JPH0727014Y2 - カッタナイフ - Google Patents
カッタナイフInfo
- Publication number
- JPH0727014Y2 JPH0727014Y2 JP9219690U JP9219690U JPH0727014Y2 JP H0727014 Y2 JPH0727014 Y2 JP H0727014Y2 JP 9219690 U JP9219690 U JP 9219690U JP 9219690 U JP9219690 U JP 9219690U JP H0727014 Y2 JPH0727014 Y2 JP H0727014Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- blade
- guide groove
- slider
- cutter knife
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Knives (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、紙等を切断する際に用いられるカッタナイフ
の改良に関する。
の改良に関する。
(従来の技術) 従来、この種のカッタナイフとしては、例えば実公昭57
-51010号等に記載されたものが知られている。
-51010号等に記載されたものが知られている。
当該カッタナイフは、基本的には、刃体案内溝とこれの
表側に連なるスライダ案内溝を備えた本体と、本体の刃
体案内溝に出入可能に設けられた刃体と、刃体に着脱可
能に連結されて本体のスライダ案内溝に進退可能に設け
られたスライダと、本体の前側裏部に設けられて本体の
前側から突出した刃体を固定する締付具とから成ってい
る。
表側に連なるスライダ案内溝を備えた本体と、本体の刃
体案内溝に出入可能に設けられた刃体と、刃体に着脱可
能に連結されて本体のスライダ案内溝に進退可能に設け
られたスライダと、本体の前側裏部に設けられて本体の
前側から突出した刃体を固定する締付具とから成ってい
る。
ところが、この様なものは、締付具を緩め過ぎて本体か
ら不用意に離脱させるという惧れがあり、操作性に問題
があった。
ら不用意に離脱させるという惧れがあり、操作性に問題
があった。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、叙上の問題点に鑑み、これを解消する為に創
案されたもので、その目的とする処は、操作性に優れた
カッタナイフを提供するにある。
案されたもので、その目的とする処は、操作性に優れた
カッタナイフを提供するにある。
(課題を解決するための手段) 本考案のカッタナイフは、基本的には、刃体案内溝とこ
れの表側に連なるスライダ案内溝を備えた本体と、本体
の刃体案内溝に出入可能に設けられた刃体と、刃体に着
脱可能に連結されて本体のスライダ案内溝に進退可能に
設けられたスライダと、本体の前側裏部に設けられて本
体の前側から突出した刃体を固定する締付具とから成る
カッタナイフに於て、前記本体の前側裏部に締付具を覆
う滑止体を設けた事に特徴が存する。
れの表側に連なるスライダ案内溝を備えた本体と、本体
の刃体案内溝に出入可能に設けられた刃体と、刃体に着
脱可能に連結されて本体のスライダ案内溝に進退可能に
設けられたスライダと、本体の前側裏部に設けられて本
体の前側から突出した刃体を固定する締付具とから成る
カッタナイフに於て、前記本体の前側裏部に締付具を覆
う滑止体を設けた事に特徴が存する。
(作用) スライドダに刃体を連結させた後、スライドダを前動さ
せたならば、刃体が追動して本体の前側から突出する。
せたならば、刃体が追動して本体の前側から突出する。
そして、締付具を螺動せると、刃体が本体に固定されて
切断作業が円滑に行なえる。
切断作業が円滑に行なえる。
切断作業をする際には、把持した手の人差指が本体の前
側裏部に当てがわれる。この様にすると、力を入れ易い
からである。
側裏部に当てがわれる。この様にすると、力を入れ易い
からである。
この時、同部分には、滑止体があるので、滑る事がな
く、人差指の力がカッタナイフに確実に伝達される。
