JP2574696B2 - カッタ - Google Patents
カッタInfo
- Publication number
- JP2574696B2 JP2574696B2 JP63501618A JP50161888A JP2574696B2 JP 2574696 B2 JP2574696 B2 JP 2574696B2 JP 63501618 A JP63501618 A JP 63501618A JP 50161888 A JP50161888 A JP 50161888A JP 2574696 B2 JP2574696 B2 JP 2574696B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter
- blade
- housing
- guide slit
- handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26B—HAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B26B5/00—Hand knives with one or more detachable blades
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Forests & Forestry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Knives (AREA)
- Details Of Cutting Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、案内スリットに抜差自在で使用個所に固定
できる刃を案内するためカッタの取手の前端に案内スリ
ットを設けたカッタに関する。
できる刃を案内するためカッタの取手の前端に案内スリ
ットを設けたカッタに関する。
背景技術 この種の公知のカッタは、特に、刃の極めて鋭い刃先
を必要とする作業、例えば、敷き物の切断または刃先が
比較的に急速に鈍化するので新しい刃と交換しなければ
ならないような作業のための手動工具として使用する。
カッタを使用しない場合は、鋭い刃による怪我の危険性
を排除するため、カッタの取手内に刃を引きもどすこと
ができなければならない。
を必要とする作業、例えば、敷き物の切断または刃先が
比較的に急速に鈍化するので新しい刃と交換しなければ
ならないような作業のための手動工具として使用する。
カッタを使用しない場合は、鋭い刃による怪我の危険性
を排除するため、カッタの取手内に刃を引きもどすこと
ができなければならない。
刃の交換の問題は、この種の公知のカッタの場合、多
様な態様で解決されている。例えば、西独公開第2,827,
381号には、使用不能になった刃最先端を破断線に沿っ
て折って、刃前端に再び鋭い刃部分を置き得るよう、相
互に均一な間隔を置いてあらかじめ加工した破断線を有
する長いストリップ状刃を使用するカッタが記載されて
いる。このカッタの場合に刃マガジンに含まれる刃は、
カッタの取手に案内され係止位置に係止される刃スライ
ダによって、前方の使用位置に段階的に送られ、取手前
端の締付ネジによって使用位置に固定される。この公知
のカッタには、カッタの取手から引出される刃長さを任
意に変更できず、破断線にもとづき各刃部分に分割でき
る刃の刃先は真直ぐのみであると云う欠点がある。しか
しながら、各種の手作業のため、特に、敷き物切断のた
め、極めて多様の形状の刃、例えば、カッタを引張って
切断すべき材料(特に、敷物)を介して移動することが
でき、真直ぐな刃先の場合とは異なり圧力を加える必要
のないよう弧状刃先を有し、両端をフック状に構成した
刃がある。折取り得る刃とともに使用するカッタは、特
殊な構造の刃を使用できない。
様な態様で解決されている。例えば、西独公開第2,827,
381号には、使用不能になった刃最先端を破断線に沿っ
て折って、刃前端に再び鋭い刃部分を置き得るよう、相
互に均一な間隔を置いてあらかじめ加工した破断線を有
する長いストリップ状刃を使用するカッタが記載されて
いる。このカッタの場合に刃マガジンに含まれる刃は、
カッタの取手に案内され係止位置に係止される刃スライ
ダによって、前方の使用位置に段階的に送られ、取手前
