JPH07267464A - カール矯正装置及び画像形成装置 - Google Patents
カール矯正装置及び画像形成装置Info
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- JPH07267464A JPH07267464A JP6082249A JP8224994A JPH07267464A JP H07267464 A JPH07267464 A JP H07267464A JP 6082249 A JP6082249 A JP 6082249A JP 8224994 A JP8224994 A JP 8224994A JP H07267464 A JPH07267464 A JP H07267464A
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- Japan
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- curl
- sheet material
- conveying path
- material conveying
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 シート材のカール状態に応じたカール矯正が
行えるカール矯正装置を得る。 【構成】 カール矯正装置本体2Aは、小さい上向きの
カール30が付いているシート材Sが通る水平状のパス
3Aと、大きい上向きのカール31が付いているシート
材Sが通る傾斜状のパス4Aを具備している。パス4A
はパス3Aの上方に分岐して配置され、分岐ポイント5
Aより下流に向かって高くなるように傾斜している。パ
ス3Aはカール矯正能力を有しておらず、パス4Aは上
向きのカールを矯正する能力を有している。このパス4
Aの途中には、上向きのカールを矯正するカール矯正手
段6Aが設置されている。
行えるカール矯正装置を得る。 【構成】 カール矯正装置本体2Aは、小さい上向きの
カール30が付いているシート材Sが通る水平状のパス
3Aと、大きい上向きのカール31が付いているシート
材Sが通る傾斜状のパス4Aを具備している。パス4A
はパス3Aの上方に分岐して配置され、分岐ポイント5
Aより下流に向かって高くなるように傾斜している。パ
ス3Aはカール矯正能力を有しておらず、パス4Aは上
向きのカールを矯正する能力を有している。このパス4
Aの途中には、上向きのカールを矯正するカール矯正手
段6Aが設置されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機・プリンタ・フ
ァクシミリ等の画像形成装置に備えられるカール矯正装
置に関する。
ァクシミリ等の画像形成装置に備えられるカール矯正装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機・プリンタ・ファクシミリ等の画
像形成装置には、搬送中のシート材に付いたカールを矯
正するカール矯正装置を備えているものがある。
像形成装置には、搬送中のシート材に付いたカールを矯
正するカール矯正装置を備えているものがある。
【0003】図5に、カール矯正装置を備えた従来例の
画像形成装置の全体構成を示す。なお、本画像形成装置
はフルカラーの複写が可能な電子写真方式のカラー複写
機である。
画像形成装置の全体構成を示す。なお、本画像形成装置
はフルカラーの複写が可能な電子写真方式のカラー複写
機である。
【0004】画像形成装置本体(不図示)上部のプラテ
ンガラス101上にセットされた原稿(不図示)をラン
プ102と第1ミラー103と第2ミラー104と第3
ミラー105を矢印方向に走査することによって読み取
る。これによって原稿からの反射光L1が第1ミラー1
03、第2ミラー104、第3ミラー105及びレンズ
系106を介してCCD素子107上に結像される。
ンガラス101上にセットされた原稿(不図示)をラン
プ102と第1ミラー103と第2ミラー104と第3
ミラー105を矢印方向に走査することによって読み取
る。これによって原稿からの反射光L1が第1ミラー1
03、第2ミラー104、第3ミラー105及びレンズ
系106を介してCCD素子107上に結像される。
【0005】CCD素子107上に結像された原稿の画
像情報は画像処理部108において電気信号に変換さ
れ、レーザースキャナ109より光学的信号となり出力
される。レーザースキャナ109から発射した光L2は
ミラー110,111を介して矢印方向に回転している
感光ドラム112上に投影される。
像情報は画像処理部108において電気信号に変換さ
れ、レーザースキャナ109より光学的信号となり出力
される。レーザースキャナ109から発射した光L2は
ミラー110,111を介して矢印方向に回転している
感光ドラム112上に投影される。
【0006】感光ドラム112の回りには一次帯電器1
13、前露光ランプ114、クリーナ115、クリーニ
ング前帯電器116、及び異なる色(M、C、Y、B
K)のトナーを有している4種類の現像器117A、1
17B、117C、117D等のプロセスユニット部品
が配設されている。
13、前露光ランプ114、クリーナ115、クリーニ
ング前帯電器116、及び異なる色(M、C、Y、B
K)のトナーを有している4種類の現像器117A、1
17B、117C、117D等のプロセスユニット部品
が配設されている。
【0007】上述のようにして、原稿情報の読み取りが
行われる一方で、給紙カセット118又は119内に収