く、人差指の力がカッタナイフに確実に伝達される。
然も、滑止体は、その一部に依り締付具を覆っているの
で、本体からの締付具を不用意な離脱を防止できる。こ
の為、作業者は、注意深く締付具を操作しなくても良い
と共に、締付具の紛失を防止できる。
で、本体からの締付具を不用意な離脱を防止できる。こ
の為、作業者は、注意深く締付具を操作しなくても良い
と共に、締付具の紛失を防止できる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説明する。
第1図は、本考案の実施例に係るカッタナイフを示す拡
大横断底面図。第2図は、拡大縦断側面図、。第3図
は、正面図。第4図は、背面図。第5図は、底面図。第
6図は、左側面図。第7図は、右側面図である。
大横断底面図。第2図は、拡大縦断側面図、。第3図
は、正面図。第4図は、背面図。第5図は、底面図。第
6図は、左側面図。第7図は、右側面図である。
カッタナイフ1は、本体2、刃体3、スライダ4とから
その主要部が構成されて居り、この例では、マガジン式
にしてあり、マガジン5、ロック体6、締付具7、滑止
体8をも備えている。
その主要部が構成されて居り、この例では、マガジン式
にしてあり、マガジン5、ロック体6、締付具7、滑止
体8をも備えている。
本体2は、刃体案内溝9とこれの表側に連なるスライダ
案内溝10を備えたもので、この例では、内外二つのもの
が一体化されて広幅な刃体案内溝9と狭幅なスライダ案
内溝10を備えた断面略C型を呈して居り、裏側にはグリ
ップ体11を備えている。
案内溝10を備えたもので、この例では、内外二つのもの
が一体化されて広幅な刃体案内溝9と狭幅なスライダ案
内溝10を備えた断面略C型を呈して居り、裏側にはグリ
ップ体11を備えている。
刃体案内溝9は、マガジン5を収容できると共に、グリ
ップ体11の前部に依り前側から単一の刃体3が通過でき
る様にしてある。
ップ体11の前部に依り前側から単一の刃体3が通過でき
る様にしてある。
スライダ案内溝10は、表側が広幅な段付形状にしてあ
る。つまり、本体2の上部表壁の下端と下部表壁の上端
は、凸状にしてある。
る。つまり、本体2の上部表壁の下端と下部表壁の上端
は、凸状にしてある。
グリップ体11の内部には、スプリング12が設けてあると
共に、本体2には、スプリング12を通過させる窓孔13が
穿設してある。
共に、本体2には、スプリング12を通過させる窓孔13が
穿設してある。
刃体3は、本体2の刃体案内溝9に出入可能に設けられ
たもので、この例では、マガジン5に複数枚収容されて
そのうちの最も表側のものが前側から出入できる様にな
って居り、後部には連結孔14を備えている。
たもので、この例では、マガジン5に複数枚収容されて
そのうちの最も表側のものが前側から出入できる様にな
って居り、後部には連結孔14を備えている。
スライダ4は、刃体3に着脱可能に連結されて本体2の
スライダ案内溝10に進退可能に設けられていると共に、
その表面15を本体2の表面16と略面一にしたもので、こ
の例では、基板17と首部18と操作板19と連結突起20を備
えて断面略H型を呈している。つまり、スライダ4の上
下は、凹状にしてある。
スライダ案内溝10に進退可能に設けられていると共に、
その表面15を本体2の表面16と略面一にしたもので、こ
の例では、基板17と首部18と操作板19と連結突起20を備
えて断面略H型を呈している。つまり、スライダ4の上
下は、凹状にしてある。
基板部17と連結突起20は、本体2の刃体案内溝9に、首
部18は、本体2のスライダ案内溝10の狭幅溝に、操作板
19は、本体2のスライダ案内溝10の広幅溝に夫々位置し
ている。
部18は、本体2のスライダ案内溝10の狭幅溝に、操作板
19は、本体2のスライダ案内溝10の広幅溝に夫々位置し
ている。
操作板19の表面15は、エッチング加工等に依り凸凹にさ
れて居り、本体2の表面16と面一にしてある。
れて居り、本体2の表面16と面一にしてある。
スライダ4は、バネが設けられていないと共に、本体2
のスライダ案内溝10にも鋸歯状凸凹が設けられて居ら
ず、所謂ステップスライドしない様にしてある。
のスライダ案内溝10にも鋸歯状凸凹が設けられて居ら