端の締付ネジによって使用位置に固定される。この公知
のカッタには、カッタの取手から引出される刃長さを任
意に変更できず、破断線にもとづき各刃部分に分割でき
る刃の刃先は真直ぐのみであると云う欠点がある。しか
しながら、各種の手作業のため、特に、敷き物切断のた
め、極めて多様の形状の刃、例えば、カッタを引張って
切断すべき材料(特に、敷物)を介して移動することが
でき、真直ぐな刃先の場合とは異なり圧力を加える必要
のないよう弧状刃先を有し、両端をフック状に構成した
刃がある。折取り得る刃とともに使用するカッタは、特
殊な構造の刃を使用できない。
西独公開第3,017,751号には、カッタの中空取手に刃
マガジンを含み、更に、各種の駆動部材を含み、取手内
に刃マガジンに対して前後へ摺動自在に案内した刃交換
機構を有し、上記駆動部材によって、使用ずみの刃をカ
ッタの案内スリットから取手に含まれる刃マガジン内に
もどすことができ、同じく、上記刃マガジンから新しい
刃を前方へ案内スリットに送ることができる、この種の
別のカッタが記載されている。即ち、このカッタの場
合、使用ずみの刃を新しい刃と交換するため、刃を手に
取る必要はないので、怪我の危険性は完全に排除され
る。何故ならば、新しい刃および使用不能となった刃
は、刃マガジンに貯蔵された刃を含むカッタ取手内を循
環するからである。刃は、上記カッタの案内スリット内
で、各係止位置にロックできる刃スライダによって前後
へ摺動され、使用時、係止位置において、このために極
めて正確に加工された案内スリット内に固定される。異
なる任意の形状の各刃を、使用位置において、相互に離
れた係止位置によって制限されることなく刃部分を任意
の長さに引出してカッタの取手に固定することは不可能
である。
マガジンを含み、更に、各種の駆動部材を含み、取手内
に刃マガジンに対して前後へ摺動自在に案内した刃交換
機構を有し、上記駆動部材によって、使用ずみの刃をカ
ッタの案内スリットから取手に含まれる刃マガジン内に
もどすことができ、同じく、上記刃マガジンから新しい
刃を前方へ案内スリットに送ることができる、この種の
別のカッタが記載されている。即ち、このカッタの場
合、使用ずみの刃を新しい刃と交換するため、刃を手に
取る必要はないので、怪我の危険性は完全に排除され
る。何故ならば、新しい刃および使用不能となった刃
は、刃マガジンに貯蔵された刃を含むカッタ取手内を循
環するからである。刃は、上記カッタの案内スリット内
で、各係止位置にロックできる刃スライダによって前後
へ摺動され、使用時、係止位置において、このために極
めて正確に加工された案内スリット内に固定される。異
なる任意の形状の各刃を、使用位置において、相互に離
れた係止位置によって制限されることなく刃部分を任意
の長さに引出してカッタの取手に固定することは不可能
である。
発明の開示 本発明の目的は、使用個所において任意の長さに引出
してカッタの取手に固定でき、更に、案内スリットに関
係なく案内スリットに直角に固定できる極めて多様な構
造の刃に使用できる冒頭に述べた種類のカッタを創生す
ることにある。更に本発明の目的とするところは、圧力
使用または引張による作業方式に関して、より良く手で
もつことができ且つ僅かな力で各作業方式を実施できる
ようにカッタを構成することにある。
してカッタの取手に固定でき、更に、案内スリットに関
係なく案内スリットに直角に固定できる極めて多様な構
造の刃に使用できる冒頭に述べた種類のカッタを創生す
ることにある。更に本発明の目的とするところは、圧力
使用または引張による作業方式に関して、より良く手で
もつことができ且つ僅かな力で各作業方式を実施できる
ようにカッタを構成することにある。
上記目的の達成のため、カッタは、請求の範囲第1項
に記載の特徴を有し、別の合目的的な実施例において、
従属請求の範囲に記載の特徴を備えている。
に記載の特徴を有し、別の合目的的な実施例において、
従属請求の範囲に記載の特徴を備えている。
本発明の別の利点および詳細は、本発明の対象の実施
例を示した図面および説明から明らかであろう。
例を示した図面および説明から明らかであろう。
図面の簡単な説明 第1図は、カッタの斜視図、第2図は、第1図のカッ
タとともに使用する6種の刃の図面、第3図は、刃の固
定部材の部分を切欠して示したカッタの側面図、第4図
は、刃を挿入した状態のカッタの第3図と同様の側面
