JPH0726801U - 防眩性フィルタ - Google Patents

防眩性フィルタ

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JPH0726801U
JPH0726801U JP5614293U JP5614293U JPH0726801U JP H0726801 U JPH0726801 U JP H0726801U JP 5614293 U JP5614293 U JP 5614293U JP 5614293 U JP5614293 U JP 5614293U JP H0726801 U JPH0726801 U JP H0726801U
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thin film
silicone rubber
light
filter
transparent
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JP5614293U
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Inventor
利裕 中田
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本考案は不要な外部光を遮り、内部表示部
のコントラストが良好で可視角範囲を調節する機能を有
し、異常光線などのゴーストを減少した、遮光性フィル
タ、防眩性シート、フィルタシートなどとして有用とさ
れる防眩性フィルタの提供を目的とするものである。 【構成】 本考案の防眩性フィルタは、ミラブルタイ
プの透明性シリコーンゴム組成物に付加反応型加硫剤を
添加したシリコーンゴム組成物をカレンダーロールで成
形し、加熱硬化させて得た透明薄膜上に、カレンダーロ
ールで成形した遮光薄膜を未硬化のまま重ね合わせ、こ
のシートを所望枚数交互に積層したのち、加圧加熱して
硬化させ、ついでこれを積層面を横切る方向に薄切りし
て得たシリコーンゴム製の縞模様シートが透明薄膜の光
軸方向での断面形状が両凹レンズ状となることを特徴と
するものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は防眩性フィルム、特には不要な外部光を遮り、内部表示部のコントラ ストを良好にし、可視角範囲を調節する機能を有することから、遮光性フィルタ 、防眩性シート、フィルタシートなどとして有用とされる防眩性フィルタに関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
防眩性フィルタの製造方法としては、加圧プレスまたはロールで作製した、単 層の着色ないし不透明な遮光シートもしくはフィルムと、同様にして作製した単 色の透明薄膜とを交互に重ね合わせて接合し、積層方向に薄切りして縞模様の防 眩性フィルタを得る方法が公知とされており(特開昭50-26885号、特開昭51-441 86号各公報参照)、このようにして得られた縞模様シートはその片面または両面 に接着剤層などを介して透明部材を重積一体化して防眩性フィルタとされている 。
【0003】 また、この透明薄膜の硬化は有機過酸化物により硬化するものであり、遮光薄 膜の硬化は有機過酸化物によるものとされており、ここに使用される有機過酸化 物はベンゾイルパーオキサイドなど公知のものとされるが、この透明薄膜の硬化 に用いる有機過酸化物としてはビス−2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイ ドとすることがよく、遮光薄膜の硬化に用いる有機過酸化物としては2,5−ジ メチル−ビス(t−ブチルパーオキシ)ヘキサンとすることがよい。
【0004】 また、これらの防眩性フィルタについては、一方の構成要素である遮光薄膜と して通常光の吸収が大きく、かつ不透明な黒や特定の波長の光を通過させる色彩 の着色剤がプラスチック中に多量に分散したものが用いられ、他方の構成要素で ある透明薄膜としては一般に極めて透明性の高いプラスチックが用いられている が、これについては特に「微細スダレ状遮光板」(特許第 1219431号明細書参照 )、「耐熱防眩シート」(特許第 1772963号明細書参照)などが好適なものとさ れている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかして、この防眩性フィルタの核となる縞模様シートの構成材料としては、 耐熱性および耐候性などの諸物性が優れていることからシリコーンゴム組成物が 有力なものとされているけれども、このシリコーンゴムで作られたものは硬化後 、ゴム物性を有するものとなるために、室温で小さい応力がかかるとかなり大き な変形を起こし、しかもこの応力が除去されると急速に殆ど旧の形に復元すると いう性質を有している。
