン補正を行なった後は段階
(4)に移行し、真空ポンプP2を作動させてガスセル
20の真空引きを行なう。このときの各バルブ及び三方
弁の状態は段階(2)と同様である。これにより、ガス
セル20内から標準ガスが排出される。
【0017】次の段階(5)では、測定すべきガス成分
の捕集を行なう。すなわち、ヒータH1をOFF状態と
して捕集管12を30℃に保持し、バルブV1,V2,
V3,V4をそれぞれ開、閉、閉、閉の状態とし、三方
弁B1,B2,B3をそれぞれSamp(試料ガス)、
Out、Cellの側に開いて、定流量ポンプP1を作
動させる。これにより、外部で採取された試料ガスが分
析装置に導入され、エアフィルタ10によって粉塵を除
去された後、捕集管12に所定時間だけ通される。この
所定時間は、予め決められた量の試料ガスを通すように
設定されている。試料ガスが捕集管12を通過すること
により、試料ガスに含まれる特定のガス成分が捕集管1
2に吸着する。ここで吸着するガス成分の種類は捕集材
によって決まる。したがって、既述のように、測定しよ
うとするガス成分に応じて、使用する捕集材が選定され
る。例えばTENAX(商標名)、シリカゲル、及び活
性炭から成る捕集材を使用すると、NO2やSO2等を捕
集管12内に吸着させることができる。
【0018】段階(6)では、上記のようにして捕集管
12に捕集されたガス成分を脱着させ、ガスセル20内
に導入する。すなわち、ヒータH1をON状態として捕
集管12を200℃に加熱し、バルブV1,V2,V
3,V4をそれぞれ閉、開、開、閉の状態とし、三方弁
B1,B2,B3をそれぞれCell、Ref、Cel
lの側に開く。これにより、捕集管12に吸着していた
ガス成分が脱着するとともに、標準ガス兼キャリアガス
であるN2が捕集管12に流入する。この結果、脱着し
たガス成分が標準ガス兼キャリアガスであるN2によっ
てガスセル20内に導入される。ガスセル20内に導入
されたガス成分の濃度は、試料ガス中におけるそのガス
成分の濃度、段階(5)で試料ガスを捕集管12に流す
時間(試料ガスを流す量)、捕集管12における吸着剤
の容量、及び標準ガス兼キャリアガスであるN2の量に
よって決まる。したがって、試料ガスを流す時間や吸着
剤の容量の設定によってガス成分を所定の濃縮度(既
知)で濃縮することができる。なお、この段階(6)で
は、捕集管12から脱着したガス成分がガスセル20及
びそれへ至る導入管に付着しないように、ヒータH2、
H3によってガスセル20及び導入管を所定温度に加熱
する。
【0019】次の段階(7)では、脱着したガス成分が
ガスセル20内に付着しないようにヒータH2をON状
態としたままで、バルブV1,V2,V3,V4をそれ
ぞれ閉、開、閉、閉の状態とし、三方弁B1,B2,B
3をそれぞれCell、Ref、Outの側に開く。こ
れにより、上記のようにして所定の濃縮度で濃縮された
ガス成分が含まれたN2ベースのガスが、ガスセル20
に封入される。この状態において、FTIR22により
ガスセル20内に干渉赤外光を照射して吸光度を検出す
る。そして、この検出信号のデータを段階(3)のベー
スライン補正で得られたデータで正規化する。この正規
化によって得られる信号データから吸光度のスペクトル
を算出し、前記の濃縮度を考慮して、特定のガス成分の
試料ガス中における濃度を求める。なお、このような濃
度測定において、濃縮度は、捕集管12における吸着剤
の容量又は捕集管12に試料ガスを流す時間(試料ガス
を流す量)を変えることにより調整することができる。
【0020】次の濃度測定のための捕集管12の残留物
除去(段階(1)の動作)は、上記段階(7)の動作と
同時に行なわれる。そしてこの後、段階(2)、段階
(3)、…、段階(7)という動作が再度行なわれ、次
に導入された試料ガス中の特定のガス成分の濃度が測定
される。以後、このようにして段階(7)→(2)→
(3)→(4)→(5)→(6)→(7)という一連の
動作を行なう毎に、新たな試料ガスについて特定のガス
成分の濃度が測定される。
【0021】以上のように本実施例によれば、測定しよ
うとするガス成分が濃縮されたガスがガスセル20内に
導入されるため、十分な吸光度が得られ、従来よりも低
濃度のガス成分の測定が可能となる。すなわち、ガスセ
ルの長光路化では対応できなかったような希薄なガス成
分の濃度を測定することができる。
【0022】上記実施例では、捕集管12は1個設けら
れているのみであるため、測定可能なガス成分はその捕
集材によって制約されるが、多種類のガス成分を同時に
測定したい場合には、測定したいガス成分に対応した複
数の捕集管を用い、これらを図2(a)に示すように並
列に、又は図2(b)に示すように直列に配管すればよ
い。このように複数の捕集管を使用した場合、ガス成分
の各捕集管による捕集量を調整して濃縮度に違いが生じ
ないようにする必要がある。このためには、捕集管にお
ける吸着剤の容量を調整すればよいが、図2(a)に示
すように並列に配管して捕集管毎に定流量ポンプP3,
P4,P5を設けている場合には、試料ガスの流量を捕
集管毎に調整してもよい。このような吸着剤の容量又は
流量の調整により、測定対象の多種類のガス成分が同一
の濃縮度で濃縮されてガスセルに導入される。そして、
FTIRにより、ガスセルに導入されたガスに干渉赤外
光が照射されて吸光度スペクトルが算出され、これによ
り、多種類のガス成分の濃度が同時に求められる。
【0023】なお、上記実施例の分析装置はFTIRを
用いて構成されているが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、NDIR等の分析装置にも適用可能であ
り、NDIR等においても本発明を適用することによ
り、より低濃度のガス成分の測定が可能となる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、赤外線ガス分析装置に
おいて、測定対象のガス成分を濃縮した状態でその濃度
を測定することができる。したがって、ガスクロマトグ
ラフにおる測定で必要とされたような時間や手間をかけ
ることなく、従来よりも低濃度のガス成分の測定が可能
となる。例えば、ガスセル長光路化によっては対応でき
なかったバックグランドにおけるガス成分の測定も可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である赤外線ガス分析装置
の構成を示す図(a)、及び、その赤外線ガス分析装置
による測定の各段階における各部の状態を示す図
(b)。
【図2】 本発明の他の実施例である赤外線ガス分析装
置の構成を示す図。
【図3】 従来の赤外線ガス分析装置の構成を示す図。
【符号の説明】
12 …捕集管 20 …ガスセル 22 …FTIR 24 …制御部 V1〜V4…バルブ B1〜B3…三方弁 H1〜H3…ヒータ P1,P2…ポンプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスセルに導入された試料ガスに赤外光
    を照射し、試料ガスによる赤外光の吸収特性を利用して
    試料ガスに含まれる特定成分の濃度を測定する赤外線ガ
    ス分析装置において、 a)試料ガスに含まれる前記特定成分を吸着させて捕集
    する捕集手段と、 b)捕集手段を加熱する加熱手段と、 c)捕集手段に試料ガスを流す第1ガス移送手段と、 d)キャリアガスにより前記特定成分を捕集手段から前
    記ガスセルに移送する第2ガス移送手段と、 e)第1ガス移送手段によって捕集手段に所定量の試料
    ガスを流した後に、加熱手段によって捕集手段を加熱
    し、該加熱によって捕集手段から脱着した前記特定成分
    を第2ガス移送手段によって前記ガスセルに導入する制
    御手段と、を備えることを特徴とする赤外線ガス分析装
    置。
JP8801794A 1994-03-31 1994-03-31 赤外線ガス分析装置 Pending JPH07270316A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8801794A JPH07270316A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 赤外線ガス分析装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8801794A JPH07270316A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 赤外線ガス分析装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07270316A true JPH07270316A (ja) 1995-10-20

Family

ID=13931078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8801794A Pending JPH07270316A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 赤外線ガス分析装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07270316A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003042950A (ja) * 2001-07-25 2003-02-13 Oyo Kogaku Kenkyusho ガス成分測定装置
JP2012002799A (ja) * 2010-05-18 2012-01-05 Horiba Ltd 吸着性ガス分析装置
CN105510265A (zh) * 2014-09-26 2016-04-20 株式会社岛津制作所 红外线气体分析仪及气体分析方法
JP2017509901A (ja) * 2014-03-17 2017-04-06 プリズム・アナリティカル・テクノロジーズ・インコーポレーテッドPrism Analytical Technologies,Inc. 高速試料分析方法及び高速試料分析システム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003042950A (ja) * 2001-07-25 2003-02-13 Oyo Kogaku Kenkyusho ガス成分測定装置
JP2012002799A (ja) * 2010-05-18 2012-01-05 Horiba Ltd 吸着性ガス分析装置
JP2017509901A (ja) * 2014-03-17 2017-04-06 プリズム・アナリティカル・テクノロジーズ・インコーポレーテッドPrism Analytical Technologies,Inc. 高速試料分析方法及び高速試料分析システム
US10551249B2 (en) 2014-03-17 2020-02-04 Mls Acq, Inc. Process and system for sample analysis
CN105510265A (zh) * 2014-09-26 2016-04-20 株式会社岛津制作所 红外线气体分析仪及气体分析方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2010292492B2 (en) Preconcentrating a sample
CN109313167B (zh) 用于气相色谱(gc)和气相色谱-质谱(gcms)中增强敏感性的多毛细管柱预浓缩系统
US5595709A (en) Instrument for measuring non-methane organic gases in gas samples
JP7100766B2 (ja) ガス濃縮サンプリングのための除水方法、試料導入方法及びそれらの装置
CN104807899A (zh) 挥发性羰基化合物在线分析装置
CN1776405A (zh) 一种在线大气汞分析仪
US4399688A (en) Air pollution detection
US20040151622A1 (en) Ultra-trace automatic mercury species analyzer
CN114235941A (zh) 一种环境空气中非甲烷总烃的直接检测装置及方法
JPH1082740A (ja) 赤外線式ガス分析計
JPH07270316A (ja) 赤外線ガス分析装置
CN113155552B (zh) 应用于在线检测的样品获取装置
JP3599599B2 (ja) ガス濃縮分析装置
JP7169775B2 (ja) ガスクロマトグラフィーによる分離方法、ガスクロマトグラフ装置、ガス分析装置、濃縮管、濃縮装置、濃縮管の製造方法及びガス検知器
JPS643073Y2 (ja)
CN216646361U (zh) 一种环境空气nmhc在线检测流程架构
JPH11242020A (ja) 大気分析装置
CN112345657B (zh) 一种检测多种VOCs气体的阵列传感气相色谱仪及方法
CN219871183U (zh) 一种集成式快速气相色谱模块和便携式气质联用仪
JPH02122237A (ja) 流体炭化水素を試料採取及び分析する方法及び装置
JP4100607B2 (ja) ガス分析装置及びガス分析方法
JP3006488B2 (ja) クロマトグラフ用前処理装置
JP2003057221A (ja) 焼却炉排ガス中の有害大気汚染物質の連続分析方法及び装置
JPH10339725A (ja) 大気汚染有害物質測定装置
CN116745610A (zh) 用于对气体样品进行浓缩的方法和系统