図、第5図は、固定ネジの範囲を切欠して示したカッタ
の細い側から見た平面図、第6図は、締付レバーの作用
を示すための、カッタの部分を切欠いた平面図、第7図
は、第6図の細い側から見たレバー状締付部材の図面、
第8図は、カッタのハウジング前端の部分断面図、第9
図は、取手に刃マガジンを含むカッタの側面図、第10図
は、刃を横方向へ固定したカッタの側面図、第11図は、
カッタの取手ハウジングの第10図の線I−Iに沿う横断
面図である。
タとともに使用する6種の刃の図面、第3図は、刃の固
定部材の部分を切欠して示したカッタの側面図、第4図
は、刃を挿入した状態のカッタの第3図と同様の側面
図、第5図は、固定ネジの範囲を切欠して示したカッタ
の細い側から見た平面図、第6図は、締付レバーの作用
を示すための、カッタの部分を切欠いた平面図、第7図
は、第6図の細い側から見たレバー状締付部材の図面、
第8図は、カッタのハウジング前端の部分断面図、第9
図は、取手に刃マガジンを含むカッタの側面図、第10図
は、刃を横方向へ固定したカッタの側面図、第11図は、
カッタの取手ハウジングの第10図の線I−Iに沿う横断
面図である。
発明を実施するための最良の形態 第1図に斜視図として示したカッタは、カッタ取手の
前部2とこの前部に一体に結合された後部3とが鈍角を
なすように折曲げて構成されたカッタ取手1を有する。
カッタ取手のこの折曲げた形状によって、より適切な作
業姿勢を取ることができ、カッタは、真直ぐなカッタよ
りも手で持ち易い。カッタ取手1の前部2および後部3
には、第11図から明らかな如く実質的にU字状の横断面
を有するハウジング4が設けてある。カッタ取手の前部
2の横断面がU字状のハウジング4には、その開放側か
ら、締付部材5が挿入してあり、この締付部材とハウジ
ング4との間には刃7の案内スリット6が設けてある。
締付部材5は、カッタ取手1の前端から取手前部2と取
手後部3との間の屈曲部材まで延びている。案内スリッ
トを含む取手部分の前端縁8は、案内スリット6に対し
て直角ではなく鋭角をなして延びている。締付部材5
は、長いレバーとして構成されている。第7図に単独に
示した締付部材5の上下の縦縁には、それぞれ、折曲げ
た支持軸9が設けてある。相互にずらして配置した双方
の支持軸9が、ハウジング4の端縁8に平行に延びてレ
バーとして構成された締付部材5の旋回軸線10をなす直
線上にある(第3図)。特に第6図及び第8図から明ら
かな如く、ハウジング4の前端の近傍には、双方の支持
軸9の相互間隔に対応する相互間隔を置いて連続した開
口11が設けてある。上記開口11は、段状に折曲げられた
状態でハウジング4を介して延びており、第6図から明
らかな如く、締付部材5の双方の支持軸9の受けを内部
に形成する。連続の開口11は、第3図及び第4図にも示
してある。レバーとして構成された締付部材5は、長い
レバー端12aと短いレバー端12bとを有する。
前部2とこの前部に一体に結合された後部3とが鈍角を
なすように折曲げて構成されたカッタ取手1を有する。
カッタ取手のこの折曲げた形状によって、より適切な作
業姿勢を取ることができ、カッタは、真直ぐなカッタよ
りも手で持ち易い。カッタ取手1の前部2および後部3
には、第11図から明らかな如く実質的にU字状の横断面
を有するハウジング4が設けてある。カッタ取手の前部
2の横断面がU字状のハウジング4には、その開放側か
ら、締付部材5が挿入してあり、この締付部材とハウジ
ング4との間には刃7の案内スリット6が設けてある。
締付部材5は、カッタ取手1の前端から取手前部2と取
手後部3との間の屈曲部材まで延びている。案内スリッ
トを含む取手部分の前端縁8は、案内スリット6に対し
て直角ではなく鋭角をなして延びている。締付部材5
は、長いレバーとして構成されている。第7図に単独に
示した締付部材5の上下の縦縁には、それぞれ、折曲げ
た支持軸9が設けてある。相互にずらして配置した双方
の支持軸9が、ハウジング4の端縁8に平行に延びてレ
バーとして構成された締付部材5の旋回軸線10をなす直
線上にある(第3図)。特に第6図及び第8図から明ら
かな如く、ハウジング4の前端の近傍には、双方の支持
軸9の相互間隔に対応する相互間隔を置いて連続した開
口11が設けてある。上記開口11は、段状に折曲げられた