納されたシート材Sが転写部へ給送される。給紙カセッ
ト118又は119内のシート材Sは給紙分離手段12
0によって1枚ずつ繰り出され回転停止中のレジストロ
ーラ対121へ送られる。その後、シート材Sはタイミ
ングをとって回転するレジストローラ対121によって
転写ドラム122へ送られ、吸着帯電器123と吸着ロ
ーラ124によって転写ドラム122上に吸着担持され
る。
行われる一方で、給紙カセット118又は119内に収
納されたシート材Sが転写部へ給送される。給紙カセッ
ト118又は119内のシート材Sは給紙分離手段12
0によって1枚ずつ繰り出され回転停止中のレジストロ
ーラ対121へ送られる。その後、シート材Sはタイミ
ングをとって回転するレジストローラ対121によって
転写ドラム122へ送られ、吸着帯電器123と吸着ロ
ーラ124によって転写ドラム122上に吸着担持され
る。
【0008】転写ドラム122上に吸着担持されたシー
ト材Sが、転写ドラム122の回転により画像転写位置
まで搬送されると、感光ドラム112上の画像情報(ト
ナー像)が転写帯電器125によりシート面上に転写さ
れる。
ト材Sが、転写ドラム122の回転により画像転写位置
まで搬送されると、感光ドラム112上の画像情報(ト
ナー像)が転写帯電器125によりシート面上に転写さ
れる。
【0009】ここで、フルカラーの画像形成を行う場合
は、感光ドラム112上に形成された静電潜像をM現像
器117A、C現像器117B、Y現像器117C、B
K現像器117Dの順で顕画化し、これに合せて転写ド
ラム122の回転を続け、各色のトナー像の転写をシー
ト面上に重ねて行く。
は、感光ドラム112上に形成された静電潜像をM現像
器117A、C現像器117B、Y現像器117C、B
K現像器117Dの順で顕画化し、これに合せて転写ド
ラム122の回転を続け、各色のトナー像の転写をシー
ト面上に重ねて行く。
【0010】所定の転写を終えたシート材Sは、分離帯
電器126と分離爪127によって転写ドラム122上
から剥され、搬送ベルト128により定着器129へ送
られる。
電器126と分離爪127によって転写ドラム122上
から剥され、搬送ベルト128により定着器129へ送
られる。
【0011】なお、所定の転写を終えると、感光ドラム
112上に付着しているトナー粉は次の静電潜像の形成
のためにクリーナ115によって除去される。また、転
写ドラム122上に付着しているトナー粉は次のシート
材の吸着のためにクリーナ130によって除去される。
112上に付着しているトナー粉は次の静電潜像の形成
のためにクリーナ115によって除去される。また、転
写ドラム122上に付着しているトナー粉は次のシート
材の吸着のためにクリーナ130によって除去される。
【0012】定着器129へ送られたシート材Sは同定
着器129によりトナー像の定着処理がなされた後、排
紙ローラ対130によって機外の排紙トレイ131上へ
排紙積載される。
着器129によりトナー像の定着処理がなされた後、排
紙ローラ対130によって機外の排紙トレイ131上へ
排紙積載される。
【0013】ここで、定着器129を通過したシート材
Sには、上向きのカールが付いている。これは、定着時
に加熱されたトナーが定着器129を通過すると冷えて
固化し、トナー像が転写されているシート上面側が収縮
することによって生じる。この場合、上向きのカール量
は、シート材の材質、トナー量、定着温度等により異な
る。
Sには、上向きのカールが付いている。これは、定着時
に加熱されたトナーが定着器129を通過すると冷えて
固化し、トナー像が転写されているシート上面側が収縮
することによって生じる。この場合、上向きのカール量
は、シート材の材質、トナー量、定着温度等により異な
る。
【0014】このように、上向きのカールが付いている
シート材Sを排紙トレイ131上へ排紙すると、積載状
態が悪化する。従って、通常、定着器129と排紙ロー
ラ対131の間には、所定の上向きのカール量を矯正す
るカール矯正装置132が設置されており、定着器12
9を通過したシート材Sはカール矯正装置132で上向
きのカールが矯正された後に、排紙トレイ131上へ排
紙積載されるようになっている。
シート材Sを排紙トレイ131上へ排紙すると、積載状
態が悪化する。従って、通常、定着器129と排紙ロー
ラ対131の間には、所定の上向きのカール量を矯正す
るカール矯正装置132が設置されており、定着器12
9を通過したシート材Sはカール矯正装置132で上向
きのカールが矯正された後に、排紙トレイ131上へ排
紙積載されるようになっている。
【0015】図6及び図7に、従来のカール矯正装置1
32の構成例を示す。
32の構成例を示す。
【0016】図6に示すカール矯正装置132Aは、ス
テンレス等の金属材料からなる大径の駆動ローラ133
と、ゴム等の弾性材料からなる大径の従動ローラ134
によって構成されている。この場合、従動ローラ134
は駆動ローラ133に対して所定の圧力で接触してお
り、従動ローラ134の外周面の駆動ローラ133との
接触部分は所定の大きさに湾曲している。
テンレス等の金属材料からなる大径の駆動ローラ133
と、ゴム等の弾性材料からなる大径の従動ローラ134
によって構成されている。この場合、従動ローラ134
は駆動ローラ133に対して所定の圧力で接触してお
り、従動ローラ134の外周面の駆動ローラ133との
接触部分は所定の大きさに湾曲している。
【0017】定着器129を通過したシート材Sは矢印
