JPH0726854Y2 - Led素子 - Google Patents

Led素子

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JPH0726854Y2
JPH0726854Y2 JP1989132801U JP13280189U JPH0726854Y2 JP H0726854 Y2 JPH0726854 Y2 JP H0726854Y2 JP 1989132801 U JP1989132801 U JP 1989132801U JP 13280189 U JP13280189 U JP 13280189U JP H0726854 Y2 JPH0726854 Y2 JP H0726854Y2
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JP
Japan
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positioning
lead frame
led
light emitting
axis direction
Prior art date
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JP1989132801U
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JPH0371665U (ja
Inventor
隆康 伊藤
祥明 神戸
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は光学部品や光通信用部品、例えば光ファイバー
やその他の光導波路等と光学的に結合させて用いるLED
素子に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種のLED素子としては、第8図に示すような
構造のものがある。通常、LED素子を相手部品に結合さ
せる場合、電極1a,1bとなるリードフレーム1にLED本体
(樹脂モールド部)2を高精度に取り付けることによっ
て発光光軸と相手部品の光軸とのずれがないようにして
いる。つまり第8図に示すLED素子では相手部品との結
合のためLED本体2の前面に飛び出し部2aを設け、相手
部品にはほぼ隙間なく嵌まる形状の部分を設けてそこに
LED本体2を挿入することで互いに正確に位置決めする
ことを狙っている。
[考案が解決しようとする課題] しかし第8図に示すような構造のLED素子の場合、LED本
体2を樹脂で成形する時にはリードフレーム1は第9図
の符号Aで示す一方が保持されているだけであるので、
金型3のキャビティ4内では完全にフリーな状態とな
り、樹脂を注入したときの圧力及び作業中に起こる振動
や接触ミスによってずれたり傾いてしまい、LED本体2
に対する発光チップ5の位置はきわめて不安定である。
従って、LED本体2と相手部品をいくら精度よく位置決
めしても発光チップ5との位置ずれはなくせないという
問題があった。
本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであって、本考
案の目的とするところはLED素子と相手部品との結合時
における光軸のずれをなくすことができるLED素子を提
供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本考案LED素子は、電極1a,1bと
なるリードフレーム1の上に発光チップ5をマウントし
たチップマウント部を樹脂成形したパッケージ型のLED
素子において、相手部品6に取り付けるとき及び発光チ
ップ5をマウントするとき位置決め基準となる位置決め
基準部7と突出部8をリードフレーム1に設け、位置決
め基準部7をX軸方向の位置決めをする第1位置決め面
7aとY軸方向の位置決めをする第2位置決め面7bとを設
けて形成すると共に突出部8をZ軸方向の位置決めをす
る位置決め面20a,20bを設けて形成した。
[作用] リードフレーム1に設けた位置決め基準部7と突出部8
を位置決め基準として相手部品6に対する位置決め及び
発光チップ5のマウントの位置決めができるものであっ
て、共通の位置決め基準部7と突出部8を基準に位置決
めできて相手部品6と発光チップ5の光軸ずれが少なく
なる。
[実施例] リードフレーム1は板金を打ち抜き成形することにより
形成されるものであり、一対の電極1a,1bを有してい
る。一対の電極1a,1bは樹脂成形でLED本体2を形成する
までは一体につながっている。このリードフレーム1の
両側にL字状の切り欠きを設けることにより位置決め基
準部7を設けてあり、位置決め基準部7には第1基準面
7aと第2基準面7bを有している。この位置決め基準部7
はリードフレーム1に発光チップ5をマウントするため
の位置決め基準となると共に相手部品6に結合するとき
の位置決め基準となっている。第1図の実施例ではリー
ドフレーム1の先端には先が細くなるテーパー状の突出
部8を設けてあり、突出部8の基部の両側に位置決め面
9a,9bを設けてある。このリードフレーム1には発光チ
ップ5が位置決め基準部7の第1基準面7a、第2基準面
7b、位置決め面9a,9bを基準にマウントしてあり、この
発光チップ5をマウントした部分に透明合成樹脂を樹脂
成形してLED本体2を形成してある。このLED本体2は直
方体状に形成され、前面に飛び出し部2aを設けてある。
LED本体2を樹脂で成形するとき金型のキャビティにリ
ードフレーム1を挿入し、キャビティに樹脂を注入する
ことにより成形される。リードフレーム1をキャビティ
に挿入したときキャビティの開口縁に位置決め基準部7
が係止して位置決めされる。突出部8を有するリードフ
レーム1の場合金型の底面に逃げのための穴を設けてあ
る。
上記のように構成せるLED素子を装着する相手部品6に
は第3図に示すように受け板11を設けてあると共に受け
板11の端部で素子装着部12を設けてある。素子装着部12
にはLED本体2が嵌合する形状の凹部13を設けてあると
共に係止爪14を設けてある。また受け板11には位置決め
ピン15を設けてあり、素子装着部12には突出部8の嵌合
孔16を設けてある。光導波路板17には第2図に示すよう
に導波路18を設けてあり、適所には位置決め孔19を設け
てある。この光導波路板17は第4図に示すように受け板
11上に載置されると共に位置決め孔19に位置決めピン15
を嵌合することにより位置決めして取り付けてある。こ
のように光導波路板17を位置決めして取り付けると、素
子装着部12に光軸が一致するように位置決めして取り付
けることができる。素子装着部12の凹部13にLED本体2
を嵌め込むと共にLED本体2に係止爪14を係止すること
によりLED素子が第5図、第6図及び第7図に示すよう
に取り付けられる。このとき凹部13の開口縁に位置決め
基準部7が係止すると共に突出部8が嵌合孔16に嵌合さ
れて位置決めされる。位置決め基準部7の第1位置決め
面7aを凹部13の開口縁に突き当てて固定することにより
Y軸方向の位置を定め、位置決め基準部7の第2位置決
め面7bが凹部13で挟持されると共に突出部8の位置決め
面9a,9bが嵌合孔16に挟持されることによりX軸方向の
位置を定め、突出部8の位置決め面20a,20bが嵌合孔16
で挟持されることによりZ軸方向の距離を正確に定める
ことができる。従ってLED素子の光軸と導波路18の光軸
が合致するように取り付けられる。つまりX,Y方向の光
軸合わせやZ方向の距離l合わせを容易且つ安定して実
現することができる。
また発光チップ5のマウントに際してはリードフレーム
1の位置決め基準部7等を基準にしてマウントする。例
えばリードフレーム1の両側の第1位置決め面7aを結ぶ
線をX軸、両側の第2位置決め面7bの中心と位置決め面
9a,9bの中心を結ぶ線をY軸としてテレビカメラなどで
座標を読み取り、所定の座標位置にマウントする。
なお第1図の実施例の場合、位置決め基準部7の第2位
置決め面7bが凹部13で挟持されると共に突出部8の位置
決め面9a,9bが嵌合孔16挟持されることにより、X軸方
向の位置決めが2箇所でできてより正確に光軸を合わせ
ることができる。
[考案の効果] 本考案は叙述の如く相手部品に取り付けるとき及び発光
チップをマウントするとき位置決め基準となる位置決め
基準部と突出部とをリードフレームに設け、位置決め基
準部をX軸方向の位置決めをする第1位置決め面とY軸
方向の位置決めをする第2位置決め面とを設けて形成す
ると共に突出部をZ軸方向の位置決めをする位置決め面
を設けて形成するようにしたので、相手部品に対する位
置決め及び発光チップのマウントの位置決めを、リード
フレームに設けた位置決め基準部の第1位置決め面と第
2位置決め面とでX軸方向及びY軸方向において行なう
ことができると共に、突出部の位置決め面でZ軸方向に
おいて行なうことができるものであり、X,Y,Zの3軸方
向で相手部品に対する位置決め及び発光チップのマウン
トの位置決めを安定して行なうことができて、発光チッ
プの光軸のずれを小さくすることができるものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案のLED素子の一実施例の正面図、第2図
は同上の光導波路板の斜視図、第3図は同上の相手部品
の一部切欠斜視図、第4図は同上の相手部品に光導波路
板を取り付けた斜視図、第5図は同上のLED素子を取り
付けた状態の斜視図、第6図は第5図の縦断面図、第7
図は第5図の横断面図、第8図は従来例の斜視図、第9
図は従来例のLED本体の成形時の斜視図であって、1は
リードフレーム、1a,1bは電極、5は発光チップ、6は
相手部品、7は位置決め基準部、7aは第1位置決め面、
7bは第2位置決め面、8は突出部、20a,20bは位置決め
面である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電極となるリードフレームの上に発光チッ
    プをマウントしたチップマウント部を樹脂成形したパッ
    ケージ型のLED素子において、相手部品に取り付けると
    き及び発光チップをマウントするとき位置決め基準とな
    る位置決め基準部と突出部とをリードフレームに設け、
    位置決め基準部をX軸方向の位置決めをする第1位置決
    め面とY軸方向の位置決めをする第2位置決め面とを設
    けて形成すると共に突出部をZ軸方向の位置決めをする
    位置決め面を設けて形成して成るLED素子。
JP1989132801U 1989-11-15 1989-11-15 Led素子 Expired - Lifetime JPH0726854Y2 (ja)

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JPH0371665U JPH0371665U (ja) 1991-07-19
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JPS59132640A (ja) * 1983-01-20 1984-07-30 Nec Corp 半導体素子用リ−ドフレ−ム

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