状態でハウジング4を介して延びており、第6図から明
らかな如く、締付部材5の双方の支持軸9の受けを内部
に形成する。連続の開口11は、第3図及び第4図にも示
してある。レバーとして構成された締付部材5は、長い
レバー端12aと短いレバー端12bとを有する。
カッタ取手1の前部2と後部3との間の屈曲個所の部
分には、締付部材5に対して、更に詳細にいえば、その
長いレバーアーム12aに対して当接する作動ネジ13が設
けてある。このネジは、作動のためにカッタ取手の外面
から突出する周面を有しネジボルト14と係合するローレ
ット付ナット15を含む。ローレット付ナット15は、端面
でハウジング4に支持されており、ネジボルト14は、ハ
ウジング4に固定された六角ピン16に空転しないよう保
持されているので、ローレット付ナット15を回転する
と、ネジボルト14は軸線方向へ動かされて締付部材5を
旋回する。カッタの案内スリット6内に刃7を固定する
ため締付部材5の小さいレバーアーム12bを大きい力で
上記刃に押圧するには、僅かな旋回運動で十分である。
この種の固定の利点は、刃の十分に長い部分を締付部材
5で把持する場合に、刃7を任意な長さだけ引出して固
定できると云う点にある。更に、例えば第2図a〜fに
示した如き各種の刃を任意の長さに引出した位置に容易
に固定できる。更に、この種の固定によって、第10図に
示した如く、刃7を案内スリットに対して直角に固定で
きる。この種の別のカッタの場合、このような固定は不
可能である。
分には、締付部材5に対して、更に詳細にいえば、その
長いレバーアーム12aに対して当接する作動ネジ13が設
けてある。このネジは、作動のためにカッタ取手の外面
から突出する周面を有しネジボルト14と係合するローレ
ット付ナット15を含む。ローレット付ナット15は、端面
でハウジング4に支持されており、ネジボルト14は、ハ
ウジング4に固定された六角ピン16に空転しないよう保
持されているので、ローレット付ナット15を回転する
と、ネジボルト14は軸線方向へ動かされて締付部材5を
旋回する。カッタの案内スリット6内に刃7を固定する
ため締付部材5の小さいレバーアーム12bを大きい力で
上記刃に押圧するには、僅かな旋回運動で十分である。
この種の固定の利点は、刃の十分に長い部分を締付部材
5で把持する場合に、刃7を任意な長さだけ引出して固
定できると云う点にある。更に、例えば第2図a〜fに
示した如き各種の刃を任意の長さに引出した位置に容易
に固定できる。更に、この種の固定によって、第10図に
示した如く、刃7を案内スリットに対して直角に固定で
きる。この種の別のカッタの場合、このような固定は不
可能である。
ハウジング4および締付部材5によって囲まれた刃7
の案内スリット6は、ハウジング4に構成されたミゾ状
凹み20を備えており、この凹みには、例えば、刃の交換
時に、固定されてない刃7を案内スリットから押出すコ
イルバネ21が設けてある(第3図、第4図)。バネ21
は、案内スリットに縦方向に可動に案内される平坦なカ
ップリング部材22、即ち、バネ端で当接するコーナ部分
23を押圧する。平坦なカップリング部材22の縁中央にお
いて上方へ折曲げられた別の部分24は、刃7の縁の凹み
25と係合するピンを形成する。このカップリング部材22
によって、刃7が案内スリット6内に正確に案内され、
刃の刃先が損傷されるのが防止される。第4図に、結合
された刃7を示した。
の案内スリット6は、ハウジング4に構成されたミゾ状
凹み20を備えており、この凹みには、例えば、刃の交換
時に、固定されてない刃7を案内スリットから押出すコ
イルバネ21が設けてある(第3図、第4図)。バネ21
は、案内スリットに縦方向に可動に案内される平坦なカ
ップリング部材22、即ち、バネ端で当接するコーナ部分
23を押圧する。平坦なカップリング部材22の縁中央にお
いて上方へ折曲げられた別の部分24は、刃7の縁の凹み
25と係合するピンを形成する。このカップリング部材22
によって、刃7が案内スリット6内に正確に案内され、
刃の刃先が損傷されるのが防止される。第4図に、結合
された刃7を示した。
第10図に示した如く、締付部材によって刃7を案内ス
リット6に対して直角に固定するため、対応して長い受
け面を使用する。このため、ハウジング4は、案内スリ
ット6を有する前部の対向側にリブ状拡張部分30を有す
る。この拡張されたハウジング端には、更に、案内スリ
ット6の平面内にあり、第10図に示した如く刃を固定で
きる受け面32を形成する段状凹み31が構成されている。
下面に設けられているリブ状拡張部分30は、同時に、カ
ッタ取手から手がすべった際に刃に触れないように、カ
ッタ使用者の手の保護部材を形成する。対応して突出し
て使用者の手を保護するハウジング部分33が、カッタ取
手の後端にも設けてある。突出するこれらのハウジング
部分30,33には、更に、横方向ボア34が設けてあり、カ
ッタ取手の後端には、更に、収容スリット35が設けてあ
り、これらの横方向ボアおよび収容スリットは、機械的
に真直ぐに案内する装置(図示していない)にカッタを
取付けるのに役立つ。カッタを手で案内せずにこの種の
装置に取付ければ、例えば、敷き物の切断時に、正確に
垂直な切断面が得られ、かくして、手でカッタを不正確
に案内した際にしばしば認められるように、敷き物が切
断線から左右に外れて切断されるのが阻止され、従っ
て、敷き物の縁を容易に突き合わせることができる。
リット6に対して直角に固定するため、対応して長い受
け面を使用する。このため、ハウジング4は、案内スリ
ット6を有する前部の対向側にリブ状拡張部分30を有す
る。この拡張されたハウジング端には、更に、案内スリ
ット6の平面内にあり、第10図に示した如く刃を固定で
きる受け面32を形成する段状凹み31が構成されている。
下面に設けられているリブ状拡張部分30は、同時に、カ
ッタ取手から手がすべった際に刃に触れないように、カ
ッタ使用者の手の保護部材を形成する。対応して突出し
て使用者の手を保護するハウジング部分33が、カッタ取
手の後端にも設けてある。突出するこれらのハウジング
部分30,33には、更に、横方向ボア34が設けてあり、カ
ッタ取手の後端には、更に、収容スリット35が設けてあ
り、これらの横方向ボアおよび収容スリットは、機械的
に真直ぐに案内する装置(図示していない)にカッタを
取付けるのに役立つ。カッタを手で案内せずにこの種の
装置に取付ければ、例えば、敷き物の切断時に、正確に
垂直な切断面が得られ、かくして、手でカッタを不正確
に案内した際にしばしば認められるように、敷き物が切
断線から左右に外れて切断されるのが阻止され、従っ
て、敷き物の縁を容易に突き合わせることができる。
カッタによる作業の場合、十分な量の刃を貯蔵するた
め、第9図に示した如く、カッタ取手1の後部の中空部
分3には、複数の刃を含みカッタの後部の細い側から挿
入される刃マガジン37が設けてある。ハウジング4の上
記後部3の上面には、刃マガジンから各刃を取出すため
のスリット38が設けてある。刃の取出には、刃マガジン
の旋回軸40のまわりに旋回でき、刃をスリット38から上
方へ旋回するために刃を下から支持するロック可能な作
動装置39を使用する。
め、第9図に示した如く、カッタ取手1の後部の中空部
分3には、複数の刃を含みカッタの後部の細い側から挿
入される刃マガジン37が設けてある。ハウジング4の上
記後部3の上面には、刃マガジンから各刃を取出すため
のスリット38が設けてある。刃の取出には、刃マガジン
の旋回軸40のまわりに旋回でき、刃をスリット38から上
方へ旋回するために刃を下から支持するロック可能な作
動装置39を使用する。
カッタの使用時、刃を固定する作動ネジ13の不測の運
動を阻止するため、カッタ取手ハウジング4には、作動
ネジ13の上方に、旋回自在の保護カバー41が設けてあ
る。
動を阻止するため、カッタ取手ハウジング4には、作動
ネジ13の上方に、旋回自在の保護カバー41が設けてあ
る。
このカッタには、カッタ取手の屈曲にもとづきカッタ
使用時の操作が遥かに容易であり、第2図に示した刃以
外に、案内スリットに対応する巾のノコ刃を使用するこ
ともでき、使用者の手が保護され、更に、正確に真直ぐ
に案内するためにカッタを補助装置に取付けることがで
きると云う利点がある。
使用時の操作が遥かに容易であり、第2図に示した刃以
外に、案内スリットに対応する巾のノコ刃を使用するこ
ともでき、使用者の手が保護され、更に、正確に真直ぐ
に案内するためにカッタを補助装置に取付けることがで
きると云う利点がある。
Claims (8)
- 【請求項1】案内スリットに抜差自在で使用個所に固定
できる刃を案内するためカッタ取手の前端に案内スリッ
トを設けたカッタにおいて、カッタ取手(1)の部分
(2)が、ハウジング(4)と締付部材(5)との間に
刃(7)の案内スリット(6)が形成されるよう、はめ
込んだ締付部材(5)を受容するハウジング(4)とし
て構成されており、レバーとして構成された締付部材
(5)が、ハウジングに軸支してありレバー旋回軸線
(10)に垂直な方向へ可動であって締付部材(5)の長
い方のレバー端(12a)に作用する作動ネジ(13)によ
って、案内スリットに平行にハウジング(4)にヒンジ
状に保持された支持軸(9)のまわりにハウジング
(5)に関して旋回させることができ、ハウジングおよ
び締付部材から形成された案内スリット(6)に保持さ
れた刃(7)が、短い方のレバー端(12b)によってハ
ウジング端に固定されることを特徴とするカッタ。 - 【請求項2】カッタ取手(1)が、カッタ取手(1)の
案内スリット(6)を含む部分(2)と中空カッタ取手
内に刃マガジン(37)を含む部分(3)とが鈍角をなす
よう、折曲げて構成されており、カッタ取手(1)の案
内スリット(6)を有する部分(2)が、U字状の横断
面を有し開放側に締付部材(5)をはめ込んだハウジン
グ(4)として構成されていることを特徴とする請求の
範囲第1項のカッタ。 - 【請求項3】刃(7)の固定のための作動ネジ(13)
が、カッタ取手(1)内に、カッタ取手(1)の案内ス
リット(6)を含む部分(2)と刃マガジン(37)を含
む部分(3)との間の折曲部分に設けられていて、ネジ
ボルト(14)と係合するローレット付ナット(15)を含
み、上記ナットが、作動のためカッタ取手の外面から突
出する周面を有し、端面でハウジング(4)に支持さ
れ、作動時、締付部材に当接する空転しないよう確保さ
れたネジボルト(14)を軸線方向へ移動させることを特
徴とする請求の範囲第1項又は第2項に記載のカッタ。 - 【請求項4】案内スリット(6)のミゾ状凹み(20)に
は、案内スリットから刃(7)を引出すためのコイルバ
ネ(21)が設けてあり、上記バネが、刃(7)との結合
および刃の案内のために刃(7)の細い側の縁の凹み
(25)と係合する側方へ突出したピン(24)を有し案内
スリット内に縦方向へ可動なよう案内されたカップリン
グ部材(22)を押圧することを特徴とする請求の範囲第
1項ないし第3項の1つに記載のカッタ。 - 【請求項5】カッタ取手(1)の案内スリット(6)を
含む部分(2)には、前端部分においてハウジングの対
向する側にリブ状のハウジング拡張部分(30)が設けて
あり、上記拡張部分の前端には、案内スリット(6)の
平面内にある受け面(32)を形成する段状凹み(31)が
設けてあり、上記受け面上に、締付部材(5)によって
案内スリット(6)に対して直角に刃(7)を固定でき
ることを特徴とする請求の範囲第1項記載のカッタ。 - 【請求項6】カッタ取手(1)の刃マガジン(37)を含
む部分(3)の上面には、刃マガジンから各刃(7)を
取出すためのスリット(38)が設けてあり、カッタ取手
端には、スリット(38)から各刃(7)を引出すための
ロック可能な作動装置(39)が設けてあることを特徴と
する請求の範囲第2項記載のカッタ。 - 【請求項7】カッタ取手(1)の双方の部分(2,3)の
間で鈍角をなす下面には、刃マガジン(37)を含む部分
(3)の外側端および案内スリット(6)を有する部分
(2)の外側端に、カッタ使用者の手を保護するための
下方へ突出するハウジング部分(30,33)が設けてある
ことを特徴とする請求の範囲第1項ないし第6項の1つ
に記載のカッタ。 - 【請求項8】カッタ取手(1)の下方へ突出するハウジ
ング部分(30,33)が、カッタを機械的に真直ぐに案内
する装置にカッタを取付けるため、横方向ボア(34)と
カッタ取手の一端の収容スリット(35)とを有すること
を特徴とする請求の範囲第7項記載のカッタ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH882/87A CH671917A5 (ja) | 1987-03-10 | 1987-03-10 | |
CH882/87-4 | 1987-03-10 |
Publications (2)
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