方向に回転する駆動ローラ133と従動ローラ134の
ニップに入り、両ローラ133,134により搬送され
る。この時、シート材Sは、下向きに湾曲している形状
のニップを所定の圧力で加圧されながら移動するので、
シート材Sに付いていた上向きのカールが矯正される。
方向に回転する駆動ローラ133と従動ローラ134の
ニップに入り、両ローラ133,134により搬送され
る。この時、シート材Sは、下向きに湾曲している形状
のニップを所定の圧力で加圧されながら移動するので、
シート材Sに付いていた上向きのカールが矯正される。
【0018】図7に示すカール矯正装置132Bは、ゴ
ム等の弾性材料からなる大径の駆動ローラ135と、ス
テンレス等の金属材料からなる複数の小径の従動ローラ
136,137によって構成されている。この場合、従
動ローラ136,137は駆動ローラ135上に所定の
間隔(角度θ)を置いて配置され、駆動ローラ135に
対して所定の圧力で接触している。
ム等の弾性材料からなる大径の駆動ローラ135と、ス
テンレス等の金属材料からなる複数の小径の従動ローラ
136,137によって構成されている。この場合、従
動ローラ136,137は駆動ローラ135上に所定の
間隔(角度θ)を置いて配置され、駆動ローラ135に
対して所定の圧力で接触している。
【0019】定着器129を通過したシート材Sは矢印
方向に回転する駆動ローラ135と従動ローラ136,
137の各ニップに入り、駆動ローラ135と従動ロー
ラ136,137によって搬送される。この時、シート
材Sは、駆動ローラ135の外周面の一部の円弧面に従
動ローラ136,137によって所定の圧力で加圧され
ながら移動するので、シート材Sに付いていた上向きの
カールが矯正される。
方向に回転する駆動ローラ135と従動ローラ136,
137の各ニップに入り、駆動ローラ135と従動ロー
ラ136,137によって搬送される。この時、シート
材Sは、駆動ローラ135の外周面の一部の円弧面に従
動ローラ136,137によって所定の圧力で加圧され
ながら移動するので、シート材Sに付いていた上向きの
カールが矯正される。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例の
カール矯正装置132A,132Bは、所定の上向きの
カール量を矯正する能力を有するものであるため、例え
ば、定着器129を通過したシート材Sに小さい上向き
のカールが付いていた場合(転写トナー量が少ない場合
にはカール量は小さい)、カール矯正装置132A,1
32Bを通過することにより、同シート材Sには下向き
のカールが付けられてしまうことがあった。
カール矯正装置132A,132Bは、所定の上向きの
カール量を矯正する能力を有するものであるため、例え
ば、定着器129を通過したシート材Sに小さい上向き
のカールが付いていた場合(転写トナー量が少ない場合
にはカール量は小さい)、カール矯正装置132A,1
32Bを通過することにより、同シート材Sには下向き
のカールが付けられてしまうことがあった。
【0021】また、例えば、両面画像形成時、定着器1
29を通過したシート材Sに下向きのカールが付いてい
た場合(1面の転写トナー量が2面の転写トナー量より
も多い場合には下向きのカールが付く)、カール矯正装
置132A,132Bを通過することにより、下向きの
カール量が増大してしまうことがあった。
29を通過したシート材Sに下向きのカールが付いてい
た場合(1面の転写トナー量が2面の転写トナー量より
も多い場合には下向きのカールが付く)、カール矯正装
置132A,132Bを通過することにより、下向きの
カール量が増大してしまうことがあった。
【0022】このように、下向きのカールが付いている
シート材Sが排紙トレイ131上へ排紙された場合、排
紙トレイ131からの落下や排紙トレイ131上に積載
されているシート材の押し出し等の不具合が生じるばか
りでなく、カールによる搬送パス内での紙詰まりも頻繁
に発生する。
シート材Sが排紙トレイ131上へ排紙された場合、排
紙トレイ131からの落下や排紙トレイ131上に積載
されているシート材の押し出し等の不具合が生じるばか
りでなく、カールによる搬送パス内での紙詰まりも頻繁
に発生する。
【0023】特に、画像形成装置から排紙されたシート
材Sを分類装置で分類するような場合には、シート材S
の積載空間が小さいので、積載部(ビントレイ)からの
落下やシート材Sの押し出し等が多発する。
材Sを分類装置で分類するような場合には、シート材S
の積載空間が小さいので、積載部(ビントレイ)からの
落下やシート材Sの押し出し等が多発する。
【0024】そこで本発明は、上述の如き事情に鑑みて
なされたもので、シート材に付いたカール状態(カール
の向き、カール量)に応じたカールの矯正が行えるカー
ル矯正装置を提供することを目的とする。
なされたもので、シート材に付いたカール状態(カール
の向き、カール量)に応じたカールの矯正が行えるカー
ル矯正装置を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像形成装置
内の所定位置で、搬送中のシート材(S)に付いたカー
ルを矯正するカール矯正装置に係る。
内の所定位置で、搬送中のシート材(S)に付いたカー
ルを矯正するカール矯正装置に係る。
【0026】そして、本発明は、上記目的を達成するた
め、カール矯正能力が異なる複数のシート材搬送経路
(3A,4A)を具備しているカール矯正装置本体(2
A)を有し、前記カール矯正装置本体(2A)の1つの