ず、所謂ステップスライドしない様にしてある。
マガジン5は、複数の刃体3を収容するもので、この例
では、ケース21と下敷22とキャップ23を備え、ケース21
の表側と下敷22の間に複数の刃体3が収容されて本体2
の刃体案内溝9に後側から装入される。
では、ケース21と下敷22とキャップ23を備え、ケース21
の表側と下敷22の間に複数の刃体3が収容されて本体2
の刃体案内溝9に後側から装入される。
ケース21には、窓孔24が穿設されて居り、本体2の窓孔
13を通過したスプリング12が更に通過されてこれに依り
下敷20と刃体3とケース21が表側に弾圧される。
13を通過したスプリング12が更に通過されてこれに依り
下敷20と刃体3とケース21が表側に弾圧される。
ロック体6は、マガジンン5を本体2に抜止固定するも
ので、この例では、グリップ体11の後部に表裏方向に移
動可能に設けられて居り、マガジン5のキャップ23に穿
設した透孔25に挿脱される。
ので、この例では、グリップ体11の後部に表裏方向に移
動可能に設けられて居り、マガジン5のキャップ23に穿
設した透孔25に挿脱される。
締付具7は、本体2の前側裏部に設けられて本体2の前
側から突出した刃体3を締付固定するもので、この例で
は、摘み螺子にしてあり、グリップ体11の前側裏部に螺
穿した螺孔26に螺合されている。
側から突出した刃体3を締付固定するもので、この例で
は、摘み螺子にしてあり、グリップ体11の前側裏部に螺
穿した螺孔26に螺合されている。
滑止体8は、本体2の前側裏部に設けられて把持された
手の人差指が当てがわれるもので、この例では、表面が
エッチング加工等に依り凸凹にしてあり、グリップ体11
の前側裏部に着脱可能に取付けられていると共に、先部
が折曲げられて締付具7を覆う様にされている。
手の人差指が当てがわれるもので、この例では、表面が
エッチング加工等に依り凸凹にしてあり、グリップ体11
の前側裏部に着脱可能に取付けられていると共に、先部
が折曲げられて締付具7を覆う様にされている。
次に、この様な構成に基づいて作用を述解する。
スライダ4の表面15を本体2の表面16と面一にしている
ので、スライダ4の表面15が本体2の表面16から大きく
突出する事がない。
ので、スライダ4の表面15が本体2の表面16から大きく
突出する事がない。
この為、スライダ4が不用意に操作されて本体2から刃
体3が突出してこれに依り怪我をするという惧れがなく
なる。
体3が突出してこれに依り怪我をするという惧れがなく
なる。
スライダ4の連結突起20に刃体3の連結孔14を嵌合させ
た後、スライダ4の操作板19に指を掛けて前動させたな
らば、刃体2が追動して本体2の前側から突出する。
た後、スライダ4の操作板19に指を掛けて前動させたな
らば、刃体2が追動して本体2の前側から突出する。
そして、締付具7を螺動せると、刃体3が本体2に固定
されて切断作業が円滑に行なえる。
されて切断作業が円滑に行なえる。
切断作業をする際には、把持した手の人差指が本体2の
前側裏部に当てがわれる。この様にすると、力を入れ易
いからである。
前側裏部に当てがわれる。この様にすると、力を入れ易
いからである。
この時、同部分には、滑止体8があるので、滑る事がな
く、人差指の力がカッタナイフ1に確実に伝達される。
く、人差指の力がカッタナイフ1に確実に伝達される。
然も、滑止体8は、その一部に依り締付具7を覆ってい
るので、螺孔26からの締付具7の不用意な離脱を防止で
きる。この為、作業者は、注意深く締付具7を操作しな
くても良いと共に、締付具7の紛失を防止できる。
るので、螺孔26からの締付具7の不用意な離脱を防止で
きる。この為、作業者は、注意深く締付具7を操作しな
くても良いと共に、締付具7の紛失を防止できる。
尚、カッタナイフ1は、先の実施例では、マガジン式で
あったが、これに限らず、例えばマガジン式でないもの
でも良い。
あったが、これに限らず、例えばマガジン式でないもの
でも良い。
スライダ4は、先の実施例では、ステップスライドしな
いものであったが、これに限らず、例えばステップスラ
イドするものでも良い。
いものであったが、これに限らず、例えばステップスラ
イドするものでも良い。