【0006】 そのため、シリコーンゴム組成物から作られた微細スダレ状構造の縞模様シー トを公知のナイフ刃、回転刃を用いて積層体から薄切りすると、これは容易に変 形を起こし、透明薄膜と遮光薄膜の物性が完全に同一とはならないことから、そ の界面において相互に物性が干渉し合うのでこの変形が複雑なものとなる。した がって、この応力が除去されると、この変形は旧に戻るけれども縞模様の微視的 な断面形状は必ずしも幾何光学的に好適な形状となることは無く、この透明薄膜 の光軸方向における光路がこの形状によって決定されることから、防眩性フィル ムそのものの光学的性質を一定のものとすることができないという欠点があり、 この透明薄膜と遮光薄膜とはそれぞれの成形条件の違いによって疎密性が生じる 。
【0007】 また、従来公知のシリコーンゴム製の防眩性フィルタでは微細スダレ状の縞模 様シートの断面形状は図4に示されているように透明薄膜が偏った光軸を有する 凹メニスクレンズ状とされており、この形状を有する透明薄膜が遮光薄膜を介し て多数積層された縞模様シートでは結果として該光学系を透過した常光線(屈折 の法則に従う光で、防眩性フィルタを回転させても動かない映像を与える方の光 線)のほかに、常光線の強度にほぼ匹敵する程の異常光線(常光線とは異なる光 路を通り、防眩性フィルタを回転させると一緒に回ってゆく光線で、一般には映 像を二重、三重に映す、いわゆるゴーストを与えるもの)が光軸方向に生ずると いうことが判っており、この現象は特にCRTやLCDなどのディスプレイフィ ルタ用途では映像の表示品質を損なうので、これにはシリコーンゴム材料の優位 性を生かし切れないという問題点がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案はこのような不利、問題点を解決した防眩性フィルタに関するものであ り、これはミラブルタイプの透明性シリコーンゴム組成物に付加反応型加硫剤を 添加したシリコーンゴム組成物をカレンダーロールで成形し、加熱硬化させて得 た透明薄膜上に、シリコーンゴム組成物の遮光薄膜をカレンダーロールで成形し 、未硬化のまま重ね合わせたシートを所望枚数積層したのち、加圧加熱して硬化 させ、ついでこれを積層面を横切る方向に薄切りして得たシリコーンゴム製の縞 模様シートからなることを特徴とするものである。
【0009】 すなわち、本考案者は光軸方向に発生する異常光線を大きく減少させ、ディス プレイフィルタ用途に適した、表示品質の優れた防眩性フィルタを開発すべく種 々検討したところ、透明薄膜を構成するシリコーンゴム組成物を付加反応型加硫 剤を添加することにより、この透明薄膜を付加反応により硬化させたシリコーン ゴム硬化物で作製すると、これが両凹レンズ状のものとなり、光軸方向に発生す る異常光線量を大きく減退させることができることを見出し、この透明薄膜と遮 光薄膜との接着界面を粗面化し、さらにこの透明薄膜と遮光薄膜との厚さの比を 適宜にコントロールすればディスプレイフィルタ用途に適した表示品質の優れた 防眩性フィルムが得られることを確認して本考案を完成させた。 以下にこれをさらに詳述する。
【0010】
【作用】
本考案の防眩性フィルタはミラブルタイプの透明性シリコーンゴム組成物に付 加反応型加硫剤を添加した組成物をカレンダーロールでシート成形し、これを加 熱硬化させて透明薄膜を作り、別途過酸化物加硫型の着色したシリコーンゴム組 成物をカレンダーロールで成形して遮光薄膜を作り、これらを交互に複数積層し てから加圧加熱してこれを硬化させ、ついでこれを積層面を横切る方向で薄切り して得たシリコーンゴム製の縞模様シートからなるものである。
【0011】 ここに使用されるミラブルタイプの透明性シリコーンゴム組成物は重合度 5,0 00〜10,000の線状ポリマー、オルガノポリシロキサン(シリコーン生ゴム)を主 成分とし、シリカ補強剤、充填剤、湿潤剤、各種添加剤を配合したもので、加硫 剤を使用時添加することにより加熱硬化するタイプのものであり、これは分子中 にけい素原子に結合したアルケニル基を少なくとも2個有するオルガノポリシロ キサンと分子中にけい素原子に結合した水素原子を少なくとも2個有するオルガ ノハイドロジェンポリシロキサンとからなるものとされるが、この付加反応型加 硫剤としては白金または白金化合物、例えば塩化白金酸、塩化白金酸とアルコー ル、ビニルシロキサンなどとの錯塩からなるものとされるが、このシリコーンゴ ム組成物と付加反応型加硫剤とはこれを混合後、加熱すると、容易にアルケニル 基と水素原子とが付加反応して結合し、シリコーンゴム硬化物となる。
【0012】 この付加反応によるシリコーンゴム組成物からの透明薄膜の製造としては、例 えばこのミラブルタイプの透明性シリコーンゴム組成物に付加反応型加硫剤を添 加し、カレンダーロールで成形してシートとしたのち、加熱し付加反応させてシ リコーンゴム硬化物とすればよいが、このようにして作られた透明薄膜にはその 光軸方向に発生する異常光線を大きく減少することが本考案により見出されてい る。
【0013】 この透明薄膜には遮光薄膜が積層されるのであるが、この遮光薄膜は公知のも のとすればよく、したがってこれは一般公知のミラブルタイプのシリコーンゴム に酸化鉄黒、黒鉛、カーボンブラック、チタニウムブラックなどの黒色顔料の1 種または2種以上と加硫剤としての有機過酸化物を添加したものをカレンダー成 形してシートとしたものとすればよいが、この遮光薄膜はこれを前記した透明薄 膜と重ね合わせ、これを交互に複数枚積層したのち、この積層物を加圧加熱して 硬化させればよい。 なお、この積層硬化物はこれをその積層面を横切る方向に公知のナイフ刃など で薄切りすると縞模様シートが得られ、これが本考案の防眩性シートに使用され る。
【0014】 なお、このようにして得られた防眩性フィルタにおける透明薄膜は通常の方法 で作製し、カレンダーロールでフィルム化し加硫するとカレンダーロールタッチ 面が鏡面となり、これもまた異常光の発生の原因となるので、これはサンドブラ スト処理したポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム上にシーティング し、その表面をエンボス状態にしてこの表面を粗面化しておくことがよいし、こ のものはその断面形状が図4に示したように凹メニスクレンズ状であると被観察 表示物のディテイルが不鮮明となり、表示品質も低下したものとなるが、これは 図2に示したように両凹レンズ状のものとなり、被観察表示物のディテイルが鮮 明なものとなって表示品質も優れたものとなるので、これは異常光の発生が少な く、ゴーストの減少したものになるという有利性が与えられる。
【0015】 さらに、本考案の防眩性フィルタにおける遮光薄膜によって隔てられている透 明薄膜は多層構造はとらず、これは硬化した透明薄膜上に未硬化の遮光薄膜が重 ねられ、これを多数回繰返して所望の厚さとなったものが、加熱加圧により硬化 一体化されるが、透明薄膜の厚さ方向に物性変化があると異常光の発生が生じ易 いので、これはなるべく避けるのがよいし、透明薄膜と遮光薄膜の相互の影響を 考えると夫々が接触している界面での物性の不連続さにもゴム硬度、引張り強さ 、伸び、引裂き強さ、線収縮率などの項目に差異が生じるので、これには透明薄 膜の厚さ(Ti)と遮光薄膜の厚さ(Tc)との比を適宜コントロールしておく ことがよく、このTiに対するTcは光線透過率を低下させず、透明薄膜の断面 形状変化を押え、異常光の発生を押えるためにはTiを90〜 150μmの範囲から 選ばれたものとし、Tcをできるだけ薄くして、これをTc/Ti<0.15とする ことがよい。
【0016】
【実施例】
つぎに本考案の実施例をあげる。 実施例 高透明性のシリコーンゴムコンパウンド・SE−1188U[東レ・ダウコーニン グ・シリコーン(株)製商品名]50重量部に白金触媒・CatPL−2[信越化 学工業(株)製商品名]0.02重量部を配合したものを原料Aとし、上記したシリ コーンゴムコンパウンド・SE−1188U(前出)50重量部に架橋剤・C−19B[ 信越化学工業(株)製商品名]を2部配合したものを原料Bとした。
【0017】 この原料Aと原料Bを室温以下の10℃前後に冷却してから、これらをミキシン グロールで発熱が極めて小さくなるように混練し、これをカレンダーロール装置 を用いて搬送用耐熱キャリアである厚さが50μmのサンドブラスト処理されたP ETフィルム上に 120μmの厚さにシーティングして透明薄膜を作り、これをエ ンボスロール装置を用いてこの表面にエンボスを転写し、表面が粗面化した透明 薄膜を作製したのち、これを 175℃に加熱してこの透明薄膜を加熱硬化させた。
【0018】 ついで、焼成けい藻土を増量剤として含む乳白色のシリコーンゴムコンパウン ド・KE-981U[信越化学工業(株)製商品名] 100重量部に、着色剤・KE− Color BB[信越化学工業(株)製商品名]30重量部と有機過酸化物型加硫剤・ C−8[信越化学工業(株)製商品名]2重量部を加えて混練し、これをカレン ダーロール装置を用いて上記で得た長尺の透明薄膜上に15μmの厚さでシーティ ングして遮光薄膜を形成させたのち、この積層物から耐熱キャリアとしてPET フィルムを剥離し、これを交互に 350mmまで積層し、高さ方向に5%圧縮し、熱 プレス装置を用いて 155℃で18時間加熱加圧処理して、この積層体を硬化密着一 体化させた。
【0019】 つぎに、この積層体を積層方向を横切るようにシリコーン系ゴムスライス装置 を用いて厚さ0.24mmに薄切りして縞模様シートを作り、これを安定化させるため に 225℃のオーブン中に4時間放置したのち、この縞模様シートの両面に液状シ リコーンゴム・KE−1934A、KE−1934B[信越化学工業(株)製商品名]各 50重量部とプライマー・AP−1[信越化学工業(株)製商品名]1重量部から なる接着剤層をスクリーン印刷機を用いて0.03mmの厚さに塗布し、これにさらに 透明部材としての厚さ 0.3mmのポリカーボネートフィルムを挟み込んだのち、荷 重 10g/cm2、 0.1Torrの条件で30秒間脱泡し、さらに2時間加熱処理したところ 、図1に示したような本考案の防眩性フィルタが得られた。
【0020】 このようにして得られた防眩性フィルタについてこの透明薄膜の断面形状を顕 微鏡により調査したところ、これは両凹レンズ状であったし、このものについて その常光線および異常光線の発生状況をしらべるために、凸レンズなどを用いて 固体撮影素子CCD上に防眩性フィルムを透過した光線を結像させ、その常光線 および異常光線の輝度ならびに相互の発光位置を計測し、得られた情報をリアル タイム画像処理装置・DVS-3,000[浜松ホトニクス(株)製商品名]を用いて 処理して人間の目視感に近い形にグラフしたところ、試料を挿入しないものにつ いて図5が、また比較のための従来品について図6が、さらにこの実施例で得ら れた防眩性フィルタについて図3に示したものが得られた。
【0021】 すなわち、図3、5、6における縦軸は光のエネルギー強度を、横軸は夫々の 光のピークの相互間隙を示したものであり、図5では試料が挿入されていないの で常光線が示されているだけであるが、図6では従来品としての防眩性フィルタ が挿入されているので中央の常光線にならんで相対強度が約80%の異常光線が接 近しており、表示される情報がこれら2つのピークから構成されることがわかる が、図3に示したものでは中央の常光線にならぶ異常光線の相対強度が約24%以 下と小さくなっているので表示品質が図6のものにくらべて改善されていること が確認された。
【0022】
【考案の効果】
本考案は防眩性フィルタに関するものであり、これは前記したようにミラブル タイプの透明性シリコーンゴム組成物に付加反応型加硫剤を添加したシリコーン ゴム組成物をカレンダーロールで成形し、加熱硬化させて得た透明薄膜上に、カ レンダーロールで成形した遮光薄膜を未硬化のまま重ね合わせ、このシートを所 望枚数交互に積層したのち、加圧加熱して硬化させ、ついでこれを積層面を横切 る方向に薄切りして得たシリコーンゴム製の縞模様からなることを特徴とするも のであるが、このものは不要な外部光を遮り、異常光線の発生が少ないのでゴー ストが減少し、内部表示のコントラストが良好となり、可視角範囲を調節する機 能をもっているので、遮光性フィルタ、防眩性シート、フィルタシートなどとし て有用なものになるという有利性をもつものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の防眩性シートの縦断面図を示したもの
である。
【図2】本考案の防眩性シートの透明薄膜の断面形状の
正面図を示したものである。
【図3】本考案の防眩性シートをリアルタイム画像処理
装置で処理したものの常光線と異常光線のエネルギー強
度と光のピークの相互関係図を示したものである。
【図4】公知の防眩性シートにおける透明薄膜の断面形
状の正面図を示したものである。
【図5】試料を挿入しないもののリアルタイム画像処理
装置により処理したものの常光線のエネルギー強度図を
示したものである。
【図6】公知の防眩性シートをリアルタイム画像処理装
置で処理したものの常光線と異常光線のエネルギー強度
と光のペークの相互関係図を示したものである。
【符号の説明】
1…透明薄膜、 2…遮光薄膜、3…縞模様
シート、 4…シリコーン接着剤層、5…透明樹
脂層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 83:00

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミラブルタイプの透明性シリコーンゴム組
    成物に付加反応型加硫剤を添加したシリコーンゴム組成
    物をカレンダーロールで成形し、加熱硬化させて得た透
    明薄膜上に、カレンダーロールで成形したシリコーンゴ
    ム組成物の遮光薄膜を未硬化のまま重ね合わせ、このシ
    ートを所望枚数積層したのち、加圧加熱して硬化させ、
    ついでこれを積層面を横切る方向に薄切りして得たシリ
    コーンゴム製の縞模様シートからなることを特徴とする
    防眩性フィルタ。
  2. 【請求項2】透明薄膜と遮光薄膜との接触界面が粗面化
    されている請求項1に記載した防眩性フィルタ。
  3. 【請求項3】透明薄膜の断面形状が光の進行方向に対し
    て両凹レンズ状とされる請求項1に記載した防眩性フィ
    ルム。
JP5614293U 1993-10-18 1993-10-18 防眩性フィルタ Pending JPH0726801U (ja)

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JP5614293U JPH0726801U (ja) 1993-10-18 1993-10-18 防眩性フィルタ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000304648A (ja) * 1999-02-19 2000-11-02 Dainippon Printing Co Ltd 面ぎらの定量的評価方法、評価装置、防眩性フィルム及びその製造方法
JP2001512578A (ja) * 1996-12-05 2001-08-21 テキサス インスツルメンツ インコーポレイテッド ガラス上のマトリクス成形不透明低反射被膜

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