シート材搬送経路(3A又は4A)を、搬送中のシート
材(S)がカール状態に応じて選択して通ることを特徴
とする。
め、カール矯正能力が異なる複数のシート材搬送経路
(3A,4A)を具備しているカール矯正装置本体(2
A)を有し、前記カール矯正装置本体(2A)の1つの
シート材搬送経路(3A又は4A)を、搬送中のシート
材(S)がカール状態に応じて選択して通ることを特徴
とする。
【0027】
【作用】上記構成とした本発明のカール矯正装置によれ
ば、シート材(S)は、カール状態に応じたカール矯正
能力をもつシート材搬送経路(3A又は4A)を通る。
ば、シート材(S)は、カール状態に応じたカール矯正
能力をもつシート材搬送経路(3A又は4A)を通る。
【0028】従って、シート材搬送経路(3A又は4
A)を通過したシート材(S)は、シート材搬送経路
(3A又は4A)のもつカール矯正能力によってカール
が適正に矯正されている。
A)を通過したシート材(S)は、シート材搬送経路
(3A又は4A)のもつカール矯正能力によってカール
が適正に矯正されている。
【0029】なお、上記カッコ内の符号は、図面を参照
するためのものであって、本発明の構成を何等限定する
ものではない。
するためのものであって、本発明の構成を何等限定する
ものではない。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 〈実施例1〉図1は本発明の実施例1に係るカール矯正
装置の全体構成を示す。
する。 〈実施例1〉図1は本発明の実施例1に係るカール矯正
装置の全体構成を示す。
【0031】本カール矯正装置1Aは、上記従来例のカ
ール矯正装置132と同様に、図5の画像形成装置の定
着器129と排紙ローラ対130の間に設置されて、画
像形成後のシート材Sに付いているカールの矯正を行
う。
ール矯正装置132と同様に、図5の画像形成装置の定
着器129と排紙ローラ対130の間に設置されて、画
像形成後のシート材Sに付いているカールの矯正を行
う。
【0032】本カール矯正装置1Aのカール矯正装置本
体2Aは、小さい上向きのカール30が付いているシー
ト材Sが通る略水平状のパス(第1のシート材搬送経
路)3Aと、大きい上向きのカール31が付いているシ
ート材Sが通る傾斜状のパス(第2のシート材搬送経
路)4Aを具備している。
体2Aは、小さい上向きのカール30が付いているシー
ト材Sが通る略水平状のパス(第1のシート材搬送経
路)3Aと、大きい上向きのカール31が付いているシ
ート材Sが通る傾斜状のパス(第2のシート材搬送経
路)4Aを具備している。
【0033】パス4Aはパス3Aの上方に分岐して配置
されており、かつ、パス4Aは分岐ポイント5Aより下
流に向かって高くなるように傾斜している。このパス4
Aは途中から下流に向かって低くなるように傾斜し、パ
ス3Aと合流している。
されており、かつ、パス4Aは分岐ポイント5Aより下
流に向かって高くなるように傾斜している。このパス4
Aは途中から下流に向かって低くなるように傾斜し、パ
ス3Aと合流している。
【0034】パス3Aは小さい上向きのカール30が付
いているシート材Sを通すのみで、カールを矯正する能
力を有していない。パス4Aは大きい上向きのカール3
1が付いているシート材Sが通ると、上向きのカールを
矯正する能力を有している。このパス4Aの途中には、
上向きのカールを矯正するカール矯正手段6Aが設置さ
れている。
いているシート材Sを通すのみで、カールを矯正する能
力を有していない。パス4Aは大きい上向きのカール3
1が付いているシート材Sが通ると、上向きのカールを
矯正する能力を有している。このパス4Aの途中には、
上向きのカールを矯正するカール矯正手段6Aが設置さ
れている。
【0035】カール矯正手段6Aは、ゴム等の弾性材料
からなる大径の駆動ローラ7と、ステンレス等の金属材
料からなる複数の小径の従動ローラ8,9とで構成され
ている。各従動ローラ8,9は所定の間隔を置いて駆動
ローラ7上に配置されている。
からなる大径の駆動ローラ7と、ステンレス等の金属材
料からなる複数の小径の従動ローラ8,9とで構成され
ている。各従動ローラ8,9は所定の間隔を置いて駆動
ローラ7上に配置されている。
【0036】このように構成されているカール矯正手段
6Aの駆動ローラ7と従動ローラ8,9の各ニップを大
きい上向きのカール31が付いているシート材Sが通過
すると、駆動ローラ7における各従動ローラ8,9間の
円弧の向きと大きさ、及び各従動ローラ8,9の加圧力
等によって、シート材Sに付いている上向きのカール3
1が矯正される。シート材上面側に転写されたトナー像
が定着器129において定着処理された場合、定着器1
29を通過したシート材Sには上向きのカールの成長が
始まる。
6Aの駆動ローラ7と従動ローラ8,9の各ニップを大
きい上向きのカール31が付いているシート材Sが通過
すると、駆動ローラ7における各従動ローラ8,9間の
円弧の向きと大きさ、及び各従動ローラ8,9の加圧力
等によって、シート材Sに付いている上向きのカール3
1が矯正される。シート材上面側に転写されたトナー像
が定着器129において定着処理された場合、定着器1
29を通過したシート材Sには上向きのカールの成長が
始まる。
【0037】定着器129を通過したシート材Sの先端
はカール矯正装置本体2Aのシート材導入部10Aに入
るが、その後、分岐ポイント5Aの直上流に到達したシ
ート材先端11が分岐ポイント5Aよりも低い位置にあ