締付具7と滑止体8は、先の実施例では、本体2がグリ
ップ体11を備えているので、グリップ体11に設けたが、
これに限らず、例えばグリップ体11を備えていない場合
には、本体2に設けても良い。
ップ体11を備えているので、グリップ体11に設けたが、
これに限らず、例えばグリップ体11を備えていない場合
には、本体2に設けても良い。
(考案の効果) 以上、既述した如き、本考案に依れば、次の様な優れた
効果を奏する事ができる。
効果を奏する事ができる。
(1) 本体、刃体、スライダ、締付具、滑止体とで構
成し、とりわけ滑止体を設けたので、締付具を緩め過ぎ
て本体から不用意に離脱させるという惧れがなく、操作
性に優れたものにする事ができる。
成し、とりわけ滑止体を設けたので、締付具を緩め過ぎ
て本体から不用意に離脱させるという惧れがなく、操作
性に優れたものにする事ができる。
(2) 滑止体に依り人差指の滑止め機能と締付具の脱
落防止機能との両方が行なえるので、合理的であると共
に、部品点数が減少してコストの低減を図る事ができ
る。
落防止機能との両方が行なえるので、合理的であると共
に、部品点数が減少してコストの低減を図る事ができ
る。
第1図は、本考案の実施例に係るカッタナイフを示す拡
大横断底面図。 第2図は、拡大縦断側面図。 第3図は、正面図。 第4図は、背面図。 第5図は、底面図。 第6図は、左側面図。 第7図は、右側面図。 1……カッタナイフ 2……本体 3……刃体 4……スライダ 5……マガジン 6……ロック体 7……締付具 8……滑止体
大横断底面図。 第2図は、拡大縦断側面図。 第3図は、正面図。 第4図は、背面図。 第5図は、底面図。 第6図は、左側面図。 第7図は、右側面図。 1……カッタナイフ 2……本体 3……刃体 4……スライダ 5……マガジン 6……ロック体 7……締付具 8……滑止体
Claims (1)
- 【請求項1】刃体案内溝とこれの表側に連なるスライダ
案内溝を備えた本体と、本体の刃体案内溝に出入可能に
設けられた刃体と、刃体に着脱可能に連結されて本体の
スライダ案内溝に進退可能に設けられたスライダと、本
体の前側裏部に設けられて本体の前側から突出した刃体
を固定する締付具とから成るカッタナイフに於て、前記
本体の前側裏部に締付具を覆う滑止体を設けた事を特徴
とするカッタナイフ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9219690U JPH0727014Y2 (ja) | 1990-09-01 | 1990-09-01 | カッタナイフ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9219690U JPH0727014Y2 (ja) | 1990-09-01 | 1990-09-01 | カッタナイフ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0449055U JPH0449055U (ja) | 1992-04-24 |
JPH0727014Y2 true JPH0727014Y2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=31828473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9219690U Expired - Fee Related JPH0727014Y2 (ja) | 1990-09-01 | 1990-09-01 | カッタナイフ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0727014Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-09-01 JP JP9219690U patent/JPH0727014Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0449055U (ja) | 1992-04-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |