JPH07269930A - 空調風吹出し装置 - Google Patents
空調風吹出し装置Info
- Publication number
- JPH07269930A JPH07269930A JP8582294A JP8582294A JPH07269930A JP H07269930 A JPH07269930 A JP H07269930A JP 8582294 A JP8582294 A JP 8582294A JP 8582294 A JP8582294 A JP 8582294A JP H07269930 A JPH07269930 A JP H07269930A
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- JP
- Japan
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- air
- blowing device
- flexible duct
- duct
- flexible
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 吹出し口から空調風をスポット的に吹出す空
調風吹出し装置において、風向調整範囲を拡大し、最適
の吹出し方向及び吹出し状態を確保できる空調風吹出し
装置を得ること。 【構成】 送風ダクト２の端末に取り付けられた吹出し
口７から空調風をスポット的に吹出す空調風吹出し装置
５において、前記吹出し口７に湾曲自在で、かつ、伸縮
自在なフレキシブルダクト８を接続すると共に、同フレ
キシブルダクト８の先端に風量調整ダンパー９を設けて
なる空調風吹出し装置。
調風吹出し装置において、風向調整範囲を拡大し、最適
の吹出し方向及び吹出し状態を確保できる空調風吹出し
装置を得ること。 【構成】 送風ダクト２の端末に取り付けられた吹出し
口７から空調風をスポット的に吹出す空調風吹出し装置
５において、前記吹出し口７に湾曲自在で、かつ、伸縮
自在なフレキシブルダクト８を接続すると共に、同フレ
キシブルダクト８の先端に風量調整ダンパー９を設けて
なる空調風吹出し装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、送風ダクトの端末に取
り付けられた吹出し口から空調風をスポット的に吹出す
空調風吹出し装置の改良に関するものである。
り付けられた吹出し口から空調風をスポット的に吹出す
空調風吹出し装置の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】厨房や工場内のような大空間において
は、その内部全体を冷房又は暖房するのが不経済である
ため、特定の空調エリアに沿って送風ダクトを配設し、
同送風ダクトの端末に吹出し口を取り付けることによ
り、同吹出し口から特定の空調エリアに対してスポット
的に空調風を吹出し、冷房又は暖房を行っている。
は、その内部全体を冷房又は暖房するのが不経済である
ため、特定の空調エリアに沿って送風ダクトを配設し、
同送風ダクトの端末に吹出し口を取り付けることによ
り、同吹出し口から特定の空調エリアに対してスポット
的に空調風を吹出し、冷房又は暖房を行っている。
【０００３】このような送風ダクトの端末に取り付けら
れる吹出し口としては、羽根の向きを変えることにより
風向を調整するＶＨＳレジスター形と称する吹出し口、
或いは、ノズルの向きを変えることにより風向を調整す
るバンカルーバー形と称する吹出し口等が一般に広く採
用されている。
れる吹出し口としては、羽根の向きを変えることにより
風向を調整するＶＨＳレジスター形と称する吹出し口、
或いは、ノズルの向きを変えることにより風向を調整す
るバンカルーバー形と称する吹出し口等が一般に広く採
用されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の吹出し口では、羽根の向きやノズルの向きを変
えることにより風向を調整することはできるものの、そ
の風向調整範囲には限界があった。また、吹出し口は天
井面に設けられるが、上下方向に対して吹出し位置を全
く調整することができないため、直接空調風に当たりド
ラフト感を得たい場合であってもその効果を充分に得る
ことができなかった。
た従来の吹出し口では、羽根の向きやノズルの向きを変
えることにより風向を調整することはできるものの、そ
の風向調整範囲には限界があった。また、吹出し口は天
井面に設けられるが、上下方向に対して吹出し位置を全
く調整することができないため、直接空調風に当たりド
ラフト感を得たい場合であってもその効果を充分に得る
ことができなかった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ため、本発明に係る空調風吹出し装置は、送風ダクトの
端末に取り付けられた吹出し口から空調風をスポット的
に吹出す空調風吹出し装置において、前記吹出し口に湾
曲自在で、かつ、伸縮自在なフレキシブルダクトを接続
すると共に、同フレキシブルダクトの先端に風量調整ダ
ンパーを設けてなることを特徴とするものである。
ため、本発明に係る空調風吹出し装置は、送風ダクトの
端末に取り付けられた吹出し口から空調風をスポット的
に吹出す空調風吹出し装置において、前記吹出し口に湾
曲自在で、かつ、伸縮自在なフレキシブルダクトを接続
すると共に、同フレキシブルダクトの先端に風量調整ダ
ンパーを設けてなることを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】本発明に係る空調風吹出し装置は、上記のよう
に構成されているので、フレキシブルダクトを任意の方
向に曲げることによって、任意の方向に吹出し方向を変
更することができると共に、フレキシブルダクトを伸縮
することによって、上下方向における吹出し位置をも任
意に変更することができる。また、フレキシブルダクト
の先端に風量調整ダンパーが設けられているため、手元
で風量を任意に調整することができる。
に構成されているので、フレキシブルダクトを任意の方
向に曲げることによって、任意の方向に吹出し方向を変
更することができると共に、フレキシブルダクトを伸縮
することによって、上下方向における吹出し位置をも任
意に変更することができる。また、フレキシブルダクト
の先端に風量調整ダンパーが設けられているため、手元
で風量を任意に調整することができる。
【０００７】
【実施例】以下に本発明の実施例を図１乃至図２に基づ
いて説明する。図１は本発明の実施例に係る空調風吹出
し装置の側面図、図２はその底面図である。図示されて
いない空気調和装置で作られた冷風又は温風等の空調風
は、天井面１の裏側を通して配設された送風ダクト２を
介して特定の空調エリアに配風されるようになってい
る。
いて説明する。図１は本発明の実施例に係る空調風吹出
し装置の側面図、図２はその底面図である。図示されて
いない空気調和装置で作られた冷風又は温風等の空調風
は、天井面１の裏側を通して配設された送風ダクト２を
介して特定の空調エリアに配風されるようになってい
る。
【０００８】送風ダクト２の端末にはグラスウールで断
熱されたボックス３が接続されており、このボックス３
の下面に天井面１を貫通するフランジ接続口４が突設さ
れている。フランジ接続口４の下端には天井面１に取り
付けられた空調風吹出し装置５が結合されている。
熱されたボックス３が接続されており、このボックス３
の下面に天井面１を貫通するフランジ接続口４が突設さ
れている。フランジ接続口４の下端には天井面１に取り
付けられた空調風吹出し装置５が結合されている。
【０００９】空調風吹出し装置５は、複数の吹出し口７
を有し、天井面１に着脱自在に取り付けられる鋼板プレ
ート６と、この複数の吹出し口７にそれぞれ接続される
湾曲自在で、かつ、伸縮自在な複数本のフレキシブルダ
クト８と、同フレキシブルダクト８の先端に設けられた
風量調整ダンパー９とから構成される。なお、フレキシ
ブルダクト８としてはその内周又は外周に断熱材を施し
た断熱材付きフレキシブルダクトが用いられる。
を有し、天井面１に着脱自在に取り付けられる鋼板プレ
ート６と、この複数の吹出し口７にそれぞれ接続される
湾曲自在で、かつ、伸縮自在な複数本のフレキシブルダ
クト８と、同フレキシブルダクト８の先端に設けられた
風量調整ダンパー９とから構成される。なお、フレキシ
ブルダクト８としてはその内周又は外周に断熱材を施し
た断熱材付きフレキシブルダクトが用いられる。
【００１０】しかして、上記実施例によると、空気調和
装置で作られた冷風又は温風等の空調風は、送風ダクト
２を経て一旦ボックス３内に供給され、同ボックス３の
下面のフランジ接続口４に結合されている空調風吹出し
装置５の鋼板プレート６に設けられた複数の吹出し口７
を介して複数本のフレキシブルダクト８に分配され、そ
の先端からスポット的に吹出されて特定の空調エリアの
冷房或いは暖房に供される。
装置で作られた冷風又は温風等の空調風は、送風ダクト
２を経て一旦ボックス３内に供給され、同ボックス３の
下面のフランジ接続口４に結合されている空調風吹出し
装置５の鋼板プレート６に設けられた複数の吹出し口７
を介して複数本のフレキシブルダクト８に分配され、そ
の先端からスポット的に吹出されて特定の空調エリアの
冷房或いは暖房に供される。
【００１１】この際、各フレキシブルダクト８は手で簡
単に操作することができ、これを下、横、斜め等任意の
方向に曲げることによって、また、フレキシブルダクト
８を上下方向の任意の位置に伸縮することによって、最
適の吹出し方向及び吹出し状態を確保することができ、
その風向調整範囲の拡大とそのフレキシブル性の向上を
図ることができると共に、直接空調風を受けてドラフト
感を得る等多様な空調効果を得ることができる。
単に操作することができ、これを下、横、斜め等任意の
方向に曲げることによって、また、フレキシブルダクト
８を上下方向の任意の位置に伸縮することによって、最
適の吹出し方向及び吹出し状態を確保することができ、
その風向調整範囲の拡大とそのフレキシブル性の向上を
図ることができると共に、直接空調風を受けてドラフト
感を得る等多様な空調効果を得ることができる。
【００１２】また、フレキシブルダクト８の先端に設け
られている風量調整ダンパー９を操作することによって
手元で風量を任意に調整することができる。更に、フレ
キシブルダクト８にはその内周又は外周に断熱材が施さ
れているため、フレキシブルダクト８の表面で結露が生
じ、それが落下して床面を汚すおそれもない。
られている風量調整ダンパー９を操作することによって
手元で風量を任意に調整することができる。更に、フレ
キシブルダクト８にはその内周又は外周に断熱材が施さ
れているため、フレキシブルダクト８の表面で結露が生
じ、それが落下して床面を汚すおそれもない。
【００１３】なお、空調風吹出し装置５のフレキシブル
ダクト８の本数は、処理風量、必要吹出し方向等によっ
て決定されるが、標準タイプとして予め、例えば、４
本、６本、８本タイプ等を作っておくことができ、この
ように標準タイプを準備しておくことにより、仕様変更
に対しても鋼板プレート６を取り替えるだけで容易に対
応することができる。
ダクト８の本数は、処理風量、必要吹出し方向等によっ
て決定されるが、標準タイプとして予め、例えば、４
本、６本、８本タイプ等を作っておくことができ、この
ように標準タイプを準備しておくことにより、仕様変更
に対しても鋼板プレート６を取り替えるだけで容易に対
応することができる。
【００１４】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係る空
調風吹出し装置によると、吹出し口に湾曲自在で、か
つ、伸縮自在なフレキシブルダクトを接続すると共に、
同フレキシブルダクトの先端に風量調整ダンパーを設け
ているため、吹出し方向を任意の方向に調整でき、しか
も、その調整範囲を大幅に拡大することができる。ま
た、上下方向の吹出し位置も自由に設定することができ
るので、直接空調風を受けてドラフト感を得る等多様な
空調効果を確保することができると共に、風量調整ダン
パーによって風量を任意に調整することができるので、
最適の空調状態を確保することができる。
調風吹出し装置によると、吹出し口に湾曲自在で、か
つ、伸縮自在なフレキシブルダクトを接続すると共に、
同フレキシブルダクトの先端に風量調整ダンパーを設け
ているため、吹出し方向を任意の方向に調整でき、しか
も、その調整範囲を大幅に拡大することができる。ま
た、上下方向の吹出し位置も自由に設定することができ
るので、直接空調風を受けてドラフト感を得る等多様な
空調効果を確保することができると共に、風量調整ダン
パーによって風量を任意に調整することができるので、
最適の空調状態を確保することができる。
【図１】本発明の実施例に係る空調風吹出し装置の側面
図である。
図である。
【図２】本発明の実施例に係る空調風吹出し装置の底面
図である。
図である。
１ 天井面 ２ 送風ダクト ３ ボックス ４ フランジ接続口 ５ 空調風吹出し装置 ６ 鋼板プレート ７ 吹出し口 ８ フレキシブルダクト ９ 風量調整ダンパー
Claims (3)
- 【請求項１】 送風ダクトの端末に取り付けられた吹出
し口から空調風をスポット的に吹出す空調風吹出し装置
において、前記吹出し口に湾曲自在で、かつ、伸縮自在
なフレキシブルダクトを接続すると共に、同フレキシブ
ルダクトの先端に風量調整ダンパーを設けてなることを
特徴とする空調風吹出し装置。 - 【請求項２】 天井面に鋼板プレートを設置すると共
に、同鋼板プレートに複数の吹出し口を設け、同吹出し
口にそれぞれ前記フレキシブルダクトを接続してなるこ
とを特徴とする請求項１記載の空調風吹出し装置。 - 【請求項３】 前記フレキシブルダクトをその内周又は
外周に断熱材を施した断熱材付きフレキシブルダクトと
してなることを特徴とする請求項１記載の空調風吹出し
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8582294A JPH07269930A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 空調風吹出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8582294A JPH07269930A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 空調風吹出し装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07269930A true JPH07269930A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=13869553
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8582294A Pending JPH07269930A (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 空調風吹出し装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07269930A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1302245C (zh) * | 2004-08-24 | 2007-02-28 | 中国计量学院 | 一种整机设置在室外的立式超小功率厨房空调器 |
| JP2014048027A (ja) * | 2012-09-04 | 2014-03-17 | Ohbayashi Corp | データセンターの空調システム |
| JP2017114603A (ja) * | 2015-12-22 | 2017-06-29 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータの乗りかご |
| JP2018531362A (ja) * | 2015-10-20 | 2018-10-25 | スティーブン ミシャルスキーＳｔｅｖｅｎ ＭＩＣＨＡＬＳＫＩ | 空気混合装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5040034B1 (ja) * | 1970-12-31 | 1975-12-20 | ||
| JPS5760039B2 (ja) * | 1978-06-05 | 1982-12-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | |
| JPH05141757A (ja) * | 1991-11-26 | 1993-06-08 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和装置 |
-
1994
- 1994-03-29 JP JP8582294A patent/JPH07269930A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5040034B1 (ja) * | 1970-12-31 | 1975-12-20 | ||
| JPS5760039B2 (ja) * | 1978-06-05 | 1982-12-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | |
| JPH05141757A (ja) * | 1991-11-26 | 1993-06-08 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和装置 |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1302245C (zh) * | 2004-08-24 | 2007-02-28 | 中国计量学院 | 一种整机设置在室外的立式超小功率厨房空调器 |
| JP2014048027A (ja) * | 2012-09-04 | 2014-03-17 | Ohbayashi Corp | データセンターの空調システム |
| JP2018531362A (ja) * | 2015-10-20 | 2018-10-25 | スティーブン ミシャルスキーＳｔｅｖｅｎ ＭＩＣＨＡＬＳＫＩ | 空気混合装置 |
| US11906193B2 (en) | 2015-10-20 | 2024-02-20 | Steven Michalski | Air moving device |
| JP2017114603A (ja) * | 2015-12-22 | 2017-06-29 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータの乗りかご |
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