る小さい上向きのカール30が付いているシート材S
は、図1(a) に示すように、パス3Aを通ってカール3
0が矯正されずに排紙ローラ対130に到達する。一
方、分岐ポイント5Aの直上流に到達したシート材先端
11が分岐ポイント5Aよりも高い位置にある大きい上
向きのカール31が付いているシート材Sは、図1(b)
に示すように、パス4Aを通って上向きのカール31が
矯正されて排紙ローラ対130に到達する。
はカール矯正装置本体2Aのシート材導入部10Aに入
るが、その後、分岐ポイント5Aの直上流に到達したシ
ート材先端11が分岐ポイント5Aよりも低い位置にあ
る小さい上向きのカール30が付いているシート材S
は、図1(a) に示すように、パス3Aを通ってカール3
0が矯正されずに排紙ローラ対130に到達する。一
方、分岐ポイント5Aの直上流に到達したシート材先端
11が分岐ポイント5Aよりも高い位置にある大きい上
向きのカール31が付いているシート材Sは、図1(b)
に示すように、パス4Aを通って上向きのカール31が
矯正されて排紙ローラ対130に到達する。
【0038】なお、本カール矯正装置1Aのカール矯正
装置本体2Aは、パス3Aを形成している上下のガイド
板12A,13A及びパス4Aを形成している上下のガ
イド板14A,15Aにより形成されている。 〈実施例2〉図2は本発明の実施例2に係るカール矯正
装置の全体構成を示す。
装置本体2Aは、パス3Aを形成している上下のガイド
板12A,13A及びパス4Aを形成している上下のガ
イド板14A,15Aにより形成されている。 〈実施例2〉図2は本発明の実施例2に係るカール矯正
装置の全体構成を示す。
【0039】本カール矯正装置1Bは、シート材Sの両
面にトナー像を転写することが可能な両面画像形成装置
に対応する構成になっている。
面にトナー像を転写することが可能な両面画像形成装置
に対応する構成になっている。
【0040】本カール矯正装置1Bのカール矯正装置本
体2Bは、下向きのカール33が付いているシート材S
が通る傾斜状のパス(第1のシート材搬送経路)3B
と、上向きのカール34が付いているシート材Sが通る
傾斜状のパス(第2のシート材搬送経路)4Bを具備し
ている。
体2Bは、下向きのカール33が付いているシート材S
が通る傾斜状のパス(第1のシート材搬送経路)3B
と、上向きのカール34が付いているシート材Sが通る
傾斜状のパス(第2のシート材搬送経路)4Bを具備し
ている。
【0041】パス4Bはパス3Bの上方に分岐して配置
されている。パス3Bは分岐ポイント5Bより下流に向
かって低くなるように傾斜し、途中で下流に向かって高
くなるように傾斜している。パス4Bは分岐ポイント5
Bより下流に向かって低くなるように傾斜し、途中で下
流に向かって低くなるように傾斜してパス3Bと合流し
ている。
されている。パス3Bは分岐ポイント5Bより下流に向
かって低くなるように傾斜し、途中で下流に向かって高
くなるように傾斜している。パス4Bは分岐ポイント5
Bより下流に向かって低くなるように傾斜し、途中で下
流に向かって低くなるように傾斜してパス3Bと合流し
ている。
【0042】パス3Bは下向きのカール33が付いてい
るシート材Sが通ると、下向きのカールを矯正する能力
を有している。このパス3Bの途中には、下向きのカー
ルを矯正するカール矯正手段6Bが設置されている。
るシート材Sが通ると、下向きのカールを矯正する能力
を有している。このパス3Bの途中には、下向きのカー
ルを矯正するカール矯正手段6Bが設置されている。
【0043】パス4Bは上向きのカール34が付いてい
るシート材Sが通ると、上向きのカールを矯正する能力
を有している。このパス4Bの途中には、上向きのカー
ルを矯正するカール矯正手段6Cが設置されている。
るシート材Sが通ると、上向きのカールを矯正する能力
を有している。このパス4Bの途中には、上向きのカー
ルを矯正するカール矯正手段6Cが設置されている。
【0044】なお、カール矯正手段6B,6Cは上記実
施例1のカール矯正手段6Aと同様、大径の駆動ローラ
7と複数の小径の従動ローラ8,9とで構成されてい
る。
施例1のカール矯正手段6Aと同様、大径の駆動ローラ
7と複数の小径の従動ローラ8,9とで構成されてい
る。
【0045】両面へのトナー像の転写が行われるシート
材Sは、1面(上面)へのトナー像の転写が行われると
定着器129で1面のトナー像の定着処理が行われ、2
面(下面)へのトナー像の転写が行われると定着器12
9で2面のトナー像の定着処理が行われる。
材Sは、1面(上面)へのトナー像の転写が行われると
定着器129で1面のトナー像の定着処理が行われ、2
面(下面)へのトナー像の転写が行われると定着器12
9で2面のトナー像の定着処理が行われる。
【0046】この場合、1面のトナー像の定着処理が行
われたシート材Sには、図2(a) に示すように、上向き
のカール34が成長する。また、2面のトナー像の定着
処理が行われたシート材Sには、1面のトナー量よりも
2面のトナー量の方が多いと、図2(a) に示すように、
上向きのカール34が成長するが、2面のトナー量より
も1面のトナー量の方が多いと、図2(b) に示すよう
に、下向きのカール33が成長する。
われたシート材Sには、図2(a) に示すように、上向き
のカール34が成長する。また、2面のトナー像の定着
処理が行われたシート材Sには、1面のトナー量よりも
2面のトナー量の方が多いと、図2(a) に示すように、
上向きのカール34が成長するが、2面のトナー量より
も1面のトナー量の方が多いと、図2(b) に示すよう
に、下向きのカール33が成長する。
【0047】定着器129を通過して1面のトナー像の
定着処理を終えたシート材Sの先端は図2(a) に示すよ
うに、カール矯正装置本体2Bのシート材導入部10B
に入るが、その後、分岐ポイント5Bの直上流に到達し
たシート材先端11が上向きのカール34の成長で分岐
ポイント5Bよりも高い位置にあるので、シート材Sは
パス4Bを通り、上向きのカール34が矯正されて排紙
ローラ対130に到達する。
定着処理を終えたシート材Sの先端は図2(a) に示すよ
うに、カール矯正装置本体2Bのシート材導入部10B
に入るが、その後、分岐ポイント5Bの直上流に到達し
たシート材先端11が上向きのカール34の成長で分岐
ポイント5Bよりも高い位置にあるので、シート材Sは
パス4Bを通り、上向きのカール34が矯正されて排紙
ローラ対130に到達する。
【0048】定着器129を通過して2面のトナー像の
定着処理を終えたシート材Sの先端は図2(b) に示すよ
うにカール矯正装置本体2Bのシート材導入部10Bに
入るが、その後、分岐ポイント5Bの直上流に到達した
シート材先端11が下向きのカール33の成長で分岐ポ
イント5Bよりも低い位置にある場合、シート材Sはパ
ス3Bを通り、下向きのカール33が矯正されて排紙ロ
ーラ対130に到達する。
定着処理を終えたシート材Sの先端は図2(b) に示すよ
うにカール矯正装置本体2Bのシート材導入部10Bに
入るが、その後、分岐ポイント5Bの直上流に到達した
シート材先端11が下向きのカール33の成長で分岐ポ
イント5Bよりも低い位置にある場合、シート材Sはパ
ス3Bを通り、下向きのカール33が矯正されて排紙ロ
ーラ対130に到達する。
【0049】なお、本カール矯正装置1Bのカール矯正
装置本体2Bは、パス3Bを形成している上下のガイド
板12B,13B及びパス4Bを形成している上下のガ
イド板14B,15Bにより形成されている。 〈実施例3〉図3に、上記実施例2のカール矯正装置1
Bの別の構成例を示す。
装置本体2Bは、パス3Bを形成している上下のガイド
板12B,13B及びパス4Bを形成している上下のガ
イド板14B,15Bにより形成されている。 〈実施例3〉図3に、上記実施例2のカール矯正装置1
Bの別の構成例を示す。
【0050】本実施例においては、シート材先端11が
分岐ポイント5Bに到達する前の段階で、上向きのカー
ル34又は下向きのカール33が所定の大きさに成長す
るように、カール矯正装置本体2Bのシート材導入部1
0B外部に、同シート材導入部10B内を通るシート材
Sの両面に多数のスリット16又は17を介して冷却風
を吹き付ける送風装置(冷却手段)16,17を設置し
ている。
分岐ポイント5Bに到達する前の段階で、上向きのカー
ル34又は下向きのカール33が所定の大きさに成長す
るように、カール矯正装置本体2Bのシート材導入部1
0B外部に、同シート材導入部10B内を通るシート材
Sの両面に多数のスリット16又は17を介して冷却風
を吹き付ける送風装置(冷却手段)16,17を設置し
ている。
【0051】シート材導入部10B内を通るシート材S
の両面に冷却風が吹き付けられると、定着されたトナー
が急速に固化してシート材Sが収縮するので、シート材
Sの先端の上向きのカール34又は下向きのカール33
が短時間のうちに大きく成長する。
の両面に冷却風が吹き付けられると、定着されたトナー
が急速に固化してシート材Sが収縮するので、シート材
Sの先端の上向きのカール34又は下向きのカール33
が短時間のうちに大きく成長する。
【0052】従って、上向きのカール34が付いている
シート材Sは上向きカールを矯正する能力のあるパス4
Bを確実に通るようになり、下向きのカール33が付い
ているシート材Sは下向きのカールを矯正する能力のあ
るパス3Bを確実に通るようになる。 〈実施例4〉図4に、上記実施例2のカール矯正装置1
Bの別の構成例を示す。
シート材Sは上向きカールを矯正する能力のあるパス4
Bを確実に通るようになり、下向きのカール33が付い
ているシート材Sは下向きのカールを矯正する能力のあ
るパス3Bを確実に通るようになる。 〈実施例4〉図4に、上記実施例2のカール矯正装置1
Bの別の構成例を示す。
【0053】本実施例においては、上向きのカール34
が付いたシート材Sをパス4Bに確実に導く三角形のガ
イド爪(ガイド手段)20を分岐ポイント5Bに設置し
ている。
が付いたシート材Sをパス4Bに確実に導く三角形のガ
イド爪(ガイド手段)20を分岐ポイント5Bに設置し
ている。
【0054】ガイド爪20は支軸21を中心として所定
の角度回転可能である。このガイド爪20は、通常、点
線図示の位置(分岐ポイント5Bの位置)にセットされ
ており、片面画像形成時には実線図示の位置にセットさ
れる。
の角度回転可能である。このガイド爪20は、通常、点
線図示の位置(分岐ポイント5Bの位置)にセットされ
ており、片面画像形成時には実線図示の位置にセットさ
れる。
【0055】片面画像形成時、定着器129を通過した
シート材Sには上向きのカール34が成長を始めるが、
シート材Sに転写されたトナー量が少ない場合などには
上向きのカール34はあまり大きく成長しない。このよ
うな場合、上向きのカール34が付いたシート材Sは下
向きのカールを矯正する能力のあるパス3Bを通る可能
性があるが、本実施例のように、ガイド爪20を実線図
示の位置にセットしておくことにより、小さい上向きの
カール34が付いたシート材Sでもガイド爪20に導か
れて確実に上向きのカールを矯正する能力のあるパス4
Bを通るようになる。
シート材Sには上向きのカール34が成長を始めるが、
シート材Sに転写されたトナー量が少ない場合などには
上向きのカール34はあまり大きく成長しない。このよ
うな場合、上向きのカール34が付いたシート材Sは下
向きのカールを矯正する能力のあるパス3Bを通る可能
性があるが、本実施例のように、ガイド爪20を実線図
示の位置にセットしておくことにより、小さい上向きの
カール34が付いたシート材Sでもガイド爪20に導か
れて確実に上向きのカールを矯正する能力のあるパス4
Bを通るようになる。
【0056】なお、上記実施例2〜4のカール矯正装置
1Bのように、各パス3B,4Bにローラ方式のカール
矯正手段6B,6Cを有するものにおいては、同カール
矯正手段6B,6Cによりシート材Sを機外へ排紙する
ことも可能である。
1Bのように、各パス3B,4Bにローラ方式のカール
矯正手段6B,6Cを有するものにおいては、同カール
矯正手段6B,6Cによりシート材Sを機外へ排紙する
ことも可能である。
【0057】また、上記実施例1のカール矯正装置1A
のパス4A及び上記実施例2〜4のカール矯正装置1B
のパス3B,4Bには、大径の駆動ローラ7と複数の小
径の従動ローラ8,9からなるカール矯正手段6A,6
B,6C以外の構成のカール矯正手段を設置することも
ある。
のパス4A及び上記実施例2〜4のカール矯正装置1B
のパス3B,4Bには、大径の駆動ローラ7と複数の小
径の従動ローラ8,9からなるカール矯正手段6A,6
B,6C以外の構成のカール矯正手段を設置することも
ある。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカール矯
正装置においては、カール矯正能力(矯正可能なカール
の向き、矯正可能なカール量)が異なる複数のシート材
搬送経路の中からシート材のカール状態(カールの向
き、カール量)に適合するシート材搬送経路を選択でき
るようにしたので、シート材に付いているカールをカー
ル状態に関係なく適正に矯正することができる。
正装置においては、カール矯正能力(矯正可能なカール
の向き、矯正可能なカール量)が異なる複数のシート材
搬送経路の中からシート材のカール状態(カールの向
き、カール量)に適合するシート材搬送経路を選択でき
るようにしたので、シート材に付いているカールをカー
ル状態に関係なく適正に矯正することができる。
【0059】このため、シート材の搬送性と排紙積載性
が向上する。
が向上する。
【図1】本発明の実施例1に係るカール矯正装置の全体
構成を示す縦断側面図。
構成を示す縦断側面図。
【図2】本発明の実施例2に係るカール矯正装置の全体
構成を示す縦断側面図。
構成を示す縦断側面図。
【図3】本発明の実施例3に係るカール矯正装置の全体
構成を示す縦断側面図。
構成を示す縦断側面図。
【図4】本発明の実施例4に係るカール矯正装置の全体
構成を示す縦断側面図。
構成を示す縦断側面図。
【図5】従来例の画像形成装置(カラー電子写真複写
機)の全体構成を示す縦断側面図。
機)の全体構成を示す縦断側面図。
【図6】同画像形成装置に備えられているカール矯正装
置の構成を示す縦断側面図。
置の構成を示す縦断側面図。
【図7】同画像形成装置に備えられている別のカール矯
正装置の構成を示す縦断側面図。
正装置の構成を示す縦断側面図。
1A,1B カール矯正装置 2A,2B, カール矯正装置本体 3A 小さい上向きのカールが付いているシート材が
通るパス(第1のシート材搬送経路) 3B 下向きのカールが付いているシート材が通るパ
ス(第1のシート材搬送経路) 4A 大きい上向きのカールが付いているシート材が
通るパス(第2のシート材搬送経路) 4B 上向きのカールが付いているシート材が通るパ
ス(第2のシート材搬送経路) 6A,6C 上向きのカールを矯正するカール矯正手
段 6B 下向きのカールを矯正するカール矯正手段 18,19 送風装置(冷却手段) 20 ガイド爪(ガイド手段) 30 小さい上向きのカール 31 大きい上向きのカール 33 下向きのカール 34 上向きのカール S シート材
通るパス(第1のシート材搬送経路) 3B 下向きのカールが付いているシート材が通るパ
ス(第1のシート材搬送経路) 4A 大きい上向きのカールが付いているシート材が
通るパス(第2のシート材搬送経路) 4B 上向きのカールが付いているシート材が通るパ
ス(第2のシート材搬送経路) 6A,6C 上向きのカールを矯正するカール矯正手
段 6B 下向きのカールを矯正するカール矯正手段 18,19 送風装置(冷却手段) 20 ガイド爪(ガイド手段) 30 小さい上向きのカール 31 大きい上向きのカール 33 下向きのカール 34 上向きのカール S シート材
Claims (13)
- 【請求項1】 画像形成装置内の所定位置で、搬送中の
シート材に付いたカールを矯正するカール矯正装置にお
いて、 カール矯正能力が異なる複数のシート材搬送経路を具備
しているカール矯正装置本体を有し、 前記カール矯正装置本体の1つのシート材搬送経路を、
搬送中のシート材がカール状態に応じて選択して通るこ
とを特徴とするカール矯正装置。 - 【請求項2】 前記カール矯正装置本体には、小さい上
向きのカールが付いているシート材が通る略水平状の第
1のシート材搬送経路と、大きい上向きのカールが付い
ているシート材が通る傾斜状の第2のシート材搬送経路
と、が設けられていることを特徴とする請求項1記載の
カール矯正装置。 - 【請求項3】 前記第2のシート材搬送経路は前記第1
のシート材搬送経路の上方に分岐して配置されており、
かつ、前記第2のシート材搬送経路は分岐ポイントより
下流に向かって高くなるように傾斜していることを特徴
とする請求項2記載のカール矯正装置。 - 【請求項4】 前記第1のシート材搬送経路はカール矯
正能力を有さず、前記第2のシート材搬送経路は上向き
のカールを矯正する能力を有していることを特徴とする
請求項2記載のカール矯正装置。 - 【請求項5】 前記第2のシート材搬送経路には、上向
きのカールを矯正するカール矯正手段が設置されている
ことを特徴とする請求項4記載のカール矯正装置。 - 【請求項6】 前記カール矯正装置本体には、下向きの
カールが付いているシート材が通る傾斜状の第1のシー
ト材搬送経路と、上向きのカールが付いているシート材
が通る傾斜状の第2のシート材搬送経路と、が設けられ
ていることを特徴とする請求項1記載のカール矯正装
置。 - 【請求項7】 前記第2のシート材搬送経路は前記第1
のシート材搬送経路の上方に分岐して配置されており、
かつ、前記第1のシート材搬送経路は分岐ポイントより
下流に向かって低くなるように傾斜し、前記第2のシー
ト材搬送経路は分岐ポイントより下流に向かって高くな
るように傾斜していることを特徴とする請求項6記載の
カール矯正装置。 - 【請求項8】 前記第1のシート材搬送経路は下向きの
カールを矯正する能力を有しており、前記第2のシート
材搬送経路は上向きのカールを矯正する能力を有してい
ることを特徴とする請求項6記載のカール矯正装置。 - 【請求項9】 前記第1のシート材搬送経路には、下向
きのカールを矯正するカール矯正手段が設置されてお
り、前記第2のシート材搬送経路には、上向きのカール
を矯正するカール矯正手段が設置されていることを特徴
とする請求項8記載のカール矯正装置。 - 【請求項10】 上向きのカールが付いているシート材
を前記第2のシート材搬送経路へ導くガイド手段を分岐
ポイントに設けたことを特徴とする請求項6記載のカー
ル矯正装置。 - 【請求項11】 前記カール矯正装置本体には、カール
矯正能力が異なる複数のシート材搬送経路の分岐点より
上流の搬送経路内にシート材を冷却するための冷却手段
が設けられていることを特徴とする請求項1記載のカー
ル矯正装置。 - 【請求項12】 カール矯正能力が異なる複数のシート
材搬送経路を具備しているカール矯正装置本体を有する
カール矯正装置を、定着手段の直下流部に設置したこと
を特徴とする画像形成装置。 - 【請求項13】 画像形成装置内の所定位置で、搬送中
のシート材に付いたカールを矯正するカール矯正装置に
おいて、 カール矯正能力が異なる複数のカール矯正手段を有し、 前記カール矯正手段の1つに、搬送中のシート材をカー
ル状態に応じて選択して導くことを特徴とするカール矯
正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6082249A JPH07267464A (ja) | 1994-03-28 | 1994-03-28 | カール矯正装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6082249A JPH07267464A (ja) | 1994-03-28 | 1994-03-28 | カール矯正装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07267464A true JPH07267464A (ja) | 1995-10-17 |
Family
ID=13769169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6082249A Pending JPH07267464A (ja) | 1994-03-28 | 1994-03-28 | カール矯正装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07267464A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6246860B1 (en) * | 1999-02-26 | 2001-06-12 | Minolta Co., Ltd. | Sheet decurling apparatus |
JP2016110138A (ja) * | 2014-12-03 | 2016-06-20 | 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. | 定着装置及び画像形成装置 |
-
1994
- 1994-03-28 JP JP6082249A patent/JPH07267464A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6246860B1 (en) * | 1999-02-26 | 2001-06-12 | Minolta Co., Ltd. | Sheet decurling apparatus |
JP2016110138A (ja) * | 2014-12-03 | 2016-06-20 | 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. | 定着装置及び画像形成装置 |
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